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Type 071 LDPの5番艦は龍虎山 (Longhushan) と命名された。 (Yahoo) (Yahoo) (Yahoo)
中国海軍がType 072Ⅲ揚陸艦海洋山に、次世代駆逐艦Type 055に装備する電磁砲
の試作品を装備した画像がネット上に流れた。
4月26日に進水した中国で二番目で初の国産空母について建造責任者が3日、予定より早く
来月にも係留試験を開始することを明らかにした。
「米国防総省報告 中国潜水艦70隻態勢…20年までに増強」
「中国、3隻目の国産空母建造か」
Airbus社の衛星が4月28日に取得した大連の造船所におけるType 001A空母の画像
「初の国産空母が進水式=20年ごろ就役へ―中国」
(特段の記事なし。 進水式の写真12枚。)
「中国初の国産空母、23日進水へ 習氏、軍内足場固めに」
(3枚の画像のみ)
(画像のみで記事なし)
(画像のみで記事なし)
「国産空母、船体が完成=年内にも進水か―中国」
建造中のType 075 LHAの画像6枚のみ。
(8月4日に於ける建造中のType 001A空母の写真のみで記事なし)
空母遼寧での着艦事故でJ-15 1機とその搭乗員を失った直後、中国海軍が量産型J-15 8機を搭載した遼寧の画像を公表した。
(画像のみで記事なし)
「中国軍、初の国産空母を建造=2隻目、政府が初確認―南シナ海で運用か」
「中国に原子力空母建造の力はない・・米誌が指摘」
Airbus社の衛星が9月22日に撮影した映像から、中国が大連の造船所で空母の一番艦を建造していると推測される。
「中国の補給艦が続々と進水へ、中国海軍の抑止力は脅威―米メディア」
「中国海軍初の半潜水船が就役、装備輸送と戦時救援の方法を拡大―中国メディア」
中国海軍初の半没船「868」が13日に就役した。
中国海軍の Yuzhao級(註:Type 071)LPD は Zubr級 LCAC を搭載できないことから、新た
に建造中の MLP は Zubr級 LCAC を搭載することになると見られる。
「世界最大の巡視船“海警2901”が間もなく就役、76ミリ砲搭載で日本海保の脅威に―中国」
「中国が AIP 潜水艦の新型エンジンに初めて言及、『日本のそうりゅう型を上回る出力』―台湾メディア」
米海軍の MK Ⅷ (SDV) 小型潜水艇と似た特殊部隊員の乗る SDV を背負った Type 093 商級原潜のコンピュータイメ
ージ画像がウェブサイトに流れた。
「中国の潜水艦保有数、米国を上回る=米海軍幹部」
「水陸両用装甲車、新型輸送艦…台湾攻略にらみ拡充続く中国の揚陸戦力―中国紙」
「中国の艦上戦闘機 空母から発艦の『武器搭載重量』は、陸上からの離陸と比較してわずか『6分の1』=中国メディア」
(記事なし)
「中国、国産航空母艦を来年末に進水」
「中国の巡視船部隊は400隻、日本を圧倒する規模―タイ軍事誌」
「潜水艦保有数の世界ランキング、上位4ヵ国は北朝鮮・米国・中国・ロシア―ロシアメディア」
「中国2隻目の国産空母、上海の造船廠で建造準備整う―カナダ軍事誌」
中国海軍の次世代駆逐艦 Type 055 が目下建造中である。 Type 055 は排水量が10,000t程度で、多モードの
AESA レーダを装備する。
(記事なし)
「中国海警局の船艇大幅増へ=東・南シナ海で影響力―米報告書」
「中国、1万トンを超える 055 型新世代駆逐艦を来年建造か―ロシアメディア」
中国海軍の三胴船の詳細が分かる画像が3月上旬に公表された。
「中国国産空母、2隻目までは艦載機射出の『カタパルト』は設置されない―カナダ軍事誌」
「中国の弾道弾原潜、年内完成=米太平洋軍司令官が証言」
「最新鋭駆逐艦が就役=中国」
「中国初の国産空母が2015年に進水=蒸気カタパルトを装備、原子力空母も建造へ―香港メディア」
「中国の国産空母は『山東艦』、『広東艦』と命名される可能性=香港」
「中国、2020年までに空母を4隻保有する計画、電磁式カタパルトを採用―ロシアメディア」
「中国が 054A 型護衛艦を量産、作戦能力が大幅に向上」
「中国報道 来年まで1000トン巡視船50隻保有へ」
「国産空母建造に着手=中国高官『少なくとも4隻』―香港メディア」
「中国海軍が Zubr 級ホバー揚陸艇を配備、専門家は『7時間以内に釣魚島を奪取できる』―米紙」
「中国海軍、1年間に就役した艦艇は17隻=中国報道」
「“戦争に勝つため”軍事大国を突き進む中国、2013年の海軍軍備導入量は『世界一』―中国メディア」
「中国が大型原子力空母を建設へ、最新鋭艦載機の開発も―米メディア」
「中国初の空母『遼寧』に設計上の欠陥!?米誌は『遠くまで航行できない』―中国メディア」
「尖閣問題 中国の原潜部隊公開、日本を威嚇が目的か―米メディア」
「原潜部隊を初公開、『旧式の原潜を公開するところに、中国軍の自信が垣間見える』―中国メディア」
「中国、原子力潜水艦部隊の存在初公開…『39年前すでに韓半島付近に配備』」
「中国海軍、第4世代潜水艦の完成間近=スクリュー不用の磁気推進方式を採用か―米華字紙」
中国海軍が開発中の Type 052D Luyang(廬陽)Ⅱ 駆逐艦が、洋上試験のため初めて造船所を出港
した。
「わが海軍の艦艇…質・数が海上自衛隊を超えるのは時間の問題=中国」
「中国が第4世代原子力潜水艦の開発に成功、『最高速度100ノット』との憶測も―香港紙」
「中国が世界最大の通常動力潜水艦を建造…多くの新型武器搭載」
「日中韓の海軍力を比較 中国の新型戦艦は数で優位に立つ」
「中国が2隻目の空母を建造へ、海軍副参謀長『次はより大きく』=報道」
「中国版イージス艦、日本のレーダー能力を凌駕=カナダ軍事専門誌」
「バングラデシュ、中国から056型護衛艦を2隻調達か」
「中国の原潜が試験航海…欠陥多数、開発のためデータ取得か」
「中国に潜水艦や戦闘機売却へ=ロシアと軍事協力強化」
中国海軍の Type 056 ステルスフリゲート艦の一番艦である 蚌埠 (艦番号 582)が就役した。 Type 056 の
主な任務は沿岸防備と対潜作戦で、乗組員数は Type 053 の1/3であるという。
「中国、ロシア潜水艦購入へ 静音性向上で米艦隊の接近阻止」
「中国、原子力船建造へ=北極開発や空母へ応用も」
「中国、海軍の退役艦艇11隻を海洋監視船に改造へ」
「中国、国産空母の建造に近く着手へ―露メディア」
「350億円投じ公務船9隻建造、海洋権益維持の活動に―中国」
中国海軍筋によると、J-15 が初めて空母 遼寧 に着艦した。 これはまた J-15 の初披露でもある。
空母 遼寧 に着艦した J-15 の写真であるが、撮影時期は明らかになっていない。
「 3千トン級『海監137』 巡航任務を開始 東シナ海の海洋権益維持」
中国国家海洋局が、3,000t級の『海監137』が本格的に中国海監東シナ海総隊に加わり、中国の東シナ海海域で定期的な
巡航任務を遂行すると発表した。
「中国、純国産空母を建造中か=上海の造船所で建造中の『空母に似た巨大艦船』目撃される―英紙」
「中国初の国産空母は2015年に完成予定―ロシア機関」
「中国2隻目となる空母が上海で建造中 2012年末に進水か」
「中国空母、北海艦隊に配備へ=尖閣問題も一因―香港紙」
「中国、空母2隻の追加建造を計画」
「中国が性急に空母を配備、日本への警告メッセージか=韓国」
「胡主席ら出席『国防力増強』=初の空母就役式―中国」
「初の空母、海軍に引き渡し=配備先で就役へ―中国」
「米専門家:中国最新の駆逐艦が西太平洋のパワーバランスに影響」
「東南ア諸国、対中潜水艦の調達着々 ベトナムはロシアから」
「中国で新型駆逐艦が進水 満載排水量は7000トン以下か」
「中国3隻目となる071型揚陸艦『長白山』の完成は間近」
「中国初の空母、年内就役へ…海軍関係者が明言」
「大国としての責任、わが国は3~5隻の空母が必要(2)=中国」
「中国人民解放軍の056型コルベットが進水、5月と6月に2隻―香港誌」
「中国の空母、スウェーデンからアレスティング・ワイヤ調達か」
「中国軍艦3隻、大隅海峡を通過=『異例なケース』と監視強化―防衛省」
「中国軍の艦船、2020年に400隻に 空母は最高で5隻か」
「2020年までに空母2隻を建造 原子力空母も建造予定=中国」
「渤海湾の外に出られない中国の094型原潜」
「中国がヘリ12機を搭載可能な 081型揚陸艦を設計か」
「中国初の空母ワリャーグ、近く正式就役か」
Weapons誌6月号に掲載された Type 055 DDG の完成予想図
「2隻目の中国空母、2014年に完成か―独メディア」
「中国海軍、9年内に潜水艦30隻を建造か…各国が対応急ぐ」
「中国の海軍力、米国に次いで世界第2位に―米軍事専門誌」
「中国で超巨大な新潜水艦が完工、『空母キラー』搭載か」
「中国軍が新艦隊編成、空母戦闘群を核に」
「中国国産空母、15年に航行=『国威発揚のため保有』―米報告」
「南シナ海に来年配備か=試験航行の中国空母―香港紙」
「中国の空母が初の試験航行=短時間の曳航と報道―中国メディア」
「中国初の空母『ワリャク』が試験航行、短時間で帰港へ」
「中国、2020年までに空母4隻建造か=海軍増強に注力―ロシアメディア」
「新型ミサイル潜水艦を配備=近海から米攻撃可能―中国軍」
「中国の国産空母完成、3~5年以内に…香港紙」
「中国原潜、第1列島線突破 日米警戒網の穴を突く」
「中国が独自生産の空母を4年後に実戦配備」
「中国の空母保有に遅れか、パクリで艦載機購入交渉が停滞―ロシア紙」
「中国国家海洋局、巡視船増強…5年で30隻」
「中国海軍艦船がミャンマー初寄港」
「中国軍が作戦拡大 空母建造、年内に着手 米報告書」
「中国の空母建造、2015年から5年で最大6隻 米議会調査局」
「中国空母、2年後配備 米軍高官、軍事侵略を警戒」
「『まさに空母建造の時』中国空軍大佐が意向」
「空母建造、既に開始=『1隻ではない』-元中国高官」
「増強続く中国海軍の戦力、近くロシア超し世界 No.2 へ=『尖閣』に備え大型揚陸艦も建造―仏紙」
「空母の想像図を公開=結党100周年までの建造示唆-中国」
「戦略概観 中国が地球規模の大国に台頭」
「中国海軍の増強は脅威=予算追加し軍備増強を図れ―インド紙」
「空母建造用ドッグが完成=5万トン級が可能、年内にも着工か―中国」
「ロシア製戦闘機をこっそりコピー?空母の艦載機として使用―中国」
「中国初の国産空母、上海造船所で近く着工」
「中国 『核、宇宙、サイバー』で技術向上 米国防総省報告」
「中国海軍、軍艦860隻所有でアジア最強」
「中国、初の空母戦闘群の建・・・」
「中国潜水艦2隻、米空母威・・・」
「中国、空母保有へ一歩 テ・・・」
「中国、10年までに空母完成・・・」
「東シナ海で新型中国軍艦確・・・」
「『西太平洋の制海権狙う』と・・・」
「「米のイージス艦に対抗」中・・・」
「キロ級潜水艦配備か、中国・・・」
「中国 大型揚陸艦、建造へ・・・」
「中国、国産空母建造へ 軍・・・」 「強大化中国の脅威は本物か」
「今春からグアム周辺で航行・・・」
「中国?の潜水艦が領海侵犯・・・」
2025.05.02
05:00讀賣新聞
中国が「軍民両用艦」建造、台湾有事には兵員・兵器輸送に利用か…読売新聞など衛星画像分析
<2506-050202>
中国広東省広州市で、台湾有事を想定した軍民両用艦が建造されていることが、読売新聞などの衛星画像分析で分かった。 貨物船に甲板を置いて建造した艦船で、平時には海洋調査などを行う一方、有事には軍が揚陸艦として運用し、兵員・兵器の輸送や監視活動に利用するとみられる。 中国軍は建造が容易で安価な民間船を投入し、不足する輸送能力を補完する思惑がある。
建造場所は、中国国有造船大手の関連会社の造船所がある広州市南沙区竜穴島で、人工衛星を運用する米宇宙企業Planet Labが2024年10月23日に撮影した衛星画像で同艦が確認され、米宇宙企業Maxer Technologyが2025年3月21日に撮影した衛星画像でも確認された。
衛星画像を読売新聞と公益財団法人「国家基本問題研究所」が協力して分析したところ、中国の軍事関連サイトに同一の船体の写真が2024年11月頃から投稿されていることが判明した。
2025.03.03
Janes
China's new Type 054B frigate expands options for at-distance deployments
<2504-030337>
中国PLA海軍 (PLAN) が1月22日に、次世代のType 054Bフリゲート艦の初号艦を就役させた。 羅河と命名されたこの艦は、中国国防省が同日の声明で明らかにしたように、中国人民解放軍の青島基地に配属された。
羅河はPLAのために建造された2隻のType 054Bフリゲート艦のうちの1隻で、2023年に上海の中国華東中華造船所で進水した。 その姉妹船は広州の黄浦文崇造船所で建造されており、完成間近であると考えられている。
Type 054Bは、PLANが2008年から34隻保有しさらに6隻が建造中のType 054A級フリゲート艦の発展型で、大型ながらもスリムな船形を持つType 054Aは、同種の他の既存の中国艦と比較して、比較的高速かつ優れた燃費を達成することができる。
Type 054Bは全長134m、幅16m、喫水5mで、ヘリコプター1機を収容できる格納庫を持ち、速力27kt、18ktで3,800nmの航続性能を持つ。
中国海警局ではType 054Aを元にしたType 818趙都級哨戒艦として就役させている。
2025.01.23
Janes
China commissions first Type 054B frigate
<2502-012314>
中国は、次世代フリゲート艦Type 054Bの初号艦を就役させた。 中国国防部は1月22日の声明で、羅河と命名されたこの艦はこの日に青島基地で開催された式典で就役した。
国防部の声明では、羅河が配属される部隊についての詳細は明らかにしていないが、中国共産党が後援するメディアのChina Dailyは1月22日、この艦はPLA海軍 (PLAN) 北海艦隊に所属すると報じた。
羅河については、5,000t近い排水量という事実以外、詳細は明らかにされていない。
2024.12.28
05:00Defense News
China unveils amphibious assault ship that can launch fighter jets
<2501-122809>
中国が12月27日、戦闘機を発進させることができ、遠洋での海軍の戦闘能力を強化するために設計された新しいType 076強襲揚陸艦を進水させた。
新華社通信が報じたところでは、Type 076の最初の艦であるSichuan(四川)は、排水量40,000tで、戦闘機が甲板から直接発射できる電磁カタパルトを装備した中国最大の海軍艦である。
Type 076は、上陸用舟艇で地上部隊を発進させると共に、彼らに航空支援を提供するように設計されている。
中国が開発したこの艦には、戦闘機が甲板に着艦することを可能にする着艦拘束装置も装備されている。
2024.12.27
14:00South China Morning Post
Chinese launches deep-sea icebreaker to help forge path in research and Arctic influence
<2501-122713>
中国国営メディアが、広域にわたり深海まで探査する初の砕氷船TanSuoSanHaoを進水させたと発表し、中国のエンジニアが外国が管理する技術のボトルネックを突破したと述べている。
国営メディアによると、中国は自らを「北極圏に近い大国」と主張する中、深海や遠洋での科学的・考古学的研究が可能な初の砕氷船を進水させ、氷の地域での乗組員による深海潜水を支援することができる。
極地での有人深海作戦を実施し、極地探査の野心が高まる中、北京の技術的自立性と海洋研究能力を強化するため建造される多機能調査船TanSuoSanHao (Explorer 3) が、26日に進水した。
これにより、中国はロシアに次いで、科学的な探査のために研究者を極地の深海底に派遣する2番目の国になることができき、有人探査に加えてTanSuoSanHaoは深海科学活動のためのUUVを搭載する。
2024.12.27
10:26South China Morning Post)
Chinese launches deep-sea icebreaker to help forge path in research and Arctic influence
<2501-122707>
中国軍が進水させた新型のType 076強襲揚陸艦Sichuan(四川)は高度な電磁カタパルトシステムを装備しており、人民解放軍海軍の「重要な資産」となる。
国営放送局CCTVによると、船体番号51のSichuanは、上海の湖東中華造船所で行われた進水命名式を実施した。
CCTVの報道によると、Sichuanは「重要な資産」となり、海軍の変革を推進し、中国人民解放軍海軍の長期作戦能力を強化することになる。
2024.12.03
Janes
Update: Unidentified Chinese flattop vessel conducts maiden voyage
<2501-120319>
中国のSNSの画像で、中国の広州造船所インターナショナル(GSI)で目撃された新しい中国のフラットデッキ船が最近処女航海を行っていることが明らかになった。
船は、右舷側にあるすべての独立した煙突と、航空母艦に似た全通甲板を備えた2箇所にアイランド構造を備え、全長200m以上、幅40m近くと推定されており、Janesは、UAVやヘリコプターの試験艦になる可能性があると見ている。
本船の多層構造の主要なアイランドは、右舷中央に位置しているように見え、後ろ向きのブリッジがある可能性がある。 このブリッジは、VTOLの有人航空機と無人航空機による着陸を調整するために使用できる。 アイランド構造の上には、海軍のレーダーシステムと思われるものを支えている密閉されたマストがある。
前方の小さなアイランドには、船橋があるように見える。 このアイランドには、航法レーダーのアンテナを備えたアレイが含まれている。 船尾煙突構造物には、この船がディーゼル推進であることを示すいくつかの排気口がある。
格納庫デッキを備えた船尾に向かってクレーンシステムもある。 下甲板スペースへの開口部には、展開可能な救命艇がある。
画像は、3番目のアイランドに中国国家造船集団 (CSSC) のロゴがあることを示しており、2024年初頭の衛星画像と中国のSNS上の画像を組み合わせることで、この船は香港の北にある龍雪島のGSIで建造されたことが明らかになった。
2024.11.25
18:31共同通信
中国、空母搭載の原子炉建造か 香港紙が報道
<2412-112512>
香港の英字紙South China Morning PostがAP通信の報道などを基に25日、中国四川省で空母に将来搭載されるとみられる原子炉の試作機が製造されたと報じた。 同紙は、中国軍の遠洋での戦力投射能力向上につながるとの見方を報じた。 米国の研究機関のチームが公開資料や衛星写真などを基に、四川省楽山に近い山間部で原子炉の試作機が製造されたと結論付けたという。
香港メディアなどによると、中国海軍幹部が3月、4隻目となる空母の建造計画が進んでいることを明らかにしたが、4隻目が原子力空母かどうかは不明である。
2024.11.03
05:00讀賣新聞
中国海警局の最大級巡視船、6月に尖閣諸島を周回…アメリカ巡視船が沖縄を出港後
<2412-110301>
日本やフィリピンとの連携を強化するために派遣された米国の沿岸警備隊艦に対応する形で、中国海警局で最大級の警備艦が6月に尖閣諸島を周回するような異例の動きを見せていたことが、政府関係者への取材でわかった。
中国の強引な海洋進出に対して日米比などの連携が進む中で、尖閣を巡る緊張が高まった格好で、日本政府は米側と情報を共有し警戒している。
政府関係者によると、特異な動きをしたのは10,000t級の海警-2901で、海上保安庁の巡視船を上回る大きさで、軍艦並みの76mm砲を装備している。
尖閣諸島周辺での航行が明らかになるのは異例で、6月中旬には、沖縄本島西方100kmの久米島と尖閣諸島・大正島間を航行していることが確認された。
米国は、法の支配に根ざした「自由で開かれたインド太平洋」構想に基づき、米沿岸警備隊の大型警備艦Waescheをアジアに派遣した。 同艦は6月6日に舞鶴沖で日米韓の海保当局による合同訓練を実施し、韓国に寄港した後、沖縄県うるま市の米軍港「ホワイトビーチ」に入港した。
2024.11.02
14:50CNN
海軍力増強急ぐ中国、謎の艦船を建造 衛星画像で判明
<2412-110213>
中国が従来型と異なる新たな空母を建造したようで、米Planet Labs社が撮影した衛星画像には、広々とした飛行甲板を備えた艦船が中国南部広東省の龍穴島にある造船所で建造されている様子が写っており、専門家によると恐らく前例のない艦船で、同国の急速な海軍力増強に拍車がかかる可能性がある。
米海軍の元潜水艦艦長で、現在は米シンクタンクCNASの特別研究員を務めるシュガート氏は、新たな空母とみられるこの艦船について、形状と大きさがどこか通常とは異なると指摘し、「以前の空母より格段に小さい」と述べた。
中国海軍が使用するType 075強襲揚陸艦よりも小さいことから、中国は世界初となる表向き海洋調査船のような建前で使用する可能性がある民生の「空母」を建造しているのかもしれないとシュガート氏は付け加えた。 新たな艦船の存在は、オンラインメディアWar Zoneが最初に報じた。
中国は高度化した軍艦の量産を猛烈なペースで進めている。同国の空母の建造技術は米国に匹敵する。
2024.10.03
04:04Defense One
What reports got wrong about China’s ‘sunken nuclear submarine’
<2411-100305>
6月に起きた中国の沈没した原子力潜水艦に関する報道は、翌月にSNSや国防省の報道でも取り上げられたが、9月26日のWall Street Journalの報道がFox NewsからCBSへの報道に触れた後、急速に広まった。
米国のマスコミ界を明らかに照らし出したのは、匿名の米国防当局者による潜水艦は原子力だったという主張だった。 その後の報道の多くは、この事件が中国PLA海軍の新型原子力潜水艦に対する安全上の懸念と、中国の軍事近代化に対する深刻な後退を明らかにしたことを示唆している。
被害を受けた潜水艦は、原子炉を動力源とするType 041周級潜水艦と言われていたが、この指定は2023年後半に中国のメディアに初めて公に登場したようで、Type 041はType 039C元級潜水艦の改良型であると特定されました。 潜水艦のうち2隻は原子炉ではなく、高度な空気依存推進エンジンを搭載した武漢造船所で生産されていると言われていた。
2024年春に中国のネット上で、中国が4,000tのType 039/041潜水艦用原子炉を開発しているという噂が浮上し始めめた。 世界の原子力潜水艦のほとんどは、かなり大型で、この噂は中国人民解放軍の上級大佐から国営TVのコメンテーターに転身した杜氏が、ベールに包まれたヒントを投じたように見えたときに広まった。
「中国がType 041小型原子力潜水艦を作っていると言う人もいると杜氏は書き、中国人民解放軍は実際にそのような技術に投資すべきだと主張した。
2024.09.27
09:27中央日報
中国武漢造船所で開発中の最新型『周』級原子力潜水艦が沈没
<2410-092709>
Wall Street Journalが米当局者を引用して26日、中国が開発中だった最新型周級攻撃型原子力潜水艦が5月または6月に内陸都市の武漢の造船所で沈没したと報じた。
報道によると、長江流域の武漢武昌の国営造船所で建造されたこの潜水艦は5月末に、出港を控えて最後に装備を整備している場面が観察されたことから、沈没した原子力潜水艦は核燃料を載せていた可能性が高いという見方を示した。
その後、沈没事故後の6月初めに、大型クレーン船が到着し、潜水艦を引き揚げる場面が衛星写真で把握された。
沈没した潜水艦は最新型周級の一番艦で、機動力向上のために船尾の舵がX字型であることが把握された。
この造船所で潜水艦沈没事故が発生したという疑惑は、商業用衛星写真に基づいて西側軍事専門メディアや台湾メディア、SNSで提起されたが、この潜水艦が中国で開発中だった最新型原子力潜水艦という事実が明らかになったのは今回が初めてである。
これに先立ち台湾メディアは武昌造船所の沈没潜水艦が中国海軍の主力であるType 039A元級3,600tディーゼル潜水艦と推定されると報道していた。
中国政府は大都市近隣で発生した原子力潜水艦沈没事故に関していかなる内容も発表していない。
この事故による人命被害の可能性はあるが、米当局者は実際の被害は確認されていないとしている。 当局者によると、中国当局が放射能流出検査をする状況も感知されていない。
2024.09.27
07:38Reuters 通信
中国の最新鋭原子力潜水艦が今年沈没=米国防当局高官
<2410-092702>
Wall Street Journalが、米国防当局高官が26日に中国の最新鋭の原子力潜水艦が今年沈没したことを明らかにしたと報じた。
米国防当局高官が匿名を条件に、中国PLA海軍の新型攻撃型原子力潜水艦が5月から6月のいずれかの時期に桟橋の近くで沈没したことを明らかにした。
沈没の原因や、沈没時に核燃料を積んでいたかどうかは分かっていないとしている。
駐米中国大使館の報道官は、提供できる情報はないとコメントした。 中国当局者は「ご指摘の事案についてはよく分かっておらず、今のところ提供できる情報はない」と語った。
米国防当局高官は中国の原子力潜水艦の沈没について「訓練のあり方や装備品の品質に関して明らかな疑問があるのに加え、今回の事故は腐敗に長い間悩まされてきた中国の軍需産業に対する人民解放軍内の説明責任と監督に関してより深い疑問を投げかけている」とし、「PLA海軍が沈没を隠そうとするのは驚くべきことではない」と指摘した。
中国は370隻を超える艦船を保有する世界最大の海軍となっており、新世代の原子力潜水艦の生産に乗り出している。
【註】
桟橋付近で沈没したと言うことは他の船舶等と衝突したとは考えにくく、工事中の火災、ボイラーの破裂、原子炉の暴走などで艦内で爆発が起き、船体に亀裂が入って沈没した可能性がある。
2024.09.27
04:02FNN Prime News
中国最新鋭の原子力潜水艦が春ごろに沈没か 犠牲者不明 アメリカメディア報じる
<2410-092701>
Wall Street Journalが米政府当局者の話として26日、2024年5月下旬~6月上旬に中国中部武漢近郊の造船所で最新鋭の原子力潜水艦が沈没したと報じた。
何らかの事故が起きたとみられ、専門家からは核燃料を積んでいた可能性が高いとの指摘もされているが、中国政府は事故を隠蔽して公表しなかった。
沈没した原子力潜水艦はすでに引き揚げられたが、再び出航するには数ヵ月はかかるとみられている。
米政府当局者は事故による犠牲者は不明としているほか、外洋に出る前の事故のため原子炉が通常レベルで稼働していない可能性が高く、核物質が漏洩する危険性は低いとの専門家の見方も紹介している。
中国は、原子力潜水艦の増強を進めているが、事故によって「大きな後退になる」と分析している。
2024.08.14
22:00South China Morning Post
Chinese coastguard set to get new ship modelled on advanced Type 052D destroyer
<2409-081419>
メディアの報道によると、中国はType 054D新鋭駆逐艦をベースにハイテク監視装置を装備した沿岸警備隊艦(註:海警艦)を建造している。
6月には、上海の江南造船所で衛星画像が同艦を捉え、月曜日には地元メディアのGuancha.cnが、すでに沿岸警備隊の塗装が施されており、部隊に加わる予定であると報じた。
同艦は、東シナ海と南シナ海で使用されると予想されており、同国は、特にフィリピンとの長期にわたる領土紛争に巻き込まれている。
報告書によると、その設計はType 052D駆逐艦に基づいているが、VLSは撤去され、駆逐艦が装備していた130mm砲は76mm主砲に換装されていると述べている。
注目すべきは、この艦には、一部の中国のフリゲート艦にも見られるモデルであるType 382対空レーダが装備されていることで、同艦は「対空監視能力を強化する」とGuancha.cnは述べている。
2024.07.04
11:38中央日報
「中国空母『福建』、3回目の試験航海か」…空母戦力増強を加速
<2408-070408>
South China Morning Post (SCMP) が4日、中国の3隻目の空母福建が3回目の試験航海に入ったとみられると報じた。
SCMPは福建最初の試験航海は5月5日から5日間、2回目は5月23日から20日間の日程で実施され、1回目は推進装置と電気システム、2回目は急旋回能力試験に焦点が合わされたと報じていた。
中国の1隻目の空母遼寧はPLA海軍に引き渡されまでに10回、2隻目の山東は9回の試験航海が行われており、試験航海が順調に進行中の福建はこれよりも早く引き渡されると予想される。
2024.05.08
19:58産経新聞
中国の新型空母「福建」が試験航行終了 初回は8日間で動力や電力などのシステム検証
<2406-050811>
中国国営新華社通信が8日、新型空母福建が初の試験航行を同日午後に終えたと報じた。
5月1日に上海市の江南造船所の埠頭を離れており、初回の試験航行は8日間続いた。
2024.05.01
10:28日経新聞
中国3隻目空母「福建」が初の航行試験 2025年にも就役
<2406-050106>
PLA海軍の空母3番艦福建が1日に初の試験航海に入った。 中国国営中央テレビ (CCTV) によると、上海市にある造船所の埠頭を1日08:00頃に出航した。
動力や電力システムの性能などを確かめ、2025年にも就役する。
中国軍の南シナ海や東シナ海での作戦範囲が広がり、日本や台湾にとっての脅威が増す。
2024.04.30
20:09時事通信
東シナ海で軍事活動 空母「福建」試験航海か 中国
<2405-043009>
中国の上海海事局が30日、上海沖の東シナ海で5月1~9日に軍事活動を行うとして、航行禁止区域を設定したと発表したが、香港紙・星島日報は、中国3隻目の空母福建が初の試験航海を行う可能性があるとする専門家の観測を伝えた。
福建は2022年6月に進水し、実戦配備済みの遼寧、山東に続く3隻目の空母で、艦載機を効率的に射出する電磁カタパルトを初めて採用した。
2024年4月には甲板に艦載機の模型とみられるものが置かれた画像がSNSで広まり、試験航海の最終準備に入ったとの見方が出ていた。
2024.03.08
06:59中央日報
中国が建造中の4隻目空母、初の原子力空母の可能性
<2404-030805>
中国全国人民代表大会(全人代)に出席した中国人民解放軍海軍高位将軍が、建造中の4隻目の空母が原子力空母である可能性に言及した。
香港メディアの香港商報によると、全人代代表の袁海軍政治委員(上将)が5日、取材陣から関連の質問を受けた。この日、取材陣は「4隻目の空母の細部事項に対する発表が遅れているのは技術的なボトルネック現象のためではないかとの推測が出ている」と聞いたのに対して袁上将は「技術的ボトルネック現象はない」と断言した。 4隻目の空母が原子力推進であるかどうかに対しては「早期内に発表する」とだけ答えた。 また「中国の空母建造は米国についていくためのものではなく、国家主権と領土安定を守護し、国家の権益を保護するためのもの」と主張した。
この発言を巡り、中国軍首脳部が4隻目の空母が原子力推進方式で建造されている点を否定しなかったという解釈が出てきた。
South China Morning Postは2021年に、中国の4隻目の空母が初の原子力空母として建造される可能性があると報じたが、その後空母建造に関連した中国当局の確認や追加報道などはなかった。
2023.10.12
22:11Newsweek
米海軍に戦略見直しを迫る中国の096型巨大ステルス原潜の怖さ
<2311-101227>
中国海軍が開発を進めているType 096型 SSBNは今も機密のベールに包まれているが、入手できたわずかの情報を見る限りこれまでの中国の原潜と違って静かに潜行できるため探知され難く、中国軍の水中発射による核攻撃能力を格段に高める性能を持つと、英シンクタンク・戦略地政学評議会准研究員のソールズベリーが本誌に語った。
米政府の過去の評価によれば、中国海軍は現在、Type 094晋級を6隻保有しているが、2030年までにType 096型2隻を就役させる予定で、最大8隻のSSBNを運用できるようになる。
2023.07.20
Janes
China deploys remotely operated vehicles for mine countermeasures
<2308-072012>
中国PLA海軍 (PLAN) が掃海 (MCM) 任務を支援する遠隔操作艇 (ROV) の試験を行っている。
環球時報は7月中旬に。PLANの北部戦区が黄海で2隻のROVを用いて無人統合掃海新手順の試験を実施していると報じた。
2023.05:04
07:15時事通信
空母「福建」、年内に試験航海か 中国、3隻体制で海軍力誇示
<2306-050406>
中国3隻目の空母福建が年内にも公試運転を行い、2024年に就役するという見方が出ている。
国営中央TVは4月23日の海軍創立記念日に先立ち、福建が動力や係留の試験を実施したと報じた。 就役し戦力化することで「空母3隻時代にまい進する」と強調した上で、中国は海洋面積が広く3隻では需要を満たさないとして、「新たな空母を建造し続けるだろう」と報じた。
2023.04.22
22:04共同通信
1万トン級ミサイル艦8隻に 中国、2隻正式公開
<2305-042212>
中国国営中央TVが22日、中国海軍に1万㌧級駆逐艦Type 055 2隻が加わり8隻体制になったと報じた。 強襲揚陸艦Type 075も含めた一連の艦船増強により、外洋での戦闘能力が飛躍的に向上するとしている。
中国海軍は22日から、上海や青島、広州をはじめ全国22都市の軍施設などを公開し、艦船の展示を行っている。
2023.02.08
Jane's Defence Weekly
China launches second Type 093B hull at Huludao yard(s new assembly halls
<2304-020803>
Type 093 SSNの8番艦が1月13~18日の間に進水した。
米国防総省の中国の軍事力に関する報告では、Type 093B攻撃型原潜が2020年代中頃に出現する。
2023.02.01
Jane's Defence Weekly
Armed to the teeth
<2304-020109>
・Electronic attack
・Rotary improvement
2022.09.16
20:22共同通信
中国軍艦、海警へ移管 「第2海軍」化進む
<2210-091617>
中国共産党機関紙人民日報系の環球時報が16日、中国海軍のコルベット艦が中国海警局に移管され、3隻が海警の訓練に参加したと報じた。海警の「第2海軍」化が一層進んだ。
【註】
中国が海軍艦を塗装し直して海警局の警備艦とするのはかねてから行われており、2015年にはType 053フリゲー艦を転用することが報じられ【1508-072303 (CD 2015.07.23)】、2016年にはType 054フリゲート艦を元にした76mm砲搭載の警備艦Type 818が報じられ【1612-110502 (CD 2016.11.02)】ている。
2022.08.28
18:00日経新聞
中国、最新駆逐艦5隻を建造へ 海軍増強で台湾に圧力
<2209-082804>
中国版微博(ウェイボ)で8月下旬、遼寧省大連市で建造中という最新型駆逐艦5隻の写真が投稿された。 中国共産党系環球時報などは、海軍がType 052D駆逐艦5隻を大連で建造中だと報じ、South China Morning Postは「5隻はType 052D、もしくはこれを改良したType 052DLのようだ」と報じた。
日経新聞が入手した8月下旬に撮影された写真によると、中国の造船最大手、中国船舶集団 (CSSC) の大連造船所に5隻の船体が置かれ、作業員が建造作業中だった。 このうち2隻は船体がほぼ完成し、甲板で作業が行われていた。
2022.07.19
01:02TBS News
中国海警「76ミリ砲」搭載艦船を初めて派遣か
<2208-071902>
中国国営CCTVにると、海警局が18日に警備艦2隻が北太平洋の公海で違法操業を取り締まるため、山東省青島を出港したと発表した。 日本政府関係者によると、この警備艦は76mm砲を装備しているとみられる。
海警局はこれまでもたびたび30mm砲装備艦を派遣しているが、76mm砲装備艦の派遣は初めてで、今回76mm砲搭載警備艦が日本周辺を航行することから日本政府は警戒を強めている。
【註】
中国海警局は海軍のType 054フリゲート艦を元にした76mm砲を装備したType 818警備艦を保有している。
2022.06.29
Jane's Defence Weekly
China launches first CATOBAR-capable aircraft carrier
<2208-062902>
中国が6月17日、3番目の空母Type 003福建を進水させた。
福建は全長320m、排水量80,000t以上で電磁カタパルトによるCATOBAR空母で、J-15やZ-9Cなど70機を搭載できる。
また11銃身のType 1130 CIWSやType 346 MFRも装備する。
2022.06.23
22:48South China Morning Post
China's aircraft carrier No 4 will not catch up with US Navy's nuclear-powered giants, analysts say
<2207-062319>
中国空母の四番艦の推進装置について専門家は、原子力ではなく最近進水した福建同様にディーゼルになると見ている。
その理由について、中国ではまだ空母の推進装置に採用できるほど原子炉技術が発達していないと言う。
2022.06.18
04:45毎日新聞
中国海軍3隻目の空母「福建」が進水 24年にも実戦配備か
<2207-061803>
中国国営新華社通信が17日、上海の造船所で建造中だった3隻目の空母が進水し福建と命名されたと報じた。 中国メディアによると、満載排水量は80,000t強で電磁カタパルトを初めて採用した中国海軍最大の空母となる。
就役すると空母が3隻体制となり米海軍のCSGと同様に任務、訓練、補修のローテーション運用が可能となり、台湾海峡や南シナ海での緊張がさらに高まる。
2022.06.16
18:41時事通信
3隻目空母、ドック注水開始 中国・上海
<2207-061611>
米軍事メディアが衛星写真の分析として16日までに、中国で3隻目となる空母が建造されている上海長興島の江南造船所で、ドックへの注水が開始されたもようだと報じた。
7月1日には中国共産党創立記念日を控えており、近く進水式が行われるとみられる。
2022.02.20
07:00South China Morning Post
How does converting a Chinese navy ship into a coastguard vessel aid Beijing's maritime mission?
<2203-022007>
中国誌の「海軍と商船」が、海軍のType 056コルベット艦の対潜型であるType 056Aを海警局の警備艦に改造中とする記事を報じた。
Type 056は一番艦が2013年2月に就役しType 056が22隻、Type 056Aが50隻建造されたが、2019年12月に建造を終了し役割を大型艦に移していた。
改造ではミサイルと魚雷発射管が撤去されるが、76mm主砲と30mm機関砲は残される。
海軍の戦闘艦を海警局の警備艦に改修するのは今回が初めてではなく、2007年3月に2隻が改修されている。
2022.02.01
NHK
中国海軍の艦艇 海警局の船に転用のため10隻余を大規模改修か
<2203-020108>
中国国内複数の造船所で海軍のフリゲート艦12隻を中国海警局の警備艦に転用するための改修が進められているという情報が、海外の情報機関から海上保安庁に寄せられたことが関係者への取材で分かった。 転用はこれまでも確認されていて、フリゲート艦に搭載されていたミサイルは撤去された一方、76mm砲、射撃管制レーダ、機関砲などは装備されたままという。
中国Weiboなどには昨年から1月にかけ、中国海軍の艦艇が海警局の船として塗装されたなどとする画像が、複数掲載されている。 撮影日時や撮影者は不明だが、海上保安庁は形状から中国海軍のType 056フリゲート艦を海警局艦に転用するため改修されているものと見ている。
12隻の改修は短期間で完了して就役する可能性があるほか、将来は20隻余りが転用される計画とみられる。
【註】
記事ではType 056をフリゲート艦としているが、同級は一般にフリゲート艦より小型のコルベット艦に位置づけられている。
中国では今までも海軍艦を武装をそのままにして海警局の警備艦にしている。
2021.11.10
産経新聞
中国2隻目の国産空母、来年2月にも進水 米シンクタンク分析
<2112-111001>
CSISが9日、衛星画像の分析から、中国が上海江南造船所で建造中の国産2隻目の空母(註:Type 003)が早ければ来年2月にも進水するとの報告書を発表した。
Type 003は上海江南造船所のドックで建造中で、ソ連製のVaryagを改修した遼寧(註:Type 001)と、初の国産である山東(註:Type 002)に続く3隻目となる。
2021.08.18
Jane's Defence Weekly
China launches 32nd Type 054A frigate for PLAN
<2110-081805>
中国のソーシャルメディアに流れた画像から、PLA海軍で32隻目となるType 054Aフリゲート艦が上海の滬東中華造船で進水したことが明らかになった。
既に30隻が就役しているType 054Aフリゲート艦の建造は3年以上の空白を開けて再開され、31番艦は7月12日に広州黄埔造船廠で進水している。
2021.08.04
Jane's Defence Weekly
Type 003 aircraft carrier details revealed
<2110-080411>
上海に近い江南造船を7月12日にMaxar衛星が撮影したType 003空母の画像によると、既にアイランド部が取り付けられ、あとは内部の工事だけのようである。 甲板には2ヶ所に大きな穴があるが、恐らく主機などの取り付けのためと思われる。
全長318m、幅75m、Type 003は304.5m、70mのType 001/002より大型であるが、アイランドの長さは40mとType 001/002の60mより短い。 初めてのCATOBARで3本のカタパルトを持ち、着艦路は230mとType 001/002より24m長い。 ただ着艦用の拘束索はまだ取り付けられていない。
2021.07.28
Jane's Defence Weekly
China launches 31st Type 054A frigate for PLAN
<2109-072806>
Type 054Aフリゲート艦の31番艦が広州黄埔造船廠で進水した画像が、7月17日にネット上で公開された。 31番艦はMR-90 Front Domeに代えType 382と見られる4面固定レーダが設置される。
Type 054Aは2006年から2018年に30隻が広州黄埔造船廠と上海の滬東中華造船で進水している。 滬東中華造船ではパキスタンから受注したType 054A/P 2隻とPLA海軍向けの2隻が建造中である。
2021.07.21
Jane's Defence Weekly
Chinese navy's latest frigate may have been equipped with an updated weapon system
<2109-072114>
Type 054Aフリゲート艦がHHQ-16 SAMのFCSレーダとして装備しているMR-90 Front Domeレーダが2面プレーナアレイアンテナのLY-80Nに換装されている模様である。
2021.07.14
Jane's Defence Weekly
China's third carrier taking shape
<2109-071401>
最近の衛星画像から、上海の長興島造船所で建造中の3番目の空母Type 003が上部構造物の取り付けが終わり船体工事を終えたことから、半年以内に進水すると見られる。
2021.07.05
中央日報
中国海軍、今年4隻目の駆逐艦就役…戦力強化
<2108-070504>
中国海軍関連のウェブサイトによると、中国が今年になって4隻目のType 052D駆逐艦開封を就役させた。
中国は上半期にType 052D駆逐艦蘇州、淮南、南寧を就役させ、Type 055駆逐艦拉薩と大連、Type 075上陸強襲艦海南、Type 091V SSBN長征18も就役させている。
2021.06.30
Jane's Defence Weekly
Video footage emerges of new Chinese submarine
<2108-063002>
TikTokに揚子江と思われる河を2隻の船に固定されて運搬されている潜水艦の映像が流れた。
武漢の武昌造船所で進水前の5月上旬に撮影されているこの潜水艦の画像には、スウェーデン海軍向けにSaabしゃが建造中のKockums A26潜水艦とよく似た独特のフィンを装備している。
衛星画像からするとこの潜水艦は寸法からType 039A/B元級の改良型のようであるが、明らかに再設計されているようである。
2021.06.09
Defense News
Stealth fighter mock-up appears at China’s aircraft carrier testing facility
<2107-060909>
中国PLA海軍の3番目の空母Type 003の建造は上海で進められ、民航機から撮影した画像からすると組み立ては既に飛行甲板にまで達していて、カタパルトの様子も見られる。
武漢の試験場に置かれた搭載する戦闘機のモックアップからするとType 003にはFC-31が搭載されるようである。
国営CCTVが5月下旬に海南島北部の航空基地でJ-15艦載戦闘機が訓練を行っている様子を報じた。 1月23日に撮影したこの基地の衛星画像では滑走路の北西端が空母甲板を模して塗装されていたことが分かっている。
2021.05.19
Jane's Defence Weekly
China's PLAN bolstering its submarine ocean surveillance capabilities
<2107-051904>
中国がType 927音響捜索艦を2隻増強して潜水艦捜索能力の強化を図っている。 最初の3隻は2017年中頃~2018年初めに進水し、2隻は南海艦隊で、1隻は東海艦隊で就役している。 4番艦は2020年の8月から11月の間、5番艦は2020年8月から2021年1月に進水している。
Type 927は全長90m、最大幅30mであるが、葫芦島の造船所では全長100mとType 927より大型艦が建造されている。
2021.05.05
Jane's Defence Weekly
Beijing commissions three major naval vessels on PLAN's 72nd anniversary
<2107-050505>
中国PLA海軍が4月23日に習主席を迎えてType 075強襲揚陸艦、Type 055駆逐艦、Type 094晋級SSBNの就役式典を海南島の榆林海軍基地で行った。
Type 075強襲揚陸艦は同級の一番艦で海南と命名された。
Type 055駆逐艦は13,000t駆逐艦の三番艦で大連と命名され南海艦隊に配属された。 2020年1月と2021年始めに就役した一、二番艦は北海艦隊に配属され遼寧CSGを構成している。
Type 094晋級SSBNは射程7,000kmのJL-2 SLBMを12発搭載する。
2021.05.03
産経新聞
就役の中国・原潜、米本土射程の SLBM 搭載が可能 香港紙
<2106-050302>
香港のSouth China Morning Post紙が3日までに、4月23日に就役した中国軍の改良型晋級原潜が、推定射程10,000km以上で中国近海から米本土の大部分を射程に収める新型のSLBM巨浪-3 (JL-3) を搭載可能だと報じた。
中国が現在保有する推定射程8,000kmのJL-2は中国近海から北米の一部にしか届かないが、原潜をJL-3を搭載するように改良したことで米本土全体をカバーできるようになり、実際に搭載されていれば、米国にとり大きな脅威になる。
2021.04.24
時事通信
中国、初の強襲揚陸艦就役 台湾侵攻想定、上陸能力強化
<2105-042405>
中国CCTVが24日、習国家主席が出席して中国初の強襲揚陸艦Type 075の就役式が海軍創設72年の記念日となる23日に海南島三亜で行われ海南と命名されと報じた。
Type 075は米軍のWasp級に匹敵する推定排水量40,000tとみられ、中国軍は台湾侵攻や南シナ海での紛争を想定し、今後も上陸作戦の中核を担う強襲揚陸艦を配備していくようである。
2021.04.14
Jane's Defence Weekly
PLAN operating another Type 052D
<2106-041408>
中国国営ラジオが3月29日にWeiboで、ストレッチ型のType 052D駆逐艦三番艦が他の駆逐艦と訓練を行っている画像を公表した。
Janeは3月2日にストレッチ型のType 052D駆逐艦四番艦が就役したと報じており、これで就役したType 052Dは17隻になる。
2021.03.30
China Defense
CCTV capture of the day: Type 726 LCAC
<2104-033011>
The displacement is about 150-160 tons, the maximum load is about 50 tons, with a maximum speed of 60-80 knots per hour.
中国国営CCTVがType 726 LCACの画像を報じた。
Type 726は排水量150~160tで、50tを搭載して60~60ktで航行できる。
【註】
Type 726/726A LCACはType 071揚陸艦が6隻ずつを搭載している。
2021.03.17
Jane's Defence Weekly
PLAN DDG production hits pause
<2105-031715>
Maxar社の衛星画像から、今までType 052Dストレッチ型駆逐艦やType 055駆逐艦を建造してきた大連の造船所で、過去10年間で初めて駆逐艦の建造が行われていないことが分かる。
大連の造船所では2000~2004年に400m×95mの乾ドックが建設され、2016年以来このドックで駆逐艦が建造されてきたが、2月12日現在ではここではほぼ完成した全長252mの商船が建造されており、艤装中のType 055 2隻とでType 052Dストレッチ型1隻はドックの外に接岸している。
2021.03.17
Jane's Defence Weekly
Chinese navy commissions second Type 055 destroyer and more stretched Type 052D destroyers
<2105-031709>
中国国営メディアが3月7日、PLA海軍が2隻目のType 055駆逐艦Lhasaを就役させ北海艦隊に配属したと報じた。 Type 055の一番艦は2020年1月12日に就役しており、PLA海軍は更に6隻のType 055を進水させている。 Type 055は112セルのVLSを装備している。
Type 055がType 052Dと違うのは推進方式がCODAGからCOGAGになっていることである。
一方国営メディアが3月2日、7隻目のType 052D駆逐艦(右図)が就役し北海艦隊に配属されたと報じた。 この駆逐艦は他の少なくとも3隻のType 052D及び数隻のType 056/056Aコルベット艦と黄海で5日間の演習を行っているとして映像を公開した。
この艦はストレッチ型の四番艦でType 052DLと呼ばれている。2021.03.13
時事通信
中国、原子力空母検討 4隻目で 香港紙報道
<2104-031305>
香港のSouth China Morning Postが13日、中国が建造中の4隻目の空母について動力を原子力とする案が検討されていると報じた。
中国軍関係筋によると、造船会社が動力を原子力とする案を示し、軍の最高指導機関である中央軍事委員会が検討しているという。 実現すれば、中国初の原子力空母となる。
2021.03.03
Jane's Defence Weekly
China commissions final two Jiangdao-class corvettes
<2105-030309>
中国国営メディアが、Type 056Aコルベット艦の最終艦となる2隻が1月30日と2月上旬に就役し、合わせて72隻になったと報じた。 これでType 056が22隻、Type 056Aが50隻になった。
全長89m、満載時排水量1,300tの同級コルベット艦は、76mm砲1門とY-83対潜ミサイルとYu-8対潜魚雷を発射する発射機4基を装備している。
2021.02.24
共同通信
新早期警戒機テスト飛行 中国、次期空母に搭載か
<2103-022401>
環球時報が23日、中国がKJ-600艦載AEW&Cの試験飛行に成功したと報じた。 国営CCTVの報道として、1月27日に陝西省西安で飛行したという。 中国軍の専門家はカタパルトを備えた空母に搭載されるとの見通しを示した。
中国は空母艦載機として使用するAEW&C機を開発しているといわれていたが、国営メディアが報じたのは初めてとみられる。
2021.02.03
Jane's Defence Weekly
China begins installing upper modules on CATOBAR carrier
<2104-020304>
2020年7月2日から上海に近い江南長興島造船所の乾ドックで建造されているCATO-BAR方式のType 003空母を1月に撮影された衛星画像から下部船体は組み上がり、上部船体の取り付けが開始されている模様である。
2021.01.29
時事通信
中国、3隻目の強襲揚陸艦が進水 台湾侵攻視野に急速整備
<2102-012904>
環球時報によると、中国で3隻目となるType 075強襲揚陸艦が29日に上海の造船所で進水した。 Type 075は米海軍のWasp級に匹敵する排水量約40,000tとみられ、ヘリ30機、揚陸艇、水陸両用戦闘車などを搭載できる。
環球時報は、中国がType 075の建造を急ぐ理由として、台湾や南シナ海で領土や主権を守るためと指摘している。
2021.01.18
讀賣新聞
中国・3隻目の空母が今年末までに進水か、海軍力誇示…中国紙報道
<2102-011802>
環球時報が18日、中国海軍で3隻目となる空母が今年末までに進水し、2025年頃に就役する可能性があると報じた。
中国には、共産党創設100年を迎える今年に空母の建造で成果を上げ、海軍力増強を誇示する思惑がある。
2021.01.05
テレ朝 News
中国 新たに4隻目の空母建造開始か 香港メディア
<2102-010502>
香港のSouth China Morming Postが関係者の話として5日、中国がCOVID-19の影響で遅れていた4隻目となる空母の建造を今年初めにも開始する見通しだと報じた。
海洋強国を目指す中国はすでに2隻の空母を就役させ、現在、上海の造船所で3隻目の建造を進めている。
2020.12.28
時事通信
中国軍、今年の活動前年比1.5倍 米に対抗、大型艦整備
<2101-122802>
米CSISのウェブサイト「アジア海洋透明性イニシアチブ」によると、今年2~11月にインド太平洋地域で中国海空軍が実施したと公式に伝えられた演習やミサイル発射などの活動は、昨年同期より21回増の65回に上った。 COVID-19感染拡大の影響で4~6月は昨年より少なかったが、7月に米中が互いの総領事館を閉鎖した後に急増した。
米海軍情報当局は今年2月に中国海軍の艦艇数が2015年の255隻から350隻に達したと推定し、今年中に360隻、2030年には425隻に増えると分析しており、活動活発化背景には海軍の急激な規模拡大があるとみられる。
統計には公式発表されていない中国軍機による台湾周辺の飛行や陸上の動きは含まれておらず、実際はもっと多くの活動が行われたと見られ、「戦争準備」を呼び掛ける習主席の方針を反映した一年だったといえる。
2020.11.03
日経新聞
中国3隻目空母、2025年まで配備も
<2012-110302>
中国共産党系の環球時報が3日、中国の3隻目の空母が2025年までに就役する見通しだと報じた。 中国は2012年にソ連艦を改修した初の空母遼寧を就役させ、2019年には2隻目となる初の国産空母山東を就役させた。
電磁式カタパルトが装備される3隻目の空母は2021年ごろ進水する予定で、2025年までに実戦配備が可能になるという。
中国の軍事専門家は、中国共産党が10月にまとめた2021~2025年の「第14次5ヵ年計画」の骨格に盛り込まれている可能性があると見ている。
2020.10.14
Jane's Defence Weekly
Sub-surface ambitions
<2012-101417>
・India
・South Korea
・Vietnam
2020.09.14
時事通信
年末にも新空母進水 電磁カタパルト搭載観測 中国報道
<2010-091402>
環球時報が軍事専門家の分析などを基に14日、中国が建造中の3隻目の空母が年末か来年初めに進水する可能性があると報じた。
3隻目はカタパルトの搭載により、開発中のKJ-600 AEW&C機が搭載されるかどうか注目されている。 また電磁カタパルトが初めて導入されるという見方が出ている。
2020.09.09
Jane's Defence Weekly
China now has world's largest navy
<2011-090901>
米国防総省が9月1日に公表した中国の軍事力に関する報告書で、米海軍の艦船数が293隻であるのに対し中国は350隻で世界最大の海軍になっているとしている。
その中では3隻目の空母が2023年に就役し、2024年にはoperationalになると共に、FC-31/J-31が輸出用及び次世代空母の艦載機として開発が進められているとしている。
更に新型巡洋艦や駆逐艦及びType 093B(註:商級)攻撃型原潜から発射するLACMの開発も行われているという。
2020.08.26
Jane's Defence Weekly
China building third carrier
<2010-082602>
民間衛星が8月15日に江南長興島造船所を撮影した画像に、建造中の3番目の空母Type 003が写っていた。 船体は5月24日から6月2日の間に製造地域から乾ドック後方の貯蔵地域に移された。
7月2日には最初のモジュールが乾ドックに設置され、8月15日には乾ドックに8個のモジュールが設置され、全長は265mになっているが、貯蔵地区には16mのモジュールが少なくとも1個置かれている。
因みに遼寧の全長は304mである。
Type 003はType 001/002と異なり初めてカタパルト発進型艦になる。
2020.08.19
Jane's Defence Weekly
First Type 075 LHD begins sea trials
<2010-081913>
艤装工事中の4月11日に火災を起こした上海の滬東中華造船で建造中のType 075 LHD強襲揚陸艦の一番艦が8月5日に最初の洋上試験に入った。
二番艦は同造船所で4月22日に進水し、三番艦の建造も開始されている。
2020.08.05
Jane's Defence Weekly
China appears to be designing new LHD
<2010-080509>
中国国営造船企業CSSC社がType 076と見られるUCAVの発進用に電磁カタパルトを装備したLHD強襲揚陸艦の設計を進めている。
2020.08.05
Jane's Defence Weekly
China building third Type 075-class LHD
<2010-080505>
民間衛星が撮影した画像から中国海軍がType 075 LHDの3番艦が上海の滬東中華造船で建造されていることを示している。
同造船所ではType 054Aフリゲート艦も1隻建造されているのが分かる。 Type 054Aは4隻がパキスタンから受注している。
2020.08.05
時事通信
中国の強襲揚陸艦が試験航海 21年にも就役
<2009-080504>
人民日報系の環球時報が中国初の強襲揚陸艦Type 075が5日、上海の造船所を出て初の試験航海を開始したと報じた。 米軍のWasp級に匹敵する排水量40,000tとみられるType 075は30機のヘリコプタや揚陸艇を搭載可能で、2021年にも就役する見通しである。
今年4月には二番艦が進水しており、三番艦が建造中だという。
2020.06.10
Jane's Defence Weekly
Launch confirmed of PLAN's seventh Type 055-class DDG
<2008-061009>
Maxzr Technologies社の商用衛星が5月24日に撮影した上海近郊にある江南長興島 (Jingnan Changxingdao) 造船所の画像に5月9日に進水したType 055駆逐艦の七番艦が、五番艦と並んで写っていた。
2020.05.06
Jane's Defence Weekly
Chinese navy commissions nuclear-powered submarine
<2007-050602>
中国国営Global Timesが4月22日、中国海軍創立71周年記念日に新型SSBNのType 096(註:唐級)が公表されたと報じた。
式典にはType 055駆逐艦やKQ-200対潜哨戒機も参加したという。 またType 094晋級SSBNも報告された。
2020.04.29
Jane's Defence Weekly
China7s second Type 075 amphibious assualt ship launched in Shanghai
<2006-042903>
中国海軍のType 075 LHDの二番艦が4月22日に上海で進水した。 一番艦は2019年9月25日に進水しているので、中国は半年間に2隻のType 075を進水させたことになる。
尚、一番艦は艤装工事中の4月11日に火災を起こしている。
2020.04.22
Jane's 360
China's second Type 075 amphibious assault ship launched in Shanghai
<2005-042209>
上海の造船所でType 075強襲揚陸艦の二番艦が進水した。
Type 075は全長235m、幅36m、排水量35,000tで、排水量45,000tの米海軍のAmerica級より小型である。
2020.01.22
Jane's Defence Weekly
First 'stretched' Type 052D destroyer enters service with Chinese navy
<2003-012207>
全長を4m伸ばして151mとした中国海軍の7,500t級駆逐艦Type 052Dの一番艦が1月に12日に就役し東海艦隊に配属された。 同艦は上海南方150kmの舟山島にあるDinghai基地で、第6駆逐小艦隊に配置された。
また同日にType 055 12,000t駆逐艦も就役し北海艦隊に配属された。
2020.01.22
Jane's Defence Weekly
More Type 056A corvettes join China's South Sea Fleet
<2003-012202>
中国海軍で更に2隻のType 056A 1,400t対潜型コルベット/フリゲート艦が1月10日に就役した。 就役したのは2018年8月に武漢で進水した2隻で、江門市にある南海艦隊基地の第17フリゲート戦隊に配属された。
Type 056Aは対潜型で就役した同型艦は2019年10月以来6隻になる。 国営Global Timesは1月14日、2019年12月30日に進水した最後のType 056Aが完成したと報じた。 この艦はType 056/056Aで71番艦になる。
2020.01.22
Jane's Defence Weekly
Chinese navy's first Type 055-class destroyer enters service
<2003-012201>
中国海軍Type 055駆逐艦の一番艦南昌が1月12日に青島南部のXiaokouzi海軍基地で就役した。 南昌は2017年6月に進水して2018年末から洋上試験を行っていた。
全長180m、幅20m、排水量12,000tのType 055は艦首部に64セル、後部に48セルのVLSを持ち、Type 052Dと似たType 346四面固定のAESAレーダを装備している。
VLSはType 052D同様にHHQ-9 SAM、YJ-18 ASCM、Yu-8魚雷搭載対潜ミサイル、CJ-10 LACM等を発射する。
2020.01.13
Jane's 360
Chinese navy's first Type 055-class destroyer enters service
<2002-011301>
Type 055駆逐艦が1月12日に青島南方の小青島基地で就役した。
艦橋前方に64セル、格納庫前方に48セルのVLSを持ち、HHQ-9 SAM、YJ-18 ASCM、Yu-8対潜魚雷、CJ-10 LACMなどを発射する。
2020.01.12
Stars & Stripes
China’s navy commissions biggest and 'most powerful' surface warship
<2002-011203>
中国のType 055 10,000t級駆逐艦の一番艦南昌が1月12日に青島で就役した。
2017年6月に進水した南昌は全長180m、幅20mで、112セルのVLSを装備し、SAMのほか対艦、対地、対潜ミサイルを発射する。
2020.01.09
CNS=AFP
初の1万トン級巡視船を建造開始 中国・広東
<2002-010908>
広東省で7日に行われた広東海事局の記者会見で、中国初の10,000t級海事巡視船の建造が始まったことが明らかにされた。 同船は全長165m、幅20.6m、喫水9.5m、排水量10,700tで、ヘリコプタの搭載が可能である。
なお、現在中国で就役している排水量1,000t以上の海事巡視船は5隻あり、海巡 01 5,418t、海巡 11 3,250t、海巡 21 1,583t、海巡 22 2,320t、海巡 31 3,000tとなっていて、さらにもう1隻5,000t級が建造中である。
2020.01.08
Jane's Defence Weekly
More launches conclude busy year for Chinese shipyards
<2003-010804>
2019年12月末に中国で、駆逐艦3隻とコルベット艦が少なくとも1隻進水した。 大連の造船所では12月26日にType 055の6番艦とその横で建造されていたType 052Dが、29日には別のType 052Dが進水した。 Type 052Dは23番艦と24番艦で、何れも飛行甲板を拡張した新型艦で、Z-9やKa-28/31より大型のZ-20の離着艦ができる。
一方広州の造船所では12月30日にType 056Aが進水したと報じられたが、25日には上海の造船所でType 056Aが進水しており、これらはType 056Aの70番艦と71番艦と見られる。
2020.01.01
Jane's Defence Weekly
Chinese navy commissions its second aircraft carrier
<2003-010101>
中国で二隻目となる空母山東が、12月17日に海南島の三亜榆林海軍基地で就役した。 海南島にはType 052D駆逐艦やType 054Aフリゲート艦が配備されており、今後更に5隻建造しているType 055駆逐艦も配備されると見られる。
2017年4月26日に大連造船所で進水した山東は2018年5月に洋上試験を開始し、最終試験では大連を出航して台湾海峡を通過して海南島への航海を行った。
山東は元Kuznetsov級空母Varyagを改造した遼寧を元にしているが遼寧での経験から、ミサイルの発射機を飛行甲板の下にするなど幾つかの変更を行っている。
中でも最大の変更点は艦橋部で、全長を10m短くし甲板での航空機の運用を容易にしている。 また艦橋部にはType 346フェーズドアレイレーダを配している。
2019.12.19
時事通信
3隻目空母、2年以内に進水 25年までに就役か 中国報道
<2001-121901>
人民日報系の環球時報が19日に同国の軍事専門誌を引用し、建造中の3隻目の空母が2年以内に進水し、2025年までに就役する見通しだと報じた。
艦載機を効率的に射出する最新の電磁カタパルトが装備されるという。
2019.12.17
時事通信
中国初の国産空母「山東」就役 習主席「党と人民に功績を」
<2001-121701>
中国国営中央テレビによると、中国初の国産空母が17日に海南島の三亜軍港で就役した。 中国にとって遼寧に次ぐ2隻目の空母で山東と命名された。
2013年11月に遼寧省大連で着工し2017年4月に進水した山東は、2018年5月に試験航海を開始し、9回目の試験航海で今年11月17日に台湾海峡を通過して南シナ海に向かった。
遼寧が搭載できる艦載機は24機だが、山東は少なくとも36機に増えるなど改良が施されたが、60機以上の艦載機を搭載する米国の空母に比べると少ない。
2019.11.28
時事通信
中国、5隻目空母計画中断か 原子力技術・資金で困難 香港紙
<1912-112804>
香港紙South China Morning Postが28日、中国初の原子力空母となる5隻目の空母建造が技術的な困難に直面し中断していると報じた。 通常動力の4隻目は2021年にも着工する見通しだが、追加の空母建造計画はないという。
同紙によると、中国軍関係者は中国には空母に必要な原子力技術がないと語った。 また艦載機J-15の後継機開発でも、軍関係者によると短期間で解決できそうにない技術的問題があるという。
国有造船大手の中国船舶工業集団と中国船舶重工集団が26日に合併したが、コスト面と技術面の問題は大きく建造プロセスが早まることはないもようである。
2019.11.20
Jane's Defence Weekly
China constructing third Type 075 LHD
<2001-112002>
民間衛星が10月29日に撮影した画像から、中国が上海の滬東中華造船で3隻目のType 075 LHDの建造を開始した模様であることが明らかになった。 3隻目は2隻目を建造している隣の乾ドックでブロックの組み立てが行われている。 1隻目のType 075は9月26日に進水していいる。
2隻目の建造はType 071 LPDが6月6日に進水した直後の6~7月に建造が開始されていることから、10月に開始したとみられる。
2019.10.16
Jane's Defence Weekly
Images reveal dimensions of Chin's 'sailless' submarine
<1912-101604>
商用衛星が9月18日に撮影した画像から、中国海軍の無セイル潜水艦が2018年10月に上海に近い江南造船で進水した模様である。 この潜水艦は衛星画像から、全長45m、胴径4m、排水量500tで、ドイツのHDW社が建造しドイツ海軍が保有していたType 206小型潜水艦と似た大きさであることが分かる。
中国でこのような小型潜水艦を建造しているのは同社だけではなく、2014年10月には武漢の武昌造船所が全長35m、胴径3.5mの小型潜水艦を建造している。
2019.10.02
Jane's Defence Weekly
PLAN's fifth Type 055 destroyer is launched
<1912-100204>
民間衛星が9月18日に撮影した画像から、上海の江南造船でType 055駆逐艦の五番艦が進水し艤装工事中であることが分かった。
排水量が10,000tで112セルのVLSを装備するType 055の一番艦は、2017年6月に同じ造船所で進水している。
2019.10.02
Jane's Defence Weekly
China holds launch ceremony for first helicopter carrier
<1912-100203>
中国海軍が9月25日に上海の滬東中華造船でType 075 LHDの進水式を行った。
全長235m、幅36mのType 075は全通飛行甲板を持っており、Type 382 3DレーダやHHQ-10 SHORAD発射機2基などを装備している。
2019.09.25
Jane's Defence Weekly
China lays keel for Royal Thai Navy's first S26T boat
<1911-092508>
武昌造船所で9月5日、タイ海軍向けS26T潜水艦一番艦の船台組み立てが開始された。 起工 (Steel Cut) は2018年9月に行われており、完成引き渡しは2023年に計画されている。
S26Tは中国海軍Type 041(元級)のタイ海軍仕様である。
2019.09.25
時事通信
初の強襲揚陸艦進水=建国70年、軍事力誇示-中国
<1910-092502>
国営新華社通信が、中国初の強襲揚陸艦が25日に上海で進水式を行ったと報じた。
同艦はType 075とみられる米軍のWasp級に匹敵する満載排水量40,000tの強襲揚陸艦で、ヘリコプター30機の搭載が可能である。
2019.09.24
China Defense
Launched! 075 class amphibious landing helicopter dock LHD
<06.pdf>1910-092406>
(写真のみで記事なし)
2019.09.18
Jane's Defence Weekly
Thailand signs on for Chinese landing platform dock
<1911-091811>
タイ海軍が9月9日に中国CSICL社と、Type 071E LPD建造の契約をTHB4B ($130M) で行った。 タイはこの艦をCSIC社からTHB13.5Bで購入したS-26T潜水艦の支援艦としても使用するという。
Type 071の輸出仕様であるType 071eは全長210、排水量20,000tで、今までタイ海軍唯一のLPDは2008年にTHB5Bでシンガポールに発注し2012年に取得した141mのEndurance級のみであった。
2019.09.18
Jane's Defence Weekly
Thailand signs on for Chinese landing platform dock
<1911-091811>
タイ海軍が9月9日に中国CSICL社と、Type 071E LPD建造の契約をTHB4B ($130M) で行った。 タイはこの艦をCSIC社からTHB13.5Bで購入したS-26T潜水艦の支援艦としても使用するという。
Type 071の輸出仕様であるType 071eは全長210、排水量20,000tで、今までタイ海軍唯一のLPDは2008年にTHB5Bでシンガポールに発注し2012年に取得した141mのEndurance級のみであった。
2019.09.04
Jane's Defence Weekly
China building second Type 075 landing helicopter dock
<1910-090407>
民間衛星が8月17日に撮影した画像から、中国が上海の滬東中華造船で2隻目のType 075 LHDの建造を開始した模様であることが明らかになった。 LHDはType 071 LPD 8番艦が6月6日に進水したのち空いていた船台で建造が行われている。 Type 075は20~30機のヘリ搭載が可能で、一番艦は8月8~17日に進水すると見られている。
中国海軍の海兵隊は2017年以来2個旅団が6個旅団に増強され、10.000~20,000の兵員も35,000~40,000名になっている。
2019.08.16
Record Chna
093A型攻撃型原潜の騒音レベルが大幅に低下―中国メディア
<1909-081602>
中国メディアの新浪網が8月13日、中国のType 093A攻撃型原潜がそれまでの中国の原潜に比べて騒音を大きく低下させたとする記事を掲載した。
中国の潜水艦は従来、航行時の静粛性について極めて劣るとされてきており、比較的改良されたとされるTypa 091後期型でも騒音は140~150dBで、米国のロサンゼルス級の105~125dBや最新のバージニア級の100dB以下に比べて相当に大きい音を出すとされていた。
新浪網記事は、海外でもType 093Aの騒音は110dB程度に引き下げられたと見られており、米国とのまだ差はあるもののロサンゼルス級の中期のレベルまで引き下げており、国際的な「静粛型潜水艦」に仲間入りしたと主張している。
2019.06.28
Record China
中国の国産空母、今年10月にも正式就役? 国防部が回答―中国
<1907-062802>
中国国防部が27日、国産空母がすでに左舷部のガラス繊維強化ブラスチック救命ボートを吊り上げ交換する作業を始めており、これは就役が近いことを意味しているとのメディア報道や、ネット上では、10月に正式就役するとのうわさについて、中国の2隻目の空母は計画通り各試験を行っており、現在各作業は順調に進んでいると答えた。
2019.06.18
世界の艦船
中国で建造中の002型空母
<1907-061802>
戦略国際問題研究所 (CSIS) が4月17日に撮影された衛星画像から、中国が建造している3隻目の空母Type 002の状況を明らかにした。
Type 002はカタパルトを備える通常動力型とみられ、排水量は国産初の空母Type 001Aの推定66,000~70,000tより大きく80,000~85,000tと見ている。 米国防省はもType 002は2018年に建造を開始しており,2022年に就役の見込みとしている。
2019.06.12
Jane's Defence Weekly
Images show likekly configuration of sensor suite for PLAN's next carrier
<1908-061205>
武漢市に設置された中国空母三番艦の陸上模型と見られる施設が大きく改修されている。
改修されているのはマスト部分で、先の2隻がType 382 (H/LJQ 382) 3Dレーダ2面回転レーダを配した在来型マストであるのが、Type 346A Dragon Eyeとみられる4面固定レーダを配したIntegrated Mastになっている。
2019.06.10
Jane's 360
China increases construction rate of amphibious assault ships
<1907-061005>
上海の造船所で6月6日にType 071 LPDの8番艦が進水した。 8番艦は2018年12月に7番艦が進水した船台で6ヶ月で建造された。 今後12ヶ月かけて艤装及び洋上試験が行われ就役する。
2019.05.22
Jane's Defence Weekly
China's eighth Type 071 in advanced stage of build
<1907-052213>
Type 071 LPDの8番艦の建造が、上海の滬東中華造船 (Hudong-Zhonghua) で本格化している。 8番艦は6ヶ月もかけずに建造され2018年12月28日に進水した7番艦と同じドックで建造されている。 またその隣ではType 075と思われる大型艦の建造も進められている。 Type 075は全長240m、全幅30m以上と思われる。
衛星画像によると滬東中華造船から20km離れた長興島 (Changxingdao) の江南造船 (Jiangnan) では全長が370mあるブロックが建造されており、空母の三番艦ではないかと見られている。
2019.05.22
Jane's Defence Weekly
China launches two more Type 052D destroyers, another Type 056 corvette
<1907-052202>
大連の造船所で5月10日、Type 052D駆逐艦の19番艦と20番艦が進水した。 この2隻は同造船所が建造したType 052Dの4隻目と5隻目になる。 今回進水した2隻は初期に建造された13隻より全長が4m長くなって飛行甲板が拡張され、Z-20ヘリの離着艦が可能になっている。
2隻は2018年7月にType 055駆逐艦2隻を進水させたのと同じ乾ドックから進水した。 現在このドックではType 052DとType 055が建造されており、いずれも2020年に進水するとみられる。
また5月9日には広州の造船所でType 056 1,500tコルベット艦が進水している。 これは同級で60番艦になる。
2019.05.13
Jane's 360
China launches two more Type 052D destroyers, another Type 056 corvette
<1906-051306>
大連の造船所で5月10日、Type 052D駆逐艦2隻が進水した。
この2隻は大連で建造された4隻目と5隻目であるが、全体では19番艦と20番艦になる。
2019.05.03
産経新聞
「中国、潜水艦隊を増強」米国防総省が報告書
<1906-050304>
米国防総省が2日、中国の軍事安全保障の動向に関する年次報告書を公表した。 報告書によると中国海軍は潜水艦隊の増強を優先課題に掲げ、2020年までに65~70隻体制となると予想している。 報告書によると、中国海軍は現在、戦略原潜4隻、攻撃型原潜6隻、通常動力の攻撃型潜水艦50隻の計60隻を保有し、2020年代半ばまでにASCMを搭載したType093(商級)攻撃型原潜の改良型を建造する見通しとしており、西太平洋に展開する米海軍の空母打撃群などに対するA2/AD戦略の強化につながる恐れが高い。
報告書はまた2018年の中国の国防予算について公式には$175Bとされているものの、研究開発費や外国からの兵器購入費などを含めると実際には$200Bを突破したとみられると指摘し、2020年までには$260Bまで膨張するとの予測も明らかにした。
2019.04.17
時事通信
国産空母、観艦式の参加困難=年内就役へ作業継続-中国紙
<1905-041704>
中国共産党機関紙人民日報系の環球時報が17日、中国初の国産空母は年内の就役に向けた作業が続いており、海軍創設70周年の23日に青島で行われる国際観艦式に参加することは困難だとの見通しを報じた。
軍事専門家は、就役までにさらに1、2回の試験航海を行う可能性があると見ている。
2019.03.26
Record China
中国の原子力砕氷船は空母用の実験艦か?
<1904-032608>
中国語ポータルサイト捜狐が中国国営原子力企業である中国広核集団 (CGN) が、全長152m、排水量33,000tの原子力砕氷船の入札募集をしていると報じている。 この砕氷船は2基の熱出力200MWの小型加圧水型原子炉を装備し速力11.5ktという。 砕氷船の入札は中国広核集団だけでなく2018年の6月には同じく国営の中国核工業集団 (CNNC) も告知している。 中国は現在、原子力潜水艦を保有しているものの、原子力空母をはじめとする原子力推進の水上艦はまだ持っておらず、現在、原子力砕氷船を保有しているのはロシアだけである。
これについて香港の軍事アナリストは、原子力砕氷船は原子力空母を開発するためのテストベッドとしての役割をはたすかもしれないと述べている。
2019.03.13
Jane's Defence Weekly
PLAN commissions destroyer, frigate
<1905-031308>
中国のソーシャルメディアに、Type 052D駆逐艦とType 054Aフリゲート艦が2月下旬に就役し、共に北海艦隊に配属されたとする報道が流れた。
就役したType 052Dは8番艦で、Type 054Aはこのクラスで最終となる30番艦である。
2019.02.20
Jane's Defence Weekly
China's second Type 901 enters service
<1904-022007>
中国政府からの公式発表や国営メディアからの報道はないが、中国海軍Type 901高速洋上補給艦の二番艦が2018年12月下旬に完成し就役した模様である。
Type 901は全長240m、全幅31mで、満載排水量45,000tという。
2019.02.15
News Week
中国が2035年までに原子力空母4隻を建造、米軍と並ぶ
<1903-021502>
South China Morning Postが2月13日、中国海軍が2035年までに米海軍に追い付くことを目標に、原子力空母4隻を建造する計画だと報じた。
中国海軍は現在2隻の空母を所有していることから、最終的には空母6隻態勢を構築する構想だという。
2019.02.06
Jane's Defence Weekly
Type 927 acoustic surveillance ship likely to have entered sevice with PLAN at Zhanjoang
<1903-020609>
中国のソーシャルメディアで、南海艦隊の本拠地である湛江市にType 927音響測定艦が停泊している画像が流れた。
Type 927は米海軍の音響測定艦と似た双胴型で排水量5,000tで、3隻が建造されていることが分かっている。
2019.01.23
Jane's Defence Weekly
PLA Navy commissions LPD and destroyer
<1903-012309>
中国海軍が1月12日にType 071強襲揚陸艦の6番艦とType 052D駆逐艦の就役式を行った。 就役式の実施場所が湛江市であったことから、両艦は南海艦隊に配属されると見られる。
Type 071は2016年初期に4番艦が東海艦隊に配属され、2018年9月に就役した5番艦も公式発表はないが東海艦隊に配属されたと見られる。
七番艦は2018年9月に進水している。
2018.12.31
Jane's 360
China launches seventh Type 071 LPD
<1901-123103>
中国海軍で7隻目となるType 071 LPDが12月28日に滬東中華造船所(註:上海市)で進水した。
Type 071は全長210m、全幅28m、喫水8mで、速力25ktの性能を持つ。
2018.12.19
Record China
中国最新 055型駆逐艦の試験航海画像が出回る― 1万3000トンの大型艦、空母艦隊に編入の見方も
<1901-121905>
新浪網、観察者などの中国メディアが18日、新型Type 055駆逐艦の公試運転画像を紹介した。 Type 055は現在までの4隻が建造され、うち1隻は1回目の公試運転は8月24日に開始され現在公試運転中で、残りの3隻は艤装中とされる。
Type 055の満載時排水量は13,000tとType 052の7,000~7,500tを大きく上回り、航続距離はType 052型の5,000nmに対し7,000nmと見られている。推進機COGCG方式で、112セルのVLSを装備していることから、駆逐艦艦隊ではなく主に空母打撃群に配属するとの見方もある。
2018.12.17
Record China
中華イージス駆逐艦「30隻体制」を実現へ、新型護衛艦と合わせて60隻体制に―中国メディア
<1901-121701>
中国メディアの新浪網が14日、中国型Aegis艦などと呼ばれる駆逐艦が30隻体制になり、新型フリゲート艦と合わせて60隻体制になると報じた。
新浪網によると就役したType 052D及びType 052Eは23隻に達し、Type 052Cの6隻を加えると30隻になる。 Type 052駆逐艦の中でType 052C以降のタイプはHHQ-9 SAMシステムを搭載しており、AESAアンテナを艦橋構造物の四周に配置している。 新型フリゲート艦に位置づけられた満載排水量7,000~7,500t、満載排水量4,000t以下のType 54フリゲート艦は建造中も合わせれば30隻に達する。
2018.12.05
Jane's Defence Weekly
Chinese media report construction of third carrier under way
<1902-120504>
国営新華社通信のWeChatページやGlobal Times、China Dailyなどで、中国三番目の空母が建造中と報じられている。 また衛星画像から空母のモジュールが造船所近くで組み立てられているのが確認されている。
2018.12.05
Jane's Defence Weekly
Satellite imagery shows two Chinese SSBNs in Huludao
<1902-120503>
Airbus社の衛星が11月11日に中国遼寧省葫芦島市を撮影した画像に、同市の渤海造船所で建造しているSSBN 2隻が写っていた。 ウェブサイトPlanet Labsによると、その内の1隻は10月31日に進水した。
2018.12
International Defence Review
Yunzhou Tech showcases armed USV development
<1902-120012>
主としてUSVの開発と製造を行っている永州情報技術社 (Yougzou Tech) が殊海航空展にL30 USVを出展した。
L-30は全長7.5m、全幅2.7、高さ4.2m、排水量3.75tで、マスト上にEO/IRセンサ、12.7mmMG 1丁と4セルのミサイル発射機を装備し、速力45kt、22ktでの航続距離310nmの性能を持つ。
2018.11.28
産経新聞
中国の2隻目国産空母、20年末にも進水か
<1812-112805>
中国軍事筋が28日、中国が建造を進めている2隻目の国産空母が2020年末にも進水する見通しであることを明らかにした。
ただ新たに電磁カタパルトを装備するため、進水後の艤装や試験航海などに長めの時間を要し、就役は2025年以降になりそうだという。
2018.11.27
時事通信
中国、空母計画遅延か=貿易摩擦で対米配慮も
<1812-112708>
香港のSouth China Mornib Post紙が27日、米国との貿易摩擦などの影響で中国の空母建造に遅れが出ていると報じた。 同紙によると関係者が、2030年までに4隻の空母の就役を計画してきたが、予算の縮小や習指導部による軍の大幅な組織変更により、予定されていた4隻目の空母建造が米国との貿易摩擦の激化を受けて延期されたと明らかにした上で、中国政府は、米政府をこれ以上怒らせたくないと考えていると述べた。
また、中国は欠陥が見つかったJ-15の代替機の開発に取り組んでため予算を逼迫させていることも空母計画に影響しているという。
2018.11.26
時事通信
3隻目の空母建造を初報道=中国国営メディア
<1812-112602>
中国国営新華社通信が中国版LINEの「微信」で25日、同国で3隻目となる新型空母について造船所で順調に建造中だと報じた。 中国の官製メディアが3隻目の空母建造を報じたのは初めてである。
新華社は詳細を明らかにしていないが、上海で建造が進んでいるもようである。
2018.11.25
China Defense
Boring logistics pictures of the day: 2nd Type 901 Class Fleet Replenishment Ship ready for commission
<1812-112503>
排水量が45,000t以上である中国海軍Type 901補給艦の二番艦が近く就役する。
2018.11.12
Aviation Week & ST
Avic's J-31 fighter is a winner after all
<1901-111202>
J-31は飛行安定と着艦に問題があるJ-15に代わる艦載機になると見られる。
最初J-31はMTOWが25tであったが、2番目の試作機は28tになり、艦載型は30tになると見られる。 この結果1,250kmであった行動半径は1,500kmにまで伸びることになった。
2018.11.07
Jane's Defence Weekly
Image emerge of new Chinese submarine
<1901-110701>
江南造船 (Jiangnan) の長興島造船所 (Changxingdao shipyard) で建造中の新型潜水艦画像がネット上で公開された。 この潜水艦の寸法その他は公表されていないが、 全長50m、幅5m程度と推測され、セイルが見当たらないのが大な特長である。
セイルがないことからこの潜水艦は潜望鏡を出した状態でも長期の作戦には向かないと見られる。
【註】
全長50m、幅5mと言うと、1963年に竣工し1978年まで就役していた水中排水量1,000tと海上自衛隊最小の潜水艦なつしお(61m、6.5m、790t)より小型になる。
2018.11.06
Jane's 360
Airshow China 2018: Yunzhou Tech showcases armed USV development
<1812-110605>
USVの設計と生産を行っている中国Yubzhou Tech社が、6~11日に開かれる殊海航空展で新型武装USVを公開した。
全長7.5m、全幅2.7m、全高4.2m、重量3.75tのL30は2種類の武器が搭載でき、速力45kt、22kt航行での航続距離310nmの性能を持つ。
2018.11.01
Jane's 360
Images emerge of new Chinese submarine
<1812-110104>
江南造船 (Jiangnan) の長興島造船所 (Changxingdao shipyard) で建造中の新型潜水艦画像がネット上で公開された。 この潜水艦の寸法その他は公表されていないが、全長50m、幅5m程度と推測され、セイルが見当たらないのが大な特長である。
2014年10月の衛星画像で、揚子江の河口から武漢800km離れた武漢で、全長35m、幅3.5mの小型潜水艦が確認されている。
2018.10.17
日経新聞
日中、潜水艦競争が激化 質量両面でにらみ合い
<1811-101704>
中国軍は空母部隊の建設を進めているが、空母を作戦展開させるには護衛役の潜水艦をつける必要がある。 また米本土を直撃しうるSLBMを搭載した晋級原潜を南シナ海に配置し、先々は後継艦の唐級を日本海に配置する公算が大きい。 しかしながら中国の潜水艦は60隻と自衛隊の22隻を大幅に上回ったものの、静粛性や運用実績では日本が大きく先行している。
こうした中、日本が南シナ海への潜水艦派遣を公表したことは、中国には不愉快な現実に他ならない。 日本は南シナ海への派遣を公表したことで、有事には中国が南シナ海に配備した潜水艦も無事ではないとのメッセ―ジを周辺国にもわかる形で送ったのものであると同時に、米軍が果たしてきた中国潜水艦封じの役割を一部肩代わりできるとトランプ政権に強調しておく意味合いも込められている。
2018.10.03
Jane's Defence Weekly
China's shipyard continue to bolster PLAN's surface fleet
<1812-100315>
2018.09.26
Jane's Defence Weekly
PLAN ready to fly night-time combat ops from carrier
<1811-092606>
中国海軍がウェブサイトnavy.81.cnで9月12日、空母遼寧でのJ-15の全天候離着艦訓練を5月末に終了し、遼寧は昼夜間運用能力を取得したと報じた。
2018.09.20
Jane's 360
AAD 2018: CSOC reveals details of armed USV concept
<1810-092002>
中国CSOCが19~23日に南アで開かれているAAD 2018展に20tの新型戦闘USVを出展した。
全長15mのUSVはJARI多目的戦闘USVと呼ばれ、速力42ktと航続距離500nmの性能を持つ。
武装としては小型SAMと連動した30mm機関砲と船体中央に対艦/対空ミサイル用VLS、両側に対潜軽魚雷発射管を装備している。
2018.09.19
Jane's Defence Weekly
Further details emerge of PLAN's nuclear ambitions
<1811-091910>
中国国営メディアのChina Military Onlineが9月10日、中国が建造していることが確実視されている原子力空母には原子力推進の補給艦が必要であるとする論文を掲載した。
2018.09.15
China Defense
The fifth Type 071 LPD
<1810-091502>
中国海軍で5隻目となるType 071 LPDがLPD 980 龍虎山と命名されて就役し、中部戦域軍の東海艦隊に配属された。
【註】
Type 071は一番艦から三番艦までは南海艦隊に配属されていたが、四番艦は東海艦隊に配属されている。 五番艦も東海艦隊所属となれば東海艦隊は2隻のType 071を保有することになり、LSTなどを含め東海艦隊の水陸戦能力が急速に強化されている。
2018.09.05
Jane's Defence Weekly
China trials second aircraft carrier, first Type 055 destroyer
<1810-090510>
中国の最新型駆逐艦Type 055が初めての洋上試験を8月24日に開始した。 同じ大連造船所 (DSIC) からは26日に空母の二番艦が2回目の洋上試験に向けて出航した。 1回目の洋上試験は5月13~18日に行われ、23日にDSICに帰港していた。
2018.08.25
Record China
中国の大型駆逐艦055型、一番艦が初の試験航海
<1809-082502>
中国海軍のType 055駆逐艦の一番艦が24日に初めての試験航海を始めた。 Type 055一番艦は上海江南造船所で建造され2017年6月28日に進水した。 二番艦は江南造船所で4月28日に進水し、大連船舶重工業集団も7月3日に2隻を進水させている。
すでに進水した4隻のうち、一番艦は2019年末までに、それ以外の3隻は2020年末までに海軍に引き渡されると見られている。 中国海軍はType 055を6~8隻建造すると見られている。
2018.08.08
Jane's Defence Weekly
China launched first stretched Type 052D destroyer
<1810-080804>
上海に近いJiangnan Changxingdao造船所で7月上旬に船体延長型のType 052D駆逐艦が進水した。
7月16日に撮影された画像で船体延長型Type 052Dは4月に進水したType 055と同じ係船ドックに係留されている。
船体延長型はType 052Dの14番艦で、全長が4m延長されたことで飛行甲板が4m延長されたが、格納庫のサイズはそのままである。
2018.08.01
Jane's Defence Weekly
China developing large unmanned subs and advancing integrated electric marine propuosion
<1809-080108>
香港のSouth China Morming Post紙が20日、中国が2021年を目標に大型の自動航行UUVを開発
中であると報じた。 同紙によるとこの計画は米海軍のXLUUV計画に対抗するものであるという。
米海軍は2017年10月にBoeing社とLockheed Martin社にそれぞれ$40MでXLUUVを発注し、2018年12月に2社の中から数隻の試作品を製造する1社を選定し2020年に試験を実施す
る計画である。 Lockheed Martin社は提案を明らかにしていないが、Boeing社のEcho Voyagerは全長15m、胴径2.7M、重量50tで8tの搭載
能力を持つ。
一方Global Timesが7月20日、海軍工科大学の教授が戦闘艦用の全電気推進装置 (FEP) の開発で習主席から表彰さ
れたと報じた。
Global Timesによると、建造中を含め15隻保有するType 052D駆逐艦は今後FEP推進のType 052Eになるという。 また7月3日に3,4番艦が進水し
たType 055駆逐艦も改良型ではFEP推進になるという。
2018.07.31
Jane's 360
China launches first stretched Type 052D destroyer
<1808-073104>
全長を4m伸ばすことで飛行甲板を4m長くしたType 052D駆逐艦の一番艦が7月上旬に進水した
模様である。 7月16日に撮影された上海近くにある造船所の衛星画像には、4月に進水したType 055 1隻や他のType 052D 3隻と共に係留されている同艦が写っている。
飛行甲板の延長は艦載型にしたZ-20ヘリ搭載に備えたもののようである。
2018.07.11
Jane's Defence Weekly
China launches two Type 055 destroyers
<1809-071113>
Type 055 10,000t級駆逐艦2隻が大連の造船所で同時に進水した。 Type 055はType 052D
を大型化した駆逐艦で全長180m、全幅20mで112セルのVLSを装備して、HHQ-9要域防空SAM、YJ-18長距離ASCM、
CJ-10 LACMのほか、魚雷搭載式の対潜ミサイルなどを装備する。
同型の一番艦は2017年6月、二番艦は2018年4月に上海近くの造船所で進水している。
2018.07.09
Record China
中国空母の次期戦搭載闘機、ステルスFC-31ベースに開発か=現行のJ-15には「欠陥機」との評価も
<1808-070901>
香港のSouth China Morning Post紙が、中国は艦載戦闘機J-15の後継機として、開発中のFC-31をベ
ースに開発しようとしていると報じた。 J-15についてはこれまで欠陥機とする報道もあった。
記事によると、中国海軍関係者が、少なくとも4個空母打撃群を編成してようとしており、現行のJ-15に代わる艦上戦闘機が必要と述べ、新たな
艦上戦闘機は開発中のFC-31でよいとした。 FC-31はJ-15より小型で軽量である。
2018.07.07
China Defense
Type054 mod of the day: High speed law enforcement ship
<1808-070703>
広州市の造船所で建造中のType 054Aを小型化したこの艦は推進装置にウォータージェット推進機4基を
装備していることから40kt以上の速度性能を持つと見られる。
この艦は高速法執行艦と呼ばれている。
【註】
中国は今までにもType 054フリゲート艦を元にした海警局の警備艦を建造しており、「法執行艦」と呼ばれているこの艦は警備艦の可能性がある。
2018.07.05
時事通信
中国空母艦載機に欠陥=墜落事故4回、代替機を開発―香港紙
<1808-070502>
香港のSouth China Morning Post紙が5日、中国の艦載機J-15の欠陥による墜落事故が相次ぎ、
代替機の開発が進められていると報じた。 中国軍に近い関係筋は同紙に対し、J-15は操縦系統が不安定だ
と指摘している。 習指導部は空母を中心とする艦隊の整備を急いでいるが、性能や運用能力については疑問視されてきた。
J-15はSu-33を基に設計され遼寧に搭載されているが、中国軍に近い2人の関係筋はJ-15の墜落事故が少なくとも4回発生した
と明らかにした。 しかし中国国営メディアは2件の事故しか報道していない。
2018.07.03
時事通信
中国、新型駆逐艦2隻進水=空母打撃群編成急ぐ
<1808-070304>
中国メディアが3日、新型駆逐艦Type 055 2隻が大連の造船所で同時に進水したと報じた。
排水量が11,000~13,000tと推定されるType 055は中国の現有駆逐艦に比べミサイルの攻撃力やステルス性能が大幅に向上しており、China Daily
紙はアジアで最大、最強の戦闘艦と広く認識されていると報じている。
2018.06.27
Jane's Defence Weekly
Images show possible YJ-18 ASCM in Shang-class sub
<1808-062708>
中国CCYVが、習主席が6月11日に北海艦隊の商級 (Type 093) 攻撃型原潜を視察した映像を流した中に、明らかに潜水艦発射型YJ-18
ASCMのキャニスタと見られるものが写っていた。
YJ-18はロシア製で三段推進の3M-54とよく似た駆逐艦程度の艦船を攻撃する射程290nmのASCMで、
宋級 (Type 039/039G)、元級 (Type 039A/B/C)、商級 (Type 093/093A/093B) 潜水艦のほかも
Type 052D、Type 055駆逐艦にも装備する。
【註】
3M54はロケットブースタで発射加速してジェットエンジンで巡航し、目標に接近するとロケットモータでMach 2.9まで加速する。
2018.06.27
Jane's Defence Weekly
Chinese LCAC facility spotted near Zhanjiang
<1808-062706>
3月23日に撮影された衛星画像から、中国海軍南海艦隊の本拠地である湛江市近くにLCAC
の施設が建設されたのが明らかになった。
その場所の近くには中国海兵隊の2個旅団12,000名が駐屯している。
画像にはコンクリート壁で仕切られたType 726/726A 6隻、Zubr級4隻が揚陸される場所が写っている。
【註】
Type 726/726AはType 071揚陸艦に搭載されるLCACで、Zubr級はウクライナ製の世界最大のLCACである。
2018.06.27
Jane's Defence Weekly
Images shows possible design of China's third carrier
<1808-062704>
中国の造艦企業CSIC社高官が6月20日、中国で3隻目となる空母のCGを公表した。 CG画
像には3隻目を中心に3隻の空母が写っているが、左右の空母がSTOBAR離着艦方式であるのに対し中央の三番艦はカタパル
ト発進/拘束着艦 (CATOBAR) 方式になっている。
CATOBAR空母には3基のカタパルトが見られるが、その形状は米海軍がGerald R. Fordに搭載しているGA社製
EMALSと似た形状をしている。
2018.06.22
時事通信
国産空母、年内就役も=22年までに3隻運用―中国紙
<1807-062204>
人民日報系の環球時報が22日、初の国産空母が年内に海軍に引き渡される可能性があ
るという専門家の見通しを報じた。 国産空母を建造した国有企業会長は19日、5月に初の試験航海に成功した結果、計画が前倒しで進んでいると明らかにした。
中国は3隻目の空母も建造中で、2022年までに3隻の空母を配備するという見方がある。
2018.06.20
時事通信
中国空母の情報漏えいか=国有企業社長に監察委調査
<1807-062003>
人民日報系の環球時報が20日、初の国産空母を建造した国有造船大手企業の社長が国
家監察委員会などの調査を受けていると報じた。 空母に関する情報漏えいや空母に問題
が見つかり摘発されたと見られる。
規律検査委と監察委は具体的な容疑を明らかにしていない。
2018.06.18
産経新聞
攻撃・偵察、中国軍が無人艇開発 56隻で「群れ」世界最大の実験
<1807-061801>
広東省の珠海雲洲智能科技有限公司が5月下旬に南シナ海に面する珠海市沖でUSVの試験を実施した。 上空
から撮影された映像では56隻のUSVが魚群のように航行し急転回したり大型船を回避したりするなどの機敏さをみせたほか、「軍民」の文字
や空母の形を描くなど緻密に統率された動きを誇示した。
人民日報系の環球時報によると、同社は軍と共同でAI技術を利用して海上戦闘や偵察任務を行うUSV「サメの群れ」を開発している。
2018.06.13
Jane's Defence Weekly
China's Yunzhou Tech demonstrates swarming USVs
<1808-061302>
USVの設計と製造を行っている珠海市のYunzhou社が5月29日に広東省万山群岛で56隻のUSV群を自動
で航行させる実験を行った。
この実験に使われたのは全長1.63m、全幅0.71m、全高0.37mのME40 USVで、14.8Vのリチウムポリマ電池を動力源に3ktで3時間
航行できる。
2018.06.13
Jane's Defence Weekly
Liaoning carrier group reaches initial operational capability
<1808-061301>
中国国防省が5月31日、空母遼寧を中心とした空母打撃群がIOCになったと発表した。
これに先立ち空母遼寧群は4月12日に行われた観艦式後に台湾東部と西太平洋で演習を行った。 演習では遼寧に
Type 052D駆逐艦1隻、Type 052C駆逐艦3隻、Type 054Aフリゲート艦2隻が随伴し、この様子は海上自衛隊が監視し
た。
2018.06.06
China Defense
Photos of the day: 5th and 6th Type 071 LDP fitting out in Shanghai
<1807-060607>
2018.05.23
Jane's Defence Weekly
PLA Navy's second aircraft carrier undertakes its maiden voyage
<1807-052301>
中国海軍で2隻目となる空母が洋上試験のため5月13日に大連を出航
した。 この空母はスキージャンプ台からJ-15を離艦させるSTOBAR方式艦で遼寧とほぼ同じであるが、レーダが最新
の駆逐艦で採用されているフェーズドアレイ方式のType 346になっていること、艦橋部が1層増え短くなっているのが外観上の差異である。
2018.05.18
時事通信
初の国産空母、試験航海終了=中国
<1806-051801>
中国国防省によると、中国国産第1号空母が18日、13日からの初の試験航海を終えて遼寧省大連の造船施設に戻った。
来年にも就役する見通しである。
2018.05.14
Record China
中国の近年の軍艦建造は驚異的=総数は伝統的な海上大国に匹敵―米メディア
<1806-051402>
米メディアのDigital Journalが5月1日、中国が過去4年間に世界の多くの伝統的な海上大国に匹敵する総㌧数の艦艇を建造
したと報じた。
記事は、20世紀の最後の10年と今世紀の最初の10年に中国海軍の造船所は従来のものに多くの改良を加えた大量の艦艇を建造したが、最近は少数のモデ
ルを大量生産する傾向にあるとし、2012年以降にType 052D駆逐艦が13隻進水し、他の艦艇も同様だと伝えた。
更に、2014年以降に中国に加わった潜水艦、戦艦、水陸両用艦、補助艦艇の総数は、独、印、西、英海軍が現在保有し
ている艦艇の総数よりも多く、2014~2018年のトン数では日本と英国が若干多いとしている。 また2014年以降に建造された艦艇の中で最も多いの
はType 056コルベットであり、現在保有する46隻のうち28隻が2014年以降に進水し、冷戦終結以降で比較可能などの艦艇
よりも速いスピードで建造されているとした。
2018.05.13
時事通信
中国初の国産空母が試験航海=来年にも就役、実戦配備想定
<1806-051302>
中国初の国産空母が13日、洋上試験のため大連の造船所を出航した。 黄海北部や渤海を航行するとみられ、国営新華
社通信は「主に動力系統などの設備の信頼性を検証する」と報じている。 2隻目の空母は年内にも海軍に引き渡される
見通しで、2020年といわれていた就役は1年前倒しされ、来年になる可能性が高まっている。
中国軍は空母運用能力の向上を急いでおり、研究や訓練が主な目的の遼寧が3月下旬から1ヵ月にわたり南シナ海や西太平洋などを航行している。
2018.05.09
Jane's Defence Weekly
China constructing stretched Tyoe 052D destroyer
<1807-050904>
4月10日に撮影された衛星画像から、中国がType 052D駆逐艦の飛行甲板を4m伸ばした改良型
を建造していることが判明した。 このことから中国海軍は従来より大型のヘリを駆逐艦に搭載しようとしている模様である。
現在多用されているZ-9はMTOWが4,250kgであるのに対しZ-8は13,000kgもあり中国
の駆逐艦やフリゲート艦での運用には適さない。 このため中国は再設計したZ-18を遼寧に搭載している。
2018.05.09
Jane's Defence Weekly
China launches second Type 055 destroyer
<1807-050903>
中国のウェブ上でType 055駆逐艦の二番艦が上海の江南造船所で進水したと報じられた。 一番艦は2017年6月
に進水している。
Type 055は全長180m、排水量11,023tの中国最大の駆逐艦で、垂直発射機112セルを装備している。
2018.04.11
Jane's Defence Weekly
Blue water PLAN
<1806-041113>
┃ ┃米太平洋艦隊┃ 中国海軍 ┃
┣━━━━━━╋━━━━━━╋━━━━━━┫
┃航空母艦 ┃ 5 ┃ 1 ┃
┃巡 洋 艦 ┃ 11 ┃ 0 ┃
┃駆 逐 艦 ┃ 36 ┃ 26 ┃
┃フリゲート艦┃ 10 ┃ 53 ┃
┃コルベット艦┃ 0 ┃ 30 ┃
┃潜水艦 (SSN)┃ 27 ┃ 7 ┃
┃潜水艦 (SSK)┃ 0 ┃ 53 ┃
┗━━━━━━┻━━━━━━┻━━━━━━┛
2018.03.21
Jane's Defence Weekly
China begins work on sixth Type 055 destroyer at Dalian
<1805-032101>
民間の衛星が2017年12月21日と1月3日に撮影した画像から、中国がType 055駆逐艦六番艦の建造を大連の造船所で開始
したことが明らかになった。 その横にある乾ドックでは3番艦と4番艦の組み立てが最終段階に入っている。
一方、上海に近い江南造船所では一番艦と二番艦の建造が進められており、2017年11月には五番艦の建造も開始されて
いる。
【註】
Type 055はType 052Dを40%大型化した排水量10,000tの駆逐艦で、VLSのセル数は前部に64、後部に48、合わせて112セルになっている。
2018.03.14
Jane's Defence Weekly
China signals intent to build nuclear-powered carrier
<1805-031402>
中国国営の環球時報が2月28日、原子力空母を建造しようとしていることを示唆する記事を掲載した。
中国がウクライナから購入した建造途中の空母を2012年に就役させた遼寧とそれを元にしたType 001Aは、共に短距離離艦拘束着艦 (
STOBAR) 方式であったが、原子力艦はカタパルト発進拘束着艦 (CATOBAR) 方式になると見られている。
2018.03.01
時事通信
中国、原子力空母建造へ=国産3隻目か
<1804-030103>
人民日報系の環球時報が1日、国有造船大手の中国船舶重工集団が原子力空母の建造計画を公表
したと報じた。 原子力空母建造を中国の公的組織が認めるのは初めてとみられる。
同社が2月27日にホームページで発表した文書は、2025年を目標とする海軍の戦略に合わせ、原子力空母や新型原潜などの技術的な難問突破に向けた取り組みを加速す
ると言及し海軍力強化の姿勢を強調したが、この部分は後に削除された。
2018.02.28
NHK
「海洋強国」へ 中国初の原子力空母 開発計画明らかに
<1803-022802>
中国の大手国有企業である中国船舶重工グループが28日までに示した今後の方針の中で、中国初の原子力空母の開発
を進める計画を明らかにし、習主席が掲げる強い軍の建設という目標を断固として貫徹させる姿勢を明らかにした。
中国海軍は、少なくとも4隻の空母を保有する計画があると見られている。
2018.02.14
Jane's Defense Weekly
China launches ninth Dongdiao-class AGI
<1804-021407>
中国海軍の東調級 (Type 815/815A) 情報収集艦 (AGI) の9番艦
が2月3日に上海の造船所で進水した。
中国はこの種艦の建造を急いでおり、一番艦であるType 815が1999年頃就役したのち、二番艦であるType 815Aが2010年に就役したのに続き残りの7隻
はその後4年以内に進水している。
2018.02.12
China Defense
STUFT (Ships Taken Up From Trade) of the day: Zhang DaLong
<1803-021208>
中国SinoTrans社のRORO船Zhang DaLong 20,000tが、Type 99A
MBTを含む完全編成の陸軍大隊戦闘団2個を海上輸送できることを実証した。
このことから中国にもSTUFT計画が存在することは疑念の余地がない。
2018.01.31
Jane's Defence Weekly
Support ship for Typeb 001A's sea trials arrives in Dalian
<1803-013109>
No 89と記された中国海軍の訓練支援艦がType 001Aが横付けされている大連の港に入った。 これからの洋上試験を支援
すると見られる。
遼寧の試験の際にもNo 89>の姉妹艦と見られるNo 88が、ほぼ一緒に行動していた。
2018.01.31
Jane's Defence Weekly
Chinese navy's amphibious capability continues to grow
<1803-013108>
中国海軍の20,000t LPDであるType 071の6番艦が1月20日に進水した。 2016年に就役した4番
艦は東海艦隊に配属されている。
Type 071が4隻ずつ搭載するType 726/726A LCACは既に6隻が就役しているが、1月10日に更に4隻
が就役した。
2018.01.31
China Defense
Breaking news: The PLAN Railgun is here and it is mounted on a ship
<1802-013105>
2017.01.24
Jane's Defence Weekly
PLAN inducts frigates, corvette into North Sea Fleet
<1803-012406>
中国海軍が1月12日、排水量3,500tのType 054A新型フリゲート艦の26番艦を就役させ、北海艦隊
に配属した。
また1月15日にはType 056/056Aコルベット艦も北海艦隊に配属された。
【註】
中国海軍は最近、従来少数の旧型艦で編成していた北海艦隊の強化を進めており、2017年1月にはType 052D駆逐艦も配属している。
2018.01.19
China Defense
PLAN's sealift capacity in a North Korean crisis -- remember those 2 barracks ships?
<1802-011904>
ここにある艦番号88と89の洋上兵舎艦2隻はそれぞれ2,500名の収容が可能で、北朝鮮危
機に際しては黄海を横断しての人員輸送や収容が可能になる。 海軍は現在海軍航空隊の支援部隊に配置した人員をそのまま
輸送部隊に配置しようとしている。
中国海軍はこのような海上輸送能力に着目しており、この艦は国外で2,500名の兵員を30日間にわたって
洋上に待機させることができると共に、他の観光用クルーズ船と合わせた海上輸送能力を保有しようとしている。
2018.01.19
Record China
中国が4隻目の空母建造に着手、米キティホークに匹敵か―中国メディア
<1802-011902>
中国メディアの新浪網が18日、同国にとって4隻目の保有となる空母の建造が上海にある江南造船所で
始まった可能性があると報じた。
根拠として、同造船所が最近になり新たに8万トン級大型船舶の船台を設けたことと、18,000人分の進入許可カードを発注したことを挙げ、民間船や軍艦を含
めて、それほどの人数の建造関係者を必要とするのは、大型空母以外にはないとしている。
4隻目の空母Type 003については、原子力空母との見方もあが、記事はType 003を「中国版キティーホーク
」と評している。
2017.12.18
Record China
中国の新型国産空母、搭載機数は「遼寧」から5割増―香港紙
<1801-121801>
香港紙South China Postが12日、中国空母2隻の相違点に関する記事を掲載した。 記事によるとType 001 遼寧に続く002型空
母は4月26日に進水し、11月から中国東北部の大連で試験が行われている。 外見や排水量、通常動力の推進装置、飛行甲板などは遼寧と
よく似ているが、実際には最新の技術が盛り込まれて中国海軍の求める仕様を満たす空母に仕上げられている。
スキージャンプ式飛行甲板は遼寧では勾配が14゚だがType 002では12゚に変更されて
滑走距離が短縮されるとともに燃費も向上し、J-15の機数は遼寧より50%多い35機になっている。
【註】
記事でType 002と呼んでいるのはType 001Aと見られる。
Type 002はカタパルト発進平甲板型の全く別の空母と報じられている。
2017.12.15
Chinese Military Review
Shi Lang Aircraft Carrier With J-15 Flying Shark & Z-8 Helicopter
<1801-121504>
中国海軍の空母施琅(旧Varyag)の艦上にJ-15艦載戦闘機とZ-8ヘリのモックアップが搭載さ
れた写真。
【註】
Varyagを修理した中国の空母の艦名は遼寧であったはずだが施琅に変わったのか。
2017.12.13
Jane's Defence Weekly
Future Chinese carrier to operate J-20, J-31 stealth fighters, claims PLAN admiral
<1802-121303>
中国CCTVが12月4日、電磁カタパルト(EMALS)を装備すると言われている建造中のType 002平甲板空母
は、J-15またはその改良型とともに、J-15と別の任務を担うためJ-20やJ-31ステルス戦闘機も搭載すると報じ
た。
【註】
J-20やJ-31はカタパルトで発進したとしても着艦するためには脚や機体の強化が必要で、拘束索をつかむフックも取り付ける必要があり、再設計に近い改修が
必要になることから、カタパルト発進したとしても陸上基地に着陸するのではないか。 そうなればどのようにしてJ-20等を空母に搭載するのかが問題である。
2017.12.08
Jane's 360
China’s CSIC unveils concept for nuclear-powered combat support ship
<1801-120805>
中国のCSIC社が5~8日に上海で開かれたMarine China展で、原子力推進の大型補給艦(AOE)構想を公表し
た。 最初のイメージ画は6日にWeiboに投稿された。
それによると原子力AOEは後部にヘリ甲板を持つがハンガーはなく、形状は9月1日に就役した45,000tのガスタービン推進AOE Type 901によく似ている。
【註】
そもそも艦船に洋上補給(給油)するため膨大な量の燃料を積載する"タンカー"であるAOEを原子力推進にする意味があるのであろうか。
AOEを原子力推進にするのは、国産空母二番艦Type 002の次の空母(Type 003?)を原子力推進にするための試験が狙いではないであろうか。
2017.12.06
Jane's Defence Weekly
China building more Yuyi-class LCACs
<1801-120610>
民間衛星が11月24日に撮影した上海近くのJiangnan造船所の画像から、中国が更に4隻の
Type 726/726A LCACを建造していることが明らかになった。 Type 071 20,000t揚陸艦に4隻が搭載されるType 726/726Aは
既に6隻が就役している。
Type 726/726Aの最初の3隻はウクライナ製のUGT 6000エンジンを搭載していたが、続く3隻は国産のQC-70ガスタービンエンジンを搭載している。
2017.12
International Defence Review
China heads for a step change in naval warfare capabilities
<1801-120012>
・Submarine developments
・Technology innovation
2017.11.22
Jane's Defence Weekly
China reveals more details of electromagnetic catapult
<1801-112202>
中国海軍専門家会議の主席であるZhuo少将がCCTVで11月6日に国営China Daily紙の記事を引用して、一般にType 002と呼ばれている国
産空母には、通常動力による電磁カタパルトが装備されると述べた。 CCTVによるとこの電磁カタパルトでは今までに
J-15艦載戦闘機による発進試験を数千回実施しているという。
香港のSouth China Morning Post紙も11月1日に、Type 002は電磁カタパルトを装備すると報じている。 また、DigitalGlobe衛星が11月1日に
Huangdicun航空基地を撮影した画像にはカタパルト試験場とJ-15が写っている。
2017.11.08
Jane's Defence Weekly
China says it has developed a conventionally powered electromagnetic catapult
<1801-110802>
South Cjina Morning Post紙が中国海軍及び軍事産業当局者の話として、国産空母の二番艦Type 002では電磁カタパ
ルトが採用されると報じた。 伝えられるところによるとこのシステムは、米海軍のGerald R. Ford級が装備するGA社製EMALS
とよく似ているという。
Type 002はウクライナから購入した空母Type 001 遼寧を元にした国産空母の一番艦Type 001Aと異なり、カタパルト発進の平甲板型
になるという。
2017.11.05
China Defense
Satellite imagery of the day: Type 093 (Shang Class) nuclear-powered attack submarine with VLS
<1712-110505>
中国ではType 093B(商級)と呼ばれ、西側ではType 093Gと呼んでいる
VLSを装備しCJ-10 CM 12発を発射できる原子力潜水艦の画像である。
CJ-10は射程が1,500kmで、駆逐艦やH-6爆撃機からも発射できる。
撮影された写真の位置座標は36゚ 6'28.81"N,120゚ 35'0.03"E(36.108003,120.583342)である。
2017.11
International Defence Review
CASC unveils D3000 unmanned oceanic combat vessel concept
<1712-110012>
中国CASC社が海洋科学技術展でD3000 USVを公表した。 D3000は全長30mで540nmを90日にわたり航行できる。
武装としてはType 730 30mm CIWS 4門、重魚雷発射管4本、軽
魚雷発射管8本を持つ。
D3000にはMFRとバウソナーを装備する艦隊護衛用のD3000Aと、4発入り箱形発射機2基を持つ
対艦任務用のD3000Bとがある。
2017.10.25
China Defense
Chinese propulsion system advances submarine capability
<1711-102508>
中国国営の建艦メーカであるCSIC社が23日にWeChat上の公式ページに、艦船の推進用
となる永久磁石電動機を開発したととする声明を掲載した。
それによると永久磁石電動機は従来の誘導電動機に比べ高出力・低雑音が実現できるため、艦船、特に原子力潜水艦の推
進機として優れており、この分野の技術で中国は米国を抜いたという。
【註】
永久磁石(同期)電動機とは回転子に永久磁石を使用した同期発動機で、誘導電動機が必要とする整流子、ブラシ、界磁励磁回路、スリップリングが不要で、高効
率が期待できる反面、回転速度が電源周波数によって決まるため、速度を変化させる目的には専用の可変電圧可変周波数制御インバータが必要である。
2017.09.20
Jane's Defence Weekly
China launches seventh Type 815A
<1711-092007>
上海の造船所で9月8日、Type 815A改東調型情報収集艦の7番艦が進水した。 Type
815Aは原型となったType 815と同じ造船所で建造され、2014年3月から6隻が進水しており、2017年2月までに就役している。
Type 815Aは全長130m、全幅16m、排水量6,000tで、3~4基の巨大レドームを装備すると共に、5番艦以降は艦橋の上にHot Hatと呼ばれる
円筒形レドームも装備している。
2017.09.20
Jane's Defence Weekly
China's carrier mick-up undergoing further modifications
<1711-092005>
9月上旬に中国のウェブ上に武漢にあるType 002空母のモックアップの画像が流れたが、上部
構造の高さが高くなっていた。
レーダのアンテナアレイパネルが取り付けられ、主アレイの上に小型のアレイが配置されていることから、Type 002はType 055駆逐艦同
様に二周波レーダを採用する模様である。
2017.09.13
Jane's Defence Weekly
PLAN commissions carrier replenishment vessel
<1711-091311>
中国海軍最大の艦船であるType 901補給艦の一番艦Hulun Huが9月1日に就役
した。 全長240m、全幅31m、満載時排水量45,000tのType 901は5箇所の燃料補給点と2箇所の貨物補給点を持つほか、搭載するZ-8中型輸
送ヘリによる補給も可能である。
2015年12月に進水し2016年末から洋上試練を行ってきたType 901は、5月にはType 071 20,000t揚陸艦への洋上補給(
RAS)試験を実施したのは確認されているが、空母遼寧へのRAS試験が行われたかは不明である。
建造中の二番艦は2018年中頃に完成するとみられる。
2017.09.11
Jane's 360
China’s land-based carrier mock-up undergoing further modifications
<1710-091101>
武漢に設置されている空母のモックアップに、中国三番目の空母Type 002に合わせ
たと見られる改造がなされた画像が、9月上旬に中国のネット上に流れた。
画像では艦橋上の構造物にフェーズドアレイのレーダアンテナが取り付けられ、今までより高くなっている。 また主アンテナ面の上
に小型のアンテナが取り付けられていることから、Type 002には6月に進水したType 055駆逐艦同様に
二周波レーダが取り付けられると見られる。
2017.09.06
Jane's Defence Weekly
PLAN plans: former navy chief details China's upgrade efforts
<1711-090612>
中国の複数のウェブサイトに、趙退役海軍少将が東北高等工科大学で8月21~22日に行った中国海軍の近代化計画に関する講演内容の詳
細が掲載された。 その主要要素は以下の通りである。
・効率化されたサイズの攻撃型原潜(SSN)
・在来型潜水艦に搭載する原子力の補助エンジン
・艦載ASBM
・次世代駆逐艦
この講演ではType 093 SSNと似た形状のセイル前方にCM 12発を装備した7,000t級SSNのイメージ図が紹介された
が、これがAsian Military Review誌が2015年に報じた2020年代に量産に入るというType 095なのかは分からない。 中国海軍は
14隻のType 095 SSNを建造する計画であるという。
同少将はまた、従来型潜水艦に発電用として搭載する小型、低圧、低出力の原子力エンジンについても言及した。
2017.08.09
Jane's Defence Weekly
Modification to sail of Qing-class SSB suggests future testing of new SLBM
<1710-080901>
7月下旬に中国のネットに、海軍が1隻だけ保有しているType 032 SSBが改造された
画像が掲載された。
Type 032はSLBMの試験艦と見られており、今回の改造でセールの後方部分が高くなったことから、JL-3 SLBM
の試験に向けた改造と見られる。
2017.08.04
China Defense
China's first homemade aircraft carrier to enter mooring trials next month
<1709-080404>
2017.08.04
China Defense
Photos of the day: Home is where LCAC is
<1709-080403>
(9枚の画像のみで記事なし)
【註】
写真は2013年にウクライナからの引き渡しが開始された世界最大のPomornik級LCACで、ウクライナから2隻を購入し更に2隻を国内で建造するという。
2017.07.26
Jane's Defence Weekly
Seoul to start building training ship in August
<1709-072610>
韓国国防省が7月17日、4,500tの練習艦ATXの最終設計を8月に完了すると発表した。
現代重工で建造するATXは国内で開発した6種類の武器システムを搭載し、速力24ktの性能を持つ。
2017.07.19
Jane's Defence Weekly
China sends first troop contingent to Djibouti
<1709-071906>
中国がドバイに建設した基地に部隊を輸送する船団の第一
陣が7月11日に、南海艦隊の基地である湛江を出航した。
この日出航したのはType 071揚陸艦1隻と、半没式輸送艦1隻で、Type 071艦の飛行甲板には海兵隊員80名が整列した。
2017.07.12
Jane's Defence Weekly
Assessing the capabilities of China's Type 055 destroyer
<1709-071216>
(以下、Type 052D、SejongDaewang級、あたご級、Arleigh Burke級と比較した砲熕兵器、電波兵器、水中兵器、水雷、ミサイルに関する記述)
2017.07.11
China Defense
More boring logistics pictures: Second type 901 Comprehensive Supply Ship fitting out in Guangzhou
<1708-071103>
中国海軍は5隻の補給艦を擁しているが、そのうちの3隻が新型艦
でアデン湾での活動に参加している。
これら補給艦は海賊対処だけでなく、日本近海や南シナ海での活躍能力も保有している。
2017.07.07
Record China
中国で空母用「電磁カタパルト」の開発急ピッチ、国産2番艦に搭載の可能性も
<1708-070704>
中国メディアの「観察者」が6日、上海で建造中の次期空母に電磁カタパルトが搭載
される可能性もあるとの海軍少将の発言を紹介した。
電磁カタパルトはリニアモータを利用した装置で、整備性と信頼性、出力向上の利点があり、さらに射出速度の細かい制御やスムーズな加速で航空機の負担が低
減するなどの特長もあるとされ、米国で試験中のGerald R. Fordには電磁カタパルトが搭載されている。
2017.06.28
Jane's Defence Weekly
China building possible submarine surveillance ship
<1708-062813>
双胴型の海軍艦が広州市の黄埔造船所で建造されている画像が中国のネット上に流れた。 最近進水した模
様で、目下艤装中と見られる。
画像から見ると同艦は米海軍のImpeccableほぼ同型同寸と見られ、水中測量または海洋調査艦と見られる。 Impeccable
は全長90m、全幅30mで、排水量は5,000tである。
2017.06.28
Stars & Stripes
China's navy launches latest generation destroyer
<1707-062807>
中国が28日、最大の駆逐艦Type 055を上海の造船所で進水させた。 Type 055は排水量では米海軍のAeleigh
Burke級に匹敵する。
ワシントンのCenter for Navl Analysisによると、中国海軍は2020年までに265~273隻に成長する模様で、これに対し米
海軍は275隻である。
2017.06.28
Defense News
China launches its most advanced homegrown class of guided-missile destroyers
<1707-062806>
中国海軍最大で最新の駆逐艦Type 055が28日に上海の造船所で進水した。 Type 055の
一番艦は2019年に就役すると見られる。
Type 055は全長175~180m、全幅20m、排水量10,000tで、艦首に64セル、艦尾と合わせて112~128セルの
VLSを装備するほか、130mm砲1門も装備する。
レーダはType 054D搭載と似たフェーズとアレイMFRを装備する。
2017.06.27
China Defense
Public service announcement: First Type 055 destroyer to be launched in Shanghai June
<1707-062703>
〖標題〗 「Type 055駆逐艦の一番艦が6月に上海で進水する」
(記事なし)
2017.06.07
Yahoo
毎日新聞記事
<1707-060702>
米国防総省が6日、中国の軍事力に関する年次報告書を公表した。
中国は現在、SLBMを搭載するSSBNを4隻、攻撃用原潜を5隻、ディーゼル推進型潜水艦を54隻それぞれ保有している。今 後、ディーゼル推進型の潜水艦を69~78隻
までに増強するほか、2020年代初頭には新型のSSBNを着工すると分析し、さらにCMを搭載するSSGNの導入を図っているとしている。
2017.06.02
China Defense
Newspaper scan of the day: Mobile Landing Platform + Zubr
<1707-060202>
(写真のみで記事なし)
【註】
中国がウクライナから購入したZubr (Pomornik)型LCACはACV揚陸艇としては世界最大で150tのペイロード
を持ち、400㎡の車両甲板を有し、戦車なら3両、歩兵戦闘車なら8両を搭載することができるが、ACVであるため凌波性に限界があり渡洋作戦には不向きであった。
2017.05.25
Yahoo
産経新聞記事
<1706-052503>
米国の中国語スサイト「多維」が25日、同国3隻目となる国産空母の建造が大連の造船所で開始された可能性が
あると報じた。
中国の軍事サイトが報じた造船所内のドックの写真に、空母建造に使用されるとみられる部品が写っていたという。
2017.05.10
Jane's Defence Weekly
Type 001A aircraft carrier, Dalin, China
<1707-051011>
2017.05.03
Jane's Defence Weekly
Construction of China's Type 055 destroyers forges ahead
<1707-050305>
民間衛星が4月11日に撮影した画像から、中国が最初の4隻を建造するType 055駆逐艦の建造は大幅に進展していると見られる。 上海近くの造船所では一番船体
がモジュールの全てが船台に集められており、二番船体でもほとんどのモジュールが船台にある。
Type 055は全長180m、全幅19mと、7,500tのType 052D (157m、17m)より大型で、前部胴体には64セルのVLSが取り付けられる模様で
ある。 後部胴体にはネットに流れた画像では48セルが装備される。
2017.05.03
Jane's Defence Weekly
China launches first indigenously built aircraft carrier
<1707-050301>
中国で4月26日、国産初となる空母Type 001Aが進水した。
Type 001Aは遼寧を元に建造されているが、アイランドが短くハンガーが大きくなっている。 このため搭載できるJ-15の機数が遼寧の24機から
32~36機に増え、速力も29ktから31ktへと速くなっている。
2017.04.26
Yahoo
時事通信記事
<1705-042604>
中国国営新華社通信によると、中国初の国産空母の進水式が26日午前、遼寧省大連で行われた。 中国メデ
ィアは2020年までに就役するとの見方を伝えている。
遼寧を基に2013年11月に着工した排水量50,000tで動力に蒸気タービンを使う国産空母の名称は山東になるという報道
もある。
2017.04.26
China Military Review
Fist Chinese Built Type 001A Aircraft Carrier Launched
<1705-042603>
2017.04.23
Searchina
これこそ「日本が恐れる理由だ」、中国初となる軍民両用の半潜水船が就役=中国報道
<1705-042302>
中国メディアの今日頭条が20日、中国が保有する半没式輸送船について紹介し、これこそが「日本が中国を恐
れる理由だ」とする記事で、新たに就役した半没式輸送船振華-33が4月半ばから本格的な訓練を始めることで、民船参軍を積極的に進め
ていくとしていると報じた。
記事によれば、振華-33は最大積載量が50,000t、全長227m、主甲板面積7,700㎡、幅43mで、速力14kt、航続距離18,000nmの性能を持つ。
半没式輸送船について中国は、2015年から全長175.5m、幅32.4mの半潜没式重量物運搬船「東海島」を保有していて、通常の揚陸艦には搭載できない重量物や
LCACを運ぶことが可能で、50,000t級振華-33の就役でその能力が一段と向上する。
2017.04.12
Jane's Defence Weekly
... and commissions another corvette, launches frigates
<1706-041209>
Type 054Aフリゲート艦が広州の造船所で進水した3日後に、Type 056/056Aコルベット艦
の10番艦が就役し南海艦隊に配属された。 排水量1,500tのType 056は76mm砲1門、
30mm砲2門及び10セルのHQ-10短距離SAMの発射機を装備している。
一方排水量4,000tのType 054Aフリゲート艦は、新たに2隻が進水したことから、まだ建造が続けられている模様である。
2017.04.12
Jane's Defence Weekly
China expands its amphibious force ...
<1706-041208>
最近撮影された衛星画像から、中国海軍が5隻目のType 071 LPDを
上海で建造していることがわかった。 Type 071 LPDは全長210m、排水量20,000t程度で、Z-8など中型ヘリ4機
、Type 726 LCAC 4隻を搭載できる。
更に3月28日に中国海軍司令官は、Type 726 LCAC 4隻を搭載するType 075強襲揚陸艦の建造も明らかにしている。
2017.04.11
Yahoo
毎日新聞記事
<1705-041103>
中国国内の電子メディアが一斉に、大連で建造中の中国初の国産空母が23日の中国海軍創設記念日に
進水する見通しになった報じた。
報道によると、国産空母は排水量67,000tの遼寧を基に設計された50,000t級の通常動力型で、遼寧より12機多い
36機の艦載機が搭載できるとの分析もあり、2020年頃に就役する。
2017.04.03
Record China
中国で建造中の強襲揚陸艦に米誌が注目、「中国周辺への威嚇」を指摘―中国メディア
<1705-040301>
米National Interest誌が、中国が建造を進めている米海軍のWasp級強襲揚陸艦と同規模で、30機のヘリを搭載し6機同時発艦が可能な排水量
40,000tのType 075強襲揚陸艦が2020年に完成することにより
中国海軍の影響力が高まるとする記事を掲載した。
中国にはType 071ドック型輸送揚陸艦4隻があり2隻が建造中で、Type 075/071が一体となった水
陸戦能力を高めており、台湾やフィリピンなど周辺各国に圧力をかけ、更に空母を建造すれば影響力がさらに強まるとの見方を示した。
2017.04.01
China Defense
Photos of the day: Six known Type 726 Yuyi class landing craft, air cushion (LCAC) of the PLAN
<1705-040102>
2017.03.31
朝鮮日報
中国海軍、軽空母クラスの強襲揚陸艦の建造を開始
<1704-033101>
香港のSouth China Morning Post (SCMO)紙が29日、中国海軍がType 075強襲揚陸艦の建造を開始
したと報じた。 SCMP紙によると、Type 075は中国海軍最大の全長250m、排水量40,000tで、米海軍のWasp級に匹敵し、最大
30機の武装ヘリを搭載し同時に6機のヘリが発艦できる。 中国海軍は現在、20,000t級の強襲揚陸艦Type 071を4隻保有して
いる。
SCMP紙は、中国海軍の消息筋の話を引用して、Type 075は2019年進水、2020年就役との見込みを報じた。
【註】
Type 051は2016年10月に建造中の衛星画像が報じられており、今回建造を開始したというのは二番艦のことか。
2017.03.29
Jane's Defence Weekly
China commissions 50,000-tonnes semi-submersible
<1705-032913>
中国が3月14日、50,000tの軍民両用の半没式輸送船振華-33を就役させた。 中国海軍最大の
振華-33は全長227m、全幅43m、喫水10mで、半没時の喫水は27mになる。 速力は14ktで18,000nmの航続性能を持つ。
中国海軍は2015年7月に振華-33より小型でZubr級大型LCACを輸送できる20,000t
の半没式輸送艦を就役させているほか、2016年12月には世界で二番目に大きい100,000tの半没式輸送船新光華 (
Xin Guang Hua)を就役させている。
2017.03.01
Jane's Defence Weekly
China's third carrier under construction, says report
<1704-030114>
環球時報が海洋軍事専門家の話として2月21日、建造中の3隻目の空母Type 002はロシアの空母ではなく米国の空母に似た
形状になると報じた。 その上で西太平洋とインド洋で活動するためには少なくとも5~6隻の空母が必要に
なるという。
Type 002はカタパルト発進拘束着艦(CATOBAR)方式になるとみられている。
2017.02.27
朝日新聞
空母建造急ぐ中国 軍事専門家「将来的に5~6隻必要」
<1703-022701>
中国がソ連の空母を改修した遼寧に続き、遼寧省大連で建造を進める初の国産空母の進水が近づいてい
る。 この空母は遼寧を元にしているものの、中国国防省報道官によると多くの面で改善と向上が見られるという。 中国の軍事専門家の分析では、
遼寧より艦橋が小さく、その分飛行甲板が広くなるため、搭載機数をより多くできる模
様である。
空母を常時展開するには、修理や訓練なども想定して少なくとも3~4隻は必要とされることから、大連で建造中の空母のほか、上海郊外
の造船施設でも別の国産空母の建造を進めている。 環球時報は、上海で建造中の3隻目の空母ではカタパルト発進方式が採用される可能
性があるとの専門家の見方も伝えている。
2017.02.26
Record China
中国の軍艦建造技術、かつての教師ロシアを追い越した=空母6隻の建造を予定
<1703-022602>
中国海軍が2016年に就役させた主力艦艇は11隻で、米国は3隻
にとどまった。 主力艦艇の建造数で中国が米国を上回るのは史上初となる。
さらに米情報機関によると、2025年までに6隻の空母を建造する計画で、うち2隻が原子力空母という。 初の
国産空母となる山東は年内にも完成する。
2017.02.22
Jane's Defence Weekly
Scepticism voiced over China's carrier catapult plans
<1704-022201>
中国の報道が、建造中の国産空母の二番艦で2020年代に就役するType 002 85,000tは
スチームカタパルトを3基装備すると報じているのに対し、米国の空母設計者は疑問を呈している。
2017.02.21
Defense News
China displays trimaran frigate design
<1703-022103>
中国が、アブダビで開かれているIDEX展に三胴型フリゲート艦の模型を出展した。 展示では排水量
2,450t、全長142m、幅32m、喫水6.2mで、速力25ktとあるが、同社
によると量産型では30kt以上になると言う。 エンジンはMTU社製のディーゼルが検討されており、3基のウォータージェッ
トで推進する。
主砲は76mmか100mmで、SAM用に1基のVLSが装備されてしまう。
【註】
米海軍の三胴型LCSであるIndependent級は40kt以上であるのに対し、せいぜい30ktしか出ないのに三胴型とした意味が分からない。
たしかに32mと2,450tにしては幅の広い甲板が確保できるが、喫水が6.2m(Independent級は4.4m)にもなり浅深度海域での活動が大きく制約される。
2017.02.20
China Defrnse
2nd carrier almost complete
<1703-022002>
中国初の国産空母Type 001Aは組み立て櫓が取り外され、船体下部に赤い塗装が施されていることから、
間もなく進水式が行われると見られる。 Type 001Aは2020年までに就役する模様である。
ウクライナで建造された中国最初の空母遼寧はType 001であるが、Type 001Aは技術的にも戦闘能力においても大きく改良されているという。
2017.02.01
Jane's Defence Weekly
China's North Sea Fleet receives first Type 052D destroyer
<1703-020111>
中国海軍Type 052D駆逐艦の5番艦が1月22日に就役し、北海艦隊に配属
された。 今までに就役した4隻は全て南海艦隊に配属されている。 7,500tのType 052Dは32セルのVLS
を2基装備し、HHQ-9A長距離SAMを発射できる。
北海艦隊は現在、以下の駆逐艦を装備している。
Type 052 × 2隻
Type 051C× 2隻
Type 051 × 2隻(旧式)
【註】
中国海軍で最新鋭のType 052Dが、寧波を基地として東シナ海を管轄する東海艦隊を飛び越えて、青島を本拠として黄海と渤海湾を管轄する北海艦隊に配属されたの
は興味深い。
2017.01.31
Defense News
Analysis: Chinese aircraft carrier program progressing substantially into the new year
<1702-013106>
中国の空母遼寧は2016年11月に戦闘可能が宣言され、その後艦隊を率いて海南島の三亜市近郊の海軍基地まで航海した。 この航海
で遼寧は12機以上のJ-13のほかZ-9、Z-18ヘリ数機と、2機以上のZ-18J AEWヘリを搭載していた。
ソ連時代の空母Kuznetsovを改修した遼寧はType 001とされているが、同じ大連の造船所で建造されている
国産初の空母はType 001Aと、遼寧の小改良型と見られる。 Type 001Aは2017年後半に進水する模様である。
2017.01.31
Record China
中国海警局が艦砲搭載船の建造急ピッチ、中国メディア「日本海保の挑発に対抗」
<1702-013104>
中国海警局は現在「第2の海軍」を目指して装備強化に励んでおり、将来は米沿岸警備隊レベル
の実力をつける方針だという。 排水量10,000tを超える大型海警艦の「海警3901」はすでに完成し、「海警2901」も東海分局に配備されている。
新浪軍事は「中国海警の多くの艦船に艦砲搭載、日本海保の挑発に対抗」と題した29日の記事で軍事専門家の意見
として、中国海警局には小型艦艇が多く艦砲搭載艦が少ないため、長時間や風雨が強い際の警備に支障が出ており、20kt以下とスピードが遅い船が大部分で、海上保安
庁に見劣りしているという指摘を紹介している。
2017.01.18
Jane's Defence Weekly
Chinese nuclear-powered submarine spotted in Pakistan port of Karach
<1703-011803>
インドのNDTVが1月6日、商業衛星が2016年5月に撮影した画像から、中国の攻撃型原潜(SSN)と母艦各1隻がパキスタンの
カラチ港に入港していたことが分かったと報じた。 インド海軍はこのSSNを最新型であると見ているという。
中国は旧式のType 091漢級と2006年に一番艦が就役したType 093商級の2種類のSSNを保有している。
2017.01.14
朝鮮日報
中国の新型情報収集艦「開陽星」が就役
<1702-011404>
中国メディアが、中国海軍の情報収集艦開陽星の就役式が今月10日に青島港で行われ、北海艦隊の作戦支援
艦支隊に配備されたと報じた。
開陽星は、全長130m、排水量6,000tのType 815情報収集艦で、中国海軍は同型艦を5隻保有している。
2017.01.12
Record China
中国海軍の艦艇、2016年に約30隻が新たに配備=世界最多で実力示す―中国メディア
<1702-011201>
中国軍網が8日、2016年に中国は新型輸送機Y-20を配備したほか、2016年に30隻近い新型艦の配備
を達成し、世界最多を記録していると報じた。
2017.01.11
Jane's Defence Weekly
China bolsters Type 056 numbers
<1702-011115>
中国のType 056コルベット艦が12月29日に上海の造船所で進水した。 この型のコルベット艦は
30隻が就役しており、更に10隻が建造又は試験中で、最終的には70隻が建造されるとみられる。
2017.01.11
Jane's Defence Weekly
China resumes production of Yuan-class subs
<1702-011111>
中国のウェブサイトで12月に、武昌の造船所に新造されたType 039B 元級潜水艦3隻が停泊している画像が流れた。 そのうちの1隻は12月
12日に進水したとみられる。
元級は533mm魚雷発射管6本を装備してYJ-82 ASCMやYu-6重魚雷を発射できる
水上排水量2,700t、水中排水量3,600tの潜水艦で、一番艦が2006年に就役した初期型のType 039A
は4隻建造され、小改造されたType 039Bは2010~2013年に9又は10隻が建造されたものの、今回公表された3
隻まで建造の報道はなかった。
Type 039 元級はロシアのRomeo級の発展型で14隻保有しているType 035 明級の後継となる。
2017.01.05
China Defense
Photo of the day: Third China Coast Guard Type054 "Civilian Edition" launched at Guangzhou's Huangpu Shipyard
<1702-010508>
2017.01.04
Jane's Defence Weekly
China launches Jiangdao corvette
<1702-010414>
中国海軍Type 056 1,500tコルベット艦の41番艦が12月14日に進水した。
2017.01.03
China Defense
Type 053H3 FFG gets an upgrade.
<1702-010303>
中国海軍Type 053H3 FFGの改良が完成した。 改良ではHQ-7 SAMとType 76 37mm対空砲4門を降ろし、代わって中国
型SeaRAMであるHQ-10とType 730 CIWS 2基を搭載している。
中国海軍は現在10隻のType 053H3を、第2層防衛用として保有している。
2016.12.22
China Defense
Photo of the day: 2 ex-PLAN Ming class submarines in Bangladesh
<1701-122211>
半没式輸送船Taikang Kouに載せられてバングラディシュに到着した2隻の明級潜水艦
の画像であるが、潜水艦より注目するのは輸送船で、中国の水陸両用作戦能力を示すものになっている。
2016.12.20
Chian Defense
Photos of the day: PLAN's type091 55,000 ton replenishment tanker undergoes sea trials
<1701-122004>
2016.11.23
Jane's Defence Weekly
China's first aircraft carrier now 'combat ready', say Chinese media
<1701-112303>
中国海軍の高官が11月14日に国営の環球時報で、中国初の空母遼寧が戦闘可能な状態になったと言明した。
8月にはTVで、遼寧がJ-15 8機とZ-18及びZ-9ヘリを搭載し航行している姿が報じられている。 8月に放送されたTV番組で中国海軍の某少将は、遼寧
は20機の航空機を搭載すると述べている。
一方中国はZ-18J AEWヘリの開発を進めている。
2016.11.18
Record China
空母「遼寧号」の位置付けに変化、政治委員が「いつでも戦闘可能」と―米メディア
<1612-111801>
中国の参考消息網が空母遼寧について17日、同艦の政治委員が「戦闘の準備はできている」との考えを示したと報じた。
AP通信は遼寧について、試験、訓練用というかつての位置付けに変化が生じたということと指摘し、中国
は遼寧をどのように運用するか明らかにしていないが、南シナ海における主権主張で効果を発揮すると考えられていると報じた。
2016.11.05
朝鮮日報
韓国の機関銃発射を非難する中国、海警艦に76ミリ砲を装備
<1612-110502>
違法操業の取り締まりを妨害する中国漁船に韓国海警が機関銃を発射したことに対し中国は過激な対応と非難しているが、JDWが4日によると、その中国が広州の黄埔
造船廠で最近撮影された写真から、76mm砲を搭載した海警の警備艦数隻を建造している様子が確認できたと報じた。
それによると、黄埔造船廠が建造している警備艦はType 054フリゲートを基に設計されたもので、排水量3,500t級
と2,000t級の2種類ある。 これらの艦はいずれも76mm砲を搭載していることが確認された。 JDWは、2隻建造中の3,500t級は1隻が進水目前
で、3隻が建造中の2,000t級は1隻が試験航海を終えて間もなく就役するという。 また湖北省の武昌造船廠でも3,500t級と2,000t級の警備艦をそれぞれ1隻ずつ建造し
ており、こちらも76mm砲で武装していると報じている。
この結果中国では、76mm砲を装備した海警局の警備艦が7隻以上建造されていることにな
る。
【註】
76mm砲以外の装備が明らかになっていないことから、断定的なことは言えないが、砲を装備しただけで即フリゲート艦に転用可能とはならない。
しかしながら船体がType 054を元にしていると言うことから、FCSレーダを搭載するなどの小改修で補助的なフリゲート艦として、ソナー
その他の対潜装備を搭載するなどの中規模改修を行えば、本格的なフリゲート艦になり得ると見ることができる。
2016.11.04
Record China
中国が武器搭載の海洋巡視船、急ピッチで建造―英誌
<1612-110401>
JDWが3日、中国海警局が武器を搭載した警備艦の建造を急ピッチで進めていると報じた。
広東省広州市の造船所では76mm砲を搭載した警備艦が複数建造中で、同誌は6月にも76mm砲
を搭載した初の警備艦Type 818の完成が近いと報じていた。
中国海警局は広州の黄埔造船所のほか、湖北省武漢市の武昌造船所でも警備艦の建造を進めており、今回の警備艦建造は第2弾とみられる。
2016.10.27
Yahoo
時事通信記事
<1611-102705>
中国国防省報道官が27日、建造を進めている初の国産空母について、ドック内で主船体の組み立
てが完了し設備の取り付けや艤装を行っていると述べた。
中国の空母は早ければ年内に進水すると予想されている。
2016.10.25
Chinese Military Review
Chinese Type 075 class amphibious landing helicopter assault ship LHA under construction
<1611-102506>
【註】
Type 075 LHAは、2015年7月にウェブサイトで紹介された排水量40,000tで、甲板には4ヶ所のヘリスボットを持つ強襲揚陸艦である。
2016.10.05
Jane's Defence Weekly
Further progress made on China's Type 001A
<1611-100505>
中国のネットに流れている画像から、大連で建造中の国産初の空母Type 001Aは、間もなく船体の建造を完了する
模様である。
2016.09.28
Jane's Defence Weekly
China flight testing CATOBAR J-15
<1611-092803>
中国SAC社が9月15日に航海した改良型J-15艦載戦闘機の画像から、同機はカタパルト発進拘束索着艦
(CATOBAR)方式であることが分かった。
8月上旬にネット上で公開された中国の三番目の空母Type 002の陸上モックアップの画像からも、Type 002がカタパルトを
装備していることが明らかになっていた。
2016.09.15
Record China
中国海軍、36隻目の056型コルベット艦が進水=6週間に1隻の割合で建造―英軍事専門誌
<1610-091503>
JDWが12日、中国軍がType 056コルベット艦の建造を6週間に1隻の割合で急ピッチで進め
ていると報じた。 中国軍で36隻目となるType 056/056A(江島級)軽護衛艦が9月7日に上海の造船所で進水したが、8月26日には武漢でも
進水している。
排水量1,500tのType 056は一番艦が2012年5月に進水しており、この4年間で平均して6週間に1隻という急ピッチで建造されている。 中国
がType 056の建造を何隻計画しているかは不明だが、最終的には60隻前後になるとの見方が出ている。
【註】
Type 056は、基準排水量1,300t、満載排水量1,500tのコルベット艦で、速力32kt、航続距離2,000nmの性能を持つ。 乗員60名のほかコマンド部隊30名の便乗が可能
である。
主要装備は76mm砲1門、30mm砲2門、HQ-10 SHORADS 8セル発射機1基、YJ-83 SSM発射筒2基などで、Z-9哨戒ヘリ1機を搭載できる。
2016.09.07
Record China
中国が米国に匹敵する巨大補給艦を建造、海軍戦闘力を大きく引き上げ―米メディア
<1610-090702>
米軍事情報サイトのStrategy Pageが、中国は補給艦部隊を拡充し、海上での戦闘能力向上を進めているとする記事を掲載した。 同サイト
が取り上げたのは先月下旬に完成間近と伝えられた排水量40,000tのType 901補給艦で、大きさや性能は米国で12隻建造されているT-AKEに匹敵
するという。 中国は新たに1隻以上の建造を計画しているようだとも伝えている。
中国が補給艦部隊の拡充を図る背景には軍艦の数が増えたという事情があり、2015年上半期にはType 903A補給艦4隻を同時
に建造してType 903の就役数は8隻となり、今年初めには2,700t級の新型補給艦もお披露目され、海洋で長時間にわたる任務が可能とな
ると指摘している。
2016.08.31
Jane's Defence Weekly
China investing in carrier support
<1610-083110>
中国が空母を支援するDaguan級支援艦の建造を進めており、2011年に就役した一番艦は
遼寧の洋上試験に随伴している。 Daguan級は全長196m、全幅28m、満載排水量30,000tで、2,700名の宿泊能力と後部に27人乗りZ-8が離着艦
できる飛行甲板を有している。
更に建造中の排水量40,000tであるType 901も2015年12月に進水している。 ガスタービン推進のType 901はAK-630
CIWSを装備し、左舷に4基、右舷に3基の補給用ガントリークレーン
が取り付けられている。
2016.08.24
Jane's Defence Weekly
China's East Sea Fleet expands
<1610-082413>
中国が27隻目のType 056コルベット艦を東海艦隊で就役させ、普陀山を母港とする第22軽護衛戦隊に配属した。
Type 056は76mm砲1門のほか、8セルのHQ-10 SHORAD発射管を装備している。
第22軽護衛戦隊はType 056 4隻で編成され、そのうちの2隻は対戦型になっている。
2016.08.21
China Defense
China's type091 55,000 ton replenishment tanker construction update, Aug 22nd, 2016
<1609-082103>
(画像のみで記事なし)
2016.08.10
Jane's Defence Weekly
China's third aircraft carrier likely to be fitted with catapults
<1610-081001>
中国のウェブに載った武漢にある空母のモックアップの画像からスキージャンプ台がなくなった
ことから、国産二番艦であるType 002はカタパルト発進式であると見られている。
2016.08.05
China Defense
001A LIAONING II Class CV (CV17) construction update Aug 4th 2016
<1609-080503>
2016.08.03
Jane's Defence Weekly
China to have 'world's largest navy' by 2020, says report
<1609-080304>
米海軍省などが出資した研究機関CNA's Center for Naval Analysesが6月に作成した報告書で、
4年後の2020年に中国海軍の艦船数は270隻と、その時点での米海軍の260隻を上回り
世界最大になると共に、世界第二の外洋海軍国になると指摘している。
2016.08.02
China Defense
Photo of the day: 8 J-15 of Liaoning's Carrier Air Wing
<1609-080206>
2016.07.27
Jane's Defence Weekly
Type 001A flitht deck almost complete
<1609-072709>
大連の造船所で建造中のType 001A国産空母は、7月10日の衛星画像から、既に飛行甲板が取り付けられていること
が判明した。
衛星画像によると、右舷の飛行甲板と左舷でオーバーハングしている飛行甲板は既に取り付けられ、残っているのは艦首のスキージャンプ台の取り付けだけだという。
2016.06.22
Jane's Defence Weekly
More surface ships for the PLAN
<1608-062206>
中国海軍のType 056コルベット艦の26番艦が6月8日に南海艦隊で就役した。 また同日に
はType 054Aフリゲート艦の25番艦が進水し、その9日前には24番艦も進水している。
・Type 054A
32セルの垂直発射機にHQ-16 SAMを装備し、YJ-83 ASCM 8発
も装備する。
・Type 056
Type 037哨戒艇に代わる排水量1,500tのコルベット艦で、76mm砲のほかYJ-83 ASCM 4発も
装備する。 更にZ-9ヘリが離着艦できる飛行甲板も有する。
2016.06.08
Jane's Defence Weekly
Dalian shipyard, China
<1608-060811>
Airbus社の衛星が5月17日に撮影した画像から、大連で建造中のType 001A空母で飛行甲板の取り付け
が開始されたことが分かった。 Type 001Aの船台での組み立ては
2015年3月に開始されていた。
また同じ造船所でType 052D駆逐艦3隻の建造も進められていることが明らかになった。
2016.05.29
China Defense
China's Coast Guard getting their own Type054 based hull
<1606-052904>
中国海軍のType 054フリゲート艦は既に24隻が就役しているが、中国海警局が同じ船体を使
用した廉価型を巡視船として採用している。 海警局はType 056コルベット艦の船体も利用し
ている。
【註】
中国は1991~1994年に建造されたType 053H2G 2,300tのフリゲート艦を沿岸警備隊用の巡視船に改造して就役させているが、新造艦にフリゲート艦などの船体が転用され
ていることが伝えられたのは初めてである。
2016.05.10
China Defense
China just launched its 98,000t DWT Mobile Landing Platform (MLP)
<1606-051004>
中国海軍の半没式揚陸艦(MLP)光華口 (Guang Hua Kou: 98,000t)が、4月28日に
広州市にあるCOSCOL社のGSI造船所で進水した。
光華口は年内に引き渡された時点で、最大級の艦船になる。
【註】
中国は昨年、初めてのMLPを就役させたが、これは5,000tと米海軍が就役させたMontford Pointの34,500tに比べ小型であることから、その役割は限定的と見られ
ていたが、光華口は98,000tとMontford Pointの三倍近い大型で、3,000t級MLPが1隻しか搭載できなかったZubr級 LCACを多数搭載可能と思われ、揚陸能力が
飛躍的に向上すると思われる。
2016.04.11
Aviation Week & ST
Mission unclear
<1606-041106>
防衛研究所が最近発簡した中国の軍事力に関する報告書によると、中国海軍は2隻目の空母を
インド洋に配備する模様である。
2016.03.21
Searchina
揚陸艦、今年になってから5隻が就役 中国海軍・東シナ海担当の東海艦隊
<1604-032103>
中国メディアの捜狐が18日、中国海軍が今年、東海艦隊所属として揚陸艦5隻を就役されたとする記事を掲載した。
1月12日には、満載時排水量5,000tのType 072B LST天目山の命名就役式を行い、3月7日にはType 072B LSTの武夷山、徂徠山
、五台山の命名就役式を行った。 中国で就役しているType 072B LSTは5隻で、いずれも東海艦隊に所属し
ていて、072Bより古い型の072A 9隻は南海艦隊及び北海艦隊に所属している。
2016.03.15
China Defense
Photos of the day: East Sea Fleet's 5 new amphibious warfare assets
<1604-031507>
中国海軍がType 071揚陸艦を含む新型揚陸艦5隻を東海艦隊に配属した。
これについて軍事専門家は、中国の揚陸能力は1度に1個師団の10,000名がせいぜいで、心配ないとしている。
【註】
記事が画像を掲載したType 072A LSTはType 072 LSTの改良型で、新たにヘリ甲板が設けられている。
2016.03.09
Jane's Defence Weekly
Analysts probe role of China's future carrier force
<1604-030912>
中国の空母整備の狙いについて中国海軍の専門家が、防空網を洋上に拡大することと、
東シナ海及び南シナ海での経済的、政治的な権益を確保することにあると述べた。
2016.03.09
Serchina
中国軍艦「水餃子状態」 就役「超急ピッチ」で海充満 過去3年間で軍艦29隻を投入=中国メディア
<1604-030907>
新浪網が、中国海軍が過去3年間に艦船29隻を就役させたと紹介した。 うち
7隻は駆逐艦で10隻はフリゲート艦という。 最近も2月20日に新型フリゲート艦の銅仁、24日には同湘潭が就役したという。
この他にもこの3年間に、大型補給艦3隻、揚陸艦2隻、輸送艦、試験艦、海洋調査艦、砕氷艦
などが就役している。 ただこの記事は潜水艦については触れていない。
2016.03.08
China Defense
Three Type072A LSTs commissioned to East Sea Fleet in a single day
<1604-030807>
中国海軍が7日、新造した戦車揚陸艦(LST) 3隻を東海艦隊に配備した。
配備されたWuyishan、Culaishan、Wutaishanの3隻は満載時排水量5,000tで、島嶼揚陸作戦の支
援に使用するという。
2016.01.13
Jane's Defence Weekly
Japan, Vietnam protest about Chinese operations
<1602-011312>
中国が12月末に尖閣諸島の12nm内に武装した巡視船3隻を入れたことで、日本が緊張を高めて
いる。 これらの巡視船は海軍のType 053H2G江衛型フリゲート艦を改装したもので、ミサイルと100mm主砲を取り外し、37mm双
連砲4門を搭載している。 また同じく12月下旬に海軍のType 815 ELINT艦1隻を房総半島沖合に遊弋させている。
一方南シナ海では1月2日にFiery Cross礁に構築した滑走路に民航機2機を着陸させたことに
対しベトナムが反発している。
2016.01.13
Jane's Defence Weekly
PLAN's future carriers to be updates of Soviet design
<1602-011311>
中国国防省報道官が12月31日、次期空母は遼寧の改良型になることを明らかにした。 次期空母を巡ってはより
先進的なものにすべきなどとの議論があったが、結局遼寧型の改良に留まったという。
次期空母は排水量が50,000tと遼寧型と似ているが、最新の建艦材料を使用することなどにより搭載
容量が増え、遼寧型より多くの航空機を搭載できるという。
2016.01.05
China Defense
PLAN commission of the day: Haibing 722 Icebreaker
<1602-010504
中国CCTVが、中国海軍のType 272砕氷艦の一番艦Haibing 722が、数日前に遼寧省葫芦島市の海軍基地で就役した
と報じた。
2015年3月に進水したType 722は、満載時排水量4,860tで、速力18kt、航続距離7,000nmの性能を持ち、Z-8ヘリ1機が離着艦できる。
2016.01.05
日経新聞
中国、軍艦改造船を尖閣周辺に投入か 香港の人権団体指摘
<1602-010502
香港の人権団体である中国人権民主化運動情報センタが5日までに、中国海警局が中国海軍の艦船を改造した
5隻を尖閣諸島周辺海域に投入する可能性があると伝えた。
消息筋によると、フリゲート艦3隻が改造を完了し、駆逐艦2隻が年内に改造を終える予定で、いずれも機関砲を残してい
るという。
2016.01.03
China Defense
Boring logistics picture of the day: The launch of the type091 55,000 ton replenishment tanker
<1602-010308>
2015.12.31
Yahoo
時事通信記事
<1601-123101>
中国国防省報道官が31日、初の国産空母を建造していると発表した。 遼寧省大連で建造して
いるとも明かし、排水量は50,000t級と 遼寧 (67,000t) より小型であるという。
遼寧に続き2隻目の空母となり、中国政府が確認したのは初めてである。
2015.12.29
China Defense
South Sea Fleet commissions three support ships in a single day
<1601-122902>
中国海軍南海艦隊で、3隻の支援艦船が26日に就役した。
就役したのは3隻中で最大の Type 904B 補給艦 Luguhuと、Type 815G 電子情報収集艦 Neptune、
Type 636A 外洋救難艦 Qian Xuesen である。
2015.12.23
Jane's Defence Weekly
China advances sea- and land-based nuclea deterrent capabilities
<1602-122315>
中国は射程7,000~8,000kmのJL-2 SLBM 12発を搭載するType 094 晋級SSBNの巡航を開始したほ
か、MIRV弾頭を搭載するDF-41 5回目の発射試験を12月4日行い、核抑止力を高めている。
JL-2が単弾頭であるのに対しDF-41は10発のMIRV弾頭を搭載すると見られているが、12月4日の試験では
2発の弾頭しか搭載していなかった。 これは米露にその能力を把握されるのを避けるためと思われる。
2015.11.21
China Defense
China's new über 55,000 ton replenishment tanker (Type901)
<1512-112107>
1年前から伝えられていた、中国が龍穴島(註:珠江市)の造船所で建造中の55,000t級補給艦 (AOE) の最新の画像である。
Type 901 AOE の仕様
全 長: 251m
基準排水量:20,000t
満載排水量:55,000t
速 力: 25kt
2015.11.18
Jane's Defence Weekly
Latest imagery suggests Chinese aircraft carrier is under construction
<1512-111813>
Airbus社が10月24日に撮影した衛星画像から、大連の造船所では空母の建造が進んでいる。
2015.11.09
Searchina
中国「039」潜が燃料電池利用の AIP 採用へ 中国メディア「技術はすでに確立」
<1512-110901>
新浪網が4日、中国の Type 039(註:宋級)潜水艦が燃料電池を利用した
AIP を採用するとの見方を紹介した。 記事は、Type 039A および Type 039B 潜水艦が AIP を搭載しているとしている。 Type 039 は一時
TYpe 041 と見られていた潜水艦で、一番艦が1999年の就役し現在までに14隻程度が就役したとされる。
記事によると、中国最大のバス製造会社である宇通客車が今年、燃料電池搭載バスを生産する許可を得て、燃料電池バスの製造を始めていると
紹介している。 このような燃料電池技術の成熟にともない、スターリング機関より潜水艦に適したシステムの採用が可能になったという。
2015.10.20
朝日新聞
中国軍、空母2隻を建造中 米に対抗、南シナ海で運用か
<1511-102002>
中国軍関係者らの証言で、中国が大連と上海の造船施設で空母2隻の建造を並行して進めていることが確認された。 領有
権をめぐり対立を深める南シナ海での運用を視野に入れ、常時運用するため複数の空母建造を急ピッチで進めているて模様である。
北京の軍事筋によると、建造中の空母は年末には船体の外観が完成する見通しという。
2015.10.13
Yahoo
Focus Asia 記事
<1511-101301>
米外交専門誌 National Interest が、「中国にはニミッツ級のような原子力空母を建造する力はない」とする記事を掲載
した。 記事では理由について「冶金技術や推進技術の面で依然、米国やロシアに大きな遅れをとっているためと説明している。
記事では、米国防総省が、中国が建造中の空母は米国の原子力空母より大幅に小さいことから、通常動力型だとの見方を
示していることも伝えた。
2015.10.11
Defense News
Pakistan, China finalize 8-sub construction plan
<1511-101101>
パキスタンが、中国から潜水艦8隻を購入することを最終決定した。 そのうち4隻は中国で、4隻はパキ
スタンで建造される。
パキスタンが導入する潜水艦について多くの専門家は、中国海軍の Type-039A/Type-041 の輸出仕様である S-20 で、
AIP 推進型と見ている。
2015.09.30
Jane's Defence Weekly
China may be building first indigenous carrier
<1511-093002>
この乾ドックでは、Airbus社の衛星が2月27日に建造の準備を進めているのを撮影していたが、その後民間の大型貨物船が次々と進水しているのに、このドックでの建造は
続けられている。
2015.08.09
Searchina
中国が国産空母を建造!?・・・「確定的。原子力空母の可能性」と米メディア
<1509-080902>
米メディアの The National Interest が中国メディアの報道を引用して、国有企業である中国船舶重工集団公司 (CSIC) の内部資料が、原子力潜水艦およ
び空母の建造が同社にとっての重要な任務と記していたことを紹介した。
更に、中国メディアがロシアの専門家の話を引用し、中国にとって初となる国産空母は原子力と
なる可能性があるとしたほか、ロシアメディアも中国が原子力空母を建造していることは周知の事実と報じたことを紹介した。
2015.08.05
Jane's Defence Weekly
China converting frigates into cutters
<1509-080511>
中国が Type 053H2G Jiangweil Ⅰ級フリゲート艦を沿岸警備隊用の巡視船に改造している。
Jiangweil Ⅰ級は1991~1994年に建造された2,300tのフリゲート艦で、装備し
ていた YJ-83 対艦ミサイル、HQ-61 SAM、双連100mと、艦尾部に装備されていた双連37mm砲2門は撤去されたが、艦首部の双連37mm砲はそのままにな
っている。
2015.08.04
東亞日報
中国、アジア最大の駆逐艦を建造
<1509-080404>
人民日報系の環球時報が3日、中国軍がアジア最大規模の次世代駆逐艦に DF-21D ASBM
を装備する可能性があると報じた。
米 The National Interst誌も、衛星写真の映像を分析した結果、中国が2017年頃に就役すると見られる全長160~180m、排水量
12,000~14,000tの Type 055 駆逐艦の試験を準備していると報じた。
同艦には112~128発の VLS を搭載しており、中国海軍は少なくとも6隻前後を建造するとさ
れている。
【註】
Type 055 から DF-21D を発射するとすると、DF-21D を寝かせた状態で搭載し発射時に起立させて発射させるか、艦の上部構造を貫く巨大な VLS が必要になり、汎用駆逐艦
というより DF-21D の母艦になってしまう可能性があり、この記事の記述内容には疑義がある。
因みに米海軍が駆逐艦や巡洋艦に装備している Mk 41 VLS の場合、最大のモジュールは全長6.25mの Tomahawk 発射用の7.6mで、DF-21 の全長は10.7mである。 また Mk 41
が発射する最大胴径のミサイルが21吋 (53cm) の SM-3 Block Ⅱ であるのに対し、DF-21 の胴径は1.4mもある。
2015.07.31
Yahoo
Focus-Asia 記事
<1508-073102>
米 Strategy Page が7月8日、中国海軍が補給能力を急速に発展させていると報じた。 中国は昨年6月までに Type 903A 補給艦
を5隻進水させ、今年前半には補給艦4隻を建造していることも明らかになった。
中国海軍は1990年代以降、洋上補給訓練に力を入れてきており、ここ数年は補給艦の建造を大々的に進めている。
2015.07.29
Jane's Defence Weekly
China conmmissions second Type 052D, more frigates
<1509-072902>
中国が7月中旬、Type 052D 駆逐艦の二番艦を就役させ
南海艦隊に配属した。 7月上旬には7番艦が船台にあるのが確認され、8/9番艦の建造も確認されている。 Type
052D が搭載武器で Type 052C と異なるのは汎用垂直発射装置の搭載である。
一方、Type 054A フリゲート艦は19番艦と20番艦が海軍へ引き渡され、7月17日には Type 056
コルベット艦の27番艦が進水し、その2日後には22番艦が就役した。
2015.07.23
China Defense
Giving China's Coast Guard a boost.
<1508-072303>
中国が、建造から25年経過した古い江衛級 (Type 053H2G) フリゲート艦を、海警局の巡視船として再利
用している写真である。
HQ-61 SAM を装備する Type 053からは重装備が撤去され、巡視船色の白に再塗装されている。
2015.07.14
Yahoo
Record China 記事
<1508-071401>
この新型半潜水船の就役によって、中国海軍は装備輸送と作戦支援の手段を拡大し、海上支援保障能力を一層高める。
2015.07.12
China Defense
CCTV screen capture of the day: Launching Zubr LCAC from 868
<1508-071201>
中国海軍の Zubr級 LACA は単独でも480kmの航続距離を持つが、MLP
に積載されて移動すればその航続限界が問題ではなくなる。 この MLP と LCAC の組み合わせは何を意味するのであろうか。
【註】
台湾海峡の幅は200~300kmでしかないことから、この記事は中国の意図を、例えば東シナ海や南シナ海など、台湾よりはるか遠方での作戦準備しているとの暗示ととれる。
2015.07.04
China Defense
On board PLAN's Mobile Landing Platform (MLP) 868
<1508-070403>
2015.07.01
Jane's Defence Weekly
China buils mystery midget submarine
<1508-070106>
Digital Globe 衛星が2014年10月274日に撮影した画像から、中国が武漢の造船所で用途不明の潜水艇を建造していること
が判明した。 この潜水艇は全長35m、幅4mで、排水量は400~500tと見られる。
11月までに撮影された画像では、潜水艇は単独で浮き桟橋に横付けされていたが、2015年1月中旬の画像では Type 041 元級と見られる潜水艦が側に写っていた。
【註】
中国が新たに建造した MLP の完成予想図に、Zubr級 LCAC と共に小型の潜水艦艇が載っているのが注目される。
2015.07
International Defence Review
According to plan: China's carrier progress
<1508-070013>
2015.06.10
Jane's Defence Weekly
China building mobile landing platform, new ro-ro support ship
<1508-061004>
5月下旬の中国のネット上に、海軍色に塗装された半没式船舶の画像が公開されたが、この船は中国海軍の MLP と見ら
れている。
この船の全長は180m、全幅は33mで、排水量は5,000tと推定され、米海軍が建造している Montford Point級 MLP の全長
240m、全幅50mに比べるとかなり小さい。
2015.06.09
Searchina
「055型」ミサイル駆逐艦、戦力は米「イージス艦」を凌駕!・・・電磁砲も搭載か?=中国メディア
<1507-060907>
中国の軍事情報サイト軍事網が7日、中国が建造を進めている Type 055 駆逐艦について、Aegis艦を凌駕する戦力であり
電磁砲を搭載する可能性があるとの見方があると報じた。 Type 055 の排水量は12,000tで、中国海軍としては過去最大である。
米国では Type 055 について、電磁砲やレーザ砲も搭載でき、巡航ミサイルで遠距離攻撃ができる一方で、防空能力で味方艦隊を守ることもでき、
Aegis艦を凌駕している可能性があると論じたという。
2015.06.08
Aviation Week & ST
Chinese STOVL
<1508-060803>
STOVL機用エンジン開発については、AVIC 傘下の成都エンジン社と中国航空エンジン機構が、3月20日に
共同開発計画 STOVL Aircraft Propulsion計画の推進で合意している。
2015.05.24
China Defense
Coming soon, a Chinese Mobile Landing Platform (MLP)
<1506-052401>
中国海軍が、近く新型揚陸艦 MLPを就役させると見られる。
中国の MLP は5,000tで、米海軍の Montford Point の34,500tに比べ小型であることから、その役割は限定的と
見られる。
一方米海軍の MLP-1 及び MLP-2 は、車両や物資を搭載する25,000平方呎のデッキを持ち、380,000ガロンの燃料と、LCAC 3隻を搭載すること
ができる。
2015.05.23
Yahoo
Record China 記事
<1506-052302>
ネットユーザが撮影したものと思われる中国の巡視船「海警2901」の公試運転中の写真が流出した。
海警2901は中国初となる10,000t級巡視船で、日本のしきしま型巡視船を大きく上回り世界最大の巡視船となる。 主砲として
76mm砲が搭載されており、武装面でも日本を圧倒している。
2015.05.08
Yahoo
Focus-Asia 記事
<1506-050801>
台湾の EToday が6日、中国が近年就役させている潜水艦に搭載している非大気依存推進装置 (AIP) の新型について
、中国船舶重工業集団第711研究所が、海外の同タイプの製品と比べ出力が117%高いことを明らかにしたと伝えた。
現在 Type 039 潜水艦が搭載している AIP はスターリングエンジンで、1980年代にスイスから導入された。
2015.04.29
Jane's Defence Weekly
LHD model hints at potential Chinese requirements
<1506-042909>
中国の軍事情報ウェブサイトに4月22日に、ドック型揚陸艦 (LHD) の模型の画像が掲載されたが、これは企業が作成した
ものであるが、明らかに中国海軍の要求に沿ったものと考えられる。 ウェブサイトでは Type 081 と呼んでいる。
模型には Z-18 及び Ka-29 と見られるヘリコプタ14機が搭載されている。
中国は Type 071 LHD 6隻の建造を計画していて、そのうち4隻は既に進水しているが、海軍高官は2012年11月に排水量
40,000tの LHD 計画が進められていることを明らかにしている。
2015.04.22
Jane's Defence Weekly
US revises intel assessment of China's fleet of Type 094 SSBNs
<1506-042202>
米太平洋軍司令官が、中国は JL-2 SLBM を装備する Type 094 晋級 SSBN を既に3隻保有しており、
2020年までには8隻を保有することになるであろうと述べた。
2015.04.11
NHKニュース
海洋進出強める中国に米海軍が警戒感
<1505-041102>
米海軍が10日までに、中国海軍の最新の動向を分析した報告書を発表した。 この中では、中
国が去年までの過去2年間に艦船を毎年60隻以上増強し、今後2年間も同様の傾向が続くとして、ほかの国にはみられないペースで海軍力を増強して
いると分析している。 最新の艦船には、より射程距離が長い対艦ミサイルの配備も進んでいるという。
また海警局の船についても、今年末までの4年間で50隻以上、25%も増強すると見られると指摘
している。
2015.04.08
Jane's Defence Weekly
Future of Chinese Luhai-class destroyer uncertain
<1505-040817>
中国海軍がただ1隻保有していた Type 051B 駆逐艦が退役になる可能性がある。
Type 051B は1999年に就役した6,000tの駆逐艦で双連100mm砲、HQ-7 (Crotale) SAM 発射機2基、C-802対艦ミサイル8基を装備するが、ガスタービンではなく
蒸気タービンを主機としている。
2015.04.08
Jane's Defence Weekly
Pakistan in talks with China 'for eight submarines'
<1505-040809>
パキスタン海軍が3月31日、中国から Type 041 元級潜水艦6隻を購入することを明らかにした。 これはドイツから潜水
艦3隻を購入する計画が、価格で折り合わず中止されたことによるもので、パキスタンは2011年に中国から6隻を購入すると発表していた。
Type 041 元級は Stirling AIP で推進する排水量2,300t(註:これは水上排水量で、水中
排水量は3,600t)の潜水艦で、YJ-2 (YJ-82) 対艦ミサイルと、Yu-4 (SAET-50) 及び Yu-3 (SET-65E) ホーミング魚雷を装備する。
2015.04.01
Jane's Defence Weekly
'Type 093T' design with SDV hanger breaks cover
<1505-04011>
Type 093 には、Type 093、Type 093A、Type 093B があるが、今回報じられたのは Type 093T と呼ばれるようである。
2015.03.18
Jane's Defense Weekly
China starts work on first indigeous aircraft carrier
<1504-031807>
中国海軍の副政治委員 (Dupty Political Commissar) が、中国が国産空母を建造中であることを
認めた。
これとは別に解放軍報が、中国が電磁式カタパルトの開発に成功したと報じている。
2015.02.26
Searchina
『中華イージス』が演習で敗北!?・・・『撃沈』させたのは旧式艦=中国メディア
<1503-022609>
中国中央電視台 (CCTV) が、中国で最新鋭の Type 052C 駆逐艦(蘭州級)である 鄭州 が、2014年12月に行われた演習で、開始直後に
旧式艦に撃沈されたと報じた。
2015.02.26
Yahoo
ロイタ通信記事
<1503-022605>
米下院軍事委員会の海軍力小委員会に出席したムロイ中将が25日、ディーゼル潜水艦と原子力潜水艦の数では中国が米国を上回ったと発言した
。 ただ性能面では米国の潜水艦より劣っていると述べた。 同中将はまた、中国がインド洋に3隻の潜水艦を派遣し95日間活動していたと例に挙
げた。
米議会に提出された中国の軍事力に関する年次報告書の中で、国防総省は中国が主力となる戦闘艦を77隻、潜水艦を60隻以上、中大型の揚陸艦を55隻、ミサイル装備の
小型戦艦を85隻所有しているとしている。 広報担当者によれば米海軍では71隻の潜水艦が就役している。
2015.02.19
Searchina
新型原潜 093G 『多目標攻撃能力は西側の80年代水準に匹敵』、『米海軍の空母キラーになった』=中国メディア
<1503-021904
中国の新浪軍事が Type 093G 原潜を、多目標攻撃能力は1980年代の西側水準に相当するようになり、米空母戦闘群に
対する空母キラーになったなどと紹介した。
Type 093G は、西側で商級と呼ばれる Type 093 の改良型で、2015年2月までに就役したとの報道がある。 "G" は中
国語の「改 (gai) 」によるものとされる。
2015.02.11
Jane's Defence Weekly
Chines TV details missile plans fot Type 055 destroyer
<1503-021117>
中国の軍事専門家が Type 055 駆逐艦には64セルの VLS を艦の前後にそれぞれ配置し128セル
を装備していると述べた。 また同氏は Type 055 は CJ-10 LACM の艦載型であ
る YJ-100 長距離対艦ミサイルも装備すると述べた。
Type 055 は全長185mで、排水量は11,000~12,000tと見られている。
2015.02.03
Yahoo
Record China 記事
<1503-020303>
カナダの漢和防務評論が、中国人民解放軍が揚陸戦能力の増強を続けていると報じた。 2014年8月には、台湾や南シナ
海を念頭に置いて大量輸送する任務を担った新型の大型中速 ro-ro 船 (LMSR) を就役させている。
人民解放軍陸軍はType 05 水陸両用装甲車を装備した2個師団と、世界最大規模の揚陸部隊を
擁している。
2015.02.02
産経新聞
中国企業、初の国産空母の建造受注 異例の情報公表
<1503-020203>
中国江蘇省常州市が2日までに、同市にある電力ケーブル会社が中国で2隻目の空母の建造関連工事を受注したと明らかに
した。 遼寧省大連市で建造中とされる初の国産空母用とみられる。
中国当局は初の国産空母建造を正式には発表しておらず、関連情報が公表されるのは異例である。
2015.01.28
Jane's Defence Weekly
China launches fourth Type 071 amphibious ship
<1503-012805>
上海の造船所で1月22日、Type 071 LPD の四番艦が進水した。 Type 071 は既に3隻が就役し南海
艦隊に配属されているが、合わせて6隻が建造それる計画で、残りの3隻は東海艦隊に配属されるとみられる。
またこの日に同じ造船所で、Type 054A フリゲート艦の21番艦と、Type 815 情報収集艦の5番艦も同時に進水した。
2015.01.08
Defense News
China's DDGs set to outnumber neighbors'
<1502-010803>
中国が12月22日に Type 052C の5番艦 済南 を就役させたが、中国海軍は2018年にはフェーズドアレイレーダ
を装備する戦闘艦の数で日本を凌ぐことになりそうである。
AMI International によると、中国は Type 052C 駆逐艦を6隻、
Type 052D 駆逐艦を8隻、Type 055 巡洋艦を6隻建造し、4個計画している空母打撃群へ配備する計画であるという。
2014.12.23
Yahoo
Searchina 記事
<1501-122301>
中国メディアが21日に米国における報道を引用し、J-15 の搭載能力は、陸上基地から離陸する場合の12tであるが、
遼寧 はカタパルトを供えていないため、燃料を満載して遼寧 から発進する場合には、2t以下になるとの
見方を示した。
中国は当初、遼寧 搭載機として Su-33 を購入しようとしたが、ロシアは中国が Su-27 のコピーを生産していることから売却を拒否した。 そのため中国は J-15
を開発したが、J-15 の電子装置やエンジンなどは中国の開発によるものである。
2014.12.16
FOCUS-ASIA
中国海警の巨大な『怪物』が進水、来年春に釣魚島に配備か―香港メディア
<1501-121601>
香港の中国評論新聞が15日、排水量10,000tを超える中国の巨大海警船『海警2901』が進水
していたことが、中国ネットユーザーの投稿画像で明らかになったと報じた。 中国ネットユーザが13日に投稿した画像は上海江南造船廠で撮影されたもので、早ければ
2015年春に就役し、東シナ海や南シナ海に配備されるとみられている。
中国海警局が発足する前の昨年、江南造船廠の総工程師が2012年12月に排水量10,000tの巡視船2隻を受注したと明かしていた。
2014.12.13
China Defense
Photo of the day: China's new 10,000 ton Coast Guard cutter
<1501-121303>
2014.11.19
Jane's Defence Weekly
Images suggest China developing J-15
<1501-111911>
新華社の website が、カタパルト発進/拘束着艦式 (CATOBAR) の J-15 艦載戦闘機
の画像を掲載した。
このことから、現在就役している空母 遼寧 はスキージャンプ台発進であるのに対し、次世代空母はカタパルト発進式になると見られる。
2014.11.19
Jane's Defence Weekly
PLAN launches first Type 056 ASW corvette
<1501-111910>
中国海軍関連メディアが11月11日、Type 056 コルベット艦の18番艦 株洲 が就役し、南海艦隊に配属されたと
報じた。
株洲 は曳航可変深度ソナー (VDS) を装備するこの級初の対潜艦で、Type 056A
と呼ばれる。
2014.11.19
Yahoo
中央日報通信記事
<1412-111903>
香港の明報が、中国が国産空母を日清戦争終戦120周年である2015年末に進水させ、2018年に就役
させる計画だと報じた。
2014.10.31
Yahoo
Record China 記事
<1411-103103>
タイのアジア軍事専門誌が中国の巡視船部隊は膨大な数となっており、その規模は拡大を続けていると指摘したと報じた。 中国の巡視船部隊の規
模は際立っており、排水量1,150~3,400tの巡視船は400隻を数え、近々36隻を増強する見通しだ。 また、小型フリゲート艦
部隊をさらに拡大させようとしており、その規模は日本を圧倒している。
日本が保有する巡視船は、排水量1,300tの『はてるま』型から5,000tを超える『みずほ』型まで約50隻
で、2014年内に1,000t級4隻を進水させる。
2014.10.29
Jane' Defence Weekly
Images suggest China building fourth Type 071 LPD
<1412-102905>
10月中旬に中国の website に、中国が4隻目の Type 071 LPD を建造していると見られる画像が流れた。
Type 071 は76mm砲1門、30mm砲4門、AK-630 CIWS 1基を装備し、Z-8 中型ヘリ4機を搭載するほか、AAV を4両ずつ
積載できる Type 726 ACV 4隻を艦内に収納できる。
2014.10.27
Yahoo
新華網記事
<1411-102702>
ロシアメディアによると、世界の潜水艦数は北朝鮮が米国を抑えて首位となり、
中国がロシアを抜いて3位となった。 北朝鮮は大部分が排水量1,800tのディーゼル潜水艦で、ほぼすべてを旧ソ連製が占めるが、ごくわずかに
北朝鮮製の近代的な潜水艦も含まれているという。
世界の潜水艦数は北朝鮮 (78隻)、米国 (72隻)、中国 (69隻)、ロシア (63隻)、イラン (31隻)、インド (17隻)、日本 (16隻)、イスラエル (14隻)、トルコ (14隻)、韓国
(14隻) の順である。
2014.10.22
Jane' Defence Weekly
China building 10,000-tonne coastguard cutters
<1412-102202>
中国の軍事関係 Web Site が10月13日、上海の江南造船所で10,000t級の巡視船を2隻建造してい
ると報じた。
現在、中国沿岸警備隊が保有している最大の巡視船は4,000tで、5,000t級の建造が計画されているとされている。
2014.10.22
Yahoo
新華網記事
<1411-102202>
カナダの漢和防務評論が最新号で、中国で2隻目となる国産空母の建造準備が上海市の長興島造船廠3号ドックで
完了し、いつでも建造可能な状態だと報じた。 記事によると、長興島造船廠の3号ドックには昨年8月末にはスライド式の160m単桁ガントリークレーン
が設置されている。
このほか、大連造船廠でも中国初の国産空母の鋼板切断がすでに終了し、現在は屋内で部分ごとの建造が行われている。
これを組み立てるには巨大なガントリークレーンとしてはすでには900t、600t、580tの3基が完成している。 900tのガントリークレーンはアジア最
大で、60,000t級の空母建造にも十分使用できる大きさだという。
2014.09.14
Record China
世界最大の海上警察部隊建設を進める中国=東シナ海、南シナ海が狙い―米報告書
<1410-091404>
環球時報が12日、米ジェームスタウン財団の機関誌が10日に、中国が世界最大の海上警察部隊の建設を進めていると伝えた。 中国国家海洋局は
2012年に3,000t級、4,000t級の巡視船を多数建造する計画を策定したが、2014年初頭にはこれらの巡視船はすでに任務に就
いている。 さらに2013年、2014年にはさらに大型の巡視船の発注が始まった。 その中には少なくとも1隻の10,000t級巡
視船も含まれている。 こうした動きは中国が今後さらに多数の大型巡視船の建造を進めることを暗示している。
2014.09.07
Defense News
Chinese carrier's purported air wing deemed plausible but limited
<1410-090705>
Shanghai Morming Post紙が8月28日、中国海軍の空母 遼寧 は、以下の36機を搭載していると報じた。
J-15 戦闘機 × 24機
Z-18F 対潜ヘリ× 6機
Z-18J AEW ヘリ× 4機
Z-9C 救難ヘリ× 2機
この機種の組み合わせはロシアのやり方と同じで、専門家は適正とみている。
2014.08.30
Chinese Military Review
PLAN's next generation Type 055 class guided missile destroyers
<1409-083002>
2014.07.26
China Defense
The launch of the new Type 054A++ FFG at Huangpu Shipyard
<1408-072610>
中国のインターネットによると、近く進水する Type 54A フリゲート艦は新型の 1130 CIWS や TASS を装備し、
Type 054A++ と呼ばれるようになるという。
2014.07.23
China Defense
New Chinese cruiser in Wuhan update: 130mm H/PJ-38 main gun, 1130 CIWS and FL-3000N SAM
<1408-072310>
2014.06.15
China Defense
Chinese nuclear-powered aircraft carrier (CVN): design finalized
<1407-061503>
中国のインターネットフォーラムで、中山で開かれた公式行事で展示された中国初となる原子力空母模型の画像が公表された。
この画像から見るとスキージャンプ台はなく、代わって電磁カタパルト (EMALS) と見られるカタパル
ト4基を装備している。 この他にエレベータが3基あり、この艦は Nimitz/Ford 級の大きさであることが窺える。
艦番号は18とあるが、遼寧 の艦番号が16であることから、艦番号17は Kuznetsov級空母であると思われる。 因みに 遼寧 は
Type 001 で、艦番号17は Type 001A、艦番号は18の原子力空母は Type 002 と見られる。
2014.06.09
China Defense
Detailed model of Chinese Type 032 Qing class diesel electric submarine
<1407-060901>
Type 032 清級 (Qing級) ディーゼル・エレクトリック推進潜水艦の詳細模型画像がネット上に流れた。
これが正しいものであれば、Type 032 は巨大なセイルに SLBM の発射筒を持つと共に、CJ-10/20
LACM または、YJ-83/C602/YJ-18 ASCM を発射できる VLS 発射装置を少なくとも
4基装備していることになる。
【註】
Type 032 清級は、水上排水量3,797t、水中排水量6,628tと、世界最大の通常動力潜水艦で、潜水艦搭載の各種兵器の試験艦と見られている。 2012年10月16日に一番艦が
就役した。
2014.06.06
Yahoo
時事通信記事
<1407-060613>
米国防総省は5日に公表した中国の軍事安全保障分野の動向に関する年次報告書で、中国海警局が今後約10年で船艇を大幅に増
やし、海洋巡視能力を25%高めると分析している。
2013年に複数の海上治安機関が統合されて発足した中国海警局は、2004~2015年までに50隻の船艇を増強する計画を進めているが、さらにこの後
10年間でヘリコプタを搭載できる船艇を含めて100隻を追加するとみられている。
2014.05.27
China Defense
China Coast Guard's Type 072-class landing ship
<1406-052703>
図は中国沿岸監視隊が保有している戦車揚陸艦 (LST) Type 072 であるが、何隻保有しているかは不明である。 沿
岸監視隊では Tow 25 と呼ばれている。
【註】
Type 072 は1978~1995年に7隻が就役した中国国産の LST で、基準排水量3,172t、724型 ACV 揚陸艇2隻と LCM 2隻を搭載している。
揚陸作戦時の搭載能力は500tで、戦車等の車両10両と兵員800名の搭載能力がある。
2014.04.16
Jane's Defence Weekly
China's latest Yuan-class sub preparing for sea trials
<1406-041609>
中国の Type 41 元級の最新型の画像が4月6日に明らかになった。 Type 041 は Type 039A、Type 039C、Type 039X などと
も呼ばれている通常動力型潜水艦で、Type 041 の最新型は従来型の3,000tより若干大型の3,500tになり、YJ-2 (YJ-82) 対艦ミサイルを装備する。
このほかに新型大型水上艦の実大模型の画像も公表された。 この艦は全長187m、全幅23mと推定
され、64セルの VLS を装備する駆逐艦か巡洋艦と見られる。
2014.04.12
Yahoo
新華網記事
<1405-041201>
ロシア軍事メディアが9日、インターネット上で最近公開された一組の写真により、中国が武漢に新型戦
闘艦のモックアップを建設していると報じた。 公開された写真によるとモックアップの中部と上部はすでに大半が完成しており、後部にはヘリコプタ用デッキとレー
ダが設置されている。 軍事専門家はこれについて、巡洋艦に近い排水量の大型戦闘である可能性が高いと見ている。
ある軍事専門家は、この新型戦闘艦を中国の新世代駆逐艦 Type 055 と見ている。 Type 055 の全長は186m、幅23mで、旧ソ連の Type 1164 スラ
ヴァ級巡洋艦と同規模で、排水量は12,000t近くになるとみられている。 中国は2015年に建造を開始し、2017年ごろ就役さ
せる計画だと考えられる。
【註】
新型戦闘艦の排水量は12,000t近いとしているが、わが国の DDG あたご型の排水量は、基準排水量で7,750tながら国際的に多用される満載時排水量
でいうと10,000tであり、中国の新型艦は巡洋艦かとの報道もあるが、あたご型よりやや大きいだけであり、Type 055 駆逐艦であると見るのは納得
できる。
因みに現在中国最大の国産駆逐艦 Type 054D の満載時排水量は7,500t、米海軍の Arleigh Burke 級 Flight ⅡA は9,155t
、計画中の Flight Ⅲ は10,000t、建造中の次世代駆逐艦 DDG 1000 Zumwalt は14,564tと報じられている。
2014.04.06
China Defense
New Chinese cruiser: first glimpse seen in Wuhan
<1405-040606>
中国海軍の訓練機関である武漢交通職業学院 (Wuhan Technical College of Communication) に設置された大型水上艦の実大モックアップの画像
が、中国のインターネットに流れた。 このモックアップは空母 遼寧 の実大モックアップの隣に建設されている。 このモックアップの目的は、実際に建造される艦
の電子装置やセンサの試験用と思われる。
図はこのモックアップ写真を元に China Defense Forum 会員である Totoro が描いた実艦の想像図である。
2014.04.02
Jane's Defence Weekly
China 'to deploy JL-2 nukes on submarines this year'
<1405-040222>
米太平洋軍司令官が3月26日に上院軍事委員会で証言し、JL-2 SLBM を12発搭載する中国海軍の晋級 (Type 094)
SSBN は2014年中に就役するであろうと述べた。
2014.04.02
Jane's Defence Weekly
PLAN commissions first Type 052D destroyer
<1405-040216>
中国海軍が3月21日、Luyang Ⅲ 級 (Type 052D) 駆逐艦の一番艦 Kunming を就役させた。
Type 052D は Luyang Ⅱ 級 (Type 052C) の能力向上型で、排水量7,500t、航続距離4,500nm、速力30ktで、Zhi-9A Haitun 又は Ka-28 Helix
ヘリを2機搭載する。 主砲はH/PJ38 130mm砲1門で、このほかに Type 730 30mm砲も1門装備する。
SAM としては90kgの弾頭を搭載し射程100kmの HHQ-9B 64発を VLS に搭載する。
中国の報道によると二番艦 Changsha は初めての洋上試験のため、3月23日に出港した。
2014.04
International Defence Review
Chinese trimarans identified as SAR vessels
<1405-040004>
この三胴船は捜索救難艇と名付けられており、全長60m、排水量550tで、武装は NORINCO社製の
30mm単銃身砲だけである。
船体後部にはヘリ甲板を持つ。
2014.03.27
Yahoo
新華網記事
<1404-032703>
カナダの漢和防務評論誌が24日、中国の国産空母のうち少なくとも最初の2隻には、カタパルト
が設置されないとの見方を示した。
同誌は、遼寧省葫芦島市にある中国海軍艦載機飛行員訓練センタの衛星画像を分析し、最新型の電磁式カタパルトだけでなく、旧式の蒸気式カタパルトの設備も見当たらな
いとしたうえで、今後、長期間にわたり、中国海軍の空母はカタパルトを採用しない模様で、少なくとも最初の2隻はそうなると分析している。
2014.03.26
Yahoo
時事通信記事
<1404-032602>
米太平洋軍のロックリア司令官が25日に上院軍事委員会で証言し、中国が射程7,500km以上の SLBM 搭載した
潜水艦を年内に完成させそうだとの見方を明らかにした。
司令官が言及したのは晋級 SSBN と JL-2 SLBM とみられる。
2014.03.25
China Defense
17th Chinese naval escort taskforce departs 10 days early to join the MH370 search party
<1404-032503>
ソマリアでの海賊対策にあたる中国海軍の第17次派遣艦隊が、24日に浙江省の舟山を出港した。
この艦隊は途中インド洋での遭難したマレーシア航空機の捜索に当たり、その後アデン湾に向かって第16次隊と交代する。
2014.03.22
Yahoo
時事通信記事
<1404-032203>
中国海軍の最新鋭駆逐艦 Type 052D の一番艦 昆明 が21日に就役し、南シナ海を管轄する南海艦
隊に配備された。
>昆明 の満載排水量7,000tで、大型 CM や長距離 SAM を搭載でき、レーダも大幅に強化している。
2014.03.05
China Record
プーチン大統領が中国の極秘情報漏らす、世界中に驚き―中国メディア
<1404-030508>
中国の前瞻網が3月3日、ロシアのプーチン大統領がこれまでに中国の極秘情報をいくつも漏らし
ており、先日は中国の国産空母の艦名に関する情報を漏らしたと報じた。
プーチン大統領が漏らした情報によると、中国が建造中である初の空母一番艦の艦名は 山東 となる可能性が高く、排水量も戦闘力も 遼寧 を上回るとされ、
二番艦は満載時排水量が70,000tを超えるとみられる。 一番艦は蒸気カタパルトを2基搭載するが、二番艦
は4基搭載すると伝えられている。
中国は空母だけでなく、排水量35,000tの揚陸艦も建造しており、2015年にも就航するとされ、海軍力を着々と増強している。
2014.02.27
Yahoo
Record China 記事
<1403-022707>
香港メディアは中国初の国産空母が来年進水し、名称は 山東 になる見込みだと伝えた。
中国初の国産空母は満載排水量は80,000tで蒸気カタパルト4基が装備され、2015年進水の予定して2018年
に就役する。
香港誌が明らかにした中国の空母整備のロードマップでは、まず通常動力空母2隻を建造し、そののち原子力空母2隻を建造
する計画だという。
2014.02.27
Yahoo
Searchina 記事
<1403-022706>
香港紙が25日、中国は通常動力空母2隻を建造中で、将来は原子力空母2隻を建造する計画との最新
動向を伝えた。 通常動力空母2隻は大連造船所と上海の中船江南長興造船基地で建造される。 Type 001A とされる一番艦の艦番号は18で、二番艦と
なる Type 002 の艦番号は20という。
Type 001A はスキージャンプ式飛行甲板と蒸気式カタパルトを採用し、排水量は 遼寧 より5%増
えると推測されている。 Type 002 は蒸気式カタパルトを装備するため、全排水量は Type 001A よりさらに5%増える
可能性がある。
2014.02.14
Yahoo
新華網記事
<1403-021402>
ロシアの軍事週刊紙が12日、中国は将来4隻の空母を保有するつもりで、そのうちの1隻は 遼寧 だと報じた。
中国は2020年までに4隻のうちの2隻で空母艦隊を編成し、その後に残る2隻の建造に着手するという。 これらの空母は原子
力空母ではなく、排水量50,000~55,000tになるとみられている。 米衛星画像によると、中国空母は電磁式カタパルトを採用する模様で、今年初めに
はネット上にカタパルトの試験装置の画像が投稿されている。
2014.02.12
Yahoo
Searchina 記事
<1403-021203>
カナダの漢和 Defence Review によれば、中国の Type 054A フリゲート艦3隻が2013年9月に進水し、これまでに進水した Type 054A は
19隻になった。 更に改良型の Type 054B が進水すれば作戦能力は大幅に引き上げられることになる。
中国が満載排水量が4,053tの Type 054A は、ドイツからライセンス供与を受けたディーゼルエンジンやフランス製の戦術
情報処理装置 Tavitac を模倣した ZKJ-4 戦術情報処理装置と、HN-900 戦術データリンク装置を搭載していて多用途化および高い対艦能力を持ち、特
に対潜能力は Type 052C/D よりも優れているという。
2014.02.07
東京新聞朝刊
中国、年内に巡視船20隻建造へ 海洋監視力強める
<1403-020702>
中国海警局が所属する国家海洋局によると、1月に4,000t級の巡視船が南海分局(広東省)と東海
分局(浙江省)でそれぞれ就役した。 また1月中旬に開かれた全国海洋工作会議では、今年中に20隻の巡視船を建造する方針を決定した。
更に北京の京華時報紙によると、中国船舶大手が10,000t級の巡視船を建造する契約を中国当局と結んだ。 海警局が保有する巡視船でこれまで最大
だった4,000t級を一気に超え、海上保安庁が保有する世界最大級の巡視船 しきしま (6,500t) をしのぐ大きさとなる。
2014.02.01
日経新聞
中国海軍、東インド洋で演習
<1403-020103>
中国国営新華社によると、中国海軍が1日までに大型揚陸艦 長白山 などの艦隊をインド洋
東部に派遣し演習を実施しし、近く潜水艦などと連携して海上封鎖を突破する演習も実施する。 艦
隊は1月20日に海南省三亜を出港して南シナ海を越え、インドネシアのスンダ海峡(ジャワ島とスマトラ島の間の海峡)を抜け、29日に
インド洋に入った。
これまで中国海軍の演習は中国近海や南シナ海、西太平洋が中心で、東インド洋での単独演習を公表するのは異例である。
2014.01.29
Jane's Defence Weekly
China planning four aircraft carriers, says Dalian official
<1403-012902>
中国共産党幹部が1月18日、二隻目となる空母の建造が間もなく大連造船所で開
始されることを明らかにした。 大連造船所で建造される空母はスキージャンプ台を装備し、STOL 発進拘束着艦方式
(STOBAR) 方式の模様である。
またこの幹部は中国が空母4隻を保有する計画で、2013年に大連造船所と上海の江南長興造船所に空母建造部署ができたとも述べた。
2014.01.25
China Defense
What would a 12000 tonne Chinese Coast Guard cutter look like?
<1402-012503>
中国が建造中している12,000t巡視船の画像はまだ公表されていないが、速力は25ktで、76mm砲1門
、双連30mm砲2門を装備し、Z-8 ヘリ2機を搭載するとみられている。
2014.01.22
Yahoo
産経新聞記事
<1402-012201>
中国海警局は昨年末から今年初めにかけて、新しい艦船を次々と発注し増強に力を入れている。 中国メディアによると、2015年までに
1,000t以上の巡視船を現在の約二倍となる50隻以上を保有し、2020年前後には世界最強の米国沿岸警備隊に匹敵する規
模に達するという。
さらに20日には、世界最大級の10,000tの海洋監視船を中国船舶重工集団に発注したことが分かった。 海警局が装備している最大の巡視船は4,000t級
で、海上保安庁の保有する巡視船 あきつしま (6,500t) などに対抗できないといわれていた。
2014.01.19
NHK ニュース
中国 初の国産空母を建造か
<1402-011901>
中国では、初の国産空母の建造が大連で始まったことを
地元政府のトップが明らかにしたと香港の大公報がサイト上で伝えたが、その後この記事は削除されたうえ、ほかのサイトに転載された記事も
次々に削除されている。
中国の軍事専門家は、軍事的に重要な情報なだけに当局が神経質になっているためではないかという見方を示している。
2014.01.18
Yahoo
時事通信記事
<1402-011802>
香港のニュースサイト大公網が18日、中国遼寧省の共産党委員会書記が同日の同省人民代表大会の
分科会で、大連の造船所で同国2隻目となる空母の建造に着手したと明らかにしたと報じた。 完成までに6年かかり、将来は
少なくとも4隻の空母を保有するとの見方も示したという。
中国が2隻目の空母を建造しているとの情報はこれまでもあるが、建造を政府高官が認めるのは初めてである。
2014.01.17
Yahoo
新華網記事
<1402-011704>
Defense News が中国メディアの報道を引用し、中国は30~40年内に尖閣諸島とスプラトリー(南沙)諸島を奪取するとしたうえで、中国海軍に配備
された Zubr 級 ACV 揚陸艇の役割について論じた。
Zubr級は史上最大の ACV で、MBT 3両または APC 10両、あるいは兵員500名の輸送が可能だという。
2014.01.09
Yahoo
Searchina 記事
<1402-010902>
中国海軍の新たなフリゲート艦 吉安 の命名式が8日上海で行われ、海軍東シナ海艦隊に編入された。 南方都市報が9日、2013年1年間で少
なくとも17隻の艦艇が新たに就役したと報じた。
記事は、この1年間で Type 054A フリゲート艦、Type 056 コルベット艦、Type 052C 駆逐艦、Type 903 補給艦などが、南シナ海艦隊で7隻、
東シナ海艦隊で6隻、北海艦隊で4隻が就役したと伝えた。
2014.01.04
Yahoo
Record China 記事
<1402-010401>
環球時報が1月3日、2013年に中国海軍は軍事大国という目標に向け、戦争に勝つために軍の強化を行ったと報じた。
中国海軍は2013年に駆逐艦2隻、フリゲート艦3隻、コルベット艦9隻、大型補給艦2隻、
潜水艦4隻、潜水艦支援艦2隻、原子力潜水艦1隻、測量船2隻、試験船1隻、掃海艇2隻を装備し、総量が世界一となったと紹
介している。
2013.12.31
日経新聞
中国、初の国産空母を建造開始へ
<1401-123101>
中国の法制晩報紙が30日に消息筋の話として、中国初の国産空母の建造が2014年に大連市の造船
所で始まると伝えた。
消息筋によると、中国人民解放軍総装備部が11月に国有造船大手2社との間で空母建造の契約を締結した。 これにより大連の造船所で2014年に、
上海の造船所で2015年にそれぞれ1隻ずつ建造を開始するという。
2013.12.25
Yahoo
Record China 記事
<1401-122501>
中国ニュースサイトの前瞻網が、ある匿名の軍関係者の話として、中国が2020年の進水を目標として11万
t級の原子力空母の建造計画を進めていると報じた。
11万t級と言えば、米海軍が保有する最大級の原子力空母に匹敵するサイズで、空母建造にあわせて最新鋭の艦載機の開発も進めるという。
VOA の中国語版サイトも23日、『中国、11万t級原子力空母の建造を計画、米国に挑戦』と題する記事を掲載した。
【註】
今まで中国の国産空母については、2015年に排水量50,000~60,000tの通常動力空母を完成させ、2020年に65,000t級の原子力空母を進水させる計画と報じられていた。
2013.12.03
China Defense
A new Amy (not Navy) Landing Ship Medium (LSM) undergo sea trials
<1401-120305>
中国陸軍の松遼造船所で8月に進水した新型 LSM が渤海湾で試験公開を行っている。
この LSM を中国は Army Ro/Ro Transport と呼んでおり、艦の前後には合わせて4門の14.5mm双連機銃を搭載している。
2013.11.20
日経新聞
中国開発中の弾道ミサイル、年内にも運用可能 米議会報告書
<1312-112003>
米議会の超党派諮問機関である米中経済安全保障再考委員会 (U.S.-China Economic and Security Review
Commission) が20日、2013年版の報告書を発表し、米本土に到達可能な SLBM が年内にも IOCを持つとの見通しを
示した。
2013.11.02
Yahoo
新華網記事
<1312-110202>
米 Foreign Policy誌が24日付の記事で、中国初の空母となった 遼寧 とインドの空母はいずれも設計上の欠陥など
があり、遠くまで航行できないと指摘した。
中印いずれの空母もロシアの Admiral Gorshkov とその姉妹艦を改造したものであるが、Admiral Gorshkov は1991年の就役以来、遠洋に出たのは4回の
みで、いずれも地中海へ数ヵ月の声回であった。 同艦の主な問題は動力装置の欠陥だという。
2013.11
International Defence Review
Rising STOM: China expands amphibious capabilities
<1312-110028>
2013.10.29
Yahoo
Record China 記事
<1311-102906>
中国海軍が原子力潜水艦部隊の公開したのに対し、米国など海外メディアは尖閣諸島の領有権で対立する
日本を威嚇する狙いがあると報じている。 Business Week誌は、中国原潜部隊の公開は日中の領有権対立が発端になっていると報道した。
また中国の軍事専門家は28日、原潜部隊の公開は軍事的な透明性を示すものではなく、中国を挑発するすべての国への警告であると語った。
2013.10.29
Yahoo
新華網記事
<1311-102905>
人民日報や解放軍報、中国青年報といった中国の国営メディアが28日、42年前に創設された中国海軍の原子力潜水艦部隊
について大々的に報道した。 その様子が詳細に報じられるのは同部隊の創設以来初めてとされる。
この報道についてある専門家は、公開したのはまもなく退役する原潜であり、対外的に原潜の威力を示すというよりは、中国が新型原潜を保有し
ていることをアピールする狙いがあるのはないかと指摘している。
2013.10.29
Yahoo
韓国中央日報記事
<1311-102904>
新華社通信や人民日報など中国メディアが8日、中国の最初の原潜部隊が青島に司令部がある北海艦隊に所属していると
報道した。 中国海軍初の原潜は1970年初めに進水し1974年に北海艦隊に配備したと報じた。 中国海軍は、39年前に朝鮮半島付近に原潜を配備して
いた。
IISS など国際軍事専門研究機関は、中国は漢級 (type 091)、夏級 (Type 092)、
商級 (Type 093)、晋級 (Type 094)、Type 096 SSBN など、5種類の原潜を保有しており、中国が
保有している66隻の潜水艦のうち少なくとも10隻が原潜だと見ている。
2013.10.05
China Defense
Photos of the day: Type 052D Luyang Ⅲ class DDG's Vertical Launching System (VLS) arrangement
<1311-100505>
Type 052D 駆逐艦は、80セル (32+48) の VLS を装備している。
【註】
Aegis 駆逐艦が装備する Mk 41 VLS のセル数は以下の通りである。
・こんごう型: 90セル
・あたご型 : 96セル
・韓国 KDX-Ⅲ: 80セル(ほかに国産 VLS×48セル)
・Arleigh Burke Flight ⅠⅡ級:90セル
・Arleigh Burke Flight ⅡA級:96セル
2013.09.29
Yahoo
Record China 記事
「中国軍が初めて『空母部隊』との表現を使用、空母艦隊をすでに編成か―中国」<1310-092902>
中国中央電視台 (CCTV) が25日、空母 遼寧 が就役1周年を迎える前日の24日に行われた記念式典で、王海少将が空母部隊の司令官となる
ことが発表され、中国人民解放軍が初めて空母部隊という表現を使用したと報じた。
2013.09.14
Chinede Military Review
Comparison of Type 052C/D class guided missile destroyers
<1310-091402>
Type 052D は Type 052C と形状の異なる64セルの VLS を装備している。
【註】
Type 052C が、丸い発射管を6個円形に配した VLS を6基装備していたのに対し、Type 052D の VLS は Mk 41 と似た形状をしている。
レーダのレドームも、Type 052C では中央部が膨らんだ円筒形であったのに対し、Type 052D では平板状になっている。
2013.09.03
Yahoo
Record China 記事
<1310-090301>
米国の中国語紙が年9月1日、米国の偵察衛星が中国で開発が進んでいる第四世代潜水艦の姿を捉えたと報じた。 この
Type 097 秦級原潜は2025年までに編成する3~4個空母打撃群の切り札になるとみられている。 第四世代原潜の完成が間近であることは、遼寧省の
副省長が明かしている。
香港の軍事専門家によると、中国は2000年から第四世代潜水艦の研究開発を進めており、スクリューが不要な磁気推進方式
が採用されるという。
2013.08.28
Chinese Military Review
Chinese Type 052D class guided missile destroyer starts sea trial
<1309-082803>
2013.08.26
東京新聞
中国が初の強襲揚陸艦 尖閣視野、15年にも就役か
<1309-082601>
カナダの漢和情報センタが26日、中国が初の強襲揚陸艦(満載排水量35,000t)を上海で建造していて、早ければ
2015年にも就役するとみられることを明らかにした。 同センタは尖閣諸島や南シナ海などを視野に入れた動きと見ている。
中国海軍は現在、20,000t級の Type 071 揚陸艦を3隻保有し、4隻目を建造中だが、大型で多数のヘリや上陸用舟艇を運用
できる強襲揚陸艦は保有してない。
【註】
Type 071 の後継で全通型飛行甲板を持つ Type 081 が建造中であるとの報はかねてからあったが、排水量は Type 071 と同じ20,000tとされてきた。
因みにわが国の輸送艦おおすみ型は、基準排水量8,900tであるが、満載時排水量は14,000tである。
2013.08.23
Yahoo
Searchina 記事
<1309-082301>
米国の Military photos.net が、中国の造船所が建造中の艦艇の写真を公開した。 専門家は、大型水上艦艇や第三世
代原潜の建造は、空母艦隊の編成を急いでいることを裏付けているようで、大量建造は中国に複数の空母艦隊を編成できる
ことを意味すると見ている。
中国のある造船所で撮影された写真によると、公試運転中の Type 052C 2隻、艤装中の Type 052D 3隻、船台で組み立て
中の Type 052D 1隻、船体ブロックを製造中の Type 052D 1隻の、少なくとも7隻の駆逐艦を建造
している。
中国海軍は今後4年にわたり、2ヵ所の造船所で、8~12隻の Type 054A改フリゲート艦を建造する計画で、更に5ヵ所の造船所でも同時に、
45~55隻もの Type 056/056A コルベット艦を建造している。
【註】
中国が建造中の日本では護衛艦と呼ばれるこの種水上艦の総数が60~74隻であるのに対し、現在わが国で建造中の護衛艦は、21年度艦から24年度艦
で、DD×2隻、DDH×2隻の、合わせてわずか4隻に過ぎない。
2013.08.20
Yahoo
新華網記事
<1309-082001>
台湾の中央社が19日、中国遼寧省の譚作鈞副省長の話として、中国が第四世代原潜の開発に成功していると報じた。 また、香港紙の文匯報が同日
、この第四世代原潜は Type-095 攻撃型原潜と、Type-096 戦略原潜のことだと報じたのに対し、香港の軍事アナリストは
Type-097 と Type-098 と別の見方を示した。
この軍事アナリストによると、中国は2000年から第四世代原潜の研究開発を進めており、初めてスクリューのいらない磁気推進方式が採用された。
艦尾の舵や水平舵を使わないため、機械音や騒音が全くせず、理論的には100ktも可能だという。
2013.08.07
Jane's Defence Weekly
Images suggest China's first carrier is under construction
<1310-080703>
DigitalGlobe 衛星が3月3日に撮影した上海近郊にある江南グループの長興島造船所の写真に、中国初の
国産空母の一部と見られるブロックが写っていた。
ブロックのサイズからすると喫水線における幅が24~27m、飛行甲板になる上部の幅は46~52mと見られる。 遼寧
の喫水幅は37m、飛行甲板幅は70mと見られている。
2013.08.05
Record China
中国初の国産空母、上海で建造中か=規模は遼寧艦より大型の可能性
<1309-080502>
JDW が上海市にある江南造船 Gp の長興島造船が空母を建造している可能性が極めて高いと報じた。 これについては、
米デジタルグローブ社が今年3月に長興島を撮影した衛星写真で、船の構造が商用船とは明らかに異なっていることがわかっている。 長興島造船は2009年に
空母の模型を公開しており、2010年には中国海軍高官が視察している。
2011年にロイタ通信が中国高官の話として、2隻の空母が同造船所で建造中と報じたが、今年4月に海軍副参謀長が、中国の次の空母は現在長興島で建造中ではないと否定し
た。
2013.07.31
Jane's Defence Weekly
Details emerge on Chinese 'Type 032' test submarine
<1309-073104>
2010年9月に武漢で初めて見られた中国の試験用潜水艦 Type 032 の写真が公表された。
Type 032 は、ソ連の Golf級 SSB の中国版である Type 031 を元にしたと見られる水上排水量2,797t、水中排水量6,628tの通常動力潜水艦で、SLBM の発射
試験に使用されると見られ、JL-2 を少なくとも2発は搭載できると見られる。
2013.07.26
Yahoo
Searchina 記事
<1308-072601>
米国の軍事画像掲示板 Military Photos.net が22日、世界の現役潜水艦のなかでは排水量が最大の通常動力潜水艦である中国
海軍最新鋭の総合試験潜水艦 Type 032 の写真を公開した。 ゴルフ級の後継艦として開発された次世代試験潜水艦という。
同艦は水上排水量,3797t、水中排水量6,628tで、JL-2、JL-2A、CJ-10B、CJ-20A、YJ-18、潜水艦対空ミサイルなどの試
験を行う。 2010年9月に進水し、2012年10月に就役し、2013年に新装備の試験を開始した。
2013.06.27
Yahoo
Searchina 記事
<1307-062702>
21世紀初めに中国が保有していた駆逐艦は、20隻のうち14隻が旧式の旅大型だったが、その後
の10年で新型艦を6隻建造し、さらにロシアから4隻買い付け、旧式艦を2隻除籍した結果、現在では新型艦11隻、現代型艦5隻、旧型艦12隻の計27隻
になっている。
しかしながら21世紀に入ってからの10年で、海上自衛隊は新型艦艇を26隻、韓国海軍は14隻増やしたのに対し、
中国は54隻を建造した。 この様な中国の艦船建造ペースから、中国の新型艦艇は数で優位に立つことは明らかであり、日
本、米国、韓国の関係者が懸念している。
2013.06
Jane's Missiles & Rockets
China yet to deploy DF-41 and JL-2
<1307-060006>
台湾の安全保障情報局が4月15日に議会で、中国の移動式 ICBM DF-41 と晋級 (Type 094) が装備する JL-2 SLBM はま
だ開発中で、配備されていないと証言した。 その前日に中国の習主席が Type 094 を視察したと報じられている。
4月18日には米 DIA 長官が、上院軍事委員会で、JL-2 と晋級の IOC は2014年になると
証言した。
2013.05.03
Searchina
中国が新たに建造する空母は6隻か、日本の挟み撃ちが可能に
<1306-050303>
中国網日本語版が2日、中国が建造を計画している空母の数について現時
点では断言できないが、北海艦隊、東海艦隊、南海艦隊の3大艦隊に2隻ずつ配備するために、計6隻が建造される可能性が
高く、その場合に中国海軍の空母数は米太平洋艦隊と肩を並べることになると報じた。
また、中国と日本が軍事衝突した場合、日本海側からだけではなく、太平洋側からも日本全国に攻撃できることになり、中国の実力が大幅に引き
上げられるという。
2013.04.24
Yahoo
ロイタ通信記事
<1305-042402>
中国国営の新華社が23日、中国海軍の宋学副参謀長が、中国の空母は1隻にとどまらず、次は 遼寧
よりも大型の空母を建造し、多くの飛行機を積めるようにしたいと述べたと報じた。
一方で同副参謀長は、空母が上海で建造されているとする外国報道は正しくないとしたが、それ以上の説明は避けた。
2013.04.21
Defense News
Asia-Pacific spending spree
<1305-042103>
米国のコンサルティング会社 AMI International社が、今後20年間に豪州を含むアジア太平洋地域で
世界の艦船の26%が建造されるとの見積もりを行った。 同社の見積もりによると、中国は172隻、韓国は145隻、
日本は74隻を建造する。
建造される主要艦艇数は以下の通りである。
空 母 6隻
巡洋艦 2隻
駆逐艦 42隻
フリゲート艦 115隻
コルベット艦 12隻
潜水艦 116隻
輸送揚陸艦艇 128隻
沿岸哨戒艦艇 82隻
高速艇 235隻
2013.04.19
Searchina
ウクライナ製エアクッション揚陸艦、中国に交付=ロシア報道
<1305-041903>
ノーボスチ・ロシア通信社によると、ウクライナは中国にポモルニク型 ACV 揚陸艇1隻を引き渡した。
ウクライナは中国海軍向けに2隻を受注しており、現在は2隻目が建造中である。 更に、中国は同型艇を国内で2隻建造
する。
【註】
Pomornik型は ACV 揚陸艇としては世界最大で150tのペイロードを持ち、400㎡の車両甲板を有し、戦車なら3両、歩兵戦闘車なら8両を搭載するこ
とができる。 同型は LCAC のように揚陸艦から発進する揚陸艇ではなく、単艦運用される大型の揚陸艇である。
ただし、本型は長距離渡洋侵攻を目指したものではなく、運用が想定されているのは内海や近距離での作戦である。
2013.04.13
Yahoo
Searchina 記事
<1305-041301>
カナダ軍事専門誌『漢和ディフェンスレビュー』の最新号が、Aegis艦と中国の Type 052C/052D 駆逐艦を
対比した分析を行った。 それによると、Type 052C/052D はアクティブ型のフェーズドアレイレーダを装備しており、探知距離捕捉能力な
どの面でパッシブ型の Aegis艦に勝っている。
人民解放軍では Type 052C が4隻就役しているほか、2隻が建造中で2年内に就役する。 また
中国は Type 052C を元に、排水量が8,000~9,000tに大型化し強力な武器を搭載した Type 052D に発展させている。
2013.04.07
東京新聞
中国最大の巡視船、試験航行 16日に就役へ
<1305-040704>
中国最大の最新鋭巡視船『海巡01』(排水量5,418t)が7日、上海の港を出港して試験航行を開始した。
今後、最終的な設備の整備や技術的な試験を実施し、16日に就役する。
【註】
武船重工は、3,000t級5隻と5,000t級4隻の合わせて9隻の巡視船を受注している。
みずほ型 PLH は排水量5,317tで、35mm単装機関砲と JM61 20mm機関砲を装備し、ヘリ2機を搭載する。
2013.04.03
Yahoo
Searchina 記事
<1305-040304>
米 AMI 国際海軍研究センタが、中国武昌船舶重工有限責任公司が2013年1月8日より、バングラデシュ海軍向けに
Type 056 コルベット艦2隻の建造を開始し、バングラデシュの造船所も中国からの支援を受け、同型艦を2隻以上建造す
る計画だと発表した。
中国は4ヵ所の造船所で、毎月1隻のペースで Type 056 を大量に建造している。
2013.04.02
Yahoo
Searchina 記事
<1305-040204>
中国のニュースサイト環球網が2日、中国の Type 094 SSBN が最近、試験航海を行ったと、米国での報道を引用して報じた。 米国の専門家の見
方として、中国は開発中の Type 096 SSBN のためのデータ取得の目的があった可能性が高いと紹介した。
中国はこれまで、Type 092(夏級)と Type 094(晋級)の SSBN を
開発したが、巡航状態の展開配備は行っていないとの見方がある。 Type 094 の開発が始まったのは1990年代で、ロシアの技術に中国の古い原子力潜水艦建造技術を加えて
建造したとされ、2000年に航海していることが確認されたが、その後は活動の形跡がつかめず、技術的な欠陥が依然として多く存在するとの見方が出ている。
2013.03.25
Yahoo
時事通信記事
<1304-032502>
中国中央 TV が25日、ロシアが Lada級潜水艦4隻と Su-35 戦闘機24機を中国に売却す
る契約を両国が交わしたと報じた。 22~24日に訪露した習近平国家主席はプーチン大統領との会談で戦略的な協力関係の強化で一致したが、売却契約は習氏の訪露前に交わ
されたという。
Lada級潜水艦の建造は中露が協力する形で行われ、中国とロシアでそれぞれ2隻ずつ建造する。
2013.03.20
Jane's Defence Weekly
China plans nest-gen carriers
<1304-032010>
カリフォルニア大学の研究員が3月7日に行われた防衛産業のコンファレンスで、中国が既に電磁カタパルトを装備した
次期空母の計画を進めていると述べた。
2013.03.13
Jane's Defence Weekly
Liaoning makes home at new PLAN North Sea Fleet naval base
<1304-031312>
Digital Globe 衛星が3月1日、中国海軍北海艦隊の基地に空母 遼寧 が入港している画像をとらえた。
基地は青島南西50kmの Dazhu Shan(註:後小口子村)にあり、2008年から拡張が進められてきた。 埠頭には 遼寧 とともに補給艦 Xi Xiake が停泊して
いる。
2013.03.12
Defense News
State media: China commissions new stealth frigate
<1304-031202>
2013.03.06
Jane's Defence Weekly
PLAN inducts first Type 056 corvette
<1304-030608>
中国海軍が2月25日に、Type 056 コルベット艦の一番艦を就役させた。 Type 056 を現地ではフリゲート艦と呼んで
いる。
Type 056 は全長90m、満載時排水量1,440t、速力25ktで、76mm主砲のほか30mm砲2門、
FL-3000N 短距離 SAM 用発射機8セル、SSM 発射機4基を装備しており、30隻以上が建造されると見られる。
2013.03.06
Jane's Defence Weekly
CSOC offers glimpse of Yuan-class submarine
<1304-030607>
中国 CSOC社がアブダビで開かれた IDEX で、最新型輸出仕様潜水艦の資料を公表した。 この潜水艦は
S20 と呼ばれているが、元級の名称で知られている。 元級は全長66m、浮上時排水量1,850t、潜航時排水量
2,300tで、速力は18ktである。
元級は2004年に登場し、今までに7~8隻が建造されているが、2010年に米国防総省は15隻が建造されると見ている。
2013.03.05
Yahoo
毎日新聞記事
<1304-030501>
中国が昨年末、元級より静音性の高い Amur級潜水艦の購入でロシアとの
協定に調印したことを台湾の軍事関係者が明らかにした。 協定によると、購入するのは4隻で、2隻はロシアで建造され、
2隻は中国で建造する。 Amur級は Kilo級の後継で、1991年代末に開発され、2005年に洋上試験を開始した。
中国軍が保有する潜水艦は現在約60隻で、1994~2002年に購入した Kilo級のほか、1999年には中国が初めて独自設計した
宋級が就役し、2004年には Kilo級の技術を導入して中国が開発した元級が初めて確認されている。
2013.03.04
日経新聞
中国軍幹部『空母の青島配備は日韓を意識』
<1304-030401>
中国空軍指揮学院副院長の朱少将が3日、北京で開かれた全国政治協商会議で、空母 遼寧 の青島配備は日韓をお
びえさせる狙いかとの記者団からの質問に対し当然そうだと答え、遼寧 が青島を母港としたことは、距離的に近い日本や韓国を意識したものだとの考
えを明らかにした。
2013.02.21
Yahoo
時事通信記事
<1303-022102>
中国政府が21日までに、造船大手の中国船舶重工業集団が原子力船建造の研究開発を始めることを承認し、2400万元
(約3億6,000万円)の資金提供を行うことを明らかにした。
北極圏開発のため原子力砕氷船を建造するという見方のほか、原子力空母建造に応用する可能性も指摘されている。
2013.01.25
Record China
中国が最大級漁業監視船、1万トン級建造へ―米華字メディア"
<1302-012504>
中国農業南海区漁政局によると、中国政府は第12次5カ年計画(2011~15年)期間中に、1万㌧級漁業監視船を南シナ海
に投入する計画である。 新たに建造される船は、全長156m、幅17.8m、高さ13.85m、速力38kt、航続距離12,000nmで、中国では最大で最新の漁
業監視船となる。 建造計画は現在、中国国家発展改革委員会の承認待ちとなっている。
【註】
この記事が事実であれば、10,000t級の艦船で38ktは異常な高速である。 普通駆逐艦でも30ktで、高速を売り物にした米海軍の LCS は45kt
であるが3,000t級である。
2013.01.23
Yahoo
新華網記事
<1302-012306>
北京日報が、中国が2013年に11隻の海軍退役艦艇を改造し、中国海監の監視船として投入する計
画と伝えた。
退役艦艇はミサイルや大口径火砲などの重兵器を撤去して、ヘリコプタの搭載機数を増やしたり放水銃などを装備するなどの改造を行う。
2013.01.23
Yahoo
新華網記事
<1302-012303>
ロシアの報道によると、中国の造船企業は、北部を拠点とする中国船舶重工集団公司(中船重工 CSIC)と、南部の
中国船舶工業集団公司(中船集団 CSSC)の2グループに集約されている。
CSIC 傘下の大連造船所は、空母を含む大型水上艦の建造と修理を担い、武漢造船所は従来型潜水艇建造の中国最大手で
ある。
CSSC は上海の江南造船所、中華造船所などを持ち、長興島造船所は国産空母の建造開始を計画
している。 また広州造船所は Type 056 及び Type 054 フリゲート艦の建造を行っている。
2013.01.17
Yahoo
新華網記事
<1302-011703>
中国重工傘下の武船重工が、契約額25億元(350億円)で海巡01を元にした3,000t級5隻と、海監50を元にした5,000t級4隻の
、合わせて9隻を受注した。
海監50は武船重工が建造し2010年に引き渡された排水量は3,980tでヘリコプタを搭載する海洋監視船で、尖閣諸島などの中国海域で巡航を行ってきた。 海巡01は2012年
7月に武船重工で進水したヘリ甲板を有する海洋監視船で排水量は5,418tである。
2012.12.31
東京新聞
中国、海軍退役船11隻を改造 海洋監視船に
<1301-123102>
国営新華社系の新聞、国際先駆導報が31日までに、中国は2000年以降13隻の海洋監視船を建造し、11隻の海軍退役艦船
を改造して使用していると報じた。
また、中国国家海洋局は第12次5ヵ年計画 (2011~2015年) 中に、1,500t級7隻を含む36隻の海洋監視船を建造する計画だ
と伝えた。
2012.12.28
Yahoo
新華網記事
「中国版『イージス艦』052D 型ミサイル駆逐艦、間もなく就役か 『日本に警告』との分析も」<1301-122801>
中国湖北省の TV が、インターネット上に出回っていること中国で2隻目の Type 052D 駆逐艦の写真について、旗や飾りがつけられていることか
ら、間もなく就役するとみられると報道した。
Type 052D は Type 052C の後続で、VLS 装置64基を装備している。
2012.12.11
Yahoo
Record China 記事
「中国最大規模の漁業監視船就航、当局が建造強化へ―上海市」<1301-121103>
上海で11日、漁業監視船『漁政 206』の就航式典が行われた。
漁政 206 は5,800tと中国漁業監視船では最大で、東シナ海総隊に配属される。
2012.11.24
China Defense
China conducts flight landing on aircraft carrier
<1212-112305>
2012.11.24
China Defense
First Pics! Chinese carrier aircraft launch and recovery
<1212-112305>
2012.11.18
Yahoo
毎日中国経済記事
<1212-111801>
中国海監船隊には、近いうちに数隻の同型船が加わる予定ことになっている。
【註】
海上保安庁が保有する巡視船は
5,300t PLH 型(130m、右図)13隻
770t PL 型 (79m) 38隻
335t PM 型 (56m) 38隻
220t PS 型 (40m) 27隻
と、大きさが二極化しており、3,000tの海監137 に相当する2,000~4,000t級は保有していない。
2012.11.07
Yahoo
Record China 記事
<1212-110701>
英タイムズ紙が、中国がウクライナの専門家の協力を得て18ヵ月以内に純国産空母を建造すると欧米諸国は考えていると
を報じているなか、多くの軍事専門家や愛好家が上海の造船所で空母によく似た艦船が建造中であるのを目撃している。
建造中の艦船は50,000~60,000tとみられ、中国海軍が開発しているとされる空母である可能性が高い。 中国は純国産の空母を所有することで国
際社会における地位向上を図ろうとしているとみられる。
2012.10.03
Jane's Defense Weekly
China commissions its first carrier
<1211-100306>
中国が9月25日、1999年にウクライナから購入し改造した59,439tの空母を就役させた。
この空母は Su-33 を無許可でコピーした J-15 と、Z-8 ヘリ AEW 機を装備する。
2012.09.29
Defense News
Images provide clues to China's naval might
<1210-092901>
9月25日に行われた 遼寧 の就役式典の映像と画像から、西側専門家は、中国の空母計画は予想以上に進展していると
見だした。 J-15 艦載戦闘機が搭載されている画像は過去にもあったが、離着艦の画像も映像もないことから、これはモックアップと見ていたが、
就役式典の画像には甲板にスリップ痕が写っており、離着艦試験が行われた可能性を示している。
また、遼寧 は離着艦訓練艦とされているが、同艦には捕捉距離150kmの AESA レーダや射程10kmの紅旗-10 (FL-3000N
) SAM や、1030 30mm機関砲も装備されており、戦闘艦としての能力も持っている。
2012.09.28
Yahoo
Record China 記事
<1210-092801>
環球時報が25日、ロシアの世界武器貿易分析センタが中国国産空母は2015年に完成予定と見ていると報じた。 中国では
遼寧 で蓄積した技術と経験を生かした国産空母の開発も進められており、関係者によれば当初の計画では排水量50,000~60,000tの通常動力
空母を2015年に完成させ、さらに65,000t級の原子力空母を2020年に進水させる計画となっている。
中国海軍は将来、4個空母部隊を南シナ海と東シナ海に配置することを計画しているという。
2012.09.27
Yahoo
Searchina 記事
<1210-092703>
香港メディアの明報によると、中国2隻目の空母は上海の長興島で建造中で、2012年末に進水する
見通しだという。
マカオの軍事専門家は、中国初の空母 遼寧 は旧ソ連が設計したコンセプトの古い通常動力空母であるのに対し、2隻目は 遼寧 との類似点があるもの
の、かなりの刷新されていることは間違いないと見ている。
2012.09.27
Yahoo
時事通信記事
<1210-092702>
香港の星島日報が27日、中国軍消息筋の話として、最近就役した同国初の空母 遼寧 は北海艦隊に配備され青島を母港
とすると報じた。
同筋によると、遼寧 は当初、南シナ海の領有権紛争から南海艦隊に配備される予定だったが、尖閣諸島をめぐり日本との対立が激化したた
め、配備先が日本に近い北海艦隊に変更された。
2012.09.26
Yahoo
朝鮮日報記事
<1210-092602>
中国は2020年ごろまでに更に空母2隻を建造し、空母機動部隊を3隊編成するという計画を立ててい
る。 人民解放軍の羅援少将は、空母機動部隊が3隊あってこそ、空母本来の機能を発揮できると語った。 まず2014年までに通常動
力空母1隻を建造し、2020年ごろには原子力空母を進水させるという。
また中国は、7~8隻の艦艇からなる空母機動部隊の編成も進めていると見られ、香港メディアは昨年、Type 052C 駆逐艦2隻
をはじめ、防空対潜駆逐艦、フリゲート艦2隻、原子力潜水艦2隻などが空母を護衛することになると報じた。
2012.09.26
Yahoo
Searchina 記事
<1210-092601>
中国初の空母 遼寧 が25日、中国海軍に正式に配備され、中国国防部は海軍の総合作戦能力が大幅に高まったと強調しているが、韓国メディ
アはアジアの安保に変化が訪れたとの見方を示した。
しかしながら、遼寧 は艦載機の離着艦訓練も行われないなど、まだ作戦能力を備えていないとの評価も受けており、実戦可能までは少なく
とも2~3年はかかるとみられている。 にもかかわらず空母を性急に就役させたのは、領土紛争を抱えている周辺国に心理的な圧迫を与えるためでは
ないかとの見方を示した。
2012.09.25
Yahoo
時事通信記事
<1210-092503>
中国初の空母 遼寧 の就役式典が25日に遼寧省大連で行われ、胡錦濤国家主席と温家宝首相が出席した。
温首相は共産党政府の祝電を読み上げ、空母開発は重要な戦略的決定だったと強調し、国防能力と総合国力の増強、愛国感情を奮い立たせるといった面で、重大で計り知れ
ない意義があると国威発揚を訴えた。
党、政府、軍のトップが一堂に会するのは異例で、空母はこの日の式典で正式に海軍に引き渡された。
2012.09.23
Yahoo
時事通信記事
<1210-092301>
大連で23日夕、改修を続けてきた Varyag を海軍への引き渡し式が挙行された。 近く大連港を出航して配備先に向かい就役式を行うという。
配備先は山東省青島の北海艦隊との見方が出ている。
この日の引き渡し式で、マストに中国国旗、艦首に軍旗、艦尾には海軍旗がそれぞれ掲揚された。
2012.09.22
China Defense
The first Zubr LCAC for China is near completion
<1210-092202>
中国がロシアに4隻発注していた Zubr 型 LCAC の一番艇が間もなく完成する。
【註】
おおすみ型輸送艦に2隻ずつ搭載されている LCAC のエアクッション艇『1号』型は、搭載能力が90式戦車1両又は人員30名の50tで、速力40ktである。
2012.09.18
Yahoo
Searchina 記事
<1210-091802>
中国の次世代駆逐艦の Type 052D の一番艦が進水し、ほかの2隻も間もなく完成し、今後少なくとも10隻
の Type 052D を建造する計画である。 米海軍兵学校の中国海軍問題専門家のホルムズ教授は、Type 052D の排水量と戦闘能力は、Arleigh Burke 級
と Ticonderoga 級の中間で、中国が海上強国戦略を推進する礎となるだろうと分析している。
量産を開始した Type 052D は試験を目的とした Type 052C とは武器の内容が異なっている。 Type 052D には、より高性
能なフェーズドアレイレーダと、新型のミサイル垂直発射装置が搭載されている。
2012.09.12
Jane's Defence Weekly
China launches Type 052D destroyer
<1210-091210>
中国が8月末に Type 052D 駆逐艦の一番艦を進水させた。 Type 052D は Type 052C が装備している Type 346 レーダと似たアクティブフェーズド
アレイレーダと PJ-38 130mm砲を装備している。
公表された写真によると Type 052C と垂直発射機が変わったことから、DH-10 LACM が装備される可能性がある。
2012.09.09
China Defense
Global Times reports the launch of Type 052D destroyer in Shanghai
<1210-090901>
中国が8月末に、第二世代の "Aegis 型"駆逐艦である Type 052D を進水させた。 第一世代である Type 052C の一番艦は
2005年に就役し、その後7年間に6隻が建造された。
【註】
Wikipedia によると、Type 052C の主砲が100mmであるのに対し、Type 052D は130mmになっている。
2012.08.31
Yahoo
産経新聞記事
<1209-083102>
東南アジア諸国では、ベトナムがロシアから6隻購入するキロ級 636MV 潜水艦の
一番艦が28日に進水し年内に引き渡されるなど、中国の海軍力増強に対処する潜水艦調達が着々と進んでいる。 636MV はディーゼル潜水艦で、排水量2,300t、水
中速力20kt、潜航深度300mで、世界で最も静かなディーゼル潜水艦の一つと評価される。
ベトナム海軍の装備は、老朽化した北朝鮮製の小型潜水艦2隻に、フリーゲート艦とコルベット艦が11隻程度と少なく、これに比べ中国は潜水艦60隻以上
、駆逐艦など70隻以上を保有しており、軍事力の差は歴然としている。
2012.08.30
Yahoo
Searchina 記事
<1209-083001>
中国で28日、新型駆逐艦 Type 052D が進水した。 052D は 052C の改良型であり、研究開発中の10,000t
級駆逐艦と比べると技術面では大きな改良はない。
全体的に見れば、052D は兵器、電子戦装置が改良され、より大きなレーダを搭載するため、052C より全長、全幅が広くなったため、排水量が
052C の5,907tに対し、6,000tになり、満載排水量は7,000t弱と見られている。
2012.08.14
Yahoo
Searchina 記事
<1209-081401>
上海の造船所で建造中されている完成間間近い大型揚陸艦の写真がネットユーザによって公開された。 写真は三隻目となる
Type 071 揚陸艦で、艦番号は 989、艦名は 長白山 であるという。
Type 071 揚陸艦は現在、艦番号998の 崑崙山 と、999の 井岡山 の2隻がすでに就役している。
2012.08.08
Yahoo
読売新聞記事
<1209-080802>
各種中国紙が8日、中国の海軍軍事学術研究所の研究員(海軍大佐)が7日、空母 Varyag が年内に正式に就役す
るとの見通しを明らかにしたと報じた。
また艦名についても決定済みで、間もなく公表されるとし、中国の地名に由来したものになる可能性が高いとした。
【註】
中国は最近、国防大学戦略研究所長【1208-071303 (産経新聞 2012.07.13) 】や前駐ロシア武官【1209-080301
(Searchina 2010.08.03)】など、国防政策の決定に直接関わっていない高官の口を通じて、政策等を公表している。
2012.08.03
Yahoo
Searchina 記事
<1209-080301>
中国網が、中国の前駐ロシア武官(少将)が、大国としての責任を果たすために中国には3~5隻の空母が必要だと述べたと
報じた。
国連安全保障理事会の理事国で世界第2位の経済大国である中国は、大国の利益を拡張する権利を持ち、遠距離輸送能力を持つ先進的な海軍が必要
となると述べた。 そのため国家海洋戦略を策定し、領海保護に向けた取り組みを推進し、海洋の安全を強化する必要があり、強力な海軍を建設する
必要があり、 それには、総合的な作戦能力を持つ空母艦隊の早期建設が必要不可欠であるとしている。
2012.07.27
Yahoo
Record China 記事
<1208-072701>
香港の月刊誌が25日、中国人民解放軍の Type 056 コルベットが5月と6月に2隻、上海と広州の造船所で進水したと報じ
た。 一番艦は5月に上海で、二番艦は6月に広州でそれぞれ進水しており、最終的に20隻を建造す
るとみられている。 Type 056 の量産は米海軍の LCS への対抗措置とみられ、6月に国防部の報道官が
香港への配備を表明している。
Type 056 は、マストや煙突などに傾斜をつけて高いステルス性を持ち、主な装備は76mm砲1門のほか、対艦ミサイル YJ-83
ASCM の連装発射機2基、FL-3000N SAM 8連装発射機などである。
【註】
図写真は Type 056 ではなく、Type 053H1G の Dongguan で、艦番号が 560 であることから Type 056 と間違えた模様である。
2012.06.01
Yahoo
Searchina 記事
<1207-060101>
中国は空母に使う拘束索をスウェーデンから調達するほか、西側の技術をベースに蒸気式に代わる
電磁式カタパルトを開発したという。
2012.05.31
産経新聞
中国がヘリ空母建造決定か 香港誌、垂直離着陸機も開発中
<1206-053101>
中国系香港誌が31日までに、中国海軍がヘリ空母を建造することを決めたと、消息筋の話として報じた。 ヘリ空母から離着陸できる
VTOL 型戦闘機も開発中という。
同誌によると、ヘリ空母は対潜水艦任務などが目的で、排水量20,000tと40,000tの二種類を建造する計画である。
2012.05.09
Jane's Defence Weekly
Chinese ships spotted close to Japanese coast
<1207-050907>
海上自衛隊の哨戒機が、大隅海峡を通過して太平洋へ進出した中国の Type 054A フリゲート艦 Zhoushan と
Xuzhou の2隻及び、電子偵察/ミサイル追随艦 Beijixing の計3隻を発見した。
2012.04.30
Yahoo
時事通信記事
<1205-043001>
防衛省が30日、中国海軍の艦艇3隻が鹿児島県の佐多岬と種子島の間にある大隅海峡を通過したと発表した。 同海峡は
一定条件下で自由な航行が認められている国際海峡のため、防衛省は通過自体に国際法上の問題はないとしつつも、異例なケースとして監視を強め
ている。
同省によると、3隻はフリゲート2隻と情報収集艦1隻で、海上自衛隊の P-3C が29日正午ごろ、屋久島の西約430kmの海域を、東シナ海から太平洋に向けて航行するのを発
見した。 3隻は東方への航行を続け、30日午前に大隅海峡を通過したという。
2012.04.14
Yahoo
Searchina 記事
<1205-041404>
ロシアの軍事情報サイトが、中国は再生した空母だけに満足せず、2020年までに通常空母2隻と
原子力空母1隻のほか、艦船200隻を建造する計画だと報じた。 この報道が事実ならば、中国海軍の規模は二倍
の400隻に拡大する。
さらに、中国が建造する原子力空母は1隻ではなく2隻との声もある。
2012.04.08
Yahoo
Searchina 記事
<1205-040801>
インドは、2020年までに通常型空母3隻、フリゲート艦/駆逐艦70隻、原子力潜水艦6隻、通常型
潜水艦15~20隻を有する近代化された海軍を目指している。
これに対し、現在約200隻の潜水艦を有する中国海軍は、2020年までにさらに2隻の通常動力型空母
を完成させ、次いで原子力空母の建造に取り掛かる。
2012.03.31
Yahoo
朝鮮日報記事
<1204-033101>
中国の晋型 (Type 094) SSBN は潜航時の騒音がひどく、作戦行動の範囲は内海の渤海湾内に制限されているという。 晋
型は1990年代に開発され2006年に実戦配備された水中排水量8,000t、全長133mの中国主力 SSBN で、射程8,000~12,000kmの SLBM JL-2(巨浪 2)
を12基搭載でき.る。
北京の軍事消息筋は、中国は騒音問題を解決するため、次世代原潜 Type 096 の開発に入ったようだと語った。
2012.03.29
Yahoo
Searchina 記事
<1204-032901>
28日発行の JDW が、2012年3月初めにバンコクで開かれた軍事総合見本市で、中国船舶工業公司が出展した模型は中国海軍で現有の Type 071 LHD の後継とみられる
Type 081 強襲揚陸艦 (LHD) だろうと予測した。
中国は2004年に Type 071 の模型を展示し、2006年12月に一番艦を進水させている。 Type 071 は三番艦が2011年9月に進水した。 Type 081 は排水量
20,000tで、外観は Type 071 に似ているが、より多くの輸送ヘリと攻撃ヘリを搭載できる。
2012.03.28
Jane's Defence Weekly
Chinese shipbuilder unveils possible Type 081 LHD design
<1205-032808>
中国の CSC社が、3月上旬にバンコクで開かれた防衛展で、Type 071 LHD を発表した。
Type 081 の排水量は2011年9月に三番艦が進水した Type 071 LPD と同じ20,000tである
が、ヘリ12機(そのうち4機はドック内)と1,068名の海兵隊員を積載できる。
2012.03.28
Defense News
Hawking plastic or something more substantial with China Shipbuilding Corporation’s Type081 LHD?
<1204-032802>
バンコクで開かれた防衛博に、中国の造船会社である CSC社が Type 081 LHD と見られる模型を展示した。
CSC社は大型 Ro-Ro 船を建造する能力を持っており、この模型は同社の Ro-Ro 船 Sprint によく似ている。
この LDH は排水量20,000tで、兵員1,000名を輸送する能力を有する。
【註】
Type 081 は全通型飛行甲板を有するヘリ空母である点が、既に就役している Type 071 (20,000t) と異なる。
2012.02.23
Yahoo
Searchina 記事
「ワリヤーグを凌ぐ揚陸艦、中国が8隻の071型軍艦を建造 (1) 」<1203-022301>
1月末に中国海軍4隻目となる Type 071 強襲揚陸艦が上海滬東造船所で進水した。 中国
海軍は Type 071 強襲揚陸艦を8隻配備すると見られるが、この揚陸艦は800名の兵士およびホーバークラフト、装甲車、中型輸送用ヘリコプタ
を搭載できる。 一番艦 崑崙山 は2006年に進水し、インド洋に護衛として配置されたことがある。 また、この5ヵ月間に三番艦と四番艦と、その建造進度が加
速されたようだ。 更にその規模や性能を向上させた新型揚陸艦の設計にも着手しているという。
Searchina 記事
「ワリヤーグを凌ぐ揚陸艦、中国が8隻の071型軍艦を建造 (2) 」
2012.02.17
Yahoo
時事通信記事
「中国、『米空母キラー』配備準備=新型対艦ミサイル―国防総省」<1203-021702>
米国防情報局 (DIA) 局長が16日の上院軍事委員会の公聴会で、中国の DF-21D ASBM に
ついて、同国が恐らく配備準備をしていると証言した。
2012.02.01
Jane's Defence Weekly
China reveals development in ro/ro maritime lift
<1203-020108>
中国が海上輸送力を増強するため、部隊輸送に商船を活用する。
中国軍のメディアが1月18日に、大連に23,000tの新型 ro/ro フェリー Qing Shan Dao が到着した様子を報じ
た。 同船は1,500名の兵員と200両以上の車両を輸送できる。
2012.01.05
Yahoo
朝鮮日報記事
<1202-010501>
中国初の空母 Varyag が早ければ今年初めにも就役するとの見方が出ている。 就役時期は政治的な配慮によ
るが、年初にも就役する可能性がある。
Varyag は昨年8月に続き、11月末と12月下旬にも試験航海を実施し、昨年11月末から2週間にわたり行われた2回目の試験航海では、少なくとも
2機以上の J-15 艦載機が離発着試験を実施し、いずれも成功したという。
2015.11.08
China Defense
Artist's impression, Type 055 Class DDG
<1512-110801>
2011.12.07
Jane's Defence Weekly
Naval aviators preach caution after ex-Varyag reports
<1201-120706>
中国の空母が二度目の公試運転を行ったが、ロシアで Admiral Kuzunetsov級空母での初期の飛行試験に関係した関係者は、中国が空母での離着艦試験
を行うに当たり、困難に直面すると警告している。
その理由の一つが、十分な地上訓練施設を持っていないことを上げている。
2011.12.07
Jane's Defence Weekly
Ex-Varyag embarks on second sea trial
<1201-120705>
中国の空母 Varyag が二度目の公試運転を行った。
中国への拘束ケーブルの輸出を、Su-33 をコピーして J-15 を開発したことを理由にロシアが拒否したが、未確認情
報によると中国はこれをウクライナから入手できる。
2011.12.02
Yahoo
Record China 記事
<1201-120204>
中国経済網が11月30日にドイツのウェブサイトが、中国が空母を2014年に完成させると報じた。 ドイツの南ドイツ新聞が伝えたところによれ
ば、ここ数週間、上海の海軍造船所で空母の竜骨が製造されているといううわさが流れており、2014年までに『北京 1号』という名で空母を完成
させ、2020年には2隻目として原子力空母を完成させる計画だという。
2011.11.28
Yahoo
Searchina 記事
<1112-112802>
JDW によると、中国が2020年までに潜水艦30隻を建造するため、日本や韓国は対潜哨戒機やヘリコプタの大量導入など対応を急いでいる。 太
平洋地区の各国は、2020年までに軍艦を計86隻建造する見通しだが、うち30隻は中国の潜水艦という。
日本や韓国も中国の海軍力増強を警戒しており、2021年までに太平洋地区全体で対潜哨戒機100機とヘリコプタ100機が投入される。
2011.11.23
産経新聞
艦載機制動ワイヤ調達失敗 中国の空母開発に壁
<1112-112301>
中国が艦載機の着艦に不可欠な拘束索をロシアから購入しようとして拒否
されたことを、カナダの漢和情報センタがロシア当局者らの話としてが22日に明らかにした。 購入失敗で中国の空母開発計画は大きく妨げられるとしている。
同センタによると、中国側とロシアは2007年には拘束索4セットの売買交渉をしていた。
ロシア側の拒否理由の一つに、中国が Su-33 をコピーして J-15 を製造していることへの不満があるという。
2011.10.20
Yahoo
Record China 記事
<1111-102001>
Defense News が17日、米国に次いで世界第二位の海軍力を有する中国の軍備に関する『遠海にまで意欲を見せる中国海軍』と題した記事を掲載
した。
中国は現在、60隻の潜水艦と25隻の駆逐艦、45隻のフリゲート艦を保有しており、空母を持た
なくても米国に次いで世界第二位の海軍力をすでに有している。 欠けていたのは長距離輸送能力だったが、空母の登場でこれまでより遠方の海上への輸送が可能になった。
2011.10.19
Jane's Defence Weekly
Satellite images point to Chinese carrier problems
<1112-101904>
8月10から3日間、黄海と渤海湾で初航海を行った中国の空母 Varyag は、この航海で重大な問題点が発見され
た模様である。
8月23日に DigitalGlobe 衛星が捕らえた画像では、空母がドックに入っていたことから、船体又は機関に問題があっ
たようで、更に9月23日の画像では甲板が剥がされ、10月7日の画像では甲板が復旧していた。2011.10.03
Yahoo
Searchina 記事
「第4艦隊という空母艦隊の建設計画はまだない(1)=中国国防部」<1111-100301>
中国国防部報道官が9月29日の定例記者会見で、空母は完成後に研究、試験、訓練に使われるもので、まだ具体的な配属は決ま
っていない。 中国が南シナ海に第4艦隊を創設するという臆測が広まって以来、中国軍側がこれについて正面から解答したのは初めてである。
人民日報傘下の人民網は8月16日、ある中国の軍関係者の話として、空母は2012年8月1日の建軍節に海軍に正式に引き渡
され、中央軍事委員会が直接指揮を執り、その後ひとまず南シナ海に就役する予定だと報じている。
Searchina 記事
「第4艦隊という空母艦隊の建設計画はまだない(2)=中国国防部」
2011.09.26
Record China
飛躍的成長を遂げた中国の海軍力=艦艇数は世界一―露紙
<1110-092602>
ロシアの軍事紙が21日、中国海軍の戦力について分析し、ミサイル、電子設備、タービンなど一部部品はいまだにロシア、ウクライナから購入
しているものの、現在では艦船を自国で生産する能力を獲得していると報じた。 小型艦艇が多いとはいえ、中国海軍の艦艇数はすでに世界一と
なった。
遠洋艦隊を編成し米国と対抗する能力を得るにはまだ時間がかかるが、潜水艦、駆逐艦を増強して台湾封鎖能力の確保に努めているという。
2011.09.26
China Defense
071 YUZHAO class amphibious transport dock LPD number three launched
<1110-092601>
中国海軍の Yuzhao 級強襲揚陸艦は、二番艦が洋上試験中であるが、26日に三番艦が進水した。 四番艦の建造はまだ
確認されていない。
2011.09.20
Yahoo
Searchina 記事
<1110-092001>
カナダの漢和防務評論9月号によると、武漢で完成した改良型潜水艦『新元』は巨大な筐体を持つことから DF-21D を
搭載する可能性が高い。 2010年12月7日に撮影された衛星写真を分析すると、新元は元級ディーゼル潜水艦の全長が66.33mであるのに対し、87.27m
である。
新元の DF-21D 搭載について同誌は、海上では正確な座標測量ができないことから、移動する空母に向け DF-21D を発射しても命中率は下がる
としている。
【註】
元級は通常動力の攻撃型潜水艦で、SLBM JL-2 を装備する SSBN 晋級は全長137mで、新元級より遙かに大型である。
因みに元級は533mm魚雷発射管6門を持ち、魚雷のほか YJ-8Q(C-801/CSS-N-4)の発射が可能である。
2011.09.14
Jane's Defence Weekly
Interpreting China's carrier ambitions
<1111-091415>
2011.09.09
朝鮮日報
中国、大型の新空母建造を推進
<1110-090903>
香港紙が8日、米国の軍事専門サイトの記事を引用して、中国がワリヤーグよりも大型の空母を建造し、21t級の AEW&C 機
を搭載すると報じた。
同サイトは、中国が Y-8 輸送機を改造した KJ-200 AEW&C 機を開発とたが、Y-8 は54tであるのに対し、これより小さい Y-7
も AEW&C 機として活用しているとも報じた。 Y-7 は21tで、米国の E-2C Hawkeye (23t) と同様に空母への搭載が可能との予測を示し
ている。
2011.09.07
Yahoo
読売新聞記事
<1110-090703>
香港紙明報が7日、中国軍が南シナ海で空母戦闘群を核とした新艦隊
の編成を進めていると伝えた。 編成時期は空母が本格配備される2020年以降になる見通しで、中国が核心的利益と位置づける南シナ海の実効支配強化やインド洋展開を視
野に入れた動きとみられる。 同紙によると、新艦隊は2個空母戦闘群からなり海南島に配置され、商級 SSK 艦艇に含まれる可能性があるという。
新艦隊は、現行の北海(山東省青島)、東海(浙江省寧波)、南海(広東省湛江)の
三艦隊とは別に独立させ、広範な外洋での運用を容易にするという。
2011.08.29
Aviation Week & ST
Sea watch
<1110-082905>
Sovremenny 級駆逐艦 4隻:SS-N-22 Sunburn 装備
Kilo 級潜水艦12隻:SS-N-27 Sizzler 装備
・中国国産の艦船
Type 052C(Luyang Ⅱ級)駆逐艦 2隻:HHQ-9 SAM 装備
Type 051C(Luzhou級)駆逐艦 2隻:SA-N-20 SAM 装備
Type 054A(Jiangkai Ⅱ級)フリゲート艦 8隻:HHQ-16 VL SAM 装備
2011.08.25
Yahoo
時事通信記事
<1109-082501>
米国防総省が24日、2011年版の『中国に関する軍事安全保障年次報告書』を公表した。
サイバ戦に関しては、中国軍は複数の情報戦部隊をつくり、ウイルスの開発に乗り出しおり、サイバ攻撃に対する防衛策にも力を入れている
としている。
2011.08.19
China Defense
PLAN Gets Serious About Airborne Early Warning
<1109-081901>
ロシアが2010年11月に、中国海軍に Ka-31 AEW ヘリを売却したことを明らかにしたが、空母 Varyag が公試運転を行う直前には国産
の Z-8 AEW ヘリの離着艦試験を行っている。
これら三種類の AEW 機が空母 Varyag と搭載される J-15 の作戦を支援できる。
【註】
空母搭載用固定翼 AEW 機としては、Y-8 より小型の Y-7 輸送機を元にしたと思われる E-2 Hawekeye とよく似た形状をした AEW&C 機が報告されている。
2011.08.17
Jane's Defence Weekly
China starts sea trials on first aircraft carrier
<1110-081702>
中国初の空母が、8月10日に公試運転に入った。
この空母はウクライナで建造がはじめられたが、1992年に70%完成した時点で工事が中断した短距離離艦、拘束着艦
(STOVAR) 方式の空母 Varyag で、1998年にマカオの怪しげな会社に売却されていた。
2011.08.15
Aviation Week & ST
'Get used to it'
<1110-081504>
飛行甲板は305m×70mと、Nimitz級の333m×77mより一回り狭く、搭載機数も米空母の60機に対して40機と少ない。
2011.08.11
Yahoo
時事通信記事
<1109-081101>
中国系香港紙が11日、中国軍消息筋の話として、10日に試験航行を開始した中国空母が来年就役し、南シナ海方面に配備
されると報じた。 消息筋は、空母はどの艦隊にも属さないで中央軍事委員会が直轄するし、海南島で埠頭建
設など多くの準備が既に整っていると述べ、同島の港が母港になることを示唆した。
2011.08.10
Yahoo
Record China 記事
<1109-081002>
中国国営新華社通信が10日、速報として、中国の空母 Varyag が初の公試運転を行うと報じた。 同じく中国
の環境時報は、午前6時に大連造船所を出港したが、今回は動力は使用せずず、曳航での試験運航であるとしている。 中国国営ラジオは朝のニ
ュース番組で、航行時間は短いものになり、造船所に戻った後は引き続き改装作業に入ると報じた。
2011.08.10
Yahoo
ロイタ通信記事
<1109-081001>
大連港で改修が進められていた中国初の空母 Varyag が10日朝、公試運転を行った。 新華社は、空母が試験
航行のために造船所を出発したとし、改修が終わっていないため、今回の公試運転が短時間のものになると報じた。 改修と試験は今後も続くと
いう。
2011.07.06
Yahoo
Record China 記事
<1108-070601>
新華社通信が、4日のロシア軍事ニュースサイトが、中国が2020年までに空母2隻を完成させる計画だと報じたと伝えた。 ロシアメディ
アが報道した中国海軍の計画によると、2015年までに4.8万~6.4万tの中型空母2隻を建造し、さらに2015~2020年に9.3万
tの原子力空母2隻を完成させる予定になっている。
中国軍は現在、予算の1/3分を海軍の拡大に向けらていて、2025年までに陸軍を徐々に縮小し海軍を増強する方
針だという。
2011.06.30
Yahoo
時事通信記事
<1107-063002>
中国系香港誌の7月号が、中国海軍が射程14,000kmの SLBM を搭載する新型の『清』級潜水艦
を配備したと報じた。 7月1日の中国共産党創立90周年に合わせて就役させたとみられる。
夏級などこれまでの弾道ミサイル潜水艦が原子力推進だったのに対し、清級は通常動力を採用しているが、中国近海から米本土を攻撃する能
力を持つ。
【註】
DF-31 ICBM の水中発射型と見られる JL-2 は射程8,000kmで晋級 SSBN に装備されると伝えられていたことから、清級通常動力潜水艦が射程14,000kmの SLBM を装備す
ると言うことは、SLBM、清級潜水艦のいずれも、今まで報じられていたものとは別である可能性がある。
2011.06.15
Jane's Defence Weekly
PLA chief confirms carrie construction
<1109-061503>
人民解放軍総参謀長が、空母が建造中であることを認めた。
改造中の Varyag は全長302m、全幅70.5m、排水量67,000t、速力は29~31ktで、固定翼機又はヘリを50機搭載できる。 艦名は
Shi Lang (施琅)と命名される模様である。
2011.04.13
Yahoo
時事通信記事
「中国空母、夏にも試験航海か=軍事バランスの変化象徴―米軍司令官」<1105-041302>
ウィラード司令官が12日の上院軍事委員会で、中国が修復中の空母の試験航海と評価期間に入るのは早ければ夏にな
るとの見方を示したが、中国が空母の実戦運用能力を得るまでには長期の訓練が必要だとも述べた。
2011.04.10
Yahoo
読売新聞記事
<1105-041001>
中国系香港紙が9日、中国軍の総参謀部元高官の話として、中国の国産空母の完成は3~5年以内になる見通しだが、時
期が早まる可能性もあると伝えた。 元高官は将来は3~6隻建造するのが理想だとした。
大連で補修中の旧ソ連の空母 Varyag については、訓練用として年内に稼働する可能性があるとの見方を示した。
2011.04.08
朝鮮日報
インターネット中国初の空母『施琅』、23日にも試験運航へ(上)
<1105-040802>
新華通信や環球時報など中国国営メディアが7日、2002年から大連の造船所で改造作業を行ってきた旧ソ連の空母 Varyag が完成段階に
入り、仕上げの作業が進められていると報じた。 空母 Varyag の中国名は『施琅』で、海軍の創設日にあたる今月23日や、共産党創党
90周年を迎える7月1日が、試験航海の日程に挙げられている。
これについて 朝鮮日報 は以下のように分析している。
・米国の制海権に対し『遠洋防御』戦略
・韓国領空が空母の作戦半径内に
・中国、2020年には原子力空母を開発予定
朝鮮日報
インターネット中国初の空母『施琅』、23日にも試験運航へ(下)
2011.04
International Defence Review
Budget hike will bolster Chinese military
<1107-040002>
中国が2011年の国防費を、前年比12.7%増の$91.42Bと発表した。 この金額には疑義が残るものの、国防費の増大
により軍事力増大が益々図られる。
その中には中国初の空母、DF-21D ASBM、既に20~40隻就役していると見られる Type 022 高速艇、Type 094
晋級 SSBN、Type 093 商級 SSN、Type 052C 駆逐艦などが含まれる。
2011.02.09
Jane's Defence Weekly
PLAN of action
<1103-020914>
2011.01.20
韓国中央日報
中国、今度は海で…『ステルスミサイル高速艇』公開
<1102-012001>
人民日報が19日、中国海軍がステルス機能を持つ新型の高速ミサイル艇 (220t) 東シナ海に配備
したと報じた。 今回公開された2228号は、レーダや赤外線探知機を避けるために表面に電波吸収塗料を塗りステルス機能を強化した022型ステルス高速艇で、中
国は現在81隻を保有し建造を続けている。 中国海軍は7隻以上の高速艇が編隊を形成して包囲する陣
法を訓練している。
このステルス高速艇は C-802 ASCM 8基と30mm機関砲を装備している。 4基のウォータージェットで推進し、速力は
50ktと推定されている。
2011.01.05
Jane's Defence Weekly
China reveals aircraft carrier ambitions
<1102-010503>
中国政府が空母を装備することを、国家海洋局が2010年5月に出した『中国海洋発展報告書』で初めて
公式に認めたと、12月19日の香港紙が報じた。
2010.12.31
Yahoo
産経新聞記事
<1101-123101>
中国海軍の原子力潜水艦が2009年2月ごろ、九州~台湾~フィリピンを結ぶ第一列島線を突破していたことを、複数
の政府筋が30日までに明らかにした。 沖縄県の宮古島、与那国島間を通過したとみられる。
第一列島線を突破した原潜は、平成16年にグアム島からの帰路に日本領海を侵犯した漢級と同型だった可能性が高い。 16年の際には出港時
ら米国衛星などが探知し、米原潜や海上自衛隊の P-3C が継続して監視しており、ノーマークで突破されたのは初めてで、警戒網の穴を突かれ
たことに日米両政府は強い撃を受けている。
2010.12.17
Yahoo
韓国中央日報記事
<1101-121704>
中国政府が、国家海洋局が出した『中国海洋発展報告書』で、初めて公式に航空母艦建造と配置計
画を明らかにしたと朝日新聞が16日に報道した。 中国はこれまで空母と関連した西側諸国の各種推測に対し肯定は一切していなかった。
同紙によると、中国は2009年4月の共産党政治局拡大会議で空母建造計画を正式に決定したが、周辺国の中国脅威論を招くことになるという懸念からこの事実を公表し
ていなかった。 今回、外部公開を望む軍内の考えを考慮して報告書に明記したとみられる。
同紙はまた、中国が50,000~60,000tの空母を建造中で、早ければ2014年に姿を現すと報じている。
2010.12.02
China Defense
Type 056 light corvette
<1101-120205>
香港大学が11月4日、江滬 (Jianghu) 型フリゲートの後継と見られる Type 056 1,500tコルベット艦の画像を公開した。
この艦は2006年にタイに輸出した Pattani 級外洋哨戒艦によく似ており、砲のほか YJ-3/C803 対艦ミサイル4発と、FL-3000N
RAM 発射機を装備している。
【註】
江滬型フリゲート(Jiang-hu class frigate)は、Type 053 フリゲートの中で、対艦ミサイルを主兵装とした艦に与えられた NATO コードネームである。
2010.12.01
Jane's Defence Weekly
China launches second Type 071 vessek
<1101-120110>
中国が11月18日、Type 071 強襲揚陸艦の二番艦を進水させた。 同艦には76mm砲1門、
30mmガトリング砲4門などが装備される。
2010.11.27
Searchina
中国が空母5隻建造へ 空母は2015年に稼働=中国メディア
<1012-112701>
中国網日本語版によると、元旧ソ連製で中国初の空母となる『ワリヤーグ』の改修が2011年に完了する見込みである。
軍事専門家は、中国が香港と日本のメディアに対し、2隻の原子力空母を含む空母5隻以上の建造を予定していること
を明かにしているとして、中国は5個の空母戦闘群を配備し、2015年までに海上軍事活動を開始する予定とみている。
2010.11.24
Jane' Defence Weekly
Model suggests China has designs on new corvette
<1101-112405>
中国海軍の新型コルベット艦の画像が、香港大学のウェブサイトで公表された。 新型艦は Type 056 と呼ばれ、中
国が6隻保有する YJ-1 (C-801) SSM 装備の528t高速艇 Type 037 の後継又はその増強にあてられる。
Type 056 は1,500t~1,800tで、76mm砲、YJ-2 (C-802) 又は YJ-3 (C-803
) のほか、RIM-116 RAM と似た FL-3000N SAM を装備する。
FL-3000N は TY-90 AAM を艦載化した射程9kmのミサイルで、2008年の珠海航空博で24連装発射機が公開されている。
2010.11.17
Jane' Defence Weekly
Joining the club
<1101-111704>
2010.11.05
China Defense Blog
Russia keen to reopen talks on Su-33 fighter
<1012-110503>
中国が昨年8月31日に、Su-33 のコピーと見られる国内開発の艦載戦闘機 J-15 の初飛行に成功したが、中国軍に近
いマカオの軍事専門家によると、ロシアが10年間閉鎖されている Su-33 の生産ラインを再開したい事から、昨年決裂した Su-33 の対中輸出交渉の再開
を強く望んでいる。
ロシアは当初 Su-33 50機の対中輸出を目論んでいた。
2010.11.05
Yahoo
Searchina 記事
<1012-110502>
ロシア紙によると、中国の航空母艦建造計画が、ロシアからの艦載機購入交渉の停滞によって遅れ
るだろうと報じた。
一方で、以前に中国がウクライナから購入した空母 Varyag が今後1年以内に就役し、艦載機パイロットの操縦訓練に使用される見込
みとの情報もある。 Varyag は旧ソ連で航空母艦として建造が開始されたが、ソ連の崩壊時には67%しか完成しておらず、ロシアとの協
議を経てウクライナに接収された。 その後、1998年に中国が海上娯楽施設に改装するとして購入したが、同艦に本当に興味を持っていたのは中国の軍部だったことが明
らかになった。
2010.10.14
時事ドットコム
中国、空母訓練施設を建造
<1011-101403>
香港紙が武漢にある中国艦船設計研究センタの敷地内に空母の実大模型が建造されていると報じた。 公表された写真では巨大な艦橋と甲板が
ほぼ完成しており、空母での離着陸の訓練を行う施設とみられる。
この訓練施設にはスキージャンプ台が装備されている。 中国は1985年にオーストラリアの退役空母をスクラップとして購入し、この空母の蒸
気カタパルトを研究したが、国産カタパルトの実用化には至っていないとされる。
2010.10.13
Jane's Defence Weekly
China launches midified Yuan-class SSK
<1011-101303>
中国のインターネットサイトで9月上旬に、武漢造船廠で新型潜水艦が進水したと報じたが、10月3日に
二番艦がほかの新型 SSK が進水したことを報じた。 この
新型 SSK は2004年に公表された Type 041 Yuan(元)級の改良型と見られる。
2010.10.12
Yahoo
読売新聞記事
<1011-101201>
中国国家海洋局の幹部が11日、海監総隊が今後5年で巡視船を新たに30隻
建造する計画であることを明らかにした。 今年末から来年初めにかけて6隻が新たに加わるという。
国家海洋局は先に、2020年までに巡視船や航空機など装備を増強する中長期発展計画を制定しているが、具体的な数値目標は伝えられていなかった。
2010.10.04
朝鮮日報
中国、ステルス潜水艦を建造か
<1011-100402>
3日付香港紙が、中国がステルス機能を備えた潜水艦を建造した可能性があると報じた。 3週間前、中国の複数のウェブサイトに武漢造船廠
で建造された新型潜水艦の写真が掲載された。 当時は大きな注目を浴びることはなかったが、先週公開された詳細な写真を軍事専門家が分析した結果、ソナーに対する
ステルス機能を備えている可能性が高まり、周辺国を緊張させている。
2010.10.03
China Defense Blog
Yuan A vs Yuan B
<1011-100301>
武漢から届いた Type 041B と確認された潜水艦の写真は、Type 041A の後継ではなく、一隻だけの試作艦
の可能性がある。
2010.09.22
Jane's Defence Weekly
China launches new SSK
<1011-092207>
中国が新型の通常動力潜水艦を進水させたと、9月9日に報じられた。 中国の人気ウェブサイトに10日掲載された写真はぼんやりとしていた
が、13日には鮮明な写真が公表された。
写真からすると新型艦は3,000~4,000tの Type 041 元級よりやや大きく、艦後部のテーパーが少なくなりセイル部が大きくなるなど、
ロシアの Project 667 Lada/Amur 級の影響を受けていることが分かる。
2010.08.28
Yahoo
産経新聞記事
<1009-082802>
中国海軍の艦船2隻が8月30日、ヤンゴン近郊のティラワ港に寄港した。 中国海軍艦船がミャンマーに寄港するのは
初めてで、11月7日のミャンマーの総選挙を前にした初寄港は、両国の親密さを改めて印象づける形となった。
中国国営新華社通信などによると、今回寄港したのはアデン湾沖で海賊対策にあたっていた中国海軍第5護衛艦隊のフリゲート艦 巣湖 と駆逐艦 広州
で、同通信によると、今回の訪問は両国海軍の友好関係の促進が目的で、5日間の滞在中、さまざまな交流事業を行う。
2010.08.17
Yahoo
産経新聞記事
<1009-081701>
米国防総省が16日、中国の軍事動向に関する年次報告書 (Military and Security Developments Involving the People's Republic of China
2010) を発表した。
また中国軍は、2009年12月までに1,050~1,150基の SRBM を台湾海峡の沿岸に配備すると共に、MRBM を改造した ASBM
を開発中で、西太平洋の空母を含む艦船を攻撃する能力を持つとした。
さらに、空中給油能力を備えることで南シナ海での空軍の作戦が可能になり、駆逐艦や潜水艦の配備で第2列島線を越
えた海上の作戦も行うことができるようになるとしている。
【註】
「中国の軍事力」は、2000年国防権限法で米国議会から報告を義務づけられた年次報告で、2008年、2009年には4月に発簡されている。
昨年までの名称は 'Military Power of the People’s Republic of China' であった。
2010.07.27
Yahoo
産経新聞記事
<1008-072701>
米国議会調査局が中国海軍近代化についての最新報告で、中国は2015年から5年間に最大6隻の空母を建造する見通しで
あると警告した。 報告では、米海軍や情報機関から得た情報を元に、
①近く、 旧ソ連海軍空母 Varyag を訓練用の空母として配備
② 同時に2015年から5年間に、国産空母を1~6隻建造する計画に着手
③ 当初は4万t級の通常推進型、後に6万t~7万tの原子力型を建造
としている。
4万t級だと艦載機は VTOL 機に限られるが、7万t級だと通常の艦載戦闘機40機以上の発着が可能となり、ロシアから Su-33 を50機購入する交渉
をすでに始め、同機のパイロットの養成を開始したとしている。
2010.07.06
China Defense Blog
First "official" announcement of the PLAN's new LCAC
<1008-070602>
中国海軍の強襲揚陸艦 崑崙山 に搭載される100tの LCAC が、初めて公式に公開された。
【註】
わが国の「おおすみ型」輸送艦に搭載されている「エアクッション艇 1号型」も排水量が100tで、中国の LCAC はこれとほぼ同程度の艇と見られる。
2010.06.29
China Defense Blog
071 LPD to the Gulf of Aden, confirmed
<1008-062901>
中国 CCTV が6月29日に、第6次アデン湾派遣艦隊に編入された Type 071 LPD Kunlun
Shan の映像を放映した。
Type 071 は20,000tの指揮統制艦で、Z-9 及び Ka-27 に加えて2機の Z-8
を搭載している。 Z-9 は4名の特殊部隊を鹵獲された船舶に降下させることができ、Z-8 は20名以上の武装兵を空輸できる。
2010.05.13
Record China
中国が購入した旧ソ連空母『ヴァリャーグ』、年内に第一線就役へ―台湾メディア
<1006-051301>
中国は、ロシア海軍が所有を諦めた空母 Varyag を紆余曲折を経て入手して改修工事をすすめており、年内には操艦訓
練を完了して第一線に配備する。 2015年には自主開発した国産空母の進水も計画しているという。
中国は東南アジア諸国や日本などと海域や島嶼の領有権を争っており、その豊富な天然資源や漁業資源、重要航路を手中に収めたいという思惑から、制海権を確保するた
めの海軍力は中国にとって大きな意味を持っている。
2010.05
Jane's Missiles & Rockets
China is testing anti-ship ballistic missiles, warns US admiral
<1006-050014>
米太平洋艦隊司令官が3月23日、下院軍事委員会における米太平洋軍の現状に関して証言し、中国が空母等の重要艦船を狙う
DF-21 を改良した対艦弾道弾の試験を実施中であるとの観測を明らかにした。
2010.04.14
Jane's Defence Weekly
China progresses aircraft carrier aspirations
<1006-041403>
米太平洋軍司令官が3月23日に議会下院で、Varyag を改修した中国の空母は2012年頃に 'operational' になる
と証言した。 中国の空母は Admiral Shilang と名付けられ、Type 052C 駆逐艦向けに開発したウクライナの技
術を入れた四面固定フェーズドアレイレーダが取り付けられる。
一方ロシアとの Su-33 艦載戦闘機購入交渉は進展していない。 このため、2009年8月下旬に報じられた未確認情報によると、瀋陽航空機社が
J-11 を元にした J-15 と呼ばれる艦載機を開発しており、既に初飛行を終えている
という。
2010.04.02
朝鮮日報
中国初の空母、2012年に実戦配備か
<1005-040201>
米太平洋軍司令官が米下院軍事委員会で先週、中国が2012年に初の空母を実戦配備し、2015年には国産の空母を進水
させるとの見方を示した。 中国の空母開発について米軍高官が具体的な発言をしたのは初めてである。
中国は1998年に旧ソ連時代の空母 Varyag をウクライナ造船所からマカオ経由でで購入し、大連造船所で改造していたが、遼寧省の地方紙によると Varyag
は最近乾ドックを出て沖合に姿を見せた。 Varyag は全長302m、幅73m、満載排水量67,500tで、航空機52機の
搭載が可能である。
2010.03
Jane's Missiles & Rockets
China's new Jin-class SSBN is 'relatively noisy', according to US intelligence
<1004-030011>
米海軍情報本部 (ONI) が、2009年8月に発簡した中国海軍に関する報告書の中で、以下のよう
な点を指摘している。
・SSBN
中国海軍最新の晋級 (Jin 級:Type 094) SSBM の騒音レベルは初期の夏級(Xia 級:Type
092)SSBN より格段に低くなったものの、30年以上前に建造されたロシアの Delta Ⅲ型より高い。
一方、晋級が装備する JL-2 SLBM の射程は4,000nmで、中国の近海から発射した場合米本土に到達するとしている。
国防総省が2009年に発簡した「中国の軍事力」ではハワイには届くが米本土までは届かないとしていた。
・ASBM
中国は1990年代から対艦弾道弾 (ASBM) の開発も進めている。 ASBM の再突入速度は Mach 10
~12 に達する。
・艦載 SAM
ほんの10年前に中国艦船の装備する SAM で射程の最も長いのは Crotale を元にした HHQ-7 (CSA-4) で射程は7nmであったが、現在では Sovremenny Ⅰ/Ⅱ級と Luyang Ⅰ
級 (Type 052B) 駆逐艦が射程12~20nmの SA-N-7 を、Luzhou級 (Type 051C) 級が射程80nmの RIF-M (SA-N-20) を装備
し、更に Jiangkai級 (Type 054A) が射程20~40nmの HHQ-16、Luyang級が射程55nmの HHQ-9 を装備している。
・ASCM
更に対艦ミサイルの能力も向上し、Sovremenny Ⅰ/Ⅱ級が射程130nmの SS-N-22 超音速 ASCM
、Luyang Ⅱ級 (Type 052C) が新型で射程130nmの YJ-62、その他の艦船が射程65nmの YJ-8A を装備してい
る。
2010.02.06
朝鮮日報
太平洋で激化する潜水艦競争
<1003-020604>
米ヘリテージ財団が2日に発行した報告書で、中国と韓国による潜水艦の増強が注目されるとしている。 2025年には米国の攻撃型潜水艦は太
平洋で30隻から27隻に減るのに対し、中国は78隻、韓国は26隻を保有することになる。
中でも中国の成長ぶりは著しく、1995年から2005年までの10年間に31隻の潜水艦を集中的に建造した。 現在は原子力潜水艦6隻やディーゼル
潜水艦50隻など、計60隻を保有している。
韓国の潜水艦数も大幅に増加した。 1993年に209級(1,300t)を導入して以降、昨年末には214級(1,800t)を配備するなど、計12隻を保有している。 また
2012年~2018年には214級6隻、3,000t級9隻などを建造し、保有隻数では中国に次いでアジア第二位になる。
2010.02
International Defence Review
China to take naval forces to another level over next decade
<1003-020025>
米海軍情報本部 (ONI) が2009年8月に中国海軍に関する報告 'A Modern Navy with Chinese
Characteristics' をまとめ、2009年11月にウェブ上で公開した。
2010.01.15
Yahoo
産経新聞記事
<1002-011501>
米太平洋軍司令官が13日の下院軍事委員会で、中国海軍が2012年ごろに空母を実戦配備するとの見通しを示した。 中
国軍の空母計画について米軍高官が具体的に言及したのは初めてである。
同司令官は、中国海軍が1998年に購入し2002年に改修を開始した空母 Varyag が2012年ごろには配備され、空
母運用の基本的な技術を習得するために使用するだろうと語った。
中国は2隻の中型空母の建造し、ワリャーグとともに計3隻を運用する計画とされる。
2010.01.07
Yahoo
読売新聞記事
<1002-010701>
中国国営新華社通信系列の国際問題専門紙が、まさに空母建造の時だと主張する軍事戦略専門家、戴旭空軍大佐のインタビューを掲載した。
戴大佐は、中国にとって空母保有は、原爆を保有したのと同様に大国が必ず持つべきものだと強調し、旧ソ連のワリヤーグのような中型
(60,000t級)の通常動力型が最良の選択だとした上で、空母本体に$2B、艦載機と護衛艦船を含めた空母戦闘群全体で計約$1Bを要するとの試算を
明らかにした。
2個戦闘群を保有すると、さらに毎年100億元(1,300億円)以上の維持費用が必要になる。
2009.12.12
Yahoo
時事通信記事
<1001-121201>
中国の宋元国務委員が、香港の大学で講演した際、同国の空母建造は既に開始されていると思われると語った。
宋氏はまた、空母プロジェクトには相当大きな力が注がれており、軍は1隻だけではなく、数隻の建造を準備していると述べた。
2009.12.06
Yahoo
Record China 記事
<1001-120601>
12月1日付けの仏紙レゼコーが、中国海軍の大規模な増強を報じた。 戦略原潜の建造などが急ピッチで進んでおり、近い将来、
ロシアを抜いて米国に次ぐ世界第二位の実力を得ると専門家は分析している。
中国は1995年から2007年にかけ40隻もの大型揚陸艦を建造しているが、台湾だけではなく、尖閣諸島やスプラトリー諸島など
日本やベトナムとの領土紛争を視野に入れたものだという。
2009.10.23
China Defense Blog
New-type submarine patrols in deep sea
<0911-102301>
2004年5月に進水した AIP を装備する中国の最新鋭である元級潜水艦 (Type 041) が、本格運用されている。
【註】
AIP とは空気を必要としないエンジンで、我が国の そうりゅう をはじめ、潜水艦ではスターリングエンジンが用いられている。
2009.10.17
Yahoo
時事通信記事
<0911-101702>
中国の造船会社が15日から広東省広州市で開催している写真展で、同社が将来建造する主要艦船として、空母の想像図を公開した。
この会社は、ミサイル原子力潜水艦や駆逐艦など各種の艦艇を建造した実績のある国有企業の中国船舶工業集団公司で、同社は中国共産党結成
100周年に当たる2021年までに軍艦の建造で象徴的な成果を上げると強調し、同年以前に中国初の空母を造る方針を示唆した。
2009.09.15
Yahoo
産経新聞記事
<0910-091504>
英国際戦略研究所 (IISS) が15日に発表した国際情勢に関する報告書『戦略概観 2009 』が、昨年の金融危機で
中国が地球規模の大国として台頭していることが鮮明になり、米中関係の見直しが求められていると指摘している。
また、中国が上海の造船所で40,000~50,000t国産空母の建造計画を進めるとともに、今年3月には南シナ海で中国艦艇が米音響測定艦を包囲す
るなど、南シナ海で米中摩擦が強まりつつあると指摘した。
2009.08.19
Jane's Defence Weekly
China plans to buy Ukrainian hovercraft
<0910-081916>
中国がウクライナから Zubr級重 ACV 4隻を購入する。 2007年にはロシアから Zubr 級 ACV 10隻を購入しようと
したが契約には至らなかった。
Zubr級 ACV は MBT 3両、APC 10両、兵員230名を搭載でき、55ktで300nmを航行でき
る。 最大速度は60ktである。
2009.06.29
Yahoo
Record China 記事
<0907-062901>
6月23日付けのインド紙ヒンドゥスタン・タイムズが、『海の巨龍』と題した記事を掲載し、膨れあがる中国の海軍力に危機感
を表した。 中国はインドの周囲に海軍施設を確保し、年平均3隻以上もの潜水艦を就航させるなど戦力を強化すると共に、空母建設もも
はや時間の問題となっている。 一方、インドの潜水艦、空母は老朽化が著しいという。
1949年に国民党軍から鹵獲した一隻のみで創設された人民解放軍海軍は、60年後の今日では艦艇数は860隻にまで増大した。 米国のあるシンクタンクは
10年以内に世界最大の海軍に発展すると予測している。
2009.06.10
China Defense Blog
Type 054 for Pakistan Navy?
<0907-061005>
パキスタン海軍が中国に4隻発注している F-22P Sword級フリゲートの
一番艦が8月に引き渡される。 二番艦の引き渡しは12月で、三番艦も5月に進水した。
パキスタンは F-22P 4隻に続いて Type 054 フリゲート艦を4隻購入すると見られている。
【註】
F-22P は Type 053H3 型フリゲイト(ジャンウェイII型/江衛II型)をベースにした F-22 フリゲイトの派生型で、F-22P とはパキスタン向け2,500t級フリゲイトの意味で
ある。 一番艦の名称はズルフィカル (Zulfiqar) と命名されたため、F-22P は Zulfiqar 級ともよばれる。
2009.06.04
Yahoo
Record China 記事
<0907-060401>
UPI 通信が6月2日、中国はすでに空母建造用ドッグを完成させており、年内にも着工される
見通しだという軍事専門家の記事を掲載した。
東欧の造船専門家が江南造船厰で撮影した写真を元に、ここで空母が建造されることは間違いないという。 ドッグは全長580m
、幅120mで、内部には600t以上の可載重量を持つ大型クレーンが設置されている。 この軍事専門家によると、ロシアのクズネツォフ級空母に匹敵する
50,000t級の空母が建造可能だという。
2009.05.19
China Defense Blog
My apology for not updating the blog recently, I was busying working OverTime at the yard.
<0906-051901>
2009.05.08
Yahoo
Record China 記事
<0906-050801>
一部メディアが、中国が正式なライセンスを取得せずにロシアの Su-33 改良型の生産を進め
ようとていると報じた。 中国の空母建造は正式発表が時間の問題とみられているが、問題となるのは艦載機で、選択肢はロシアの Su-33 のみとみられている。 しかし
中国は Su-27 の技術を用いて生産した J-11 を自主開発と主張して、パキスタンなどに売却したため、ロシアは Su-33 の売却交渉をストップし
ている。
漢和情報センタ(註:カナダのシンクタンク)の平可夫代表は、中国はウクライナから Su-33 のオリジナルを入手し、現在解析を進めていると明かした。
2009.04.29
Jane's Defence Weekly
China puts Shang-class SSNs on display
<0906-042906>
中国海軍の商級 (Type 093 Shang 級) SSN 2隻が海軍創立60周年記念国際観艦式で初めて公開された。 商級は6,000t
の攻撃型原潜で2006年12月と2007年6月に就役した。 中国海軍はこのほかに、1980~1990年に就役した5,550tの漢級 (Type 091 Han 級) SSN も
保有している。
中国は商級の2隻に加えて、Type 095 と見られる改良型の SSN を計画している模様である。
2009.04.21
Yahoo
産経新聞記事
<0905-042101>
中国のテレビや民間の軍事研究機関であるカナダの『漢和情報センタ』などによると、上海市の軍需造船会社『江南造船集団』が揚子江河口にある同社の長興島造船所
で中国初の国産空母建造に近く着工する予定であることが明らかになった。
中国は排水量50,000~60,000tの中型空母3隻体制を目指しており、2015年ごろに就役させる
予定で、困難な一部技術は企業間取り引きを通じて輸入すると自信をみせている。
2009.03.26
Yahoo
毎日新聞記事
<0904-032601>
米国防総省が25日、年次報告書「中国の軍事力 2009」を議会に提出した。 オバマ政権発足後初の報告書は、中国が
核や宇宙、サイバ分野などで破壊的影響を与える技術を急ピッチで開発し、アジア太平洋地域の軍事バランスを変化させつつあると警告している。
更に、中国軍は空母を10年以内に建造しようとしていると共に、射程7,200km以上の JL-2(巨浪2)を搭載する「晋」
型 SSBN 5隻の初期配備が2010年までに完了するとしている。
また、中国が衛星による情報収集や偵察能力を急激に強化していると警戒している。 また、2008年9月までに台湾に向け1,050~1,150基の SRBM
を配備している。
2009.03.11
Jane's Defence Weekly
Beijin 'soon to announce carrier plans'
<0905-031102>
前中国海軍副司令官である海軍中将が3月6日、近く国産空母建造計画が公表されると発言した。
2009.02.24
Record China
海の安全はどうなる!中国が航空母艦を持つのは20年後?
<0903-022401>
中国海軍はウクライナからスクラップとして購入した旧ソ連の航空母艦 Varyag を演習用の航空母艦として再利用し、さらに
2015年までに60,000t級の通常型空母を建造すると発表した。 ただ中国は、そしておそらく10年たっても、100%自前の技術と部品で現代型の空
母やその艦載機を作ることはおそらく無理で、もしできたとしても、第2次大戦レベルの空母がせいぜいだろう。 米国はもちろん、ロシアも簡単
には技術は渡さないだろう。
2009.01.02
Yahoo
Record China 記事
<0902-010201>
2008年12月30日付けのドイツ紙「ノイエス・ドイチュラント」が、中国が海賊対策のためソマリア沖に艦隊を派遣した
ことについて、専門家もこれを沿岸海軍から外洋海軍への転換と論じたと伝えた。
また、中国海軍が過去8年で艦船60隻を増やし、現在はアジア最強の860隻を誇っており、空母建造
に着手している可能性が高く、空母配備が実現すれば中国海軍の洋上戦闘能力が高まることになり、アジア諸国もこの動向に目が離せないだろうと指摘している。
2008.12.29
朝鮮日報
『中国、空母6隻の保有目標』スイス誌報じる
<0901-122903>
スイスの軍事専門誌『インターナショナル・フリート』が、中国が空母6隻を保有することを目標としていると報じたと、中国メディアが28日
に一斉に報じた。
また、艦載機として MiG-29 か J-10(殲10)、または FC-1(暁竜)を挙げた。
2008.11.19
Yahoo
読売新聞記事
<0812-111902>
香港の英字紙が19日、上海の軍事専門家の証言として、中国軍が初の空母戦闘群の創設に着手していると伝えた。 この専門家の証言によると、
建造中の空母はディーゼルエンジン推進型で搭載機は60機程度と、米国の原子力空母よりは小型で、4年後には就役し、
海賊行為が相次いでいる南シナ海を管轄する南海艦隊に配属され、中国の原油輸送ルートを警護する任務に当たる。
戦闘群を構成する空母と支援艦艇は、上海、大連、天津の3箇所の造船所で建造されている模様という。
2008.10.17
Yahoo
産経新聞記事
<0811-101701>
中国潜水艦が今月上旬、東シナ海に展開しているのを自衛隊が探知していたことが16日に分かった。 潜水艦は2隻
で、1隻は2004年11月に日本領海を侵犯したのと同型の漢(ハン)級攻撃型原子力潜水艦とみられる。 自衛隊が2隻を探知した地点は日本の領
海外で領海侵犯などはしていない。
この時期、横須賀基地に配備されたばかりの米原子力空母ジョージワシントン (GW) が韓国に向けて周辺海域を航行しており、海上自衛隊は、中国側が
GW を待ち伏せし、データ収集や示威行動を行おうとしたと判断し、P-3C による監視飛行を強化している。
防衛省によると、漢級のほかのもう1隻は通常型潜水艦とされる。
2008.07.14
Chinese Defence Today
New Type 054A frigate commissioned
<0808-071417>
中国海軍の Type 054A フリゲート艦(Jiangjai-Ⅱ級 )の四番艦である Chaohu が7月9日に就役し、南海艦隊に配属された。
Type 054A フリゲート艦は HQ-16 SAM 用の32セル VLS を装備している。
【註:】
HQ-16 は、SA-11 の後継である SA-17 を中国とロシアが共同で艦載用にした SAM で、SA-17 は最大射程50km、最大射高25km、最大速度 Mach 4 の性能を持つ720kgの
ミサイルである。
2007.12
Jane's Missile & Rockets
Photograph reveals China's Jin-class SSBN
<0802-120003>
インターネット上で中国の Type 094 Jin 級(註:'晋'級)SSBN の写真が公表された。 Jin 級は、
1隻だけ建造された Type 092 Xia 級(註:'夏'級)SSBN に次ぐ第二世代艦で、Xia 級が JL-1
(CSS-N-3) SLBM(註:DF-21 の原型)12発を搭載するのに対し、DF-31 ICBM の SLBM 型である
JL-2 (CSS-NX-4) を12発搭載する。
しかしながら JL-2 は2004年中頃の試験失敗の影響で開発が遅れ、いまだ開発中である。
2007.11.12
Defense News
China adds a nuclear-missile sub - or two
<0724-111218>
米国の中国分析筋は10月、Google の衛星写真で2隻の晋 (Jin) 級原潜とみられる潜水艦が渤海造船所で建
造されているのを発見した。 排水量8,500tで12発の JL-2 を搭載可能な晋級原潜を2004年に1隻建造されて
いる。
JL-2 は DF-31 ICBM の SLBM 型で射程は8,000kmである。 中国は現在10隻の原潜を保有
しているとみられ、内訳は2~3隻の Jin 級 SSBN、2隻の Shang 級、Han 級 SSN 及び Xia 級 SSBN 各1隻である。 またこの
他に40隻の通常型潜水艦を保有すると共に、ロシアから12隻の Kilo 級潜水艦を購入している。 2002年に購入した最新型の Kilo 級
は、SS-N-27B 超音速 ASCM を搭載できる。
2007.10.31
Jane's Defence Weekly
More details revealed of Jin-class submarine
<0722-103102>
インターネットに匿名で、中国の Type 094 '晋'級 (Jin 級) SSBM の写真が掲載された。 晋級が何隻進
水しているのかは未だに分かっていないが、写真には2隻が写っている。 また、晋級の SLBM 発射管の数は今まで16本と考えられてい
たが、この写真から12本であることが明らかになった。 晋級 SSBN の衛星写真は今年7月に FAS が公表して
いた。
2007.09.12
Jane's Defence Weekly
Details surface on Shang class
<0720-091204>
中国が、1970~1990年に建造した5隻の Type 091(漢級)SSN に代わる第二世代 SSN
である Type 093(Shang 級)の写真を公開した。 Type 093 は潜航時排水量が
6,000~7,000tと見られる涙滴型で、艦首に6基の533mm魚雷発射管を装備している。 魚雷発射管から
は YJ-82 対艦ミサイルも発射できるほか、LACM の発射も可能
との未確認報道もある。
Type 093 の建造は1990年代中頃に開始され、一番艦は2002年12月に進水し2006年後半に就役している。 二番艦も2003年に進水して
いる。
【註:】
中国海軍はこの他に JL-1 SLBM を装備した Type 092(夏級)SSBN と、JL-2 SLBM を12発装備する
Type 094(晋級)SSBN も保有している。
2007.08.28
朝日新聞
中国、台湾東沖に艦隊 有事・・・
<0717-082802>
中国海軍のミサイル駆逐艦を主とする艦隊が今年4月から5月にかけて二度にわたり、東シナ海側から沖縄本
島と宮古島の間を通って太平洋に展開していた。 艦隊は台湾東岸沖を航行して南
シナ海に抜けており、台湾有事に備えた軍事訓練の可能性が高い。 これとほぼ同時期に宋級ディーゼル潜水艦
も沖縄本島宮古島間の海域を数回通過した。
このような大胆な行動を実力の誇示とする見方もある。 今回の演習は日米の艦船や軍事衛星でも容易に確
認できる海上演習で、中国側も察知されることを承知の上での行動だったとみられる。
2007.08.23
Yahoo
産経新聞記事
<0717-082302>
空母保有を目指す中国軍が、空母艦載機を海外に発注したことが23日までに分かった。 艦載機は試験用で
、ロシアの戦闘機 Su-27 を艦載機に改良した Su-33 などで、発注先はロシアかウクライナとみられ、全体で
10機程度とされる。 また、空母艦載機の着艦時に使う制動装置なども海外から一部購入しているもようで、
このほかにも空母用とみられる各種制御装置、電子系統の研究も進めているとみられる。
中国は旧ソ連海軍の未完成空母ワリヤーグ(58,500t)を実験用として使用して2012年前後まで運用実験を
行い、2020年代までにワリヤーグと同規模の2~3隻の国産中型空母を建造し、作戦運用に必要な
3隻体制を目指すと見られている。
2007.07.06
東京新聞
中国、空母建造に着手か 09・・・
<0714-070604>
カナダの民間軍事研究機関である漢和情報センタが6日、中国海軍が航空母艦の配電盤などサブシステムを
既に国内企業に発注したとの情報を得たことを明らかにした。 同センタは、中国初の通常型空母建造へ向けた初期段
階の工程が開始されたと分析、2009~2012年ごろに完成すると予測した。
中国では昨年3月、軍装備部中将が2010年までに空母を建造する可能性があると発言するなど空母建造への積極発言が相次いでいた。
2007.07.06
東京新聞
中国の新原潜、衛星写真に ・・・
<0714-070603>
FAS の核専門家が5日、中国が開発中の晋級 SSBN が初めて民間衛星の写真に
とらえられたとし、ウェブサイト上で写真を公開した。 同サイトによると「晋」級の写真は昨年末ごろ、大連の南にある基地の岸壁に
停泊中に撮影された。 晋級は全長133mと、現有の「夏」級に比べ、約10m長い。
晋級はロシアのビクターⅢ級攻撃原潜を基に開発されたとみられ、米海軍は5隻が建造
されると推定しており、開発中の射程8,000kmの SLBM 巨浪2を12基搭載でき
るとみられる。
2007.05
Jane's Missiles & Rockets
China draws on its Xia-class experience
<0713-050013>
米海軍は、中国の Type 094 晋 (Jin) 級 SSBN の開発には、20年以上就役している夏
(Xia) 級 SSBN の経験が生かされていると見ている。
晋級 SSBN は12発の JL-2 (CSS-N-X-5) SLBM を装備する。
2007.04.02
Defense News
China focuses on surface power
<0710-040203>
中国は海軍の作戦及び戦略的能力の強化をめざし、先端技術を採用した艦艇及び潜水艦の国内開発を重点的に行っている。
国産艦では、垂直発射型 SAM である HQ-16 と HQ-9 を装備する FFG 054
フリーゲート艦の3番艦が今年中に建造を開始し、中国版 Aegis 駆逐艦と言われる DDG 052B の建造が2003年
から進められている。 また、原潜を1隻保有しているのが確認されているが、開発状況は不明である。
ロシアから2002年に購入した中古空母の再塗装と整備は2005年に終了し、今年中に運用を
開始する公算が高い。 また、軍は遅くとも2010年までに空母を保有すると宣言している。
2007.03.29
韓国中央日報
日中、ますます軍事力増強 ・・・
<0707-032903>
中国は米国の最新空母と並ぶ93,000t級原子力空母を2020年まで建造する計画も持っているが、それに先立ち
48,000t級と64,000t級の在来型空母を2010年まで建造し、空母戦闘団を創設するという。
米国とヨーロッパ全域を射程に入れる DF-31 ICBM も近いうちに配備する。 また今年の始めに F-16 級であ
る J-10 を公開したのに続いて2015年まで新型戦闘機 J-13 と J-14 を実戦配備
する見通しである。
2007.03.08
東京新聞
国産空母、検討課題に 中国・・・
<0706-030801>
中国外務省の秦剛副報道局長は8日の記者会見で、中国が国産空母建造に向け研究開発を進めているとの
一部報道をあらためて認めた。
また中国は広大な周辺海域を抱えているため海上の安全と領海の主権、海洋権益の保護は軍の神聖な職務だと強調し、
海軍の増強は当然との認識を示した。
2007.03.07
Yahoo
時事通信記事
<0706-030701>
中国軍の中将が、同国で初の空母保有に向けて研究開発が順調に進んでおり、早ければ
2010年までに完成するとの見通しを明らかにした。
2007.03.05
Defense News
Leased Aklus advanced India's blue-water plans
<0708-030502>
インド海軍は、2隻の Akulas 級原子力潜水艦をロシアから5年間借用することで合意した。 借用料は1隻
あたり年間$35Mとみられる。
更に原潜搭載用として、射程300kmの巡航ミサイル Club を購入し、イン
ドは世界で6番目の原潜保有国として、アジア海域での戦力強化を図る。
2007.03.05
朝鮮日報
中国、最新鋭原潜6隻を来年実・・・
<0706-030501>
香港紙が4日、中国が最新型 SLBM を装備した 094型(晋型)原潜1隻の公試運転を実施しており、さらに同
型5隻を建造中であると、米海軍情報局の報告書を引用し報じた。 これらの原潜は来年中に
実戦配備される見通しだ。
094型は射程8,000kmの SLBM である「巨浪-2」(註:=JL-2
)を12基ずつ装備できると伝えられている。
2006.12.21
Yahoo
時事通信記事
<0701-122102>
21日正午ごろ、沖縄本島北西約400kmの東シナ海上で、中国海軍のジャンカイ級(註:=Type 054 )ミサ
イルフリゲート艦(3,900t)1隻が航行しているのを、海上自衛隊の P-3C が見つけた。 同艦は新型で日本近
海で確認されたのは初めてである。
中国が日中中間線付近で開発を進めているガス田の南西約100kmの位置で発見された。
2006.11.16
Yahoo
時事通信記事
<0623-111603>
米議会の超党派の諮問機関である米中経済・安全保障再検討委員会が16日に2006年版の年次報告書を発表した。
報告書は、中国の海洋戦略は潜水艦に依存しており、潜水艦の増強、改善を継続するなどと指摘し、中国は
西太平洋での制海権を得るための方策を追求していると警告した。
2006.11
Jane's Missiles & Rockets
China's SSBN may be based near Qingdao
<0624-110026>
未確認報道によると、中国の SSBN 基地が青島近郊にある。 この基地には5本のバースの他に潜水艦用
坑道式バースがある。
現在は1隻の Xia 級 (Type 092) SSBN が配備されているが、今後第二世代 SSBN である
Jin 級 (Type 094) が配備されることになっている。 2隻が建造中である Jin 級は、射程8,000kmの JL-2
(CSS-NX-5) を12~16基搭載でき、2008年に就役する。
2006.10.24
Chinese Defence Today
China to buy Su-33 fighter from Russia
<0621-102403>
ロシアの日刊紙によると、Rosoboroexport社が中国に Su-33 50機を$2.5Bで売却する契約に合意した。 契
約は秘密裏に行われ、これについて Rosoboroexport社はコメントを拒否している。
中国は先ず評価試験用として2機を$100Mで購入し、当初陸上、事後空母で評価試験を行う。 この空母は1999
年にウクライナから購入した旧ソ連の Varya で、Dalian 造船所で中国海軍色に塗装されている。 空母は2010
年に就役すると見られている。
Su-33 は元は Su-27K と呼ばれた Su-27 の艦載型で、一対のカナード翼が付加さ
れている。
2006.10.11
Jane's Defence Weekly
China accepts final Sovremenny
<0621-101111>
中国向けの Project 956EM 駆逐艦が St. Petersburg で引き渡された。 同艦は2隻の Project 956E 及び
1隻の Project 956EM に次ぐ四番目で最後の Sovremenny 級駆逐艦で、10月上旬に中国に向け出航する。
Project 956EM は Project 956E の改良型で、艦首の AK-130 130mm砲及び艦尾の AK-630M機関砲が撤去され
、艦首に24発、艦尾に24発の 9M317 (SA-N-12) SAM からなる Shtil-1/Uragan 防空システムを装備している。
また射程240kmの改良型 Moskit-MBE や、自衛用として飛行甲板に2基の Kashtan/Kortik (SA-N-11) CIWS を
搭載している。
2006.09.11
Defense News
China to buy armed hovercraft
<0621-091103>
中国はロシア Almaz社から Zuber 級 LCAC (Air-Cushion Landing Craft) Pomornik 6隻を
2007年以降に購入する計画である。 Zuber は搭載量540tの世界最大級のホバークラフトで、航続距離
300浬、最大速度60ktで、兵員500名、50t級戦車3両、BTR-70 兵員輸送車10両をそれぞれ強襲上陸させることができる。
中国海軍は台湾への奇襲上陸輸送用として特殊作戦部隊に装備するものとみられ、台湾は防衛計画の見直しを迫られ、尖閣諸島をはじ
めとする日本の島嶼防衛戦略にも少なからず影響を及ぼすものとみられる。
【註:】
この LCAC は中国海軍が建造を計画している15,000~20,000tの LHD に搭載されるものと見られる。
この LHD は4隻の LCAC を搭載する。
2006.09
Jane's Missiles & Rockets
Chinese Luzhou-class construction points to TMD capability
<0618-090032>
中国が建造中の Type 051C Luzhou 級 DDG の Shijiazhuang (艦番号 115) は、
48発の S-300F (SA-N-6) と8発搭載の RIF-M 発射機を6基、及び I/J-band の 30N6E1 レーダ1基を装備し、
限定的な TMD 能力を有し、北方艦隊で TMD 任務にあたる模様である。
S-300F は300kmの射程を持ち、ロシアによると米国製 Lance を模した TBM 撃墜に成功しており、
PAC-2 並の TMD 能力を有する。
2006.08.18
Yahoo
韓国中央日報記事
<0617-081803>
中国はイージス艦に対抗するためにロシアから Sovremenny 級駆逐艦を続々と取り入れたのに続き、戦闘爆撃
機で運用する射程が250kmある超音速巡航ミサイル"鷹撃-83"を最新駆逐艦などに実戦
配備した。
昨年末まで SS-N-22 を装備する Sovremenny 級駆逐艦3隻を実戦配備した中
国海軍は、今年中に更に1隻を配備する予定であるが、近いうちにロシアに同級駆逐艦2隻を追
加発注するという観測もある。
2006.04.15
Yahoo
共同通信記事
<0609-041501>
中国の軍事動向に詳しいカナダの民間軍事研究機関、漢和情報センターが、最新鋭のロシア製キロ級とみられる潜水
艦が、中国南海艦隊の海南島にある基地に停泊中とする写真を入手した。 同艦隊に既に配備されているとみられ、2001年に
ロシアに発注したキロ級潜水艦8隻のうちの1隻である可能性があるという。
2006.03.16
Yahoo
産経新聞記事
<0607-031601>
中国海軍が大型ヘリコプターや ACV を搭載し、対空ミサイルも装備した大型強襲揚陸艦の建造計画を進めて
いることが15日明らかになった。 軍事関係者によると、中国海軍が建造を検討しているのは艦内に ACV 揚陸艇4隻
を収納できる15,000~20,000t級の大型艦で、100mm砲や対空ミサイルを装備するステルス性重視の新鋭
艦である。 同艦の模型写真が英国に本拠を置く shinodefence のサ
イトに掲載された。
中国海軍は現在、4,800t級と4,170t級の揚陸艦を保有しているが、ミサイル装備などの対空防御能力がほとんどない。
2006.03.10
Yahoo
共同通信記事
<0606-031001>
10日付中国系香港紙によると、中国人民解放軍総装備部の汪致遠中将が9日、中国初となる国産空母の建造を計画
していることを明らかにした。 同中将は、今後5年以内に完了するような短期的計画ではないとしつつ、空母本体に先立ち艦載機や護衛
艦艇の製造が完了間近であると述べた。
2006.03.05
Chinese Defence Today
Amphibious assault ship (LHD) programme
<0607-030501>
中国海軍が15,000~20,000tの LHD の建造を検討している。 この艦は4隻の ACV
を搭載し、HQ-7 SAM 及び100mm砲を装備する。
【註:】
HQ-7 はクロタールに良く似た形状の SAM で、右図の100mm砲後方にあるのが8連装発射機である。 主要諸元は以下の通り。
・全 長: 3m
・発射重量: 85kg
・最大射程: 8~12km
・最大速度: Mach 2.3
・誘導方式: Radar, IR & optical
2006.03
世界の艦船
元ロシア空母「ワリヤーグ」が中国空母に!?
<0603-030001>
中国は、ウクライナから洋上ホテル用として購入した未完成空母ワリヤーグを、空母として
再生しようとしている。
ウクライナからの購入契約にあった軍艦として再生することを禁じた項目も、受注したマカオの観光会社から
中国に転売され、同社が消滅したため霧散している。 その後大連の海軍系国営会社が戦闘艦に向けた改造をしている。
搭載機としては Su-30MK2 24機が有力視されている一方で、2005年から Su-33
(Su-27K) 及び Su-33KUB 艦上戦闘機数十機の購入交渉を行っ
ている。 また空母の飛行甲板を模擬した施設で FC-1 の離発着訓練を実施
している。
2006.02.01
Jane's Defence Weekly
PLAN's latest missile destroyer reveals its defence systems
<0604-020115>
中国の Type 051C Luzhou 級ミサイル駆逐艦の対空装備が明らかになった。 051C には格納庫がなく、主装
備である Rif-M (SA-N-6) の8発垂直発射機が4基搭載されている。 また2基の8発発射機が前部にもあるため、
同艦は計48発の発射機を持つ。 CIWS は7砲身30mm砲を搭載している。
Rif-M (SA-N-6) は Type 51 Luda 級及び Type 51B Luhai 級にも装備されているが
、固定フェーズドアレイレーダを搭載する Type 052C Luyang Ⅱ 級は HHQ-9
長距離 SAM を装備している。
2006.01.11
Jane's Defence Weekly
Ming- and Song-class SSKs offered on world market
<0603-011108>
中国が明級 (Ming-class) 及び宋級 (Song-class) ディーゼル潜水艦の
国際市場への売り出しを図っている。
┃ ┃Ming-class┃Song-class┃
┠──────╂─────╂─────┨
┃水上排水量 ┃ 1,584t ┃ 1,700t ┃
┃水中排水量 ┃ 2,113t ┃ 2,250t ┃
┃水上速力 ┃ 15kt ┃ ┃
┃水中速力 ┃ 18kt ┃ ┃
┃魚雷発射管 ┃ 8 本 ┃ ┃
┃最大潜航深度┃ 300m ┃ 300m ┃
┃航続距離 ┃ 8,000nm ┃ ┃
┃戦闘行動半径┃ ┃ 3,000nm ┃
┃就役開始時期┃ 1971年┃ 1995年┃
┗━━━━━━┻━━━━━┻━━━━━┛
2006.01.11
Jane's Defence Weekly
China receives third Sovremenny destroyer
<0603-011106>
中国がロシアに発注していた Sovremenny 級駆逐艦の3番艦が12月28日に引き渡された。 中国は1990年12月
に2隻の Project 956E Sovremenny 級駆逐艦を就役させており、今回引き渡されたのは改良型である Project 956EM
2隻の1隻目である。 2隻目は2006年中頃に引き渡されることになっているが、2005年4月に火災を起こしたため、引き渡しが遅
れる模様である。
2005.12
Jane's Missiles & Rockets
China reports launch from submarine
<0602-120010>
中国の報道によると、中国海軍の潜水艦がミサイルの実射訓練を行い、標的に命中させた。 実射を行ったのは
Type 039A Yuan 級攻撃型型潜水艦と見られるが、同艦には YJ-8 (C-801)
対艦ミサイルが装備されている。
2005.09
世界の艦船
中国海軍 その現況と将来
<0515-090001>
・カラーで見る現代中国の代表艦艇
・写真特集・今日の中国軍艦
・特集・中国海軍 その現況と将来
中国海軍 その現況と将来
注目の中国新型艦艇
① 元型潜水艦
② 052B型駆逐艦
③ 052C型駆逐艦
④ 054型フリゲイト
⑤ ウェーブピアサー型ミサイル艇
⑥ 福池型補給艦
中国海軍のウエポン・システム
中国海軍航空部隊の実力
対中武器禁輸措置の中身と今後
中国をめぐる軍事力バランス
2005.08.17
Jane's Defence Weekly
Is China building a carrier?
<0517-081702>
中国が廃艦になった旧ソ連の Kuznetsov 級空母 Varyag の修理を行っていることから、その意図につ
いて憶測を呼んでいる。 Varyag は既に中国艦船の塗装に塗り替えられている。
可能性の一つは何らかの任務艦として使用しようというもので、練習用空母が考えられる。 中国国防大学の
軍事専門家が Varyag は中国海軍初の空母になると公言している。
これに対して Varyag は実戦用空母になると可能性もある。 また国産空母建造
のためのノウハウを得るのが目的との見方もある。
2005.08.01
Inside the Navy
Lawmaker points to China build up in effort to protect Sub Base
<0520-080102>
米下院のコネチカット選出議員が、中国海軍の攻撃型潜水艦は現在55隻で米海軍の54隻を上回っており、中国
が軍備増強を続ければ近い将来に米国の3倍に達すると指摘した。
これは、DoD の基地削減策で New London 所在の潜水艦基地が閉鎖されることに対する反論で、この他にも数名の議員が潜水艦基地の
閉鎖に反対している。
2005.04
軍事研究
特集
<0507-040001>
・中国の脅威、その実態を暴く・・・・・・・・野木恵一
不安定要因を抱えた大国の海洋進出
・中国海軍艦船のすべて・・・・・・・・多田智彦
外洋海軍目指した新型艦船ラッシュ
・中国空軍近代化の全貌・・・・・・・・石川潤一
初資料!七軍管区別航空部隊配備地図
・「軍閥」これこそが中国軍だ・・・・・・・・藤井 久
中国陸上戦力、人民解放軍の集団軍
2005.03.16
Jane's Defence Weekly
Alarm bells ring as China builds up its armoury on a massive scale
<0507-031606>
海軍、空軍及び第二砲兵を主とする中国の急激な軍事力増強が、米国、台湾及び周辺国に大きな影響を与え
ようとしている。
海軍はロシアから、米国の Aegis システムに対抗できる超音速 ASCM を装備する2隻の Sovremenny 級駆逐
艦を購入し、同型艦を4隻とした。 亜音速 ASCM を装備する国産フリゲート艦、駆逐艦は20~30隻装備している。
SRBM/MRBM は迎撃が困難な機動可能 RV を搭載しており、侵撤弾や子弾を投下できる。 これら SRBM/MRBM
ので、台湾のほか在日米軍基地も攻撃できる態勢にある。
2004.12.09
Yahoo
共同通信記事
<0423-120901>
米領グアム周辺の西太平洋海域で、中国海軍の原子力潜水艦が今春以来頻繁に航行
しているのを米軍が確認していたことを、米中関係筋が8日に明らかにした。 中国軍が台湾有事などを想定して米軍に対抗するため、
太平洋での原潜展開を本格化させていることを裏付けた。
原潜は3月ごろから西太平洋上で P-3C や軍事衛星によって捕捉・追跡されたが、グアムより東の海域での活動はまだ確認されていない
という。
2004.11.11
東京新聞
原潜領海侵犯中国、『内海化』誇示か
<0421-111101>
海上自衛隊の P-3C が発見した中国海軍の「漢級原潜」とみられる潜水艦は10日、先島諸島を北上しながら日
本領海を侵犯し、東シナ海に入った。 進路からみて一度は太平洋に出ていたことになる。
中国海軍の行動範囲が外洋へと拡大したことを証明すると同時に、東シナ海の資源開発をめぐり、日中が緊迫
しつつあることをあらためて示した。
関係者によると、漢級原潜が通過したのは石垣島と多良間(たらま)島に挟まれた日本の領海で水深は100m前後
と、潜水艦が潜航して航行するには極めて浅く、通過する必要のない海峡をあえて選んだように見える。
中国海軍は日本から台湾、フィリピンに至るまでを「第一列島線」と称し、自国の艦船が安全に航行できる近
海とみなし、その外側の小笠原諸島からサイパン、グアムまでのつながりを「第二列島線」として、米国の攻撃
からの防衛ラインと考えているとみられる。
2004.11.10
Yahoo
読売新聞記事
<0421-111001>
政府は10日、中国海軍とみられる潜水艦が、沖縄県の宮古列島の多良間島周辺の日本領海を
潜航したまま航行し領海侵犯したことを確認した。 政府は、同日午前8時45分、海上警備行動を発令し
た。
海上自衛隊の P-3C が同潜水艦を追跡していたが、同日午前5時ごろ日本領海に入り、約3時間にわたって潜行したまま領海内を航行し
た。
2004.11
世界の艦船
特集・日本vs中国
そのシーパワーを比較する<0418-110001>
折り込み CG: 中国052C型ミサイル駆逐艦「蘭州」(右図)
本文記事:
・21世紀の東アジア海洋覇権を競う日本と中国
・日本と中国そのシーパワーを比較する
① 海 軍
② コースとガード
③ 海 運
④ 造 船
⑤ 水 産
・どうなる!? 海底資源を巡る日中の角逐
2004.10.13
Jane's Defence Weekly
China builds Song boat at second yard
<0420-101305>
中国の Song級 (Type 039) ディーゼル潜水艦は、当初のトラブルにもかかわらず、2002年からは2番目の造船
所でも建造が行われており、中国が建造を急いでいることが窺える。
Song級潜水艦は1994年に進水したが、翌年行われた試験で各種の問題が発生し、当初の設計 (Type 039A) を大幅に変えることになっ
た。
改良型 (Type 039G:は上面を平らにしたセイルの両側に水中翼を取り付けている。
2004.08.04
Jane's Defence Weekly
Russian yard launches second Project 956EM destroyer for China
<0415-080407>
St Petersburg で2隻建造されている中国向け Project 956EM 駆逐艦の2番艦が、7月23日に進水した。 先に進水した
1番艦は2005年後半、本艦は2006年に完成する。
Project 956EM は1999年12月と2000年11月に中国に引き渡された Project 956E の改良型で、艦尾の AK-130 双連130mm砲が撤去され、
代わりに AK-630M CIWS と Kashtan 近接防空システムが搭載されている。
2004.05.31
Aviation Week & ST
Chinese developing new antiship cruise missile
<0411-053102>
中国が Type-052 級最新型駆逐艦に搭載する新しい長射程対艦巡航ミサイルの開発が最終段階に入っている。
2基発射用キャ二スターは、長さ8~10m、直径1.5mで、それぞれ4発のミサイルを格納
しているとみられる。
ミサイルの仕様は明らかにされていないが、射程は数百kmで、亜音速または遷音速
で飛行するものと推測され、対艦攻撃以外に、沿岸の対地攻撃にも転用可能と推測される。
2004.05.26
Jane's Defence Weekly
First sight of Chinese catamaran
<0410-052604>
中国が双胴型艦を建造中であることが明らかになった。 同艦の形状はステルス性
を追求しており、RCS 低減改良をした AK-630砲が搭載されている。
同砲以外に武装は見あたらないが、艦尾のくさび形構造物に対艦ミサイルが搭載される可能性がある。
専門家によると中国海軍は、この様な高速ミサイル艇を大量に装備したいと考えている模様である。
2004.05.12
Jane's Defence Weekly
Russian yard launches latest destroyer for China
<0409-051201>
St Petersburg で建造中であった中国の Project 956EM 駆逐艦2隻のうち1隻が、4月27日に進水した。 Project 956EM は2002年1月に
$1Bで契約され、2002年末から建造されていた。 引き渡しは2005年後半の予定である。 また2番艦は2006年に
完成する。
同艦は1999年12月と2000年11月に引き渡され既に就役している Project 956E(Hangzhou 及び
Fuzhou)の改良型で、艦尾にあった AK-130 双連130mm砲が撤去され、代わりに AK-630M CIWS が Kashtan 近接防空システムと共に
搭載されている。
また Project 956EM には 3M80 Moskit(註:3M80 とは Kh-41 のこと)
改良型超音速対艦ミサイルが装備される。
2004.03
世界の艦船
上海で艤装工事中の中国新型水上艦群
<0403-030001>
中国海軍は現在、上海の江南造船所で、052B 型駆逐艦、052C 型駆逐艦、054 型フリゲート艦を建造中であり
、052B 型駆逐艦の1番艦は2002年5月に進水し、現在公試運転中である。
四周にフェーズドアレイアンテナを取り付けた 052C 型駆逐艦の1番艦は、
2003年4月に進水し、現在艤装工事中である。
(註:アンテナ面が円筒形であることに注目)
2003.12
世界の艦船
注目の中国新型駆逐艦2タイプ
一番艦の建造は1985年に開始され9年間もかかった。 排水量6,500t、全長155mで、ロシアのソブレメンヌイ級駆逐艦を参考にした艦
である。 特にレーダなどの電子装備は同艦のものを大幅に取り入れている。
・052C
中国の Aegis 艦と呼ばれる 052C は、環境構造物の壁面に4面のフェーズドアレーアンテナを配し、前甲板に6基程度の VLS を装備し
ている。
船体と推進システムは 052B と共通であり、本格的に装備する駆逐艦と言うより、新装備の実験艦的なものではないかとの見方もある
。
2003.11.05
Jane's Defence Weekly
China launched second guided-missile destroyer
中国の Type 052C 型駆逐艦の2番艦(船体番号171)が10月29日に上海で進水した。 1番艦
(船体番号170:Lanzhou)は4月に進水している。
Type 052C 型駆逐艦は排水量6,000tで、4面固定アンテナを持ち HQ-9 SAM を発射する VLS を
装備することから、中国版 Aegis と呼ばれている。
同じく上海で9月11日には Type 054 型フリゲート艦の1番艦が進水した。 Type 054 は、現在20隻
保有する艦齢30年になる Jianghu 級フリゲート艦の後継となる3,400tの艦で、相当数が建造される模様である。
2003.07.30
Jane's Defence Weekly
New details emerge on Chinese guided-missile destroyer
サンクトベテルスブルグの Severnaye Verf造船所で建造中の中国の駆逐艦 Project 956EM 2隻の詳細が明らかになっ
た。
Project 956EM は、2000年2月と2001年2月に中国に引き渡された Project 856E の改良型で、対空、対艦能力が強化
されている。
Project 856E では艦尾にあった AK-130 双連130mm砲が撤去され、代わりに Kashtan 近接防空システムが両
舷に配置された。
Kashtan は旋回砲塔に CSh-30K 30mm砲2門と、各砲身上に4発ずつの 9M311 短射程ミサイル
を配置し、Ku-band 追随レーダと EO システムを装備したシステムで、9M311 ミサイルの射程は1.5~8km、CSh-30K砲は500~
4,000mの有効射程を持つ。
対艦ミサイルとしては 3M80E (SS-N-22) の射程を200kmに延伸した改良型で
ある 3M80MBE を装備する。
2003.04.30
Jane's Defence Weekly
Chinese destroyers may have Shtil air-defence system
昨年上海で進水した中国の2隻の Type 052B級駆逐艦の艤装中の写真が公開された。
それによると、同艦は shtil-1 システムの 9M317 セミアクティブレーダホーミング SAM 用のイルミネータである MR-90 Oreh FCS レ
ーダ2級艦橋上の両舷に搭載している。 MR-90 FCS レーダは1999~20001年にかけて就役したロシア製 Sovremenny級駆逐艦には6基ずつ
搭載されていることから、Type 052B級駆逐艦は MR-90 FCS レーダの他に、SPY-1D の様な4面固定型のフェーズドアレ
イレーダを搭載する可能性がある。
2002.10
軍事研究
中国の軍事力と軍事戦略
2001.09.26
Jane's Defence Weekly
South China Sea patrols boosted
中国は慎重に南沙諸島を含む南シナ海の警備を強化しようとしている。
このほど、3ヶ所の造船所で20~24隻の Qui-M 級哨戒艇を建造した。 Qui-M 級哨戒艇は全長約100mで、
双連30mm砲を装備しているが、船体には税関と書かれ、乗組員もその制服を着用している。