CG(X) に関する報道

年 月 日
出   典
標       題
要             旨
2020.04 International Defence Review Revolutionary evolution: US Navy faces big decisions on Large Surface Combatant <2005-040015>
= 米海軍の大型水上艦計画に関する3頁の記事 =
2019.12.24 Defense News Pentagon proposes big cuts to US Navy destroyer construction, retiring 13 cruisers <2001-122403>
 米国はFY18国防権限法 (
NDAA) で海軍の艦船を355隻体制にすることを国家方針としているが、国防総省は大統領府予算局 (OMB) に対し、それまで計画していたFY21~FY25におけるArleigh Burk級Flight Ⅲ駆逐艦の建造数を12隻から5隻に減らすと共に、Ticonderogo級巡洋艦の退役数を13隻から9隻に減らすとの計画を示した。 この結果海軍の保有数は293隻から287隻に減ることになる。
 これに対してOMBは国防総省に対し、2030年までにUSVを含めて355隻とする予算見積もりを示すように命じた。
2018.09.17 Defense News The US Navy is going to need a bigger boat, and it's getting ready to buy one <1810-091706>
 米海軍の水上戦責任者であるBoxall少将が、老朽化した巡洋艦の後継艦建造を急いでおり、2023年か2024年には一番艦を発注したいと述べた。 このため来年には調達計画を公式に開始するという。
 後継巡洋艦はDDG Flight Ⅲ同様にAN/SPY-6
AMDRのほか電磁砲などDEWも装備し、船体はZumwalt級駆逐艦に注目しているという。
2018.01.09 Defense News Navy's cruiser replacement won't be a cruiser, says surface warfare chief <1802-010904>
 米海軍の水上戦責任者であるBoxall少将が海軍水上戦協会の年次シンポジウムで、現有巡洋艦の後継艦は 巡洋艦にはならないであろうと述べた。 海軍の次期巡洋艦CG(X)計画はオバマ政権時代に中止されている。
 これについて専門家は、Flight Ⅲ Aeleigh Burke級駆逐艦の船体は目一杯で、技術的に限界があると述べ ている。
2016.02.17 Jane's Defence Weekly Navy proposes phased cruiser modernisation <1603-021718>
 米海軍はFY17にTiconderoga級巡洋艦7隻の近代化を計上している。 海軍は同級巡洋艦を22隻保有していて、そのうち 11隻の近代化が必要としていて、CG 63とCG 64の2隻の近代化は既に終了し、CG 65とCG 69の2隻はFY16で実施される。
【註】
 米海軍はTiconderoga級Aegis巡洋艦を27隻建造したが、発射機が2連装式のMk-26であるname shipであるCG 47 Ticinderogaを含む5隻は既に除籍されており、現在はMk-41 VLSを装備する22隻だけが残っている。
2014.01.22 Jane's Defence Weekly USN mulls CG-47 successor systems <1403-012210>
 米海軍が CG-47 Ticonderoga級に代わって2030年代に就役する艦の検討を行っている。 新型艦では、電 磁砲 (
EMG)、レーザレーダDEW などの将来武器の装備が検討されている。
2010.02.10 Jane's Defence Weekly US budget request reflects counter-insurgency emphasis <1003-021007>
= 米FY11国防予算要求の解説記事 =
 米国防総省が2月1日、総額$549BのFY11国防予算要求を公表した。 この他にイラクとアフガンの戦費$159BのFY11要求と、アフガンに30,000名を増派するためのFY10 補正予算$33Bも要求された。
陸軍:$143.4B
 MQ-1C Sky Warrior 26機を要求
 ACS 計画を EMARSS 計画に再編
空軍:$119B
 F-35 の開発期間を13ヶ月延長
 UAV 52機と有人機97機を調達
 C-130J 16機をガンシップに改造し、老朽化した AC-130 と換装し、ガンシップの総数を25機から33機に増強
海軍:$160B
 F-35B 13機を調達
 F-35C 7機を調達
 F/A-18E/F 22機を調達
 EA-18G 12機を調達
 LCS 2隻建造
 DDG-51級 2隻建造
 DDG-1000 の建造は3隻に限定し、CG(X) 計画は中止
BMD :$ 9.6B
 陸上発射型 SM-3 の開発を予算化
2010.02.01 US DoD HP Quadrennial Defense Review <1003-020104>
Quadrennial Defense Review 2010 全文 (pdf)」

 新たに CG(X)計画中止になったと明記された。
 FY2011~2015 Future Years Defense Program の整備目標が
  Patriot 15個大隊
  THAAD  7個中隊
と示された。
2009.04.15 Jane's Defence Weekly Balancing the naval budget <0906-041503>
 LCS はFY06時点の価格見積もりが$220Mであったのに、FY09で$460Mに上昇したため議会 の抵抗が大きかったが、今回計画の維持が表明された。
 CG(X) はFY-11に計画されていた milestone 決定が延期された。
2008.12 International Defence Review Reveerse of fortunes: evolving threats spur US Navy to alter destroyer course <0901-120037>
= 米海軍の駆逐艦の今後に関する5頁にわたる特集記事 =
 米海軍が7月31日に、下院小委員会で、DDG-1000 Zumwalt級駆逐艦の調達を停止し、DDG-51 Arleigh Burke級の調達を再開すると証言した。 DDG-1000 はFY07とFY08で2隻を建造し、2月に提出したFY09予算で3隻目を要求している。 現在 の計画ではFY09~FY13に5隻を建造して合わせて7隻になるが、これで DDG-1000 の調達を止め、FY10~FY15に DDG-51 を8隻建造する。 その後も CG(X) の調達が開始されるまで DDG-51 の建造を続けるため、合わせて 12隻が建造されると見られる。 CG(X) は FY11 に調達が開始されFY17に就役する計画である。
2007.11.07 Inside Missile Defense Analysis of alternatives for future CG(X) Cruiser completed <0723-110701>
 米海軍の検討チームは、CG-47 Aegis 巡洋艦の後継となる CG(X) の候補案分析 (AOA: Analysis of Alternative) を終了し、海軍に報告した。
 検討の細部は明らかにされていないが、候補案は4案で、そのうちの1案は DDG-1000 と同じ船体を 使用する艦と更に大型の艦を併行して開発する内容とされる。
2007.09.10 Defense News US Navy wants EM railgun on new cruiser <0720-091008>
 米海軍は CG(X) へ装備するため、2020年~2025年の IOC を目標とした電磁砲の基礎的な実証試験をFY-11 に予定し、新たな研究用発射装置を今月海軍試験センタで BAE社から受領する。
 電磁砲は弾丸を Mach 7 で発射したのち、250nmを約6分で飛翔し GPS で誘導して 目標を破壊する構想であり、現在の出力は8MJであるが、新たな発射装置は32MJが可能となる。 技術的課題 は出力及び砲の耐用命数にあり、FY-11の段階では100回の発射に耐え、最終的には3千回の発射に耐える砲を めざす。
2007.08.01 Jane's Defence Weekly USN considers unclear option for CG(X) <0717-080108>
 米海軍は議会の圧力から、Ticonderoga 級巡洋艦の後継として25,000tの原子力推進艦 の検討を行っている。 これに対して海軍の中には原子力推進艦はコストがかかり313隻態勢の達成が困難 になるとの反対意見も多い。
 2011年就役を目指す CG(X) について海軍は以下のような各種選択肢を検討しており、結論は9月に出ること になっている。
  ・14,500t Zumwalt (DDG 1000) を元にした従来型推進艦
  ・11,000t Aeleigh Burke の船体を元にした従来型推進艦
  ・DDG 1000 の原子力推進型艦
2007.08 International Defence Review The shape of things to come: CG(X) may grow in size and cost to deliver capability <0718-080012>
 米海軍は当初 CG(X) の船体設計を14,500tの DD-1000 と同じ にすることを考えていたが、これに疑問が呈されている。
 Ticonderoga 級と同様に BMD 能力を強化した多目的艦となる CG(X) は所要電力30~31MW のレーダを搭載する。 因みに Aegis の所要電力は5MW である。 このため CG(X) には大口径のアンテナを 支える大型の上部構造物が必要になり、必然的に大型の船体と30ktを出すための強力 な動力が必要になる。 また KEI の搭載を考えると更に大型化する。 この結果排水量は 21,000~26,000tになる。
 このサイズの艦になると原子力推進がふさわしく、一案として CVN-78 Gerald R Ford 用に開発さ れた双発原子炉を1/2にした小型原子炉が考えられている。 これによるコスト上昇は$600~700Mになる。
2007.07.23 Defense News US may build 25,000-ton cruiser <0717-072301>
 米海軍分析センタは、2011年から建造予定の次期巡洋艦 CG(X) に関する AoA (Analysis of Alternatives) をまとめ、二艦種を海軍に提案した。
 一種類は Zumwalt 級 DDG-1000 の船体とガスタービン動力を用いた14,000t級護衛巡洋艦で 空母艦隊を護衛する。 もう一種類は25,000t級の原子力推進艦 BMD 能力 を持たせる。 AoA では KEI を不採用としている。
 長期計画では、5隻の原子力巡洋艦と14隻の護衛巡洋艦を2023年度までに建造する構想である。
2007.01.22 Inside the Navy Admiral: KEI missile eyed for CG(X) cruiser,but big challenges loom <0705-012202>
 米海軍は CG(X) KEI を搭載する構想であるが、発射時に発生す る多大な熱とエネルギーによる艦への影響を避けるため、コールドロンチ方式の採用が不可欠であり、極めて 大きな技術課題となっている。
 海軍はまた CG(X) の動力に核燃料を用いること及び DDG-1000 との船体の共通化 を検討中である。
2007.01.04 Inside the Pentagon Report examines use of DDG-1000 hull for new CG(X) Cruiser <0705-010402>
 12月20日に公表された米議会の CRS 報告では、CG(X) の船体に DDG-1000 と同じものを使用する検討が行われている。 これは CG(X) の能力を高めることができるが、価格も高騰するとみられ る。
 海軍は現有する22隻の CG-47 の後継として、2011年~2023年に18隻の CG(X) を建造する意向であり、多目的巡洋艦として、ミサイル 発射管、弾道ミサイル防衛システム及び155mm AGS を装備する計画である。
2007.01.01 Defense News Alternatives suggested for next US cruiser <0704-010102>
 米海軍は2011年に CG(X) の初号艦を発注する計画で、設計案について検 討が進められており、年内に設計方針が決定する。
 海軍は2007年に建造する DDG 1000/DD(X) Zumwalt 級駆逐艦の設計を基本とする考えだが、高価格による建 造隻数の削減を避けるため、原子力機関の搭載を含めた低価格化が焦点となる。
 DD(X) は$3.3Bの見積もりが$5Bまで高騰するとみられことから、計画を32隻から7隻に削減し、 CG(X) も18隻から12隻以下になると予想される。
2006.01.19 Inside the Pentagon Hamilton advocates developing CG(X) cruiser based on DD(X) hull <0604-011901>
 米海軍は CG(X) の構想設計を今年度中に開始するための準備を進めており、開発当局は船体を DD(X) と同一とする方針を既に示している。
 CG(X) はミサイル防衛艦として2011年以降に装備するが、今後数年間にわたりいく つかのモデルが検討される。
2005.12.05 Defense News US ship plan to cost 20% more <0601-120509>
 米海軍は2007年度計画で、艦船建造総数を昨年の284隻から313隻に増強する要求を DoD に提出した。 これ に要する経費は20%増となるが、海軍は DD(X) をはじめとする艦艇の価格低減による対応を意図している。
 2006年計画から大きく変化した主要艦艇は、DD(X) が0から7隻、DDG が50から62隻、LCS が0から55隻に増加、削減となったのは、FFG が30から0、CG(X) が22から19隻、SSN が54から48隻となっている。
 計画達成の鍵となるのは DD(X) の価格低減で、海軍は目標を$1.8B~$2Bにおいている。 DD(X) は2007年に 2隻、2009年~2013年に各1隻の7隻を建造する計画である。
 なお、CG(X) の建造は2011年度から予定し、2013~2014年に各1隻、2015年に2隻を建造、 2017年に初号艦を就航させ、2030年までに19隻を建造する計画である。
2005.06.01 Jane's Defence Weekly US Navy tables revised DD-X acquisition plan <0512-060102>
 米海軍が議会の意向を汲んで、DD(X) の調達方式について、それまで Northrop Grumman社に一括して 発注する計画であったのを、初号艦はFY-07とFY-08に分けて同社と GD社にそれぞれ1隻ずつ発注する方式に 再変更した。 議会は現時点での機種選定は尚早としている。 また建造予定数も30隻から8~12隻の削減した。
 CG(X) は基本的に DD(X) の船体を大型化して砲を撤去し、レーダの能力向 上と VLS を搭載するため、DD(X) の受注を得た会社が CG(X) も受注することになると見られている。
 これについて海軍内には、この計画は受け容れ難く、DD(X) 計画が取り止めになる可能性があるとの意見もあ る。
【註:】
 DD(X) が中止になって CG(X) と LCS の二艦種体系になると、DD(X) に搭載予定であった AGS 155mm砲の開発も不要になり、AGS から発射されることになっている LRLAP 誘導砲弾も計画中止になることになる。
2004.09.27 Inside the Navy Navy curtails DD(X) program, accelerates CG(X) for Missile Defense <0422-092703>
 米海軍はミサイル防衛を主任務とする CG(X) の建造計画を促進、逆に DD(X) 計画を縮小 する意向が明らかとなった。
 これは海軍が DoD に提出したFY-06~FY-11の中期予算見積もり (POM-06) で明らかとなったもので、これまで DD(X) 11隻を建造する 計画が7隻に削減され、CG(X) については2018年の初号艦取得をFY-11に前倒ししている。
2004.05.24 Inside the Navy Navy may buy fewer DD(X) Destroyers,accelerate Cruiser program <0413-052403>
 米海軍は 06-POM (Program Objective Memorandum) 作成にあたり、CG(X) 開発促 進のため DD(X) の装備を24隻から9隻程度を削減し、12~16隻、 最大でも18隻とする検討を行っている。
 海軍はこれまで CG(X) の開発装備時期について明らかにしていないが、ミサイル防衛に必要な艦載レーダーの開発状 況によるためで、DD(X) の削減により2010年以前に CG(X) 開発を開始することが可能とされる。
2004.05.19 Jane's Defence Weekly Commonality with DD(X) may accelerate CG(X) <0410-051908>
 米海軍は、開発中の CG(X) を DD(X) との共通化によりコストを抑制しようとしている。 船体、主機、その他器材の共通化は85%に及 ぶと言われている。
 CG(X) は排水量14,000tのタンブレホーム船形(註:船体上部が狭くなった船形)で、DD(X) より上部構造 が大きく、ミサイル防衛のためのより強力な S-band レーダを装備する。
 また DD(X) から155mm AGS を撤去したスペースに20発 KEI を装備し、その他に80発分の peripheral VLS が装備され、SM-3 や SM-6 を発射する。
 海軍や業界には、CG(X) 計画が進むことにより、DD(X) の建造が少数に留まるのではないかと懸念する向きもある。
2004.03.15 Inside the Navy CNO: For Navy, missile defense requires 'Smart decisions' on priorites <0409-031505>
 米海軍 CNO Clark提督は、2004年秋の限定的ミサイル防衛システム運用開始にあたり、Aegis艦を弾道弾捕捉センサーとして使用するこ とについて懸念を示さなかったものの、DoD は海上型迎撃システム導入の優先順位決定を適切に行うべきとの見解を示した。
 同提督は、脅威の増大と本来の任務遂行の追求から CG(X) と DD(X) の開発促進の必要性を強調した。
2004.03.15 Inside the Navy Navy likely to buy CG(X) missile defense ship earlier than planned <0409-031504>
 米海軍は議会の公聴会で CG(X) の装備化を当初計画の2018年より早めることを示唆した。
 これは装備化時期が遅すぎるとの議会の懸念に応えたもので、船体は DD(X) よりも大きいものの、設計の共通化を図ることにより時程 だけでなく価格も低減できるとしているが、具体的な装備化時期は明言を避けた。
 仮に CG(X) の導入が早まった場合、DD(X) とその他艦舶の導入計画は大きく変更される可能性が生じるものとみられる。
2004.01.21 Jane's Defence Weekly Personnel cuts head USN strategy to boost fleet <0402-012103>
 米海軍は艦艇数を294から375に引き上げようとしており、そのために大幅な人員削減 と、機能が重複する開発計画の中止を検討している。
 開発計画中止は主として打撃機能が対象となるが、自衛機能でも ESSM、NATO Sea Sparrow、Phalanx Block 1B、RAM 等が検討対象となっている。
 しかしながら一方で、CG(X)、DD(X)、LCS の整備構想に疑問を呈する動きもある。 DD(X) は結局少数の建造 に留まり、海軍の関心はミサイル防衛能力を持つ CG(X) に移るのではないかとの見方もある。
2003.09 Jane's Missiles & Rockets DD(X) search radar will be S-band  米海軍は DD(X) が装備する対空監視レーダを S-band に変更した。
 DD(X) は ATBM 任務を持たないため出力は大きくないが、同レーダをスケールアップすることで ATBM 任務を持つ CG(X) で使用できる ようになる。
 このレーダの周波数帯変更により Northrop Grumman社との契約は変更されることになる。
2003.08.07 Inside the Pentagon DD(X) radar switch made with eye toward CG(X) missile defense  米海軍 DD(X) の Dual-band レーダーに S-band を採用することで開発経費は上がるが、CG(X) 巡洋艦のミサイル防 衛レーダーシステムの開発には拍車がかかることとなる。
 NAVSEA によると DD(X) の S-band レーダーは弾道ミサイル対処には出力が低く、BMD を任務とする CG(X) には高出 力素子を用いる方針。
 DD(X) は本来、地上部隊の全般支援を任務とした設計がなされるため、航空機、対艦ミサイル、対艦、対潜等の機能が要求される。
 DD(X) は2017年までに24隻を建造する計画で、2011年に最初の1隻を導入する計画となっている。
2003.08.04 Inside the Navy Navy announces decision to use S-band on DD(X) dual-band radar  米海軍はこのほど、次世代駆逐艦 DD(X) の Dual-band レーダーに、 S-band を採用するこ とを決めた。 従来の計画では Raytheon社 の L-band Volume Search Radar と SPY-3 MFR を組み合わせる予定であった。
 S-band レーダーは航空機、対艦ミサイル等の追随には効果が高いものの、弾道ミサイル用としては出力が不充分なため、 弾道ミサイル対処は CG(X) 巡洋艦が行うこととなる。
2003.06.26 Inside the Pentagon Navy backs off plans for DD(X) common hull  米海軍は次世代駆逐艦 DD(X) と巡洋艦 CG(X) の船体を共通化する構想を見直し、別個の船体 にする検討を行っている。
 海軍は戦闘艦の系列化を図り、DD(X)、CG(X) 及び LCS の3種類の艦艇の開発を進めているが、ミサイル防衛システム装備の巡洋艦の規 模が依然不確定なことから駆逐艦はより小型なものを建造するほうが経費的にも得策として再検討を始めた。
2003.06.25 Jane's Defence Weekly US future destroyer plan crystalise  米海軍の次期駆逐艦 DD(X) は14,000tと言うことで設計が固まりつつある。
 155mm AGS は2門装備され、600~750発が2門に分けて搭載される。 ミサイルの垂直発射機 は60~80セルになる。
 装備される捜索レーダは、安価な L-bad とするか、弾道弾防衛に適した S-band とするか未だ検討中で、DD(X) には L-band レーダを搭載して、S-band、X-band レーダの組み合わせは、ミサイル防衛用の CG(X) とするとの案も浮かんでいる。
2003.01.22 Jane's Defence Weekly Missile defence takes to the sea  米海軍は2年以内に最初のミサイル防衛戦隊を編成する。 戦隊は SM-3 を装備したタイコンデロガ級 Aegis巡洋艦で構成される。
 米海軍は27隻ある Aegis巡洋艦のうち22隻を2004年から改修する。
2003.01.22 Jane's Defence Weekly US naval forces take shape  2010年時点における米海軍の戦闘群は、巡洋艦×1、駆逐艦×1、LCS ×2 で構成され、各 LCS は異なる武装を行う ことが明らかになった。 LCS の各種武装は軽易に交換できる。
 現在設計中の最初の LCS は、2004年末から建造が開始される。
2002.10.14 Inside the Navy Appropriations conferees give $22 million for S-Band radar  米議会の防衛予算評議会は先週、FY-03 の MDA 所掌の SMD 予算 $22M を海軍の S-Band レーダー 開発に振り向けることを決めた。
 これに加え、評議会は SMD 予算の内 $10M をレーダー開発に適用するべきと MDA に提言している。
 S-Band レーダーは Lockheed Martin 社が開発する中長距離弾道ミサイル捜索/監視/追随用レーダーで、Raytheon 社の X-Band 迎撃用 レーダーと連携させ運用する。
2002.09.30 Inside the Navy Lockheed Marin explores smaller version of Aegis for Corvettes  Lockheed Marin 社は国際市場を視野に、コルベット艦用として Aegis 戦闘システムの小型化 を検討している。
 スペイン海軍は最初のフリゲート艦に Aegis を装備するが、SPY-1D レーダーは米海軍のものと同じ規模 (直径12-ft)である 。
 一方同社が開発中のノルウェー海軍のフリゲート艦用 SPY-1F は直径8-ft、検討中のコルベ ット艦用 SPY-1K は直径 5.5-ft を目指している。
 レーダーの小型化はその追随精度、捜索距離等に影響を与えるため、Aegis システムとしてのトレードオフスタディが重要な課題とな る。
 また、ミサイル防衛計画で Aegis システムが重要な役割を占めていることから、海軍は 2月、SMD 用に SPY-1E レーダーの開発を $420M で同社と契約している。
2002.08 世界の艦船 どうなる、米海軍の DD(X) 計画  = DD-21 計画が持ち上がるまでの経緯と、DD-21 から DD(X) に
       至った事情、及び CG(X), DD(X), LCS の概要についての記事 =

 DD(X) はペリー級フリゲート艦 (4,100t) 及びスプルアンス級駆逐艦 (8,040t) の後継。
 DD(X) の要求性能は DD-21 と何も変わっていない。 DD(X) も、やはり PVLS (Peripheral VLS) 125セル搭載。
2002.05 軍事研究 イージス艦向上計画とミサイル防衛
= イージス艦の歴史と今後に関する以下の内容の記事 =
・Aegis System Baseline 1 ~ Baseline 6 の発展史
・Baseline 7 と SPY-1D(V) の計画
・NTW とNAD 計画
・新型5吋砲 Mk45 Mod-4 と ERGM
・TACTOM 及び LAM (SM-4)
・タイコンデロガ級 CG の近代化計画
・CEC 能力付与
2002.02.25 Inside the Navy Lockheed gerners $420 million contract to develop its SPY-1E radar  DoD はこのほど、Lockheed Martin社と $420M、5年間にわたる艦載用の SPY-1E レーダー開発 とリスク低減に関する契約を行った。
 このレーダーは海軍の次世代巡洋艦と駆逐艦に搭載する S バンドレーダーで既存の SPY-1 技術を更に発展させるもので、弾道ミサイル追随にも寄与する。 装備予定は2010年を目標としている。
2002.01.21 Inside the Navy Navy plans three distinct competitions for DD(X) family of ships  米海軍はこのほど、DD(X) 系列の駆逐艦、巡洋艦及び沿岸戦闘艇の研究開発に関する受注競争をそれぞれ分離して行 うことを発表した。
 小型艦艇及び沿岸戦闘艇の入札企業は未だ明らかになっていない。
2001.12.17 Inside the Navy CNO: Risk inherent in DD-21 destroyer program led to change to DD(X)  米海軍作戦部長 Clark 提督は先週、DD-21 駆逐艦開発計画はリスクが多すぎるため、新しい艦船系列を開発する DD(X) 計画に変更することを公式に表明した。
2001.11.26 Inside the Navy Navy plans to develop new DD(X) destroyer in multiple flights  米海軍はこのほど、DD-21 に替わる新しい DD(X) 駆逐艦の開発計画を明らかにしたが開発は DD-21 に比べゆっく りした時程で進められ、船体設計も通常の技術が使用される。
 DD(X) の開発では駆逐艦、巡洋艦及び小型沿岸戦闘船の3種類の新艦艇建造を意図している他、開発期間内での段階的性能向上を計 画している。
 ・駆逐艦:正確かつ多量の攻撃火力と旋回機動性の保持
 ・巡洋艦:港湾、及び部隊防護に必要なミサイル防衛能力の保持
 ・小型沿岸戦闘船:対機雷、小型船艇及びデイーゼル潜水艦対処能力の保持
 開発は FY-02 の設計レビューに始まり、各種地上/海上試験を行い FY-05 には総合試験を行う予定となっている。
2001.11.19 Inside the Navy Navy plans for DD(X) acquisition strategy begin to take shape  米海軍は最近終了した駆逐艦 DD-21 の研究プログラムに代わる DD(X) の開発計画の具体化に向け作業を開始した。
 現在の予定では契約企業1社を 2002年春に選定し、FY-05 に建造を開始したいとしている。
2001.11.14 Jane's Defence Weekly US Navy surface force plans take shape  米海軍は DD-21 計画中止に伴う、艦船建造計画の見直しを進めている。
 DD-21 に代わる DDX は、排水量を 16,000t から 12,000tに減じ、計画していた 155mmm AGS (Advanced Gun System ) の取り止め、又は再設計が行われる。
 これによる DDX 装備化の遅れ対策として、DD-51 Arleigh Burke級 Aegis DDG を、FY-07 まで6隻追加建造する。
 また、予算削減による水上艦数減少をくい止めるため、現在9隻しか残っていない Perry級フリゲート艦24隻をオーバーホール、改修 して就役させるほか、CG-47 Ticonderoga級 Aegis 巡洋艦の性能向上を図る。
 Ticonderoga級巡洋艦の性能向上では、RIM-116 RAM ではなく RIM-162 ESSM を装備し、Mk-45 5in 砲も、 54口径の Mod 0/1 から 62口径の Mod 4 に換装される。
2001.11.07 Jane's Defence Weekly USN restructures DD-21 programme  DoD の行った QDR で、DD-21 槍玉に挙げられた結果、計画は全面的に見直されることに なった。
 新しい計画は "Future Surface Combatant Program" あるいは DD(X) と呼ばれ、DD(X)、CG(X)、Littoral Combat Ship に共通して利用される技術となる。
 RFP はあらためて向こう2~3週間以内に出されるが、DD(X)、CG(X) では 155mm AGS (Advanced Gun System) による 火力支援任務は無くなると見られる。
2001.11.05 Inside the Navy Marines worry about surface fire support without DD-21 destroyer  DoD は10月末、DD-21 に替わる DD(X) の開発着手を発表したが、海兵隊司令官ジョーンズ中将は海上からの火力支 援に DD-21 は欠かせないとして開発中止に異論を唱えた。
2001.08.20 Inside the Navy Aldridge:affordability of DD-21 Destroyer remains to be decided  DoD は海軍に地上攻撃型駆逐艦 DD-21 の計画の細部を明らかにするよう求めている。
 DoD は DD-21 に関する研究開発の有効性は認識しているものの、将来 DD-21 を装備化する方針は固まっておらず 、導入に向けての理論構築に更なる情報の共有が必要としている。
2001.06.06 Jane's Defence Weekly USN delays DD-21 selection  米海軍の次期対地攻撃駆逐艦 DD-21 の選定は、一連の防衛構想見直しが完了するまで先 送りされることになった。
2001.05 Jane's Missiles & Rockets USN orders AEGIS weapons  米海軍は DD99~DD101 アーレーバーク級駆逐艦用に、新型の SPY-1D (V) を組み込んだ Aegis システムを $86. 1M で追加発注した。
 これとは別に FY-01 で、
  SM-2 Block Ⅲ/ⅢA × 48発
  SM-2 Block ⅢB  × 75発
  SM-2 Block ⅢB ORDALT kit ×80発
等を $119.23M で発注した。
 これらには米海軍用 (70.04%) の他、韓国 (20.49%)、日本 (8.56%)、スペイン (0.8%)、独 (0.09%)、蘭 (0.025) に FMS で提供さ れる分を含んでいる。
2001.04.18 Jane's Defnce Weekly Gold Team shows DD-21 proposal  Boeing, Litton, Northrop Grumman, Raytheonの各社で構成する DD-21 Gold Team のプロポーザルが明らかになった。
 それによると、DD-21 には Tommahawk Land Attack Missile, Advanced Land Attack Miaaile, SM-2, ESSMなどの ミサイルを 250発以上搭載すると共に、艦尾側の上部構造物上に close-in-defense 用として、 2門の Bofors 40mmm gun が搭載されている。
 また、航空機は SH-60 ヘリ×2、MV-22 チルトロータ機×1、VTUAV×1の何れかが搭載できる。
 軍関係者によると DD-21 のステルス性能は約 1/64 (註:-18dB)程度である。
DD-21 Blue Team のプロポーザル
2001.03.07 Jane's Defence Weekly US Gold Team releases DD-21 design proposal  Litton, Raytheon, Boeing で構成する Gold Team が、DD-21の設計概要を明らかにし た。
 DD-21 は2門の 155mm Advanced Gun System を搭載する。 砲は対地攻撃用の誘導砲弾により 従来の艦載砲の5倍の距離を射撃できる。
 また、250発プラスの Tactical Tomahawk 、将来は Advanced Land Attack Missileを発射できる。
 DD-21 は2005年から32隻の建造が予定されており、Lockheed Martin, General Dynamic, Northrop Grumman で構成する Blue Team の DD-21 案は、1月上旬に発表されている。
2001.01.17 Jane's Defence Weekly Blue team reveals DD-21 design details  General Dynamics、Lockheed Martin、Northrop Grumman の 3社からなる Blue team はこのほど Zumwalt 級陸上攻撃型駆逐艦 DD-21 のデザインを初めて明らかにした。
 米海軍は4月に DD-21 のデザインを決定する予定で、開発から装備化までに $25B の総経費を見積もっており、32隻の就航を要望 している。
 DD-21 は12,000~14,000トン のステルス艦で、乗員95名以下、先進型機関砲システム (AGS) とトマホークミサイルに替わる先進型 陸上攻撃ミサイル (ALAM) の垂直発射管 128基を装備するとされている。
2000.12.18 Defense News DoD plan slices DD-21 funding by one-third  DoD はこのほど海軍 DD-21 地上攻撃型駆逐艦の FY-02 研究開発予算を当初計画の $619.8M から 27% 、$168.1M を削減する。
 更に DD-21 総開発経費も $6.8B から $2B~$4B に減額される模様で、海軍は2002年の研究開発開始が困難であるとして、2001年 の予算案決定の1月末を前に反論を行っている。
2000.10 International Defense Review USN aims for 'maritime dominance':
The US Navy lifts a corner of the veil on the DD-21 destroyer
 DD-21 は、ペリー級フリゲート艦及びスプルアンス級駆逐艦の後継として、32隻の建造が予定 され、2011年就役を計画されている。
 現在は、Lockheed Martin社を中心とする「青チーム」と、Raytheon社を中心とした「金チーム」が提案を行っている。 艦の仕様 は各社の提案によるが、排水量は 12,000t程度と見られる。 2001年4月には何れかのチームが決定され、 1号艦は FY-05 に発注、FY-11 引き渡しの計画である。
= 中   略 =
 DD-21 には、AMRFS (Advenced Multifunction RF System) が採用される。 AMRFS は、電波を使用す る、レーダ、通信、航法、電子戦の4つの機能を同一アンテナ開口上で実現しよ うとするものである。
 このため、アンテナ開口の周波数帯域は、 1MHz~ 44GHzで、同時に使う周波数帯域幅は、 数 kHz~ 2GHz以上と広帯域が要求されている。
 またビーム形状も、オムニディレクショナル/ファン/ペンシル、ウェーブフォームもパルス/CW、出力も ミリワットからメガワット、偏波面も垂直/水平/円を取り扱う。
2000.05.22 Defense News U.S. Navy seeks forign aid for new radars  米海軍は艦載レーダの開発に今後10年間で$2Bかかることから、共同開発に依らなければできないとしている。
 現在考えられている主な開発アイテムは以下の通り。
NTW/HRR (High Range Resolution) : $400M
SS SPY (次世代Aegis) : $800M
MFR-D (MFR-Discriminator) : $600M
2000.05.15 Defense News Missile defense radar R&D to cost $1 billion  米海軍はミサイル防衛のためのミサイルに続いてレーダの開発を行う。開発経費は総額 $1B にのぼる。
 しかしながらレーダ開発は2002年まで予算化されていない。
 このレーダを搭載する予定の DD-21 は2005年調達開始が予定されている。
2000.04.24 Defense News Integrated radar concept anchors U.S. Navy vision  米海軍の研究者は、艦船のレーダ、通信、航法、電子戦のアンテナを一つにまとめる、AMRFS (Advanced Multifunction Radar Frequency System) を検討している。
 関係筋は2003年までに、DD-21 に一部でも取り入れたいとしている。
 重要な技術課題は、窒化ガリウム窒化アルミニウムガリウムを用いた半 導体素子の実用化である。これにより高出力の半導体素子を実現しようとしている。
2000.04.10 Inside the Navy Navy postpones decision on Radar plans for missile defense  米海軍はNTW Block II用のレーダについて検討してきたが、採用するレーダ技術につ いて未だに結論を得ていない。
 Aegis AN/SPY-1 レーダの後継として Lockheed Martin の開発している S-bnd 又は S/C-band レーダに するか、Raytheon の開発している X-band レーダにするか決めかねている。
 海軍は近未来に X-band の GaAs 素子を使用し、GBR/THAAD 等との共用化を図るものの、将来は炭化珪素素子 又は窒化ガリウム素子の採用を推奨している。
 海軍はこのレーダを2014年には完成させ、CG-21 に搭載する計画である。