年 月 日 出 典 標 題 要 旨 2023.10.06 01:22 共同通信(Yahoo) 原子力ミサイル実験成功 プーチン大統領、米国けん制 <2311-100602> プーチン露大統領は5日にソチで開かれた国際討論フォーラムValdai会議で、Burevestnik原子力推進CMの実験に成功したとし、開発がほぼ完了したと述べた。 更にSarmat ICBMも近く本格生産に入るとしたほか、核実験の再開も示唆し、米国を牽制した。 プーチン大統領は、ロシア国内で核実験の再開を求める声があるとし、ロシアが批准し米国は批准していない包括的核実験禁止条約 (CTBT) の批准撤回は可能だと語った。 核を報復にのみ使用できるとするロシアの軍事ドクトリンは「変更不要」とも述べた。 2023.10.03 14:05 産経新聞(Yahoo) 露、原子力推進ミサイルを実験か 北極圏、米紙報道 <2311-100313> New York Times紙が2日に人工衛星写真などに基づき、ロシアが北極圏ノバヤゼムリャ島で、Burevestnik原子力推進CMの発射試験を行う準備をしていたか、試験を最近実施した可能性があると報じた。 同紙は、露当局が8月31日以降にノバヤゼムリャ島のパンコボ発射場付近を一時危険空域に指定し、航空機に近づかないよう勧告しているとも指摘した。 付近の露軍基地にミサイル発射データ収集用の航空機2機が最近まで駐機していたデータもあるという。 同紙によると、2023年9月20日に北極圏の露軍基地を撮影した衛星写真で、Burevestnikの大きさと一致する運搬車など複数の車両が発射台付近に集まっていることが分かった。 28日の衛星写真でも発射台が稼働していることが示されたとし、ロシアの一連の動きについて、過去のBurevestnik発射試験の際と同じだと指摘している。 プーチン露大統領が2018年3月に開発を発表したBurevestnikは、原子力推進により射程は事実上無制限だとしているが、2019年8月には発射実験に失敗し、技術者ら少なくとも5人が死亡したとみられている。 2023.10.03 13:32 讀賣新聞(Yahoo) 理論上は「無限」の飛行距離、ロシアが原子力巡航ミサイル発射実験…過去13回はすべて失敗 <2311-100312> New York Times紙が2日に人工衛星写真などに基づき、ロシアが北極圏ノバヤゼムリャ島で、Burevestnik原子力推進CMの発射試験を行う準備をしていたか、試験を最近実施した可能性があると報じた。 衛星画像と航空データからロシア北極圏にある基地や周辺の動きを分析した結果、2017年と2018年にロシアがBurevestnikの試験をした際の準備と動きが一致したという。 米民間機関Nuclear Threat Initiativeの報告書によると、ロシアは2019年までに13回試験を行ったがいずれも失敗し、2019年には爆発で7人が死亡したという。 小型原子炉を搭載しているBurevestnikの飛行距離は理論上は無限とされ、専門家からは深刻な原子力事故を招く危険があるとの指摘が出ている。 2019.08.21 東京新聞 ロシア軍当局者、原子炉爆発否定 燃料の放射性物質が飛散と説明 <1909-082105> ロシア北部アルハンゲリスク州の海軍試験場で起きた事故は核爆発ではなく、ミサイルエンジンの試験中に起きた爆発で、燃料に使用された放射性物質が周辺に飛散したとロシア軍当局者が地元住民に説明していたことが21日までに分かった。 事故を巡り専門家の間では、開発中の原子力推進CM Burevestnikが搭載するエンジンの小型原子炉が爆発したとの観測と、放射性同位元素を使った液体燃料推進システムの事故との二つの見方が出ていたが、現場周辺での放射線の上昇が限定的だったことに加え、軍当局者の説明によりBurevestnikの可能性は後退した。 2019.08.14 時事通信(Yahoo) 極超音速巡航ミサイルと関係=ロシア爆発、新START延長に疑問-米高官 <1909-081402> ロイタ通信によると、米政府高官が13日にロシア北部で8日に起きたミサイル実験に伴う爆発について、同国政府が進める超高速CM計画と関係しているという見方を示した。 その上で、2021年2月に期限を迎える新戦略兵器削減条約 (新START) の延長に関し、そうしたロシアの計画によって疑問を抱かざるを得ないと語った。 2019.08.14 ロイタ通信(Yahoo) クレムリン「核兵器開発で他国に勝る」、先週にはロケット爆発事故 <1909-081401> ロシア北部アルハンゲリスク州の実験場で8日にロケットエンジンが爆発、ロシア国営原子力企業Rosatom社は爆発により少なくとも5人が死亡し3人が負傷したと発表した事故について、トランプ米大統領はツイッターへの投稿で12日、爆発事故はロシアの9M730 Burevestnik(註:NATO code SSC-X-9 Skyfall)原子力推進式CMの試験中に発生したと示唆した。 一方ロシア大統領府は13日、最新鋭の核兵器開発で他国に勝っているとの見方を示した。 2019.08.12 Stars & Stripes Russia says small nuclear reactor blew up in deadly accident <1909-081203> 8月8日にロシア白海沿岸でRosatom社の技術者5名の犠牲を出した爆発事故は小型原子炉によるものであったことを、Russian Federal Nuclear Center長が現地TVの番組で明らかにした。 2019.08.11 東京新聞 ロシアの爆発、核ミサイル実験か 国営原子力企業が関与 <1909-081103> ロシア北部の海軍実験場で8日に爆発が起き、周辺で一時放射線量が上昇した事故で、ロシア国営原子力企業ロスアトム社が10日、同位元素を使用した燃料エンジン装置の実験中に事故が起き、同社職員5人が死亡したと明らかにした。 露国防省は8日にジェットエンジンが爆発し6人が死傷したと発表していた ロスアトムの関与が判明したことで、原子力関連の事故である可能性が出てきており、米専門家は、ロシアが開発中の原子力CMの実験中だったという見方を示している。 2018.03.02 Defense Update Hypersonic weapons enter service with Russian aviation <1804-030209> プーチン露大統領が2日、各種新型戦略兵器を開発していることを公表した。 ・Dagger (Kinzhal) 超高速 ALCM Mig-31から発射され、数分後にMach 10に達しこれを維持する。 2,000kmを飛翔。 ・Avantguard 地上発射超高速ミサイルで、ブースタで加速され切り離されたのち、Daggerの2倍となるMach 20で大気圏上端を滑空 する。 既に量産入りしている。 ・Sarmat 200tの新型ICBMで、射程は11,000kmであるが極軌道を飛翔させることで地球上の何処へも到達できる。 弾頭には HGVが使われる。 ・原子力推進エンジン プーチン大統領によると、従来の100倍の比推力を得られるCMやUUV用小型の原子炉を搭載したエン ジンを開発した。 ・Nuclear Powered, Multi-purpose Ocean-going UUV 核推進のUUV ・A-235 (PRS-1M ABM) 既存のA-135 (53T6) ABMの後継で、外寸はA-135と同じため既存のサイロが活用できる。 過去数ヶ月間に2度の試験が行われ、 2018年中に配備される。 ・S-500 目下試験中 ・高出力レーザ兵器 大型トラック2台に搭載された写真が公開されたが詳細は不明である。
(Yahoo)