中国が珠海航空展で、索敵攻撃型小型 CM WS-43 を展示した。
IAI社が11月に、Jumper 垂直発射 SSM の提案を行う。 Jumper は NLOS-LS の CLU
とよく似た9セルの発射機に8発のミサイルと1基の指揮統制ユニットを搭載する。 発射機のサイズは縦横1.4m×1.4mで高さは2mである。
2024.07.01
18:10Defense News
Marines sink moving vessel at sea with new missile in Pacific training
米海兵隊のAH-1Z Viperが沖縄近海で6月27日、新型のAGM-179 JAGM fire and forgetミサイルを用いて曳航されて移動する標的船の撃沈にインド太平洋地域で初めて成功した。
2024.03.28
15:40Inside Defense
Army seeks new-start LASSO in FY-25 to make infantry 'as lethal as armored brigades'
<2404-032813>
国防総省は、FY25に陸軍のLASSO計画の一環として、LASSO UAVと呼ばれる携帯型発射筒発射型UAVの購入を開始する。
米陸軍のFY25予算要求には、米インド太平洋軍部隊向けに予定されている31基の半自律型LASSO UAVシステムを購入するための$120Mが計上されている。
2024.03.06
10:18Breaking Defense
BAE Systems’ LR-PGK: The superior Anti-Jam solution
<2404-030608>
現代の戦場の現実は、潜在的な敵が電磁スペクトルを含むすべての領域で米軍に挑戦する能力を持っている。
このような背景でAPKWSの開発実績を持つBAE Systems社は、耐妨害GPSを元にした優れたECCM機能を有する砲弾よりも長い射程で高い精度を実現する155mm砲弾用のLR-PGKを提案している。
2022.10.19
Jane's Defence Weekly
US Navy steps in to lend life support to Hellfires as surface-ship weapon
<2302-101903>
米陸軍が8月30日にAGM-179 JAGMのFRP開始を承認したが、Northrop Grumman社は10月10~12日に開かれた米陸軍協会 (AUSA) の会議で、海軍がLCSの対水上戦ミサイルモジュールには引き続きAGM-114 Longbaw Hellfireを使用し続けることを確認した。
Northrop Grumman社は2022年中に社は1個パッケージを納入し、2023年に更に4個パッケージを納入するという。
2022.06.29
Jane's Defence Weekly
Lockheed Martin outlines the road ahead for Javelin weapon system
<2208-062903>
Lockheed Martin社が6月13日~17日に開かれたEurosatory 2022でFGM-148 Javelinのロードマップを示した。
現在のJavelinは2006年にFGM-148Eの弾頭を対人/対軽装甲車両に効果的なMPEHに換えたFGM-148Fであるが、軽量発射筒 (LTA) のIRシーカを冷却式から非冷却式に換えて電池寿命を4分間から8分間に伸ばしたFGM-148Gを2025年までに完成させ、2027年に配備を開始するという。
2022.02.23
Jane's Defence Weekly
Israeli-Singapore teaming touts Blue Spear's capabilities
<2206-022304>
イスラエルのIAI社とシンガポールのST Engineering社の合弁企業であるProtus社が、2022年シンガポール航空展にSSM型Blue Spearのモックアップを展示した、
Blue SpearはIAI社が1960年代に開発しシンガポール海軍が1970年代から装備しているGabrieの発展型で290kmの射程を持つ。
2021年10月にエストニアがBlue Spearの採用を決めている。
2020.11
International Defence Review
Israeli Navy tests new surface-to-surface guided weapon
<2012-110002>
イスラエル軍が9月25日、Sa'ar 5コルベット艦から射程200km以上のIAI社製の新型SSM Gabriel 5を発射する試験に成功し、実用化に近づいたと発表した。
イスラエルはかつて独自にHarpoonの能力向上計画HEPを行っており、Gabriel 5はHEPの技術が取り入れられていると見られる。
2020.10.07
Jane's Defence Weekly
India's DRDO test-fires laser-guided anti-tank missile
<2012-100706>
インド政府報道局が9月23日、インドDRDOが22日にArjun MBTの120mm施旋砲からレーザ誘導ミサイルを発射する試験に成功したと発表した。
ミサイルは3km遠方の標的に命中したと言う。
2020.05
International Defence Review
MBDA leverages Complex Weapons line in support of British Army CF(L)35 effort
<2007-050002>
英陸軍が2035年を目指した新構想CF(L)35で要求しているLJFにMBDA社がComplex Weaponを元にした提案を準備している。 MBDA社はBrimstone、Spear、CAMMなどのASMか、Sea Venomなどを候補に考えている。
LJFには60km以上の射程で移動目標を攻撃できる複数弾を搭載した、有人式で半自動/全自動、装軌または装輪のLPSが含まれている。
英陸軍は現在LPSとして、Rafael社製Spike NLOS SSMをM113に搭載したExactorを装備している。
2020.01.29
Jane's Defence Weekly
Rafael develops vehicle-mounted Spike Firefly option
<2003-012901>
イスラエルのRafael社がIAV 2020で、従来の下車兵が使用するのに加えて車載もできる、最も最新型のSpike Firefly遊弋索敵弾を公表した。
試験は2019年中頃に完了しており、その際にはイスラエル軍の次世代AFVであるCarmelの試作車との整合性も確認されている。
また同社はSpike Firefly複数発も装填できるSamson 30mm旋回砲塔のCGも公開した。
2020.01.27
Aviation Week & ST
Israeli UAS market shifts from platforms to networks, gap-fillers
<2003-012701>
イスラエルでHermes 900やHeron TPなどPredator B級のMALE UAVを発売してから10年経つ今日、米国防総省は引き続きPredator C、RQ-170、MQ-25などの大型UAVの装備化を進めているがイスラエルは輸出市場で異なる方向を示しており、その現れが2019年10月6日に東南アジアの某国と交わした契約である。
この契約にはSkylark TUAVやHermes 450 MALE UAVと共に数千機のTHOR mini-UAVが含まれている。 イスラエルはmicro UAVや遊弋索敵攻撃UAVに力を入れており、IAI社が2018年にRoBattle UGVから発射するBirdEye 650D遊弋索敵攻撃UAVと似た陸上部隊が装備するMAGNI車載遊弋索敵攻撃UAVをElbit社が11月に公開している。
またIAI社は2019年にHarpy ARMの小型版で重量45kgのMini Harpyを公表している。
一方イスラエル軍は、Rafael社が開発したFirefly遊弋索敵攻撃VTOL UAVを1990年代に装備している。
2019.10
Internationsl Defence Review
MBDA unveils surface-launched Brimstone platform concepts
<1912-100004>
MBDA社が、Brimstone ASMをUGVに搭載してSSMとするBrimstone/THeMISを自社開発している。
BrimstoneはMMW/SAL複合誘導で、胴径180mm、重量50kgのASMで、400kgの搭載能力を持つMilrem Robotics社製THeMIS UGVに6発が搭載される。
2019.09.03
Jane's 360
MBDA unveils surface-launched Brimstone platform concepts
<1910-090303>
MBDA社が、Brimstone ASMをUGVに搭載してSSMとする計画を公表した。
BrimstoneはMMW/SAL複合誘導で、胴径180mm、重量50kgのASMで、400kgの搭載能力を持つMilrem Robotics社製THeMIS UGVに6発が搭載される。
2019.06
International Defence Review
MBDA Deutshland set to stand up Euforce assembly line
<1908-060007>
MBDA独社が今年後半、本社工場にEnforcerの量産ラインを構築する。
Enforcerはドイツが主導して開発した肩撃ち式の昼夜使用可能なLOBL式ミサイルで、口径89mm、発射機を含めた重量12kg以下、射程1,800mである。
2019.05.28
Marine Times
Marine and Army squads could get this new 40 mm laser guided grenade round
<1906-052808>
Raytheon社が海兵隊及び陸軍用に、M320またはM79 40mm擲弾銃から発射するSAL誘導ミサイルPikeを開発した。
従来の40mm擲弾は射程が300~400mであるが、Pikeの射程は2km近くになる。 また遮蔽された向こうへの射撃も可能になる。
2018.11
International Defence Review
US coastal patrol ships complete Griffin missile shoot
<1812-110008>
米第5艦隊の第55混成隊に所属するCyclone級沿岸哨戒艇5隻が、ペルシャ湾で第5艦隊が9月16~18日に行った演習で、Mk 60 Griffinの実射を行った。 この演習で哨戒艇は3nm遠方を高速移動目標に対し射撃し有効性を実証した。
Mk 60はMk 4指揮装置、Mk 208 Griffin発射機からなり、BGM-176B Griffin Bを発射する。
2018.11
International Defence Review
MBDA unveils Future Land Indirect Fires concepts
<1812-110005>
英国MBDA社が英陸軍の間接照準火力として提案しているBoxer 8×8車搭載する複数の案を公表した。 いずれも同社が社内検討している将来間接照準火力システムをなす誘導弾で、BrimstoneやSpear 178mm弾やCAMM 166mm弾の技術を継承しているという。
提案の1つはRF/INSまたはEO/IR誘導の178mm弾8発のパックを搭載したものである。
2018.10
International Defence Review
Rafaekl unveils Spike ER2
<1811-100003>
Rafael社が胴径170mmのSpikeミサイルの第五世代となるSpike ER2を開発した。
Spike ER2は、射程4kmのSpike LRを光ファイバ有線誘導にして射程を8kmにしたSpike ERと同じ重量で同じ機体や推進装置を使いながら、光ファイバ有線誘導を止めて打ち放し式 (fire-and-forget) にしたことで射程を16kmまでに伸ばしているという。
2017.01
International Defence Review
MBDA studies Sea Venom/ANL surface-launch varisnt
<1702-010005>
MBDA社がSea Venom/ANLヘリ搭載軽対艦ミサイルの陸上/海上発射型を開発する。 英海軍はWildcat HMA.2艦載
ヘリにSeaSkuaを装備しているが2017年3月末に退役するため2020年末にSea Venom/ANLを装備する計画である。
Sea Venom/ANLはIIRとSAL複合誘導の110kgミサイルで、30kg弾頭を積み
20kmの射程を有する。 陸上/海上発射型はキャニスタ発射式で艦上、陸上のほか、USVからの発射も考えられている。
2016.12
International Defence Review
USN issues RfI for NGLAW missile
<1701-120005>
米海軍NAVAIRが次世代対地兵器NGLAWに関するRfI
を発簡した。
NGLAWはMk 41 VLS、Virginia Payload Module (VPM)、Virginia Payload Tube (VPT) から発射されることになるが、提案には
Mk 41発射の全長、胴径には限定しないとされている。
2016.08
International Defence Review
Lockheed Martin considers air-to-surface role for Nemesis
<1609-080002>
Lockheed Martin社がNemesis SSMをASMとしても使用する開発を開始した。 Nemesisは米特殊部隊
(USSOCOM)が2011年8月にSRPSSとして要求を出した重量65-lb、全長48吋、胴
径6吋のSSMで、射程は6km必須、できれば15km以上が要求されている。 弾頭は81mm迫撃砲弾、センサはAGM-114
Hellfire Ⅱ、推進装置はFGM-148 Javelin ATGMのものが使用され、SALMシーカは70mm誘導ロケット弾
DAGRと同じである。
ASM型Nemesisは標準発射管(CLT)から発射されるが、AC-130では機内/機外のいずれにも搭載できる。
2016.02.23
Defense News
Pacific Command chief urges new capabilities as tensions mount with China
<1603-022303>
米太平洋軍司令官のハリス海軍大将が23日に議会上院軍事委員会で、中国に立ち向かうためとして次世代対艦ミサイルの必要
性を訴えた。
その上で、具体例としてSM-6の対艦型や、空中発射のLRASMを挙げた。
2016.02.04
Inside Defense
Carter reveals secret Navy project to give SM-6 offensive, anti-ship capability
<1603-020402>
カーター米国防長官がSM-6 SAMの能力について、CMやBMから艦隊を防護するだけでなく、今ま
で秘匿されていたが対艦能力もあることを明らかにした。
2016.01
International Defense Review
Loitering with intent
<1602-010010>
・SkyStinger
・T-RAM
・Harop LM
・Hero 30~400
・Fireshadow
・Warmate
・BattleHawk
2015.04.29
Jane's Defence Weekly
MV-22 deploys tube-launched weapons during tests
<1506-042903>
米海兵隊が4月上旬、3月下旬に MV-22 Osprey の後部扉に設置した発射筒からミサイルを発射する試験を行ったと発表し
た。 発射されたのは AGM-17 Griffin と Switchblade で、Griffin は目標から9kmで発射された。
2015.03.10
Defense News
Boeing, Saab unveil Small Diameter Bomb
<1504-031005>
地上発射型 SDB である GLSDB を開発している Boeing社と Saab社が先月、スウェーデン
で行ってきた3回の発射試験を成功裏に終了した。
GLSDB は、クラスタ弾禁止条約により2018年までに廃止される M26 ロケット弾の先端に GBU-39B SDB を搭載したもの
で全方位の射撃が可能で、射程は前方150km、後方70kmになる。 GLSDB は MLRS に6発入りパッド2個
を装填できる。
【註】
SDB は全長178cm、胴径19cm、重量115kgの GPS 誘導有翼滑空 GB で、飛翔距離109km (60nm)、CEP=4mの性能を持つ。 一方 M26 は胴径22.7cmで射程は32kmであるが、M26 が
最大高度に達した時点で SDB を分離すれば、そこから全方位に100kmは飛翔できることになる。
2014.11.16
Chinese Military Review
Chinese WS-43 miniature attack cruise missile system (loitering attack munition)
<1412-111603>
WS-43 は20kgの弾頭を搭載し、60km以内を30分間にわたり遊弋して索敵し、突入攻撃できる。
2013.07
Jane's Missiles & Rockets
Boeing touts ground launched SDB
<1308-070007>
Boeing社が5月20日、開発を進めている地上発射型 GBU-39B SDB の発射試験を2014年初頭
に実施すると発表した。
同社によると地上発射 SDB は、弾道飛行する MLRS などと異なり、任意の高度を飛翔できるという。
2013.06.18
Defense News
MBDA seeks far-future tech ideas
<1307-061805>
MBDA社がパリ航空展で、2035年以降での実用化を目指す構想 Concept Vision 2013 (CV20213) を発表した。
CV2013 の中で公表されたのが Hoplite 砲兵用ミサイルで、Hoplite-Lと Hoplite-Lの二種類がある。
Hoplite-L は air-turbo-rocket 推進により Mach 3.5 で飛行する射程160kmのミサイ
ルで、レーザレーダシーカを搭載する。
Hoplite-S はマルチモードシーカと双方向データリンクを搭載し、射程は120kmである。
2013.06
Jane's Missiles & Rockets
Avibras prepares AV-TM 300 for flight test
<1307-060020>
ブラジルの Avibras社が AV-TM 300 長距離ミサイルの発射試験を2~3ヶ月以内に開始する。 AV-TM 300 は
砲兵用のミサイルであるがロケットではなくターボジェットで推進し、150kgの弾頭を搭載して GPS/INS
誘導で300km以上飛行する。
同社は今後、シーカとデータリンクを搭載した索敵遊弋型や、空中発射型、艦載型も開発する
計画を持っている。
2013.05.16
Defense News
Precision mortar tech could give operators new options
<1306-051602>
米 SOC が検討している近距離打撃システム SRPSS に、Lockheed Martin社が今週、81mm迫撃
砲から発射する射程100m~14kmの有翼ミサイル Nemesis を提案した。 同社は2月に発射試験を行っており、その
際には8kmと12km及び100mで3発発射し、3発共成功している。
Nemesis は発射重量39-lb、発射筒を含む重量は65-lbで、GPSと SAL で誘導される。 構成品の40%は新規開発品であるが、シーカなど残る
60%は DAGM 用に開発されたものを使用する。
2013.04.24
Jane's Defence Weekly
Brazil prepares to launch its own cruise missile
<1306-042406>
ブラジル Avibras社が開発している AV-TM 300 長距離 CM の初めての発射試験が、2~3ヶ月以内に行われる。
AV-TM 300 はターボジェットで推進する射程300kmの CM で、150kgの弾頭を搭載する。 現在の構想は
地上発射式で、同社製 ASTROS MRL から発射される。
2013.04
Jane's Missiles & Rockets
Israel showcases 'cost-effective' loitering munitions
<1305-040010>
イスラエル Global Aero社がインド航空展で安価型の遊弋索敵弾2種を公開した。 公開したのは45kg
の Blade Arrow と3kgの Wasp で、EO/IR センサを搭載する Blade Arrow の価格は IAI社の Harop の1/3であると
いう。
【註】
IAI社の Harop は Harpy の発展型で、Harop は HARpy OPtical を意味する。
2013.02.12
Defense News
U.S. Army wants more Switchblades
<1303-021206>
米国防総省が、Switchblade と言う名称で知られている軽量 SSM LMAMS の配備計画見直しを行っている。
AeroVironment社製の Switchblade は、全長24吋、重量6-lbで、背負っての運搬が可能で10分間の滞空能力があり、弾頭の
ほかカメラも搭載している。 発射後に操作員が携帯型の操作器で照準をできる。
2012年10月下旬には採用の可否はまだとされていたが、2012年末に75発以上がアフガンに送られ、先月には数発が使用され
て成功を収めている。
2012.12
International Defence Review
Boeing's second-hand rocket rivals GMLRS
<1301-120005>
Boeing社が、散布子弾弾頭 DPICM を搭載している MLRS 弾を、GBU-39 SDB-1 を弾頭とするミサイル
GLSDB に改造する案を発表した。 これにより射程が32kmであった DPICM 弾頭 MLRS は、射程が
150km、更にロケットモータの推薬を更新すれば200kmにまで延ばすことができる。
GLSDB は、高度40,000ft、射距離17kmまで打ち上げられたのちにフェアリングが外され滑空する。 GLSDB の単価は
$50,000と GMLRS の半値であるという。
一方 Lockheed Martin社は射程を250kmにまで延ばす Increament 4 GMLRS を提案しているが、ロケットモータの
胴径が大きくなることから、1パックの弾数が6発から2又は3発に減るという。
2012.11.19
Aviation Week & ST
Targeted details
<1301-111905>
Boeing社が先月、米陸軍協会 (AUSA) 総会で、吸気燃焼式 (Air-Breathing) 多目的ミサイル
JABMM の詳細を公表した。 JABMM は元々海軍の LCS 搭載用に提案されたモジュラ式の小型ミサイルであるが、現在では
陸上、艦上、空中発射方式の二種類の CM が提案されている。
今回新たに公開されたのは全長4m、射程150kmの大型ミサイルで、亜音速で接近し Mach 1.2 で
突入する。 展示された模型は軌条発射式であるが、F-22 や F-35 の機内弾庫に搭載できる寸法になっている。
2012.11.07
Jane's Defence Weekly
USN completes first Spike LR firing from USV
<1212-110706>
米海軍が10月下旬、Rafael社製 Spuke LR を無人艇 (USV) から発射する試験を行った。 USV からのミ
サイル発射は初めてである。
USV には Rafaek社の Mk 49 Mod 0 遠隔操作0.5口径機銃と Spike LR 2発が搭載された。
2012.10.22
Aviation Week & ST
Anti-Ballistic
<1212-102204>
Boeing社が今週、MLRS 及び HIMARS から発射する、陸上発射型 SDB を公表した。
GL-SDB は250-lb 有翼 GB である SDB に M26 ロケットを取り付けたもので、高度40,000ftまで打ち上げられたのち、
60nmを滑空する。
SDB-Ⅰ は米空軍が7ロットで合わせて12,300発調達し、最終調達が年末に行われるが、FMS 用
の生産は2014年まで続けられる。 FMS ではイスラエルが1,000発、オランダが595発、スウェーデンが53発、ノルウェーが150発購入するほか、韓国
の購入も見込まれている。
2012.08.01
Jane's Defence Weekly
USN eyes LCS to counter threats from small-boats
<1209-080106>
米海軍は LCS を高速艇の攻撃から護る SSM である SSMM を開発する。 SSMM は射程が
0.5nm~30nmで、最終的に12個システム720発を装備する計画である。
2012.02
Jane's Missiles & Rockets
Israel names covert team armed with Tamuz tactical guided missile
<1203-020020>
イスラエルが12月16日、Tamuz EO 誘導 SSM を装備した秘密部隊 Meitar が砲兵旅団内に編成されていることを公表した。 発射機は M113 APC
を改造した Hafiz に搭載されている。
Tamuz は Spike NLOS の初期型で、25年間使用されてきたが、その存在が2011年8月まで秘匿されていた。 Tamuz に搭載された EO シーカの映
像は地上に伝送され、操作員が目標を視認して射撃できる。
2011.12
International Defence Review
The new WMD: 'weqaoins of minimum destruction'
<1201-120029>
Fire Shadow、Spike、AASM 250 Laser、
GBU-53/B SDB Ⅱ、Dual Mode Brimstone、JAGM、AGM-114R Laser
Hellfire Ⅱ、APKWS Ⅱ、Talon、DAGR、
GATR-L、Cirit、Laser Guided Zuni、Viper
Strike、Impl、Saber、Griffin、
STM、LMM、SYROCOT、GMLRS+、
Hatchet、GDOTS ADM、Switch Blade、T-RAM
2011.12
Jane's Missiles & Rockets
US Army buys 75 Switchblade munitions from AeroVironment
<1201-120012>
米陸軍が AeroVironment社から、Switchblade 75発を購入した。 Switchblade は背嚢に入れて運搬できる。
筒状の発射機から発射された後に翼を拡張し、目標地域に向け電池を動力源にして100mph
で飛行する。 その間、EO センサの映像を地上の制御装置に送り、操作員が目標を判定する。
弾頭重量は0.7-lbで、角状のタングステン弾を前方に射出する。
このため二次被害を最小限に収めることができる。
2011.09.14
Jane's Defence Weekly
Seoul buys Spike NLOS for island defence
<1111-091403>
韓国国防省が9月7日、 Rafael社に Spike NLOS を発注したことを明らかにした。 匿名の国防省筋によると、Spike
NLOS は年内に67発が装備され、延坪島や白リョン島などの黄海の島々に配備される。
Spike NLOS は射程を25kmにした Spike の長射程型で、イスラエル軍は10年前に装備している。
2011.09
International Defence Review
Israel confirms use of Spike in combat
<1111-090002>
イスラエル軍が8月1日、Spike NLOS ミサイルを近年の実戦で使用していたことを明らか
にした。
Spike NLOS は重量71kg、射程25kmで、RF データリンクを搭載して EO シーカの画像を射手
に送り、指令を受信する。
2011.02
International Defence Review
Seoul to acquire new equipment to 'strengthen defence power'
<1103-020017>
韓国が延坪島に射程25kmの Spike を配備する計画で、Rafael社と早期入
手について交渉中である。 また Saab社製 ARTHUR レーダの配備も計画している。 これらの配備のため韓国は、$250Mの追加予算を計
上した。
軍事専門家によると、韓国は2011年に$9Bの装備調達を行い、そのうち30%が海外からの輸入になる。
【註】
Rafael社製の Spike には、以下の4種類がある。
・SPIKE MR:Medium Range Multi-Purpose Tactical Missile、射程2.5km
・SPIKE LR:Long Range Multi-Purpose Tactical Missile、射程4km
・SPIKE ER:Extended Range Multi-Purpose Missile、射程8km
・SPIKE NLOS:Spike NLOS Electro Optic Guided Missile、射程25km
このうち韓国が装備するのは、射程が最も長い SPIKE NLOSと見られる。
2010.07
Jane's Missiles & Rockets
Rafael develops anti-IED weapon
<1010-070002>
Rafael社が、対 IED 兵器 Pincher を開発している。 現在の試作機は四輪自走式で、
IED 探知用センサと射統装置、ミニロケット発射機を搭載している。
ミニロケットは全長200mmの矢弾で30mの射程を有し、Pincher に数発が搭載される。
2010.05.19
Jane's Defence Weekly
US Army plans Switchblade UAV purchase
<1006-051907>
米陸軍がFY11~FY12に遊弋索敵弾 (LMAMS) を10発以上調達する計画で、計画には Raytheon社や BAE Systems社
なども提案を行っているが、 Aerovironment社の Switchblade UAVが有力候補になっている。 LMAMS は最終的に1,000発が調達されると
見られている。
LMAMS は人力可搬の UAV で、'カミカゼ UAV' とも呼ばれ、帰投せずに弾頭を搭載して人員などの
軟目標を攻撃する。
2010.02.10
Jane's Defence Weekly
Rafael debuts Spike NLOS system
<1003-021004>
Rafael社がシンガポール航空展で Spike NLOS を初公開した。
Spike NLOS は各種プラットフォームから発射できる射程25kmの多目的ミサイルで、HEAT や破片榴弾などの
各種弾頭を装着できる。
2010.02
Jane's Missiles & Rockets
Spike NLOS offers 25km range
<1003-020001>
Rafael社が長射程型 Spike ATM である Spike-NLOS を公表した。 Spike には今ま
で Spike-SR、-MR、-LR、-ER の四種類があったが、Spike-NLOS は発射重量が70kgと Spike-ER の二倍で、射程は25kmと
三倍以上である。
誘導方式は Spike-ER と同じく IR/TV の EO 方式であるが、-ER がファイバ有線誘導であるのに対し -NLOS は無線誘導
のようである。
2009.12.09
Jane's Defence Weekly
Rafael unveils Spike NLOS
<1002-120908>
Rafael社の Spike ATGM には、射程2.5kmの Spike-MR、4kmの -LR、8kmの -ER があるが、新たに
射程25kmの Spike-NLOS が加わった。 Spike-NLOS は無線により中期誘導され、陸海空のプラットフォームから発射できる。
試験は4発搭載発射機を Humvee に載せて行われているが、実装備では陸上型発射機を新型の Namer APC に搭載する。
2009.10
Jane's Missiles & Rockets
IAI plans Jumper's November debut
<0911-100004>
ミサイルは全長1.8m、胴径15cm、重量63kgで、最大射程は50kmである。 誘導方式は GPS/INS と
SAL の組み合わせであることから、図のミサイル先端形状は最終案ではないと見られる。
2009.09.23
Jane's Defence Weekly
RAF Afghan debut for Brimstones
<0911-092308>
英空軍が対機甲軍団用に開発したミリ波誘導 fire-and-forget ミサイル Brimstorne を、レーザ誘
導を合わせた man-in-the-loop 誘導の2モード誘導に改良し、2006年にイラクで使用したが、イラクでの用途が減少し今回初めてアフガンで使用した。
2009.09.09
Jane's Defence Weekly
Israel unveils new Jumper SSM
<0911-090906>
IAI社が9月2日に、射程50kmの垂直発射 SSM Jumper を公表した。 Jumper は全長1.8m、胴径15cm、重量63kgで、縦
横高さ1.4m×1.4m×2mの8セル発射機から発射される。 発射機は車載の必要がなく、1個セルに発射管制装置が収納され
ている。 誘導は GPS/INS と SALH で行われる。
イスラエル陸軍は IAI社が開発した射程150kmの Extra を要求していたが、国軍参謀本部に認められなかった。
【註】
システム及び発射機は、米陸軍の NLOS-LS と同じようである。
2009.07.13
Aviation Week & ST
Multipurpose missile
<0908-071304>
ドイツの Diehl BGT、Rheinmetall、とイスラエルの Rafael社の合弁で設立された EuroSpike社が、311発の
Spike をEUR35Mでドイツ政府から受注した。
Spike はドイツ陸軍の多目的誘導弾 (MELLS) として新型の Puma IFV に装備するもので、このほかに1,600発
がEUR120Mでオプションされている。
2009.07
Jane's Missiles & Rockets
Aselsan offers pedestal-mounted naval missile launchers for small warships
<0908-070024>
Aselsan社(註:トルコ)が AGM-114K Hellfire 4発を搭載できる艦載発射機 Eagle-Fire を開発した。 Eagle-Fire
はスタビライズ化された発射機に2~4発のミサイルと IR/EO 照準装置を搭載している。 ミサイルは Hellfire 以外でも搭載可能である。
同社はまた Bora 艦載 SAM 発射機も開発した。 新型 Bora は Eagle-Fire と同じ発射機の片側に Stinger 2発、反
対側に EO 装置を装備する。
2009.05
Jane's Missiles & Rockets
Serbia's yugoimport prepares ALAS missile for trials
<0907-050008>
セルビアの Yugoimport社が ALAS ファイバ誘導対地/対艦ミサイルの発射試験を準備している。 2月に IDEX
2009 に展示したモックアップには、今までの展示会に出品されたモデルと異なりロケットブースタが取り付けられている。
ALAS は全長2.3m、胴径17.5cm、翼端長1.45m、発射重量55kgで10kgの弾頭を搭載する。 60゚以上の射角で発射された
のち300mに達するとターボジェットエンジンを始動する。 最大射程は25kmであるが60kmまで延伸が
可能であるという。
2009.02.09
Aviation Week & ST
Spike selected
<0903-020902>
ドイツが Puma IFV に対戦車、対ヘリ、対バンカ用ミサイルを装備する Mells 計画には
、MBDA社が提案していた射程4kmの ADT-ER を抑えて、Rheinmetall社と Rafael社が提案していた長射程型 Spike が採用
された。
2008.06.18
Jane's Defence Weekly
IAI promotes laser-guoded NCW concept
<0808-061809>
IAI社が、多数装備されているレーザ照準器と各種レーザ誘導ミサイルをネットワーク化する方式を提案しようとしている。 システムは現有の
C4I システムを基礎にしている。
このシステムを利用して射撃する一例は IMI社製160mmロケット弾をGPS/SALH 誘導化した、射程50km、弾頭重量50kgの
Nimrod-3 対戦車/対人ミサイルで、前線の目標指定に従って安全な後方から射撃ができる。 同社はこのほかに、GPS 誘導で射程15kmの FireBall 120mm
迫撃砲弾や、射程26kmのレーザ誘導 Nimrod 対戦車/対人ミサイルの改良型も開発している。 更に射程8kmの LAHAT の新型も開発している。
2008.02
Jane's Missiles & Rockets
China reveals HJ-11 ramjet-powered ATGM
<0803-020020>
中国軍の機関誌に、開発中のラムジェット推進対戦車ミサイル HJ-11 (Hong Jian-11: Red Arrow-11) が掲載され
た。 HJ-11 は三軍共用の対戦車対物ミサイルで、固定回転翼機、AFV、艦艇から発射される。 空中発射型の場合、全長2.33m、胴経203mm、
発射重量70kgで速度は Mach 4 である。 AFV、艦艇発射型の場合には後ろにブースタが付く模様なので全長はこ
れより長くなる。
最大射程は AFV、艦艇発射型で15km、空中発射型で30kmである。 但しラムジェットエンジンの始動には速度が必要
なため、十分な速度に達しない近距離での交戦には不向きである。
2008.01.30
Jane's Defence Weekly
German seeks multirole missile
<0803-013005>
ドイツ陸軍が、AIFV から発射する対バンカ、対装甲、対へりなど多用途なミサイル MELLS を検討している。 MELLS
は射程4,000m以上で45kg以下のミサイルで、'fire and observe' でも 'fire and forget' でも射撃できるものが求められている。
候補機種には Rafael社製 Euro Spike、MBDA社製 MILAN ADT-ER (Advanced Technology-Extended Response)、Raytheon/Lockheed Martin社製 Javelin など、既存システ
ムの改良型があがっている。
2008.01
Jane's Missiles & Rockets
Chinese Z-10 image shows third prototype's armament
<0802-010001>
中国が Z-10 攻撃へりの三番目の試作機 Z-10-03A と搭載する ATM である HJ-10 の写真を公開した。 Z-10 は機首
にセンサを取り付け、両翼に4発搭載発射機を装備している。
HJ-10 には、恐らく KD-10 と呼ばれる陸上型もあり、右図のようにマスト搭載型発射機から発射される。 右図では
カナード翼がでていない。
2007.05
Jane's Missiles & Rockets
South Korea unveils MLRS
<0713-050001a>
韓国の Hanwha社がアブダビで開かれた IDEX 展に、Fast Attack 軽 MLRS を展示した。 Fast Attack は
70mmロケット弾を40発装填するベルギー製の LAU97 を32発に改造した発射機を Acmat社製 VLRA ALM TRK 4.15
LRM 車に搭載したもので、総重量は3,860kgになる。
弾頭には榴弾、散布子弾のほか1,200個のフレシェット弾を半径35mに散布するものがある。 最大射程は
フレシェット弾頭型で6km、榴弾型で7.8km、散布子弾型で8km
である。
<0713-050001b>
またこれとは別に韓国は、米国と共同で誘導型70mmロケット弾の開発を進めている
。 誘導方式は GPS や IIR が検討されており、誘導精度は CEP=1~2mが計画されている。
2007.05
International Defence Review
Loitering with intent: armed aerial vehicles provide fire on demand
<0711-050008>
・Kentron ARD (Anti-Radar Drone)
巡航速度200km/h、突入速度600km/h、巡航高度5,000m、遊弋距離400km、滞空時間2.5時間
・Harpy
発射重量135kg、弾頭重量32kg、遊弋距離500km
・LMCD (Loitering Munition Capability Demonstration)
装備化を前提としない研究開発。
・LCLC (Low-Cost Loitering Carrier)
2007年2月に初飛行した。
・Marula
弾頭重量35kg、遊弋距離900km、巡航速度280km/h
・SMACM (Surveillance Miniature Attack Cruise Missile)
全長178cm、胴径19cm、発射重量65kgで、250nmの航続距離と1時間の滞空能力を持つ。
・Steel Rain Plus
英国の LCLC 技術と米国のレーザ誘導技術及びレーザ誘導子弾技術を複合する構想で、4.5kgの弾頭を搭載するレーザ誘導子弾を8~10
発搭載するため'空中弾倉'とも呼ばれる。 MLRS や HIMARS 発射機に6発ずつ装填する。
・NetFires LAM
・P-44
遊弋策敵はしない。
・AWS (Affordable Weapon System)
Block 1 は LRIP 開始可能な状態にあり、目下 Block 2 が進められている。 構想は、ISO 標準コンテナを改造した中に、20発
の AWS と簡単な射撃統制装置を組み込んで使用する。 弾頭を除いた量産単価が$60,000と見積もられている。
2007.04
Jane's Missiles & Rockets
Serbia displays ALAS at IDEX
<0710-040012>
セルビアが UAE で開かれた IDEX 2007 で ALAS (Advanced Light Attack System) を展示した。 ALAS は
全長2.1m、胴径175mm、翼端長1.44m、重量50kgの光ケーブル有線誘導ミサイルで、水上、陸上の軟目標攻撃用
である。 光ケーブルの長さは25kmであるが、60kmの長射程型も開発中である。
ALAS は胴径155mm、重量5.6kg、推力400Nのターボジェットで推進するため、発射時には一対のブースタを
2.5秒間燃焼させ加速する。 終末誘導は TV 又は IR カメラの映像を見ながらジョイスティックで操縦するか、シーカが自動的に目標
にロックする。
2009.10
International Defence Review
Splav unguided air rockets debut with more powerful warheads
<0620-100005>
MLRS (Multiple Rocket Launcher System) で有名なロシアの Splav社が、S-8 80mm 及び S-13 122mm 航空機搭載ロケットの新型を
公表した。 いずれも高性能ロケットの採用でロケットモータ部分の長さが短くなっている。
S-8 と S-13 には、OFS-1 型と触発信管の OFS-2 があり、S-8 OFS-1 は二段階にセットできる触発信管、S-13 OFS-1 はレーダ近接
信管を搭載している。
また S-8 には新たに折りたたみ式フィンが取り付けられた。 改良型 S-8、S-13 のいずれも従来の発射機から発射できる。
2005.12.14
Jane's Defence Weekly
UK splits future anti-surface weapon requirement
<0601-121409>
英国防省は FASGW (Future Anti-Surface Guided Weapon) の要求を見直し、計画を FASGW (Light) と
FASGW (Heavy) に分割した。 FASGW は Sea Skua の後継となる海軍の ASM で、コルベット以下の小型艦艇や沿岸の脆弱目標を攻撃す
る。
FASGW (Light) が誘導ロケット弾になると見られるのに対して FASGW (Heavy) は中型ミサイ
ルになり、攻撃目標の防空能力に対応して 'Heavy' と 'Light' を使い分ける。
2005.12.14
Jane's Defence Weekly
Special forces aim for tiny attack UAV
<0601-121408>
米陸軍特殊部隊が、UAV の様に遊弋する小型ミサイル CCLR (Close Combat Lethal
Recon) を装備しようとしている。 実現すれば小火器しか装備していない特殊部隊にとって、初の LOS 火器になる。 ただ CCLR の開
発は DARPA が行っているが技術的にまだ完成しておらず、装備化しても2007~2008年になると見られる。
CCLR は重量1.5kg以下で、発射筒から発射されたのちに翼を展張し2km以内を遊弋す
る。 CCLR から送られてくるビデオはハンドヘルドコントローラに表示され、操作員が目標をクリックしてボ
タンを押すと突入する。
2005.10
International Defense Review
Rosponses due for UK munitions invite
<0521-100001>
英陸軍の IFPA (Indirect Fire Precision Attack) LAM (Loitring Attack Munition) の ITT (Invitation
to Tender) に対し、各社は9月29日に提案を行う。 $18~39Mで2年間行われる技術検証は、2006年3月に開始
される。
MBDA社と Raytheon社は LAM 能力を持つ UAV を提案すると見られるのに対して、Marshalls、Thales、Ultra の各社は、純粋な LAM を
提案する模様である。
2005.05
Jane's Missiles & Rockets
US Army conducts precision munitions study
<0511-050012>
米陸軍 TRADOC が2005年10月終了を目指して2004年中頃から PMMA (Precision Munitions Mix Analysis) の検
討を進めている。
PMMA は FCS における NLOS 火力に位置付けられるもので、現在は
Excalibur 155mm 誘導砲弾及び NLOS-LS がその役割を担
おうとしている。
この検討結果は 2005QDR に反映される。
2004.06.02
Jane's Defense Weekly
US Navy conducts successfull RAM trial
<0411-060208>
対水上目標能力が付加された RAM の試験が行われ成功した。 試験は沿岸哨戒艇を標的として行われ、
2発が直撃した。
2004.05
Jane's Missiles & Rockets
Harpoon users want vertical launch
<0414-050011>
最近カリフォルニアで行われた Mk41 ユーザによる年次会議で、艦上のランプ式発射機から発射される Harpoon を、
VLS から発射できるようにとの要望が強く出た。
この問題について McDonnell Douglas社は費用対効果が合わないとして乗り気でなかったが、Boeing社と Mk41 を製造している
Lockheed Martin社は検討に入った。 但し、Harpoon を垂直発射すると、射程が15~20%短くなる。
2004.03.03
Jane's Defence Weekly
China develops WS-2 multiple rocket launcher
<0405-030308>
中国の CPMIEC が、射程100kmの WS-1 MRL (Wei Shi 2 Multiple Rocket Launcher: 右図) を凌ぐ射程350kmの MRL
WS-2 を開発した。
WS-2 は終末誘導装置を搭載し、精度は500mとなっている。 WS-2 は WS-1 同様に6×6又は8×8の高機動トラ
ックに搭載されるが、WS-2 では車体の安定性を高めるため油圧式で下げるスタビライザを装備する。
1980年代末に開発された WS-1 は、胴径302mm、全長4.737m、発射重量524kg、弾頭重量150kgで、射程は40~
100km、CEP=1%、Mach 4.2 の性能を有するが、後に開発された WS-1B は全長6.276m、発射重量725kgで、60~
180kmの射程とMach 5.2 の速度、CEP=1~1.25%の性能である。
2004.03
Jane's Missiles & Rockets
Hermes - the 40km-range tank killer
<0409-030002>
2004.01.28
Jane's Defence Weekly
Russia reveals details as Hermes missile build nears
<0403-012807>
ロシアの KBP設計局が、最大射程100kmの対戦車ミサイル Hermes の開発を完了し、量産可能な状態になった
。
Hermes は戦車以外にも陸上の点目標、小型舟艇、低速低空飛行の航空機に対しても射撃が可能で、陸上及び
艦艇、航空機からの発射が可能である。
Hermes には射程が15km、40km、100kmの3タイプがあり、100kmタイプはブースタが取り付けられる。
中期誘導は15kmタイプが慣性誘導、40km、100kmタイプが無線指令誘導で、陸上発射機に取り付けられたレーダがミサイルの
追随と指令電波の発信を行う。
終末誘導はいずれのタイプもレーザセミアクティブホーミングであるが、パッシブ IR やアクティブレーダシーカも
開発中である。
Hermes-A はヘリ搭載の射程15km~18kmタイプで、当初は Ka-52 が使用される模様である。 Hermes-K は射
程15kmの小型舟艇搭載型である。
2004.01
Jane's Missiles & Rockets
IMI completes 'samrt' MLRS tests
<0404-010005>
イスラエルの IMI社が開発した TCS (Trajectory Correction System) の試験が完了した。
TCS は MLRS システムに付加し、発射後のミサイルに経路修正指令を送信して命中
精度の向上を目指すもので、IMI社によると、米国が NATO と開発中の GMLRS より
費用対効果に優れる。
2003年9月にネゲブ砂漠で行った試験では、CEP≦50mと精度が向上した。
イスラエルは2004年に保有する64の MLRS システムに TCS を取り付け、今後10年間に$170Mで MLRS 弾の改修を行う。
TCS は MLRS のほか、ソ連製の BM-21 ロケット、IMI社製の LAR-160, MAR-350 ロケットにも
取り付け可能である。
2003.10
International Defense Review
Firing for effect - modern artillery strives to deliver
英 AS90 39-cal 155mm SPH、105mm Light Gun
米 XM777E1 155mm 超軽量砲、FCS Cannon、M109A6 Paladin
・GMLRS:
・NetFires:
PAM の射程は225km+
・Affordable Weapon:
・LIMAWS: (Light Mobile Artillery Weapon System)
英陸軍の計画で、射程165km+のロケット
2003.09.22
Defense News
U.K. eyes new artillerry
英国防省は現在、IFPA (Indirect Fire Precision Attck) 計画として陸軍の砲兵部隊に装
備する新型の精密誘導弾薬 (CEP1m以内) を研究している。
また、これと併行して GMLRS と155mm誘導砲弾を搭載する砲兵システム LIMAWS (Lightweight Mobile
Artillerly Weapon System) の研究を開始しており、2007年に装備化を予定している。
LIMAWS のロケット搭載型は C-130 で2台と GMLRS 6発を運ぶことが可能。 一方、155mm誘導砲弾搭載型はロケットによる補助推進で
射程は100kmを越え、かつ精度は CEP が1m以内を狙っている。
なお、英防衛調達局は米 DoD からの受注がきており、MoU締結作業を進めていることを明らかにしている。
2003.09.17
Jane's Defence Weekly
UK eyes family of modular missiles
英国防省が3軍の各種要求を統合した 'modular munition' 構想の初期段階検討中である。 European Technology
Demonstration 計画に乗るか、米国の JCMP (Joint Common MissileProgramme) と合流するかは、統合プロジェクトチームの発足後に決
定される。
'modular munition' 構想への主な要求は以下の通りであるが、計画推進が決まればファミリの当初システムが2000年
代中にも出現することになる。
・陸軍の Future Rapid Effects System 装甲車両搭載
・Apache ヘリ搭載 AGM-114 Hellfire の後継
・英空軍固定翼機搭載 Brimstone 対戦車ミサイルの後継
・MLRS の補完又は後継
・英空軍の FASGW (Future Air-to Surface Guided Weapon) として
・英空軍の SPEAR (Selectable Precision Effects At Range) として
2003.08
Jane's Missiles & Rockets
Thunder 2000 tested with modified launcher
台湾の CSIST が、RT-2000(雷電-2000: 右図)の発射機に発見された問題点を解決したと発表した。 問題は発射機
の材質にあり、軽量化を図ったため耐熱性に問題があった。
RT-2000 は Oshkosh社製 HEMTT社に発射機を載せたシステムで、MLRS の1/3の価格であるという。
RT-2000 は以下の3種類の弾を発射する。
Mk15 117mm弾、射程15km
Mk30 180mm弾、射程30km
Mk45 230mm弾、射程45km
陸軍は60基の装備を予定しており、水際防御の火力として使用する。
2003.01.13
Inside the Army
Army to rely on aviation assets,FCS tech against armored targets
米陸軍の ATACMS BlockⅡ/BAT P3I計画は昨年秋に中止が決定したが、軍は将
来の移動装甲車両対処に攻撃へりや FCS NetFires、海軍の
Tactical Tomahawk 等の採用を検討している。
議会予算担当は、FY-03 会議報告のなかで ATACMS P3I で開発した BAT は、デュアルモードシーカーを
活用し、Hunter UAV から発射することを提唱している。
また、ATACMS の主契約社である Lockheed Martin社は ATACMS BlockⅡに、海空軍が既に採用している
BLU-108 を搭載しての自社試験を行い、陸軍に提案している。
2003.01.13
Defense News
Missile plan stalls
独、仏、伊の欧州3ヶ国で研究を進めてきた Fiber-oputic 誘導ミサイル Polyphem の開発への移行が、仏の反対によ
りシステム要求に関する合意が得られず難航している。
仏は表向きには開発経費の高騰を主張しているが、実際は伊と共に陸軍仕様のシステムを要求、独は K-130 Corvettes への搭載を要望
している。
Polyphem は光ファイバー誘導ミサイルで射程33-nm、車両及び小型艦船やヘリに搭載する構想で3年間計画を
進め、2003年から5年間の開発に移行する予定であった。
2002.12.02
Inside the Navy
Lockheed Martin campaigns for Army missile as ALAM candidate
Lockheed Martin社は米海軍に ALAM (Advanced Land Attack Missile) の候補として、
ATACMS の海軍仕様である NTACMS (Navy Tactical Missile System) の採用を提案している。
NTACMS のセールスポイントは低価格化で、同社は1発$500,000以下と見積もり、約1年で開発が可能としてい
る。
なお、NTACMS は95%が ATACMS と互換性を有し、改修は海軍の安全及び試験規準への適合個所に限定される。
今年初め、Raytheon社の受注していた LASM (Land Attack Missile) 計画が中止となり、海軍はこれに代わる開発を検討している。
2002.11.20
Jane's Defence Weekly
New warhead for Russia's Smerch rocket
ロシアの国有 Splav社が、Smerch 300mm 12連装ロケット砲用の FAE 弾頭の詳細を公
表した。
9M55S弾は射程70km~25kmで、発射重量は800kg、弾頭重量は100kgあり、FAE 炸薬は直径25mの地域に散布され
た後に点火される。
300mmロケット弾には、発射重量900kg、弾頭重量75kgで、射程90kmのバーションもある。
300mmロケット弾には、72発の子弾、5発の自動照準子弾(25発の対戦車地雷を散布)、646発のボムレットを搭載するものがある。
2002.10.07
Inside the Navy
Navy considers DTRA's supersonic cruise missile as ALAM candidate
米海軍は DTRA (Defense Thraet Reduction Agency) が計画している超音速巡航ミサイルの
開発に注目し、将来 DD(X) に搭載を予定する ALAM (Advanced Land Attack Missile) の候補として検討を進めている。
DTRA は FY-04 の ACTD に Mach 5 を越える超音速巡航ミサイルを提案する計画で、その経費は $100Mを越え
る規模となる。
海軍は正式には ACTD に共同参加することを表明していないが、提案内容の細部について DTRA と作業を進めている。
2002.08.07
Jane's Defence Weekly
Chinese A100 rocket system on export offer
中国の10発搭載300mm多連装無誘導ロケット (MRS) A100 は現在量産中で人民軍が装備している。 その諸元は以下の
通りである。
・最大射程: 100km
・最小射程: 50km
・発射重量: 780kg
・弾頭重量: 200kg
・弾頭弾種: 対人/対装甲散布子弾(その他は開発中)
中国は A100 のファミリを開発中で、その諸元は以下の通りである。
・最大射程: 180km
・最小射程: 70km
2002.08.05
Inside the Army
Excalibur,Pentagon officials discuss potential acceleration
Excalibur 計画当局と DoD の査定チームは、中止された陸軍の Crusadar 榴弾砲の間隙を埋めるため、Excalibur の
開発を促進することの是非を討議した。
Crusadar に代わる装備としては GMLRS、HIMARS 及び NetFires
が候補にあがっているが、今回の討議は Excalibur に集中した。
席上 Raytheon 社は計画より 3年早い FY-05 に装備化が可能と報告している。
2002.06.17
Defense News
Polyphem missile enters final testing phase
仏、独、伊共同で研究中の光ファイバー誘導 Polyphem 試験用ミサイルは今月最終試験段階に移行する。
最終試験は独陸軍の Mappen 射場で行われ、25km の発射試験も行われる。 開発開始は来年度を予定。
この計画は Trifom とも呼ばれ、光ファイバー誘導の他、、ブースターエンジン、翼の格納技術、IR カメラ及び光ファイバー収納/展
張等新規技術を実際に試験するもの。
Polyphem は車両、艦船、ヘリコプターに搭載、陸海空各種目標に対処する。 また、正確な誘導により巻き添え被害を極限することが
可能。
独海軍は Polyphem-S の名称で、射程 33nm の対艦ミサイルとして K130 級の駆逐艦に搭載を計画している。 その他のタイプでは射
程 60km 以上のミサイルが計画されている。
2002.05.27
Inside the Army
Retrofit of Longbow, Hellfire Ⅱ missiles 25 to 30 percent complete
米陸軍の Hellfire Ⅱ 及び Longbow ミサイルのロケットモーター改修は現在、1ヶ月遅れで概ね 25~35% が終了し
ている。
この改修は 2000年10月に生じた Apache からの発射時ロケットモーターの不具合から後部回転翼に損傷を与えることが判明したことに
よる。
陸軍は保有する 2,000発の Longbow と 1,500発の Hellfire Ⅱ の全数改修を進めており今後 9ヶ月以内に完了する見込み。
2002.03.27
Jane's Defence Weekly
US Navy developing new low-cost missile
米海軍は、計画が中止又は遅延になった LASM (Land Attack Standard Missile) 及び ALAM (Advanced Land-Attack
Missile) により生じた、TLAM (Tomahawk Land Attack Missile) と艦砲の中間の空白を埋める対地
火力として位置付ける、新しい低価格巡航ミサイル 'Affordable Missiles' の開発を進めている。
Affordable Missile は、単価 $30,000 で、射程は 400~600nm 、
90.7kgの弾頭を搭載し、200ktで巡航する。 計画は Littoral Support Craft の開発の一環として進められる。
ミサイルの全長は2.4mで小型のキャニスタに格納され、Littoral Support Craft の甲板又は、海兵隊の陸上車両から垂直に発射される。
Littoral Support Craft には甲板に600~700発を積載して、弾幕射撃を実施する。
2002.03
Jane's Missiles & Rockets
USN may cancel LASM and ALAM programmes
米海軍は FY-03 に ALAM (Advanced Land Attack Missile) 及び
SM-4 LASM (Land Attack Stsndard Missle) の要求を見送り、計画は中止になる模様である。
この結果、艦船の陸上作戦支援火力として計画されているのは、ERGM (Exteded Range Gun Munition) と、
Tactical Tomahawk だけになる。
尤も、海軍は LASM 及び ALAM の予算要求をしなくても、議会に強い影響力がある海兵隊の要請を受け、議会が予算
を付けると考えている可能性もある。
2002.03
International Defese Review
US services consider naval and UAV-launched LOCAAS
米海軍は1月中旬に、ATCD (Advanced Technology Concept Demonstration) として Lockheed Martin社から出された
VLAAS (Vertical Launch Autonomous Attack System) の提案を受理した。
VLAAS は、VLA (Vertical Launch ASROC) の弾頭を、Mk-46 魚雷から4~6発の
LOCAAS にして対地攻撃兵器にしようとするもので、LOCAAS の Ladar (Laser radar) シーカで目標撃破を狙う。
VLAAS は6発の LOCAAS を搭載できるが、4発の LOCAAS と索敵、信号中継用に2発の ERAAS (Extended-Range
Autonomous Attack System) を搭載しても使用する。 ERAAS は LOCAAS を長距離用にした物で、機体を延長して燃料搭載量を
増加させると共に、多分エンジンも別物を使用することになる。
VLAAS の単価は、単価 $45,000 の LOCAAS 6発を含んで $400,000を見込んでいる。
2002.03
International Defese Review
US faces dilemma over naval attack
ATACMS の艦載型。 200~300nmの射程で ATACMS が搭載する各種弾頭の使用が可能。 水上艦及び Tomahawk の代わりに SSGN に搭載
可能。
・POLAR (Precision Over-the-Horizon Land Attack Rocket):
MLRS の艦載型。
2002.03.04
Inside the Navy
Lockheed Martin promotes use of Army weapons for naval missions
Lockheed Martin 社は米陸軍の ATACMS や MLRS を海軍用の兵器に改造することを提案して
いる。
同社は ATACMS は海軍の ALAM (Advanced Land Attack Missile) の要求性能を 93% 満足し、射程の延伸で対応できるとし、2年間
$68M で装備化が可能としている。
また、POLAR (Precision Over-the-horizon Land Attack Rocket) も $10M 程度の開発試験費を投じ、MLRS の射程を 30% 延伸するこ
とで対応できるとしている。
海軍では独自開発に比し極めて有効な案と受け止めているが、具体的な方針は未だ出されていない。
2002.02.20
Jane's Defence Weekly
USN explores fire support options
米海軍は、LASM (Land-Attack Standard Missile) の計画中止、及び FY-03 における
ALAM (Advanced Land-Attack Missile) のゼロ査定に伴い、対地火力支援システムの再検討を行っている
。
海軍及びメーカは ALAM の名前を FLAM (Future Land-Attack Missile) 変えて再提案しようとする動き
もある。
2002.01
National Defense
Marines clamor for long-range artillery at sea
米海兵隊は、着上陸作戦に必要な支援火力の欠落と海軍の対応の悪さに強い危機感を示している。
海軍の上陸支援火力は 1990年代前半に退役した Iowa 級戦艦を最後に途絶えており、現状での対地支援火力の射程は
13nm にすぎない。
米海兵隊は長年にわたり 200nm 以上のバランスのとれた上陸支援火力を要求しているが、未だ実現化には至らず、支援火力として有効
といわれる LASM (Land Attack Standard Missile) の開発も最近中止となった。
2002.01.07
Inside the Army
'Patriot Precision Strike' proponents preparing FY-03 ACTD proposal
米陸軍は FY-03 の ACTD (Advanced Concept Technology Demonstration) に‘
Patriot Precision Strike’を追加する準備を進めている。
この計画は余剰となる約1,000発の PAC-2 ミサイルを、北鮮の 240mm ロケット発射機攻撃用の SSM として転用するもので、当初
FY-02 の ACTD を検討していたが準備不充分のため遅れていた。
2001.11.28
Jane's Defence Weekly
Taiwan opts for RT2000 launchers
台湾陸軍が60基の Ray Ting 2000 (RT-2000, Thunder 2000, 註:「雷聴-2000」?)
MBRL (Multi-Barrel Rocket Launcher) を購入する。 最終的な調達数は150基と見られている。
RT-2000 は、117mm MBRL Kung Feng-6 (Worker Bee-6, 註:「拮蜂-6」?) の後継で、Oshkosh HEMT
に積載され、以下の3種類の弾種を発射できる。
・射程 15km 117mm Mk15 弾 20発
・射程 30km 180mm Mk30 弾 9発
・射程 45km 230mm Mk45 弾 6発
2001.11.28
Jane's Defence Weekly
South Korea admits to testing short-range SSM
韓国は11月22日に西海岸で、射程100kmの短距離 SSM の発射試験を行った。
韓国は、1979年以来米国との協定で、射程180km以上、ペイロード300kg以上のSSM開発は規制されていたが、今年1
月にこれが300km、500kgと緩和された。
韓国は Nike-Hercules を SSM にした、射程150kmの NHK-1 Baekgon と、改良型で射程180kmの NHK-2 Hyunmu を保有しているが、
1999年4月に発射試験が行われた NHK-2 改は、射程が 300km と見られている。
2001.11.19
Inside the Navy
Navy's LASM, ALAM funding not certain in long-range spending plans
海軍の対地攻撃用ミサイル LASM (Land Attack Standard Missile) と
ALAM (Advanced Land Attack Missile) 開発予算が不透明の状況となっている。
FY-02 予算では LASM に $34.5M が充当されたものの、ALAM はゼロ査定であった。 FY-03 ではどうなるのか全く予測がつかない状
況となっている。
2001.11
Jane's Missiles & Rockets
US Army considers surface-to-surface Patriot
米陸軍は、不要となる約1,000発の PAC-2 弾を SSM 化し、PPS (Patriot Precision Strike)
とする提案を検討している。
この PPS は特に韓国で有効と考えられていて、240mm多連装ロケットの攻撃を受けると、飛行中の敵弾の弾道から発射位置を評定し
、即座に反撃できる。
この提案を実行に移せば、かつて Raytheon社が古い SM SAM を、SM-4 LASM (Land Attack Standard Missile) に改装した経験を活
用する事ができる。
2001.08
Jane's Missiles & Rockets
France plans ship and sub-launched SCALP
仏海軍は Storm Shadow/SCALP EG を元にした SCALP Naval の開発を
計画している。
計画では2004年に開発が始まり、2010年装備化となっている。
基礎となる Storm Shadow/SCALP EG ASM は、現在英、仏、伊、ギリシャ、UAE の5ヶ国
で採用が決まっており、2001年 5月に Tornado GR 4 からの初発射試験が実施され、2002年には英空軍での運用開始
が予定されている。
2001.06.20
Jane's Defence Weekly
US Navy narrows options for land attack missile
米海軍は ALAM (Advanced Land Attack Missile) の候補を、Raytheon社の LASM (Land
Attack Standard Missile) 改、Lockheed Martin社の ATACMS (Army Tactical Missile System) 改、及び新規開発ミサイルの3つに
絞り込んだ。 但し、海軍当局者によると新規開発弾は予算制約上考えにくい。
ALAM は海兵隊の要望から射程 200nm~300nm で、開発中の DD-21 Zumwalt級陸上攻撃駆逐艦に装備される
他、他の巡洋艦、駆逐艦及びオハイオ級の SLBM 潜水艦への装備も考えられている。
ALAM の子弾にはいずれも陸軍で使用している SADARM や、 BAT が考えられているが、
LOCAAS (Low-Cost Automous Attack System) や単弾頭、M85 多目的子弾も検討されている。
2001.06
Jane's Missiles & Rockets
New payloads for Vertically Launched ASROC
Lockheed Martin社は VLA (Verticslly Launched ASROC) の対地攻撃型 VLAAS (Vertically
Launched Autonomous Attack System) を提案している。
VLAAS は VLA に4発の LOCAAS を搭載するもので、 185km の射程
を有する。
VLAAS は7,600mまで打ち上げられた後に目標地域に接近し、LOCAAS を切り離す。
LCAAS は370km/hまで速度を落とし、目標を捕捉するまで25n㎡の範囲を捜索し、目標の発見識別、攻撃を行う。
2001.04.18
Jane's Defnce Weekly
Lockheed Martin offers naval strike weapon
Lockheed Martin社は、艦船から発射する極めて安価な対舟艇、対装甲車両ミサイル
である VLAAS (Vertical Launch Autonomous Attack System) を海軍に提案している。
VLAAS は VLA (Vertical Launch Atroc) の Mk-46 誘導魚雷の代わりに4発の
LOCAAS (Low-Cost Autonomous Attack System) を取り付けたもので、VLA 同様に
Mk-41 VLS から発射できる。
対地攻撃に使用する場合に VLAAS は、海岸から 10nm~75nm 離れた洋上から発射され後、高度 15,000~
20,000ft で LOCAAS が切り離され、LOCCAS は降下しながらエンジンを始動する。
LOCAAS は 100nmの航続距離と、レーザレーダシーカが 25平方海里の範囲の目標を捜
索する能力を有する。 また、LOCAAS 同士が同じ目標を狙わないように、通信を行う能力を有する。
更に Lockheed Maetin社は、LOCAAS の航続距離を 600nm まで延伸する可能性の検討を行っている。
2001.03.28
Jane's Defence Weekly
Taiwan deploys Sky Spear extended-range missile
台湾は 'Tien Chi' (「天槍」)SSM を開発し、既に50発程度
を Tungyin 島ともう1カ所の、合わせて2カ所のサイトに配備している。
このうち Tungyin 島では、サイロに入れられ、「天弓2型」SAM 中隊で掩護されている。
'Tien Chi'は「天弓2型」を2段推進にしたもので、大陸まで届く射程を持っているが、
ペイロードは僅か100kgしかない。
この大きさの弾頭では効果が望めないため、別の疑念がもたれている。
2001.03
International Defence Revew
Supersonic land-attack missiles on the horizon
海軍海上システム司令部 (NAVSEA) は 3月、ALAM (先進地上攻撃ミサイル) の選択肢(対案案出)分析を終了し、5
月にマイルストンⅠとして確証及びリスク低減計画の決定を予定している。
NAVSEA を支援しているのは、Boeing、Northlop Grumman、 Lockheed Martin、 Orbital Sciences 及び Raytheon の 5社である。
2000.09
Jane's Missiles & Rockets
Raytheon wins design contract for Land Attack Standard Missile
Raytheon社は、$49.6M と見積もられる海軍の LASM (Land Attack Standard Missile)
のオプション契約を行った。 Raytheon社は既に1999年 8月に、LASM の RRE を受注しており、RRE は2003年の12に完了する予定で
ある。
LASM は、経費削減のため、古い SM-2 Block Ⅱ及びⅢ弾を改造して作られる。
1999.04.07
Jane's Defence Weekly
US Naby to get go-ahead on missile funds
LASM (Land Attack Standard Missile)
1998.05
International Defense Review
Land Attack Standard Missile offers cost-effective naval surface fire support
1996.04.10
Jane's Defence Weekly
Hapoon for littoral role