Shadow に関する報道

年 月 日
出   典
標       題
要             旨
2017.04.03 Aviation Week & ST Turning point <1706-040303>
 マイアミを拠点とするUAVT社が、現在RQ-7B Shadow Class 3 TUAVが搭載している、Elbitの下請けである英UEL社製 AR741エンジンに比べ、オーバーホール周期を250時間から2,000時間に延ばすUTP50Rタ ーボプロップエンジンを開発している。
 ただ、米陸軍が3月に発簡したRQ-7BV2RfIにはBlock Ⅲエンジンの搭載は挙げられていない。
2015.06 International Defence Review UA Army outlines plans for Shadow's future <1507-060010>
 米陸軍が
RQ-7B Shadow のロードマップを公開した。
 RQ-7B V2 Shadow既にロールアウトしており、今後は戦闘航空旅団 (CAB) に Apache と混合配備される。
 現在使用している1102エンジンは機体の大型化について行けないため、陸軍は Block Ⅲ エンジンの検討を進めていて、2016年末か2017年早々に RfP が発簡される。 Block Ⅲ エンジンは出力向上のほか静粛性整備性 の向上が求められており、1102エンジンでは269時間である MTBF1,000時間に向上させる。
2015.05.13 Jane's Defence Weekly MUM-T interoperability key to army's TUAS plans <1507-051306>
 米陸軍が、UAV 及び有人無人機連携装置
MUM-T操作性共通化を図ろうとしている。 対 象となるのは RQ-7B Shadow と MQ-1C Gray Eagle、及び AH-64 Apache から RQ-7B Shadow を制御する MUM-T で、8月に登場する RQ-7B V2 Release 2 ではこの機能が採用される。
 RQ-7B V2 Release 2 ではこのほか、地上と UAV を結ぶ音声のプロトコル VOIP が2016年7月に導入される。
2014.06 Inrternational Defence Review Shadow V2 fielding set for 2015 <1408-060009>
 Textron社が5月6日、現在 RQ-7B
Shadow V2 で行われている FOT&E は5月22日に完 了する計画で、2015年1月にはアフガンに配備されることを明らかにした。 Shadow V2 は Ku-band の TCDL データリンクを搭載する。
 一方、高精度の EO/IR 装置や衛星通信装置を搭載する Shadow M2 の開発は目下継続中で、自動離着陸装置の開発も進めら れている。
2014.05.21 Jane's Defence Weekly US Army nearing updated Gray Eagle, Shadow UAS <1407-052103>
 米陸軍が、近く MQ-1C Gray Eagle と RQ-7B Shadow の改良を行う。
Improved Gray Eagle
 陸軍は Gray Eagle を、予定数の半分取得しているが、FY15 からは
GA-AQSI社が社内開発した 長距離型の Improved Gray Eagle (IGE) を調達する。 IGE は搭載燃料を増加することで24時間の滞空能力を 46時間に延ばしている。
 航空部隊の再編により陸軍は、RQ-5B Hunter を Gray Eagle に換装し、AH-64A Apache とチームを組ませる計画 である。
RQ-7B Shadow V2
 RQ-7B Shadow の改良型 V2 は、2012年に AAI社が受注し、5月22日に試験を完了している。 改良型は翼端長を20ftの伸ばしエンジンを 換装すると共に、TCD データリンク統合型通信中継装置 を搭載している。
2014.02.01 Defense News Scout mission compromised by funding cut <1403-020106>
 米陸軍は、OH-58 Kiowa の退役後も RQ-7 Shadow UAV と Apatche 攻撃へりの組 み合わせで、空中偵察能力の80%は維持できるとしているが、予算の制約から疑問視されている。
 Defense News が入手した5ヶ年予算計画では、Shadow と Apache の連携に欠かせないソフトの開発費が削除されている。
2014.02 International Defence Review Shadow M2 promises group 4 capabilities <1403-020009>
 米陸軍、海兵隊のほかスウェーデンやオーストラリアも装備している RQ-7B Shadow の次世代型である Shadow M2 は、 胴体一体翼を持ち胴体も大型化しているため、機内容積が増大し、センサや燃料を多く搭載できることから、RQ-7B より上位 の UAV に分類される。
 アリゾナ州 Yuma 試験場でこれまでに130時間以上行った飛行試験では、22,000ftの実用上昇限度と、16~18時間の滞空能力 を実証している。
2014.01.15 Defense News Army's Shadow UAS gets upgrades <1402-011503>
RQ-7B Shadow の改良型
 米陸軍が
RQ-7B ShadowTCDL Ku-band データリンクを搭載し、静粛性と信頼性に優れるエンジンを搭載し て RQ-7B V2 とする計画を進めており、昨年末に評価試験を完了した。
Shadow M2
 陸軍と海兵隊の要求を元に AAI社が社内開発している次世代 Shadow で、翼端長が2ft長く、胴体一体翼構造になって抵抗を減らし、滞空能力を9時間から 16時間に延ばしている。 更に上昇限度も向上している。
【 Shadow M2 関連記事:1209-080032 (IDR 2012.08)】
2012.11 International Defence Review Out of the shadows: more than just a workhorse <1212-110010>
= Shadow UAV に関する5頁の特集記事 =
 Shadow 200 UAV は、配備開始以来改良が繰り返されている。
  ・RQ-7A (Block Ⅰ):翼端長11ft
  ・RQ-7B (Block Ⅱ:翼端長14ft
  ・RQ-7 V2 (Block Ⅱ (V2)):翼端長20ft
 AAI社は8月に、更に大型の Shadow M2 の飛行試験を行った。
【 Shadow M2 関連記事:1209-080032 (IDR 2012.08)】
【註】
 Shadow M2 は翼端長が25ftと更に大型化している。
Shadow M2 関連ウェブサイト
2012.08 International Defence Review Evolved Shadow set for first flight <1209-080032>
 AAI社が RQ-7B Shadow の発展型である Shadow M2 の初飛行を行った。 Shadow M2 は RQ-7B より大きな胴体と、 胴体一体型の翼を持ち、これによる重量増をカバーする強力なエンジンを積んでいる。 滞空能力も18時間(註:RQ-7B は8~12時間)になっている。
 この結果 Shadow M2 は EO/IR のほかに SAR/GMTI レーダを搭載できるようになる。 搭載するレーダは AN/ZPY-1 STARLite と見られる。 また通信中継や衛星利用データリンクにも使え、翼のハードポイントには SIGINT その他の装置も搭載できる。
2012.06 International Defence Review Lockheed Martin launches new munition from Shadow UAV <1207-060009>
 Lockheed Martin社が、小型誘導爆弾 Shadow Hawk を RQ-7B Shadow UAV から投下する試験に成功した。 試験で Shadow Hawk は 5,000ftから投下されレーザ照準点から8吋の場所に128m/sで命中した。
 全長27吋、胴径2.75吋、重量11-lb の Shadow Hawk は対人用弾頭を搭載するが、30mphで走行する小型目標に対しても使用 できる。
2012.06 International Defence Review US seeks enhanced Shadow UAS poerplant <1207-060008>
 米陸軍が、RQ-7B Shadow 200 TUAV がアタガンで度々エンジン故障を起こしたことから、高信頼性の 重質油エンジンに換装する計画である。
2012.05.09 Jane's Defence Weekly Lockheed Martin demonstrates armed Shadow <1207-050904>
 Lockheed Martin社が5月1日、RQ-7B Shadow 200 から小型誘導爆弾 Shadow Hawk を投下する試験を行ったと発 表した。
 Shadow Hawk は全長69cm、胴径70mm、重量11-lbの、対人用 SAL 誘導爆弾で、RQ-7B の翼下 に搭載される。
2011.12 International Defence Review AAI develops multimission payloads for Shadow and raveals new variant <1201-120025>
 AAI社が RQ-7B Shadow 用の multi mission payload を主として自社経費で開発している。 これは両翼の ポッドに収納され、SIGINTMASINT特殊武器 (CBRN) の監視を行う。
 これと共に Shadow M2 計画も明らかにした。 M2 はエンジンが頑丈になり、150~200時間であったオーパホール周期が、1,000~1,500時間に 伸びるほか、翼端長が14ftから25ftになり、滞空能力も8~12時間が18~20時間に伸びる。
2011.10.17 Aviation Week & ST Shadow muscle <1112-101701>
Shadow
 米陸軍が支援している海兵隊の計画で、翼端長20ftの Shadow に25-lbの精密誘導弾を搭載する。 また TCDL データリンクを搭載し、OH-58D の一部と交代する。 配備は2013年に開始する。
Shadow M2(右図)
 AAI社が開発している Shadow の発展型で、翼端長が25ftに伸びハードポイントが強化される と共に、胴体も大型化して二番目の搭載スペースができる。 飛行試験は2012年4/四半期に開始される。
2011.08.24 Jane's Defence Weekly US Army opts for UAV upgrade over purchase <1110-082406>
 Washington DC で開かれた AUVSI 2011 コンファレンスの展示会には UAV に関する数百点が展示されたが、米陸軍は講演で、新規装備ではなく在来装 備の改良に関心を持っていることを明らかにした。
 その一つが RQ-7B Shadow の改良で、RQ-7C 型が出現することは決してないとのことである。
2011.08.22 Aviation Week & ST Shadow gets teeth <1110-082204>
 米海兵隊 (USMC) が MQ-7B Shadow25-lb級の精密誘導弾を搭載する計画で、18~24ヶ月以内に部 隊評価試験を行う計画である。
 USMC はこの計画で、中距離 CM の拡散を防ぐため NATO が設置した既定をクリアできると見ている。
2010.05.19 Jane's Defence Weekly Australia requests Shadow 200 UAV sale <1006-051915>
 オーストラリアが米政府に対し、RQ-7B Shadow 200 2個システムの売却を要求した。
 売却価格は$218Mで、契約には UAV 8機と予備機2機、地上装置4基が含まれる。
2010.04.26 Aviation Weekb & ST Winging it <1006-042601>
 AAI社が Shadow TUAV 翼拡張キットの納入を開始した。 翼端長が14ftから 20ftに伸び燃料タンクが増えることら滞空能力が6時間から9時間に伸び、更に機外装備用の ハードポイントも新設される。 米陸軍は陸軍と海兵隊用にこのキットを100セット発注している。
 同社は更に2月上旬に、新型のレーザ照準器を搭載する改良計画も発表している。
2010.03.22 Aviation Week & ST The opportunist <1005-032208>
 米陸軍が1月に、旅団戦闘団近代化計画 (BCTM) から VTUAV を削除したが、Northrop Grumman社製陸軍向 け Fire Scout の飛行試験は続けている。
 しかしながら陸軍は、陸軍の要求は Shaodow UAV の改良で満足できるとしている。
2008.12.15 Aviation Week & ST Big Shadow <0902-121504>
 米陸軍は$300Mをかけて、25機以上RQ-7 Shadow翼を大型に替え、 搭載能力を60-lbから100-lbに高める。
 更に最初の2機は来夏に、現在装備している EO/IR 装置に加えて新型のレーザディジクネータを搭載する。
2008.09 International Defence Review AAI plans Shadow 200 UAV enhancements <0810-090047>
 AAI社が、米陸軍と海兵隊が採用しイラクやアフガンで使用している Shadow 200 UAV の改良型を開発して いる。 改良は機体の性能と搭載装備の両面で行われ、2009年にはリチウムイオン電池、2010年には重質油エンジンが搭載されて、滞空能力が現 在の5~7時間より向上する。
 搭載装備では EO 装置が改良され、新しい IR 装置及びレーザ照射 (LD) 装置が搭載される。 LD 装置は HellfirePGMM 誘導迫撃砲弾、及び Excalibur 誘導砲弾の誘導に使用できる。
2008.08.06 Jane's Defence Weekly US Marine Corps prepares to stand up third UAV squadron <0809-080616>
 米海兵隊が9月12日に三番目の UAV 大隊を編成する。 この大隊は主として AAI社製 RQ-7B Shadow 200 を装備する。
 Shadow 200 は全長3.41m、翼端長3.89mで、実用上昇限度15,000ft、滞空能力5.5時間の性能を持ち、戦闘行動半径は 49nmである。
2007.12 International Defence Review US Army buys Shaow UAVs <0801-120006>
 米陸軍が AAI社に$101Mで Shadow UAV を発注した。 納期は2010年3月である。
2007.12 International Defence Review Operations in Iraq bring about rethink of US Army UAV roles <0801-120001>
= イラクにおける米陸軍の UAV 活用状況に関する記事 =
 イラクにおいて米陸軍 UAV の飛行時間は航空部隊の総飛行時間の18%を占めている。 一部では UAV が AH-64 や OH-58D などの へりと連携飛行し、UAV が索敵を行いへりが攻撃を実施している。
Warrior-A
 25,000ftの上昇限度と、36時間の滞空能力を持つ。 発展型の Sky Warrior は上昇限度と滞空能力が更に 向上する。
RQ-5A Hunter
 Hunter は軍団レベルの UAV で、主任務は偵察監視であるが、11月6日に2つの場面で Viper Strike を用いて攻撃も行った。
RQ-7B Shadow 200
 上昇限度14,000ftの Shadow 200 は、2007年3/四半期までにイラク戦で200,000時間飛行している。
Raven
 小部隊用の Raven には現地から、HE などを搭載した片道飛行型の要望が出されている。
2007.10.22 Defense News US Marines' Shadow UAV sees first combat <0722-102220>
 米海兵隊は Shadow UAV を部隊配備から6ヶ月以内という短期間でイラクで実戦 投入した。 Shadow は Pioneer の後継として配備され、戦場での偵察監視飛行を行っている。
 海兵隊は2個飛行隊を編成しているが、2003年以降イラクに毎年半年以上派遣されており、任務軽減のため第3飛行隊の創設を準備 している。
2007.05.28 Aviation Week & ST Under fire <0712-052809>
 イラクとアフガンでヘリコプタの戦闘損耗が多発していることから、欧米軍は地上からの攻撃を探知警報するシステムの開発を急いで いる。 米海兵隊では2年以内の装備化を目途に、小火器や RPG の発射を至短時間に探知し警報を発する装置 の開発を進めており、英国でも同様の開発を行っている模様である。
 ミサイル警報システムは現有の AAR-47 を改善する AAR-47A(V)2 を開発中で、二色 IR と紫外線/レーザ探 知機を組み合わせたシステムはフォールスアラームを大幅に削減し、市街地での効果が極めて高くなる。
 米陸軍及び海兵隊は、海軍の EA-6B 退役により、2008年末以降 ECM 装備の Shadow 200 及び Pioneer を運 用する計画である。
2007.02.12 Inside the Navy Marine Corps General sees Shadow UAV as short-term solution <0706-021211>
 米海兵隊は、RQ-2A Pioneer の後継に EagleEye を予定し8機を FY-06に導入する予定であったが、沿岸警 備隊の Deeowater 計画が遅れているため導入を中止し、当面の措置として Shadow を購入する方針である。
 海兵隊は長期計画を見直し、2015年の IOC を目標に長時間滞空の UAV を選定するが、陸海軍の Fire Scout が候補となる可能性が高い。
2007.02.12 Defense News Sensor finds, IDs sources of fire <0706-021205>
 米陸軍はイランやアフガンで効果を発揮している、RPG や IED の探知システムである Weapon Watch Shadow 200 FCS Class Ⅳ UAV に搭載する方針で、有人ヘリによる試 験が行われている。
 Weapon Watch は大きさが1立方呎弱、重量27-lbの IR センサ搭載の探知システムで、機関銃から RPG まで発射炎を 探知し、直ちに位置を特定する。
 開発は当初 STARE (Small Tactical Arms Recognition Equipment) の名称で2002年に開始され、車両用は現在イラクとアフガンで15 セットが運用中である。
2006.12.18 Inside the Navy Marines to team with Army on Shadow program to replace Pointer <0704-121803>
 米海兵隊は12月13日、情報収集用として1980年代から運用している Pioneer に代え Shadow を装備する方針を示した。 導入要領等の細部は明らかにされていない。
 Shadow 200 は10万時間以上の飛行時間を達成しており、そのほとんどがイラクでの偵察監視である。
2006.09.06 Jane's Defence Weekly US eyes hyperspectral technology for UAVs <0619-090614>
 米陸軍が超広帯域センサを UAV に搭載する計画である。 10月までに5基を購入して RQ-7 Shadow に搭載し試験を行い、2007年第2/四半期に配備を開始する。 超広帯域セン サは偽装下の目標検出や、堀りたての塹壕の識別などに威力を発揮する。
 超広帯域センサは Balkan 紛争で登場したが、いままで戦場で使えるものは出現していない。 今回採用されるのは BAE Systems社 製の AURORA で、13.6kgの重量で600万画素の超広帯域センサを搭載している。
2006.08.09 Jane's Defence Weekly National Guard Predators are ready for action <0617-080908>
 米国の Arizona, California, North Dakota, Texas など各州の州兵空軍MQ-1 Predator の訓練を終え、米国南部国境やイラクでの任務に就ける状態にある。 Predator の運用は 今後州兵空軍の主要任務に位置付けられようとしている。 国防総省内には MQ-9 Predator B を装備すべきと の意見もあるが、州兵局長官は価格の面で Predator A が適しているとしている。
 一方陸軍の Minnesota 州兵は RQ-7A Shadow を装備してイラクに展開している。
2006.07 International Defence Review Tactical UAV use assumes growing importance in mission deployments <0614-070017>
 中東における戦場での UAV の活躍が目立っている。 米軍はアフガンで15個システムの Raven、 イラクで249個システムの I-Gnat、Hunter Shadowを運用しており、アフガンとイラクで80%の時間をカバーしている。
 2003年4月には Predator が Jessica Lynch の救出作戦で活躍し、2002年3月にアフガンで行われた 'Anaconda' 作戦で Predator が タリバンの撃破に貢献している。
 2006年3月には米陸軍が地上装置 (GCS) に Shadow からのビデオ画像を受信する改造を完了し、主補給路に対する IED 攻撃の監視を行っている。
2006.05 National Defense 'Eyes on the ground' <0614-050002>
 Stryker 旅団戦闘団、その他陸軍部隊の Shadow UAV 偵察小隊の訓練が、Fort Irwin の訓練センタで行われている。 訓練はイラク での過密な飛行空域を想定した操作訓練や、IED の捜索等をねらいとした極めて実戦的な想定に基づき行われ ている。
 陸軍は現在15個 Shadow 小隊をイラクに派遣中で、来年には更に8個小隊を増強す る計画である。 DoD によるとイラクでは1,500機以上の UAV に加え、数百機の手投 げ式小型 UAV が運用されている。
2005.08.03 Jane's Defence Weekly UAV competition for future combat system tightens <0516-080303>
 Boeing/SAIC は、FCS 用の中型 UAV に次の4機種を選定した。
Air Guard (Class Ⅱ): Piasecki社
 Barnettd社製 BRC540 オートジャイロの無人型
Air Scout (Class Ⅲ): Piasecki社
 Piasecki社製 AirGeep の無人型
Shadow Ⅲ (Class Ⅲ): AAI社
 Shadow 200 の大型、重質油型
Prospector (Class Ⅲ): Teledyne社
 Reinmetall社製 KZO の改良型
 各社は10ヶ月間の契約で要求分析、リスク低減活動を行い、その後 Class Ⅲ は1機種に絞られる。
 DARPA は FCS UAV Claas Ⅱ にダクトファン、Class Ⅲ にロータクラフトを目指していたが、Boeing/SAIC は固定翼及びオートジャイ ロを選定した。
2005.01.19 Jane's Defence Weekly UAV missions in Iraq set to rise <0503-011706>
 イラクでの UAV の活躍から、米陸軍は更なる UAV の用法を検討している。
 各級部隊指揮官からは特に武装 UAV の増強が要望されているが、現在イラクで使用されている武装 UAV は、 Viper Strike を装備する RQ-5 Hunter のみである。 陸軍は Hunter 及び I-Gnat に Hellfire や APKWS を搭載する検討を行うと共に、Viper Strike を 1,200発までに増強しようとしている。
 Shadow は5時間以上の滞空能力を持つことから、AH-64 Apache に2時間程度先行 して作戦空域に進出させ、Apache の作戦間及び撤収の間、当該空域に滞空して、航空部隊指揮官に情報を提供する案も検討され ている。
 また、携行型の Raven mini UAV のビデオ映像を、SINCGARS (Single Channel Ground and Airborne System) ネットワークを用いて地上に伝送する実験も、先月行われている。
 作戦地域内で100~150kg程度の物資輸送に UAV を活用する案もある。
2004.09.20 Defense News Eavesdropping Drones <0421-092002>
 米陸軍は FCS の大隊及び旅団用として装備する通信情報収集 UAV に Fire Scout の採用を決め 、6月に BAE System社と$27M、3ヵ年の契約を行い開発を開始している。
 陸軍は当初、固定翼の Shadow 200 を候補としていたが、要求にあわなかったため、Fire Scout を 採用することとなった。 試作機の飛行試験は2005年夏から予定されている。
 Fire Scoutは、Humvee に搭載する陸上通信情報装置 Prophet の補足システムとして連携運用される。 Prophet は2002年に BlockⅠ が装備化され、より高性能な BlockⅡ/Ⅲ の開発が現在進められている。
2004.08.09 Defense News Upgraded Shadow UAVs ready for U.S.Army duty <0421-081201>
 RQ-7A Shadow 200 の改善型である RQ-7B 初号機が完成し、まもなく米陸 軍第172師団 (アラスカ) に配備される。
 改善型は旅団レベルで運用する TCDL (Tactical Common Data Link) 装備の戦術偵察用 UAV で、新型のフラ イトコンピュータを装備、滞空時間も約7時間に増加している。
 陸軍は年末までに RQ-7B 4機と地上装置からなる9個システムを装備する。
 Shadow 200 は2002年からイラクで運用されており、総飛行時間は10,000時間に達している。
2004.06.21 Inside the Navy Despite House proposal,Marines not interested in Army's Shadow UAV <0414-062106>
 米下院はFY-05国防予算案で、海兵隊に対し陸軍の Shadow UAV を装備することを勧告したが、海兵 隊は要求内容と異なるとしてこれを拒絶した。
 海兵隊は Bell社製の Eagle Eye チルトロター UAV に関心をもっているが、現在まで正式な要求内容を明ら かにしていない。
2004.05 International Defense Review US Army eyes SAR for TUAV <0409-050004>
 米陸軍は、Shadow 200 TUAV に搭載する既製のミニチュア SAR のマーケ ットリサーチを行っている。
 要求は、重量7.3kg以下、最大消費電力150w、分解能0.5m以上、覆域は距離3.5km、横1kmとなっている。
2003.10.27 Aviation Week & ST Second look  UAV の戦場における有効性が世界的に認知され、UAV 市場が活気を呈している。
 AAI社の Shadow 200 はイラクで第2歩兵師団が運用しているが、第4師団も2個システムの緊急調達を求めてい る。 更に韓国は最近 Shadow 200 の飛行試験を行い、非武装地域の監視に使用するものとみられる。 4機の機体と地上装置及び発射機 からなる1個システムの価格は約$800M。
 また、大型の Shadow 600 が来年イラクに派遣されるポーランド師団の偵察監視用に導入されることが決まっ ている。
 現在、AAI社はイスラエルの IAI社と仏の Sagem社と提携し国際市場への大型機の売り込みを図っており、タイやフィリピン等からも引 き合いがきている。
2003.06.16 Inside the Army Hunter,Shadow UAVs continue joint operation missions in Iraq  イラクに展開している Hunter 2個隊と Shadow 2個小隊は偵察監視活動に多大な成果をあげ たが、戦闘終了後も引き続き統合作戦を支援するため駐留している。
 Hunter 部隊は、作戦で16機のうち3機を失ったものの、6月7日までに合計1477.5時間、302ソーティを、 Shadow 小隊は769.2時間、193ソーティを記録し、陸軍のみならず海兵隊と空軍にも情報を提供してきた。
 陸軍は 3番目の Hunter 部隊を 2004年1月までに独駐留の第5軍に編成すべく準備を進めている。
2003.04.14 Inside the Army On Recon mission over Bagdad,Hunter UAV lost to hostile fire  米軍制圧前のバグダッド上空で偵察を行っていた米陸軍の Hunter UAV 1機が 4月7日に撃墜された。
 UAV は機体の氷結を避けるため通常より低高度で飛行していたところを対空火器により撃墜された。 機体は回収されていないが、軍 は搭載していた偵察監視システムに軍事秘密はないとしている。
 陸軍は現在、約40機の Hunter を保有しており、今週初めにイラクに送られた。
 なお、より小型の Shadow UAV が最近イラクに送られ、間もなく運用を開始する。
2003.03.05 Jane's Defence Weekly US Army in 'good shape' for war  イラク攻撃を控え米陸軍はセラミック防弾衣、武装 UAV などの新装備を準備している。
 陸軍は2~3週間以内に BAT を装備した RQ-5A Hunter を6機装備する。
 BAT 搭載 Hunter は、滞空索敵をして Scud 発射機などを攻撃する。
 Hunter用の BAT は1月に78発が発注され、既に26発が引き渡されている。
 Hunter が軍団レベルの装備であるのに対し、RQ-7A Shadow 200 旅団初の UAV として装備されている。
2003.01.13 Inside the Army Army eyeing new UAV with more endurance,capabilities than Shadow  米陸軍は TUAV Shadow に代わる ERMP (Extended Range Mission Payload) UAV の導入を 検討している。
 ERMP UAV の運用要求書は既に TRADOC から陸軍に報告されており、システムは15~19機の UAV、8台の地上装置、4台の移動型地上装置 からなる。
 UAV の航続距離は300km以上で、高度25,00-ft滞空時間は12~24 時間搭載重量は 300-lb 程度とされる。
 軍は今春に RFP の発簡を予定、2004年の開発開始、2006年の導入を目指しているが、調達数量は現在のところ 未定。
2003.01.06 Defense News Simplicity brings success for US Army's Shadow  米陸軍の Shadow 200 は DoD が承認した初めての UAVとして、1月10日に9個システムの調達 契約が行われる。
 システムは、4機の UAV と2台の車載型制御ステーションから構成され、操作要員は22名、価格は$11Mである。
 軍はこれまでに13個システムを調達し、最終的に83個システムを導入する計画となっている。
 開発成功の要因として次の3点があげられる。
・UAVに新しい能力を付与したこと
・軍部に将官級の有力な支援者を得たこと
・開発の迅速簡潔性を追求し、システムの改善をBlockアプローチとしたこと
 Shadow 200 は現在、第4歩兵師団と Stryker 旅団に装備されイラク戦にも運用されるとみられている。
2002.12.16 Inside the Army Army eyes Shadow UAV's potential for medical resupply missions  米陸軍は戦場への緊急医療品補給に Shadow UAV を使用する研究を行っており、本年度末か ら $3.5M を投じて開発を開始する。
 Quick-MEDS と呼ばれる計画は GPS 誘導システムと血液等の緊急補給品投下装置を UAV に搭載し正確に所望の時期と場所に補給する構 想で、FY-04 の実用化を目指している。
2002.10.16 Jane's Defence Weekly Shadow 200 for full rate production  RQ-7A Shadow 200 TUAV が、米陸軍として初の FRP に 入った。
 RQ-7A Shadow 200 は FY-03 の9個システムをかわぎりに、計41システムが調達される。
2002.09.30 Inside the Army Full-rate production of Shadow UAV approved by Army leadership  米陸軍は Shadow UAV の量産開始を決め、FY-03 国防予算決定後直ちに契約を行う。
 軍は 2009年までに訓練用 4個システムを含む 41システムの調達を計画、初年度に 9個シス テムを導入する。
 各システムの構成は3機の UAV、センサー及び予備機からなる。
 現在、Shadow 小隊は 2個あり、Ft.Hood 及び Ft.Lewis に駐屯する。 小隊は人員 22名 (内12名は操作員)、Shadowシステムの他、 Humvee 6両、車載及び携帯制御ステーション、Tactical Automated Landing System からなり、C-130 3機で同時輸送できる。
2002.09.18 Jane's Defence Weekly Shadow fielded to Stryker  AAI社の RQ-7A Shadow TUAV が、Fort Lewis に駐屯する Stryker Brigade Combat Team に配備された。 FRP 移行 の決定は今月行われる予定である。
2002.09.09 Defense News Small UAV maker draws big suitors  大手軍需企業の UAV への参入をめぐって、海軍の Pioneer や陸軍の Shadow 200 を製造してきた AAI 社は DoD に 中小企業の保護と援助を請願している。
 同社は、UAV には今後大きな需要が見込まれており、各種 UAV のシェアーや適正価格について軍は公平に中小企業を取り扱うべきと主 張している。
2002.05.27 Inside the Army Shadow UAV performs well during key operational test  米陸軍の Shadow UAV の IOT&E は今月、2度の不具合があったものの成功 裡に終了した。
 約 2週間で、53項目の試験を行い1回の試験飛行は平均 17時間30分であった。 試験中に燃料切れからパラシュートによる緊急着陸を 行った他、ピトー管の歪みがオートパイロットに影響し制御不良から墜落損傷している。
 なお、上院は FY-03 の Shadow 調達予算として $93M を、研究開発費として 46.4M を承認した。
2002.04.17 Jane's Defence Weekly US Army seeks to speed up UAV expansion  米陸軍は、アフガニスタンにおける空軍の Predator の活躍を見て、焦りを感じている。
 RQ-5A Hunter は、第15情報大隊が装備してコソボ及びマケドニアに展開しており、今年には更に6機が装備 され新たな部隊が編成されるが、陸軍は既に Hunter 計画の中止を決定している。
 これに代わる TUAV 計画として RQ-7A Shadow 200 今月から IOT&E を開始する が、陸軍はこれと連携するもっと航続距離の長い UAV を、師団、軍団レベルの部隊に装備したいとし、Predator が有 力候補になっている。
 これとは別に FCS (Future Combat System) では、一連の UAV が考えられている。
 Tube-Launched UAV は、陸上車両から32発発射でき、22~32kgのペイロードで高度1,000~1,500ftを、6~8時 間滞空する。
 Shadow とは限らない FCS 用の TUAV は、Tube-Launched UAV と同じペイロードで、高度15,000ftを飛行する。
 更に FCS では、部隊装備用として 4.5kg のペイロードで1時間飛行可能な VTOL UAV も考えている。
2002.04.15 Aviation Week & ST Army seeks to fill intelligence 'gap'  米陸軍はアフガン戦争の教訓から、作戦間での情報収集能力が現状では不充分であるとして、情報収集機能の強化を 検討している。
 米陸軍はアフガンでの特殊部隊によるアナコンダ作戦で 7名が戦死したのは、偵察用 UAV の不足に起因する情報不足と分析、旅団用に Shadow-200 UAV を導入するものの、絶対的に偵察用 UAV が不足しているとし、Hunter の 増加配備を検討している。
 また、この他の欠落機能として、外国語専門員の不足を解消する、音声や押収書類の自動翻訳装置、赤外線や電波を吸収する偽装網に 対抗するセンサー等が挙げられている。 
2002.02.18 Inside the Army Army to field Hunter UAVs to top light fighting fp  米陸軍は1年以内、2003年までに Hunter UAV 6機を第18空挺軍団に導入する方針を固めた。
 これは米軍の対テロ戦能力強化策の一環で、経費は約 $5M,国防緊急予算から拠出され、今後、更に 2個軍団に装備される可能性もあ る。
 なお陸軍は現在、旅団用 Shadow 200 UAV の導入も併せて来年予定しているが、Hunter はこれよりも航続距離が長く 、師団~軍団用とされる。
2002.01.09 Jane's Defence Weekly Expansion plans for TUAV programme  米陸軍は TUAV (Tactical UAV) のペイロード増加と、飛距離の増大を希望し、要求の詰 めと調達計画の作成を行っている。
 ペイロードについては、現在開発中の Shadow 200 が 99-lb であるのに対し、最小限 200-lb は必要とし ている。 また飛距離については、Shadow 200 の要求が最小限50km、できれば200kmとしているのを、200km必要 としている。
 但し実現するかどうかは予算次第である。
2001.12.24 Inside the Army Army OKs more Shadow UAV profuction, but appropriators cut funds  米陸軍はこのほど、Shadow UAV 6個システム (各UAV 4機) の第3次 LRIP を承認したが、議会は FY-02 の調達要求額を $84M から $57.3M に減額したため、計画通りの取得が危ぶまれている。
 なお、来年4月以降予定している運用評価試験等の予算 $38.2M は全額認められており、試験成果に基づくフル製造の決定は 2002年8月 か 9月に予定されている。
2001.11.28 Jane's Defence Weekly Shadow 600 launch, recovery success  Raytheon社は Shadow 600 UAV の発射、回収の試験に成功した。
2001.11.19 Inside the Army Army warns of major Shadow UAV setbacks if House cut is sustained  DoD は陸軍の戦術 UAV Shadow の FY-02 予算が $38.2M の要求から $20M が削減されたことに不満を示し、陸軍も 開発と装備化の遅れは戦備に重大な支障をきたすものとして警告している。
2001.11 Inernational Defense Review US to test Tactical UAV electronic-warfare fit  米陸軍 CECOM (Communications-Electronics Command) が、DTSP (Division TUAV SIGINT Program) の開発に関し、18ヶ月にわたる Demonstration Phase の契約を、ATS社、BAE社、Raytheon社の3社とそれぞれ $3.5M で結んだ。
 DTSP 計画は、計画中止になった CECOM の Prophet Air に代わるもので、Shadow 200 UAV に搭 載される。
2001.10.10 Jane's Defence Weekly US build-up highlight UAV shortage  米軍はアフガニスタンでの戦いと、最近3機の UAV を失った(8/27, 9/11にイランで Predator、9/23にアフガンでI-Gnat)ことにより UAV の不足が懸念され、追加支出により調達計画の繰り 上げを図ろうとしている。
 I-Gnat UAV は CIA が運用している GA社製(註:Predator と同じメーカ)の UAV で、12時間の滞空が可能である。
 現有の UAV 数は
 ・空軍 RQ-1A Predator × 13
 ・空軍 RQ-4A Global Hawk × 4
 ・陸軍 RQ-5A Hunter × 4
 現在計画中の UAV 及び調達予定数は、
 ・空軍 RQ-4A Global Hawk × 60
 ・空軍 RQ-1B Predator B
 ・陸軍 Shadow 200 × 44
 ・海軍 RQ-2 Pioneer
 ・海軍 RQ-8A Fire scout VTOL UAV
2001.09.17 Defense News Shadow program delayed following test mishaps  米陸軍の Shadow TUAV のフル製造は4月から5月に行われた運用試験で4機が墜落したため、計画の再検討を余儀な くされ、約1年遅れる模様。
 Shadow 200 は 1999年から $83.6M で6機の LRIP に入っているが、試験の遅れからフル製造の決定は2002年末 になると予想される。
2001.09.03 Aviation Week & ST Army moves ahead on UAV-based sigint  米陸軍は Shadow-200 UAV を用いた野戦用 SIGINT 機の開発を始めている。
 これは陸軍通信電子司令部が DTSP (Division Tactical UAV Sigint Program) として $3.5M を投じて行 っている開発で、滞空時間 6時間以上、120km 以内の敵味方の通信源をピンポイントで評定するとともに、レ ーダーと通信機への電子妨害機能を持つ。
 試作機の試験は 2002年から開始、2008年頃の運用を目指しており、軍は当初、14セットの導入を計画している。
2001.09.03 Inside the Army Army settles on new program schedule for Shadow Tactical UAV  陸軍は Shadow TUAV の計画時程を変更し、運用試験を来年中頃まで延長し、調達決定を 2002年 8月に行うと発表した。
 陸軍は当初、フル製造を 2001年 10月に開始する計画であったが、今年の始めから実施中の IOT&E で4機の試験機が墜落破損したこ とを重くみて計画変更に踏み切ったもの。
2001.08.13 Inside the Army Joint forces command seeking Shadow to develop joint UAV doctrine  米統合軍司令部は、検討中の UAV 統合運用教義に陸軍の TUAV Shadow 200 を加えるこ とを要求している。
 同司令部はアリゾナの Ft.Huchuca にある JOTBS (Joint Operational Test Bed System)を使用して UAV 統合運用を研究しており、 2002~2003年には Shadow 200 を加えたいとしている。
 陸軍は旅団クラスでの TUAV 運用を目的に開発しているが、統合軍は UAV 統合運用教義研究の一助とする 考えを持っている。
2001.08.06 Inside the Army Shadow officials mulling how to move forward until testing resumes  米陸軍の TUAV プロジェクト当局と AAI 社は Shadow 200 の IOT&E が中止または延期 されることから今後の事業計画の見直しを余儀なくされている。
 Shadow 200 の IOT&E は 5月以降 4機が破損又は緊急着陸したことで早くて11月、遅ければ来年まで延期 される。
   Shadow 200 は既に LRIP の 2期目に入っており、4機を来年 1月か 2月に納入する予定で、フル製造の決定を 9月に控えていたが、 これは IOT&E の終了後 4ヶ月後となる見込みで対策に追われている。
2001.07.30 Inside the Army Shadow UAV resumes flight testing as system modifications are made  米陸軍の戦術 UAV の初期運用評価試験で、7月11日に着陸失敗し損傷した Shadow 200 の 原因調査は続けられており、調査結果に基づくシステムの改修が終了するまで試験は中止され、再開は秋になる模様。
2001.07.25 Jane's Defence Weekly US Army's Shadow 200 radars delivered  Northrop Grumman社は、TUAV Shadow 200 に搭載する SAR/MTI レーダ2 基を陸軍に引き渡した。
2001.05.17 Inside the Pentagon Shadow UAV tests aborted after trouble with four air vehicles  4月下旬に行われた米陸軍の戦術 UAV Shadow の初めての運用評価試験 (IOT&E) はエンジンの不調から失敗に終 わり、9月まで延期される模様。
2001.05.02 Jane's Defence Weekly Low-rate production run for Shadow 200  米陸軍の TUAV (Tactical UAV) Project Office は、Shadow 200 の第2次 Low-Rate Production の承認を得た。
 システムは4月30日に IOTE (Initial Operational Test and Evaluation) を受験する予定である。
AAI 社の Shadow 200 に関するページ
2001.04.11 Jane's Defence Weekly Shadow-200 completes field test  RQ-7A Shadow-200 TUAV は、5日間にわたる運用環境下での野外試験を成 功下に終了し、IOTE (Initial Operational Capability Test and Evaluation) に向け、準備を進めて いる。
2000.11.06 Inside the Army Army begins extensive tests to validate shadow TUAV requirements   陸軍の戦術無人機 (Shadow 200 UAV) の 3ケ月にわたる第1 段階試験は 10月下旬に EO/IR 搭載重量の確認とミリ波レーダを用いた自動着陸システム (TUAV Automatic Landing System; TALS) による自動着陸試験を行い、十分な成果を得た。
 第2段階試験は 2001年 4月まで約 3ケ月の予定で 11月上旬に開始し、操作要領を始めとし主要な操作試験と評価を行う。
 陸軍は 2001年秋には装備化の可否を決定し、予定では旅団に合計 44機の TUAV を配備する計画。
2000.10.25 Jane's Defence Weekly US Army defends accelerated TUAV schedule  陸軍は2度の墜落事故( 7月と 9月)にかかわらず Shadow 200 TUAV の計画を推進するつもりである。
 陸軍は既に3個システムの LRIP (Low-Rate Initial Production) を発注しており、最終的に 44個システムを装備する予定である。

= Shadow 200 TUAV について(AAI社ホームページ から)=
・戦術行動半径: 200km
・滞空時間  : 6 ~ 8 時間
・最高高度  : 15,000ft
・ペイロード : 50 lbs
   EO システム、EW システム、その他各種センサを搭載可能