MiG-29K に関する報道

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出   典
標       題
要             旨
2021.03.24 Jane's Defence Weekly MiG-29K deploy to Russian Arctic island <2105-032408>
 ロシア国防省が3月12日、海軍ノバヤゼムリアにMiG-29K艦載戦闘機を即応警戒任務 (
QRA) として配置したことを明らかにした。
 派遣されたのはコラ半島Severmorsk-3航空基地に所属す北方艦隊の第100海軍航空連隊のMiG-29Kで、Rogachevo航空基地に派遣されていた第98特別混成航空連隊のMiG-31BMと交代した。
【RogachevoのMiG-31BMに関する記事:2103-012703 (JDW 2021.01.27)】
2017.08.16 Jane's Defence Weekly Russia refutes claim India uphappy with MiG-29K fighters <1710-081608>
 インド海軍が45機保有している艦載型のMiG-29Kに信頼性上の問題があると報じられた件で、 ロシアはこれを強く否定した。
2016.11.23 Jane's Defence Weekly Russia ramps uu Syria strikes <1701-112301>
 シリアにおけるロシアの空爆が、11月15日以降Kalibr艦載CM、Bastion-P 対艦ミサイル、Su-33艦載機を投入し激しさを増している。 特にSu-33はロシアにとって初めての空母からの出撃で、TVのニュースで は胴体下パイロンにFAB-500M-54汎用爆弾を搭載しているのが報じられた。 ただ11月14日に初めて空母Kuznetsovからシリアに向け発 進したものの地中海で墜落事故を起こしたMiG-29KRについては空爆に参加した形跡がない
 17日にはTu-95がロシア北部の基地から11,000kmを飛行してCM攻撃を行ったが、TASS通信によると少なくともその内の1機はKh-101搭載用に改造 されたTu-95MSMであったという。
2016.08.03 Jane's Defence Weekly Top auditor IN for accepting 'faulty' MiG-29Ks <1609-080307>
 インド政府監察官(
CAG)が7月26日の議会への監査結果報告で、2004年から$2.2Bをかけて45機 購入したMiG-29K/KUBについて、機体、エンジン、フライバイワイヤシステムに致命的な欠陥があり、MiG-29K の稼働率が15.9~37.63%、MiG-29KUB練習機の稼働率が20.2~47.14%に止まっていると指摘した。
2013.12.02 Aviation Week & ST Russian MiGs <1401-120209>
 ロシア海軍が2012年2月に24機発注した MiG-29K 艦載戦闘機の一次分が納入 された。
 納入されたのは単座の MiG-29K 2機と、複座の MiG-29KUB 2機で、残りも2015年までに納入される。
2013.08.19 Aviation Week & ST Flightpath to recovery <1310-081905>
= ロシア航空産業の現状に関する特集 =
 2012年にロシア航空産業は受注のピークを迎えた。 内訳は以下の通りである。
  Su-34 ×92
  Su-30SM×60
  Su-30M2×12
  MiG-29K×24
  Il-76MD-90A×39
 また Sukhoi T-50 PAK FA と並ぶ規模の開発計画である次期爆撃 PAK DA は、 2020年量産開始を目指して進められており、亜音速ステルス機の設計が3月に承認されたと報じられている。
2012.03.05 Aviation Week & ST Russia orders bombers and fighters <1204-030502>
 ロシアが長距離爆撃機と空母戦力の増強を計画している。
Su-34
 ロシア国防省が3月1日、Su-34 92機を発注した。 Su-34 は2008年に32機が発注されているため、合わせて 124機になる。 同機は今後 Su-24 と換装される。
MiG-29K
 Su-34 の発注に先駆け露国防省は、単座の MiG-29K 20機と複座の MiG-29KUB 4機を発注した。 MiG-29K は Su-33 に 代わって、ロシアに唯一残っている空母 Admiral Kuznetzov に装備される。 MiG-29K はインドが、単座型 12機と複座型4機を発注しており、露海軍が二番目の顧客になる。
2010.03.22 Aviation Week & ST Carrier signal <1005-032205>
 プーチン首相が今月インドを訪問し、2004年に契約した空母が2012年末に引き渡されることが決まった。 Kiev級空母Gorshkov甲板が延長され、MiG-29K が搭載できるようにスキージャンプ台が設置され Vikramaditya となる。
 また2004年に契約された MiG-29K 16機に加え、新たに29機が追加発注された。 これによりインドは45機の MiG-29K を保有することになる。
 オリジナルの MiG-29K である Article 9-31 は1988年に開発されたが、インドに引き渡されるのは Article 9-41 で、機体に複合材料の追加、 空中給油能力の付与、Phazotron Zhuk-ME スロットアレイレーダを含む新型アビオニクスへの換装、 ディジタルフライバイワイヤ及びグラスコックピットの採用などの改良が行われている。
2010.03.17 Jane's Defence Weekly Russia seals $4 bn defence deal with India <1005-031702>
 ロシアのプーチン首相が3月12~13日にインドを訪問し、総額$4Bにのぼる武器輸出契約に署名した。 23年前に建造され、1994年の火災で動か なくなっていた空母を改修する契約は2004年に$975Mで行われたが、インドが$2.34Bの支払いに応じたことで2013年に引き渡 されることになった。
 この空母に搭載される MiG-29K 16機は2004年に発注されているが、37,500tの国産空母に搭載する MiG-29K 29機の契 約も纏まった。 更に Su-30MKI 40機の追加発注が決まり、2017年までに国内生産150機を含む280機の Su-30MKI を装備 することになる。
 また Akula Ⅱ級原潜10年間$700Mでリースすることも決まった。
2010.03.01 Aviation Week & ST MiG-29K rebound <1004-030107>
 インド海軍が16機発注している MiG-29K最初の4機を受領し、2月19日に式典が行われた。  この16機は2004年に Kiev級空母 Admiral Gorshkov を$1.5Bで購入した契約に含まれている。
 インド海軍は45機の艦載戦闘機を整備する計画であるが、残る29機の購入は未定である。
2010.02.24 Jane's Defence Weekly Indian Navy welcomes MiG fighters <1004-022411>
 インド海軍が MiG-29KUB 艦載戦闘機最初の4機の受領式典が2月19日に行われた。 インドは訓練用の2機を含む 16機を2004年1月に発注している。
 これらの MiG-29KUB を使用した初期訓練としての離着艦は、2009年9月にバレンツ海で、ロシア海軍空母を用いて行われた。
2010.02.08 Aviation Week & ST More MiG-29Ks in India <1003-020805>
 2月19日にインドMiG-29K 艦載戦闘機4機を追加発注し、発注数が16機 になった。 この内6機は既に Goa の海軍基地に納入されている。
 この契約を頭にしてインドは29機の MiG-29K を$1.2Bで発注し、2013年に導入する44,570tの空母 Admiral Gorshkov と、2012~2015年に就役する40,000tの国産空母に搭載する計画である。
2009.10.05 Aviation Week & ST Fulcrum ahoy <0911-100514>
 インドが発注した MiG-29K/KUB の最初バッチの離着艦試験が、9月28、29の両日にロシア海 軍の空母 Admiral Kuznetsov で行われ、インド海軍の代表も視察した。
 インド海軍は2004年に$1.5Bで、単座型の MiG-29K 12機と、複座型の MiG-29-KUB 4機を発注しているが、今月中にそのうちの MiG-29K 2機と MiG-29KUB 2機の合わせて4機が引き渡される。 インド海軍のパイロットは既にロシア入りしており、5ヶ月間の習熟訓練を受ける。
 インド海軍は更に24機の MiG-29K/MiG-29KUB を購入する計画であるが、機種が Su-33 に変わる可能性もある。
2008.11.19 Jane's Defence Weekly Phazotron says testing of Zhuk AESA radar is 'progressing well' <0901-111904>
 インド海軍向け MiG-29K-9.41 艦載戦闘機に搭載する Zhuk-MAE AESA レーダの飛行試験は順調に推移している。 MiG-29K は元々機械式アレイの Zhuk-M レーダを搭載していた。
 MiG-29K はインド海軍のほかに、ロシア海軍が20年前の設計による Su-33 の後継に採用する可能性があり、 中国海軍も艦載機を J-10 の艦載型にするかロシア製にするかの検討を行っている。
2008.10.01 Jane's Defence Weekly Indian MoD agrees 'in principle' to MiG-29KUB acquisition <0811-100104>
 インドが2004年に16機の MiG-29K/KUB 艦載戦闘機を導入したのに続き、29機の MiG-29KUB を今後3年間に$2Bで追加購 入することで原則合意した。
 これらの MiG-29K/KUB はインド向けに改修中の45,400t Kiev 級空母 Vikramaditya(旧 Admiral Gorshkov)のほか、インド南 部のコチで建造中の37,500t国産空母に搭載される。
2007.07.04 Jane's Defence Weekly MiG-29K speeds towards first flight <0715-070402>
 MiG-29K の新型でインド海軍向けMiG-29K-9.41 の初飛行が、7月第一週にも行 われる。 MiG-29K-9.41 は MiG-29K-9.31 を改良し機体に使用されている複合材料の割合が増加し、Phazotron社製 Zhuk-SMT レーダを搭載するほか搭載電子機器を刷新している。
 MiG-29K-9.31 は、1980年代に露海軍用に提案されたが、ハードポイント数と航続距離に勝る Su-27K/Su-33 に負けた。 MiG社によると、露海軍は Admiral Kuznetso 級空母用に、20年間使用してきた Su-33 より MiG-29K-9.41 に関心を持っているという。
2007.07.02 Aviation Week & ST MiG is beginning flight testing ・・・ <0714-070204>
 MiG社はインド海軍向け単座型 MiG-29K 艦載機の飛行試験を開始した。 複座型の MiG-29KUB は今年1月に 飛行試験を開始している。 単座型と複座型の機体前方部はキャノピーを含め同一で、単座型は後席部分を燃料タンク に代えている。 インドは単座型12機と複座型4機を購入し空母 Admiral Gorshkov に搭載する。
 ロシアは現在のところ MiG-29 を空母に搭載する計画はないが、海軍は2015年以降に Admiral Kuznetsov の後継 となる50,000t級原子力空母を就役させる計画で、30機の固定翼機とヘリを搭載する 計画である。
2007.03 International Defence Review Indian Navy MiG-29KUB shows maximum exploitation of volume, smarter cockpit <0707-030002>
 インド海軍向けの MiG-29KUB が1月20日に初飛行した。 インドは単座の MiG-29K 16機と、複座の MiG-29KUB 4機を2008年末までに受領するのに加え、30機をオプションしている。
 MiG-29KUB は引き込み式の空中給油プルーブ、4面の多機能指示器、風防前に取り 付けた OLS IIRST 装置などを装備し、燃料搭載量も MiG-29 から50%増加している。 レーダは130kmのレンジ と同時4目標交戦能力を持つ NIIR Zhuk-ME を装備するが、通信装置、TACAN、IFF などにはインド製品、SPJ には Elta社製 EL/M-8222 ポッドを搭載する。
 武装には RVV-AE、R-73 AAM のほか、対地用として射程130kmの Kh-35E 亜音速対艦ミサイル、射程70kmの Kh-31 超音速対艦ミサイルを装備する。 更にな将来は、インド空軍に提案されている MiG-35 搭載用の 3M14 及び 3M54 を搭載することも考えられてい る。
2007.02.05 Aviation Week & ST Debt trade <0705-020509>
 インドとロシアは昨年末のプーチン大統領が訪印した際、航空宇宙及び防衛について共同 開発等、広範囲にわたる合意文書を締結した。
 宇宙分野では Glonass 衛星による航法ネットワーク技術をインドに提供すると共に、 Glonass-K 衛星の共同打ち上げを2009年に予定している。
 航空分野では、MiG-29K/KUB 搭載する120基の RD-33 エンジンを国内製造すること で合意し、MiG-35 搭載の D-33 OVT TVC エンジンの製造にも合意しているこ とから、インドが計画中の多目的戦闘機 26機の受注競争で欧米諸国に一歩先行した状況である。
2007.01.29 Aviation Week & ST Indian leverage <0704-012906>
 インド海軍が発注した MiG-29K の飛行試験がモスクワ近郊の MiG社試験センタで行われている。 インドは 2004年に単座型12機と訓練用の複座型4機を、空母 Admiral Gorshkov 改修艦と共に発注しており、 2009年に納入を完了する。
 新型機は低速飛行時の操縦能力が改善され、機上レーダはロシア製 Zhuk-Me、GPS は Sagem社製、電子戦シ ステムはイスラエルの Elta社製、ヘルメットサイティングシステムは Thales社製で、通信機及び RWR は自国製を搭載する。
 搭載兵器は AA-12、AA-11、AS-17 及び AS-20 を標準装備とするが、ロシア製以外の兵器搭載も可能である。
2006.03.27 Defense News India will upgrade balky MiG-29s <0609-032702>
 インドは保有する MiG-29 65機の FCS レーダの改善をロシア RSK社と$900Mで契約した。 改善により最新型 の AAM やレーザ誘導爆弾の搭載が可能となり、併せて耐用命数の延長を図ることができる。
 この他、インド海軍はロシアから購入した空母搭載用に16機の MiG-29K を発注し、更に国 産空母 ADS (Air Defense Ship) 搭載用として16機を追加発注する計画である。
 ロシアはまた、空軍が計画中の126機の中距離多目的戦闘機導入に、MiG-29SMT を提案している。
2006.03.15 Jane's Defence Weekly India moves to boost airborne surveillance <0607-031514>
= インド海軍の航空戦力強化に関する記事 =
MRA (Maritime Reconnaissance Aircraft)
 8機保有している Tu-142の後継で、2005年12月に米国の中古 P-3C のほか、仏、露、英のメーカに RfP が発簡された。
MRCA (Multi-Role Combat Aircraft)
 現在60機の装備が予定されているが、今後180~190機に増強される可能性がある。
10t Helicopter
 16機の装備が予定され1月に RfP が発簡された。
MiG-29K
 44,500t空母 Admiral Gorshkov 搭載用に20機が発注され既に量産が開始されており、一番機は 2007年末に引き渡される。
 このほかに32,000~35,000tのインド国産空母 ADS (Air Defence Ship) 用に12~16機の追加発注もある模様 である
( ADS に関する記事 JDW 2005.04.06)
LCA
 インドが国内開発した軽攻撃機で両空母へ搭載される。 艦載型の初飛行は2007年4月に予定されている。
Sea Harrier 改
 16機保有する Sea Harrier FRS. Mk51 のレーダを、Elta社製 EL/M-2032 に換装する。
(関連記事 JMR 2005.06)
Il-38SD
 5機保有する Il-38 洋上哨戒機のアビオニクス及び電子戦装置を換装する。 Il-38SD の初号機は1月に就役している。
2005.02.28 Aviation Week & ST MiG-29s on track <0506-022807>
 ロシアの Admirarl Gorshkov を改修するインド海軍の空母 Vikramaditya に搭載する MiG-29K 12機と複座練習機 MiG-29 KUB 4機の納入は計画どおり2007年に開始され2009年に終了するとみられる。
 MiG-29K は最大搭載重量5.5tで、AA-11、Kh-31A (AS-17)、Kh-31P (AS-17A)、AS-20 及び各種誘導爆 弾を搭載する。 コックピットには4台の1,024×768pixel LCD を用い、高角度ヘッドアップディスプレイを装備する。
 インド向け16機の飛行試験は2006年中に行う予定で、準備が進められている。
2005.02.23 Jane's Defence Weekly India to receive first MiG-29K fighters in 2007 <0506-022302>
 2008年に就役するインド海軍の空母 Vikramaditya (元ロシア海軍 Adbital Gorshkov )に搭載される 4機の MiG-29KUB 複座練習機と12機 MiG-29K 艦載戦闘機は2007年 に引き渡しが始まり、2009年に完了する。 契約では更に30機の MiG-29K が2015年までに引き渡される ことになっている。
 これら16機の MiG-29K/KUB は、2006年1月に MiG-29KUB、4月に MiG-29K の飛行試験が行われる。
2004.06.07 Defense News MiG poised to prosper <0414-060704>
 MiG社は最近、インド海軍の空母 Admiral Gorshkov に搭載する MiG-29K 16機を受 注したが、同社は ロシア航空工業界での確固たる地位を保持するため、海外受注に力を注いでいる。
・アルジェリアから MiG-29 49機 (MiG-29SMT×42、MiG-29UBT×7) 、受注額$1.2B
・イエメンから MiG社傘下のカモフ社製ヘリコプター 受注規模$150M
・マレーシア、スーダン等5カ国に MiG-29 36機 受注規模$1.2B
2004.02.02 Aviation Week & ST Force projection <0403-020206>
 インドが、空母 Admiral Gorshkov 44,000tを$1.5Bで購入することでロシアと合意した。
( 関連記事 JDW 2004.01.28 )
 同時に空母に搭載する46機の MiG-29K (当初12機+4機の訓練機)、8機の対潜へり Ka-28 及び早期警 戒用へり Ka-31 を導入する。
 空母はボイラー、発電機、操舵システム、油圧システム等50%以上が更新される計画で、就役は2008~2014年頃 とみられている。
 ロシア国防省はインドが最近イスラエルや米と軍事技術交流を深めていることに危機感をもっており、兵器の輸出入だけでなく研究開 発でも協力態勢を強化したいとしている。
2004.01.28 Jane's Defence Weekly India finalises Gorshkov deal <0403-012801>
 インドとロシアは Kiev 級空母 Admiral Gorshkov の売却価格に、$1.5Bで合意に達した。  Gorshkov は今後5年間かけて、スキージャンプ台の取り付けなどの改造が行われる。
 同艦には16機 MiG-29K、6~8機の Ka-28/Ka-31 対潜/多用途ヘリ、 Kashtan CIWS 及びイスラエル製 Barak SAM が搭載される。
 7年間にわたる同艦の売買交渉は、今まで改修費と搭載する MiG-29K の価格で折り合わなかった。
2004.01.07 Jane's Defence Weekly MiG confident of fulfilling all its contracts <0401-010711>
 MiG社の社長に Sukhoi社の副社長が就任した。 MiG社の開発計画における優先は以下の5機種で、
  ・MiG-29K 艦載戦闘機
  ・MiG-29K のファミリ型
  ・MiG-29 を近代化する MiG-29SMT 計画
  ・フランスと共同の MiG-AT 練習機
  ・Tu-334 近距離旅客機
このうち更に MiG-29K とその複座型の開発が最優先となっている。
 ロシアは2004年1月にインドに対し航空機搭載巡洋艦 Admiral Gorshkov (右図)を売却する契約に署名するが、その中に MiG-29K の売却も含まれており、この時点で MiG-29K の開発は終了する。 MiG-29K の契約は当初16機$761Mであるが、30機のオプショ ンも合わせて行われる。 更に契約から48ヶ月後に16機の MiG-29K と合わせて3機の MiG-29KUB 複座練習機も引き渡される。
2003.12.08 Defense News India,Russia stillnegotiating price for Mig-29Ks  インドがロシアから購入する空母 Admiral Gorshkov に搭載する MiG-29K の価格を 巡って両国の協議が続いている。
 12月はじめインド国防省は約3年にわたる協議のすえ、ロシアの退役空母を改修し$666.6Mで購入することで合意した。 納入は4~5年 後となる見込み。
 また、インドは搭載機に Mig-29K を選定しているが、1機あたりの価格で$7Mの開き ($35M vs $28M) があり 調整は難航している。 価格低減のため、インドは調達機数を16機から46機に増加する案も提示している模様。
 なお、Mig-29K は試作段階にあり量産機の製造は始まっておらず、納入計画も未だ決まっていない。
2001.10.15 Aviation Week & ST LIMA defense show highlights twin-seat MiG-29 upgrade  ロシアの MiG 社は先週、マレーシアの LIMA 防衛ショウで複座型 MiG-29M2 の展示飛行を初めて公開した。
 MiG-29M2 は同国海軍の MiG-29K を大幅に改善した機種で、航続距離 2,000km、兵器搭載量 4,500kg 以上、フライバイワイアーによ る飛行制御を行い、精密電子/光学センサーを搭載する。
 なお、MiG-29M2 の改善はロシアと欧州の EADS 社との共同で行われている。