2009年の極東露軍に関する報道

年 月 日
出   典
標     題
要         旨
2009.11 Jane's Missiles & Rockets No S-400s in Far East, says Russian press reports <0912-110007>
 ロシア軍参謀総長が8月26日に、北朝鮮のミサイル発射に備えて S-400極東に配備すると述べたが、ロシア の報道によると、モスクワ地区に配備された S-400 が移動した形跡はない
 8月27日には空軍司令官が、2009年に予定された S-400 2個大隊の納入が2010年になることを明らかにしたが、そのうちの1個大隊が極東に配備 されるとも言っていない。
2009.08.27 朝鮮日報

インターネット

ロシア、対北迎撃ミサイル配備 <0909-082601>
 ロシア国営のリアノボスチ通信によると、モンゴルのウランバートルを訪問したマカロフ軍参謀総長が26日、北朝鮮の核やミサイルの試験場が ロシアに近いことを懸念して、実験が失敗した場合に備えて S-400 を極東地域に配備する決定をしたことを明 らかにした。
2009.08 Jane's Missiles & Rockets Russia looks to missile defences <0909-080003>
 北朝鮮のミサイル発射に際しロシア軍の元高級司令官2人が、ロシアのミサイル防衛東部地域には 有効でないと発言した2週間後の6月16日に、ロシア軍参謀総長が、北朝鮮から発射されるいかなるロケットも捕捉追随する能力があると発言した。
 6月17日には国防次官が、モスクワに配備された ABM は改良される予定で、情報処理システムは既に更新されていることを明らかにし た。 更に公開されていない ABM がモスクワに配備され S-400 と交代するとも述べた。 1990年代には S-500 が提案され、Almaz-Antei社で開発が続けられているとも報じられている。
 Jane社では、新型第五世代防空システム EU SRO PWO-PRO の開発が行われており、2015年頃 IOC になると見ている。
2009.06.23 Serchina 北朝鮮ミサイル、国境沿いに飛行すれば撃墜する―ロシア <0907-062302>
 ロシア軍第一副参謀長が、北朝鮮のミサイル発射に対しロシアの観測システムは厳戒態勢をとっており、発射すれば真っ先に発見できるとし、もしもミサイルがロシア 国境に沿って飛行すれば、ロシアは躊躇することなく撃墜することを明らかにした。 その場合ミサイルがロシア領内に飛来しなくても、 国境沿いの飛行でも撃ち落とす意向を示した。
2009.06 Jane's Missiles & Rockets Russian brigade exercise includes PGM live firing <0907-060014>
 シベリア軍管区の第74自動車化狙撃旅団が、3月16日〜24日に初めての実射演習を行った。 この旅団はロシア陸軍再編構想に基づき、従来の師団〜連 隊に代わる新たに編成された混成旅団で、152mmレーザ誘導砲をはじめとする各種 PGM を装 備する。
【関連記事:0902-010703 (JDW 2009.01.07)】
2009.04.16 Yahoo 産経新聞記事

「露軍機が MD 網偵察 北が発射時に情報収集機飛行」

<0905-041601>
 北朝鮮が Taepo Dong 2 を発射した際、ロシアの情報収集機が日米両国のミサイル防衛システムの偵察していた。 北 朝鮮からの発射事前通報をもとに日本海で待機し、日米のレーダが照射した周波数などに関する情報を集めたとみられる。
 偵察飛行を行っていたのはロシア空軍の電子情報収集機 Il-20 で、同機はこれまでにも日本周辺への飛来が確認され ている。 先月にも二度、日本海を偵察飛行しており、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進している。
2009.04.04 Yahoo 読売新聞記事

「露も北のミサイル迎撃態勢、極東の監視強化」

<0905-040402>
 タス通信によると、ロシア軍が4日、北朝鮮の弾道ミサイル発射に備えて極東地域で監視を強化し、S-300 で迎撃 する態勢を整えたことを明らかにした。
 北朝鮮によるミサイル発射そのものは脅威ではないものの、領内に落ちる可能性が出た場合はミサイルを撃ち落とす方針である。
2009.02 Jane's Missiles & Rockets Russian SRF plans structural changes <0903-020026>
 2008年11月〜12月にかけてロシア軍の大規模な再編が相次いで公表されたが、11月28日に戦略ロケット軍も2016年まで に縮小再編されることが明らかにされた。 それによると、現在ある3個軍、12個師団を2個軍、9個師団に再編し、4個師団をサイロ発射型部隊、 5個師団を移動発射型部隊にする。 1個軍は2009年に廃止される。
 また併せて RS-24 ICBM が2009年12月に配備されることも公表された。 この時点で発射機3基からなる1個大隊の運用を開始 する。 当該師団は2009年1月1日に Topol-M (SS-27) 15基も受領する。