年 月 日
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出 典
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標 題
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要 旨
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2021.12.27 |
Stars & Stripes |
US and Japan draft joint operation plan in case of 'Taiwan emergency,' report says |
<2201-122710>
共同通信が12月23日に匿名の政府筋の話として、日米が台湾有事に備えた作戦計画の草案を起草したと報じた。 それによると台湾有事に際しては米海兵隊が南西諸島のどこかに応急陣地を構築するという。 The Guardian紙は24日に海兵隊は複数の陣地を構築すると報じている。 南西諸島には有人無人島が約200あり、応急陣地の候補には約40ヶ所が考えられる。
共同通信によると米海兵隊は応急陣地にHIMARSを展開し、自衛隊が燃料、弾薬を含む兵站支援を行うという。
岸防衛相は24日に台湾有事対応計画の立案について否定も肯定もしていない。 |
2021.12.13 |
Breaking Defense |
Resolute Dragon: US Marine-Japanese exercise is a precursor to 2022 Indo-Pacific event |
<2201-121311>
米海兵隊数千名が自衛隊と実施した日米最大規模のResolute Dragon 2021演習は、米インド太平洋軍が進めるEABO構想の評価試験の場でもあった。
EABO構想とは、海兵隊が戦場に小規模で簡易に設営できる陣地を複数展開するもので、今回の演習では沖縄から矢臼別までの12ヶ所に前進陣地を構築したという。 |
2021.12.09 |
Defense News |
Congress wants Hawaiian missile defense radar up and running by end of 2028 |
<2201-120909>
米議会が今週成立させるFY22 NDAAでハワイにBMDレーダ (HDR-H) を2028年末までに設置し、遅くとも2028年12月31日までにoperationalとするよう求め、$75Mを配分している。 下院はFY22 NDAAを今週初めに議決しており、上院も来週には評決する。
MDAは2018年12月にLockheed Martin社に開発を発注し、FY19時点でFY23までの稼働を計画しFY20に247.7Mを要求していたが、FY21にはHDR-HにもHDR-Pにも要求が消えた。
MDA長官のヒル海軍中将はハワイについてAN/TPY-2でカバーでき、洋上配備のSBXレーダも配置できるうえ、Aegis艦も利用できるとしていた。 MDAはFY22にグアムのBMDとして$78.3Mを要求している。 これに対しインド太平洋軍は予算化されなかった要求のリストでHDR-HにFY24でのIOCを目指した開発に$41M、その戦力構築に$19Mを挙げていた。 |
2021.12.02 |
ロイタ通信 (Yahoo) |
米陸軍、東南アジアへのアクセス拡大に意欲 中国抑止の一環 |
<2201-120204>
ウォーマス米陸軍長官が1日、中国を抑止する戦略の一環として、東南アジアへのアクセスと基地配置の拡大に意欲的だと述べた。
米シンクタンク戦略国際問題研究所 (CSIS) に対し、米国のアジアにおける軍備の位置付けはこれまで北東アジアに重きを置いていたが、東南アジアに拡大するという姿勢の変化は米国およびその同盟国の双方にとって有益だが、何が必要かについて現実的になる必要があるとした。
米陸軍がどこのアクセス拡大に関心を持っているかについては言及しなかったが、米軍駐留を認めるフィリピンとの協定延長を巡る進展は非常に重要だと述べた。 |
2021.11.30 |
時事通信 (Yahoo) |
米国防総省、対中国シフトの指針策定 グアムや豪州で拠点増強 今後2、3年で具現化へ |
<2112-113005>
米国防総省が29日、バイデン大統領の指示で進めていた世界規模の米軍態勢の見直し (GPR)の結果を発表した。 急速に軍事力を拡大する中国の侵略行為を抑止するため、インド太平洋地域に重心をシフトする方針を明示し、米領グアムやオーストラリアの軍事インフラ増強などを盛り込んだが、対中国を念頭に置いた大規模な配置転換は見送られた。
国防総省高官は、グアムと豪州で滑走路などの軍事インフラを強化するとともに、太平洋の島々で燃料槽や弾薬庫などの兵站施設建設を進めるとした。 豪州に戦闘機や爆撃機を巡回駐留させることや、韓国への攻撃ヘリ部隊の常駐も構想の一例に挙げ、ほかにも同盟国や友好国とさまざまな取り組みを行っているとして、今後2、3年で具現化できるだろうと述べた。 |
2021.11.30 |
CNN (Yahoo) |
米軍、グアムと豪州の基地を増強へ 中国に対抗 |
<2112-113004>
米国防総省が29日、世界全体での態勢見直し (GPR) に基づき、グアムとオーストラリアで軍基地の増強に注力する方針を明らかにした。 GPRはバイデン大統領が就任直後の今年2月に指示し、オースティン国防長官が3月に着手したもので、最近バイデン大統領がその報告と提言を承認していた。
内容は機密扱いだが、国防総省のカーリン次官補は29日、GPRに基づきグアムとオーストラリアで軍基地の増強に注力する方針を明らかにした。
カーリン次官補によると、米国はNATO加盟国やオーストラリア、日本、韓国、さらに中東・アフリカ地域の10ヵ国以上の同盟国や友好国との75回にわたる意見交換などを経てGPRをまとめた。 |
2021.11.25 |
Stars & Stripes |
US Navy destroyer makes rare port call in New Zealand |
<2112-112510>
横須賀を基地とする米海軍駆逐艦Howardが11月26日にニュージーランドのウェリントンに入港した。
ニュージーランドは1985年以来核疑惑から米海軍艦の寄港を認めておらず、このため米国はANZUS条約に基づくニュージーランドへの義務を停止していた。
Howardの寄港は2016年に南島で起きたM7.5地震の救済のため駆逐艦Sampsonが寄港して以来になる。 |
2021.11.23 |
時事通信 (Yahoo) |
米駆逐艦、台湾海峡を通航 |
<2112-112302>
米海軍第7艦隊が22日、駆逐艦Miliusが国際法に基づき、台湾海峡を通航したと発表した。
同艦隊は声明で、自由で開かれたインド太平洋に対する米国の関与を示したと強調した。 |
2021.11.22 |
Inside Defense |
Navy's XLUUV will fill 'specific mission' in INDOPACOM |
<2112-112208>
米海軍の潜水艦戦責任者であるペリー少将がNavy Leagueの年次シンポジウムで11月18日、海軍は特大型UUV (XLUUV) を潜水艦隊に配備すると述べた。
これはインド太平洋軍からの強い要望によるもので、XLUUVは特殊任務に当たるという。 |
2021.11.17 |
Stars & Stripes |
US Army deploys Iron Dome missile defense system to Guam |
<2112-111715>
米陸軍が11月17日、イスラエルから購入したIron Dome 2個中隊のうちの1個中隊が、10月から2ヶ月の予定でグアムのAndersen AFBに展開していることを明らかにした。 展開の目的はIron Domeの効果を見るもので、中隊は12月にテキサス州へ帰還する予定という。
イスラエルはIron DomeをCRAMに使用しているが、米陸軍はこれとは異なりCMDとして使用すると言う。 |
2021.11.13 |
Stars & Stripes |
Marine Corps restructuring continues at Kaneohe Bay |
<2112-111309>
米海兵隊で初のハワイ海兵沿岸連隊が間もなく、カネオヘ湾の第3海兵連隊第1大隊を元に1,800~2,000名で発足する。 海兵沿岸連隊は今まで保有していた水陸両用戦闘車16両と野砲全てを返納し、代わって新型の軽揚陸艦1隻と揚陸舟艇で行動する。
第12海兵連隊第1大隊の500~650名は配置転換され、残りの50~80名は車載NSMを装備する中距離ミサイル中隊に改編される。 戦闘突撃中隊の60名は海兵沿岸連隊の工兵小隊になる。
一方今まで36機以上のヘリを装備していた飛行隊はKC-130 12~15機を装備する飛行隊になり、RQ-21A BlackjackはMQ-9A Reaper 6機に換装される。 |
2021.11.02 |
Focus 台湾 (Yahoo) |
海軍陸戦隊がグアムで米軍と合同訓練 国防部長「交流の一環」/台湾 |
<2112-110201>
台湾海軍陸戦隊(海兵隊)がグアムで米軍と合同訓練を行っていることが一部メディアで報じられたが、邱国防部長は2日にこれを認め、台湾と米国の交流の一環だと語った。
報道によると、40名の陸戦隊員がグアムに派遣され、1ヵ月間で水陸両用上陸作戦の合同訓練が行われているという。
邱国防部長はまた、陸軍が後方支援に必要な物資の購入に関する事務所を米国に設置していることを明らかにし、連絡官が常駐していると述べた。 |
2021.11.01 |
時事通信 (Yahoo) |
米韓空軍が合同訓練 非公開で5日まで |
<2112-110101>
聯合ニュースによると、米韓空軍が1日に定例の合同訓練を開始した。 この訓練は非公開で5日まで実施され、両軍の戦闘機などがそれぞれ100機程度参加するが、米本土からの展開はないという。
米韓空軍は以前、毎年12月ごろに大規模な合同訓練を行っていたが、南北、米朝首脳会談が行われた2018年以降、規模を縮小している。 |
2021.10.29 |
Inside Defense |
DOD sends Congress classified blueprint for potential Guam Defense System |
<2111-102904>
米国防総省が議会に対し、グアムで陸軍のIAMDにAegis Ashoreを組み入れることを可能とした最新のグアム防衛構想を呈示した。 |
2021.10.16 |
Bloomberg (Yahoo) |
日本海で米ロ艦船にらみ合い-近くで中ロ海軍が合同演習 |
<2111-101601>
ロシア国防省が15日、日本海で領海に侵入しようとした米駆逐艦とロシア艦1隻が対峙したとロシア側が動画を公開した。 両艦船は一時、60m以内にまで接近したという。
太平洋艦隊の対潜艦は米駆逐艦に繰り返し航路を変更するよう警告したと、InterFax通信が国防省の発表文を引用して報じた。 |
2021.10.15 |
Stars & Stripes |
Russia says it pushed US destroyer from area near its waters |
<2111-101505>
ロシア国防省が10月15日、中露艦隊が演習を行っている海域に接近した米海軍駆逐艦Chafeeがロシア領海を侵犯しようとしたため露海軍駆逐艦Tributsがこれを阻止したと発表した。
現場はピョートル大帝湾に近い海域で露艦は米艦に60mまで接近したという。 |
【註】
ピョートル大帝湾とはウラジオストックの前に広がる奥行き80kmの幅200kmの、湾と言うより入り江形状の海域で、1957年7月にソ連が内海と宣言しているが日本や米国はは、国際法上ソ連の決定に根拠がないとして認めていない。 |
2021.10.09 |
産経新聞 (Yahoo) |
異例の空母3隻展開に中国反応か 日米英蘭加新6ヵ国共同訓練 |
<2111-100903>
日米英など6ヵ国の艦艇が南シナ海で行っていた共同訓練が9日に終了した。 10月2日と3日には沖縄南西の海空域で米英軍の空母3隻が参加する訓練も実施した。 訓練には、米軍2隻と英軍1隻の空母計3隻のほか、海上自衛隊からは護衛艦いせを含む3隻が参加したほか、オランダ、カナダ、ニュージーランドのフリゲート艦が加わった。
訓練は4日に沖縄沖から南シナ海に移動し、台湾を取り囲むようにして行われた。 南シナ海での訓練に米空母2隻は参加していないが、6ヵ国が足並みをそろえて中国を牽制した。
これに対し、中国は1日以降、戦闘機など延べ150機を台湾の防空識別圏 (ADIZ) 内に進入させ、威嚇を繰り返した。 空母3隻が集結する異例の展開に中国側が激しく反応したとの見方が広がっている。 |
2021.10.07 |
Defense News |
Iron Dome heads to missile defense experiment in Guam |
<2111-100710>
米陸軍第94 AMD集団が10月7日に声明で、テキサス州Ft. Bliss駐屯の2-43 ADA大隊に所属するIron Domeを装備する1個中隊が、10月中旬から11月までOperation Iron Island作戦としてグアムのAndersen AFBに展開し、2013年から展開しているTHAAD中隊と連携してCMDの任務に就くと発表した。
この作戦には在日米陸軍第38防空砲兵旅団の人員も参加するという。 声明によるとこの作戦はあくまでも試験目的の一時的な展開であるという。
米議会はFY19国防権限法 (NDAA) で、2021年末までに1個Iron Dome中隊を作戦正面に展開させることを命じている。 |
2021.09.22 |
Stars & Stripes |
Patriot missiles fired from Hawaii for first time |
<2110-092208>
米陸軍が9月1日、ハワイ州Kauai島のPMRFでPAC-2 2発の射撃を実施し、CMを模した標的2機の撃墜に成功した。 この射撃はハワイ州防空を想定したものではなく、沖縄展開部隊の訓練であった。
米陸軍第38防空砲兵旅団は7月にオーストラリアで実施されたTalisman Sabre演習でもPatriot 2発で標的機2機を撃墜している。 |
【註】
在日米陸軍第38防空砲兵旅団は以下の部隊で構成されている。
・旅団本部及び本部中隊:相模総合補給処
・第1防空砲兵連隊第1大隊 (MIM-104 Patriot):嘉手納
・第10ミサイル防衛中隊 (AN/TPY-2 radar):車力
・第14ミサイル防衛中隊 (AN/TPY-2 radar):経ヶ岬
・第3防空砲兵連隊E中隊 (THAAD):グアム |
2021.09.18 |
朝鮮日報 (Yahoo) |
豪、米軍機・潜水艦のローテーション配備を容認 |
<2110-091803>
ブリンケン米国務長官が16日に米国を訪問したペイン豪外相とワシントンで、オースティン米国防長官とダットン豪国防相も出席して米豪外務国防閣僚協議 (2-plus-2) を開催した。
会議後に開かれた共同記者会見で、オーストラリアが米軍が駐屯する基地を提供することで合意したことを明らかにした。 ダットン国防相は、あらゆる種類の米軍機がオーストラリアに巡回配備され得るようにすることも含まれると明かした。
これについて米国の外交専門誌Foreign Policyは同日、豪州西部パースの潜水艦基地に米軍が配備されることもあり得ると報じた。 |
2021.09.18 |
Focus 台湾 (Yahoo) |
米駆逐艦が台湾海峡を通過=今年9度目 |
<2110-091802>
台湾国防部が18日、米駆逐艦が台湾海峡を北から南に通過したと発表した。 米海軍第7艦隊の声明によると、17日に台湾海峡を通過したのは駆逐艦Barryである。
米艦の台湾海峡通過は今年9度目になる。 米艦は今年2月に2度、3~8月にはそれぞれ1度台湾海峡を航行していた。 |
2021.09.08 |
TBS News (Yahoo) |
米駆逐艦の南シナ海航行に中国軍非難 |
<2110-090801>
米海軍第7艦隊が8日、駆逐艦Benfoldが航行の自由作戦として南シナ海のスプラトリー(南沙)諸島周辺を航行したと発表した。
南シナ海での海洋権益を主張する中国は「安全保障上のリスクの製造者だ」などと米国を非難した。 |
2021.09.03 |
Stars & Stripes |
B-52 bombers train with Japanese and Indonesian fighters after deploying to Guam |
<2110-090303>
ルイジアナ州Barksdale AFBの第2爆撃航空団と第307爆撃航空団から8月26日にグアムAndersen AFBに飛来してきたB-52 Task Forceが31日に航空自衛隊のF-15と太平洋空域のどこかで共同訓練を実施した。 その翼日にはインドネシア空軍のF-16と初めての共同訓練を実施した。
ノースダコタ州Minot AFBのB-52複数機は7月にTalisman Saber演習参加のためグアムに飛来し、6月には欧州と北極圏を12,000哩にわたり飛行した複数のB-52が太平洋空域を飛行している。 |
2021.08.28 |
Focus 台湾 (Yahoo) |
米駆逐艦と巡視船が台湾海峡を通過 南北双方向に=バイデン政権下で初 |
<2109-082802>
台湾国防部が28日、米海軍駆逐艦と沿岸警備隊警備艦各1隻が台湾海峡を航行したと発表した。 駆逐艦は南から北に、警備艦は北から南に向かって進んだという。 米艦の台湾海峡通過はバイデン政権下で8度目となるが、沿岸警備隊の警備艦と合わせて2隻が同時に通過したのは今回が初めてである。
米第7艦隊が27日発表した声明によれば、台湾海峡を通ったのは駆逐艦Kiddと沿岸警備隊警備艦MUNROであった。 |
2021.08.27 |
Stars & Stripes |
Aircraft carrier USS Carl Vinson to visit Yokosuka for first time in nearly two decades |
<2109-082702>
横須賀を母港とする空母Ronald Reagan CSGが夏の初めに、アフガンからの米軍撤退を援護するため横須賀を離れているのを補うため、近くCarl Vinson CSGが横須賀に入る。 Carl Vinsonの横須賀入港は2003年にOperation Iraqi Freedom参戦でKitty Hawkがペルシャ湾に向かった穴埋めに寄港して以来約20年ぶりになる。
Carl VinsonにはF-35Cが初めて搭載されているほか、C-2A Greyhoundに代えてCMV-22B Ospreyが装備されている。 |
2021.08.25 |
Jane's Defence Weekly |
Pacific push |
<2110-082508>
= 米インド太平洋陸軍の戦力強化に関する6頁の記事 =
・Starionary vs movile
・The birth of a launcher
・Extended its reach
・Ronding out LRPF |
2021.08.14 |
Marine Times |
Corps to fire ship-sinking missile in Pacific as 'demonstration of force' |
<2109-081406>
米海軍が世界17のタイムゾーンで5個のナンバー艦隊と25,000名、海兵隊が3個遠征軍の全てを参加させた、第2次大戦開始前以降最大規模の演習Large Scale Exercise 2021を(註:8月3日~16日の間に)実施しているが、太平洋地域で海兵隊が15日に海軍の廃艦に対してNSMの実射を行う。 この実射は海軍及び空軍との連携戦闘の確認を目的としている。
海兵隊は射程100nm以上、弾頭重量500-lbのRaytheon社製のNSMをROGUE車と組み合わせてNMESISとして採用している。 |
2021.08.14 |
共同通信 (Yahoo) |
米海兵隊、対中国で新作戦訓練 海軍と連携、大規模演習 |
<2109-081404>
米海兵隊関係者が14日、海兵隊が海軍と共にハワイ周辺で、過去最大規模となる25,000名以上が参加した演習をしていることを明らかにした。 中国の長距離ミサイル能力向上に対抗する海兵隊の新作戦遠征前方基地作戦(EABO)の訓練も含まれている。
演習期間は3~16日で、世界各地の海兵隊員や海軍兵が参加しEABOは島嶼部に部隊を展開して、攻撃拠点を確保するという想定で、訓練は沖縄に司令部がある海兵隊第3海兵遠征軍が実施している。 |
2021.08.10 |
Defense News |
Carl Vinson strike group using first deployment with F-35C, beefed-up air wing to hone advanced operations |
<2109-081009>
8月2日にサンディエゴを出港したCarl Vinson CSGの航空団Air Wing Fallonには初めてF-35Cが10機編入されているほか、F/A-18E/Fも最新型になっている。
更に通常4機で構成されるE-2D AEW&Cは5機に、通常5機のEA-18G Growlerも7機に増強され、補給用にCMV-22B Ospreyも組み込まれている。 |
2021.08.09 |
中央日報 (Yahoo) |
米原子力空母カールビンソン、インド太平洋に配備…英国空母と演習の可能性 |
<2109-080901>
インド太平洋地域に配備される米空母Carl Vinsonが、母港であるサンディエゴを3日に出港し太平洋を航海している。
Carl Vinsonンは日本配備されている空母Ronald Reaganが現在アラビア海で中東地域に対する航空支援を担っていることから、その空白を埋めるものとみられる。 |
2021.07.19 |
Stars & Stripes |
US military flexes its strategic muscles during summer of Pacific exercises |
<2108-071908>
米陸海空軍が7月に、グアム、北マリアナ、オーストラリアを舞台に2件の大規模演習を繰り広げている。
Pacific Iron 2021演習にはアラスカ、アイダホ、ハワイ、日本から35機以上がグアムとテニアンに集結して7月12日から行われている。 この演習にはアイダホ州Mountain Horme AFBかせF-15E 10機、横田基地からC-130J 2機のほか、アラスカ州Elmendorf-Richardson AFBとハワイ州Parl Harbor基地の州兵空軍からF-22合わせて25機も参加している。
一方Tarisman Sabre演習は7月14日から米豪日韓、及びニュージーランドから17,000名がオーストラリアに集まり、16日にはShoalwater湾演習場で沖縄の1-1ADA大隊が標的機に対するミサイルの射撃を行った。 |
2021.07.16 |
Stars & Stripes |
B-52 bombers, Army I Corps on Guam to support dual training exercises |
<2108-071606>
米陸軍と空軍の演習がグアムを拠点にして同時に行われる。
空軍はノースダコタ州Minot AFBから複数機のB-52が飛来し、4月から駐留しているルイジアナ州Barksdale AFBからのB-52 4機合流してTalisman Sabre演習に参加する。
ワシントン州のLewis-McChord基地の陸軍第1軍団は、8月6日に始まるForager 21演習をグアムで主導する。 この演習には第82空挺師団と陸上自衛隊部隊が第1特殊作戦群と共に降下する。 またApache攻撃ヘリ、Stryker、Avenger、HIMARSと4,000名の将兵が参加する。 |
2021.07.16 |
Stars & Stripes |
Moving missiles: Army shuttles Patriot batteries around the Pacific in message to adversaries |
<2108-071605>
米陸軍が7月14日に開始されたTalisman Sabre演習にPatriot 1個中隊を投入し、16日にオーストラリア・クイーンズランド州Shoalwater湾演習場で標的機2機に対して射撃を実施した。
6月24日~7月9日に行われたOrient Shield年次演習ではPatriot 1個中隊が奄美大島に展開すると共に、HIMARS 1両が北海道に展開し、駐日米軍基地に対する脅威への備えを確認した。
オーストラリアに展開したPatriotと65名の将兵は相模補給廠の第38防空砲兵旅団と嘉手納基地の1-1ADA大隊から派遣された。 |
2021.07.14 |
Stars & Stripes |
US Army to fire Patriot missile for first time in Australia during Talisman Sabre |
<2108-071410>
米、豪、英、日、韓、ニュージーランドから17,000名が参加する隔年演習Talisman Sabreが7月14日に開始された。 この演習には佐世保を基地とする米海軍強襲揚陸艦AmericaからESGと固定翼機70機とヘリコプタ50機が参加する。
また相模原補給処の米陸軍第38防空砲兵旅団からPatriot部隊が参加し、16日にShoalwater湾で2機の標的機に対しオーストラリアで初めての射撃を行う。 |
2021.07.14 |
Stars & Stripes |
F-22 Raptors to fly in large numbers for exercise in the Western Pacific |
<2108-071409>
米空軍が7月12日、7月に実施するPacific Iron 2021演習でハワイ州兵空軍とアラスカからF-22 25機が西太平洋に展開することを明らかにした。
この演習にはF-22 25機のほかF-15E 10機とC-130J 2機も参加し、グアムの滑走路3本と北マーシャル諸島テニアン島の1本に展開する。 |
2021.07.12 |
テレ朝 News (Yahoo) |
米駆逐艦 南シナ海で「航行の自由」作戦 中国反発 |
<2108-071205>
米第7艦隊が12日、駆逐艦Benfoldが南シナ海パラセル諸島付近で国際法に基づいて航行の自由作戦を実施したと発表した。
これに対し、PLA南部戦区は、パラセル諸島は中国固有の領土だと主張したうえで挑発行為を直ちに停止せよと反発し、すべての結果は米側が負わなければならないと牽制した。 |
2021.06.23 |
テレ朝 News (Yahoo) |
米駆逐艦が台湾海峡を通過 バイデン政権で6回目 |
<2107-062302>
米海軍第7艦隊が、駆逐艦Curtis Weaverが自由で開かれたインド太平洋地域を守る決意を示すため台湾海峡を南から北に向かって通過したと発表した。
米海軍駆逐艦が台湾海峡を航行したのは、バイデン大統領が就任して以来、これで6回目である。 |
2021.06.18 |
中央日報 (Yahoo) |
東海でトマホーク発射訓練の米イージス艦…中朝を露骨に牽制 |
<2107-061802>
米UPI通信が16日、第7艦隊の駆逐艦Rafael Peraltaが11~15日に日本海上で射程2,500kmのTomahawkの模擬発射訓練をしたと報じた。 米海軍の報道資料によるとRafael PeraltaはTomahawkの発射訓練を含め、機関砲実射撃訓練、海上打撃作戦などを実施した。
米軍関係者によると、日米連合訓練は中国と北朝鮮及びロシアを仮想の敵として訓練するのが通常で、最近開催された主要7ヵ国 (G7) 首脳会議と米露首脳会談が訓練に影響を与えたという意味と解釈される。 |
2021.06.16 |
時事通信 (Yahoo) |
太平洋に常設の任務部隊 米軍、対中国で構想 報道 |
<2107-061602>
米政治メディアPoliticoが15日、急速に拡大する中国の軍事力に対抗するため、米国防総省が太平洋地域に常設の海軍Task Forceを創設することを検討していると報じた。 太平洋地域での軍事活動に作戦名を付けることも視野に入れている。 いずれも構想段階だが、実現すれば米政権の対中強硬姿勢を行動で裏付けることになる。
関係筋によると、Task Force構想はNATOが冷戦期に、有事の緊急対応部隊として当時のソ連に対する抑止の一翼を担って設置した海上即応部隊がモデルになる可能性がある。 ただ、アジア版の海軍Task Forceに米国以外の国が艦艇や航空機を派遣するかどうかは未定という。 |
2021.06.11 |
Inside Defense |
INDOPACOM ranks additional funding for Guam defense system, Hawaii missile defense radar on FY-22 wish list |
<2107-061105>
米インド太平洋軍司令官が、FY22要求に反映されなかった$889Mの追加を要求した。
特にその中で、MDAがグアムのミサイル防衛に$118.3Mを要求しているのに対し、更に$231.7Mの追加を要求した。 またハワイに設置されるHDR-Hレーダにも十分な予算配分を求めた。 |
2021.06.04 |
Inside Defense |
DOD explores connecting Aegis, IBCS and C2BMC for improved Guam missile defense |
<2107-060412>
米国防総省がグアムに対する中国からの脅威に対抗するため、海軍のAWS、陸軍のIAMDをMDAのC2BMCに連接する検討を行っている。
MDAはFY22にグアムの防衛 (GDD) として$78Mを計上している。 |
2021.06.03 |
Taiwan News |
US spy plane flies into China's air defense zone |
<2107-060302>
嘉手納基地を離陸した米空軍のRC-135U偵察機が6月3日、東進した後に東シナ海の中国ADIZ内を福建省沖合まで南下し、反転して同じ経路で帰投した。 その前日にも米海軍のP-8A 1機が台湾海峡の中間線に沿って飛行している。
更に同日には米海兵隊のV-22 2機と特殊作戦軍のMC-130 2機がバシー海峡で確認されており、海峡の南西ではRC-130 2機とKC-135 1機、P-8A 1機も確認されている。 |
2021.06.02 |
Defense News |
Congress should rewrite the Pentagon’s Pacific deterrence budget request |
<2107-060211>
FY22の審議で議会は国防総省が要求したPDIに大きく手を加えると見られる。
米国議会はFY21 NDAAに2つの理由からPDIを創設した。 第1の理由は予算の透明性確保で、もう一つの理由は資源配分の問題であった。 |
2021.05.29 |
産経新聞 (Yahoo) |
米国防予算、太平洋抑止強化へ5600億円要求 |
<2106-052902>
バイデン米政権が28日公表したFY22予算教書で、$715Bの国防総省予算のうち、中国をにらんだインド太平洋地域での米軍の抑止力強化のための太平洋抑止構想 (PDI) に$5.1Bを要求した。
FY21国防権限法 (NDAA) に盛り込んだ$2.2Bから二倍以上に増額されている。 |
2021.05.28 |
聯合ニュース |
夏の韓米軍事演習 野外機動訓練はなし=韓国国防部 |
<2106-052801>
韓国国防部報道官が27日、8月実施が予定される米韓合同軍事演習について、演習の時期、規模、方式などは確定していないとしたうえで、今まで下半期の演習では野外機動演習はなかったと述べた。
演習はCOVID-19の状況や戦闘準備態勢の維持、米軍主導の韓米連合軍が持つ有事作戦統制権の韓国軍への移管、朝鮮半島の完全な非核化と恒久的な平和定着のための外交努力支援などを総合的に考慮して決める方針という。 |
2021.05.27 |
産経新聞 (Yahoo) |
横須賀の空母レーガンが中東へ アジア太平洋が一時がら空きに 米紙 |
<2106-052702>
Wall Street Journalが26日、米海軍横須賀基地を母港とする空母Ronald Reaganが、数ヵ月間にわたり中東方面に派遣される見通しだと報じた。 複数の国防当局者が同紙に語ったところでは、Ronald Reaganは今年夏に出港し、最大4ヵ月間にわたってアフガニスタン駐留米軍の撤収を支援する。 中東で現在展開中の空母Dwight D. Eisenhowerは母港のノーフォークに帰港する予定で7月までに現地を離れるという。
Ronald Reaganは現時点でアジア太平洋地域に展開している唯一の米空母で、中東に派遣されればその間、第7艦隊はアジア太平洋で空母抜きの作戦行動を強いられることになる。 |
2021.05.19 |
朝日新聞 (Yahoo) |
米駆逐艦が台湾海峡を通過 中国は反発、「すべて監視」 |
<2106-051904>
米海軍第7艦隊が18日、駆逐艦Curtis Wilburが同日に台湾海峡を通過したと発表した。
これに対し、中国軍の東部戦区報道官は同日談話を発表し、米艦の航行過程はすべて監視しており、あらゆる脅威や挑発に対応できるとした。 |
2021.05.19 |
Focus 台湾 (Yahoo) |
米軍艦が台湾海峡通過 バイデン政権下で5回目 国防部「全行程把握」 |
<2106-051902>
台湾国防部が19 日、米駆逐艦1隻が18日に台湾海峡を北から南に通過したと明らかにした。 米海軍第7艦隊も声明を出し、通過したのは駆逐艦Curtis Wilburで、自由で開かれたインド太平洋への米国の関与を示すものだとした。
米海軍艦が台湾海峡を通過したのはバイデン政権下で5回目となった。 |
2021.05.11 |
Jane's 360 |
USN to deploy MQ-4C Triton HALE UAV to Japan for first time |
<2106-051110>
防衛省が5月7日、米海軍が5月中旬にMQ-4C Trion HALE UAVを国内に一時配備すると発表した。 また米空軍も5月下旬にRQ-4 Global Hawkをわが国に飛来させるという。 |
2021.05.10 |
Breaking Defense |
Army plans to grow Artillery EXCLUSIVE |
<2106-051010>
米陸軍が新兵器の導入と新部隊の創設により野戦砲兵の改革を行おうとしている。
・機甲旅団の砲兵大隊は従来のM109 Paladin 155mm SPHを装備するがM109A6をM109A7に更新する。 また射程が25哩に延びた新型RAPであるXM1113弾を発射する。
・機甲師団の砲兵大隊はXM1113 RAP弾を使用れば射程が40哩以上になるM1299 ERCAを装備する。 M1299はM109の車体に砲身長を39口径から58口径に伸ばした砲身を搭載し、将来はラムジェット推進弾も発射する。
・軍団は砲とミサイルを装備していた砲兵旅団を、HIMARSとMLRS装備部隊に改編し、射程を90哩以上に伸ばした長射程型のGMLRSと、射程が300哩以上になるPrSMを発射する。
・戦域軍には、既に5個編成されているMDTFが入る。 MDTFは太平洋戦域に2個、欧州に1個、北極圏に1個が配置され、残りの1個は戦略予備になる。
MDTFは長射程ミサイル部隊を2個中隊持ち、射程1,100哩の中距離を担当する中隊が装備するMRCは海軍が装備している亜音速のTomahawk及び超音速のSM-6を装備する。 長距離を担当する中隊は海軍と共同開発している射程が数千哩と推定されるLRHWを装備する。 |
【註】
この記事に掲載された図によると、MDTFの編成は以下のようになる。
I2CEWS (Intelligence, Information, Cyber, EW and Space)大隊
情報中隊×2
通信中隊
長距離センシング中隊
情報保全中隊。
戦略火力大隊
HIMARS中隊
RMC中隊
LRHW中隊
防空砲兵大隊
旅団支援大隊 |
2021.05.10 |
Defense News |
China, the victim? From behind the Great Wall is a government under siege by foreign threats |
<2106-051008>
中国国防省報道官が4月29日、米国の艦船や偵察機の中国に向けられた活動がバイデン政権になって以来大幅に増大していると述べた。 昨年同期に比べて艦船の活動は20%、偵察機は40%増大しているという。 |
2021.04.28 |
Beaking Defense |
F-15EX to fly in Indo-PACOM's Northern Edge |
<2105-042807>
米太平洋空軍が主導し隔年に実施されるNorthern Edge演習が5月3~14日に、各軍の50個部隊から200機の航空機と4,000名を集めて実施されJADC2が検証される。
この演習にはF-15EXも参加し、搭載した電子戦システムEPAWSSも使用される。 |
2021.04.22 |
C4ISR net |
The Army is optimizing electronic warfare equipment for Indo-Pacific |
<2105-042209>
米陸軍で電子戦装備開発を担当しているホーランド大佐が4月21日に開かれたC4ISRNETコンファレンスで、インド太平洋戦域において中国艦船に対抗する電子戦装置の開発に着手していると述べた。 陸軍はTLS-EABシステムなどを対艦用に改造して、旅団以上の部隊に精密位置情報を提供すると共に非殺傷攻撃を行ったり、殺傷攻撃の支援を行うという。
陸軍は第1段階としてMQ-1C Gray EagleにMFEW-Air Large装置を2022年までに搭載するという。
更に各軍を結んだMDSSで40,000ftからの高高度情報システムについても言及した。 |
2021.04.21 |
Stars & Stripes |
A third fast-response Coast Guard cutter heads to Guam as tensions simmer with China |
<2105-042106>
米沿岸監視隊のSentinel級最新型高速警備艇Frederick Hatchが4月21日にキーウェストを出航し、母港となるグアムに向かった。
全長154呎(註:満載時排水量353t)のFrederick Hatchは今までの110呎級警備艇と替わって、2020年後半に配備された同型艇のMyrtle Hazard及びOliver Henryと3隻で任務に就く。
Sentinel級高速警備艇は25mm遠隔操縦砲1門と.50機銃4丁を装備し、速力28kt、航続距離2,500nmの性能を持つ。 |
2021.04.19 |
Stars & Stripes |
Four Barksdale-based B-52s arrive on Guam for bomber task force mission |
<2105-041907>
グアムのAndersen AFBに2月からルイジアナ州Barksdale AFBを基地とする第2爆撃航空団のB-52 4機が派遣されている。 B-52の駐留はいつまでなのかは分からない。
グアムには2020年にB-52、B-1、B-2が交代で駐留し、米海軍や航空自衛隊との共同訓練を行っている。 |
2021.04.08 |
ロイタ通信 (Yahoo) |
中国戦闘機、台湾の防空識別圏に侵入 米ミサイル駆逐艦が海峡通過 |
<2105-040801>
台湾国防部が7日、戦闘機12機を含む中国軍機15機が台湾の防空識別圏 (ADIZ) に侵入したと発表した。 中台の緊張の高まりを受け、台湾外交部長はこの日、中国による台湾侵攻の危機が高まっていると米国は見ているが、そうした事態になれば台湾は最後まで戦うと強調した。
こうしたなか、米海軍は駆逐艦John S. McCainが7日に恒例の台湾海峡通過を行ったと発表した。 中国が同艦を追跡していることに対し米国は、台湾海峡の平和と安定を危険にさらしているとして非難した。 |
2021.04.06 |
時事通信 (Yahoo) |
米空母が南シナ海航行 |
<2105-040602>
米海軍が6日、空母Theodore Roosevelt CSGが4日に南シナ海に入ったと明らかにした。
海軍によると、定例的な活動の一環で、同CSGが南シナ海を航行するのは今年2回目になる。 |
2021.04.04 |
Stars & Stripes |
Cutter deployments point to bigger Coast Guard role in Western Pacific |
<2105-040403>
米沿岸警備隊はホノルルに、最強力艦2隻を含む5隻の最新警備艦を配して、太平洋での違法操業の取り締まりや中国の影響力拡大に対応しようとしている。
ホノルルに配置されているのは全長418呎の国家保安警備艦 (NSC) 2隻と、全長154呎の高速対応艦3隻で、2月中旬にフィリピン海を哨戒していたNSCのKimballは2月下旬に巡視船あきつしまと小笠原近海で共同訓練を実施している。 また3月上旬には海兵隊員2名を乗せて硫黄島で行われた戦没者慰霊祭に参加している。 |
2021.03.31 |
Jane's Defence Weekly |
Guam remains top priority for Pacific deterrence, next INDOPACOM chief says |
<2105-033105>
米太平洋艦隊司令官のアキリーノ海軍大将が3月23日に上院軍事委員会で、グアムが太平洋抑止戦略 (PDI) で引き続き最重要な位置を占めていると述べた。
NDAA FY21ではPDIに$2.2Bを割り当てている。 |
2021.03.31 |
Stars & Stripes |
Army focuses on long-range missiles to guard against China |
<2104-033107>
米陸軍参謀総長のマッコンビル大将がCSISで3月30日、陸軍は過去40年来最大の方針転換をして最優先課題を長距離精密打撃におき、西太平洋諸島を移動展開して中国艦の撃沈や不法占拠地上軍の撃破を行うと述べた。
この点についてFt. Shafterに司令部を置く米太平洋陸軍司令官のラカメラ大将は、陸軍と海兵隊の競合はないとのべた。 ラカメラ大将によると陸軍の役割は量で、まず海兵隊が急速展開したあとに陸軍が展開すると言う。 陸軍は太平洋地域に52,000名を配置しており、更に米西海岸から25,000名を増派できる体制にあるという。 |
2021.03.24 |
Jane's Defence Weekly |
US rmy awaiting diplomatic move go put Indo-Pacific MDTF on more solid ground |
<2105-032401>
米陸軍がアジアにおける基盤を向上させるため地上配備遠距離打撃兵器を装備したMDTFを配置しようとしている。
陸軍は今まで尖閣諸島を念頭に最初のMDTFをインド太平洋地域に配置したが、米陸軍参謀総長のマッコンビル大将が3月11日に記者会見で、インド太平洋地域に2番目の部隊の配置を検討していることを明らかにした。 |
2021.03.24 |
時事通信 (Yahoo) |
台湾有事「予想より近い」 対中抑止力強化を 米軍次期司令官 |
<2104-032403>
米次期インド太平洋軍司令官に指名された太平洋艦隊司令官アキリーノ海軍大将の承認に関する公聴会が23日に上院軍事委員会で開かれ、アキリーノ大将は台湾有事の時期について大方の予想よりずっと近いと警告し、西太平洋に展開する米軍態勢を増強して中国に対する抑止力を強化する必要性を訴えた。
アキリーノ大将は、中国が台湾を武力侵攻する可能性のある時期について「今日から2045年までと見解によって幅があるが、切迫感を持ち短期間で抑止能力を向上させなければならない」と強調し、「日付変更線以西に、同盟・パートナー国と連携しつつ事態に即応できる部隊を展開することが重要だ」と述べた。 |
2021.03.23 |
Breaking Defense |
Pentagon Weighs Guam Missile Defense Money For 2022 Budget |
<2104-032308>
米国防総省の予算関係筋によると、グアムにAegis Shoreを設置する計画はFY22国防予算に盛り込まれる模様である。 これはインド太平洋軍司令官デイビッドソン海軍大将が第1優先事項と述べていることによるもので、総額$27Bの5ヵ年計画である太平洋防衛計画 (PDI) に含まれる。
PDIはFY22に$4.6Bが要求されそのうちの$350Mがグアム防衛システム (GDS) に当てられる。 GDSには2027年までに$1.3Bが当てられ。 |
2021.03.21 |
日経新聞 |
尖閣防衛へ日米共同訓練 年内にも陸海空で |
<2104-032101>
日米両政府は尖閣諸島の防衛を想定した大規模な共同訓練を年内にも実施する調整を始めた。 陸海空自衛隊と米海兵隊や空軍が参加する合同演習となる見通しである。
中国が海警局を準軍事組織に位置づける海警法を施行したのを踏まえ、不測の事態への共同対処力を高める。 |
2021.03.20 |
Stars & Stripes |
Hawaii F-22 Raptors train at Pearl Harbor-Hickam and in Japan for 'high-end fight' |
<2104-032004>
ハワイ州兵空軍第199戦闘飛行隊のF-22 4機以上(恐らく6機)が3月12日に海兵隊岩国基地に飛来し、F-35Bとの共同訓練を行った。 F-22は対抗部隊としてF-35Bと高度な戦闘訓練を行った。
州兵空軍にはPearl Harbor-Hickam統合基地に駐留する連邦空軍第19戦闘飛行隊も同行した。 |
2021.03.17 |
Jane's Defence Weekly |
Biden likely to keep course for Pacific defence strategy, says intelligence chief |
<2105-031705>
米インド太平洋軍の情報部長スティードマン海軍少将が3月2日、バイデン政権に代わっても米国の太平洋地域での方針は変わらないと述べた。 |
2021.03.17 |
Jane's Defence Weekly |
Military balance in Indo-Pacific region 'becoming more unfavourable to US' |
<2105-031701>
米インド太平洋軍司令官のデビッドソン海軍大将が3月9日に議会上院軍事委員会で証言し、従来のこの地域における中国に対する米国の抑止力は崩れつつあると警告した。 |
2021.03.15 |
WoW! Korea (Yahoo) |
米韓軍事演習、「防御」終え「反撃」開始…北の海岸「上陸作戦」を含む |
<2104-031501>
今月8日から始まった米韓合同軍事演習は、前半の防御段階を終え後半の反撃段階に入った。米韓演習の終了日の前日である17日にはオースティン米国防長官の訪韓があり長官の視察の可能性があがっているが、COVID-19感染症事態のため不透明な状況である。 |
【註】
今回の米韓演習は防御段階のみで、毎回行われてきた反撃段階への移行はないと報じられていた。
【関連記事:2104-030803 (朝鮮日報 2021.03.08)】 |
2021.03.12 |
Jane's 360 |
US Army awaiting 'diplomatic' stationing decision for Indo-Pacific MDTF |
<2104-031203>
米陸軍がアジア地域での優位を確保するため長距離打撃能力を有するMDTF 1個隊を尖閣諸島を焦点にインド太平洋に編成したが、陸軍参謀総長のマッコンヴィル大将は3月11日に2番目の部隊の編成を示唆した。
MDTFは超高速ミサイルから中距離ミサイル、PrSMFまでを装備し、各種長距離精密誘導能力を有する。 |
2021.03.12 |
東亞日報 (Yahoo) |
在韓米軍司令官、「韓米ミサイル迎撃網、年内に大幅強化」 |
<2104-031201>
米韓連合軍兼在韓米軍司令官のエイブラムス陸軍大将が、今年中に対北朝鮮BMD網が画期的に強化されると明らかにした。
エイブラムス大将は10日に米下院軍事委員会が主催した画像公聴会で北朝鮮のミサイル能力強化の対応を問われ、MDAが開発中の3つの能力のうち1つはすでに韓国に構築されたとし、他の2つの能力も今年中に韓国に構築されれば、BMD能力は大いに強化されるだろうと答えた。
THAAD能力向上の第1段階は2019年末に完了し、第2、3段階は2021年上半期に終わることから、韓国軍当局者は、「エイブラムス大将は、年内にTHAAD能力向上が完成することを明確にした」と話している。 |
2021.03.11 |
時事通信 (Yahoo) |
米軍艦、台湾海峡を通航 中国は「断固反対」 |
<2104-031101>
米海軍第7艦隊が10日、駆逐艦John Finnが台湾海峡を通航したと発表した。 同艦隊は声明で、台湾海峡の通航は、自由で開かれたインド太平洋に対する米国の関与を示すものだと強調した。
中国軍東部戦区報道官は11日の談話で、米艦の行為は台湾海峡の平和と安定を脅かすもので断固とした反対を表明すると反発した。 |
2021.03.10 |
AFP=時事 (Yahoo) |
「中国、6年以内に台湾侵攻の恐れ」 米インド太平洋軍司令官 |
<2104-031004>
米インド太平洋軍司令官のデービッドソン海軍大将が9日に上院軍事委員会の公聴会で、今後6年以内に中国が台湾を侵攻する可能性があると証言した。
デービッドソン大将は中国について、国際法に則った国際秩序を求めるわが国のリーダとしての役割に2050年までに取って代わろうという野心を強めていると私は憂慮していると発言し、その前に台湾がその野心の目標の一つであることは間違いないと述べ、その脅威は向こう10年、実際には今後6年で明らかになると思うと語った。 |
2021.03.10 |
ロイタ通信 (Yahoo) |
米、西太平洋で長距離兵器がさらに必要=インド太平洋軍司令官 |
<2104-031003>
9日に上院軍事委員会の公聴会に出席した米インド太平洋軍司令官のデービッドソン海軍大将が中国の軍事力拡大に懸念を表明し、米軍は地上配備型を含め、西太平洋で長距離兵器がさらに必要との認識を示した。
インド太平洋軍が議会に2月提出した予算資料によると、米国は第1列島線に沿って地上配備型の兵器を増やす必要があり、FY22だけで$408M、FY23~FY27には$2.9Bがかかるとした。 |
2021.03.09 |
Inside Defense |
Pentagon begins work on Aegis Ashore for Guam |
<2104-030906>
米国防総省がインド太平洋軍司令官の強い要望を受けGuam Defense System計画を開始し、MDAに対し米国内初となるAegis Ashoreの設計開始を命じた。 |
2021.03.08 |
朝鮮日報 (Yahoo) |
韓米訓練、反撃せずに防御だけ? |
<2104-030803>
韓国軍合同参謀本部が7日、今年上半期の米韓連合演習を3月8~18日の9日間の日程で実施すると発表した。 実際の兵力や装備を使用する屋外の実員演習は実施せず、コンピューターを使った指揮所演習 (CPX) だけが行われる。 米韓両国は南北首脳会談が行われた2018年以降、4年にわたり実員演習を実施していない。
今回は米軍の増員兵力など参加人員を最小限に抑え、また防御から反撃に移行する形では実施しないという。 ある韓国政府関係者は、文大統領が北朝鮮の反発を過度に意識し、反撃演習は準備の段階で終わらせるかもしれないと述べている。 |
2021.03.08 |
時事通信 (Yahoo) |
米韓合同演習を実施 新型コロナで規模縮小 |
<2104-030802>
米韓軍が8日午前に朝鮮半島の有事を想定した合同指揮所演習を18日までの予定で、コンピューターシミュレーションにより開始した。 COVID-19の状況を考慮して、演習の規模は縮小しており、野外機動演習などは行わない。 演習規模の縮小には、北朝鮮への刺激を避けたいという文政権の意向が反映されたとの見方もある。br>
昨春の合同演習はCOVID-19の感染拡大で中止されている。 |
2021.03.05 |
Defense News |
Davidson defends $27B price tag for Pacific fund |
<2104-030512>
米インド太平洋軍司令官のデービッドソン海軍大将が4日に米シンクタンクAEIで、欧州のEDIの様な計画PDIにより、1月初めに議会に対しFY22~FY27にインド太平洋に$27Bを投入する要求を行ったと述べた。 この要求ではFY22に$4.6Bを挙げている。
デービッドソン大将は昨年も議会に要求しており、12月に成立したFY21 NDAAではFY21に$2.2Bが認められている。
デービッドソン大将はPDI最初の要求にグアムへのAegis Ashore配備を挙げており、このために$1.6Bを要求している。 |
2021.03.05 |
Focus 台湾 (Yahoo) |
「台湾への武器売却続行」=米軍司令官 中国の現状変更試みに懸念 |
<2104-030506>
米インド太平洋軍司令官のデービッドソン海軍大将が4日に米シンクタンクAEIのオンライン対談で、台湾の防衛力増強を支持、支援し、台湾への武器売却を続行する米国の姿勢を改めて示した。
台湾海峡情勢に関する質問を受けたデービッドソン大将は、中国軍機が台湾周辺空域を飛行する頻度が最近増加し、台湾のADIZに進入することもあると指摘し、台湾の国防力増強につながる非対称戦力の提供が非常に大切だと訴えた。 |
2021.03.05 |
時事通信 (Yahoo) |
米軍、グアム「要塞化」が最優先 対中国で台湾支援強化 |
<2104-030505>
米インド太平洋軍司令官のデービッドソン海軍大将が4日に米シンクタンクで講演し、中国有事の際に重要軍事拠点となる米領グアムに強固なIAMD体制を築くことが最優先だと強調した。 昨年7月にはグアムへのAegis Ashore配備に言及しており、改めてグアムの要塞化を進める意向を示した。
デービッドソン大将は、グアム周辺で中国軍の艦艇や潜水艦による活動が活発化しているとも述べた。 |
2021.03.05 |
讀賣新聞 (Yahoo) |
尖閣沖の中国船侵入「深刻に懸念」…米軍司令官、台湾への武器売却進める考え |
<2104-030503>
米インド太平洋軍司令官のデービッドソン海軍大将が4日に米シンクタンクで講演し、インド太平洋地域で米国と同盟国が直面している最大の危険は中国による従来の抑止力に対する侵食だとの見解を示し、日本などの同盟国と連携して米軍の抑止力を強化する重要性を強調した。 中国の急速な軍拡で地域での軍事バランスが不均衡になっていると指摘し、高度な装備を持つ統合部隊の配備などが必要だと主張した。
また、尖閣諸島での中国海警局艦による領海侵入や、中国軍による台湾周辺での威嚇的な飛行についても深刻に懸念しているとし、台湾への軍事支援や武器売却を進める考えを示した。 |
2021.03.05 |
日経新聞 |
米軍、アジアに対中ミサイル網 6年で2.9兆円要望 |
<2104-030501>
米政府と議会がインド太平洋地域で中国に対する抑止力を強化するため、FY22から6年間で$27.3Bの予算を投じる案を検討する。 台湾や南シナ海の有事を想定し、沖縄からフィリピンを結ぶ第1列島線に沿って米軍の対中ミサイル網を構築するもので、同盟国との協力も探る。
アジア太平洋地域などを所管する米インド太平洋軍は3月上旬に、中国対抗に向けた戦力や予算額を明記した要望書を議会に提出した。 日本経済新聞が入手した要望書は「中国抑止に向けた重要な軍事能力に財政面の資源を集中させる」と明記し、先制攻撃は自国にとってあまりにも打撃が大きく、失敗すると思わせることを目的としていると狙いを説明している。 |
2021.03.03 |
Stars & Stripes |
Missile agency seeks input on two new sites for Hawaii radar array |
<2104-030309>
米MDAが検討してきたハワイ州へのBMDレーダHDR-H設置は、当初オアフ島の3箇所の候補地が候補から外れ、次に候補地となったオアフ島のKahku陸軍演習場とカウアイ島の海軍PMRFも反対運動で外れた。
しかし1月に決まったFY21 NDAAではHDR-Hへの予算増額が含まれており、MDAは再度候補地選定を行う。 |
2021.03.02 |
日経新聞 |
米軍、インド太平洋で拠点分散 中国のミサイルに対処 |
<2104-030201>
米インド太平洋軍司令官デービッドソン海軍大将が1日、インド太平洋地域で米軍の部隊を少数の基地に集中させると中国の精密ミサイル攻撃で標的になりやすいことから、拠点を分散させていく方針を示した。 米軍は冷戦後は効率性を重視して基地を集約してきたが、戦略の転換を迫られている。
なかでも分散を進めるのが海兵隊で、遠征前線基地作戦と呼ばれる戦略を進めていて、有事には多くの小規模の部隊が中国軍のミサイルの射程内である第一列島線付近にある離島や沿岸部に分散して基地を設営して、対艦ミサイルや対空防衛、海洋の情報・監視・偵察などの拠点とする。 また海兵隊は小型揚陸艦の開発を進め、作戦の実現を目指している。 |
2021.02.17 |
時事通信 (Yahoo) |
米、南シナ海で「航行の自由作戦」 |
<2103-021702>
米海軍第7艦隊が17日、駆逐艦Russellが航行の自由作戦の一環として南シナ海スプラトリー諸島付近を通航したと発表した。 |
2021.02.09 |
ロイタ通信 (Yahoo) |
米海軍、南シナ海で2個空母打撃群の合同演習を実施 |
<2103-020904>
米海軍の2個空母打撃群 (CSG) が9日に南シナ海で合同演習を実施した。
米海軍によるとTheodore Roosevelt CSGとNimitz CSGが、相互運用性および指揮統制能力を高めることを目的に多数の演習を実施したという。 南シナ海で2個CSGが活動するは2020年7月以来である。 |
2021.02.07 |
おたくま新聞 (Yahoo) |
アメリカ原潜オハイオ 沖縄沖で海兵隊と尖閣諸島など島しょ戦想定の訓練実施 |
<2103-020702>
米海軍のSSGN Ohioと、沖縄駐留米海兵隊の偵察部隊が2021年2月2日、沖縄沖で共同訓練を実施した。 海兵隊員が偵察用ゴムボートから潜水艦へ安全に移乗できるかなど、より機動的な尖閣諸島などへの上陸作戦行動を可能にする試験が行なわれている。
SSGN Ohioは、1981年に就役したOhio級SSBNの1番艦で、2006年には搭載兵装をTridentからTomahawkに換装し、SSGNとして再就役している。
セイルの後方には、特殊部隊のダイバーが潜航中に出入りするドライデッキ・シェルター(DDS)が装備されている。
【 SSGN Ohio 関連記事:0503-010013 (IDR 2005.01)】 |
【註】
24基の Trident発射管のうち22基を、Tomahawk 7発入り発射管に換装しTomahawkを154発搭載すると共に、海軍特殊部隊SEALが特殊装備と共に乗り組んでいる。
本来その行動が高度の秘であるSSGNが沖縄近海で活動していることを敢えて公表したのにはそれなりの意味があると見られる。
Ohio級SSGNは4隻しかなく、そのうちの1隻であるGeorgiaは2020年12月下旬にペルシャ湾入りしたと報じられている。
【 Georgia のペルシャ湾入り関連記事:2101-122202 (CNN 2020.12.22)】 |
2021.02.03 |
Inside Defense |
Marine Corps considering three Marine Littoral Regiments by 2030 |
<2103-020305>
米海兵隊の戦闘開発研究所副所長のワトソン准将が2月3日に、海兵隊が2030年までに3個沿岸連隊を太平洋地域に配置する計画であると述べた。
同准将によると海兵隊は、2023年に最初の沿岸連隊を編成するという。
【関連記事:2010-092305 (Marine Times 2020.09.23)】 |
2021.02.02 |
おたくま新聞 (Yahoo) |
アメリカ空軍B-52が4機グアムに展開 航空自衛隊とも訓練予定 |
<2103-020207>
米空軍B-52H 4機が1月28日、B-1Bと交代してグアム島のAndersen AFBにおける定期的な展開任務を開始した。
今回Andersen AFBに飛来したのは、ルイジアナ州Barksdale AFBを基地とする第96爆撃飛行隊の4機である。 |
2021.01.29 |
産経通信 |
中国軍機、米空母威嚇が目的 台湾識別圏進入で国防部関係者 |
<2102-012903>
台湾国防部関係者が29日、中国軍機多数が23日と24日に台湾の防空識別圏 (ADIZ) に進入した目的は、台湾南方沖を航行中の米空母を目標とした威嚇だった可能性が高いことを明らかにした。 H-6Kが8機も台湾のADIZ南西部に進入した例は過去にない。 米CSGが通過したのはバシー海峡でなく、さらに南側のバリンタン海峡だったことから、あらかじめ米側も中国を警戒していたことをうかがわせる。
23日に台湾南西部のADIZに進入したのはH-6K 8機とJ-16 4機などで、CSGに向けて多数の対艦ミサイルを一斉に発射する飽和攻撃を想定した訓練を行った可能性がある。 米空母は艦載機を発艦させて哨戒に当たったという。 |
2021.01.29 |
中央日報 (Yahoo) |
米最先端 F35、管制塔もないグアム「ジャングル滑走路」に配備される理由 |
<2102-012902>
Air Force Magazineが26日、米空軍が2月にグアムのAndersen AFBで実施するCope North多国籍演習で同島北西の滑走路にF-35とF-16を展開する計画だと報じた。 Cope Northには日米豪3ヵ国から毎年100機の戦闘機と2,500名の人員が参加している。
Andersen AFBの東北滑走路はC-130やヘリコプタが臨時使用できるよう作られたジャングルの中にある全長2.4kmの簡易滑走路で管制塔もなく、舗装状態も良くない。 |
2021.01.25 |
おたくま新聞 (Yahoo) |
アメリカ海軍セオドア・ルーズベルト空母打撃群が南シナ海入り |
<2102-012507>
米海軍空母Theodore Rooseveltを旗艦とする空母打撃群 (CSG) が1月23日に定期的な哨戒任務のため南シナ海に入った。 南シナ海では年明けから中国が活動を活発化させており、Theodore Roosevelt CSGはこの地域における安全保障と航行の自由を維持する活動に入る。
Theodore Roosevelt CSGは、Theodore Rooseveltと飛行隊CVW-11、巡洋艦Bunker Hill、駆逐艦Russell とJohn Finnの4隻で構成されている。 |
2021.01.06 |
聯合ニュース (Yahoo) |
韓米 先月に合同空中訓練実施=例年の水準 |
<2102-010603>
韓国軍関係者が6日、韓国軍と米軍が2020年12月7~11日に合同航空演習の戦闘準備態勢総合訓練を実施したことを明らかにした。
同関係者によると、韓国空軍のF-15KとKF-16、米空軍のF-16など韓国に所在する航空部隊が参加し、海外から動員された部隊はなく、演習の規模と形は例年の水準だった。 |