2024.06.15 03:05 |
Defense News | Missile Defense Agency satellites track first hypersonic launch | <2407-061502> 米MDAによると、国防総省のHBTSSが今週、極超音速飛行の試験を初めて観測した。 MDAは、バージニア州ワロップス島をから極超音速弾を発射したが日付を明らかにしていない。 MDAの6月14日の声明で、最初の報告では、HBTSSは打ち上げ後にデータの収集に成功したと述べている。 MDAは今後数週間にわたって飛行データの評価を継続するという。 MDAとSDAは軌道上に10基のミサイル追跡衛星を打ち上げており、そのうち8基はSDAから、2基はMDAからである。 SDAの衛星が打ち上げを追跡したかどうかをすぐには確認しなかった。 MDAセンサーとSDAセンサーは別計画で開発されたが、SDAの衛星は将来のtrancheで、HBTSS衛星に搭載されている中視野センサーを組み込んで、これらの機能を組み合わせる。 HBTSSセンサーは、調光ターゲットを追跡し、迎撃弾にデータを送信できる。 |
2024.06.14 | MDA HP | MDA conducts first hypersonic test bed flight experiment | <2407-061420> 米MDAが極超音速試験のための共通プラットフォームを提供するように設計されたHTB の初飛行に成功した。 Hこの試験でHTB-1は極超音速に突入した。 HTB-1の飛行により、多くの試験でデータの収集が可能になり、極超音速環境での関連試験が可能になった。 HTB-1は初期のデータで、MDAのHBTSS試験で極超音速と弾道観測が可能出ることを実証した。 |
2024.06.06 | National Defense | Missile Defense Agency to Test Satellite Hypersonic Tracking Technology | <2407-060615> 米MDA長官のコリンズ空軍中将が、2月に軌道に載せたHBTSS 2基の最初の試験を行う準備を進めていると述べた。 コリンズ中将は6月6日に、CSISでの討論会で、極超音速の脅威のスピードを考えると、従来の地上配備型BMEWRでは十分な警告時間が得られないと述べた。 最初の極超音速試験機のキャリブレーション飛行は1週間後に行われる予定だという。 このテストでは、「目標が極超音速に達する前に視野に入れて、極超音速まで追随する」と、長官がイベント後の取材で語った。 |
2024.06.06 16:26 |
Inside Defense | MDA plans 'tracking,' 'characterization' projects in initial exploration of new airborne laser | <2407-060609> 米MDAが、長距離BMを撃破するのに十分な威力を持つ次世代レーザをUAVに搭載する実証として、追跡技術の開発に着手する予定だという。 MDAのミサイル防衛局長のコリンズ空軍中将は、6月6日に開催されたイベントでの発言の中で、今週初めに最初に報告された新しい指向性エネルギー計画に関する機関の計画に新しい詳細を追加した。 |
2024.06.06 15:38 |
Breaking Defense | First test of space-based hypersonic tracking sensors ‘within a week,’ MDA director says | <2408-060608> 米MDA長官によると、極超音速ミサイルを追尾するために設計された新しい宇宙ベースのセンサーの最初の大規模なテストの準備を進めており、同時に、新しいGPIが完全に機能する予定の現在から2035年までの間に、ミサイルを撃墜する能力を強化する方法も研究している。 さらに、MDAは、今年の夏に予定されている機関の意思決定権限を強化するための新しい憲章を熱心に待っていると、ヒース・コリンズ中将が語った。 |
2024.04.13 02:53 |
Defense News | 宇宙開発局の人工衛星が初のミサイル実験を予定 | <2405-041304> 米SDAは、ミサイル早期警戒衛星コンステレーションが今後数週間以内に最初のミサイル発射を追跡すると予想している。 SpaceX社とL3Harris Technologies社が製造し、2023年に3回に分けて打ち上げられた8基の衛星は、SDAのいわゆるTranche 0 Trafic Layerを構成している。ミサイル発射の観測・情報収集能力を実証する。 衛星からデータを引き出すには、試験が行われている地域 (通常はカリフォルニア州のVandenberg SFBや国防総省の別の施設)にIAEAの衛星を配置する必要があり、SDAのトゥルニア長官は4月10日に記者団に対し、最初のTracking衛星が収集・送信を行っているが、その位置はまだミサイル発射のタイミングと一致していないと述べた。 |
2024.02.14 |
MDA HP | MDA, SDA confirm successful launch of the Hypersonic And Ballistic Tracking Space Sensor and Tranche 0 satellites | <2403-021420> 米MDAとSDAが2月14日17:30に、Cape Canaveral宇宙軍基地からSpace X社のPhalcon 9 SLVで6基の衛星を低軌道に打ち上げることに成功したことを確認した。 |
2024.02.14 | MDA HP | MDA, SDA announce upcoming launch of the Hypersonic And Ballistic Tracking Space Sensor and Tranche 0 satellites | <2403-021419> 米MDAとSDAが、Cape Canaveral宇宙軍基地の発射施設40から6機の衛星を低高度軌道に打ち上げると発表した。 本日予定されている打ち上げには、MDAのHBTSS衛星2基と、SDAのPWSA Tranche 0 (T0) 衛星4基で、Space X社のPhalcon 9 SLVで軌道に乗せる。 |
2024.01.17 05:32 |
Defense News | Space Development Agency to buy 54 missile-tracking satellites | <2402-011704> 米SDA が、宇宙に配備するミサイル警戒、追跡、防衛用衛星群に、それぞれ18基の衛星を製造する3社を選定した。 これらの衛星は、SDAがT2TLと呼ぶものの一部を構成し、地上1,200哩上空にある低高度軌道から高度なミサイルを探知追跡する。 1月16日の契約総額は$2.5Bで、現在計画に参加しているLockheed Martin社とL3 Harris社のほか、コロラド州に本拠を置くSierra Space社が参入し、Lockheed Martin社は$890M、L3 Harris社は$919M、Sierra Space社は$740Mで受注した。 |
2024.01.16 15:09 |
Breaking Defense | SDA's latest Tracking Layer contract includes 6 'fire control' sats | <2402-011612> 米SDA当局者が1月16日、国防総省のミサイル防衛計画を支える2番目のセットとなる実用Tracking Layer衛星54基の2番目のセットを製造する3社を選定したことを明らかにした。 SDAは54基のうち各社2基ずつ、合わせて6基はインターセプタに目標の迎撃が可能な精度の情報を送れる精度のセンサを搭載する予備射撃管制衛星となり、残りの48基がBMと極超音速ミサイルの警戒/追跡に活用されると説明した。 これら54基は遅くとも2027年4月までに打ち上げられる。 選定されたのはL3Harris Technologies社、Lockheed Martin社、Sierra Space社が率いるチームで、それぞれ18基の衛星をT2TLの一部として、L3Harrisは$919M、Lockheed Martinは$890、Sierra Spaceは $740M、合わせて$2.5Bで発注した。 |
2024.01.12 14:59 |
Inside Defense | Rocket Lab to build additional 18 T2TL Beta space vehicles for SDA | <2402-011209> 米SDAが1月8日、Rocket Lab社にT2TL 18基を$515Mで追加発注し、衛星群を72基から90基に増やすと発表した。 Rocket Lab社はLockheed Martin社とNorthrop Grumman社のグループに加わる3番目の企業で、2023年8月にT2TL-β 72基を$1.5Bで受注している。 |
2023.10.31 00:00 |
Breaking Defense | Northrop Grumman wins $732M SDA contract for global constellation | <2311-103101> 米SDAが、Northrop Grumman社にLEOで大容量、低遅延のデータ中継網を構成するTransport Layer-AlphaのTranche 2衛星 (T2TL-Alpha) 38基の製造と地上部隊の支援、5年間の運用と維持を$732Mで発注した。 衛星は2026年12月から打ち上げられる。 T2TL-Alphaは国防総省のJADC2の骨幹として機能するもので、SDAは9月下旬にYork Space Systems社に62機を$615Mで発注している。 |
2023.10.26 12:36 |
Inside Defense | SSC plans to award contracts for 18 MW/MT satellites by early 2025 | <2311-102609> 米SSCが先週、ミサイルの捕捉追随 (MW/MT) を行うNGOPI Epoch 2の契約を2024年末から2025年初期に行うことを明らかにした。 NGOPI Epoch 2のRfIは2月に発簡されている。 |
2023.10.20 15:30 |
Breaking Defense | Space Force plans next MEO missile tracking satellite awards by early 2025 | <2311-102011> 米宇宙軍SSC司令部高官が、宇宙軍が18基打ち上げる、ミサイル早期警報/追跡を担う中高度軌道 (MEO) 衛星Epoch 2の発注を2024年末から2025年初期に行うことを明かにした。 SSCは2022年に行ったミサイルの警告と追跡の見直しの、静止軌道にある少数の衛星を中心としたそれまでのやり方から、高度2,000kmの低軌道上端と静止軌道の間のMEO軌道に数百の衛星の衛星をおいてネットワーク化する方式に切り替えた。 |
2023.09.05 14:54 |
Inside Defense | SDA successfully launches second round of Tranche 0 satellites | <2310-090511> 米SDAが9月2日、PWSA Tranche 0衛星13基のLEOへの打ち上げに成功したと発表した。 PWSA衛星はミサイルの捕捉追尾とその情報の発信を行う。 |
2023.08.30 16:17 |
Inside Defense | SDA set for second of three Tranche 0 launches | <2309-083012> 米SDAが8月28日にPWSA Tranche 0衛星の第2弾となる13基をVandenberg SFBから07:26に打ち上げる。 遅れていた第1弾の10基は4月に打ち上げられている。 |
2023.08.21 14:07 |
Breaking Defense | Northrop, Lockheed win combined $1.5B for SDA low Earth orbit data network | <2309-082110> 米SDAが8月21日、SDAが300基程度の低高度軌道 (LEO) でデータのリレーを行うTransport Layer衛星群で、72基の契約をNorthrop Grumman社とLoclheed Martin社にそれぞれ$733Mと$816Mで発注した。 今回発注したのはTranche 2βと呼ばれる36機ずつで、2026年9月に打ち上げが開始される。 Tranche 2βは光回線で相互接続し、TacSATCOMと呼ばれるUHF回線で地上と連接 (downlink) する。 Tranche 2にはTranche 2αとTranche 2γもあり、それぞれ若干異なったdownlinkになっている。 2022年2月にはLockheed Martin社とスタートアップ企業York社が$1.8BでTransport Layer衛星128基を受注しており、2024年に打ち上げが開始され、2025年には運用が開始される。 2020年7月にはLockheed Martin社とYork社がそれぞれ$187.5Mと$94Mで、Tranche 0衛星をそれぞれ10基ずつ受注している。 Northrop Grumman社は既に受注しているTransport Layerで放送機能を持つPWSAの Tranche 1 42基の技術をTranche 2βに採用するという。 |
2023.06.21 14:21 |
Inside Defense | SDA issues draft solicitation notice for Tranche 2 Tracking Layer | <2307-062107> 米SDIがPWSAのT2TLの提案要求素案を発した。 素案によるとT2TLは、極超音速ミサイルなど高度なミサイルの脅威の地球規模での継続的な兆候監視、捕捉、警告、追跡、識別をする機能を加速するもので、衛星コンステレーションには射撃管制が行える品質のセンサーも含まれる。 |
2023.06.06 05:44 |
Defense News | US Space Force taps L3Harris to design missile-tracking sensor | <2307-060603> 米宇宙軍が計画している3年周期で更新するミサイル警報システムRMWTがPhase1となるEpoch 1で搭載するセンサの開発を、既に契約しているMilennium社及びRaytheon社に続いてL3Harris社に$29Mで発注した。 Epoche 1は高度1,200~22,000哩の中高度軌道に打ち上げられる。 宇宙軍はFY24に$538Mを要求し、最初の中高度軌道衛星Epoche 1は2026年に打ち上げられ2028年までに4基が打ち上げられる。 宇宙軍はFY24~FY28に$3.5Bを見積もっている。 |
2023.05.24 22:30 |
Defense News | Northrop missile-warning satellites pass early design review | <2306-052418> Northrop Grumman社が5月24日、2020年に米宇宙軍から$2.37Bで2基受注した北半球をカバーする次世代極軌道ミサイル早期警戒IR衛星NGOPIP計画 (NGP) に搭載されるセンサの事前設計審査 (PDR) を通過したと発表した。 生産契約は来春か来夏に行われ、同社のEagle-3宇宙船に搭載されて2028年に打ち上げられる。 NGPは米本土に向かうミサイルの情報を海外の地上基地に頼ることなく衛星から直接米本土に送ることを目指しており、計画ではこの他にLockheed Martin社が手がけている静止軌道に打ち上げられる衛星があるが、3基の要求がFY24要求で2基になっている。 |
2023.05.17 | Jane's Defence Weekly | Raytheon and CesiumAstro provide AESA Payload for PWSA | <2307-051702> Raytheon社がCesiumAstrod社と米SDAが開発しているPWSAを構成するTracking Layer LEO衛星に搭載するAESA方式のRF通信装置Vireoを開発している。 PWSAのTracking Layerでは従来の既存のSATCOM LOS通信に代えてLEO衛星と衛星通信を構成する。 AESA通信装置はRaytheon社が受注したTracking Layer衛星の5号機に搭載される。 Raytheon社は当初打ち上げられたT1TL衛星28機に追加される7機を3月に受注している。 |
2023.05.12 15:30 |
Inside Defense | SDA issues draft solicitation notice for Tranche 2 satellite Alpha variant | <2306-051210> 米SDAがPWSAを構成するT2TL-AのRfP素案を発簡した。 T2TLはT1TL及び試作T1と似たシステムであるが、照準技術などが強化されると共に生産効率の向上が図られている。 国防総省はT2TL 100基の調達を計画している。 |
2023.04.12 14:04 |
Inside Defense | SDA issues solicitation notice for Tranche 2 Transport Layer satellites | <2305-041210> SDAがPWSA Tranche 2 Tranxsport Layer (T2TL) 衛星のRfPを発簡した。 T2TLは戦闘員に全地球規模で暗号化された通信を提供するもので、国防総省は6本の軌道に12機ずつ、合わせて72基の打ち上げを計画している。 |
2023.04.05 02:44 |
Defense News | Space Development Agency enters demonstration phase after first launch | <2305-040501> 米SDAが4月2日にVandenberg宇宙軍基地 (SFB) からSpace X社のFalcon 9で、BMや極超音速ミサイルを捕捉追随するTranche 0衛星2基と、そのデータを地上に伝送する光学通信衛星8基の、合わせて10基を打ち上げ軌道に乗せた。 6月には更に18基を打ち上げる。 SDAはFY24に実用衛星Tranche 1を要求しており、FY26には地球全体をカバーするTranche 2を打ち上げる。 |
2023.04.04 03:30 |
Defense News | Space Force fleshing out second phase of missile-tracking program | <2305-040402> 米宇宙軍が宇宙配備ミサイル防衛システムを構成する中高度軌道 (MEO) 追随衛星の第2段階となるEpock 2計画を進めようとしている。 MEOとは1,200哩以下の低軌道 (LEO) と2,200哩の静止軌道 (GEO) の間となる1,200~2,200哩を差し、宇宙軍はFY24~FY28に$3.5Bかける計画で、FY24でMEO Epoch 1に$538Mを要求している。 Epoch 1はBoeing社の子会社であるMillennium社とRaytheon社に試作を発注し2026年に打ち上げる計画である。 Millennium社はFY23で$130Mで6基を受注している。 |
2023.03.03 03:57 |
Defense News | Raytheon to make seven missile-tracking satellites for US space agency | <2304-030302> 米SDAがRaytheon社にTranche 1 Tracking Layer LEO衛星7基を$250Mで発注した。 Tranche 1 Tracking Layer衛星は高度1,200哩以上のLEO軌道で極超音速衛星などの捕捉追随を行う。 |
2022.10.06 15:26 |
Breaking Defense | York scores SDA contract worth up to $200M for experimental communications satellites | <2211-100611> 米SDAが10月6日、T1TLの試験衛星T1DES 12基と地上装置をYork社に$200Mで発注したと発表した。 T1DESは低高度軌道でのTACSATCOM及びIBSの試験を行う。 T1TLは低高度軌道に6種類の衛星を500基打ち上げるというSDAのNDSA計画の一環として高速大容量通信を担うもので、将来のJADC2を支えることになる。 T1DESはLink 16で使用しているUHFやSHFではなく、T1TLが使用するK-bandでの試験を行う。 |
2022.07.20 | Jane's Defence Weekly | Northrop Grumman and Airbus to develop prototype satcom capability | <2209-072001> 米SDAからTransport Layer Tracnche 1 (TLT1) 衛星126基を受注しているNorthrop Grumman社が、その1/3にあたる42基をAirbus US Space & Defense社に発注した。 Airbus社はArrow LEO衛星を元に電源と搭載品を増強しも300~500kgのモジュラー衛星を提供する。 |
2022.07.19 04:48 |
Defense News | L3Harris, Northrop picked for $1.3 billion hypersonics tracking satellite project | <2208-071904> 米国防総省が7月18日、SDAが進めるNDSAのTranche 1 Tracking LayerにL3Harris社とNorthrop Grumman社を指名した。 受注額はL3Harris社が$700M、Northrop Grumman社が$617Mで、各社はそれぞれ14基の衛星を試作する。 SDAが3月に発簡したTranche 1 Tracking Layerのsolicitationには7件の応募があった。 |
2022.06.17 11:56 |
Inside Defense | Northrop Grumman successfully tests laser communication system for Tranche 1 satellites | <2207-061707> Northrop Grumman社が3月にTranche 1衛星に搭載するレーザ通信装置の地上試験に成功した。 米SDAは2月にNorthrop Grumman社をSDAのTransport Layer多衛星群計画のTranche 1衛星開発に選定していた。 |
2022.05.31 | MDA HP | MDA successfully deploys a second set of CubeSats in space to test new tech, support HBTSS development | <2207-053101> 米MDAがHBTSS計画の準備のため2021年6月にCNCE Block 1として打ち上げたCubeSat 2基に続き5月25日にBlock 2 2基の打ち上げに成功した。 |
2022.03.29 14:45 |
Breaking Defense | After space tests, DoD to decide on hypersonic tracking sats in late '23 | <2204-032914> 米国防総省は極超音速ミサイルを宇宙空間で発見追随するシステムの開発と配備を行うか否かの決定を2023年末までに行う。 このためMDAはFY23に試作機2基を打ち上げるためとして$89Mを要求している。 MDAが開発している中視野角のHBTSS衛星はSDAが開発する広視野角のTracking Layer衛星と低高度軌道でネットワークを構成し、SBIRSや旧式になったDSP、更に次世代のNext-Gen OPIRからキューイングを受けて極超音速ミサイルの追随し、AegisシステムやTHAADに引き継ぐ。 |
2022.03.15 14:16 |
Breaking Defense | Budget bump allows early start for SDA's $2.5B missile tracking sats | <2204-031505> 米国防総省高官が3月15日、関連予算$550Mを含むFY22包括的歳出法案が通過しそうなことから、Tracking Layer Tranche 1 28基の業者選定を2~3週間以内に開始することを明らかにした。 Tracking Layer Tranche 1は低高度軌道 (LEO) を周回しBM、CM及び極超音速飛翔体を広視野角IRセンサで発見追随する最初の実用衛星で、約200基全ての打ち上げには$2.5Bが見積もられている。 Tracking Layerの試作機Tranche 0は2020年10月なL3Harris社とSpaceX社に4基ずつが、それぞれ$194M、$149Mで発注されている。 Tranche 1は2回に分け、2022年9月と2023年3月に14基ずつ打ち上げられる。 |
2021.12.23 | Breaking Defense | Bringin' home the Space-BACN: DARPA kicks off laser link project | <2201-122305> 米DARPAが低高度軌道を周回する相関性のない各種衛星を結ぶ、低価格で高速通信が可能で構成の変更が可能な光学通信システムの設計段階に14企業を指名した。 計画はTA1 (Technical Area 1) からTA3の3分野について、3ヶ月のPhase 0、14ヶ月のPhase 1、18ヶ月のPhase 2の3段階にわたり行われ、100W、100Gbitの単一波長で複数のoptical waveformを実現することを目指す。 |
2021.12.21 | Defense News | New hypersonic missile-tracking satellites pass critical design review | <2201-122107> 米MDAがHBTSSの最終設計審査 (CDR) を完了した。 MDAは1月にHBTSSの設計と試作にL3Harris社とNorthrop Grumman社を選定し、それぞれ$122M及び$155Mで契約していた。 20,000哩以上の高高度軌道に少数の衛星を打ち上げるSDAの計画と異なり、MDAのHBTSSは低高度軌道に数百基の衛星を打ち上げる。 |
2021.11.11 | Breaking Defense | Hypersonic missile tracking prototypes on point for 2023 launch | <2112-111110> 超高速ミサイルを宇宙空間から監視できるHBTSSは2023年に2基が打ち上げられるが、受注を競っている各社は11月末には試作を開始するとしている。 HBTSSは現有の早期警戒衛星より低い高度でかつ地上配備早期警戒レーダより高い高度である高度100km~2,000kmの低軌道に打ち上げられる衛星群で、SBIRS衛星や将来はNGOPI衛星からBMや超高速ミサイルのキューイングを受けて超高速ミサイルを超高速滑空飛翔段階で追随し、その諸元を海軍のAegis BMDシステムと陸軍のTHAADシステムに送る。 |
2021.09 | International Defence Review | MDA, SDA satellite efforts look to mature RF optical broadband capabilities | <2110-090001> 米MDAが6月に小型衛星群計画CNCE Block 1の一環となるCubeSatを打ち上げ、MDAとSDAの小型衛星計画が一歩を踏み出した。 CNCE計画は小型安価なナノ衛星間をRF通信で繋ぐ技術で、MDAのナノ衛星計画 (NTI) として進められている。 ナノ衛星とは幅4~8吋、長さ4~13吋、重量2~22-lbの衛星を言う。 |
2021.07.07 | DARPA HP | Blackjack program successfully deploys two Mandrake 2 satellites | <2108-070706> 米DARPAが6月30日、SpaceX社のTransporter2を用いて2基のMandrake 2衛星、AbleとBakerを打ち上げ軌道に乗せた。 Mandrake 2はDARPAが計画しているBlack Jackのリスク軽減として衛星間レーザ通信の検証を行う小型、低価格、低電力衛星で、取り纏めをLockheed Martin社、光学衛星間通信 (OISL) 装置をSA Photonics社、打ち上げをSpaceX社のSmallSat Rideshare計画で行い、Marveric Space Systems社が試験評価と運用を担当する。 |
2021.04.23 | Breaking Defense | JADC2: SDA to upgrade satellite laser links | <2105-042306> 米SDAのトーニア長官が4月21日に2021 C4ISRNETコンファレンスで、JADC2計画のデータ中継衛星が使用するレーザ通信で、光通信ケーブルを使用した在来の地上通信を活用すると述べた。 JADC2ではTransport Layer衛星群が網目状にネットワークを構成しC&Cを行わせる。 SDAは2022年にTranche 0として28基の衛星を打ち上げるが、そのうちの8基がTracking Layer衛星で残りの20基はTransport Layerである。 更に2024年末までに打ち上げられるTranche 1の衛星150基は全てTransport Layer衛星になる。 しかしながら最初にSDAが打ち上げるTransport Layer衛星は戦闘機や艦船などの戦闘システムとはRFによる今までのLink 16を用いて交信する。 |
2021.03.22 | Aviation Week & ST | Space alert | <2105-032202> 米国防総省がDSP衛星の後継として既に4基打ち上げているSBIRSは、2020年だけで1,000回以上ミサイルやSLVの発射を捕捉している。 その5号機であるGEO-5は2Q/2021年、6号機にして最終機となるGEO-6は2Q/2022年に打ち上げられる。 国防総省はその後継となる次世代のNext-Gen OPIRは、Block 0では5基が打ち上げられ、Lockheed Martin社が静止軌道の3基、Northrop Grumman社が極軌道の2基を受注している。 Next-Gen OPIRへの要求を今夏に公表される。 米宇宙軍は衛星と共に地上装置も近代化するFORGE計画も進めており、計画はRaytheon社が受注している。 FORGEはSBIRSやNext-Gen OPISだけでなく、民間や環境監視衛星などが取得した全てのミサイルの早期警報に関する情報を処理する。 |
2021.01.22 | Inside Defense | MDA selects Northrop to proceed with HBTSS development, booting Raytheon and Leidos | <2102-012210> 米MDAが1月22日、Northrop Grumman社に$155MでHBTSS計画のPhase Ⅲbを発注した。 Raytheon社とLeidos社は敗退した。 HBTSSは超高速の敵を発射から着弾まで追随するIRシステムである。 |
2021.01.22 | MDA HP | Hypersonic and Ballistic Tracking Space Sensor Phase IIb Awards | <2102-012209> 米MDAがHBTSS計画のPhase ⅢbをNorthrop Grumman-L3Harrisグループに発注した。 Phase ⅢbではHBTSSの試作衛星を打ち上げ、軍が要求する超高速ミサイル群や中期弾道の弾道弾に対する射撃統制に必要な精度のデータが取得できることを検証する。 |
2021.01.14 | C4ISR Net | L3Harris to build prototype satellite capable of tracking hypersonic weapons | <2102-011407> 米MDAが1月14日、HBTSS衛星群の衛星試作をL3Harris社に$121Mで発注したと発表した。 HBTSSは超高速兵器の発見追随のため数十基の衛星を低軌道に打ち上げる計画で、2019年に4社がリスク低減活動として搭載品の試作をそれぞれ$20Mで受注し、これら4社の中から2020年10月31日にL3Harris社が選定されていた。 これとは別のSDAが8基の打ち上げを計画している広視野角 (WFOV) 衛星でも10月に同社は4基を$193Mで受注している。 残りの4基はSpaceX社が受注した。 WFOV衛星は2022年9月に打ち上げられる計画で、HBTSS計画は2023年7月に完了することになっている。 |
2020.12.23 | C4ISR net | Congress provides $130 million for hypersonic missile warning satellites | <2101-122308> 米議会がFY21NDAAでMDAに、超高速ミサイルを追跡する新衛星群HBTSSとして$130Mを追加した。 トランプ政権はHBTSSに予算を要求しなかったがMDAが議会に提出した予算案に盛り込まれなかった要求一覧で$108Mを呈示していた。 尚議会はSDAから$10Mの計画をMDAに付け替えている。 |
2020.12.10 | Inside Defense | Lawmakers add funds for HBTSS, delay testing until 2023, mandate MDA responsibility | <2101-121007> 米議会下院が国防総省のFY21要求について、2022年末と期限を定めていた宇宙配備超高速/弾道弾追尾センサ (HBTSS) の軌道上における試験の実施期限をFY23に伸ばした。 また$100MとしていたFY21の国防総省要求を$120Mに引き上げた。 |
2020.11.23 | Aviation Week & ST | Arrested development? | <2102-112303> 米宇宙開発庁 (SDA) が大規模衛星群の最初の二層を10月に、Tracking Layer Tranche 0をL3Harris社とapceX社指名したのに対して、Raytheon社とAirbus社がGAOに異議を申し立てている。 一方FY21 NDAAを審議しいる米議会は、今後3年間に200基の小型衛星を低軌道 (LEO) に打ち上げるとしたSDAの要求を疑問視している。 Tracking LayerとTransport LayerのTranche 0では、縮小型のモデルを使用して超高速滑空飛翔体の (HGV) のデータを迎撃弾に送る検証を行う。 |
2020.10.06 | C4ISR net | SpaceX, L3 to provide hypersonic tracking satellites for Space Development Agency | <2011-100604> 米SDAが10月5日、計画している巨大衛星網を構成する追随層 (tracking layer) の一部として低高度軌道に打ち上げる広視野角 (WFOV) センサを搭載した赤外線探知衛星 (OPIR) 4基の開発を、SpaceX社とL3 Harris社にそれぞれ$149M及び$193Mで発注した。 SDAのtracking layerは中視野角 (MFOV) センサを搭載するMDAのHBTSSと共同運用される。 |
2020.08.30 | 産経新聞 (Yahoo) |
米の小型衛星群構想へ参加検討 ミサイル防衛強化 来年度予算に調査費 | <2009-083002> 複数の政府関係者が30日、米国の新たなBMD構想を支える「衛星コンステレーション」への参加に向け、防衛省が来年度予算概算要求に調査研究費を計上する方向で調整していることを明らかにした。 構想に本格参入すれば多額の経費が必要となるため、政府は費用対効果や実現可能性を慎重に見極める。 衛星コンステレーションは300~1,000kmの低軌道に1,000基以上の小型衛星を投入する構想で、2022年に実証機20基を打ち上げる。 通常数百億円かかる衛星の費用を、小型衛星は5億円程度に抑えるが総費用は1兆円以上とされる。 政府は、米国の開発状況を把握し、日本が得意とする高感度、広範囲の情報収集を可能にするIRセンサの活用を念頭に、参入の可能性を模索する。 |
2020.08.12 | 共同通信 (Yahoo) |
人工衛星群活用し新型兵器に対処 政府、米とも連携方針 | <2009-081203> 政府関係者が12日、中国やロシアが開発する超高速滑空兵器に対処するため、小型人工衛星群を活用してミサイルの捕捉追随能力を高める検討することを明らかにした。 米国からこの計画への参加を打診されており連携する考えである。 衛星群は、地球から近い同じ軌道に多数の小型衛星を投入して構成し、協調して作動させるもので、米国は小型衛星数百基を打ち上げる計画を進めている。 |
2020.08 | International Defence Review | Pentagon silicits progpsals for new hypersonic advanced warning system | <2009-080001> 米SDAが6月15日、NDSAの構成要素として追随層 (Tracking Layer) を構成する低高度軌道 (LEO) 衛星の開発と打ち上げに関するRfPを発簡した。 Tracking Layer衛星は米国や同盟国に向けて飛来する超高速目標の発見、追随、警報を担当し、Battle Management Layerなどと共にNDSAを構成する。 Tracking Layerは2段階で開発され、Tranche 0では広視野角 (WFOV) 監視を行う衛星をFY22末に、中視野角 (MFOV) 監視を行う衛星をFY23中頃に打ち上げられる。 Tranche 0ではそれぞれ10基ずつを打ち上げる。 |
2020.07.25 | 讀賣新聞 (Yahoo) |
宇宙監視網活用のミサイル防衛、日本と協議…米国防総省 | <2008-072502> 米MDAが24日、米軍が計画中の極超音速/弾道追跡宇宙センサ (HBTSS) 宇宙監視網を活用したBMDについて、日本政府と協議していることを認めた。 中国やロシアが開発した極高速滑空兵器迎撃のための具体的な装備について、MDAは極高速の脅威に対処するために必要な技術的要求を特定する初期的な段階にあるとするにとどめた。 |
2020.06.29 | Inside Defense | Air Force general eyes JADC2 on-ramp with European allies in spring 2021 | <2007-062905> 在欧米空軍司令官が6月29日、2021年春に在欧米空軍が実施する演習でJADC2経由でABMSを参加させ、同盟国も含めたISRの共有機能について検証すると述べた。 |
2020.06.25 | Jane's 360 | Pentagon solicits proposals for new hypersonic advanced warning system | <2007-062506> 米SDAが6月15日、宇宙国防機能 (NDSA) で脅威の捕捉識別を担当するTracking Layerとして使われる低軌道衛星 (LEO) のRfPを発簡した。 NDSAは以下のようなLayerで構成される。 ・Tracking Layer ・Battle Management Layer ・Navigation Management Layer GPSが使用できない環境でのPNTの代用 (A-PNT) ・Deterrence Layer 静止軌道以遠の深宇宙での敵の活動阻止。 ・Support Layer ・Transport Layer ・Custody Layer |
2020.06.01 | Aviation Week & ST | Autonomy in orbit | <2009-060101> ・Phase 1 1号機 Mandrake 1 スーパーコンピュータチップを搭載したキューブ衛星 ・Phase 1 2号機 Mandrake 2 光学式衛星間リンク (OSIL) の試験衛星 ・Phase 1 3号機 Wildcard ソフトウェア定義通信装置の検証 ・Phase 1 4号機 Loft Orbital サードパーティーが開発したソフトの検証 ・Phase 2 10~20基の衛星打ち上げ |
【註】 CubeSatとは10×10×10cmのサイズで数kg程度の小型人工衛星をいう。 |
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2020.05.21 | C4ISR net | Space Force completes enterprise review of missile warning systems | <2006-052103> 米宇宙軍司令官のレイモンド大将が5月20日に国防記者クラブ (Defense Writers Group) で、ミサイル警報システムの全面的な見直しを完了したと発表した。 国防総省ではロサンゼルスにあるSMCのほかMDAやSDAなど各種機関がミサイル警報システムを構築しているが、昨年宇宙軍や宇宙開発庁 (SDA) が設立されたことで、国家としての宇宙配備型ミサイル警報システムを構築することができるようになったと述べた。 |
2020.05.14 | Breaking Defense | MDA: all-domain C2 key to countering hypersonic missiles | <2006-051404> 米MDAのC2BMC責任者が5月13日、JADC2は現在BMD用に構築されたシステムに超高速ミサイルやCM対処能力を迅速かつシームレスに持たせる基本的なシステムであると述べた。 C2BMCはアラスカとカリフォルニアに配備したGMDシステムからPatriotのような戦術BMDシステムを結ぶ現有システムで、MDAはまずC2BMCシステムと開発中のJADC2の連接を確認したのち、空軍が行うABMSの第2段階の試験であるOn Ramp演習に参加するという。 ただ4月に計画されていたOn RampはCOVID-19パンデミックの影響で6月、8月、9月31日へと度々延期されている。 |
【註】 JADC2は米空軍が進めている宇宙配備の全ドメインのデータ共有システムで、データ交換にはSDAが進めているTranche 0 transport layerを利用する。 |
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2020.05.06 | Breaking Defense | Esper orders SDA to link C2 networks for all-domain ops | <2006-050609> エスパー米国防長官が各軍に対し、SDAが開発している全ドメインの指揮統制装置を連接するデータ伝送衛星との連接を命じた。 データ伝送衛星では統合全ドメイン指揮統制 (JADC2) の実現を目指していて、対象となるのは空軍のABMS陸軍のTITAN、海軍のNIFC-CAなどである。 |
【註】 データ伝送衛星はSDAが進めている多層からなる衛星群HBTSSで伝送層 (Transport Layer) を担当する衛星群である。 |
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2020.05.05 | C4ISR net | Here's what the Space Development Agency wants from its first 10 satellites | <2006-050503> 米SDAが、宇宙空間に配置したセンサ網で超高速ミサイルの捕捉追随を行い地上の迎撃システムと結ぶ伝送層であるNSSAのTranche 0となる一次分として、小型衛星合わせて20基を発注する2件の契約を準備している。 ・段階開発 SDAはNSSAの段階開発を計画しており、Q4/FY22にTranche 0を打ち上げて低速でのデータ伝送を検証した後に、2年ごとに新たなTrancheの打ち上げを行いサイズと性能を向上させて行く。 Tranche 1では150基の打ち上げが計画されている。 ・ネットワーク構成 NSSAは多層で構成され、Tranche 0は伝送層を構築する。 各伝送層衛星は前後左右向けに4基の1Gbps光波通信装置を搭載し、同一軌道面にある最近の伝送層衛星と接続する。 衛星はまた他の軌道面にある衛星とのリンク構成能力も持ち、伝送層衛星以外の衛星ともリンクを構成できる。 これにより1基のセンサ衛星が捕捉した目標諸元は、その衛星からの通信の到達距離にない地上施設にも送ることができる。 |
2020.05.03 | C4ISR net | SEAKR moving forward with DARPA's Pit Boss project | <2006-050302> SEAKR Engineering社が4月28日、米DARPAが進めている低軌道衛星群計画Project Blackjackで使用する自動システムPit Boss開発企業に選定され、Phase Ⅰ Option Ⅱを受注したと発表した。 この計画にはBAE Systems社とScientific Systems社も名乗りを上げていた。 SEAKR社はMicrosoft、Applied Technology、Advanced Solutions、Kythera Space Solutions、NKryptPhaseの各社とチームを組んでいる。 |
2020.04.27 | C4ISR net | Lockheed Martin to integrate Project Blackjack satellites | <2005-042705> Lockheed Martin社が4月24日、米DARPAが進めているBlackjack計画の第一段階として2022年夏に20基程度の低高度軌道衛星を打ち上げると発表した。 この計画はSDAが進めようとしている衛星群計画の試行で、最終的には数百基の衛星群を目指している。 |
2020.04.08 | C4ISR net | Three obstacles are slowing space sensors for hypersonic threats | <2005-040804> 中国やロシアからの超高速飛翔体脅威から防衛するためには、発射から着弾までの全経路を継続的に監視する必要があり、そのための監視追随システムとしてHBTSS計画が進められているが、3つの問題が計画の推進を妨げている。 ・その1:全般構想が固まらない 国防総省で化学技術を総括しているグリフィン次官は低軌道衛星群でカバーするとしているのに対し統参本部副議長のハイテン大将は低軌道と中高度軌道の組み合わせが必要と主張している。 ・その2:予算不足 トランプ政権がFY19とFY20に要求した予算は僅かで、FY20では$15Mでしかなかった。 これに対し議会が予算を増額しそれぞれ$73M、$103Mとしている。 FY21要求でもFY20から10%削減した$99.5Mしか要求していない。 ・その3:担当部署の混乱 HBTSSを所管するのがMDAなのかSDAなのかの混乱が続いている。 |
2020.04.06 | C4ISR net | The Pentagon will solicit its first mesh network in space May 1 | <2005-040603> 米宇宙開発庁 (SDA) がコロラドスプリングで開かれた第36回宇宙シンポジウムで、Transport Layer衛星ネットワークの当初分として2022年夏の軌道投入を目指すTranche 0の20基について、8月に契約を行う契約であることを明らかにした。 RfPは5月1日に発簡される。 Transport Layer Tranche 0 Layerでは、低速データ通信による作戦機との交信、センサ取得情報の発信能力、GPSに頼らないタイミング機能などが検証される。 今後はFY24にTranche 1、FY26にTranche 2が計画されている。 |
2020.04 | International Defence Review | Space Force requests nearly USD2.5 billion for missile warning satellites | <2005-040002> 米宇宙軍がFY21予算に宇宙配備型新型センサNext-Gen OPIRに、開発費$2.319B、購入費$160.9Mの合わせて$2.48Bを要求した。 Next-Gen OPIRは、静止軌道 (GEO) 衛星3基と高高度楕円軌道 (HEO) 衛星2機からなるSBIRSの後継となる。 |
2020.03.16 | C4ISR net | The MDA is still in charge of hypersonic-tracking space sensors | <2004-031605> 米MDA長官が3月12日の議会公聴会で、MDAが宇宙配備型超高速弾ミサイル探知システムであるHBTSSの開発を継続していると述べた。 HBTSSの所管を巡っては政府がMDAからSDAに移管しようとしたが、議会がMDAに留めた。 |
2020.02.27 | Inside Defense | Lawmaker challenges DOD proposal to shift funding for HBTSS from MDA to SDA | <2003-022702> 米国防総省は超高速/弾道追随衛星HBTSS計画を重視し、FY20に続いてFY21にも予算要求しているが、その管轄権を巡り混乱が起きている。 議会下院ではHBTSSの所管をMDAではなくSDAにすべきとの議論が起きている。 |
2020.02.12 | Inside Defense | Pentagon eyes initial operation of HBTSS in 2022, shifts funding to SDA | <2003-021206> 米MDAはHBTSSを早ければFY22にもIOCにしたいと考えている。 HBTSSは敵のHBGWを、現在盲点となっている部分を含め発射から弾着まで継続して追随しようとする新たな宇宙配置センサである。 |
2020.02.12 | Inside Defense | Pentagon eyes initial operation of HBTSS in 2022, shifts funding to SDA | <2003-021206> 米MDAはHBTSSを早ければFY22にもIOCにしたいと考えている。 HBTSSは敵のHBGWを、現在盲点となっている部分を含め発射から弾着まで継続して追随しようとする新たな宇宙配置センサである。 |
2020.01.16 | C4ISR net | The Pentagon wants help for its satellites to talk to each other | <2002-011604> 米宇宙開発庁 (SDA) が低高度軌道に多数の衛星を打ち上げて相互通信を行うシステムを構築するため、衛星間光学通信標準 (OILOS) の開発を開始する。 このためSDAは1月15日にRfIを発簡した。 SDAは2020年春にTranche 0を決め、速ければFY22にも初期版を完成させたいとしている。 |
2019.10.29 | Inside Defense | Harris, Leidos, Northrop and Raytheon win HBTSS prototype contracts | <1911-102905> 米国防総省が10月29日、MDAのHBTSS開発計画に、Harris、Leidos、Northrop Grumman、Raytheonの4社を選定したと発表した。 HBTSSはかつてSpace Sensor Layerと呼ばれていた超高速ミサイル及びBMの発射から弾着までの発見、追随を行う宇宙配置型センサで、4社はそれぞれ$20Mで受注した。 |
2019.10.09 | C4ISR net | The data challenge of space-based hypersonics defense | <1911-100905> 米MDA長官のヒル海軍少将が10月7日、宇宙開発庁 (SDA) の低軌道衛星群に組み込まれる宇宙配備超高速ミサイル/BM追随システム (HBTSS) ではデータの管理が最大の課題になると述べた。 超高速ミサイルは従来のBMに比べて発見しづらいため、衛星が目標を発見した場合、次の衛星にデータを伝送して追随を引き継ぐ必要がある。 |
【註】 追随のリレーだけではデータ伝送がそれほど困難とは思えないことから、HBTSSでは複数の衛星を結んで合成開口を構成し、高精細な画像レーダを実現しようとしているのではないか。 そのためには正確な位相情報の授受ができる高速通信の実現と相互の同期が欠かせなくなるはずである。 |
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2019.09.10 | Inside Defense | OMB pushes back on Senate plan to give MDA oversight of space sensor architecture | <1910-091008> 米大統領府予算局 (OMB) が9月4日に議会上院軍事委員会に書簡を送り、同委員会がFY20予算で超高速/弾道弾探知衛星群の担当をMDAにしようとしていることに対し反対するとの立場を示した。 |
2019.08.19 | Aviation Week & ST | Pentagon's answer to 'Space Pearl Harbor' threat shifts focus | <1910-081906> 米宇宙開発庁 (SDA) が4月に低高度軌道に小型衛星群を配置する限定的なTransport Layer構想を提起したが、同庁では更に中高度軌道へのTransport Layer拡張構想を持っている。 米軍は今まで陸軍のKestrel Eyeの様な小型画像衛星計画を進めているが、SDAはこれらを拡張しネットワーク化することを考えている。 |
2019.07.03 | C4ISR net | The Pentagon’s new space agency has an idea about the future | <1908-070303> 4ヶ月ほど前に米国防総省に新設された宇宙開発庁 (Space Development Agency) が7月1日に公表した国防総省の新たな宇宙防衛構想は、網目状に多数打ち上げた50kg~500kgの小型通信衛星をネットワークで連接し、以下の機能を持たせようとするものである。 ・Space transport layer ・Tracking layer ・Custody layer ・Deterrence layer ・Navigation layer ・Battle management layer ・Support layer DARPAは20基の衛星群構想Blackjack計画を持っているが、SDAの計画はBlackjackに連接し、ミサイルの早期警戒・照準のほかGPSの補完なども行う。 |
2019.04.10 | Inside Defense | STRATCOM chief advocates for Space Sensor Layer in FY-20 budget | <1905-041006> 次期米統参会議副議長に予定されている戦略軍司令官ハイテン空軍大将が3月25日に議会に対し、予算化されなかった戦略軍の要求を挙げた法定文書の中で、国防総省が低軌道衛星群の開発が最適としているのに対し、できたばかりのSpace Sensor Layerを最優先としている。 |
2019.03.19 | Inside Defense | Air Force requests $11.7B for Next-Gen OPIR in FY-20 FYDP | <1904-031907> 米空軍がFY20以降5年間で、次世代宇宙配備型ミサイル警報システムNGOPIの関係予算を大幅に増額し$11.7Bとすることを明らかにした。 NGOPI関連予算はFY18とFY19で$744Mであった。 |
2019.03.07 | Inside Defense | MDA identifies nine companies competing for Space Sensor Layer | <1904-030706> 米MDAが宇宙空間多層配備型センサ (SSL) の概念設計に9社から提案があったことを明らかにした。 SSLは超高速飛翔体に対し、発射から弾着までの全飛翔過程を追随できるシステムを目指している。 |
2019.02.22 | Inside Defense | Complete Space-based Kill Assessment constellation set to be in place, online next month | <1903-022209> 米国防総省が3月末までに、民間衛星にBMD用のセンサ22基を搭載するSKA計画を公表する。 |
2018.01.22 | C4ISR Net | New missile warning satellite launched from Cape Canaveral | <1802-012207> 米空軍が19日、SBIRS GEOの4号機GEO-4をCape Canaveralから打ち上げた。 |
2017.11.15 | Inside Defense | DOD eyeing small-satellite constellation to detect, track hypersonic boost-glide vehicle threats | <1712-111507> 米国防総省が、超高速飛翔体HBGVの発見追随を行う衛星群の実験を計画しており 、年内にもOMSE衛星を打ち上げる計画である。 MDAは今年初めに、超高速飛翔体脅威への対策の必要性を公式に認めている。 |