「ロシア最新鋭機4機調達=良好な関係反映―中国」
「スホイ35戦闘機の売買契約、機体外観の変更求める中国に、露は難色示す―露メディア」
「中国に潜水艦や戦闘機売却へ=ロシアと軍事協力強化」
「露戦闘機 Su35、40機前後売却で中国と合意」
「中国、露の最新鋭戦闘機24機購入へ…米に対抗」
「露が中国への戦闘機売却を取りやめか 知的財産権を懸念」
2022.09.14
Jane's Defence Weekly
IRAF eye's Su-35 multirole fighters construted for Egypt
<2211-091401>
イラン革命防衛軍 (IRGC) 空軍司令官がBNAの取材に対し、空軍がSu-30を買う計画はなく、Su-35の取得を望んでいると述べた。
購入するSu-35は元々エジプト向けに生産されたが米国の制裁を恐れてまだ引き渡されていない機体で、エジプトは2019年3月に24機以上発注し2020年7月から引き渡されることになっていた。
2022.04.04
Jane's 360
Ukraine conflict: Russia records first combat loss of Su-35
<2205-040412>
ロシアが4月3日にオンラインに載せられた画像から、イジュームに近いハルキウ州で初めて最新式のSu-35を失ったことが分かった。
【註】
Su-35はロシア空軍が第五世代戦闘機Su-47までの繋ぎとなる第四+世代戦闘機に位置づけた最新鋭機で、量産初号機が2011年に初飛行し48機が発注された。
24機が中国に輸出するほか、インドネシアへ16機の輸出商談があったがこちらは破談になっている。
2022.03.16
Jane's Defence Weekly
Russia arms Su-35S for SEAD operation over Ukraine
<2206-031602>
露国防相が3月7日に公開した映像では、ロシア空軍がウクライナ侵攻作戦でSu-35SにKh-31PM ARMを搭載してSEAD任務に当たらせている。
2機のSu-35Sが映った映像では1機がKh-31P 2発とR-77及びR-73 AAMを搭載し、もう1機は対空任務に使われていたが、帰投したSu-35S 1機はKh-31PMを1発だけ搭載していた。
2019.11.12
Jane's 360
Russian VKS to receive its first Su-57 in late 2019
<1912-111204>
ロシア国防次官が11月8日、露空軍が年内にSu-57の1号機を受領すると述べた。
また空軍は2019年にSu-35を10機取得していることも明らかにした。
2019.06.12
Jane's Defence Weekly
Indonesia signals progress in deal to procure Su-35s
<1908-061203>
インドネシア国防相がTASS通信に対し、Su-35の引き渡しが年内に開始されることを明らかにした。
インドネシアはロシアにSu-35 11機を$1.14Bで発注している。
2019.04.24
Jane's Defence Weekly
Russia completes deliveries of Su-35 fighters to China
<1906-042403>
ロシアが3月16日、中国へのSu-35 24機の納入を完了したと発表した。 中国へのSu-35 24機の輸出は2015年11月に$2.5Bで契約され、2016年に4機、2017年に10機が納入されていた。
中国はSu-35を広東省湛江市のSuixi航空基地所属第6航空旅団に配備する。
2019.04.17
Jane's 360
Russia completes deliveries of SU-35 fighter aircraft to China
<1905-041707>
ロシア政府当局者が3月16日に、中国から受注したSu-35 24機を完納したことを明らかにした。
ロシアのRostec社は2015年11月に中国とSu-35 24機を$2.5Bで輸出する契約を行い、2016年に4機、2017年に10機が納入されていた。
2019.03.27
Jane's Defence Weekly
Egypt reportedly orders Su-35 fighters
<1905-032713>
ロシアのkommersant紙が3月18日、エジプトがSu-35 24機以上を2018年末に発注したと報じた。 発注額は$2Bで2020~2021年に納入が開始されるという。
エジプト空軍は2013~2015年にF-16 Block 52を20機、2015年にはRafalesを24機購入している。
2019.03.18
Jane's 360
Egypt reportedly orders Su-35 fighters
<1904-031807>
ロシアのビジネス紙Kommersatが国防省高官2人の話として3月18日、エジプトが2018年末にSu-35を発注したと報じた。 発注数は20機以上で、契約額は$2Bと推測される。
Su-35は露軍最新鋭の多目的戦闘機で、中国で既に就役しているほかインドネシアも発注している。
2018.10.10
Record China
パキスタンがロシアから Su-35 輸入か、中国の FC-1 ではインドに対抗不能―中国メディア
<1811-101004>
中国メディアの新浪網が10日、「パキスタンにロシアからSu-35導入の意向か、FC-1に頼るだけではインドに対抗不能」と題する記事を掲載した。 パキスタン空軍は520機の戦闘機を保有しているが、多くは中国のJ7-P、Mirage 3/5など就役してから20年以上が経過している。
1980年代に始まったFC-1の開発を当初、改革開放政策を採用した中国に好意的であった米国が協力したが、天安門事件を受け協力を打ち切った。 そのため中国はパキスタンから、同国が保有していたF-16の情報を得て完成させたとされる。 ただ中国にとってFC-1は輸出用であり、自国では装備していない。
2018.06.06
Jane's Defence Weekly
China to receives final 10 Su-35s
<1807-060613>
中国が今年後半に、24機発注したSu-35の最後の10機を受領
する。
中国は2016年に4機、2017年に10機を受領している。
2017.11.22
Jane's Defence Weekly
Russia remains cautious over possible UAE Su-35 buy
<1801-112205>
ロシア工業界がドバイ航空展で、UAE軍がSu-35 10機以上の購入に意欲を見せていることに対し、
慎重に検討を行っていることを明らかにした。
1990年代初期にUAEはSu-35に強い関心を示したが、結局F-16E/F Block 60の購入を決めた経緯がある。
2017.08.16
Jane's Defence Weekly
Indonesia, Russia sign Su-35 'Flanker-E' countertrade deal
<1710-081610>
インドネシアとロシアがSu-35の売却で合意し、8月3日に合意文書に署名した。 インドネシアは2017年末ま
でに売買契約を結ぶと見られる。
Su-35はF-5Eの後継となるもので、国防省は購入機数を明らかにしていないが、通商省は当初分11機の輸入を
明らかにした。
2017.06.14
Jane's Defence Weekly
Russia, Indonesia to sign Su-35 deal in 2017, report says
<1708-061413>
TASS通信が6月6日、ロシアとインドネシアがSu-35購入交渉を続けており、年内にも契約
が行われると報じた。 機数についてはインドネシア国防相が2016年に8機の購入を検討していると述べている。
インドネシアは1980年代に就役したF-5Eと換装する計画である。
2017.01.18
Jane's Defence Weekly
Russian Su-35 may be China's last imported fighter
<1703-011807>
中国が2016年12月末に、24機発注していたSu-35の最初の4機を受領した。 全24機は
2018年までに全機が納入される。
Su-35はロシアが第四++世代に位置づける戦闘機で、高度36,089ftをMach 2.25で飛行する。
2017.01.11
Jane's Defence Weekly
China receives first batch of Su-35s
<1702-011119>
中国が24機購入するSu-35の最初の4機が、12月25日に河北省滄州市にある空軍の飛行訓練基地に
到着した。
Su-35はロシアが第四++世代と位置づける戦闘機で、中国が初の輸出先になった。
2017.01.06
Yahoo
時事通信記事
<1702-010604>
中国の英字紙China Dailyが6日、Su-35 4機が、先月下旬に中国に引き渡されたと
報じた。 ロシアは$2.3Bで24機を中国に売却する契約を交わしている。
中国軍のニュースサイトは、中国国産機の性能が上がったことによりSu-35の市場価値が下がることを懸念したロシアが、最近になって供与に積極的になったと説明
している。
2016.12.21
Jane's Defence Weekly
Indonesia reportedly negotiating price of Russian Su-35 multirole fighters
<1702-122108>
インドネシアの国防相が12月9日、2010年代末に退役するF-5の後継として2015年に採用を決めたと発表した
Su-35の導入について、目下価格交渉中であることを明らかにした。
2016.12.21
Jane's Defence Weekly
China set to receive first batch of Su-35ss from Russia by end of 2016
<1702-122104>
TASS通信が12月14日、中国が24機発注しているSu-35の最初の4機が2016年
12月25日までに納入されると報じた。
2015年11月に総額$2B(1機あたり$83M)で発注されたSu-35 24機は、2016~2018年に納入されることになっている。
2016.09.28
Jane's Defence Weekly
Russia to deliver first four Su-35s to China in 2016
<1611-092804>
KnAAPO社によると、中国が発注したSu-35 24機のうち、
最初の4機が2016年中に引き渡されるという。
24機全機は2018年までに引き渡される。
2016.01.20
Jane's Defence Weekly
Russia orders 50 Su-35S multirole fighters
<1603-012002>
ロシア国営TASS通信がUAC社筋の話として、露空軍が2015年12月下旬、Su-35
20機をRUB60B ($788M)で発注したと報じた。 納期は2020年になっているという。 Su-35は中国も
24機発注しており、近くインドネシアも12機を発注するという。 露空軍は2009年に48機を発注していることから、インドネシアが発注す
ることになればSu-35の受注数は合わせて134機になる。
またUAC社筋によると、Su-34の輸出仕様機であるSu-32 12機をアルジェリアに輸出する交渉が進められている。
この商談がうまく行けば同国はSu-32を40機購入することになると見られる。
2015.11.25
Jane's Defence Weekly
Russia to supply China with 24 Su-35 fighyers
<1601-112503>
ロシアの軍事企業体 Rostec社が、中国に対し Su-35 24機を総額$2B(単価$83M)で
売却すると発表した。
2015.11.20
Defense News
Russia-China Su-35 deal raises reverse engineering issue
<1512-112003>
ロシアの日刊 Kommersant紙とTASS通信が19日、ロシアが中国に Su-35 24機を$2Bで売却
すると報じたが、購入機数がわずか24機であることから、一部の専門家は技術のパクリを懸念している。 特に Su-35 のほか
T-50 も搭載している Satyrn AL-117S エンジンを J-20 用に狙っていると懸
念されている。
中国は1995年に Su-27SK 200機を$2.5Bで J-11A として購入する契約をしていながら、95機の段階でこれを破棄して、この技術を元に J-11B を開発している。
2015.09.23
Jane's Defence Weekly
Pakistani official confirms Su-35 talks
<1511-092307>
パキスタン空軍が Su-35 の購入を検討している。 まだ最終決定には至っていないが、実現すればロシアとの間
における過去最大の商談になる。 露外務次官によれば、Su-35 に続いて Mi-35M の商談も進められているという。
一方中国との間では、2014年11月にパキスタン政府高官が、J-31 の輸出名称である FC-31 30~40機の導入を検討していると述べている。
J-31/FC-31 は中国と協同開発/生産中の JF-17 と同じロシア製 RD-93 エンジンを搭載している。 また過去には
J-10 40機の購入も検討されている。
パキスタン空軍は現在、F-16、Mirage 5 のほか、中国製の F-7 及び JF-17 を装備している。
2015.08.17
Aviation Week & ST
Slow going
<1510-081703>
ロシア経済の後退が、ロシアの軍備増強計画に大きな影響を及ぼしている。 ロシアは2011~2020
年にRUB20T ($311B) を投入する軍備増強計画を進めており、政府は計画に変更はないとしているが、遅れることは必至の情勢にある。 ロシアは2015
年の軍事費を33%増の$52.29Bとしていたが、ルーブルの価値は半分にまで低下している。
ボリゾフ国防次官は7月、T-50 PAK FA の調達計画見直しを明らかにしている。 最初の飛行隊を2016~2017年に
発足させる計画に変更はないものの、その後の調達機数は削減するとしている。 また第四++世代戦闘機とされる
Su-35S についても現有36機のほか年内に納入される12で配備を終わると言う。
次世代爆撃機 PAK DA も遅れるうえ、その繋ぎとして2021年に装備する Tu-160 の最新型 Tu-160M2 も2023年に
延期される模様である。
2015.06.15
Defense News
Russia to receive new fghters by early 2017
<1507-061502>
ロシア UAC の首脳が15日、Sukhoi T-50 の一次生産分は、2016年
末か2017年早々に露空軍へ納入されると述べた。
また、中国への Su-35 24機の輸出契約は、年内に行われることも明らかにした。
2015.06.03
Searchina
「Su-35」戦闘機、中国ついに入手へ!・・・ロシアは「対米報復」狙いか=中国メディア
<1507-060305>
中国メディアの「観察者」が3日、Su-35 が2016年に中国に引き渡されると報じた。 Su-35 は2013年に中国への
売却が決まったとされるが、これまで実現しなかった。中国が無許可で、ロシアの機体をベースに戦闘機の自主開発を続けてきたことが原因とされる。
ロシアが中国への Su-35 の引き渡しを決めた背景としては、エンジンなどを含め、中国の技術力では自国産を凌駕する模造機の
開発は当面無理と判断できたからとの見方がある一方、ロシアを制裁する米国などに対して、中国の空軍力が向上すれば米国にとって大きな負担になるとの、
中国を介した報復の意味合いがあるとの指摘もある。
2015.04.08
Jane's Defence Weekly
Economic slump hits PAK-FA production
<1505-040813>
ロシア軍需省次官が3月23日、現在の経済状況が T-50 PAK-FA の量
産に影響すると述べ、当面 PAK-FA を予備にして Su-35 や Su-30 を整備することを示唆した。
露空軍は2020年までに PAK-FA を55機装備する計画であったが、当面1個飛行隊分12機を調達し、残り
については今後検討するとしている。
2014.11.19
Jane's Defence Weekly
Russia and China still at odds over Su-35 sale
<1501-111907>
ロシアの UAC社が珠海航空展で、中国への Su-35 の売り込みを展開している。
中国は Su-35 と Saturn 117S エンジンの導入に意欲的で4年以上にわたり交渉を続けてきたが、ロシアは売却数を48機以上
としてきた。 ロシアが売却数にこだわったのは中国が関心を持っているのは NIIP Irbis-E PESA レーダ
と 117S エンジンだけと見ていたためであるが、今回態度を軟化させ24機で合意しそうである。
2014.11.12
Jane' Defence Weekly
UAC offers Indonesia Su-35, confirms China talks
<1412-111206>
ロシアの UAC が、インドネシアが検討している F-5E Tiger Ⅱ の後継に
Su-35 の売り込みを行っている。
インドネシアの計画は$1B規模で、Typhoon、Gripen、F-16 なども売り込みを行っている。
2014.10.27
Aviation Week & ST
Back for more
<1501-102702>
ロシアが、コピーされるリスクを負いながらも Su-35 を中国へ輸出することになり
、11月に契約が調印される。 輸出されるのは24機と見られる。
ロシアは1990年に中国に対し、J-11 として中国で組みたてられる Su-27 のキットを200機分輸出する合意をしたが、中国は
95機生産した時点で打ち切り、そのコピーを J-11B として生産することにした前例がある。
2014.10.15
Jane's Defence Weekly
Russian firms look to boost business with China
<1411-101511>
クリミアの奪取とマレーシア機撃墜で評判を落としたロシアは、中国との取引に力を入れようとしており、11月に
珠海で隔年に開かれる航空展にエンジンやレーダを出展する準備を進めている。
今まで20年近くもめていた Su-35 の対中輸出も進む気配であり、中国は Su-35 が搭載している次世代エンジン
Saturn 117s を J-20 に搭載することを望んでいる。
2014.05.31
Defense News
Russian fighters for China still on hold
<1406-053104>
香港の Phoenix TV が、Sukhou社社長が、中国への Su-35 と S-400 輸出で最終合意したと報じたこ
とに対し、ロシア UAC が、Sukhoi社社長は民航機の商談以外はしていないと否定した。 同社担当者は Su-35 と S-400 の
対中輸出は2016年以降になると述べた。
射程400kmの S-400 が中国へ輸出されると、台湾上空はその射程内になるばかりでなく、中国本土から350kmにある尖閣諸島
での自衛隊の動きも止められることになる。
2014.02.10
Defense News
Indonesia may replace F-5s with Su-35s
<1403-021001>
インドネシアが F-5 の後継として Su-35 16機を導入する模様である
。 これは1月中旬に国防相と空軍参謀総長を含む軍首脳の会議で決まったが、大統領による最終決定は10月に予定されている。
他の候補には JAS 39 Gripen、F-16 Block 60、F-15SE、F/A-18 Super Hornet、Rafale などが挙がっているが、空軍の顧問をしている退役中将は、基本的には米国機が適し
ていると述べている。
2014.02.09
Yahoo
Record China 記事
<1403-020901>
ロシア連邦軍事技術協力庁副長官が2月6日、て中国が Su-35 の輸出交渉でで機体外観の変更を
求めているのに対して難色を示した上で、売買契約にいつ署名できるか、はっきりとは言えないと述べた。
同副長官は、双方が合意したのは外観のわずかな変更についてのみだとしたうえで、交渉を継続する方針を明らかにした。
2014.01
International Defencd Review
KNIRITI desplays new Su-35 EW package
<1402-010002>
ロシア KNIRTI社がドバイで開かれた2013航空展に、Su-35 に搭載する L-265M10-02 電子戦ポッド
を展示した。
この装置は Su-32/34 に搭載されている L-175VE Khibiny の改良型であるという。
2013.09.18
Jane's Defence Weekly
Reports of Su-35 sale to China met with scepticism
<1311-091807>
中国が Su-35 24機を購入する契約は2014年にも実現しそうであるが、中国の
Su-35 購入の狙いに疑義がもたれている。 ロシアは Su-35 を48機売却したいとしていたのに対し、中国は最小限の機数に留めようとしていた。
ロシアには Su-27SK や Su-33 をまねて J-11B や J-15 を生産していることから、Su-35 輸出に対する対する懸念がある。
2013.07.06
Defense News
China's new jet, radar complicate US posture
<1308-070601>
中国が Su-35S と S-400 を導入すると、防空能力が250kmから400kmに増大し、台湾のみなら
ず尖閣にとっても脅威になる。
中国が購入する Su-35S は、旧式の Zhuk レーダではなく、PASA ではあるが新型で30目標の追随と8目標
との同時交戦が可能な、捕捉距離400kmの IRBIS-E レーダを搭載する。
2013.06.24
Aviation Week & ST
Tight conrners
<1309-062401>
Su-35S は三軸のスラスト制御により、他に例のない高い運動性能を持つ。 パリ航空展では、機首を垂直にして急
速に減速する "cobra" を行い、極端に低速で90゚近い高角度で降下攻撃する高い運動性能を披露した。 このスラスト制御は
Su-30MKI/MKM でも採用されている。
また低速性能にも優れ、120~140km/hで安定飛行をすることもできる。
2013.04.03
Jane's Defence Weekly
Russia denies Chinese deal on Su-35s, submarines
<1306-040301>
中国中央 TV (CCTV) が3月23~24日に、中国の習国家主席が訪露した際に Su-35 24機と Lada級
潜水艦4隻の売買契約に署名したと報じた件について、ロシア国防省がこれを否定した。
2013.03.25
Yahoo
時事通信記事
<1304-032502>
中国中央 TV が25日、ロシアが Lada級潜水艦4隻と Su-35 戦闘機24機を中国に売却す
る契約を両国が交わしたと報じた。 22~24日に訪露した習近平国家主席はプーチン大統領との会談で戦略的な協力関係の強化で一致したが、売却契約は習氏の訪露前に交わ
されたという。
Lada級潜水艦の建造は中露が協力する形で行われ、中国とロシアでそれぞれ2隻ずつ建造する。
2013.01.24
Defense News
Russia, China working on deal despite property rights trouble
<1302-012406>
ロシアは10年前に、中露が Su-27 を J-11A として生産することに合意したのに、中国がそのコピーを J-11B として生産したため計画を中止した経験があるにかかわ
らず、最近になってまた Su-35 と Amur-1650 潜水艦の売却に合意した。 Su-35 は
当初24機売却し、その後48機まで拡大する。
これらの売却契約についてインドの専門家は、今後はインドとロシアの軍事協力関係は弱まる方向に向かうとみている。
更にロシアは Tu-22M3 Backfire を中国に売却する可能性もある。 Tu-22M3 は空中給油なしで2,410km、空中給油で6,800kmの戦闘行動半径を
有しており、 Guam まで行動範囲に入れることが出来る。
2013.01.24
Yahoo
読売新聞記事
<1302-012405>
インターファクス通信が23日、中露政府が協議を続けていた Su-35 の売却について、中国が少なくとも40機前後を購入
することで合意し、ロシアの武器輸出公社などが対中供与を許可する共同文書に署名したと報じた。 Su-35 を巡っては昨年11月に中国が
24機購入すると報じられていた。
露メディアによると、中国は当初4機だけ購入する意向を示したが、ロシアはコピー機製造のためだけに利用されることを嫌って、少なくとも48機は購入するよう求め
ていた。
2013.01.09
Jane's Defence Weekly
Russia takes delivery of first Su-35 fighters
<1302-010907>
ロシア空軍が12月28日、2015年を納期として48機発注している Su-35 の最初の6機を受領
した。 露空軍はこれを Su-35C/Su-35S と呼ぶ。
露空軍は、48機が納入された後に、更なる調達を計画している。
2012.12.04
Yahoo
Searchina 記事
「ロシア戦闘機の中国輸出計画 T-50の量産化に影響も(1)」<1301-120402>
ロシアと中国は Su-35 の輸出について交渉中だが、3日の中国網は、両国間は原則的に合意し、第一期調達規模を48機から
24機に縮小したと報じた。
米国の消息筋は、中国はロシアから Su-35 を輸入することにより、搭載エンジンと予備エンジンを4:1の比率にすると最新鋭エンジンを獲得する
ことができる。 一方ロシアは、次世代戦闘機の量産に大量の資金を必要としていることから、
Su-35 の輸出が失敗に終われば、T-50 は計画通りに量産できないと見られる。
Searchina 記事
「ロシア戦闘機の中国輸出計画 T-50の量産化に影響も(2)」
2012.11.22
Yahoo
読売新聞記事
<1212-112204>
環球時報が22日、ロシアメディアの報道を引用する形で、中国が Su-35 24機を購入すると報じた。 それによる
と、ロシアの武器輸出公社はすでに中国側と大筋で合意しており、正式契約は1~2年内に行われるとみられる。
中国は現在、J-20 や J-31 を開発中だが、実戦配備までにかなりの時間がかかるとされることから、米国が F-35 をアジア太平洋地域に配備して
いく方針を示しているのに対し、当面は Su-35 の導入で対抗していくとみられる。
2012.09.03
Aviation Week & ST
Su-35S testing
<1210-090302>
露空軍が、間もなく Su-35S の飛行試験を完了し、10月には部隊配備が開始される。 UA社に
よると、2009年に受注した48機の最初の6機が年内に納入される。
露空軍は2020年までに90機を装備する計画である。
2012.03.21
Jane's Defence Weekly
Russian Air Force set to receive first Su-35s
<1205-032102>
ロシア空軍が年内に、2009年に48機発注した Su-35 の最初の6機を受領し、残りも
2015年までに受領する。 露空軍は当初 Su-35 は輸出専用で、国内は T-50 PAK-FA を装備する計画であったが、T-50 の開発遅れと既存機の老朽化から、
少なくとも3個連隊の Su-35 を装備するという。
Su-35 の単価は$50M~$65Mと見られるが、中国との交渉では$85Mを呈示していた。
露空軍は2011年までに Su-27SM3 12機と Su-30MK2 4機も受領している。
2012.03.21
Jane's Defence Weekly
Ruddissn industry wary of Su-35 sale to China
<1205-032101>
ロシアが中国に Su-35 48機を$4Bで売却する交渉は、調印直前
にロシア企業の中国に模造されるとの懸念から中止になった。
2012.03.19
Aviation Week & ST
Russian revival
<1204-031907>
・Su-34
32機発注した Su-34 は一次分の6機が既に納入され、年内に更に10機が納入される。 ロシアは3月1日に、
更に92機が2020年までに納入されることを明らかにした。
・Su-35S
Su-35 の第三次生産型である Su-35S が1月17日に初飛行した。 Su-35 は最大30゚偏向できる Saturn 117S
TVC エンジンの採用で、Su-30MKI などにあったカナード翼なしで高運動性を実現している。
Saturn 117S は、重量増加なしで、推力を16%増加させている。
・Sukhoi T-50
・Nebo M
最近100基が発注された対ステルス (CVLO) レーダ Nebo M は、VHF (RLM-M)、L-band
(RLM-D)、C/X-band (RLM-S) の三種類の周波数帯の異なるレーダと、データ統合を行う指揮装置
で構成される。
・S-300V4
露陸軍が装備している S-300V (SA-12) の後継となる S-300V4 SAM/ABM には、射程200~250kmの
9M82M と、120~130kmの 9M83M の二種類の新弾が採用される。
・S-500
9M82M を改良したミサイルは、SAM として500~600kmの射程と、ABM 能力を持つ。
2012.03.27
Yahoo
Searchina 記事
<1204-032701>
ロシアは2006年に、中国が開発していたステルス戦闘機 J-18 を Su-34 のコピーと疑い、
中国で Su-27SK (J-11A) 200機の組み立てる計画を中止した。
2012.03.11
Yahoo
Searchina 記事
「中国国防部『Su-35 購入予定に関する報道は事実無根』」<1204-031102>
ロシアのコメルサント紙が6日に、中国がロシアから Su-35 48機を購入する契約を交わしたと報じたが、中国国防部が書
面で、この記事を事実無根と否定した。
2012.03.08
Yahoo
Searchina 記事
「中国がロシアから戦闘機 Su-35 を48機購入」<1204-030802>
6日付のロシアでの報道によると、中国が Su-35 を48機購入する方針を固めた。 契約額は$4Bにのぼると見られ
る。
2012.01.25
Jane's Defence Weekly
Sukhoi hails S-35 test
<1203-012503>
Su-35S 第三次量産型の最初の飛行試験が1月17日に行われた。 Su-35 はロシアが四++世代戦闘機に位置づけ、30目
標の追随、8空中目標との交戦、2地上目標との交戦が可能な新型 PESA レーダを装備している。
2011.08.24
Jane's Defence Weekly
T-50 debuts amid dearth of order at MAKS
<1110-082401>
・T-50 PAK FA
T-50 は量産先行型が2013年に配備され、2014~2015年に量産型の配備が開始される。
・Su-34
空軍は5個飛行隊124機を装備する計画で、2011年に6機、2012年に12機が配備される。
・A-100 AEW&C
現在26機装備している A-50 の後継で、搭載機が Il-76 から Il-476 に代わる。 2016年配備開始の予定。
・Su-30SM
インド向けの Su-30MKI を元にした新型で、28機装備する計画。
・MiG-35
露空軍司令官が、いずれ MiG-35 も装備することになると発言。
・Su-35S
T-50 に並ぶショーの花形で、量産初号機が5月に初飛行。 全48機は2015年までに完納の予定。
・RVV-BD
R-33 (AA-9) で、AGAT社製アクティブレーダシーカを搭載し射程は200km。
・FAB-250
EO シーカ付きの小径誘導爆弾で Su-34 に搭載するが T-50 の機内弾庫への搭載も可能。
2011.05.09
Aviation Week & ST
Flight testing begins for production Su-35s
<1106-050903>
2009年にロシア空軍が48機発注した Su-35 の量産型一号機が5月3日に初飛行し
た。 試作機2機は2008年から飛行している。 Su-35 は今年中に政府の領収試験を受け、2015年までに完納する計画である。
Su-35 は TVC 機能を持つ Saturn 117S エンジンを搭載するほか、T-50 用に
開発された各種ディジタル機器を搭載する。
2010.10.18
Aviation Week & ST
Su-35 nears
<1011-101803>
ロシアが2009年に Su-35 48機を発注し、2015年までに納入されることになってい
るが、Sukhoi社が一号機は年内に納入されることを明らかにした。
一号機は最終組み立て中で、飛行試験の準備中である。
2010.07.26
Aviation Week & ST
Home and away
<1009-072607>
ロシア空軍は2016年に Sukhoi T-50 Pak Fa が就役することから、Su-35S 48機
を発注し2015年までに受領するが、年内に一号機が納入される。
また、同じく年内に最初の輸出契約がリビアとの間で取り交わされる。
2010.01.18
Aviation Week & ST
Su-35s due for trials
<1003-011804>
Su-35 は試作機2機が試験飛行中であるが、露空軍が48機の調達を決めたことに伴い Sukhoi社は、空軍の受領
試験に使用する量産型機4機を年内に完成させる計画である。
2010.01.06
Jane's Defence Weekly
Russia's PAK-FA begins taxi trials
<1002-010604>
ロシアの第五世代戦闘機 PAK-FA が先週12月に Komsomolsk-na-Amure社でロールアウトし、最初の
地上滑走試験を終了した。 順調にいけば地上滑走試験を2009年末までに完了し、1月には初飛行をすることになってい
るが、業界関係者は、これは極めて順調に進んだ場合で、実際には3月以降になるであろうとしている。 PAK-FA は2015年に配備が開始されるこ
とになっている。
一方48機調達することになった第四++世代戦闘機 Su-35 は、2011年に配備が開始され2015年に配備を完了する。
2009.11.23
Aviation Week & ST
Flanker future
<1001-112304>
・Su-35
8月に48機受注した Su-35 の納入は、2010年に開始され2015年に完納する。
・Su-34
32機受注した Su-34 のうちの最初の4機が2010年に納入される。 量産先行の5機は
、既にロシア空軍が保有している。
・Su-27SM
Su-27SM に改良された8機を今年納入しており、2010年からは新造機が納入される。
・Su-24M2
Su-24M2 に改造された8機を今年納入したが、来年は改造の計画はない。
【註】
Su-27SM は中国向けに製造された Su-30MKK で使用された技術を利用して、旧型の Su-27 を改造するもので、この結果 Su-27 は輸出型の Su-30MKK や Su-30MKI 並の
能力を持つことになる。
2009.10.26
Aviation Week & ST
Power projection
<0912-102606>
Saturn社は Sukhoi社がロシア空軍向けに48機受注した Su-35 48機に搭載する AL-41F-1S エンジンを96基受注
し、2010~2015年に納入するが、今年中に初飛行する Pak Fa は当初このエンジンを積んでいる。
量産型の Pak Fa 用エンジンは未定であるが、Saturn社は AL-41F-1S の発展型を、競争相手の Salut社は Su-34
や Su-27SM に搭載した AL-31F Series 42 を提案している。
2009.08.26
Jane's Defence Weekly
Sukhoi secures 64-aircraft deal at MAKS airshow
<0910-082603>
MAKS 2009 航空展の初日となる8月18日に、Sukhoi社が64機の戦闘機を受注した。 内訳は
Su-35 が48機で2015年納期、Su-27SM3 12機と Su-30MK2 4機
が納期2011年になっている。
Su-35 は第五世代戦闘機用の装備を取り込んだロシアが第四++世代と位置づける戦闘機で、 NIIP社製 Irbis-E
PESA レーダ及び Saturn社製 117S TVC エンジンを搭載する。 当初はブラジ
ルとベネズエラへ輸出が働きかけられていたが、現在では Su-30MKI/MKM を装備しているインドとマレーシアが有望視されている。 またアルジェリアと
中国への輸出も有望である。
2009.08.24
Aviation Week & ST
Bullish bear
<0910-082411>
MAKS 2009 ショーで、ロシア空軍が Su-27SM 12機、Su-30M2 4機と共に、
Su-35S 48機を合わせて$2.65Bで発注した。 Su-27SM 及び Su-30M2 は2011年、Su-35S は2010
~2015年に納入される。 Su-35S は F-22 に対抗して Fak-Fa と共用される。
NIIP社は Pak-Fa に搭載する AESA レーダの政府承認を取り付け2010年に飛行試験に入る。 Pak-Fa の初飛行は
年内に行われる。 Pak-Fa 搭載レーダのアンテナは1,500個のモジュールからなる。
2009.08.12
Jane's Defence Weekly
Russia offers Sukhoi to Beijing
<0910-081209>
ROE社によると、ロシアは既に中国に対し Su-33 及び Su-35 の売り込みを行って
おり、中国からの回答待ちの状態にある。 艦載機の開発経験のない中国は Su-33 の導入を目指しており、交渉は継続中である。
一方、戦力増強を続ける中国空軍では、2000~2004年に導入した Su-30MKK 100機がいまだに最強機種であ
るため、Su-35 を導入して画期的な戦力増強を図りたい状況にある。 ロシアにとっても Su-35 は、ロシア空軍からの発注が今まで48機に過ぎないことから、
中国からの受注が計画存続にとって重要な意味を持つ。
2009.07.22
Jane's Defence Weekly
Russian Air-Force to procure 48 Su-35s
<0911-072202>
ロシアの報道によると、ロシア国防省が7月7日に Su-35 48機を調達する決定を行った。 正式な発表は8月に
モスクワで開かれる MAKS 2009 航空ショーで行われる模様である。 Su-35 は4月、離陸直後に墜落し損耗したが、2009年の2/四半期に3番機が完成して試験に参加する計
画である。
Su-35 は現在 NIIP社製の Irbis-E レーダを搭載しているが、いずれ同社製の AESA レーダに換
装される。
2009.05.06
Jane's Defence Weekly
Engine system blamed for Su-35 crash
<0906-050602>
Su-35 試作機が4月26日に、エンジン出力制御装置 (PMC) を作動させた直後に不
具合を起こし墜落した。
開発担当者によると Saturn社製 117S エンジンの片方で PMC に異常を生じた。
2009.04.01
Jane's Defence Weekly
Fewer, but fitter
<0905-040111>
Su-35 は現在2機で飛行試験を行っているが、年内に3機目が参入する計画である。
J-10 は2003年に配備が開始され、現在までに100機が中国空軍に納入されて4個飛行連隊が装備している。 最終的
には300機が装備される模様である。
2008.07.30
Jane's DefeceWeekly
PAKFA delays offer Su-35 chance of sales in Russia
<0809-073001>
ロシアの第五世代戦闘機 PakFa は2009年に初飛行するが量産開始は2015年の6年遅
れに計画されており、これも更に伸びる可能性がある。 原因にはロシアには複合材料を生産する十分な能力がないのではと言った各種、技術的、工業的、政治的な問題も
あるようであるが、Sukhoi社には繋ぎとして Su-35 を売り込もうとする思惑もある可能性がある。
ロシア空軍は当初、PakFa 装備化まで MiG-29 や Su-27/-30 の調達を続けるとの方針で、Su-35 は輸出のみとしていた。
2008.07.14
Aviation Week & ST
Military meets Su-35
<0808-071401>
2月に初飛行した Su-35 は年内に2機がロールアウトする計画であるが、ロシア政府の2015年までの計画では6機しか装備しないことにな
っている。 これについてロシア空軍参謀長は Su-27M2 として2~3個連隊、48~72機を、第五
世代戦闘機までのつなぎに整備したいとしている。 Su-35 の配備開始時期について Sukhoi社は2009年としていたが2011年
になる模様である。 ロシア空軍の整備計画少ないことから Sukhoi社は輸出に力を入れる方針で、既にブラジル空軍の候補機種に挙がって
いる。
一方、第五世代戦闘機 PakFa の試作機である T-50 は2009年に初飛行し、2013年に配備
が開始される計画である。
2008.07
International Defence Review
After bearing the strain the Russian Air Force looks towards a brighter future
<0808-070011>
第五世代戦闘機 PakFa は2007年12月中旬に組み立てが開始された。 2014年には配備
が開始される模様である。
・Su-35
PakFa の開発が遅延した場合に備える Su-35 は、2010年に配備が開始される。
・Su-27SM
Su-27 を多目的戦闘機化する Su-27SM は、最初の24機が2005年に配備され、2020年までの200機が予算化されている模
様である。
・Su-34
Su-24 を改造して全天候化する Su-24M2 は逐次部隊に戻っているが、後継となる Su-34 の最初の6機
が2007年末に配備され、2015年までに70機整備され Su-24M2 と交代する。
・Tu-160
Tu-160 は過去2年間に1機と限定生産が続けられており、予算化されれば2~3年間に更に2機を生産できる。
・Mi-28
最初の2機が2008年1月に配備され、2015年までに67機が装備される。
・An-124
搭載能力120t、航続距離9,400kmの An-124 輸送機は、新型の D-18T Series 4 エンジンを搭載した An-124-100M-150 になり、搭載能力が150t、
航続距離が10,800kmへと性能向上した。
2008.04
International Defence Review
Su-35 flight trials begin
<0807-040004>
Sukhoi社が2月に Su-35 の初飛行を行った。 Su-35 は Su-30MK と2015年
頃に配備される第五世代戦闘機の間のギャップを埋める戦闘機である。
Su-35 は今のところ1機しかないが、現在組み立て中の2機を含む3機で飛行試験を行う。
2008.02.27
Jane's Defence Weekly
Sukhoi begins Su-35 test flights
<0804-022703>
ロシアが第四++世代戦闘機と位置づけている Su-35 が2月19日に初飛行した。 Su-35 は2015年に配備を
開始すると見られる第五世代戦闘機と Su-30MK <の間を埋めるもので、2010年に配備を開始し、
2011年には輸出を開始することになっている。
Su-35 は 117S スラストベクトルエンジンと Irbis-E レーダを装備し、Irbis-E は同時30目標の
追随と8目標との交戦が可能である。 また400kmの範囲の地上を分解能の異なる複数のモードで継続して監視
でき、4目標の捕捉追随が可能である。
2008.02.25
Aviation Week & ST
First flight for Su-35 prototype
<0804-022502>
Su-27 シリーズ最新型の Su-35 が2月19日に初飛行した。 この機
体番号901の機体は、2007年8月のモスクワ航空展で地上展示されていた。 Su-35 は他の Su-27 ファミリと異なり、カナード翼がない。
Su-35 の名称は二度目で、装備化に至らなかった Su-27M も Su-35 と呼ばれていた。
2007.08.13
Aviation Week & ST
Bear necessities
<0718-081312>
・PAK FA (T-50)
2002年に Sukhoi社が受注した双発の第五世代戦闘機で、計画は順調に進んでおり、早ければ2008年末に初飛行
を行い、2015年までに装備化する。
・SU-27M2/Su-35 (右図)
PAK FA の装備化までの中継ぎとして改善を行っており、搭載する Irbis-E レーダ
の飛行試験は最近、Su-30 MK2 を使用して行われた。
・Su-34 (Su-27IB)
最初の量産型2機が2006年末に納入された。 空軍は2009年までに18機を、2015年までに合計58機を装備する。
・LMFS
MiG社が空軍及び輸出用として開発する単発の軽多目的戦闘機で、風洞試験を終了している。 予算化されれ
ば2010年以降試作が可能である。
・Tu-95 及び Tu-160
ゆるやかではあるが核及び通常兵器による攻撃能力を向上するため、レーダ、搭載機器の改善が進められている。
2007.07.11
Jane's Defence Weekly
Russia develops K-100-1 missile for Su-35 fighter
<0715-071104>
Sukhoi社が昨年11月から、Su-35 Super Flanker は空中発射型
Club CM の Calibre-A と K-100-1 AAM の二種類の
長距離ミサイルを主要装備とすると宣伝している。 K-100-1 は1993年に公表された KS-172 が名称を変更した
もののようで、射程は Su-35 搭載 Irbis-E レーダのスコープレンジと同じ400kmとし
ている。
2007.06.25
Aviation Week & ST
Family affair
<0714-062509>
Sukhoi社は自社開発した Su-35 をこれまでに3機を試作し、9月の初飛行
を前にモスクワ航空ショーに模型を展示する。
国防省は同社の PakFa 開発に予算を充当しており、試作機となる T-50 は2009年
にの初飛行するが、Su-35 はその補完機として2010年までに所要の兵装と飛行試験の予算化を要望して
いる。
2006.11.15
Jane's Defence Weekly
China assesses new radar for Su-30 fighter
<0623-111501>
ロシアの Tikhomirov NIIP が、中国の Su-30 MKK 及び Su-30MK2 用に Irbis-E PESA レーダを提案してい
る。 Irbis-E は対空モードで同時に30目標の追随及び8目標との交戦が可能で、
GMTI モードで4目標の同時追随能力、SAR モードで1m以下の分解能を持つ。
Su-35 に搭載した場合には送信出力5kWで RCS=3㎡の目標の捕捉距離は350~400km
であるが、Su-30 搭載時の送信出力は半分以下になる。
中国は Su-30 全機に Irbis-E を搭載するか、一気に Su-35 の装備に踏み切るかを検討中である。
2006.11
International Defence Review
Transitional role: Sukhoi plans T-10BM fighter's two-track production strategy
<0622-110012>
Sukhoi社が、次世代戦闘機である T-50 ( Pak Fa or I-21 ) までの繋ぎとなる T-10BM に位
置付ける Su-27SM2/Su-35 は、2007年に初飛行し2009~2010年に販売を開始する計画
で、目下試作機4機が KnAAPO社で組み立てられている。 Su-27SM2 はロシア軍の名称で Su-35 は輸出名である。
Su-27SM2/Su-35 は基本的に Su-27 の機体を継承しているが、機体寿命延長のためアルミ材の多くがチタニウム材
に変えられているほか、レーダ、アビオニクス、搭載武器、エンジンが新型になっている。
N035 Irbis レーダは、Su-30MKI などに搭載している Bars レーダを継承した
PESA (Passive ESA) レーダで、次世代の T-50 は AESA レーダになる。
空対空モードの平均出力は5kW、尖頭出力は20kWで、RCS=3㎡の目標の捕捉距離は350~400km、
RCS=0.01㎡のステルス目標の捕捉距離は90kmである。
117S エンジンは推力137kNで、従来の AL-31F より12%強力である。
2005.03
International Defense Review
Flanker for India and beyond: a modern fighter case study
<0506-030022>
・エンジンの TVC 装置は機械的に二次元で動くが、等価的に三次元 TVC を実現している。
・中国に売却された Su-30MKK には、カナード翼、TVC、AESA レーダがなく、性能的にインドの
Su-30MKI に劣る。
・Su-30 シリーズで最も注目すべき武装は、射程115kmの Kh-59ME ASM である。
・中国の Su-30MKK は、2発のKh-59ME と2発の Kh-31 を搭載する。
・Su-35 はエンジンナセルの間に1発の Yakhont ASM を搭載し、その他に2発
の Kh-31、2発の KS-172S-1 超長距離 AAM、2発の R-77 中距離 AAM、2発の R-73 短距離 AAM を同時に搭載できる。
・Su-35UB は Su-30MK3 のプロトタイプであるが、中国は Su-30MK3 に関心を示していない。
・NIIP Bars (N011M) AESA レーダの主よう諸元は以下の通りである。
尖 頭 出 力:4~5kW
同時追随目標数:15
同時交戦目標数: 4
戦闘機探知距離:120~140km
鉄道橋探知距離:80~120km
戦車群探知距離:40~50km
駆逐艦探知距離:120~150km
2004.
SummerInteravia
Halfway to Pak Fa
<0416-070001>
Sukhoi社は2007年の装備化を目指し、Su-35BM (Bolshaya Modernizatsiya;Major Modernization) 戦闘機の
開発を開始する。
Su-35BM は、運用中の Su-27SM 及び Su-30MK と、2011~2012年の装備化を目指す第五世代戦闘機 Pak
Fa の中継ぎとなる第四世代++戦闘機として開発される。 Canard 翼のない形状は Su-35 よりも Su-27
に極めて似通っている。
Su-35BM の仕様については細部明らかにされていないが、2基のターボファンエンジンを搭載し、重量は Su-27 とほぼ同様の16.5t、
最大離陸重量は38.8tと推定される。 また、搭載燃料は最大10tとされ、空中給油機能を保有するとみられる。
兵器搭載重量は約8tと推定され、合計12ヶ所のパイロンにの超音速対艦ミサイル
Onyx-A (Yakhont-M、Brahmos-A:全長8.5m、重量2,550kg、最大射程500km以上) のほか、
射程300kmの Ks-172 AAM、Kh-31M、R-74M AAM 及び R-77M AAM を装備すると
みられる。
また、翼端には数年以内に開発を終了する自己防衛電子戦装置 Khibiny-M (L175M) を装備する。 この他に
、コックピットには大型の多機能液晶表示装置2基を採用し、パイロットは Helmet-mounted sight を使用する。
2004.03
Jane's Missiles & Rockets
Novator offers a redesigned KS-172S-1 long-range AAM
<0409-030001>
昨年末に Sukhoi社が、翼下に2発の KS-172S-1 超長距離 AAM を搭載した Su-35 の模型を展示した。 今回展示された模型は10年前に
展示されたモックアップと形状が異なるが、寸法等は全長6m、発射重量は700kg、胴径40cmとほぼ同
じである。
KS-172S-1 は S-300V (SA-12) システムで使われている 3M83 弾の第2段をもとに開発され、
射程はロシア軍向けが400km、輸出用が300kmと言われている。
展示された Su-35 の模型は、胴体中央部2基のエンジンの間に Yakhont-M ASM を1発、そ
の外側左右エアダクト下に Kh-31 ASM を各1発、左右の翼下内側に KS-172S-1、外側に R-77 AAM と、
AAM 4発、ASM 3発、計7発のミサイルを搭載している。
2004.01
International Defense Review
Hostile radar range cut on Su-35s
<0402-010001>
ロシア科学アカデミに属する Sukhoi社の ITAE 研究所が100時間以上の Su-35 の RCS 低減試験と、プラズマによる
RCS 低減の実験を実施した。
・機体の複雑な形状を多面体の集合として捕らえる数学モデルを開発した。
・空気取り入れ口の反射を低減するため強磁性体からなる電波吸収剤をタービンブレードに0.5mm~1.4mm厚で塗布し10~15dBの RCS 低減
を実現した。
・コックピット内からの反射を防止するため電波を反射するキャノピを採用した。
・金属とポリマの多層構造によるプラズマ堆積効果を利用した。 プラズマ技術は排気口及びアフタバーナのセ
ラミックにも適用した。
・RF 波の透過/反射を切り替えるレドームの設計を行った。 レドーム内は硫化カドミウムかカドミウム/セ
レンの薄膜半導体で覆った。
2003.12.22
Aviation Week & ST
Long-range effort
ロシアの Novator社は先日ドバイで行われた航空ショーに、極長射程 AAM 172S1 の模型を展示した。
172S1 は射程300kmの輸出仕様で、Su-27 の派生型 Su-35 の両翼
パイロンに取り付けられ展示された。
ロシア空軍用は射程400kmとされ、早期警戒機や偵察監視機、給油機を攻撃対象とする。
ミサイルの開発は1980年代に開始され、1993年にはじめて公開されたが、現在開発がどの程度進んでいるかは明らかにされていない。
潜在的な輸出国の1つには Flanker 系列の Su-30MKⅠを装備するインドがあがっている。
なお、このモデルを KS-172 と記述する記事もあるが同一機種ではなく間違いである。
1996.11.13
Jane's Defence Weekly
USA realises Su-35 threat
1995.07.22
Jane's Defence Weekly
Su-35s get multifunction aids