2011年の宇宙防衛に関する記事

年 月 日
出   典
標       題
要             旨
2011.12.07 Jane's Defence Weekly Russia stands up air and missile defence command <1201-120703>
 ロシアが12月1日、宇宙防衛軍 (VKO) を正式に発足させた。 VKO は防空、BMD、ミサイル警報、宇宙管制とモニタの 任務を負う。
2011.11.21 Aviation Week & ST Shenzhou 8 returns to earth <1201-112102>
 中国の有人飛行船『神舟 8』は、11月17日に無事地球に帰還し、計画は成功した。 今回、神舟 8は無人であったが、来年 行われる神舟 9/10では、少なくとも片方は有人で飛行する。
2011.11.09 Jane's Defence Weekly China's successful space docking paves the way for military missions <1201-110904>
 中国が11月3日、無人宇宙船『神舟 8』と『天宮 1』宇宙実験船のドッキングに成功し、軍事利用への道を開いた。
2011.10.29 Yahoo 産経新聞記事

「米人工衛星へサイバー攻撃 中国軍関与か 米議会が報告」

<1111-102901>
 ロイタ通信が28日、米議会で超党派で構成する諮問機関が、2007〜2008年にかけて、NASA などの人工衛星2基に、中国からと みられるサイバ攻撃が仕掛けられていた可能性が高いとする報告書の原案をまとめたと報じた。 攻撃による直接的な被害は確認されていないという。
 攻撃の発信源を特定していないが、中国軍の技術的な手法と酷似しているように見えることから、中国が関与したと見ている。
2011.10.12 Yahoo Record China 記事

「中国が対衛星レーザー兵器を新疆ウイグル自治区の天山山脈に配備か―米誌」

<1111-101202>
 米誌 Wired が8日、 中国は対衛星用のレーザ兵器を密かに研究開発しており、こうした兵器が新疆ウイグル自治区の天山山脈 一帯に配備されていることは衛星画像の解析の結果からほぼ間違いないと報じた。
 2006年に米国の軍事偵察衛星が中国領内の対衛星兵器からレーザ照射を受けたが、この時は衛星の破壊ではなく偵察能力を失わせることが目的とされていたが、今回発見 された天山山脈に配備されたものが衛星を破壊する能力を持つかどうかは不明である。
2011.04 Jane's Missiles & Rockets More details emerge of China's ABM test <1106-050016>
 中国が2010年1月11日に行った迎撃試験の詳細が明らかになった。
【関連記事:1004-030002 (JMR 2010.03)】
 標的には B611 SRBM が使用され、迎撃弾 SC-19高度250kmで迎撃した。
【 B611 関連記事:0503-120001 (JMR 2004.12)】
 SC-19 の試験はこれが四回目で、2007年1月11日に行われた ASAT 試験でも使用されている。 SC-19 について1月に中国で HQ-9 の 発展型と報じられているが、米国では HQ-9 より遙かに高性能で、DF-21 を元にした四段推進 SLV KT-1 を元にしていると見ている。
2011.03.16 Jane's Defence Weekly US Air Force launches second X-37B space vehicle <1104-031603>
 米空軍が3月5日、全日に悪天候のため打ち上げが延期された X-37B OTV 二回目の打ち上げに成功した。 OTV-1 は224日間宇宙に滞在して12月3日に帰還したが、今回打ち上げられた OTV-2 の試験目的の一つは270日以上の宇宙滞在 である。
2011.03.09 Jane's Defence Weekly Space invaders <1104-030910>
= 対衛星兵器に関する2頁の記事 =

 米、中、露に続いてインドも ASAT 兵器の開発を開始している。
2011.03.09 Jane's Defence Weekly X-37B set fir second mission <1104-030901>
 米空軍が3月4日、X-37B OTV二度目の飛行を予定しており、発射台の扉は既に開かれていることを明らかにした。
 X-37B は Space Shuttle を除くと、唯一地球に帰還する再使用可能機で、無人であるほか、軌道上で機動できるのが特徴である。
2011.02.08 Yahoo Searchina 記事

「中国の衛星攻撃兵器の開発、米国防総省高官が憂慮」

<1103-020803>
 米国防総省が4日、今後10年間の宇宙安全戦略を示す『国家安全保障宇宙戦略NSSS)』を発表した。
National Security Space Strategy (Unclassified Summary)
 これに関連してシュルツ米国防次官補(宇宙担当)が、現在は多くの国が宇宙開発競争に参入し、その最前線いる中国が衛星攻撃兵器を開発し ていることを憂慮していると述べた。
2011.01.26 Jane's Defence Weekly Hypersonic boom <1103-012608>
= 米国が進めている超高速飛翔体計画に関する4頁の記事 =
 米軍の研究開発が、イラクやアフガンでの COIN 戦に傾注し、超高速飛翔体に対する研究が遅遅としていること に対して、国防総省内外から批判が出ているが、Boeing、Lockheed Martin、Northrop Grumman、Raytheon、Aerojet、P&W Rocketdyne など米国の主要軍事産業が参加した 超高速飛翔体研究推進の業界団体である HIT が2009年3月に設立されている。
 HIT は、2019年までに超高速の実用兵器と、再使用可能な試験機を開発することを目標にし ている。
X-51A WaveRider(右図)
HTV-2
X-37B OTV-1
2011.01.26 Jane's Defence Weekly USAH unveils hypersonic technology plan <1103-012603>
 米空軍が1月18日、超高速飛翔体開発のロードマップを作成したことを明らかにした。 この計画では、 短期的には高速飛翔武器の発射試験を2016年に開始し、中期的には Mach 4+ の 再使用可能な航空機(註:HSRFRV)を開発するとしている。
 HSRFRV は2年前に DARPA が計画を中止した Blackswift を再立ち上げするもので、タービン /スクラムジェットを使用する。 この計画には Boeing社と P&W-Rocketdyne社が共同チーム HIT を設立して、2019年までに実験機 の初飛行を行うとしている。
2011.01.12 Yahoo 韓国中央日報記事

中国、ゲーツ米国防相を呼び連日の“武力デモ”

<1102-011201>
 香港の明報と文匯報が、中国が大気圏を飛行する宇宙無人機の試験飛行に成功したと陝西テレビが報道したと伝えた。 中国はゲーツ長官が 中国に向かった8日に J-20 を一般公開したが、ゲーツ長官の訪問間に、連日最先端兵器をメディアに公開 し、武力デモを行い、中国が米国を直接威嚇できる先端兵器を整備しているということを全世界に見せた。
 陝西テレビの画面に公開された宇宙無人機は、米空軍の X-37B と外観が似ており、情報収集だけでなく大陸間長距離爆撃 にも活用されることができると報じた。