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2025.04.29
07:30Defense News
This unit will be the next to field the Corps’ ship-killing missile
<2505-042903>
米海兵隊 (USMC) は、海軍と共に複数の島に分散して戦うという計画の鍵となる48基の移動式火力とミサイル発射機の最初のバッチを受領する予定である。
現在から2026年3月までの間に、USMCは遠隔発射のための半自律的および自律的な機能を備えたJLTVに搭載された海軍打撃ミサイルを含む、新しい海軍海兵遠征艦阻止システム (NMESIS) のバッチを受領する。
このシステムは、沿岸位置から海軍と友軍艦艇を掩護し、統合部隊に陸と海を組み合わせたターゲティングオプションを提供する。 これは、USMC初の近代的な艦艇破壊ミサイルである。
海兵隊システム司令部のNMESISの製品マネージャーであるPierce氏は、毎年恒例のModern Day Marine expositionに先立ち、最初の6個システムは、11月に第3海兵沿岸連隊 (MLR) に配備されたとMarine Times紙に語った。
第3MLRは海上拒否能力を強化し、戦略的変革の最前線に位置付けられている」と、第3沿岸戦闘団司令官のラブ中佐は11月に述べている。
第3MLRはUSMC初の沿岸連隊であり、よりスリムな歩兵大隊、改良されたレーダーとセンサー、さまざまな部隊と偵察パッケージを組み合わせて統合司令官を支援する新しい概念の部隊である。
ハワイを拠点とするこの部隊は、2021年に登場した後、沖縄に第12MLRを創設し、グアムに第3巡回配置連隊を設立する計画がある。
これらは、2026年3月に始まる第12MLRに設定されたNMESISシステムのうち6個の配備が開始されるとピアース氏は述べている。
オクラホマ州フォートシルにある海兵隊砲兵学校も、海兵隊員を訓練するシステムを受領する。
すでに第3MLRで登場したシステムはBlock 0と見なされ、来年からより多くの機能を備えたBlock I型6個に換装される。
2025.03.18
05:00Defense News
US Army readies second Typhon battery for Pacific deployment
<2504-031802>
米陸軍第3 MDTFが、2026年にかけて長距離射撃大隊を発足させており、その中には太平洋戦域への配備に向けたTyphon発射機の準備も含まれており、同部隊の司令官によると、同部隊のミサイルシステムは同地域に展開する2番目のミサイルシステムとなる。
陸軍第3MDTF司令官のローズ大佐は14日のメディア円卓会議で、ワシントン州ルイス・マコード統合基地 (JBLM) に配置されている2個中隊がMRCのoperational認定を受けていると記者団に語った。 ローズ大佐によると、ハワイに本部を置く第3 MDTFは、2025年にJBLMでTyphon中隊を正式に編成する。
Lockheed Martin社製のTyphonは、Raytheon社製SM-6とTomahawkを発射するVLSで構成され、500km~2,000kmの目標を攻撃できる。 完全なシステムには、中隊指揮所装置 (BOC) 1基、発射機4基、原動機、牽引トラクターで構成される。
Defeense Newsは2020年9月に、陸軍が中距離ミサイルを追求する計画を初めて報じたが、陸軍は3年足らずでMRCを配備した。
陸軍は2024年にSalaknib合同演習の一環として、初のTyphon発射機をフィリピンに配備し、第1MDTFはC-17 GlobeMasterで8,000哩を空輸した。 システムは現在もルソン島にとどまっている。
2025.01.23
16:40Reuters 通信
再送米軍、ミサイル発射システム「タイフォン」をフィリピン内で移設=当局筋
<2502-012308>
フィリピン政府関係者によると、米陸軍は中距離ミサイル発射システム (MRC) Typhonをルソン島のラオアグ飛行場から島内の別の場所に移動させた。 フィリピン政府関係者は、今回の措置はTyphonの移動先の決定、移動に要する時間を見極めるのに役立つと述べた。
Typhonは移動可能なMRCで、TomahawkやSM-6を発射する。 フィリピンには2024年4月に合同軍事演習中に初めて配備され、同年9月に米国はTyphonをフィリピンから引き揚げる計画はないと表明し、射程圏に入る中国とロシアがフィリピン配備は軍拡競争をあおると反発していた。
Middlebury国際問題研究所のルイス氏によると、ここ数週間、ラオアグ国際空港でC-17に積み込まれる発射機とその関連機材が衛星画像で確認されたという。
2024.12.23
18:55共同通信
米の中距離ミサイル調達へ フィリピン陸軍、中国は反発
<2501-122318>
フィリピン陸軍司令官のガリド中将が23日の記者会見で、米軍が4月に初めて国内に持ち込んだ中距離ミサイル発射装置 (MRC) について、比軍の装備として買い取りを計画しており米国と交渉中だと述べた。 南シナ海問題で対立する中国は反発した。
ガリド中将は、米軍のMRCが今も国内に残されており、操作法に習熟するまで訓練を続けるとし、「非常に機能的で、現状に適している」と評価し、調達に2~3年かかる可能性を指摘した。
また、発射装置はフィリピンの防衛構想に組み込まれており、沿岸から200nm以内の排他的経済水域(EEZ)の防衛に陸軍としても貢献する必要があると訴えた。
2024.09.19
14:46Reuters 通信
米、中距離ミサイルシステムの比配備維持 対中抑止で戦略的価値
<2410-091917>
事情に詳しい複数の関係筋がReutersに、米国がフィリピンに配備したMMRM Typhonを当面は撤収しない方針であることを明らかにした。
中国の目標を攻撃できるCMの発射が可能な同システムは、今年の合同演習を機にインド太平洋地域で初めてフィリピンに配備された。 中国は撤去するよう求めているが、配備されたままとなっている。
複数のフィリピン当局者によると、米比は南シナ海に面し台湾海峡に近いルソン島北部にある同システムを使って訓練を続けている。 合同演習は9月で終わるものの、撤収する予定は今のところ把握していないという。
フィリピン軍報道官のデマアラ大佐は18日にReutersに対し、訓練は継続中であり、ミサイルシステムをいつまでとどめておくかは米太平洋陸軍 (USARPAC) 次第だと語った。
USARPACの広報担当官によれば、フィリピン陸軍はYyphonが9月以後もとどまることができるとしており、協議を進めている。
匿名を条件としたフィリピン政府高官と、事情に詳しい別の関係筋は、米比両国は紛争が発生した場合に同システムを使用することを想定した試験を行っていると明らかにした。
政府高官はシステムの配備維持について、中国を抑止する戦略的価値があると指摘した。
2024.09.10
15:33RBC Ukraine
American Typhon systems may appear in Japan: Details
<2410-091007>
バージニア州で開かれて防衛会議でワーマス陸軍長官が、米国はTyphon MMRMシステムを日本に配備して地域の合同軍事演習を実施し、安全保障を強化することに関心を持っていると述べた。
彼女は先月の訪日中、Typhon MMRMを含む各種機動部隊を配備する可能性について、日本の木原稔防衛相と話し合った。
これらの中距離ミサイルシステムの配備は、これまで米国とロシアとのINF全廃条約によって禁止されており、Typhonシステムは最大5,500kmの距離で軍事目標を攻撃できることも知られており、その日本への配備は、必要であれば中国、ロシア、北朝鮮の軍事施設を攻撃する能力を米国に与えることができる。
記事は、TyphonシステムはTomahawkとSM-6を発射できるため、特に中国が軍事活動を強化している南シナ海と台湾において、防衛と侵略抑止の重要な要素になっていると指摘している。
このような複合施設の配備は、2019年に米国が中距離核戦力全廃条約から離脱した後、初めての中距離地上ミサイルの配備となる。
Japan Timesは、現在、両国間の防衛協力を強化するための議論が東京とワシントンの間で進行中であると報じている。
2024.07.11
08:04Reuters 通信
米国、ドイツに長距離兵器の配備開始へ 2026年から
<2408-071109>
米国とドイツが10日に共同声明で、米国が2026年に欧州防衛強化を目的にドイツへのSM-6やTomahawk、極超音速兵器を含む長距離攻撃システムの配備を開始することを明らかにした。
1987年に米ソ両国が署名した中距離核戦力全廃条約(INF条約)により、射程500kmを超える地上発射ミサイルは2019年まで禁止されていた。
米国は2019年ロシアの条約違反を理由にINF条約からの離脱を表明し、ロシアは米国の主張を否定しINF条約で禁止されていた射程500km~5,500kmの地上発射BMとCMの開発を一時停止していた。
プーチン露大統領は6月末に米国が欧州とアジアにこの種のミサイルを持ち込んだとして、ロシアは中距離と短距離の核ミサイル生産を再開すべきと述べた。
2024.07.11
04:22Defense News
US to send Tomahawks, hypersonics, other long-range fires to Germany
<2408-071103>
米陸軍第1 MDTFが2024年4月7日に、フィリピンのルソン島北部の太平洋戦域にMRC発射機を配備した。
米国政府とドイツ政府によると、欧州の陸軍MDTFは2026年にその能力を受け取る。 ワシントンD.C.でのNATO首脳会議の最中の本日に発表された米国とドイツの両政府の共同声明によると、米国は2026年にドイツへの長距離射撃部隊の配備を開始する。
共同声明には、この新機能は「欧州で現在発生している陸上火力よりも大幅に長い射程を持つ。 これらの高度な能力を行使することは、NATOに対する米国のコミットメントと欧州の統合抑止への貢献を示すことになる」と書かれている。
MDTFの長距離射撃能力には、SM-6とTomahawk、そして「開発中の極超音速兵器」が含まれると、声明は詳述している。
2024.06.12
18:15Forbes
米国が唱える2027年危機、米が唱えるプランに従うだけでいいのか
<2407-061216>
米比合同演習Balikatanが4月22日~5月10日に行われ、両軍から16,000名が参加したほか、今年はフランスと豪州両軍も参加し、日本もオブザーバーとして加わり、米比仏の3軍による南シナ海での洋上訓練が行われるなど、中国を強く意識した内容になった。
また、米陸軍はBalikatanと重なる4月15日に米比軍がフィリピン各地で行う合同演習Salaknibを契機に、MRCをルソン島北部に送ったと発表した。
すでにLockheed Martin社から米陸軍に引き渡されているMRC Typhonは、深刻な「米中の中距離ミサイル・ギャップ」を埋める手段のひとつで、米国は1987年、旧ソ連とINF全廃条約を締結して以降、射程5,500km以下の中距離ミサイルを廃棄したが、インド太平洋に展開する中国軍の中距離ミサイルは、BMが1,500発、CMが500発と言われ、ぼぼ「ゼロ対2千」の勝負から、どうやってイーブンに持ち込むかが、米国が頭を痛める喫緊の課題になっている。
2024.04.03
14:42時事通信
中距離ミサイル「太平洋配備」 対中国で年内に 米陸軍高官
<2405-040317>
米太平洋陸軍司令官のフリン大将が3日に都内で一部記者団と懇談し、新たな「長距離精密射撃能力」を年内にインド太平洋地域に配備すると明らかにした。
TomahawkとSM-6を発射するTyphoonを指すとみられ、域内で強力なミサイル戦力を有する中国に対抗する狙いがある。
【註】
SM-6やTomahawkを発射するTyphoonとも呼ばれるMRCは射程500km以上のPrSMとLRHWの間隙を埋めるもので、最初に装備するのはワシントン州のJoint Base Lewis-McChordに駐屯する第5野戦砲兵連隊第3大隊 (5-3FA) の中隊になり、既に2023年に配備されている。
2023.08.10
14:15Breaking Defense
Army closes in on fielding of Long-Range Hypersonic Weapon
<2309-081006>
米陸軍に新たに設立されたRCCTOの司令官であるラッシュ中将が8月9日、間もなくLRHWとMRCの2種類のミサイルを装備化すると述べた。
・LRHW
2,800kmをMach 5以上で飛翔する長距離極超音速ミサイルで、2022年に度々のトラブルで試験が役され、2023年3月に発射直前の点検で電池の不具合で発射が中止されたりしたが、最初に装備するワシントン州のJoint Base Lewis-McChordに駐屯する第5野戦砲兵連隊第3大隊 (5-3FA) の中隊になり、年内に配備される。
・MRC
SM-6やTomahawkを発射するTyphoonとも呼ばれるMRCは射程500km以上のPrSMとLRHWの間隙を埋めるもので、6月にTomahawkの発射試験に成功している。
2023.06.28
16:19Inside Defense
Army confirms prototype MRC fully operational after Tomahawk launch
<2307-062815>
米陸軍第1 MDTFが6月27日にTomahawkの発射に成功しMRCの発射に成功し、FOCを確認した。
2022.04.18
14:42Inside Defense
Army project to field Chinese ship-sinking capability now called Strategic Mid-Range Fires
<2205-041809>
米陸軍がFY23に、TomahawkやSM-6の艦載発射機を車載した移動型対艦システムStrategic Mid-Range Firesとして$404Mを要求している。
このシステムはかつてMid-Range Capabilityと呼ばれていて、前年度にはMobile Medium Range Missileと呼ばれていた。
2021.05.12
Breaking Defense
Army discloses hypersonic LRHW range of 1,725 miles; watch out China
<2106-051210>
米陸軍当局者がBreaking Defenseに、陸軍が開発している長距離超高速兵器LRHWの射程は2,775km (1,725哩) 以上になると述べた。 海軍が開発しているCPSの射程も同じ程度と言う。
射程が2,775km以上であればグアムから発射した場合、台湾を取り囲む中国PLA部隊を射程内に収めることになる。 更に台湾、日本、韓国から発射すれば中国内陸の千哩以上を射程内に入れることになる。
米陸軍の長距離火力と射程は以下の通りである。
・Paladin SPH: 25哩 ( 40km)
・ERCA : 43哩 ( 70km)
・GMLRS : 43哩 ( 70km)
・GMLRS-ER : 93哩 ( 150km)
・ATACMS : 186哩 ( 300km)
・PrSM : 310哩 ( 500km)
・MRC : 1,118哩 (1,800km)
・LRHW : 1,725哩 (2,775km)
【註】
米陸軍はMDTFの中心に、HIMARS中隊、MRC中隊、LRHW中隊からなる戦略砲兵大隊を据えているが、HIMARS中隊が発射するGMLR-ERの射程は150kmであることから、GMLRS-ERが中国本土に届くためにはMDTFを台湾に展開する必要がある。
2021.03.12
Jane's 360
US Army awaiting 'diplomatic' stationing decision for Indo-Pacific MDTF
<2104-031203>
米陸軍がアジア地域での優位を確保するため長距離打撃能力を有するMDTF 1個隊を尖閣諸島を焦点にインド太平洋に編成したが、陸軍参謀総長のマッコンヴィル大将は3月11日に2番目の部隊の編成を示唆した。
MDTFは超高速ミサイルから中距離ミサイル、PrSMFまでを装備し、各種長距離精密誘導能力を有する。
2021.01.13
Jane's Defence Weekly
Congress doles out funding for US Army's mid-range missile development
<2103-011305>
米FY21国防権限法 (FY21 NDAA) で陸軍がFY21に要求していた中距離ミサイルMRC予算$88.1Mが認められた。 MRCはTomahawk及びSM-6を陸上発射するもので、Lockheed Martin社が2020年11月に、設計、試作、試験及びFY23までの納入を$339.3Mで受注している。
一方でPrSM spiral 1までのつなぎになる、ATACMSに対艦能力を持たせるクロスドメインATACMS (CD-ATACMS) の予算は認められなかった。
2020.12.24
Defense Newws
Cross-domain Army tactical missile terminated in FY21 defense spending bill
<2101-122404>
米国防総省はFY21要求に、陸軍が進めているATACMSを元に中距離の対艦能力を持たせるCD-ATACMS計画に$62.5Mを要求したが、議会は12月21日に公表されたFY21 NDAAでゼロ査定し計画は終了した。
CD-ATACMSはATACMSの後継としてLockheed Martin社が受注したPrSMと陸上発射型超高速ミサイルLRPFのギャップを埋めるシステムであったが、既にLockheed Martin社が中距離用としてRaytheon社製のSM-6とTomahawkを陸上発射するシステムを$340Mで受注している。
一方海兵隊でもGBASMとLRPFの予算が大幅に削減されている。
2020.11.07
Defense News
Lockheed Martin to build mid-range missile prototype for US Army
<2012-110702>
米陸軍が11月6日、中距離ミサイルシステムの試作にLockheed Martin社を選定したと発表した。 契約額は$340Mになる。
Lockheed Martin社はTomahawkとSM-6を、発射機、中隊指揮所装置 (BOC) からなるMRCと組み合わせ、最初の実働中隊をFY23にoperationalにする。
2020.10.28
Inside Defense
Army immediately launching new Mid-Range Capability program; eyeing Tomahawk, SM-6
<2011-102810>
米陸軍が2023年に編成されるPrSMとLRHWの中間として装備する中距離火力 (MRC) 中隊が装備するミサイル(註:MMRM)を、艦載のTomahawk及びSM-6の地上発射型にする方向で動いている。
2020.09.02
Defense News
US Army pursues new mid-range missile, as tactical missile upgrade hits delay
<2010-090215>
米陸軍が移動型中距離ミサイルMIRMの試作計画を進めている。 MIRMはアジア太平洋への配備を目指したATACMSの後継となるPrSMと超高速兵器の間を埋める射程1,000kmの陸上発射型超高速CMで、FY20に計画されたがFY21予算ではTMRRの要求$90Mがカットされている。
2020.02.13
Breaking Defense
Army Kills APKWS Rockets & Mystery Missile, MIRM
<2003-021306>
米陸軍がFY21予算要求でヘリ搭載対地誘導ロケット弾APKWSと移動型中距離ミサイルMIRMの計画中止を決めるとともに、M2 Bradley IFVやJLTVの予算を大幅に削減している。
陸軍はFY20にはMMRMという名称でMIRMに$20Mを要求し、2020~2024年の総経費を$1Bとしていた。
【註】
米陸軍協会 (AUSA) のシンポジウム資料によると、MIRMは陸軍が中距離射程(1,000km)の欠落を埋めるミサイルとして計画していたもので、IRMやMMRM、INDOPACOMミサイル、地上発射CMなど各種名称で呼ばれていた。
2019.04.02
Inside Defense
Long-Range Precision Fires CFT exploring options for new mid-range missile
<1905-040211>
米陸軍が太平洋地域の部隊から要求の出ている中距離ミサイルMMRMの射程を如何にするかの検討を行っている。
陸軍はまずHIMARS以上の射程が必要か否かを検討している。
2019.03.20
Defense News
More fire power: US Army sets out to develop new missiles in FY20
<1904-032007>
米陸軍はFY20予算要求に数件のミサイル計画を挙げているが、その中でも最優先としているのは長距離精密打撃システムのLRPF計画であるが、FY20に新たに3件の新規ミサイル計画を開始する。
・Land-based hypersonic missile
FY20から5年間に$1.2Bかけて開発し、FY20に$228M、FY21に$181Mで1QFY22に事前設計審査 (PDR) 、FY22に$137MかけてFY23に (CDR) を行う。 そののちFY23に$359Mかけフルシステムでの発射試験を行う。
・Mobile medium-range missile
MMRMは従来中距離ミサイル、インド太平洋ミサイル、地上発射CMなどと呼ばれていた射程1,000kmのCMでFY20からの5年間に$1Bが投入され、FY20にはそのうち$20Mが計上されている。
FY21のMilestone A通過を経てリスク低減活動を開始し、FY22に初期設計審査 (IDR) 、FY24に事前設計審査 (PDR) を通過する計画である。
・Future interceptor
陸軍は既にNorthrop Grumman社が開発しているIBCSを中核とするIAMDの検討を行っており、FY20にその中に組み込まれる中距離迎撃弾の開発を開始する。
開発経費は5年間で$232.9Mと少額であるがFY20には$8Mで機種選定作業を行う。 RfP/a>はFY22に発簡され、2QFY23に機種選定が行われる。
2019.03.18
Inside Defense
Army proposing new Mobile Medium-Range Missile, a $900M development project
<1904-031811>
米陸軍がFY20に移動型中距離ミサイル (MMRM) の開発費$20Mを計上した。
MMRMは次世代の長距離精密打撃砲兵火力となるもので、開発総経費は$900Mと見積もられている。