(Yahoo)
「中国防衛線でトマホーク実射=太平洋でけん制か―米原潜訓練」
「米国 アルカイダ攻撃、潜・・・」
☆ 主な航空機
最終試験は垂直発射で行われ、1,255kmを飛行した後に標的に直撃した。
Tactival Tomahawk は2004年に運用が開始される。
2023.12.05
15:27Bloomberg
米海軍、対艦攻撃型トマホーク・ミサイルの原潜への搭載を来年開始
<2401-120508>
米海軍が特に台湾周辺で中国海軍に対抗するため戦闘能力を高める米政府の取り組みの一環として、2024年に対艦攻撃型Tmahawkの潜水艦への搭載を開始する。
海上で移動する目標への攻撃を可能にする新しい誘導装置ムが採用された最新の対艦型Tomahawkの配備は10月1日より後になる見通しだと、声明で明らかにした。
海軍は水上艦にも搭載する計画だが、水上艦は潜水艦と比べて中国の対艦兵器の攻撃に弱い。
【註】
対艦攻撃型Tmahawk (Tomahawk Block Ⅴ) は、現在配備されているTiomahawk Block Ⅳ (Tactical Tomahawk) に対艦用シーカを取り付けたもので、米海軍は水上艦用を含めBlock Ⅳほを全てBlock Ⅴにするという。
2021.03.17
Defense News
US Navy set to receive latest version of the Tomahawk missile
<2104-031710>
Raytheon社が来週、新型シーカを搭載して対艦能力を持つ新型TomahawkであるTomahawk Block Ⅴの納入を開始する。 Block ⅤにはBlock ⅤaとBlock Ⅴbがあり、新型弾頭によりより高い侵徹能力を持つという。
2021.02
International Defence Review
US Navy completes first Tomahwk Block Ⅴ firing
<2103-020004>
米海軍Carl Vinson CSG所属のDDG-51 Flight ⅡA駆逐艦Chafeeが、2020年11月30日に初めてTomahwk Block Ⅴを発射した。 Chafeeはまた12月1日に2発目のTomahwk Block Ⅴも発射した。
いずれも新規に開発された通信システムで飛行間の目標変換指示を受け、カリフォルニア州China Lake試験場のSan Nicolas島に設置された標的に命中した。
2020.12.15
Defense News
The US Navy has an upgraded Tomahawk: Here's 5 things you should know
<2101-121506>
米海軍が12月にTomahawk CMの最新型であるTomahawk Block Ⅴの駆逐艦Chafeeからの発射試験に成功した。 Block Ⅴは以下のような特長を持っている。
1. Increased capabilities
2. More survivable
3. Subsonic is a feature, not a bug
4. It's cheap
5. It's all in the mix
2020.12.14
Jane's 360
USN completes first Tomahawk Block V firings
<2101-121404>
米海軍Carl Vinson CSGの駆逐艦Chafeeが11月30日にTomahawk Block Ⅴ初の発射試験をChina Lake試験場で実施した。 更に2発目の試験を10月1日に実施し、同射場にあるSan Nicols島の標的に命中した。
【註】
Tomahawk Block ⅤはTomahawk Block Ⅳに対艦用シーカを取り付けたもので、かつてはTomahawk Block Ⅳ MSTと呼ばれていたが2019年初期にTomahawk Block Ⅴと命名され、米海軍は全てのTomahawk Block ⅣをTomahawk Block Ⅴに換装すると報じられている。
2020.03.02
Jane's 360
Raytheon funded to develop JMEWS warhead for Tomahawk
<2004-030206>
Raytheon社が米海軍から、Tomahawk LACMに搭載する多効果新型弾頭JMEWSのEMDを$90.4Mで受注した。
JEWSでは従来RGM-109E/UGM-109E Tomahawkが搭載してた破片効果弾頭に侵徹能力とミッションプランニング機能が付加される。
2020.03
International Defence Review
Tomahawk recertification/modernisation line starts ramp up
<2005-030007>
米海軍が2021年にオーバーホールと対艦型への改良を行ったTomahawk Block Ⅴaの配備を開始する。 Block ⅤaにはMSTへの改造とNAV/COMMパッケージの搭載が行われ、海上の移動目標への終末誘導能力が付与される。
更にその2年後には対地型のBlock Ⅴbが配備される。 Block ⅤbにはJMEWS弾頭が搭載される。
2019.08.28
Jane's Defence Weekly
US tests ground-launched missile concept previously banned under INF
<1910-082801>
米国が8月2日にINF条約から正式に離脱したのを受け、国防総省が8月18日にTomahawk LACMの地上発射試験を行った。
海軍報道官によると、Tomahawkはカリフォルニア州San Nicolas島に設置されたMk 41 VLSから発射され、500km以上を飛翔して標的に命中した。
国防総省によるとポーランドとルーマニアに設置されるAegis AshoreのMk 41 VLSもTomahawk LACMの発射が可能である。
【註】
ポーランドとルーマニアのAegis Ashoreが装備するMk 41 VLSがTomahawk LACMの発射が可能であるということは、いずれもTomahawk 管制装置 (TTWCS) も装備していることを意味する。
2019.08.19
Jane's 360
US tests ground-launched missile concept previously banned under INF
<1909-081904>
米国防総省が8月19日、INF全廃条約離脱に伴い、18日にTomahawk LACMの陸上発射試験を行ったと発表した。 試験結果は将来の中距離ミサイル開発に使用されるという。
試験はカリフォルニア州San Nicolas島で行われ、トレーラ状に設置したMk 41 VLSから発射されたTomahawkは500km以上を飛翔し標的に命中したという。
【註】
米陸軍は1983~1991年に地上発射型のTomahawkであるBGM-109G GLCMを装備した実績がある。
元々艦上発射のTomahawkを陸上から発射するのに新たな技術は必要ないが、現有のTomahawk Block Ⅳの米海軍型は全てMk 41 VLSから発射する垂直発射型であるため、BGM-109Gの様に水平に運搬し斜めに起立させ発射するには若干の改修が必要と見られる。
今回の試験ではMk 41 VLSが用いられているが、このままでは実用には適さないと見られる。
2019.03.19
Inside Defense
Congressional scrutiny spurs Navy cruise missile investment changes
<1904-031909>
米海軍がFY20要求で、Tomahawkの生産ラインを再開して対艦型のBlock Ⅴを生産することを明らかにした。
またFY19で議会から求められていたCM戦略の見直しを受け、次期LACM NGLAWの検討AoAを再開する。
2019.03
International Defence Review
USN confirms Block Ⅴ designation for modernised Tomahawk cruise missile
<1905-030003>
米海軍が対艦能力を持つTomahawk Block Ⅳ (MST) をTomahawk Block Ⅴと命名した。
Tomahawk Block Ⅳ新弾の生産は現在生産されているLot 15の100発で終了する。 また既存のTomahawk Block ⅣはBlock Ⅴに改造され、Tomahawkの標準型になるという。
2019.01.11
Aviation Week & ST
Sea strike rebirth
<1904-021102>
・SM-6
・NSM
・対艦 Tomahawk
2018.11.21
Jane's Defence Weekly
No timeline set for possible US withdrawal from INF treaty
<1901-112101>
米国がINF禁止条約を破棄した場合、直ぐに実施可能な施策はTomahawkの地上発射型の開発と、射程300kmのATACMSを射程延伸することの2件である。
2018.07
International Defence Review
Continuing Resolation impacts Marime Strike Tomahawk schedule
<1808-070005>
米海軍が進めているTactical Tomahawk Blcok Ⅳにパッシブ/アクティブRFシーカを付加するなどした対艦Tomahawk (MST
) のIOCは当初FY21に予定されていたが、FY17継続予算決議の影響で遅れ、海軍が5月17日に出した文書で3QFY22に
なることが分かった。
2018.04
International Defence Review
Raytheon to embody Maritime Targeting Capability in Tomahawk Block Ⅳ
<1806-040010>
Raytheon社が1月25日に米海軍から$627,000で、二段階からなる対艦Tomahawk計画 (MST) の第一段階Tomahawk Block
Ⅳにロードする新たな対艦用ソフト (MTC) であるSynthetic Guidanceの試験を受注した。
Synthetic GuidanceモードのTomahawkは2015年1月にTomahawk Flight Test 402で、飛行中の目標変換を含む試験に成功している。
2018.02
International Defence Review
USN reveals JMEWS upgrade plan for Tomahawk Block Ⅳ
<1804-020011>
米海軍がRGM/UGM-109E Tomahawk Block Ⅳ CMに多重効果弾頭 (JMEWS
) を搭載する計画を進めている。
JMEWSは2012年に開発を完了した弾頭で、前置した成形爆薬 (shaped charge) が形成した突破口を後方の突入弾
(follow through charge) が通過して破裂する弾頭である。
2018.01.29
Aviation Week & ST
The Pentagon wants its nuclear Tomahawks back
<1803-012904>
トランプ政権が発表した "2018 Nuclear Posture Review" で海軍は低威力核弾頭搭載SLBMを配備しようとしている。
核弾頭Tomahawkは "2010 Nuclear Posture Review" で廃止が決められ、2012~2013年に退役していた。
【註】
米空軍がAGM-86 ALCMの後継として開発している核弾頭CMのLRSOを報じた記事では、核弾頭Tomahawkが搭載していたW80核弾頭と思われる
写真が掲載されていた。
2018.01.23
Inside Defense
Navy extending effort to define potential Tomahawk follow-on program
<1802-012305>
米海軍首脳が昨年5月に、Tomahawk後継となるNGLAWの比較分析作
業(AOA)を2018年1~3月までに完了すると表明していたが、海軍はまだ発表できる状況にはないという。
2017.10
International Defence Review
Raytheon contracted for Martine Strike Tomahawk seeker suite development
<1712-100006>
米海軍が8月30日に、Raytheon社にTomahawkに対艦能力を付与するMaritime Strike Tomahawkの開発を$119Mで
発注したと発表した。
Maritime Strike TomahawkはTomahawk Block ⅰⅣミサイルに対艦用シーカを取り付けるもので、FY22でのIOCが計画されている。
2017.08.21
Defense News
Raytheon marks milestone for its Tomahawk, looks to the future
<1709-082105>
Raytheon社と米海軍が22日にTomahawk Block Ⅳの4,000発目の納入式典を行う。
海軍は2019年からBlock ⅣをRaytheon社に送り、航法、通信装置及び弾頭の更新を行う計画である。 更に
Raytheon社はシーカを取り付けて対艦攻撃能力を付与することも計画している。
2017.04.17
Aviation Week & ST
Bold action?
<1706-041701>
4月7日に米国はシリアのShayrat航空基地に対しTomahawkによる攻撃を行ったが、冷戦時代に生まれたTomahawk
はその後、1991年の湾岸戦争、2003年のイラク侵攻作戦、2011年のリビア攻撃など30年近くも、常に緒戦の主役
であり続けている。
2017.03
International Defence Review
Raytheon mulls seeker options for Maritime Srike Tomahawk
<1704-030004>
Raytheon社が米海軍の対艦Tomahawk (MST)要求にに基づいてTomahawk Block Ⅳ (Tactical Tomahawk)に
センサを搭載する開発を行っている。
海軍は対艦型Tomahawkの装備をFY22に開始する計画である。
2017.01.17
Defense Update
Tomahawk cruise missiles to become dual-mission, assume anti-ship role
<1702-011703>
対艦能力を付与されたTomahawk Block Ⅳ LACMが、米海軍で最も射程の長い
ASCMになった。 このTomahawkはMSTと呼ばれ、4,000発が緊急調達され2017年に配
備が開始される。
MSTにはパッシブRFシーカが付加され、着弾時には残余燃料がサーモバリック効果も発揮するという。
2016.07.11
Inside Defense
Pentagon seeks accelerated start of Tomahawk anti-ship cruise missile variant
<1608-071103>
米国防総省が方針を変換し、Tomahawkの対艦型開発をFY16に開始する。
対艦型Tomahawkは水上艦や潜水艦に装備して、1,000nm遠方から敵艦を攻撃するもので、国
防総省は6月30日に総額$2.6Bにのぼる提案を議会に送付した。
2016.06
International Defence Review
TacTom tech: developing Tomahawk in Block Ⅳ and beyond
<1607-060008>
2016.04.20
Jane's Defence Weekly
DoD's third offset covers air defence, arsenal plane
<1606-042007>
米国防総省高官が4月12日に同省の'Third Offset'構想について述べ、超高速弾と従来型レーダを組み合わせた防空と
Arsenal Planeを挙げた。 超高速弾については電磁砲で試験が行われてきた超高速弾がをM109A6 Paladin 155mm砲
を、海軍の5吋砲用に使用しようとするものである。
Arsenal Planeは大量の弾薬を航空機に搭載して遠距離から発射するもので、高ステルス(stealthier)機はFY20までの完成を目指している。
SM-6に対艦能力を持たせることで600発以上のASBMを保有することになり、更に
Tomahawkに対艦能力を持たせる事も計画されている。
2016.03
International Defence Review
Raytheon plans further Tomahawk tests in 2016
<1604-030007>
Raytheon社が、中期誘導にパッシブ、終末誘導にアクティブを併用した2モード誘導のTomahawk
Block Ⅳの拘束飛行試験(CFT)を成功裏に完了した。 CFTは同社の保有機T-39を用いて行われた。
2モードTomahawkは移動する陸上及び海上目標を攻撃するもので、同社が$40M以上を投入して自社開発している。
【註】
米DARPAの長距離対艦ミサイルLRASMはAGM-158B JASSM-ERを元にしたAGM-158Cに決まったが、当初からその代
替にTomahawkが考えられていた。
2015.03.12
Military Review
Poland seeks Tomahawk missiles from U.S., others
<1504-031203>
ポーランド国防相が12日、ロシアに対抗するため Tomahawk を米国または他の国から購入する方針
を示した。 また2016年の国防費を現在の対 GDP 1.95%から2%へ引き上げる方針も示した。
2014.11.03
Aviation Week & ST
Old missile, new tricks
<1501-110304>
Raytheon社が自社経費$40Mをかけて、新型シーカと目標認識システムを搭載し
移動目標の攻撃能力を向上させた Tomahawk Block Ⅳ を開発している。 同社は既に、新型シーカを T-39 Sabreliner ビジネス
機に搭載した試験を4月に実施している。
今までの Tomahawk Block Ⅳ が移動目標を攻撃する場合には、GPS 誘導装置に目標データを刻々データリンクで送信する方法によっていた。
2014.10
International Defence Review
Tomahawk launches software imporvements
<1411-100011>
Raytheon社が9月上旬に、米海軍と Raytheon社がソフトを改修した Tomahawk Block Ⅳ 2発の発射試験に成功したと発表し
た。
1発目は潜水艦から、2発目は巡洋艦から発射された。
2014.09.24
Jane's Defence Weekly
Tomahawk upgraded for retargeting
<1411-092401>
Raytheon社が8月25日と26日に、ミッションプランニングのソフトを改良した Tomahawk Block Ⅳ の発射試験を、潜水艦と
巡洋艦から連続して行った。
2014.07.16
Defense News
Raytheon targeting Tomahawk of the future
<1408-071608>
Raytheon社が Tomahawk の生産を維持するための最少年産規模を196発としているのに対し、米政府のFY15要求が100発に
縮小されるのを受け、同社は対移動目標能力向上などを目指した品質向上計画を打ち上げている。
計画の第一段階は通信及び航法装置を換装し新型シーカを採用することで移動目標の追随精度を向上させるもので、2018年
完了を目指し2015年に EMD を開始できる。
第二段階では多効果弾頭を搭載して侵徹能力向上と破片効果範囲を拡大しようとするもので、2019年
完了を目指して2015年に EMD を開始できる。
2014.06
Inrternational Defence Review
First flight test for new Tomahawk Block Ⅳ seeker
<1408-060005>
Raytheon社が、移動目標の追随精度を向上させるためパッシブシーカを搭載した Tomahawk Blovk Ⅳ
の試験を行い成功した。 この Tomahawk は新しいシーカを併設するためノーズコーンを改良している。 これに伴い搭載燃料は減るが、1,000哩の
射程は変わらないという。
2月20日に米海軍と Raytheon社は、飛行間の目標データ更新と、低高度飛行性能を確認する2件の試験を実施している。 同社は Tomahawk の品質向上計画
を提案しており、FY18では新型通信装置の搭載、2019年には装備可能になるという。
2014.05
International Defence Review
More capability, lethality for Tomahawk
<1406-050011>
Raytheon社が4月上旬、Tomahawk の発展計画を公表した。
Mach 3 を目指す超音速 Tomahawk 構想では、推進装置を変更するほか、機首形状や翼形状も変更され、後退翼になる。
自社開発している passive/active 両用シーカの試験は今年後半に行われる。 現在搭載されている WDU-36B 単弾頭に代わる
多機能弾頭では、硬目標に穴を空ける成形爆薬が採用される。 更に残余燃料を活用して軟目標
を破壊することも考えられている。
2014.03.19
Jane's Defence Weekly
Tomahawk line under threat
<1405-031906>
米海軍のFY15予算要求で Tomahawk Block Ⅳ (Tactical Tomahawk) の生産打ち切りが
示された。 FY15では予算の49%が削減される。 Tomahawk Block Ⅳ は2013年11月に3,000発目が納入されたが、FY19まで年産196発のペースで量産が続けられることになって
いた。
一方新たに次世代対地攻撃武器 NGLAW の開発がFY15に開始されることが明らかにされた。
2014.03.03
Defense News
Tomahawk networking improves
<1404-030305>
米海軍が2月19日、Tomahawk Block Ⅳ の発射後の目標変換試験に成功した。 Tomahawk Block Ⅳ は
衛星経由の双方向データリンクを搭載している。
Raytheon社は1月下旬に300発目の Tomahawk Block Ⅳ を納入している。
2014.03
International Defence Review
Tactical Tomahawk takes aim at new targets
<1404-030013>
Raytheon社が自社経費で、移動目標をも攻撃できる Tomahawk Block Ⅳ (Tactical Tomahawk) である
MMT に搭載するシーカを開発している。
MMT 用の新型マルチモードシーカは2チャンネルで、パッシブの ARH モードを有する。
MMT はこの他に多効果弾頭 JMEWS も搭載する。
2013.11
International Defence Review
Raytheon tests anti-radar seeker for Block Ⅳ Tomahawk
<1312-110023>
米海軍は2017年以降、Block Ⅳ Tomahawk に ARM 能力を付与する計画である。 既に Raytheon社は電波暗室で
、錯雑した電波環境における ESM シーカの試験を7ヶ月にわたり行っている。
現在試験中のシーカはパッシブモードだけで、電波封止した目標は捕捉できないが、最終的にはマルチモードのシーカにして、移動/固定、
電波放射/電波封止のいずれの目標にも対抗できるようにする。
2013.09
Jane's Missiles & Rockets
Raytheon to study Tomahawk launch rate
<1310-090015>
Virginia級原潜は、初期型には Tomahawk 12発を発射できる垂直発射管を装備していたが、Block Ⅲ ではコスト削減のた
め2本の大径発射管になり、Tomahawk の発射速度が制約されている。
このため Raytheon社は発射速度を向上させる計画を進めている。
2012.09.03
Aviation Week & ST
Get netted
<1210-090306>
ネットワークミサイルとして米海軍は6月に、Tomahawk Block Ⅳ に新型センサとデータリンクを搭載した
OASuW 計画を開始し、2015年に配備を開始する。 また AGM-154C-1 JSOW-C1 や、AGM-84L Harpoon に JSOW C-1 のデータリンクである
SCWDL を搭載した Harpoon Block Ⅱ+ の開発も行っている。 更に Harpoon や SLAM-ER の後継も検討しており、
JSOW-ER や JSM などが候補に挙がっている。
2012.09
Jane's Missiles & Rockets
US Navy looks to modified Tomahawk to meet interim Offensive ASuW need
<1209-090017>
米海軍と Raytheon社が、海軍の対艦ミサイル計画 OASuW として、対艦型の Tomahawk である
MMT の開発を、2015年 IOC を目標に進めている。 発射試験は2013年1/四半期に開始される。
MMT は AESA レーダシーカを搭載するが、暫定段階では搭載しない。
2012.06
Jane's Missiles & Rockets
US details TLAM use against Libya
<1207-060016>
米海軍が4月17日、2011年にリビアで使用した Tomahawk LACM (TLAM) が230発であったこ
とを明らかにした。 そのうち英海軍と米海軍の内訳は公開されなかったが、米海軍はリビア戦の射耗補填分として211発を
要求している。
2012.05
Jane's Missiles & Rockets
Tomahawk to receive system upgrade
<1206-050006>
米海軍が5年かけて Tomahawk 管制装置 (TTWCS) の改良を行い、Ticonderoga級巡洋艦と Arleigh Burke級駆逐艦へ
の配備を開始する。 今回の改良に潜水艦は含まれていない。
2012.04.25
Jane's Defence Weekly
Over 2,000 Tomahawks fired in anger
<1206-042503>
Tomahawk が今までに、実戦で2,000発以上、運用試験で500発発射されたことを Raytheon社が明ら
かにした。 2,000発目は2011年にリビアで発射された。
2011.09
International Defence Review
Testing targets: bridging the ASLM gap
<1111-090013>
・LRASM-B(右図)
・Tomahawk Block Ⅳ Plus
・supersonic Tomahawk: Mach 2.5、射程600~700哩
・JSOW-ER
・NSM/JSM
・FASGW/ANL
・Perseus
2011.08.10
Yahoo
時事通信記事
<1109-081004>
米海軍の SSGN Ohio (17,000t) が、中国が想定する外洋の防衛ライン上にあるマリアナ諸島海域で
Tomahawk の実射訓練を実施していたことが10日分かった。 米海軍によると、Ohio は4日にグアムの北約240kmにあるマリアナ諸島の
無人島を標的に Tomahawk Block Ⅲ を発射し着弾させることに成功した。
Tomahawk Block Ⅲ は射程約1,600kmで通常弾頭約360kgを搭載できる。
2011.05
Jane's Misilles & Rockets
Air strikes target Libyan defences
<1107-050001>
英海軍の Trafalgar級潜水艦1隻と、米海軍の DDG、SSN、SSGN から、3月19日に112発、翌日までに計124発の
Tomahawk 及び Tactical Tomahawk が発射された。 Tomahawk は22目標に対し発射され、初弾
は現地時間21:00に、約1時間を飛翔して着弾した。
・制空戦闘
最初の攻撃でリビアのレーダは全て沈黙し、3月24日に練習機と軽攻撃機が離陸したものの、着陸したところを Rafale が投下した AASM で
破壊された。
・対地戦闘
B-2 3機が JDAM 45発を Ghardabiya 空軍基地に投下した。 同基地には80基の航空機用強化シェ
ルタがあり、16基ずつ4ヵ所及び8基ずつ2ヵ所に分散していたが、B-2 はそのうち3ヵ所を破壊し、残りは Tomahawk で破壊した。
3月19、20日の両日、英空軍が3機の Tonado GR.4 で Storm Shadow CM を発射した。
・電子戦
米空軍の F-15E、F-16CJ 及び海兵隊の AV-8B の攻撃には、海軍の EA-18G Growler が同行掩護した。
2010.12
Jane's Missiles & Rockets
US Navy tests new warhead for Tomahawk Block Ⅳ
<1101-120015>
米海軍が8月16日、Tomahawk Block Ⅳ に搭載する新型弾頭 JMEWS の静爆試験を行い成功した。 こ
の試験でコンクリートに後続部分が通り抜けられる穴を開けることができた。
JMEWS は従来弾頭の破片効果に加えて侵徹能力が付与される。
2010.07
Jane's Missiles & Rockets
Tomahawk controlled from 8,000 km away
<1010-070006>
米第7艦隊と第3特殊作戦群が5月5日、 Tomahawk Block Ⅳ-E LACM を8,000km遠方から制御する試験に成功
した。
Tomahawk はカリフォルニア沿岸の Angeles 級攻撃型原潜から発射されたのち、第3特殊作戦群が第7艦隊からの目標更新情報により制御されて China Lake 射場の
標的に命中した。
2010.03.17
Jane's Defence Weekly
Raytheon offers Tomahawk for moving targets
<1005-031706>
Raytheon社が米海軍と、移動目標の追随が可能な Tomahawk について協議中で、海軍の施設でのシミュレーションは完了している。 現在運用
している Tomahawk Ⅳ は双方向データリンクを搭載しているが、移動目標は想定していない。
移動目標用 Tomahawk にはミリ波シーカが使われる模様である。
2010.02.24
韓国中央日報
米『核搭載トマホーク廃棄』方針に日本大騒ぎ
<1003-022401>
米国が核弾頭型 Tomahawk を廃棄するという方針を固め、日本政府に通告したと読売新聞が23日に報道した。 日本政府は強い核抑制力を持つ
Tomahawk が廃棄されれば、米国による核の傘体制に支障をきたすものと見て対応策に苦心している。
核弾頭 Tomahawk は1991年9月に空母と核潜水艦から撤去され保管されてきたが、オバマ政府で廃棄方針を決めた。
これについて岡田外相は米国務長官と国防相に書簡を送り、米政府の核のない世界の政策を高く評価するとしながら、Tomahawk の廃棄が日本の核の傘に及ぶ影響を考慮
してほしいと、具体的な安全保障策を要求した。
2010.01
Jane's Missiles & Rockets
Tomahawk Block Ⅳ attacks time-critical target
<1002-010036>
(既報 1002-010012 (IDR 2010.01) とほぼ同じ内容の記事)
2010.01
International Defence Review
US Navy tests Tomahawk's time-critical targeting
<1002-010012>
米海軍が、新型耐妨害 GPS 受信機 AGR-4 を搭載した Tomahawk Block Ⅳ を用いた不意出
現目標に対する射撃試験を10月に実施した。 この試験で巡洋艦 Princeton から発射された Tomahawk は、地上にいる米英の特殊部隊
(SOF) からの情報で標的を破壊した。
目標情報の更新は携帯型の PSS-SOF 及び JSPEAR を用いて行われ、射撃要求は JSPEAR から艦隊に送られた。
【註】
不意出現目標といっても、最大射程1,800kmの Tomahawk は、1,000km飛行するのに1時間かかることを考慮しなければならない。
2009.12
Jane's Missiles & Rockets
Spain cancels TLAM procurement
<1002-120006>
スペインが$108Mで24発発注していた Tomahawk の購入をキャンセルした。 スペインは F-100 級フリゲート艦と、
S-80 級潜水艦に装備する計画で、調達数は60発にまで拡大される予定であった。
2009.10.21
Jane's Defence Weekly
Spain poised to abandon Tomahawk acquisition
<0912-102104>
スペイン国防省は2010年国防予算が6.2%削減されることから、Tomahawk の導入を見送る模様である。 米国は当初24発
の Tomahawk を$148Mで売却することに同意しており、スペイン海軍は装備数を将来60発程度にする計画であった。
しかしながら西海軍の F-100 フリゲート艦や S-80 潜水艦は Tomahawk の発射が可能な発射管を装備しているため、将来装備する可能性は残っ
ている。
2009.09
Jane's Missiles & Rockets
Anti-ship version of Tactical Tomahawk examined in US
<0910-090022>
米海軍が Tactical Tomahawk Block Ⅳ LACM の対艦型である MMT を計画して
いる。 MMT は30kt以下の移動目標を追随するアクティブ又はパッシブのシーカとデータリンクを搭載する。 MMT は
敵の脅威外では最適飛行経路を飛行し、接近するとシースキミング飛行を行う。
シーカはノーズ部に収納されるため燃料搭載領が減るが、射程は500nm以上が考えられている。
2009.09
International Defence Review
USN begins hunt for Tomahawk maritime interdiction seeker
<0910-090005>
米海軍が対艦型 Tomawak Block Ⅳ の開発を開始し、7月にシーカの RfI を発簡した。 回答期限は8月14日であ
る。 海軍が考えているのは多目的 Tomahawk (MMT) で、移動目標を捕捉する対艦用シーカを
Block Ⅳ のノーズ部分の空きスペースに搭載し、新規のデータリンクを搭載する。
Raytheon社は既に自社検討を進めており、同社によると各種技術を検討しているが最も優れているのは AESA レーダシー
カの搭載である。
2009.06
International Defence Review
Raytheon aims for Tomahawk anti-ship upgrade
<0907-060040>
Raytheon社が対艦型 Tomahawk Block Ⅳ計画を明らかにした。 対艦型は対地弾と同じ方法で目標海域まで誘導され、終末誘導を
AESA レーダを用いた新型シーカで行う。 シーカは重要目標を選別する機能も持つ。
また対地用にも使用できる。
米海軍は対艦用に RGM-84 Harpoon を使用しているが、その最大射程は最新型でも70nm止まりであるのに対し、対艦 Tomahawk は900nmの射程
を有する。
2009.06
Jane's Missiles & Rockets
Raytheon to analyse Tomahawk JMEWS warhead
<0907-060013>
Raytheon社が米海軍から、Tomahawk Block Ⅳ に搭載する新型多目的弾頭 JMEWS
の研究を$250,000で受注した。
JMEWS には重量バランス、誘導制御、ソフト、衛星通信端末など、全てとの整合が要求される。
2009.02
International Defence Review
JMEWS/Tomahawk test
<0903-020004>
米海軍が Raytheon社に、Tomahawk Block Ⅳ に搭載する JMEWS 弾頭の JCTD
を発注する計画である。
2008.10.08
Jane's Defence Weekly
HMS Turbulent upgraded to fire Tomahawk TTL
<0812-100807>
英海軍 Trafalgar級原潜の Turbulent が15ヶ月にわたる改修を終え、魚雷発射管発射方式のTomahawk Block Ⅳ (TTL
) の搭載が可能になった。 Turbulent は2002年に Tomahawk Block Ⅲ を搭載するように改修されていた。
2008.08
Jane's Missiles & Rockets
USN receives 1,000th Tomahawk from Raytheon
<0809-080020>
Raytheon社が6月12日に1,000発目の Tomahawk Block Ⅳ(註:=Tactical Tomahawk)を米海軍に納入した。 米艦隊への配備は2004年5月に開
始されている。
Tomahawk Block Ⅳ は双方向の衛星利用データリンクを搭載して発射後の目標変換を可能にすると共に、重要目標の出
現を遊弋飛行しながら待つことができる。
2008.07.21
Aviation Week & ST
Tomahawk scores
<0808-072107>
Tomahawk Block Ⅳ は既に1,000発以上が米海軍に納入されているが、今春アフリカで初めて実際に使用された。 た
だし、詳細は明らかにされていない。
2008.06.11
Jane's Defence Weekly
Spain to become third Tomahawk user
<0808-061105>
米政府が6月3日に議会に対し、スペインに Tomahawk Block Ⅳ を$150Mの FMS で売却すると通告した。 スペインは
Tomahawk を F-100級フリゲート艦に装備し、Mk 41 VLS から発射する。
この結果スペインは、英国に次ぐ二番目の Tomahawk 輸入国になる。
2008.06
Jane's Missiles & Rockets
Tomahawk makes early operational entrance
<0807-060005>
英海軍が潜水艦の魚雷発射管発射式の TTL Tomahawk Block Ⅳ の運用を、計画
より3ヶ月早く開始したと発表した。 最初の搭載艦は Trafalgar級 SSN の Torbay である。 Tomahawk Block Ⅳ は従来の Block Ⅲ の
1,000nmより大幅に射程が伸び、UHF の双方向データリンクを搭載したことにより運用の柔軟性も高まった。
TTL Tomahawk Block Ⅳ の発射試験は2007年3月に米海軍 Los Angeles級 Pasadena で、同年6月に英海軍の Trenchant で行われ、成功を収めていた。
英国は2004年4月に64発の TTL Tomahawk Block Ⅳ を FMS で購入する契約を結んでいた。
2008.05
Jane's Missiles & Rockets
Raytheon carries out tandem warhead trials
<0806-050005>
Raytheon社が米海軍と、1,000-lbと Tomahawk の弾頭サイズの TWS (Tandem Warhead System
) の試験を開始した。 1月に行われたスレッド試験では、22ft厚の鉄筋コンクリートに19ft (5.8m) 侵撤した。
Raytheon社によると Tomahawk 用 TWS は18ヶ月以内に納入可能である。
2008.03.04
Yahoo
毎日新聞記事
<0804-030406>
米国防総省が3日、米海軍が2日にソマリア南部に潜伏するアルカイダのメンバーを狙ってミサイル攻撃を行ったと発
表した。 AP通信によると、ソマリア沖の潜水艦がイスラム過激派が支配する町に Tomahawk 3発を発射した。
2008.01.28
Aviation Week & ST
Weapon moves
<0803-012809>
米海軍が海上阻止作戦用に、Tomahawk Block Ⅳ (Tactical Tomahawk) にデータリンクに加えてシーカを取り付けて移動目標
をねらえる Block Ⅳ+ の構想を持っている。 シーカとしてはミリ波または AESA が考えられる。 また弾頭の爆圧を40%向上させる MEW
(Multiple Effects Warhead) の試験を来月に予定している。
昨年9月には陸上の特殊部隊から送られてくる目標の位置座標を元に目標データを更新する試験(右図)も行われた。 ミサイルの目標データは発射艦船を経由して
送信された。
Tomahawk Block Ⅳ の価格は$729Mと、$1.4Bする Block Ⅲ の半値にまで下がってきている。
2007.11.05
Inside the Navy
Fiest SSGN achieves IOC
<0723-110511>
米海軍が改修中のミサイル潜水艦 (SSGN) 4隻のうち、Ohioが11月1日に IOC となり、太平洋海域で運用を開
始する。 残りの Florida、Michigan、Georgia は来年3月以降に運用を開始する。
Ohio は1981年に就航した SSBN で、2005年12月に改修を終え154発の Tomahawk を装備し、ISR 能力を強化
するため ASDS (Advanced SEAL Delivery System) 小型潜水艦を搭載する。
2007.10.22
Defense News
US Navy trims sub cost to $2 billion
<0722-102213>
米海軍は Verginia 級原子力潜水艦 2隻の建造を2012年に開始するが、2004年4月の段階では$2.4Bを超える
と見積もられた建造費を$2.05Bまで低減することで、再設計と建造計画の見直しを行っており150項目以上の設計変更が行われる。
設計変更には、Tomahawk 12発の収納発射装置を6発ずつのキャニスタ2基に変更したことが含まれる。
2007.09
Jane's Missiles & Rockets
TTL Tomahawk Block Ⅳ achieves test success
<0719-090021>
6月21日に TTL Tomahawk Block Ⅳ の発射試験が行われ成功した。 TTL (Torpedo Tube-Launched) Tomahawk
Block Ⅳ は、英海軍の SSN Trechant から発射され、500nmを75分かけて飛行して Florida Test
Range に設置した標的に命中した。
Tomahawk Block Ⅳ は Block Ⅲ の約半分の価格であるが、改良型の誘導装置が搭載されると共に、
衛星利用双方向 UHF データリンクを搭載している。 元来垂直発射方式であるが、英海軍向けに魚雷発射管
発射方式の TTL Tomahawk を開発していた。
TTL Tomahawk Block Ⅳ は2008年5月に運用が開始される。
2007.09
International Defence Review
Cruise control: successful launch sees UK ready for Tmahawk Block Ⅳ missile
<0719-090009>
英海軍が装備する TTL (Torpedo Tube Launch) Tomahawk Block Ⅳ の発射試験
BFT-8 (British Flight Test-8) が6月21日に行われ、英海軍の SSN Trenchant の魚雷発射管から発射
された Tomahawk Block Ⅳ は650nmを75分間で飛行し、陸上の標的に命中した。
英海軍は TTL Tomahawk Block Ⅳ の運用を2008年前半に開始する計画であるが、一連の試験に失敗してい
た。
2007.08
Jane's Missiles & Rockets
Raytheon proposes supersonic Tomahawk
<0717-080006>
Raytheon社が18ヶ月に及ぶ自社研究で、Mach 2.0~2.2 の高速で520~565nmの射程
を持つ Tomahawk が可能との結論を得、海軍に提案している。
超音速 Tomahawk は現有 Tomahwk との共通性を最大限求めることにより安価に実現でき、もしFY-10に予算化
されればFY-16に運用開始が可能であるとしている。
2007.06.20
Inside Missile Defense
Senators press DoD to retire nuclear TomaHawk cruise missiles
<0716-062001>
米上院は、FY-08国防予算で核弾頭搭載 Tomahawk の退役を強く求めており、FY-09要求の前までに不要
決定と処分計画を報告することを求めている。
DoD は昨年、ACM と ALCM の退役を決めたが、これらはいずれも
核弾頭搭載型である。 DoD は2003年に核搭載 Tomahawk の退役を検討したが、海軍は継続保有を決めている。
2007.06.18
Aviation Week & ST
High-speed shortcut
<0714-061808>
Raytheon社は Supersonic Tomahawk の自社研究を約18ヶ月にわたり行っており、近日中に 海軍 ONR に開発
を提案する。
提案では現有の Tomahawk とほぼ同一寸法の設計で既存の発射管を使用する。
巡航速度をこれまでの Mach 0.8 を Mach 2~2.5 に上げる代わりに射程は短くなり1,000nmから
600~650nmとなる。 また、現有の Tomahawk は GPS/INS と DSMAC システムを使用しているが、超音速型に
は終末誘導に AESA レーダを使用する検討も行われている。
ONR は超音速ミサイルに関心が高く、Lockheed Martin社の RATTLRS、Boeing社の
HyFly が予算化されており、仮に2010年までに予算化すれば2016年には Supersonic Tomahawk の装備
化が可能となる。
2007.05.23
Jane's Defence Weekly
Netherlands cancels planned Tomahawk buy
<0712-052306>
オランダでは、2年前に前内閣が30発の RGM-109E
Tomahawk Block Ⅳ LACM を$94Mで購入し、米英に続く三番目の Tomahawk 保有国になる計画であったが
、政府は6月中にこの計画を白紙撤回する模様である。 政府からの正式発表はまだない。
2007.02
Jane's Missiles & Rockets
Milius fires first Block Ⅳ Tomahawk
<0708-020009>
2006年12月6日に、米海軍駆逐艦 Milius が Tomahawk Block Ⅳ の発射を行い、ミサイルは
垂直発射後巡航姿勢に転じて、陸上の標的に向け1,399kmを飛翔した。 ただし実弾頭は装着されていなかった。
Tomahawk Block Ⅳ は衛星利用の双方向データリンクを搭載した安価版の Tomahawk で、
2004年に配備されている。 ミサイルは発射後に目標の変更ができ、更に適当な目標が見つかるまで
遊弋することができる。
2006.05
National Defense
Missiles may become aerial surveillance alternative
<0614-050004>
Raytheon社が有無人機の代わりに、安価なカメラ等のセンサを搭載したミサイルを、戦場の偵察監視や効果判定
に使用する検討を行っている。
同社が昨年の秋に行った Tomahawk を用いた飛行実験では、搭載カメラによる標的映像を地上局にリアルタ
イムで送信した。
攻撃の効果が不十分な場合、ミサイルは目標を再攻撃するが、任務によっては弾頭を外し精密なセンサを装備させることも検討されて
おり、その場合でも価格は UAV より低減化できる。
2006.03.20
Aviation Week & ST
The U.S. Air Force and Britain's Royal Navy have awarded ....
<0607-032005>
米空軍と英海軍は、Tactical Tomahawk BlockⅣ 473発の製造を $346Mで Raytheon社と契約した。
契約は総額 $1.6Bの多年度計画の第三次発注分で、65発は英海軍の魚雷管発射型である。
2006.03
Jane's Missiles & Rockets
Tomahawk test investigation blames safety system error
<0608-030025>
2005年6月7日と9日に行われた英海軍用の Tomahawk Block Ⅳ TTL (Torpedo Tube Launched) の
失敗原因は安全装置の不具合によるものであることが判明した。
二度の試験共にミサイルは潜行している Trafalgar 原潜から発射されたのち海面まで上昇することがなかった。 調査による
と二発とも安全装置が誤作動しブースタの固体燃料に点火しなかった。
英国防省は Tomahawk Block Ⅳ TTL の配備は予定通り2008年で変更なく、2006年後半に再
度の試験が実施される。
2006.02.01
Jane's Defence Weekly
Cabling fault mars Tomahawk test
<0604-020114>
2005年6月7日と9日に行われた英海軍用 TTL (Torpedo Tube-Launched) Tomahawk Block Ⅳ の潜水発射試験
失敗の原因は、調査の結果誤配線による安全装置の誤作動と判明した。 英米両国は2006年中
に再試験を実施する。 英国防省は TTL Tomahawk Block Ⅳ の運用開始は予定通り2008年であるとし
ている。
2006.02
Jane's Missiles & Rockets
Ohio completes initial sea trials after SSGN conversion programme
<0605-020029>
SSGN に改装されていた Trident 原潜の一番艦である Ohio は、改装を終え最初の洋上試験を終了し
た。 残る Michigan、Florida、Georgia の三隻は目下改修中で、2007年までには完了
する。
各 Trident 原潜は24基の Trident 発射管のうち22本を、Tomahawk を7発ずつ搭載する発射機に換装し最大154発
を搭載すると共に、残りの2基を SOF 用の look in/lock out チェンバに使用する。 SSGN には60名の SOF 隊員が乗り込む。
2006.02
Jane's Missiles & Rockets
Tactical Tomahawk needs further testing
<0605-020013>
2004年5月に IOC となったが限定運用となっていた Tactical Tomahawk の試験が2006年後半に再開される。
これは2005年6月に失敗した魚雷発射管からの発射試験失敗の原因究明と不具合是正が完了したことによる。
この不具合は英海軍向けに限定されているため量産は予定通り行われており、2006年中にはペースが月産38発に引き
上げられる。
2006.02
International Defense Review
USS Ohio emerges after convension
<0604-020003>
SSBN から SSGN に改装される4隻のうち、一番艦となる Ohio が改装を完了し、GD社の Boat's 造船
所に姿を現した。
SSGN は154発の Tomahawk を装備し、66名の SOF 隊員を乗せることができる。
2006.01.16
Aviation Week & ST
Missile sector evolving
<0603-011604>
・対装甲ミサイル
イラク、アフガンでの使用により米軍及び多国籍軍の需要が伸びており、2010年までに$3.5Bが見込まれ、Lockheed Martin、Raytheon
の2社で$1.5Bを占める。
・AAM
欧米では今後10年で2,000機以上の戦闘機が製造されることから2010年までに25,000発以上の AAM が製造され
るとみられ、その額は$6.8Bと見積もられる。 Raytheon社の AMRAAM と MBDA社の Meteor が主体を占め、
両社で45%以上のシェアが見込まれる。
・対地、対艦巡航ミサイル
対地、対艦両方の能力を持つミサイルの開発が始まっており、明確な区分がなくなりつつある。 また、低価
格性を追求した TacTom や AWS 等の開発が併行して行われている。
イラク戦争では開戦当初に約20,000発の精密誘導兵器が使用されており、このうち802発が
Tomahawk であった。 この他、AGM-86C/D CALCM×153、JSOW×253、SLAM-ER×3、AGM-130×4 が使用された。
対艦ミサイルの2010年までの需要は$3.5B、対地攻撃ミサイルは$4.8Bが見込まれている。
・SAM
PAC-3 は台湾、韓国、日本が導入を決め、インドも関心を示している。また MEADS の共同開発は PAC-3 ミサイルの製造をさらに加速
する。
2010年までの SAMの需要は$11.6Bと見積もられ、米欧ともに安定したシェアーを維持するとみられる。
・ARM
ARM の需要は最も低く、割合は全体の2%以下にすぎない。 今後5年間に製造される ARM は
約3,700発、$574.4Mと見込まれる。
2006.01
International Defense Review
Netherlands gives 'green light' for TacTom missile procument
<0602-010001>
蘭国会の連立与党が、30発の Tactical Tomahawk (TacTom) の購入を承認した。 TacTom は2008年から2隻の
LCF 級フリゲートに装備される。
現在4隻ある LCF 級フリゲートは、捜索距離400kmの SMART-L レーダと、射程150kmの SM-2
Block ⅢA を装備している。
2005.12.15
Inside the Pentagon
Navy still unable to fully utulize Tactical-Tomahawk
<0603-121503>
米海軍は様々な理由により2004年から装備している TacTom をフル運用できない状況にある。
潜水艦発射型については魚雷発射管からの発射試験が不成功のままとなっており、海軍は
水上艦にのみ搭載している。 しかしながら DoD の運用評価部は Block Ⅳ TacTom の運用操作手順が性能を完全に発揮するに至
っていないとしており、海軍は Block Ⅲ の手順による限定使用を行っている。
Block Ⅳ は Block Ⅲ の後継として開発され、衛星利用のデータリンクにより飛行中の攻撃目標の再指定が可能である。
2005.12.07
Jane's Defence Weekly
Tomahawk buy cleared by Dutch parliament
<0524-120702>
オランダ議会は、国民の75%の反対にもかかわらず、30発の Tactical Tomahawk の購入
を承認した。 Tactical Tomahawk は2隻のフリゲートに2008年から装備される。 Tactical Tomahawk を装備するフリゲートは Mk 41
VLS を搭載する必要があるが、8セルの Mk 41 を搭載するスペースはある。
オランダは、米英に次ぐ三番目の Tactical Tomahwk 装備国になる。
2005.08
Jane's Missiles & Rockets
Tube-launched Tomahawk Block Ⅳ test ends in failure
<0516-080008>
英海軍向けの TTL (Torpedo Tube Launch) 方式 Tactical Tomahawk
の発射試験が6月7、9の両日に行われたが、2発共発射後に水面にでることなく試験は失敗した。 メキシ
コ湾内の英海軍 Trafalgar から発射された TTL TacTom は、フロリダ州の Eglin AFB 試験射場に飛来するはずであった。
発射に失敗した TTL TacTom は回収されており、原因究明が行われている。
2005.07.06
Jane's Defence Weekly
Tomahawk missile test failures spark inquiry
<0514-070604>
英海軍向けの TTL (Torpedo Tube Launch) 型 Tactical Tomahawk の発射試験が6月7日と
9日に行われたが、いずれもミサイルが水面まで浮上することなく失敗に終わった。
英国は Trafalgar級及び Astute級原潜搭載用として64発の Tacticl Tomahawk TTL を$126Mで発注している。
英国は失敗はごく初歩的な原因によるとして、依然として2007年11月運用開始に自信
を持っている。
2005.01
International Defense Review
US nurtures its nuclear family
<0503-010013>
冷戦終結と共に、米海軍の潜水艦はその役割を変えようとしている。
冷戦時代に設計された最新の攻撃型原潜 Seawolf級の3番艦である SSN-23 Jimmy Carter は
情報収集艦に改造され、11月19日に最初の洋上試験 'alpha sea trial' を終了した。 同艦の詳細は公表されていないが、今までで
最も大がかりで高価な情報収集プラットフォームである。
4隻の Ohio級 SSBN は SSGN に改造され、24基の Trident発射管のうち22基
は、Tactical Tomahawk 7発入り発射管に換装される。 残りの2基は閉鎖されてドライデッ
キシェルタと、 Advanced SEAL Delivery System となる。
一番艦となる Ohio の洋上試験は2005年に開始される。
2004.12.08
Jane's Defence Weekly
UK RN submarine first to receive Tactical Tomahawk
<0501-120804>
英海軍の攻撃型原潜 Trafalgar に TTWCS (Tactical Tomahawk Weapon Control System) が既に搭載
され、また2~3週間以内に TSN (Tomahawk Strike Network) が搭載されて、2005年5月に米国で実施される魚雷
発射管発射型 Tactical Tomahawk の発射試験に備えている。
TTWCS は今までの ATWCS (Advanced Tomahawk Weapon Control System) に替わるもので、TSN は双方向衛星通信で TacTom 発射後の
目標変換や、戦闘結果解析用画像の伝送に使用される。
2004.12
International Defense Review
NATO calls for cruise missiles
<0423-120003>
オランダ国防相が、NATO が参加国に、射程100km以上で1,130発装備する NATO 共通水上発
射 LACM の要求をまとめる会議を招集した。
対象国は、加、独、伊、希、蘭、西、葡、諾、土、英となっている。
また同相はオランダが30発の Tactical Tomahawk を購入しようとしていることを認めた。
2004.10.18
Aviation Week & ST
T-LAM proliferation
<0421-101801>
米海軍は近日中に国務省の承認を得て、これまで英に限定して輸出していた T-LAM を
欧州諸国に売却することで合意文書を締結する。
現在、スペインをはじめ欧州3カ国が輸出リストにあがっている模様だが細部は明らかにされていない。
2004.10
Jane's Missiles & Rockets
Tactical Tomahawk ordered into full-rate production
<0423-100010>
Raytheon社がFY04~08の一括契約で2,200発の Tomahawk Block Ⅳ(註:Tomahawk Block Ⅳ=Tactical
Tomahawk)の FRP を%1.61Bで受注した。 最終納期は2011年6月になっている。
内訳は米海軍向けが2,135発、英海軍向けが65発で、英海軍向けは FMS となる。
2004.10
International Defense Review
US Naval Air Systems Command award TacTom contract
<0420-100002>
Tomahawk Block Ⅳ (Tactical Tomahawk) の FRP 5ヶ年契約は、総額$1.6Bで
2,200発が予定され、そのうち65発は英海軍向けになる。 契約は2011年6月に完了するが、初年度分として$287
Mで生産されるミサイルは、2006年12月に引き渡される。
TacTom は衛星通信を利用した双方向データリンクを搭載し、緊要な目標が出現する
までの間、目標地域で遊弋する事ができると共に、交戦結果の画像で送信することができる。
更に、Tomahawk Block Ⅲ の半値という低価格を実現している。
2004.08
Jane's Missiles and Rockets
Raytheon delivers first Tactical Tomahawk to USN
<0417-080005>
最初の Tactical Tomahawk が米海軍へ引き渡された。 Tactical
Tomahawk は現在、射耗補填用として5ヶ年間の契約で量産中である。
2004.06
International Defense Review
TacTom hard-target fuzing
<0411-060004>
米海軍は、 Tactical Tomahawk の HDBT 攻撃用に取り付ける、地中の空隙も感知しながら
掩体層の数を計数して作動する信管の試験を計画している。
対象となる信管は既に他のシステムで使用されていて検証済みのものである。
2004.05
International Defense Review
TacTom enhancements
<0409-050005>
米海軍は Raytheon社に$175Mで225発の Tactical Tomahwk を、
第3次 LRIP として発注した。
また海軍は Precision Terrain Aided Navigator を搭載する契約と、 Tactical Tomahawk
Penetrator Capability の研究を行う契約を準備している。
2004.04.28
Jane's Defence Weekly
UK commits to Tactical Tomahawk buy
<0409-042809>
英国防省が$129Mで、64発の Tactical Tomahawk (Tomahawk
Block Ⅳ) を FMS で発注した。 これらは Traflgar級及び Astute級原潜に装備される。
TacTom は UHF 双方向衛星通信リンクにより、戦術上の柔軟性が向上している。
2004.04.28
Jane's Defence Weekly
Tactical Tomahawk nears milestone
<0409-042808>
米海軍は5月に Tactical Tomahawk を、Aegis駆逐艦 Stethem に
実戦配備することを明らかにした。
海軍は Rayteon社と長期調達契約を結ぶ準備をしており、この契約で合わせて2,700発の TacTom を調達する
。。
2004.04.26
Defense News
U.K.debates adding Tomahawk shooters
<0411-042603>
英海軍はイラク戦で射耗した Block3 Tomahawk の補充に、64発の
Block 4 TLAM (Tactical Tomahawk) を$124Mで FMS で購入する。 納入
時期は2007年となる。
海軍は更にトラファルガー級潜水艦と2008年以降就航予定の Type-45 駆逐艦への搭載を予定しており、潜水艦仕様の導入は米と既に
合意している。
米海軍は Block4 TacTom の IOC を7月に予定しており、5月に Raytheon社から初号機を受領する。
2004.04.19
Inside the Navy
DoD reports net cost growth for Virginia class,Tactical Tomahawk
<0411-041903>
DoD の2004年度1/四半期の調達報告書によると、Tactical Tomahawk は、2,396発の計画
が2,790発に増加し、$331.4Mの増額となっている。
反面、JSOW は14,811発の計画が12,334発に減り、$536Mの減額となっている。
2004.04.19
Aviation Week & ST
Bigger stick
<0408-041906>
米海軍の Tac-Tom は6年間の開発が最終段階に入り、2月に
運用評価試験を実施したが、5発の内2発が失敗した。 海軍は設計に影響はないとみており、
7月には IOC を予定し、今年度末には量産態勢への移行の可否を決定する。
海軍は今後、旧式の Tomahawk への子弾射出機能の付加や、魚雷発射システムからの発射、データリンクの改善等を行う方針である。
一方 JASSM については、射程を1,000miに延伸する JASSM-XR と短射程型
の JASSM-SR、侵徹弾頭の搭載、艦船搭載の垂直発射方式等の研究開発を行っている。
2004.03
International Defense Review
Tomahawk control
<0405-030016>
米海軍は TTWCS (Tacticl Tomahawk Control System) の艦載を開始している。 TTWCS は
Tomahawk Block Ⅲ の発射管制も可能である。
TTWCS の開発は Lockheed Martin社が$69Mで受注し、2008年まで続けられる。
2004.02
International Defense Review
US Navy proceeds with SSGN conversion
<0404-020007>
米海軍の Ohio級 SSBN を SSGN に改造する計画は、既に$222Mで Ohio の契約がなされ、$152Mで
Florida、Michigan、Georgia のオプション契約がなされている。
Ohio の改造工事は2003年11月に開始されており、Florida の工事も2004年4月に開始される。
両艦ともFY-06に改造を完了する。 改造工事は核燃料棒交換に伴うオーバーホールの一環として行われてい
る。
2004.01
Jane's Missiles & Rockets
New software for loitering Tomahawk missions
<0404-010006>
米海軍は2003年末から、 Tactical Tomahawk にロイタリング能力を付与
するソフトウェアの Operational Test を行っている。 初期試験は先行生産の Tac Tom を使って2003年4月と7月に実施してい
る。
この新しいソフトにより、Tac Tom はデータリンクを介しての戦闘結果解析ができるようになるほか、低高度
地形追随飛行、脅威回避飛行、複雑経路飛行の解析をデスクトップコンピュータで経緯に行えるようになる。
2004年4月から配備が始まる Tac Tom には、このソフトが搭載される。
2003.12.08
Inside the Navy
Navy to retain cold war-era,nuclear-tipped Tomahawk missiles
DoD は、海軍に核搭載型 Tomahawk (TLAM/N) を引き続き維持保管させる決定を行った。 TLAM/N は200ktの
W-80 核弾頭を搭載し、現在約320発を保有していると見積もられている。
海軍は1991年以降 TLAM/N の配備を中止し、30日以内に再利用できるよう貯蔵、管理しており、海軍はここ数
年来その廃棄を提案していた。
DoD はこの決定について言及を避けているが、核戦力の保持による抑止効果を引き続き狙っているものとみられる。
2003.10.01
Jane's Defence Weekly
UK considers Type 45 land-attack options
英海軍が計画中の Type 45 駆逐艦(右図)は、2007年から就役する114mm砲装備の最初の3隻に引き続き、2010年から
就役する第2バッチの3隻は対地攻撃型となり、以下の装備が検討対象となっている。
・Mk 45 Mod 4 127mm砲と ERGM 誘導砲弾の組み合わせ
・155mm砲兵器体系
・16-cell Mk 41 VLS と Tactical Tomahawk の組み合わせ
・16-cell SYVER VLS と Scalp Naval の組み合わせ
このうち、Mk 45 Mod 4 127mm砲と Tactical Tomahawk が有力案と見られている。
2003.10
軍事研究
巨大トマホーク攻撃原潜の誕生
18隻あるオハイオ級 SSBN のうち10隻は射程12,000kmのトライデントⅡ (D5) を搭載するが、旧型の8隻は射程
7,400kmのトライデントⅠ (C4) 搭載である。
この旧型8隻のうちでも新しい4隻は2000年からトライデントⅡ (D5) への換装が進められ引き続き SSBN として使用されるが、
最も古いオハイオ、ミシガン、フロリダ、ジョージアの4隻が SSGN/SEAL母艦に改装される。
SSBN を SEAL母艦としたのはポセイドン SSGN 2隻で過去に行われている。 また、トマホーク SSGN への換装は、かつて老朽化した
ポラリス SSBN で行われようとしたことがあった。
2003.09.15
Inside the Navy
Navy warns Tactical Tomahawk price could swell by $175,000 a copy
米海軍は議会が Tactical Tomahawk の複数年度での総調達数600発の事
前認可をしなければ単価が$175,000に増加するとしている。
8月時点で下院は複数年度調達数を認め、$208Mの増額を提案した。これに対し上院は時期早尚として認めず、調達量の一部増加として
$50Mの追加を提案している。 両院は現在、合意に向けて審議を続けている。
2003.09
Jane's Missiles & Rockets
Tactical Tomahawk completes TECHVAL
Tacticl Tomahawk (Tomahawk Block Ⅳ) の2度目の潜水艦発射試験であ
る DT-6 が7月20日に行われ、TECHVAL (Technical Evaluation) が成功裏に完了した。
Los Angeles級潜水艦 Tucson に搭載された Tac Tom は、同艦の新型 CCS (Combat Control System) Mk 2 からの指令で発射され、海
面を出た後披筒を分離、720nmを1時間以上飛行した後、ハイダイブの終末飛行で目標
を撃破した。
2003.08.20
Jane's Defence Weekly
USN planning exercise to test cruise-missile subs
米海軍は、Ohio級や Virginia級などの対地攻撃任務潜水艦の運用を検討する大規模な演習を2004年の中頃に計画し、
その予算化を進めている。
この演習では潜航中の潜水艦が複数のミサイルを発射し、ほぼ同時に着弾させる。
2003.08
Jane's Missiles & Rockets
Tactical Tomahawk launched from US Navy submarine
米海軍と Raytheon社が Tactical Tomahawk の潜水艦発射試験に成功し
た。
TacTom は800nm以上を飛行し China Lake 射場内の標的に「可変ダイブ角」で突入
した。 今回の試験は弾頭を搭載しないで行われた。
2003.08
International Defense Review
Inexpensive automatic target-recognition/tracking for TacTom
CompuSensor Technology社が米海軍と、並列処理プロセッサと組み合わせた ATR/ATT (
Automatic Target-Recognition/Tracking) ソフトを開発した。 この技術は比較的安価なシーカにピンポイント攻撃に
必要な精度を付与しようとするもので、Tactical Tomahawk への応用が考えられてい
る。
海軍は TacTom に取り付ける$12,700以下の COTS IR シーカに3mの CEP を求めているが、GPS では妨害がない状況下でも10.7mの CEP
しか期待できない。
ATR/ATT のプロセッサは$5,000以下で実現できる。
2003.07.14
Aviation Week & ST
Cruise control
英国防省はイラク戦で消耗した Tomahawk BlockⅢC の補充用に 魚雷管発射仕様
の Tactical Tomahawk 105発以上を米から購入することを決めた。
Tactical Tomahawk は垂直発射方式の設計であるため、設計変更を必要とし、魚雷発射管発射仕様の試験を2005年に予定し、英潜水艦
への装備化は2006年となる模様。
米軍は今月初め、潜水艦から TacTom 発射試験を行い、水中からの垂直発射に成功している。 垂直発射仕様の TacTom は現在 LRIP
段階にあり、米海軍の運用開始は 2004年の予定。
2003.07.07
Inside the Navy
House appropriators recommend plus-up for Tactical Tomahawk
米下院の予算委員会は海軍の Tactical Tomahawk FY-04予算に、
要求額より$208M多い$486Mを割り当てることを提案している。
これが承認されればミサイルの年間製造数は、原案の218発から450発となるが、海軍が要求していた年間600
発の製造には至らなかった。
2003.07
Jane's Missiles & Rockets
Two more test flights for Tactical Tomahawk
米海軍は2回目の Tactical Tomahawk technical evaluation 発射試験
(DT-5) に成功した。 今回の試験では初めて本物の WDU-36B 弾頭が搭載され、駆逐艦から発射されたミサイ
ルは700nm飛行した。
その8日後に侵撤弾頭型 Tactical Tomahawk の発射試験が行われ成功した。 この試験は3月の試験に続く2回
目で、弾頭には HTSF (Hard Target Smart Fuze) 信管が装着された。
2003.06.02
Aviation Week & ST
Satellite power
英国防省は、米の画像偵察衛星と連携する次世代情報衛星システムの開発導入に向けて準備作業を始めている。
情報分析計画の一環である Project Picasso と呼ばれるプロジェクトは、冷戦終了時に打ち上げた衛星シス
テムの後継として、主に英軍の外征作戦における標的の早期確定を目標に運用する。
システムの運用によりこれまで Tomahawk の発射等の作戦命令に要した72時間を、最短で24時間まで縮小することが可能となる。
国防省は計画が秘事項であるとして内容を明らかにしていないが、システムは DGIA (Defense Geographic and Imagery Intelligence
Agency) が運用し、米の NIMA が開発を進めている NSGI (National System for Geospatial Intelligence)
システムとリンクし、画像情報を相互活用することができる。
2003.05.19
Inside the Navy
Senate,House bills authorize procurement of Tactical Tomahawks
米上下院軍事委員会は FY-04 予算法案に Tactical Tomahawk 調達予算
に333発分$376Mを追加して、総額を$653.6Mとして承認した。
これにより、イラク戦での射耗を速やかに補充するために、2006年まで年間600発の製造することが可能とな
る。
また、下院は 海軍の Affordable Weapon 調達に$138Mを追加する提案を行ったが、上院はこれを保留、
政府も関連予算の要求を行っていない。
2003.05.12
Inside the Navy
House will boost TacTom budget,if 2nd supplemental does not
米下院の軍事小委員会は FY-04 の第2次予算法案に Tactical Tomahawk
補充予算として $376M の追加を提案している。
また、同委員会は 海軍の ONR が開発した Affordable Weapon 巡航ミサイルの導入に関しても $178M
の追加予算を提案している。
海軍関係者の話では、イラク戦で保有する Tomahawk の3分の1 を射耗しているとみられる。
2003.05.07
Jane's Defence Weekly
Re-engineered Tomahawk passes test
米海軍が開発中の Tactical Tomahawk が、4月5日に、TECHEVAL (
Technical Evaluation) を完了した。 TECHEVAL で TacTom は水上艦から発射された。
TacTom は Tomahawk BlockⅢC に対してコスト低減と性能向上が図られた結果、単価は BlockⅢC が$1.4Mであるのに対して
$0.569Mとなり、最大射程は1,600nmに滞空可能時間は2時間以上
となっている。
2003.05
Jane's Missiles & Rockets
Tactical Tomahawk flies with anti-WMD warhead
3月21日に WSMR で、侵撤弾頭型 Tactical Tomahawk
(TTPV: Tactical Tomahawk Penetrator Variant) の初の発射試験 (DC-1) に成功した。
2003.05
Jane's Missiles & Rockets
USN plans to accelerate Tactical Tomahawk production
米海軍はイラク戦射で耗分し、備蓄が1,150~1,350発に落ち込んだ Tomahawk を
補てんするため、Tactical Tomahawk の月産を38発から50発に引き上げ
ると共に、BlockⅡや TASM (Tomahawk Anti-Ship Missile) などの旧型 476発を
BlockⅢC に改造する計画の促進を図っている。
Tactical Tomahawk の価格はFY-03で167発$244.1M、FY-04で267発$277.6Mであるが、2004年に契約が予定されている full-rate 生産で
は、段階的に半分までに引き下げたいとしている。
一方、侵撤弾頭型の Tactical Tomahawk の発射試験は3月21日に WSMR で行われ成功した。
2003.05
Jane's Missiles & Rockets
Coalition makes massive use of guided munitions
主として使用されたのは GBU-31, GBU-32 などの JDAM であったが、バグダッド地域の爆撃には、よ
り精度の高いレーザ誘導爆弾が使用された。
開戦初日の3月19日に F-117 が4発の EGBU-27 を投下したが、これが EGBU-27 の初めての実戦使用となった。
3月28日には B-2 から2発の 4,700-lb EGBU-37 が初めて投下された。
英空軍は Storm Shadow 巡航ミサイルを30発以上使用した。
4月3日にバグダッド南の共和国防衛隊機甲部隊に対して B-52H が6発の CBU-105 WCMD を投下したが
、この WCMD は JDAM 並の GPS/INS 誘導にしたものであった。
Tomahawk BlockⅢC は740発使用された結果、備蓄
は1,150~1,350発になってしまった。
米軍はこの戦いに多数の UAV を投入したが、その中には Tactical Air-Launched Decoy や、開戦初日にバグダッドに
チャフを散布した MGM-34 Firebee が含まれる。
(註:EGBU-27 とは、 BLU-109 侵撤爆弾に Pave Way Ⅲ
レーザ誘導装置を取り付けた GBU-24 を F-117 用に改造した GBU-27 に GPS 誘導装置を付加した Enhanced型。 EGBU-37 は、5,000-lb
BLU-113 "Bunker Buster" に Enhanced Pave Way を取り付け F-15E 用に開発された GBU-28 を、
B-2 に搭載できるように改造した侵撤爆弾)
2003.05
International Defense Review
Tactical Tomahawk progresses
米海軍は Tactical Tomahawk の full-rate
production をFY-04 の第3四半期に予定している。 これとともに魚雷発射管発射型への改造契約も予定している。 また、
侵撤弾頭型の TacTom の実弾頭による実射試験が3月に行われ成功した。
2003.05
National Defense
Air Force wants missiles redirected in flight
米空軍は精密誘導兵器に双方向通信リンクを取り付け、発射後に標的の再指定が行える様改
修することを検討している。
空軍が保有する精密誘導兵器は発射後に目標変換を行う機能がないため、誤射や民間人等に対する被害を極限することを目的として、
JASSM と LOCAAS を改修の候補として検討を進めている。
なお、海軍は TacTom に発射後の目標変換機能を付加して開発を行っているが、空軍の検
討内容もほぼ同一の内容とされる。
2003.04.07
Inside the Navy
Raytheon prepared to accelarate Tactical Tomahawk production
米海軍は未だ装備化されていない Tactical Tomahawk の月間製造数増強
について Raytheon 社と協議を開始した。
海軍はイラク戦で開戦以来 725発の Tomahawk を発射し、Tomahawk の備蓄量は3分の1以下
となっている。
量産開始時期は 2004年6月で、イラク戦への TacTom 投入は望めないが、軍は月間製造数を予定の38発から50
発に増加する意向を示している。
なお、TacTom の見積価格は $569,000 とされているが、海軍が迅速なミサイル製造を求めた場合、ミサイル価格は間違いなく高騰する
とみられる。
2003.04.02
Jane's Defence Weekly
Live penetration Tomahawk takes flight
Tactical Tomahwk の実弾頭弾の発射試験が3月
21日に行われ成功した。
海軍は2004年運用開始を目指している。
2003.04.01
時事通信
共和国防衛隊への打撃強調=イラク開戦後、8,000発以上の精密弾
米統合参謀本部のマクリスタル作戦副部長は31、前日の空爆では、爆撃機などが延べ約千回出撃し、メディナ師団など
4個師団を攻撃するとともに、バグダッドやイラク北部の防空・通信施設などを空爆したことを明らかにした。
同副部長によると、米英軍は開戦以来、700発以上のトマホークと8,000発以上の精密誘導弾をイラクに投下し
たという。
2003.03.31
Inside the Navy
Navy officials warn Congress of urgent Tomahawk shortfalls
米海軍はイラク戦での Tomahawk の使用量が予想を大きく上回り、
備蓄が極めて不足していることを議会に報告した。
DoD もこれを懸念しており、海軍はまだ装備化していない Tactical Tomahawk の量産を促
進する検討を行っている。
量産開始は2004年を予定しているが、海軍では努めて早く製造を開始したい意向で、Raytheon社と月産製造数を38発から50発に増加す
る検討を進めている。
なお、Tac Tom の見積もり価格は予定価格の$569,000を大きく超過し $1M を越えるとの声もあり、導入を進
めるうえでの不安材料となっている。
2003.03.27
時事通信
精密誘導弾4,300発を投下=イラク開戦以来、巡航ミサイルは600発
米統合参謀本部のマクリスタル作戦副部長は26日の記者会見で、イラク攻撃開始以来トマホーク600発
以上を撃ち込み、精密誘導弾4,300発以上を投下したことを明らかにした。
2003.03.23
毎日新聞
トマホーク既に350発 湾岸戦争上回る発射数
空母キティホークの海軍当局者は22日、バグダッドなどに向けてペルシャ湾や地中海、紅海から発射
されたトマホークが同日までに350発に達したことを明らかにした。 湾岸戦争時に撃ち込まれたトマホーク数
の約290発を既に上回っている。
2003.03.20
共同通信
第5空母群から10発以上 巡航ミサイル・トマホーク
米空母キティホークの海軍当局者は20日、同空母が率いる第5空母戦闘群の巡洋艦カウペンズがトマホ
ーク10発以上を発射したことを明らかにした。
標的はバグダッド近郊の軍事目標2ヶ所以上で、午前5時ごろ発射した。
同当局者は計42基以上のトマホークがペルシャ湾、地中海、紅海から発射されたとしている。
2003.03
Jane's Missiles & Rockets
More Tactical Tomahawks ordered
Tactical Tomahawk の試験成功に伴い、Raytheon社は$224.5Mで TacTom
167発の追加発注を受けた。
艦隊配備が2004年に計画されている TacTom は、価格を Tomahawk BlockⅢの半分以下に抑えるとしており、価
格低減を魚雷発射管からの発射を要求しないことに大きく依存していたが、結局米海軍は英国の要求を受けて要求を追加した。
2003.03
International Defense Review
Tactical Tomahawk production:
Raytheon社は$224Mで米海軍との LRIP 契約に基づく、167発の
Tactical Tomahawk の生産を開始する。 納期は2005年8月である
。
2003.03
International Defense Review
USN tests new capabilities planned for SSGNs
米海軍とメーカは、Ohio 級 SSBN 4隻を、2007年から核燃料交換似合わせて SSGN に改造するための、試験と
技術検証を進めている。
1月14日に、Florida が Trident 発射管に MAC (Multipul All-up-round Canister)
キャニスタを積み、メキシコ湾から Florida州 Eglin 空軍基地に向け計測装置搭載の Tomahawk
Block Ⅲを飛翔させ回収した。
この試験では Tactical Tomahawk を模擬するため、M-106 ロケットブースタが使用され
た。
2003.02.05
Jane's Defence Weekly
US budget boost - with more to come
全般、海軍海兵隊、空軍、陸軍、ミサイル防衛別
Tacticl tomahawk × 267発
JSOW × 429発
SLAM-ER × 84発
JDAM × 12,326発
空 軍
JDAM × 20,244発
JASSM × 250発
陸 軍
M1A2 MBT、M2A3 Bradley の調達中止
2003.02.03
Inside the Navy
Navy's new 'Affordable Weapon' seen as potential 'Tomahawk-lite'
米海軍の ONR (Office of Naval Research) は価格が
Tactical Tomahawk の 10分の1 の巡航ミサイルの新型ミサイル Affordable Weapon の導入を計画している。
このミサイルは汎用技術を活用しGPS を使用、射程は 200nm と短いが、価格は Tac Tom の単価 $569,000
と比較し $40,000 を見積もっている。
軍は Tac Tom との併用を狙い 9月までに 100発を製造する計画で、11月に運用評価を終え、
2004年春までに IOC、フル生産を 6月に計画している。
なお、Raytheon 社が開発中の Tactical Tomahawk は、2004年の運用を目指し計画どおり進められている。
2003.02.03
Inside the Navy
Pentagon touts plan to buy seven new ships in defense budget
DoD はこのほど、総額$379.9B にのぼる FY-04 国防予算案を議会に提出した。
このうち、艦船については7隻の建造を $12.2Bで、昨年の5隻要求を上回り、航空機は前年度より10機多い100機を要求している。
弾薬関連では JDAM 調達量が昨年度要求の倍以上となり、反面
Tactical Tomahawk は若干少なくなっている。
主要な航空機及びミサイルのFY-09までの導入計画は下記のとおり。
┏━━━━━━┳━━━┳━━━┳━━━┳━━━┳━━━┳━━━┓
┃ ┃FY-04 ┃FY-05 ┃FY-06 ┃FY-07 ┃FY-08 ┃FY-09 ┃
┣━━━━━━╋━━━╋━━━╋━━━╋━━━╋━━━╋━━━┫
┃JSF ┃ 0 ┃ 0 ┃ 4 ┃ 8 ┃ 29 ┃ 52 ┃
┠──────╂───╂───╂───╂───╂───╂───┨
┃F/A-18E/F/G ┃ 42 ┃ 42 ┃ 42 ┃ 42 ┃ 42 ┃ 42 ┃
┠──────╂───╂───╂───╂───╂───╂───┨
┃E-2C ┃ 2 ┃ 2 ┃ 2 ┃ 2 ┃ 4 ┃ 5 ┃
┠──────╂───╂───╂───╂───╂───╂───┨
┃MV-22 ┃ 9 ┃ 8 ┃ 17 ┃ 29 ┃ 30 ┃ 32 ┃
┗━━━━━━┻━━━┻━━━┻━━━┻━━━┻━━━┻━━━┛
☆ 主なミサイル
┏━━━━┳━━━┳━━━┳━━━┳━━━┳━━━┳━━━┳━━━┓
┃ ┃FY-03 ┃FY-04 ┃FY-05 ┃FY-06 ┃FY-07 ┃FY-08 ┃FY-09 ┃
┣━━━━╋━━━╋━━━╋━━━╋━━━╋━━━╋━━━╋━━━┫
┃JSOW ┃ 165 ┃ 429 ┃ 463 ┃ 490 ┃ 404 ┃ 387 ┃ 405 ┃
┠────╂───╂───╂───╂───╂───╂───╂───┨
┃SLAM-ER ┃ 120 ┃ 84 ┃ 90 ┃ 0 ┃ 0 ┃ 0 ┃ 0 ┃
┠────╂───╂───╂───╂───╂───╂───╂───┨
┃JDAM ┃12,280┃12,326┃11,014┃ 5,380┃ 5,166┃ 4,536┃ 4,380┃
┠────╂───╂───╂───╂───╂───╂───╂───┨
┃JASSM ┃ 0 ┃ 0 ┃ 0 ┃ 0 ┃ 30 ┃ 110 ┃ 110 ┃
┠────╂───╂───╂───╂───╂───╂───╂───┨
┃TacTom ┃ 167 ┃ 267 ┃ 218 ┃ 422 ┃ 406 ┃ 471 ┃ 410 ┃
┗━━━━┻━━━┻━━━┻━━━┻━━━┻━━━┻━━━┻━━━┛
2003.01.13
Inside the Army
Army to rely on aviation assets,FCS tech against armored targets
米陸軍の ATACMS BlockⅡ/BAT P3I計画は昨年秋に中止が決定したが、軍は将
来の移動装甲車両対処に攻撃へりや FCS NetFires、海軍の
Tactical Tomahawk 等の採用を検討している。
議会予算担当は、FY-03 会議報告のなかで ATACMS P3I で開発した BAT は、デュアルモードシーカーを
活用し、Hunter UAV から発射することを提唱している。
また、ATACMS の主契約社である Lockheed Martin社は ATACMS BlockⅡに、海空軍が既に採用している
BLU-108 を搭載しての自社試験を行い、陸軍に提案している。
2003.01
International Defense Review
TacTom completes initial trials
Tactical Tomahawk の水中発射試験が2002年11
月10日に行われ成功した。 TacTom は水中に固定された発射管から発射された。
今回の成功で今後技術的な評価試験に移行する。
2002.12.09
Inside the Navy
DoD comptroller:Navy overbudgeted for Tactical Tomahawks
米海軍の Tactical Tomahawk の調達計画について DoD は今後4年間に$80
M の削減を決めた。
これは先月発簡した PBD で明らかになったもので、理由は当初見積もりの 1,353発製造での単価 $569,000 を超過し
た経費を認めないとするもの。
海軍は FY-04~05 で $60M の経費増額を求めていた。
2002.11.20
Jane's Defence Weekly
Tomahawk completes flight tests
Tactival Tomahawk Block Ⅳ の社内発射試験が成功裏に終了した。
2002.11.18
Inside the Army
In test,Tactical Tomahawk complates first underwater launch
米海軍と Raytheon 社による Tactical Tomahawk の初
めての海中発射試験が 11月10日に海軍の NASC 試験射場で行われ、水中に設置した固定垂直発射機からの発射と海上から地上に
至る所定経路の飛行に成功した。
試験成功により契約企業段階の発射試験を終了し、軍による正式な評価段階に移行する。
2002.11
International Defense Review
SSGN conversion
米海軍は GD 社と Trident SSGN を対地攻撃潜水艦に改造する設計契約を$443Mで行った。
4隻の改造予定艦の一番艦となる Ohio の改造は、GD社の製造する改造キットにより海軍工廠が行い、2007年
就役を予定している。
2002.10.16
Jane's Defence Weekly
Tactical Tomahawk moves forward
Raytheon社は Tactical Tomahawk Block Ⅳ の LRIP として25発を$36Mで
受注した。
Tactical Tomahawk Block Ⅳ は初発射試験が2002年8月に行われ、海軍は2004年の運用開始を目指している。
2002.10.07
Defense News
US Navy prepares for Sub convertion
<20021007>
米海軍はオハイオ級弾道ミサイル発射潜水艦 SSBN 4隻をトマホーク発射及び特殊部隊 SEALs の派遣用の SSGN に改
修する準備を行っている。
計画では Trident ミサイル発射管をトマホーク用に改修し、1つの発射管に7基のコンテナを収めることで154発以上
のミサイルを塔載できるほか、SEALs 4個小隊以上を輸送するとしている。
総経費は $3.5B で、海軍は General Dynamics 社と基本設計と改修部品等に関する契約を5年間 $443M で締結した。
最初の改修作業は2003年10月に開始する予定で、これに先立ち海軍は来年1月に SSBN のTrident 発射管から
トマホークを試験発射する模様。
2002.10.07
Inside the Navy
General Dynamics to start SSGN design,long-lead work next month
General Dynamics 社はこのほど、弾道ミサイル発射型潜水艦 SSBN 4隻を Tomahawk
発射型 SSGN への改修に関する契約を $443M で受注し、11月から作業に入る。
海軍は併行して SSGN に新たに付与する対機雷及び ISR に関する任務について来年1月以降各種試験を行う準備を行っている。
SSBN は Trident ミサイル 22発分の発射管を装備するが、これは Tomahawk 154発以上
の搭載が可能となる。 海軍はこれを Tomahawk だけでなく、特殊部隊 SEALs の装備する UAV Scan Eagle や、UUV (Unmaned Undersea
Vehicle) Sea Horse やその他ミサイルの発射に活用する意向で、1隻目の潜水艦 Ohio は2007年の就航を予定
している。
2002.10
Jane's Missiles & Rockets
UK to upgrade Tomahawk systems
Lockheed Martin社は既契約に$5.91M追加して、英海軍潜水艦の Advanced Tomahawk Control System を Tactical
Tomahawk Control System に換装する契約変更を行った。
契約には6個セットの改造キットの取り付けと、そのうち2個セットの試験が含まれている。
2002.10
Jane's Missiles & Rockets
Tactical Tomahawk makes 550-mile flight
8月23日、Tactical Tomahawk の初の発射試験が行われ、TacTom は GPS
及び DSMAC (Digital Scene Matching Area Correlation) 航法で550mile飛行し、標的に命中した。
この試験では TacTom の発射前の起動から弾着までの性能、各飛行モード、ダイブ角、信管作動などと、双方向衛星
通信及び飛行間の目標変換機能が確認された。
復活した経緯、及びその機能付与要領についての解説 =
2002.10
International Defense Review
Tube-launch TacTom
米海軍は英海軍用の潜水艦発射型 Tactical Tomahawk を、Raytheon社に
$27Mで発注した。 納期は2005年12月である。
Raytheond社は TacTom をカプセルに入れて魚雷発射管から発射することを考えている。
一方、TacTom の初の発射試験が8月23日に行われ、陸上の垂直発射機から発射された TacTom は、双方向衛星通信
、GPS 中期誘導、DSMAC (Digital Scene Matching Area Correlation) 終末誘導、終末機動、弾頭起爆の一連の
性能を検証した。
2002.09.23
Inside the Navy
DoD appeal favors TACTOM over Tomahawk BlockⅡ-Ⅲ conversion
DoD は FY-03 予算で TacTom 調達要求 $145.8M が $103M に削減され、
性能の低い Tomahawk BlockⅡ-Ⅲ への改造予算 $598M が防衛緊急予算から振り向けられたことについて、TacTom 予算の復活を求めてい
る。
DoD は高性能巡航ミサイル TacTom の導入を優先的に行う方針で、8月には最初の発射試験を終了すると同時に潜水艦の魚雷発射管から
の発射機能についての契約を Raytheon 社と $27M で締結している。
2002.09.09
Defense News
Tactical Tomahawk missile shows moves in first flight
米海軍 Tactical Tomahawk の初めての発射試験が8月23日、ポイントマグ
海軍射場で行われ、成功した。
発射試験は地上に設置した垂直発射機から打ち出され、所期の目的を達成した。
海軍は間もなく LRIP に移行、2004年からの艦隊装備を予定している。
2002.09.02
Aviation Week & ST
Tactical Tomahawk completes first flight
Tactical Tomahawk Block 4 の初の地上発射試験
(DT-0) が8月23日に行われた。
11月上旬の予定の次回試験 (DT-1) も地上発射で、艦艇及び潜水艦からの発射は来年以降に予定される。
TacTom の主要改善事項は、双方向の UHF 衛星通信リンクの採用で、操作員は飛行間に目
標の再指定が可能な他、目標直撃寸前に映像を確認することができる。
第1次 LRIP は今月承認の予定で、DT-1 の成果をみて来年度中に決定される。 今年と来年で軍は110発を導入するものとみられる。
量産決定は2004年以降で、軍は 1発 $569,000 で 1,353発を調達する計画。
また TacTom への侵徹型弾頭搭載を計画しており、2006年の装備化を目指し開発を進める。
2002.08.26
Inside the Navy
Raytheon to modify tactical Tomahawk for torped launches
米海軍は Raytheon 社と Tactical Tomahawk の潜水艦発射に関する改修
について $27M で契約した。
英国海軍も潜水艦の魚雷発射管から発射するこの方式を採用しており、開発経費は米英の折半となる。
Raytheon 社は Tomahawk BlockⅣ を改修し 2005年12月の装備化を目指す。
2002.07
Jane's Missiles & Rockets
Tactical Tomahawk passes ground test
Tactical Tomahawk の FGT (Functional Ground Test) が成功裏に完了し
、今年後半に飛行試験が行われ、2004年に operational になる予定になっている。
FGT では、発射、エンジン始動、ブースタ切り離し、翼展張、GPS/INS 及び DSMARC (Digital Scene-Matching Correlation) 誘導を、
地上のテストベッド上で行う試験である。
Tactical Tomahawk は現在の Tomahawk Block Ⅲ の半分の価格で、発射後の目標変換
や、滞空しての捜索、更には戦闘結果評価のための画像送信が可能なシステムである。
2002.07
International Defense Review
From the sea to the land
・以下の現有兵器について
JDAM, JSOW, SLAM-ER,
JASSM, TLAM Block ⅢC
・Tactical Tomahawk
TacTom はエンジンをターボジェット化してコストダウン。 衛星通信 UHF データリンクにより、飛行間の目標変換及び2~3時間の滞
空が可能。
トライデント型 SSGN 4隻を2010年までに TacTom 発射艦に改造する。
TacTom はトライデント発射管に7発ずつ MAC (Multiple All-up-round Canister)キャニスタに収納
、1隻合計154発搭載。
・その他の艦対地ミサイルシステム
・Scalp Naval: 高度30~40mを Mach 0.9 で飛行。
・3M10(露の核弾頭 SS-N-21 を改造した通常弾頭対艦対地ミサイル)
・Alfa (SS-N-27): Mach 3.5 で飛行
・各種対艦ミサイルの発展型
・LRLAP (Long Range Land Attack Projectile)
155mm AGS 用。 発射衝撃は8,000gと ERGM より小。
単価は $3万以下。
2002.05.06
Inside the Navy
Navy pursuing 'Penetrator' variant Tactical Tomahawk missile
米海軍は侵徹弾頭型 Tactical Tomahawk 巡航ミサイルの開発を計画している。
海軍の計画は $17M の予算で Tomahawk BlockⅣ に Raytheon 社が開発している侵徹型弾頭と HTSF (Hard Target Smart Fuze) を組
み合わせ、地下待避壕のような堅牢な目標を破壊するミサイルを開発するもの。 期間は約2年で、2005年の運用
を目指す。
2002.04.03
Jane's Defence Weekly
US Navy considers weapon options for SSGN
米海軍は、Ohio級 SSBN 4隻を SSGN に改修して、154発の Tomahawk Block Ⅲ
又は Tactical Tomahawk を搭載しようとしているが、Tomahawk では緊急目標対
処に問題があるため、ゆくゆくは ATACMS を搭載したいとしている。 ATACMS は発射筒に
3発ずつを3弾重ねで装填できる。
2002.03.25
Inside the Navy
Navy returning maximum number of Tomahawks back to service
米海軍は開発中の Tac Tom (Tactical Tomahawk) とは別に、FY-99 の国防緊急予
算から $350M を投じて 既存 Tomahawk を再生産する。
これは合計624基のミサイルを再生産、改修する計画で、当局は明言を避けているが、TASM 200基を TLAM BlockⅢ
に、Tomahawk BlockⅡ 424基を BlockⅢ に改修する。
開発中の BlockⅣ Tac Tom は 6月に最初の発射試験が予定され、その2ヶ月後に潜水艦発射を計画している。
IOT&E は2004年夏を予定、海軍は1,353基を調達する計画となっている。 1発あたりの見積り価格は $569,000 (FY-99 dollars)
2002.03
Jane's Missiles & Rockets
US Navy wants more Block ⅢC Tomahawks
Raytheon社は$320.32で、434発の Tomahawk を Block ⅢC 仕様に改造する。
この契約は2004年4月に完了することになっている。
2002.02.13
Jane's Defence Weekly
Raytheon awarded Tomahawk contract
Raytheon社は英国向けに、22発の UGM-109C TLAM (註:潜水艦発射型)
を、Block ⅢC に改造する契約を、$29M で結んだ。
2002.02
Jane's Missiles & Rockets
Lancer MWS punches above its weight
英国 SEI社が Raytheon社と Tactical Tmahawk用に開発している
Lancer MWS (Multi-Warhead System) の Dynamic Firing 試験が2001年12月5日に実施された。
Lancer MWS 計画は、Tactical Tomahawk のほか、FOAS 計画や
Sorm Shadow 計画とも深く関係している。
2002.02
International Defense Review
Boost for Tomahawk
Raythein社は、総額 $320M で Tomahawk 434発を Block
ⅢC へ改造する契約を受注した。
この契約は、FY-02 緊急支出の一部で、この他に $24.5M が Tactical Tomahawk の装備化促進に支出される。
2002.02.04
Inside the Navy
Lockheed to do analyses for new Tomahawk weapon control system
海軍は新しい TTWCS (Tomahawk Tactical Weapon Control System) に関する技術分析と
研究の実施を Lockheed Martin 社と契約する。
TTWCS は情報処理量の増加による発射行程の短縮化と攻撃能力改善を目的とし、新型の戦術 Tomahawk の射撃管制を行う他、既存の
Tomahawk に関しても制御ができるシステムを狙っている。
2002.01.16
Jane's Defence Weekly
Raytheon to convert USN Tomahawk
Raytheon社は、434発の Tomahawk Block Ⅱ TLAM (Tomahawk Land-Attach
Missile) を、Block ⅡC仕様に改造する契約を、$320.3M で結んだ。 納期は2004年4月になっている。
2002.01.14
Inside the Navy
Pentagon weighs retiring nuclea-tipped Tomahawk cruise missiles
ブッシュ政権はこのほど Nuclear Posture Review で、DoD に対し海軍の核搭載巡航ミサイルの退
役に関する検討を 6ヶ月以内に行うよう指示した。
検討結果により核搭載型が不要との結論がでれば、TLAM/N 計画は中止となり、海軍の核搭
載巡航ミサイル運用は終焉を迎える。
2002.01
Jane's Missiles & Rockets
TLAM may be fired from a modified SLBM tube
米海軍は、早ければ2002年末に、TLAM (Tomahawk Land Attack Missile) を
Trident 型 SSBN のミサイル発射管から発射する試験を実施する。
これは2~4隻の Trident 型 SSBN を、TLAM を搭載する SSGN に改造しようというもので、Trident 発射管からは8発
の TLAM が発射できるようになる。
一方、現在開発中の Tactical Tomahawk は、潜水艦の魚雷発射管から発射できないが、英海軍の要望等により、ミサイルを保護カプセ
ルに入れてこれを可能にしようとする開発が行われる。
2002.01.02
Jane's Defence Weekly
Work to begin on torpedo tube-launched Tomahawk
英米海軍は Tactical Tomahawk を、潜水艦の魚雷発射管から発射できる
用に改善する計画を進めようとしている。 現在の Tactical Tomahawk は VLS からしか発射できない。
Tomahawk Block ⅢC の生産が終了していることから、英海軍はとりわけ真剣に検討している。 魚雷発射管発射 Tactical Tomahawk
の発射試験は FY-05 に予定されている。
Raytheon社は、FY-99 に$414Mで契約した624発の改造 Tomahawk を、今年の4月に納入する。 その内200発は対艦型の AGM-109B で
、424発は Tomahawk BlockⅡ TLAM (Tactical Land Attack Missile) である。
改造でできる Tomahawk Block ⅢC は米英海軍用になる。 米海軍は FY-02 で第2次の改造予算$400Mを確保している。
2002.01.02
Jane's Defence Weekly
Lancer aims at deep strike needs
英国 SEI社は、同社製の Lancer MWS (Multi-Warhead System) が、2001年12月に世界
初の500kg級 MWS の動爆試験に成功したことをうけ、計画中の Tactical Tomahawk の弾頭候補
に名乗りを上げた。
Lancer の原型は、1995年に Raytheon社の支援を受け、同社が英国の CASOM (Conventionally-Armed Stand-Off
Missile) 用に提案したミサイルの250kg弾頭として開発したものである。
Lancer は成形爆薬段とそれに続くペネトレータ段で構成され、6mの強化コンクリートを貫徹する能力を有
する。
12月5日に行われたロケットスレッド試験では、Tomahawk の先端形状と似せた外殻に組み込まれた Lancer が、6mの強化コンクリー
トを貫徹した後に10mの盛り土を突き抜け、更に2枚のコンクリート壁を貫通した後に800m飛行して止まった。
2001.12.10
Inside the Navy
Navy plans to modify Tactical Tomahawk for topedo tube launches
米海軍と英海軍は合同で、Tactical Tomahawk を潜水艦の魚雷発射管から撃ち出すことができる様に、 FY-03 以降に
設計を変更する計画をしている。
Tac Tom は基本的に垂直発射で艦船搭載仕様だが、米海軍はこの改善がミサイル価格の低減につながることを期待し、英海軍は既に潜
水艦にこの機能を持たせ現有の Tomahawk BlockⅢを運用しており、Tac Tom にこの機能は不可欠としている。
2001.12.10
Inside the Navy
Navy's PR-03 plan defines scope of potential Tomahawk increases
米海軍は 2003年の計画見直しで Tomahawk 巡航ミサイルの備蓄量を 5,000発に増加するた
め、今後数年間に $1.6B 程度を要求することを明らかにした。
FY-03 予算で海軍は当初の予定より約400発多い 1,738発の TACTOM (Tactical Tomahawk) の取得を要求して
いる。
TACTOM は現在改善中で、対妨害性 GPS を装備し1発約 $550,000 と見積もられ、海軍では FY-03 の運用開始に期待している。
2001.12
Jane's Missiles & Rockets
Royal Nabvy ordrers 48 TLAM Block ⅢC missiles
英海軍は、アフガンにおける射耗補填分として、48発の
Tomahawk TLAM Block ⅢC を発注した。 TLAM Block Ⅲの生産は既に終了しているので、今回の
発注分は米海軍が使用していた旧モデルの改造になる。
英国は今までに、初度 65発、1999年のユーゴ戦射耗補填分として30発の TLAM Block Ⅲを購入している。
2001.12
International Defense Review
UK eyes tactical Tomahawk for Royal Navy
英国国防省は海軍の潜水艦発射用として戦術トマホーク (Tac Tom) 300基を調達する模様。
海軍はこれまでに65基の TLAM (Tomahawk Land Attack Missile) BlockⅢC を 3隻の潜水艦に装備しているが、残りの潜水艦用とし
て Tac Tom を補充するもの。
2001.10.24
読売新聞
トマホーク800基増産
米海軍は、トマホーク800発の生産分として $960M を要求した。
アフガン空爆については固定目標の85%程度を破壊したとしていることから、増産分はアフガン以外での軍事作戦に
向けたものと見られる。
トマホークの生産再開は3年ぶりで、現在2,000発の在庫がある。
空爆に使用した兵器
2001.10.08
Defense News
US Navy seeks to increase Tomahawk missile arsenal
海軍はこのほど、Tomahawk の製造ライン再開と800発の製造予算を急遽要望した。
要求内容は、2002年に $400M、2003年に $560M を Tomahawk の再製造に充てるもので、1発約 $1M とされる。
この他 2002年の緊急予算として $40M を Tomahawk Block 3 の製造ライン再開に充てる予定。
海軍では1999年以降、新戦術 Tomahawk の開発を進めているが、製造は2003年の開始を予定。
2001.09.20
Inside the Pentagon
Air Force eyes ways to speed missile production for anticipated war
米空軍は巡航ミサイルや JASSM といった先制攻撃用精密誘導兵器の製造促進の方策を検討
している。
同様に海軍も同様にトマホークの製造促進の可能性を探っている。
2001.04.18
Jane's Defence Weekly
UK lays foundations for tactical Tomahawk
英国海軍は核搭載潜水艦艦隊用の戦術 Tomahawk (Tac Tom) の技術開発と改善に関す
る各種計画を進めている。
米英共同の Tac Tom は、2003年の装備化を目指し、$256M の予算で現在 EMD 段階にある。これと並行して英国海軍の Tomahawk 改
善計画 (TTWCS : Tactical Tomahawk Weapons Control System) が、2005~2006年の艦艇搭載を目標に行
われている。
2001.03.28
Jane's Defence Weekly
US Navy seeks versatile warhead for Tomahawks
米海軍は、TLAM (Tomahawk Land Attack Missile) 用に、誘導子弾の散布から掩蔽された目標の破壊までを行える
、多用途弾頭の開発を検討している。
現在米海軍は、散布子弾搭載型と、侵撤弾頭搭載型の Tomahawk を装備しているが、1弾種でモードを切替えることにより
、各種目標に対し有効な弾頭の調達に関心を持っている。
新弾頭の重量は 317kg 単価は $100,000 以下で、侵撤モードでは現在の WDU-36B 弾頭(右図参照)と同等の侵撤能力を有しながら
、クラスタ弾頭、誘導/非誘導子弾としても働く。
子弾のセンサとしては、IR FPA, MMW, 又は2モードシーカが検討されている。
2001.02.05
Defense News
Precision-Guided Munitions Shortfall
米海軍の太平洋艦隊司令官は精密誘導兵器 (PGM) の不足が危機的状況にあること
を声明した。
同司令官は、海軍は 10年前に比べ PGM による航空攻撃が4~5回できる能力を持つと言われて
いるが、実際はわずか2個飛行隊に搭載する程度しか保有していないと述べた。
海軍は任務遂行に必要な PGM を少なくとも $1B 以上調達したいと要求している。
2000.12
Jane's Missiles & Rockets
TLAM Block Ⅲ upgrade delivered ahead of schedule
米海軍は Block Ⅱ TLAM (Tomahawk Land Attack Missile) の備蓄を使い果たしたため Block Ⅲ の導入を急い
でいるが、最初の424発が2001年 5月に配備される。
海軍はこの他に、200発の TASM (Tomahawk Anti-Ship Missile) を Block Ⅱ TLAM に換装する計画を持っている。
1999.04.21
Jane's Defnse Weekly
US DoD doubles Tomahawk upgrade request
1998.11.25
Jane's Defence Weekly
First UK Tomahawk right on target
1998.01
International Defense Review
Adding new punch to cruise missiles: Specialized warheads can defeat hard and burried targets
1995.09.11
日経新聞
NATO 使用兵器は改良型トマホーク
NATO が10日に、ボスニウヘルツェゴビナのセルビア人勢力陣地に撃ち込んだ巡航ミサイルは、湾岸戦争で使用
されたトマホークの改良型で、弾頭を小型化し、衛星を利用した誘導システムを搭載している。