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「新型 ICBM も実験、ロシア・・・」
2025.06.24
01:01Reuters 通信
ロ、中距離極超音速ミサイルの生産増強
プーチン氏「優れた性能」<2507-062402>
ロシアのプーチン大統領は23日、ロシアが中距離極超音速MRBM Oreshnik「オレシュニク」の生産を強化していることを明らかにした。プーチン氏はテレビ放映された軍幹部候補生の卒業式で、新型のオレシュニクについて「実戦で非常に優れた性能を発揮した」と言及した。
中距離ミサイルは最大射程5500Km(3415マイル)で、ロシアから欧州や米西部への攻撃が可能だ。プーチン氏は、オレシュニクが迎撃不可能で核兵器に匹敵する破壊力があると主張するものの、西側の軍事専門家にはそれを疑問視する声もある。
ロシアは2024年11月、ウクライナの都市ドニプロの防衛企業を標的としたミサイル攻撃で初めて「オレシュニク」を使用した。プーチン氏は、ウクライナが米国製弾道ミサイルと英国製巡航ミサイルでロシアを攻撃したことを受け、使用を承認したと述べていた。
プーチン氏はその後、ウクライナが西側から提供された長距離兵器によるロシアへの攻撃を続ければ、ウクライナの「意思決定の中枢」を攻撃対象とする可能性があるとも警告した。ただ、米当局者は24年12月、オレシュニクは実験的な兵器でロシアは少数しか保有しておらず、戦況を劇的に変えるものではないとの見解を示している。
プーチン氏は24年末、ロシアは25年後半に同盟関係にあるベラルーシにオレシュニクを配備する可能性があると明らかにした。ベラルーシは北大西洋条約機構(NATO)加盟国のポーランドやラトビア、リトアニアと国境を接している。
2024.11.29
14:30RBC Ukraine
UK Intelligence analyzes Putin's Oreshnik missile
<2412-112915>
英国国防省が、ロシアがドニプロを攻撃するために使用したミサイルは、RS-26 IRBMの派生型で、プーチン大統領はこれらのミサイルをさらに数発保有していると発表した。
報道によると、11月21日、ロシアはドニプロのウクライナ軍需工場を攻撃し、Oreshnikと呼ばれるIRBMを初めて使用した。 IRBMは、最大航続距離が3,000~5,500kmに分類されており、今回のミサイルは目標まで800km強飛翔した。
ロシアは2019年2月にINF全廃条約から離脱したが、この条約はそれまでINFの開発と生産を禁止していた。 しかし今回のミサイルは、ロシアが2011年に初めて試験したRS-26 Rubezh BMの派生型である可能性が高く、Oreshnikへの改良は、INF全廃条約からの撤退以前にさかのぼる可能性が高い。
英国諜報機関が指摘したように、ミサイルの弾頭は6個の弾頭からなる6個のグループ、合計36個の子弾として記録された。
これらの子弾は、着弾前にMach 5以上で飛翔し、これはこのクラスのミサイルでは典型的なことで、IRBMやICBMのすべての弾頭は、大気圏に再突入すると極超音速で飛翔する。
「ウクライナに対するこの試験システムの使用は、ウクライナが西側のミサイルをロシアに使用したことを受けて、戦略的なメッセージとして意図されていたことはほぼ間違いなく、ロシアは、まだ量産に入っていないOreshnikをほんの一握りしか保有していない可能性が高い。 このミサイルは、ロシアが現在ウクライナに対して使用している他のミサイルよりもはるかに高価である可能性が高い」と英国国防省は説明した。
2024.11.22
03:53Reuters 通信
ウクライナ戦争「世界的な紛争」に、ロシア反撃の用意=プーチン氏
<2412-112201>
米英がウクライナに供与した長射程ミサイルでロシア攻撃を容認したことを受けたプーチン大統領が21日に国営TVで放送された国民向けの演説で、ロシア・ウクライナ戦争は世界規模の紛争にエスカレートしつつあると述べ、ロシアは反撃する可能性があると警告した。
プーチン大統領は、ウクライナが西側諸国から供与された長射程兵器を使用してロシアを攻撃したことへの報復として、ウクライナの軍事施設を新型の極超音速IRBMで攻撃したと表明した。 こうした新型ミサイルを使用した一段の攻撃に備えるよう民間人に警告するとともに、ロシアに対する攻撃に使用された兵器の供与国の軍事施設を攻撃する可能性があると表明した。
プーチン大統領は、ウクライナが19日に米国製ATACMS 6発でロシアを攻撃し、21日に英国製のStorm Shadowと米国製のHIMARSを使用した攻撃を行ったと指摘し、「これまで繰り返し強調してきた通り、こうした攻撃があった時点で、西側諸国によって引き起こされたウクライナの地域的な紛争は世界的な性質を帯びるようになった」と述べた。
その上で、米国が世界的な紛争に向かわせているとし、「攻撃的な行動がエスカレートすれば、ロシアは同様の方法で断固として対応する」と述べた。
2024.11.21
21:49讀賣新聞
ウクライナの長射程ミサイルにロシアの弾道ミサイル…「レッドライン」越え攻撃の応酬が激化
<2412-112117>
ロシアが21日に、ウクライナ東部にBMやCMで大規模な攻撃を加えたのは、ウクライナへの軍事支援を強化する米欧に強く警告するためとみられ、ICBMを撃ち込んだ可能性もあり、ロシアの侵略開始から1,000日が経過し、攻撃の応酬はエスカレートしている。
ウクライナ側が露軍がICBMを発射したと発表したことについて、ペスコフ大統領報道官は21日の記者会見で「我々の軍にするべき質問だ」と述べ、肯定も否定もしなかった。
Ukrainska Pravdaは関係者の話として、露軍が発射したICBMについて、移動式固体燃料のRS-26 Rubezhだと伝えた。 射程は5,800kmとされ、核弾頭の搭載が可能で、射程3,000~5.500km程度のIRBMに限りなく近いICBMとも称される。
プーチン大統領は9月に、米欧供与の長射程兵器による露領内攻撃があればNATOとロシアが戦うことを意味し、小沢菜穂紛争の本質が変わると強調した。 露領への攻撃に使用することの容認はレッドラインとも警告していた。
2024.11.21
21:31毎日新聞
ロシアのミサイル 西側当局者「弾道ミサイルだがICBMではない」
<2412-112116>
Reuters通信が、ウクライナ空軍が21日にロシアがウクライナへICBM 1発を露南部アストラハン州から発射したと発表したと報じた。 ウクライナ中部ドニプロに落下し、地元知事によると2人が負傷、建物の損壊も発生したという。 ゼレンスキー大統領は「ロシアが新たなミサイルで攻撃した。 速度と高度からするとICBMだ」と述べた。専門家が分析を進めているという。
TASS通信によると、ペスコフ露大統領報道官は21日、ウクライナ側の発表について「何も話すことはない」と言及を避けた。 米CNNは21日、西側の当局者がBMだがICBMではない」と話したと報じた。
ICBMは核弾頭の搭載が可能な、遠方の敵を攻撃するための戦略兵器で、今回どのような弾頭が使用されたかは不明だが、ICBM発射が事実と確認されれば実戦使用は極めて異例で、ウクライナとの戦争では初とみられる。
2024.11.21
20:00Kyiv Indeependent
Russia used new 'Oreshnik' intermediate-range ballistic missile against Ukraine, Putin says
<2412-112115>
プーチン露大統領が、11月21日のドニプロ攻撃でロシアは新型のIRBM Oreshnikの試験を行ったと述べた。
ロシア軍は、その日の早く同市にミサイル攻撃を開始し、新型のBMを使用したと報じられている。 ウクライナ当局は、攻撃で使用されたミサイルの種類を確認していない。
プーチン大統領は、ウクライナが11月19日と20日に長距離型ATACMSとStorm Shadowでロシアのクルスク州とブリャンスク州の施設を攻撃したと主張した。 ロシア大統領によると、これに対してロシア軍はドニプロの防衛産業施設に対して共同攻撃を開始した。
Oreshnikは、核弾頭を搭載するように設計されているが、プーチン大統領は今回、核弾頭で武装していなかったと述べた。
2024.11.21
16:21RBC Ukraine
First intercontinental ballistic missile strike targets Ukraine: How it works
<2412-112113>
ロシアは11月21日に、ウクライナに対して初めてICBMを発射した。 ウクライナの専門リソースであるDefense Expressは、このミサイルは三段推進だと報告している。
今日、ロシアがウクライナに向けてどのミサイルを発射したのかは不明だが、専門家は、RS-26 RubezhかYarsのいずれかだった可能性を示唆している。
RS-26 Rubezhは、数千㌔を飛翔するIRBMに分類されるが、21日のミサイルは05:00頃に、おそらくアストラハン地域のカプースチンヤール試験場から発射され、実際の飛翔距離は800kmだった。
2024.11.21
15:51Wall Street Journal
Putin says Russia fired a new missile at Ukraine
<2412-112112>
プーチン大統領がロシアはウクライナに新たなミサイルを発射したと発言した。 ロシアは今週、ウクライナが西側諸国の武器を使用したことに対して報復すると脅した後、IRBMを発射した。
プーチン露大統領は、ロシアが初めてウクライナに核弾頭を搭載できるIRBMを発射した後、西側諸国にさらなるエスカレーションを警告した。
プーチン大統領は21日、ロシアがOreshnikと呼ばれる新型ミサイルを使用して、ウクライナの主要な防衛工場を攻撃したと述べた。 非核弾頭を搭載したこのミサイルは、ロシアが戦争で使用した以前の兵器よりも射程が長くと速度が早かったように見えたと、兵器専門家は述べた。
プーチン大統領はロシアのTVで、ロシアには、自国の兵器がロシアに対して使用されることを許している他国に対して、自国の兵器を使用する権利があると述べた。 ロシアは今週、米国製のATACMSや英国製のStorm Shadowなど、西側の長距離兵器を使用したウクライナの領土攻撃への対応を警告していた。
2020.06.10
Jane's Defence Weekly
Russia confirms it exported artillery to Saudi Arabia
<2008-061013>
国連通常兵器登録制度 (UNROCA) が最近の報告書で、2019年にロシアがサウジアラビアに野砲を10個システム輸出したと指摘した。
報告書はシステムの種類を明らかにしていないが、2019年4月にInterfax通信が、サウジへのTOS-1A MRLの引き渡しを完了したと報じていた。
TOS-1AはT-72 MBTの車体に24連装発射機を搭載したもので、発射する220mmロケット弾はサーモバリック弾頭を搭載し射程は6kmという。
2018.03.21
Jane's Defence Weekly
Russia shows Kinzhal hypersonic missile
<1805-032104>
ロシア国防省が3月10日、MiG-31BMに搭載したKh-47M2 Kinzhal超高速精密誘導ミサイルの発射訓練映像を公表した。
このミサイルは3月1日にプーチン大統領が集会での演説で公表した速度Mach 10、射程2,000kmのミサイルで、発射試験
は2017年12月1日に行われている。
このミサイルは外観と寸法から9K720 Iskanderが使用する9K723弾とよく似ていて、ノーズや制御部分に違いはあっても
ロケットモータは同じもののようである。
2017.01
International Defence Review
Russia develops improved-range 220mm rocket for TOS-1A system
<1702-010003>
ロシアのSplav社が、ロシア軍が装備しているTOS-1A 220mm 24連装MRLで射撃する
新型無誘導220mmロケット弾の存在を認めた。 新型弾は従来のMO-1.01.04M弾より効果の大きなサーモバリック弾頭
を搭載し、射程も6,000mから10,000mに伸びている。
新型サーモバリック弾頭はBM 9A52 300mm 12連装MRLから発射する射程70kmの9M55S弾や
90kmの9M530弾用にも開発されているという。
2015.01
International Defence Review
Russian 220mm MRL completes state trials
<1502-010011>
ロシアが、122mmと300mmロケット弾を発射する Tornado-U/Smerch-U から発射する220mm誘導ロケット
弾を開発している。
220mmの試験は2014年に行われている。
2013.11
Jane's Missiles & Rockets
Luna Long Spear uses guided 400 mm rocket
<1312-110008>
Yugoimport社が、9K52 Luna-M (FROG-7) の発射車両から射程65kmの540mm非誘導ロケット弾をはずし、代わって搭載する400mm
非誘導/GPS 誘導ロケット弾を R400 を公表した。
非誘導の R400 は発射重量が1,220kg、弾頭重量が350~400kmで143kmの射程を有するが CEP は300m
以上になる。
誘導型は弾頭とロケットモータの間に INS/GPS 誘導装置を挿入したもので、発射重量は1,750kmに増えるが、最大射程は
200km、CEP は100mと性能が向上する。 弾頭重量は350kgである。
2013.03
Jane's Missiles & Rockts
Russia markets 120km-range smart rocket
<1304-030008>
ロシア Splav社が、9K58 Smerch MRL から発射する射程120kmの300mm経路修正弾
9M542 を、輸出用として開発した。 9M542 は、全長7.6m、発射重量820kg、弾頭重量150kgの 9M55K 経路修正ロケット弾の改良型である。
2012.10
Jane's Missiles & Rockets
India to manufacture Smerch rockets
<1211-100007>
インドが8月27日、ロシア Splav社及び ROE社と、Smerch 300mm MLR
5弾種の生産契約を行った。 Smerch は射程が70~80kmで、インドは2008年末までに46個システム
を入手している。
2012.09.03
Aviation Week & ST
Smrch rockets
<1210-090303>
インドとロシアが8月27日、射程80kmの Smerch MRL の生産契約を締結し
た。 2005年にも Smerch 28基を$500Mで購入する契約を行っているが、その際には Grad の改良契約も行われている。
2012.09
Jane's Missiles & Rockets
Russia offers composite fins for Smerch
<1209-090007>
ロシアの Khimkompozit社が、9M55 Smerch MRL 弾の複合材料製翼を生産している。 金属製の従来品より50%軽量であ
るという。
2012.07
Jane's Missiles & Rockets
Tornado-G MRL is now set to complete its state trials
<1208-070011>
Izvestiya紙が5月5日、Tornado-G MRL の国による試験が終了すると報じた。 Tornado MRL は2020年までに、現在
露陸軍が600門装備している Grad (122mm)、Uragan (220mm)、Smerch
(300mm) と換装される。 在来のロケット弾は Tornado MRL からも発射できることから引き続き装備される。
Tornado は2個の発射モジュールを搭載し、それぞれのモジュールは、Tornado-G (122mm) なら15発、Tornado-U (220mm)
、Tornado-S (300mm) なら6発(右図)搭載できる。 今回試験が行われているのは Tornado-G だけで、それ以外は目下開発中である。
2012.05.16
Jane's Defence Weekly
New Russian MRL to enter service soon
<1207-051605>
ロシアが、各種胴径のロケット弾を発射できる新型 MRL Tornado-G の開発を5月末までに完了
した。 新型 MRL は
122mm Tornado-G (Grad)
220mm Tornado-U (Uragan)
300mm Tornado-S (Smerch)
のいずれも発射できる。
ロシア地上軍は2012年に引き渡される36両を既に発注しており、現有の MRL 600両を2020年までに全て新
型に切り替える計画である。
2012.04
Jane' Missiles & Rockets
Russia suspends purchase of 122-mm Tornado-G MRL vehicles
<1207-040007>
ロシアの Tornado-G 122mm MRL は、2011年度に36両発注されたが、露国防相が2月にこの
計画を留保すると発表した。
これは国による試験の結果が思わしくないことによるもので、2012年中頃まで行われる試験結果次第では、生産が再開される。
2012.02
Jane's Missiles & Rockets
Russia receives Tornado-G
<1203-020019>
300mm誘導ロケット弾である Tornado-G がロシア地上軍へ納入された。 Tornado-G は BM-30 Smerch
MRL から発射される。
ロシアの GNPP Solav 設計局が2009年に、従来の Uragan 及び Smerch MRL に代わる 9A53 Tornado MRL を公表した。
9A53 Tornado には二機種あり、Tornado-U 230mmロケット弾は Uragan、Tonado-S 300mm弾は Smerch から発射された。
2011.12
Jane's Missiles & Rockets
Russia tests artillery rockets during major exercise
<1201-120006>
ロシアが9月から10月にかけて行った 'Tsentr-2011' 演習で Iskander (SS-26) 2発と共に、Smerch-S 及び
Smarch-G ロケット弾の実射を行った。
Smaech-S 及び -G は、1980年代に作られた Smarch MRL を改良した発射機を使用する、Smarch-S は300mm、Smarch-G は122mmロケット弾で
、この他に220mmの Smarch-U もある。
2007.06.04
Aviation Week & ST
Russia tested improved strategic ・・・
<0712-060403>
先週ロシアは、米国の GMD 欧州配備計画に対抗して RS-24 ICBM の発射試験を行うと共に、Iskandar
の改良型である Iskandar-M の試験を行った。
タス通信によると、Iskandar-M は射程490kmの短距離 TBM と巡航ミサイルを発射
することができる。 2008年に CM の発射試験を計画しており、2009年に運用を開始する。
2007.05.30
Yahoo
時事通信記事
<0711-053001>
ロシア軍が29日、開発中の RS-24 新型 ICBM の最初の発射実験を行った。 同ミサイルは
多弾頭型で、米ミサイル防衛網を破る能力を持つとされる。
また同日、Iskander (註: =SS-26 ) の発射機から巡
航ミサイルを発射する試験を行い成功したと発表した。
2006.10
Jane's Missiles & Rockets
Splav plans guided rounds for Grad launcher
<0622-100003>
8月にモスクワで開かれた IDELF (International Defenxe Exhibition Land Force) でロシアの Splav社が、Grad
122mm MRL から発射する経路修正弾の模型を公表した。 新弾は新型ロケットモータと弾首部取り付けられたスラスタを持ち、
最大射程は40kmになっている。
誘導装置は重量は6kg以下と見られ、米国の GMLRS と同様に測位衛星に
よるか、あるいはイスラエルの AccLAR 160mm誘導ロケット弾と同様に地上レーダの捕捉した位置情報で飛翔
経路を修正するものと見られる。
Splav社によると、開発はまだ初期の段階にある。
2006.08
Jane's Missiles & Rockets
Russian armaments plan sets missile priorities
<0617-080027>
$184.7Bに及ぶ2007~2015年間のロシアの武器計画が承認された。 その半分が武器購入費に充てられ、現在の計画
より40%増となっているほか、研究開発費も20%増加している。 その主なものは以下の通りである。
・Blava (SS-X-30) 装備原潜×5
・移動型 Topol-M (SS-27) ICBM ×50
・Blava 派生型 ICBM
・Iskander (SS-26) 発射機×60
・S-400 SAM ×18個 FU
・新 BMD システム
KE 及び Laser を利用、宇宙配備も考慮。
2002.08
Jane's Missiles & Rockets
9M79-1 Tochka-U fielded with electro-optical nose
Berezina-2002 演習で JMR のモスクワ特派員が撮影した 9M79-1 Tochka (SS-21) の写真に、ミサ
イル先端に EO 用の窓が写っていた。
Tochka-U のなかには終末誘導を行う種類があると伝えられてはいるが、写真の EO 窓は形状からレーザ近接信管用
と思われる。
Tochka (SS-21) には少なくとも以下の6種類の弾頭があると言われている。
① 単弾頭榴弾
② 50発の対人子弾の散布弾
③ 対地対艦用の対レーダ榴弾
④ 高々度破裂 EMP 弾
⑤ 10kT 核弾
⑥ 100kT 核弾
2001.03.26
Defense News
Arms control in crosshairs in sensor sale
インドとロシアは、TBM 用 EO 誘導弾頭の技術移転に合意した。
これによりインドの TBM の精度が画期的に向上するため、ミサイル技術管理に関する取り決め
(MTCR: Missile Technology Control Regime) に問題を提起している。
この EO 誘導弾頭は既に Scud B (改)に取り付けられているもので、ロシアの新型 TBM Iskander E にも取り付けられている。
この弾頭を使用することにより、Scud B の命中精度は、900~1,000m から 20~40m に向上する。
2000.09
Jane's Missiles & Rockets
Slovakia destroys its Spiders
スロバキアは、9K714 Oka (SS-23 'Spider') 破棄の最終段階に入った。
スロバキアは、かつてチェコスロバキア人民軍がソ連から購入した SS-23 を4発射機、18発保有していたが、ソ連は1987年の INF
条約を受けて、既に全システム破棄している。
SS-23 は射程 50~300kmで 715kgの弾頭を搭載する。 弾頭は目標上空 3,000mで曳火破裂し、
95発の子弾を 80,000~100,000㎡の地域に散布する。
ソ連は、かつて72発をチェコスロバキア、ブルガリア、東ドイツに輸出していた。