年 月 日 出 典 標 題 要 旨 2021.11.17 Jane's Defence Weekly DARPA's Gremlins programme achieves first succeeful mid-air capture and recovery <2201-111702> Gremlins計画を進めている米DARPAとDynetics社が10月29日、X-61 Gremlins Air Vehicle (GAV) のC-130による初の空中回収に成功した。 DARPAは11月5日に一連の試験で4回の飛行に成功したと発表した。 Dynatics社は2018年4月にGremlins計画を受注したが、X-61 GAVはKratos社である。 2021.11.05 Defense News DARPA nabs Gremlin drone in midair for first time <2112-110508> 米DARPAが10月29日にユタ州Dugway Proving Groundで行われたX-61 Gremlin 4回目の飛行試験で、C-130による空中回収に成功した。 この日の試験では2機のGremlinが使われ、1機目は空中回収に成功したが、2機目は飛行間に故障したが24実時間以内に修理され飛行を再開した。 2021.11.05 DARPA HP Gremlins program demonstrates airborne recovery <2112-110507> 米DARPAが10月にX-61 GremlinのC-130による空中回収試験に成功した。 【DARPA Gremlins Program Demonstrates Airborne Recovery (YouTube)】 X-61 Gremlinの最終試験は2機で行われ、1機が空中改修に成功したが、1機は飛行中に故障したが24実時間以内に修理され飛行を再開した。 2021.03.10 Jane's Defence Weekly Russia develops Molniya swarming UAV concept <2105-031009> ロシアが群飛行用のUAVとしてMolniyaを開発しており、2月26日にはショイグ国防相がKronshtadtの工場に赴き、Molniyaのモックアップを視察した。 全長1.5m、翼端長1.2m、MTOW 60kgで、後退翼とV字尾翼を持つMolniyaは600~700km/hで数百㌔の航続距離を持つ。 MolniyaはEOセンサなどのほか5~7kgを搭載でき、恐らく輸送機から発進して群集団を構成し、Gremlinと似た方式で回収される。 2021.03 International Defence Review Prize catch: Gremlins testing puts air-recoverable UAV's within reah <2105-030016> = Gremlis の試験状況に関する5頁の記事 = ・Volley quantities ・Phase approach ・Team effort ・Phase 3 testjng ・Flight testing ・X-61A Gremlins Air Vehicle 2020.12.11 Defense News The first 9 attempts to retrieve swarming Gremlins drones failed. Here's what's next. <2101-121110> 米DARPAが進めているUAVを空中で発進させ空中で回収するGremlins計画は、10月28日からX-61 Gremlins Air Vehicle (GAV) の空中回収試験に入った。 試験は9回行われたが回収に成功したのは3回だけであった。 残りは成功まで数吋であったが成功には至らなかった。 試験結果についてDARPAは、3回以上が2時間以上の自動飛行に成功しており、能力が実証されたとしている。 2020.09.16 Jane's Defence Weekly Dynetics pursuing closer soft docking of X-61A Gremlins in next flight test <2011-091607> Dynetics社がGremlinsとして開発している重量544kgのX-61A UAVが7月に行われた試験で、母機であるC-130の後方38m、下方38mまで接近する飛行に成功し、次回計画されている空中回収 (Soft Docking) 試験に必要なデータ収集に成功した。 同社によるとSoft Dockingのためにはセンチメートルの精度が要求されるという。 【 Gremlins 計画に関する記事:1806-051405 (C4ISR net 2018.05.14)】 2020.03 International Defence Review DARPA, Dynetics move Gremlins focus to aerial recovery <2005-030010> 米DARPAがDynetics社と進めているGremlins計画は、2019年11月にX-61Aの飛行試験を完了したことから焦点は空中回収に移っている。 DARPAは2Q/2020年にC-130による空中回収試験を計画してる。 2020.01.17 DARPA HP Gremlins Program Completes First Flight Test for X-61A Vehicle <2002-011706> 米DARPAのGremlins計画第3段階で、使用するX-61A UAVが11月に初飛行した。 X-61AはC-130Aから発進して1時間半にわたり飛行してパラシュートで回収された。 Gremlins計画では本来、UAVをC-130Aで空中回収するが、パラシュート回収は試験だけの処置である。 米空軍は8月にGremlins UAVをX-61Aと命名している。 2019.09.30 Aviation Week & ST DARPA and Dynetics ready to demo air-recovered Gremlins <1911-093002> 米DARPAが計画を進めているC-130から発進してC-130で回収するGremlins UAV計画は、7月に起きた地震の影響で海軍China Lake試験場が損傷を受けたことから、試験が延期になっている。 Gremlins計画ではDynetics社が回収システムを、Kratos社がX-61A Gremlin UAVの開発を担当している。 2018.06 International Defence Review Dynetics chosen to take Gremlins to Phase 3 <1807-060011> 米DARPAが4月にGremlins計画のPhase 3にDyneticチームを選定した。 Dynetic社は Kratos UAV社とタームを組んで2019年の初飛行を目指す。 Gremlinには300哩の航続距離と1時間の滞空性能、60-lbの搭載能力、 1kWの給電能力を持ち、回収後は24時間以内に再使用でき、20回の使用が可能であることが求められている。 Gremlins計画のPhase 1にはLockheed Martin、GA-ASI、Dynetics、Kratosの4社が、Phase 2にはGA-ASIとDyneticsの2社が参加していた。 2018.05.14 C4ISR net DARPA has a full team to grab drones mid-air <1806-051405> DARPAが進めているC-130から複数のUAVを発進させ回収するGremlins計画で最終段階となるPhase 3の担当が Sierra Nevada社 (SNC) グループに決まり、21ヶ月$38.6Mの契約が4月に行われたことが9日に明らかにされた。 SNC社グループの回収システムはDynetic社が担当しており、同社は5月上旬にGremlin単機の空中での回収に成功してい る。 DARPAはこの試験結果から、目標とする30分以内に4機を回収できる目処がついたとしている。 DARPAは複数機の発進回収 試験を2019年末に計画している。 2018.05.09 DARPA HP Gremlins on track for demonstration flights in 2019 <1806-050910> 米DARPAが2019年末を目標に進めているC-130からUAVを発進回収するGremlins計画は現在計画のPhase 3にあり、 計画通り2019年に飛行試験が行われる状況にある。 最近Yuma試験場で行われたCFTでは安全な発進と回収に成功しており、DARPAは4機を30分以内に回収するとの目標に 自信を持っている。 2018.05.07 Aviation Week & ST Airborne recovery could expand operations by unmanned aircraft <1807-050708> 米DARPAが21ヶ月間$32.5MにのぼるGremlins計画のPhase 3にDynetics社を選定した。 Phase 2まで競っていたGA社は脱落した。 Phase 3のハイライトは2019年後半に行われるC-130を用いたUAVの回収試験で、4機のUAVを30分以内に 空中回収することになっている。 この計画でDynetics社はUAV搭載品の開発は行わない。 2018.04.18 C4ISR net Dynetics wins $38 million contract for Gremlins drone program <1805-041808> C-130から安価で再使用可能な複数のUAVを発進させ空中で回収することを目指す米DARPAのGremlines計画は、$38.6Mかけて21ヶ月間行われる Phase 3にDynetics社が単独選定された。 18日に公表されたところによると、同社は空中給油と似たやり方でUAVの発進と回収を行う。 同社によると 4機のUAVを30分以内に回収するのが目標であるという。 同社は航続距離が600哩以上のUAVを設計していると言う。 2017.09.04 Aviation Week & ST Grabbing Gremlins <1711-090402> 米DARPAが進めているC-130から多数のUAVを発進させ再びC-130に回収するGremlins計画はPhase 2への移行を3月にDynetics社とGA-ASI社 が指名され、2018年にも発進、回収試験が行われたのち、1社が選定されて18ヶ月のPhase 3に移行する。 この計画で課題になるのは回収方法で、GA-ASI社は2つの方式を検討している。 第1の案は標的機などをリールで曳航する方式の応用で、もう1案はC-130の後部扉からアームを伸ばして回収す る方式である。 2017.05 International Defence Review DARPA awards Phase 2 contracts for Gremlins programme <1707-050010> 米DARPAがGremlins計画のPhase 2にDynetics社とGA社のチームを選定した。 Phase 1に参加していたLockheed Martin社とKratos社は 外れた。 Gremlins計画はC-130から20機程度のUAV群を発進させ300nm離れた目標地域で 1時間の任務を達成したのち、300nmを戻ってC-130が空中回収する構想で、UAVは20回程度の再使用が可能なこと を求めている。 2017.04.03 Aviation Week & ST Swarm enabler <1706-040304> 安価で再使用可能なUAVをC-130から発進させ回収する米DARPAのGremlins計画 は、Kratems社やLockheed Martin社なども参加して10ヶ月間に及ぶ概念設計のPhase 1を経て、事前設計を行う12ヶ月間の Phase 2をDynetics社とGA-ASI社が受注した。 2018年はじめにはこのうちの1社が選定され、2019年に初飛行するPhase 3に進むことになる。 2017.03.29 Jane's Defence Weekly DARPA downselects companies for Phase 2 of Gremlins programme <1705-032908> 米DARPAが3月15日、空中でUAVを発進/回収するGremlins計画のPhase 2に GA-ASI社とKratos/Lcokheed Martinの2社を選定した。 Gremlins計画では複数のUAVをC-130で発進/回収し、20回の使用を目指している。 2017.03.15 DARPA HP Progress toward an ability to recover unmanned aerial vehicles on the fly <1704-031510> 米DARPAが進めているGremlins計画でフィジビリティ検討を行うPhase 1が完了しPhase 2へ移行する。 事前設計を行うPhase 2では Dynetics社とGA-ASI社が選定され、続くPhase 3では試作と試験が行われる。 Gremlinsは安価で再使用可能なUAVである"Gremlin"複数機をC-130が空中発射し回収する計画で、 2019年に初飛行を目指している。 2016.06.05 Defense Update DARPA teaches drones to collaborate (under human supervision) <1607-060504> 米DARPAが、UAVの自律共同飛行CODE計画の第二段階にLockheed Martin社と Raytheon社を選定した。 第一段階ではシミュレーションによる検証が行われてきたが、第二段階では1~2機の実機と仮想機数機による飛行試験が行われ、 第三段階では1社が選定され6機の実機による飛行試験が行われる。 2015.01.21 DARPA HP Establishing the CODE for unmanned aircraft to fly as collaborative teams <1502-012101> = 米 DARPA が進める CODE 計画の説明 = 米 DARPA が、複数の UAV を制御するソフトウェア CODE の開発を進めようとしてお り、Phase 1 の提案に向けた企業説明会を5月の第1週に計画している。 現在米軍では UAV を広く利用しているが、その飛行制御やセンサの操作に人員を必要とするため、利用範囲が制限を受けている。 CODE は最小限の制御 で UAV の利用を行おうというもので、更に一群の UAV の制御を一人の人間に行わせようとするものである。 2014.11.09 DARPA HP Wanted: ideas for transforming planes into “Aircraft Carriers in the Sky” <1412-110901> 米 DARPA が、高価な大型有人航空機や搭乗員が損害を受けるリスクを低減するため、C-130 などの大型機から ISR やその他の用途の小型 UAV を複数発進させ、回収する技術を検討していて、11月7日に RfI を発簡した。 RfI では4年以内の飛行試験を求めている。