2020.11.09
Aviatio Week & ST
Signal from the sky
<2101-110902>
広帯域を要する5G携帯電話では波長の短い帯域を使用するため、従来の4Gの10倍の基地局を必要とし、英国だけでも40万基地局が必要になる。
このため英国のSPL社が高度60,000ft以上を9日間飛行する翼端長60m、重量3.5tの水素燃料電池で飛行するUAVを提案している。 この飛行端末は140kmをカバーする端末を700台搭載できる。
端末のためには20kWを要し、機体の推進と合わせて70kWの電力を水素燃料電池で供給する。
2010.07.19
Aviation Week & ST
Hydrogen on high
<1009-071903>
液体水素はジェット燃料に比べ三倍のエネルギー容量があるため、長期滞空型 UAV に適している。 今までの UAV に
よる長期滞空記録は、1980年代末に従来燃料を使用した Condor が樹立したものである。
翼端長150ftで65,000ftに4日間滞空
2,300cc四サイクルエンジン2基でプロペラを駆動
来年の早い時期に初飛行
・Global Observer
翼端長175ftで7日間滞空
1基のエンジンで発電し、4基のプロペラを駆動
2010.06
International Defence Review
Out of sight, out of mind: unsung HALE UAVs come to the fore
<1008-060006>
全備重量45kg、翼端長22mの低速飛行、低抵抗、軽量機で、太陽電池を動力源数百Wの動力でに50,000~60,000ftを数ヶ月間遊弋する。
・Global Observer
2005年5月に初飛行した翼端長50ftの縮小型である GO-0 は液体水素を使用した燃料電池で
8機のモータを駆動したが、既に完成している翼端長175ftの GO-1 は、液体水素を燃料とする内燃機関を動力にして
400-lbの搭載能力を持つ。 更に翼端長259ftの大型機は1,000-lbの搭載能力を持つ。
・Phantom Eye
Boeing社が自社開発している翼端長45mの水素燃料内燃機関の HALE で、450-lbを搭載して
65,000ftに4日間滞空する。 初飛行は2011年に予定されている。 同社は2,000-lbを搭載して
10日間滞空する大型 HALE の開発も進めている。
・Odysseus(右図)
DARPA が2008年に開始した Vulture 計画に Aurora社が提案しているZ型 UAV である。
Vulture 計画は1,000-lbを搭載して高度60,000~90,000ftに5年間以上滞空することを求めて
いる。
2009.11.30
Aviation Week & ST
Tigeer tracks
<1001-113002>
米海軍研究所 (NRL) の Iron Tiger 燃料電池 UAV が、11月16~17日に26時間1分の滞空
記録を達成した。 10月9~10日には非公式ながら23時間17分の記録を達成していた。
Iron Tiger は37-lbの水素燃料電池 UAV で、試験では5-lbを搭載していた。 電池は550Wで、内燃機関の四倍近い効率
がある。
2009.07.20
Aviation Week & ST
Propulsive promise
<0909-072009>
誕生時のジェットエンジンはパワーと信頼性が低かったため離陸時にピストンエンジンが併用されたが、電動航空機にも同様の
ハイブリッド推進が試みられている。
AeroVironment社の Global Observer は水素燃料ピストンエンジンと太陽電池電動モータが併用される。 米
国防総省から3機受注した GO-1 は400-lbの搭載能力と65,000ftの上昇限度で、7日間滞空でき、2010年はじめに初飛行する。
Bye社の Silent Sentinel はターボファンで上昇し、太陽電池とリチウムイオン電池
で数日間滞空する。
6月に初飛行した中国 Yuneec社の E430 2人乗り軽スポーツ機 (LSA) は40kWの電
動モータをリチウムポリマ電池で駆動する。
ドイツの LSA メーカである Flight Design社は、ピストンエンジンと70kWの電動モータを組み合わせたハイブリッド機を今年飛行させる。
Pioneer社の Alpi 300 LSA は75kWの電動モータをリチウムポリマ電池で駆動するが、次の段階では水素燃料電池も搭載する。
2007.07.30
Defense News
Aloft for 5 years
<0718-073005>
DARPA は6月に、滞空期間5年で1,000-lbの搭載が可能な、ISR、SIGINT、通信中継用の
HALE UAV を開発する Vulture 計画を発表し、各社に提案を求めている。 計画は
構想設計を行う第一段階、1/6縮小モデルを試作する第二段階、実大機を飛行させる第三段階に分かれ
、10月には第一段階の企業選定を行う方針である。核燃料の使用は検討対象から除外されている。
同様の HALE UAV 構想を NASA が複数発表しており、動力に太陽電池を使用する検討が行われている。
2007.05.23
Jane's Defence Weekly
Boeing reveals more details about HALE UAV
<0712-052311>
Boeing社が、開発中の Condor HALE UAV に関する情報を開示した。 Condor はトン単位
のペイロードを持ち、7日間の滞空が可能である。
Condor の翼端長は61m(註:B-767 の翼端長が48m、B-747 が65mである)で、20kWのエンジンで推進する。 遊弋高度は20,000mで
ある。
2007.01.24
Jane's Defence Weekly
USAF seeks new role for vehicles in near space
<0704-012404>
米空軍が、地上部隊が低空を飛行する UAV を制御し、取得データを受領するために HALE UAV などを中継に使う
Marti 計画を進めている。 UAV には Boeing社の水素燃料 HALE などが考えられている。
2006.09.13
Jane's Defence Weekly
Multi-UAV approach proposed for BAMS
<0619-091303>
米海軍の BAMS (Broard Area Maritime Surveillance) 計画は、今まで3年以上にわたり RQ-4 Global Hawk
と Mariner を軸に検討されてきたが、10月に予定されている RfP 素案の発簡を前にして Aerovironment社が
Global Observer 水素燃料 UAV を提案しようとしている。
2006.08.02
Jane's Defence Weekly
Orion HALL UAV mock-up unveiled
<0617-080213>
Aurora社が Boeing社と共同開発している Orion HALL (High Altitude Long Loiter) UAV の実大模型が公表
された。 Orion HALL は水素を燃料とする低搭載量 (150kg) の UAV で4日間の滞空能力がある。 翼端長は
35mで、太めの胴体に水素を低圧で貯蔵している。
一方 Boeing社は10日間滞空できる HALE UAV の計画も持っており、2008年の初飛行が計画されている。
2006.08
International Defence Review
Long-range endurance UAS targets the adversary
<0617-080009>
・Warrior
・BAMS
3,700kmの行動半径で、7日間にわたり24時間監視飛行
・MQ-4A、MQ-4B Global Hawk
Block 0: 試作型で4機のみ製造
Block 10: 6月に製造終了、7機製造
Blocl 20: 6機製造 RQ-4B 型
Block 30: 26機製造
Block 40: 最終型で MP-RTIP レーダを搭載、15機製造
・Heron、Heron Ⅱ
・Eitan
IAI社の新型で最大離陸重量4,000kg、搭載能力1,800kg、翼端長26m
・Global Observer
水素を燃料とし、10日間の滞空能力、翼端長80m
2005年に飛行した検証機は四分の一モデル
U-2 並の70,000~80,000呎を飛行
・UGSS (Unmanned Global Strikr System)
翼端長52.4mで、搭載能力9,000kg、無給油11,000km飛行可能
・OFW
・A160 Hummingbird
2006.07.05
Jane's Defence Weekly
Boeing working on new large UAV
<0615-070504>
Boeing社が、10日間の滞空能力を持つ液体水素を燃料とした巨大
HALE UAV の開発を過去二年間行っている。 この機は実大試作機の製造にかかれる状態にあり、6ヶ月以内にその決定が行われ
る。 この機体は1980年代に Boeing社が試作した航空燃料ピストンエンジン翼端長61mの UAV である Condor
と同程度のサイズの機体になると見られる。
Boeing社の計画は AeroVironment社が開発中で燃料電池と電動モータで駆動する Global Observer と同じよ
うな要求に基づいている。 2005年に試験が行われた Global Observer の試作機は、翼端長15mであったが、2006年末にも開発が開始で
きる GO-1 は翼端長52mでペイロード135~180kg、より大型の GO-2 はペイロード450kgである。
【註:】
現在最大級の UAV である RQ-4A Global Hawk の翼端長は35.4m、RQ-4B の翼端長は39.9mである。
2005.07.06
Jane's Defence Weekly
AeroVironment unveils Global Observer UAV
<0514-070602>
AeroVironment社が Global Observer HALE UAV 計画を明らかにした。 同社は既に縮尺モデルを試作し、5月
末に米西部の砂漠上空で2回の試験飛行を行っている。
Global Observer は水素燃料を用い、実用型では翼端長45.7~76m、搭載能力500~
1,000-lbの性能を持つ。
同社は米政府の計画している擬似衛星として通信の中継を行う HALE UAV 計画にふさわしいとして、実用型試
作費用の支出を DoD に求めている。
【註:】
UAV の翼端長は、現在唯一の実用型 HALE UAV である RQ-4A Global Hawk で35.4m、更に大型の RQ-4B ですら39.9mである。
2005.06.27
Aviation Week & ST
Fuel-cell flier
<0514-062707>
Aero Vironment社は液体水素を使用する燃料電池を動力とする UAV Global Observer を自社開発している。
Global Observer は上昇限度65,000ft、滞空能力7~10日で、搭載能力は1,000-lb以上
である。 将来は通信中継や偵察用としての採用をめざしている。
同社は1/3~1/4縮尺の試作機を 5月から6月の間、2度試験飛行を行い、燃料電池と水素燃料タンクの実用化に
向け準備を進めている。
Global Observer は太陽電池を使用する Helios とは設計思想が異なるが、制御推進技術等は Helios から受け継いでいる。