2007.06 | Jane's Missiles & Rockets | P44 completes second firing | <0713-060021> Lockheed Martin社が自社開発している P44 SSM の CTV (Control Test Vehicle) による発射試験が行われ 成功した。 BTV (Ballistic Test Vehicle) による無誘導試験は2月に成功している。 CTV は HIMARS から発射 されのち巡航モードに切り替わり、GPS により目標地点に向け飛行した。 P44 は70km以上の射程を持ち、GPS/INS と三モードシーカで誘導され、 MLRS ロケットポッド1基に10発が装填される。 弾頭としては 12.7kgの Hellfire MAC (Metal Augmented Charge) 弾頭(註:AGM-114N に搭載するサーモバリック弾頭)か 、7.7kgの縦列配置 HEAT 弾頭を搭載する。 |
2007.05 | Jane's Missiles & Rockets | Lockheed Martin develops P44 to plug 'lethality gap' | <0713-050014> Lockheed Martin社が遠距離の移動目標対処用ミサイル P44 を開発した。 P44 は LAM を引き継ぐミサイルで、GPS/INS と JCM 用に開発した 三モードシーカを搭載する四モード誘導弾になっている。 M270A1 MLRS や HIMARS から発射できる。 |
2007.05 | International Defence Review | Loitering with intent: armed aerial vehicles provide fire on demand | <0711-050008> ・Kentron ARD (Anti-Radar Drone) 巡航速度200km/h、突入速度600km/h、巡航高度5,000m、遊弋距離400km、滞空時間2.5時間 ・Harpy 発射重量135kg、弾頭重量32kg、遊弋距離500km ・LMCD (Loitering Munition Capability Demonstration) 装備化を前提としない研究開発。 ・LCLC (Low-Cost Loitering Carrier) 2007年2月に初飛行した。 ・Marula 弾頭重量35kg、遊弋距離900km、巡航速度280km/h ・SMACM (Surveillance Miniature Attack Cruise Missile) 全長178cm、胴径19cm、発射重量65kgで、250nmの航続距離と1時間の滞空能力を持つ。 ・Steel Rain Plus 英国の LCLC 技術と米国のレーザ誘導技術及びレーザ誘導子弾技術を複合する構想で、4.5kgの弾頭を搭載するレーザ誘導子弾を8~10 発搭載するため'空中弾倉'とも呼ばれる。 MLRS や HIMARS 発射機に6発ずつ装填する。 ・NetFires LAM ・P-44 遊弋策敵はしない。 ・AWS (Affordable Weapon System) Block 1 は LRIP 開始可能な状態にあり、目下 Block 2 が進められている。 構想は、ISO 標準コンテナを改造した中に、20発 の AWS と簡単な射撃統制装置を組み込んで使用する。 弾頭を除いた量産単価が$60,000と見積もられている。 |
2007.05 | International Defence Review | Lockheed Martin unveils MLRS missile | <0711-050005> Lockheed Martin社が AUSA の冬季セミナで、P-44 移動目標攻撃用長距離ミサイルを発表した。 P-44 は NLOS-LS の構成要素である LAM の技術を応用した 3モードシーカミサイルで、LAM の開発延期により生じるギャップを埋めることができる。 P-44 は全長3.175m、胴径17.9cm、翼端長58.4cmで、7.7kg又は12.7kgの破片榴弾弾頭を搭載し、10発入りのポッド 装軌のを MLRS や装輪の HIMARS に搭載できる。 無誘導弾 (Boost Test Vehicle) の発射試験は2月15日に開始されており、誘導弾 (Control Test Vehicle) の試験も 2~3ヶ月以内に開始される。 |
2007.03.21 | Jane's Defence Weekly | P44 offered to plug 'lethality gap' | <0708-032118> Lockheed Martin社が、計画中止になった LAM に代わる SSM である P44 を開発した。 P44 は全長76.2cm、胴径17.7cm、重量44kgで、12.7kgの Hellfire 用弾頭または7.7kgの成形爆薬弾頭を搭載す る。 P44 は JCM の三モードシーカに GPS/INS を付加した四モード誘導ミサ イルになっている。 発射機は MLRS 及び HIMARS が用いられ、MLRS ポッドに代えて P44 を10発装填するパッケージを搭載する。 P44 の弾道飛行試験は2月15日に実施され、4月には Controlled Test Vehicle-1 による発射試験が行われ る。 |