2024.06.17
19:09Inside Defense
Navy advances SLCM-N program with contract award
<2407-061711>
2025年の夏は、米陸軍がミサイルをフル装備した最初のDark Eagle(註:LRSOW)部隊を試験できる最も早い時期であり、陸軍と新しい2段式ミサイルと特注の発射装置のメーカーであるLockheed Martin社が、長距離極超音速兵器の全行程での飛行を成功裏に実証できると仮定する。
議会の監査官は、米軍の最高の長距離極超音速攻撃兵器に関する最新情報を議員に提供したため、過去7ヵ月間で問題に対処するための修復作業を実施してきた。
2024.06.17
15:03Inside Defense
Navy advances SLCM-N program with contract award
<2407-061706>
米海軍は、核弾頭SLCM計画の実施に向けた措置を継続しており、7月には研究開発契約を締結する予定である。
6月14日の通知によると、政府請負会社のSystems Planning Analysi社は、SLCM-N開発室を支援するための作業を提供している。
2023.06.22
13:10Inside Defense
Defense policy bill would make SLCM-N an official program of record
<2307-062208>
米議会下院軍事委員会がNDAAに核CM計画を公式に盛り込む修正を承認した。
2021.08
Inteanational Defence Review
Raytheon Mssile & Defense awarded LRSO EMD contract
<2109-080007>
米国防総省が7月1日、空軍の核兵器センタがFY21予算の$2BでRaytheon社に核弾頭CM LOSOWのEMDを発注したと発表した。 LRSOWのIOCは2028年に計画されている。
LRSOWはAGM-86 ALCMの核弾頭型であったAGM-86Bが搭載していた1986年に装備化されたW80-1核弾頭の延命計画 (LEP) として開発されたW80-4を搭載する。 W80-4の配備はFY25~FY31に行われる。
2021.07.06
Defense News
Raytheon wins $2B contract for new nuclear cruise missile
<2108-070604>
米空軍が7月1日、AGM-86B ALCM後継となるLRSOWのEMDを$2BでRaytheon社に発注したと発表した。
LRSOWはB-52やB-21に装備する射程が1,500哩を超える核弾頭のALCMで、2027年にFRPが開始される計画で、1,000発以上の発注が見込まれている。
2020.07.14
Inside Defense
House appropriators cut LRSO funding, raise possibility of W80-4 production delay
<2008-071413>
米議会下院歳出委員会国防小委員会が、FY21で次世代空中発射CMであるLRSOに空軍が要求している$474Mを$170M削減する案を示している。
2020.06
International Defence Review
USAF chooses Raytheon for new LRSO cruise missile
<2008-060004>
米空軍が4月17日に、核弾頭のAGM-86 ALCM後継として開発を進めているLRSOの担当をRaytheon社一社にしたと発表した。 LRSOの開発は現在Raytheon社とLockheed Martin社による競争TMRR PDRの最中であるが、PDRはRaytheon社だけと行われることになる。
LRSOはAGM-86Bだけでなく通常弾頭のAGM-86C/D後継としても考えられており、現段階は2022年1月まで続けられて、一社が選定されてEMD段階に移行して、2030年のIOCが計画されている。
2020.05.04
Aviation Week & ST
Raytheon's LRSO prize completes nuclear modernization supplier roles
<2007-050403>
米空軍がB-52搭載核CMとして375発装備している1982年に就役したBoeing社製のAGM-86Bは2030年には退役するため、空軍はその後継としてB-52に搭載するLRSOを開発しているが、担当が実質的にRaytheon社一社に決まっている。
次期ICBMの開発は昨年Boeing社が降りたためNorthrop Grumman社に決まったし、LRSOも2017年8月に開始された54ヶ月間のRREがまだ2年残っているのに、空軍がRaytheon社一社をしていした。 RREにはNorthrop Grummn社とBoeing/Lockheed Martinチームも参加していた。
2020.04.20
Breaking Defense
DoD, Norway partner on Ramjets for Navy hypersonic missiles
<2005-042008>
米国防総省とノルウェー国防省が4月20日、米陸海軍の将来超高速ミサイルが装備するラムジェットエンジン技術で提携すると発表した。
計画はTHOR-ERと呼ばれる固体燃料ラムジェットで、陸軍は超長距離砲ERCA砲弾への利用も検討している。
2020.04.20
Inside Defense
DOD reveals hypersonic collaborative research with Norway, framework for allied cooperation
<2005-042007>
米国防総省が4月20日、超高速CM技術の共同研究を2019年にノルウェーと開始したことを明らかにした。
2020.04.20
Inside Defense
Air Force selects Raytheon as Long-Range Standoff Weapon sole-source contractor
<2005-042006>
米空軍が4月17日、次世代空中発射核CMであるLRSOWの開発にRaytheon社を選定したと発表した。
LRSOWの開発で空軍は2017年8月に、Raytheon社とLockheed Martin社にそれぞれ$900Mで基本設計を発注し、12月に設計審査を通過していた。
2020.03.17
Inside Defense
LRSO warhead risk-reduction review may result in production delay
<2004-031710>
米空軍と国家核安全保障局 (NNSA) がLRSWに搭載する小型核弾頭の評価を行っている。
LRSWは核弾頭搭載ALCM(註:AGM-86B ALCM)の後継となる核弾頭CMで、弾頭にはALCMが搭載していた核弾頭の再生型であるW80-4が考えられている。
2019.09.15
Defense News
Decades late, the B-52 is getting a new nuclear weapon
<1910-091504>
B-52が20発搭載するAGM-86B ALCMは1980年代初期から中期に生産されたCMで、当初は10年の寿命で1990年代中頃に退役するはずであった。 そこでAGM-86Bに代わるALCMとして4年半かけてLRSOの開発がLockheed Martin社とRaytheon社で進められており、FY22には機種選定されて2020年後半に配備を開始する。
一方LRSOに搭載するW80-4核弾頭の開発も行われていて、現在は設計の初期段階であるがFY25に配備を開始しFY31に完了する計画である。 この計画には$6.7B~$10.3Bかかると見積もられている。
2018.06
International Defence Review
USAF to launch integration of LRSO on the B-52 in 2019
<1807-060007>
米空軍が4月10日、AGM-86 ALCMの後継となるLRSO CMを76機
あるB-52に搭載する計画を2019年1月1日~2023年12月31日の間に$250Mかけて行うことを明らかにした。 LRSOの射程は
1,200~2,500kmとされているALCMとほぼ同じと言う。
核弾頭のLRSOはB-2、B-21と共に、戦略用として核搭載に指定されている46機のB-52
にも装備される。
2018.05.01
Inside Defense
House lawmakers keep pushing for conventional LRSO despite Air Force opposition
<1806-050102>
米議会下院軍事委員会戦略部隊小委員会が、開発中のLRSOに非核弾頭型も開発すること
を、空軍は反対しているがFY19国防権限法に盛り込もうとしている。
2018.04.18
Jane's Defence Weekly
USAF to integrate LRSO missile onto B-52 from 2019
<1806-041807>
米空軍が4月10日、次期核弾頭CMであるLRSOのB-52H 76機への搭載作業を、2019年1月1日~2023年12月31日の間に
$250Mかけて行うと発表した。
射程がAGM-86 ALCMの1,200~2,500kmとほぼ同じと言うLRSOの開発は現在技術検証段階 (TMRR) 段階にあり、2030年
頃の配備が計画されている。 計画にはLockheed Martin社とRaytheon社が名乗りを上げており、Lockheed Martin社はAGM-158 JASSMを元にした提
案をする模様である。
2017.10
International Defence Review
USAF award LRSO development contracts
<1712-100008>
米空軍核兵器センタが8月23日、Raytheon社とLockheed Martin社に、AGM-86B ALCMLの
後継として2030年までに配備するLRSO開発の技術熟成段階
(TMRR)を、それぞれ$900Mで発注した。
2017.09.20
Jane's Defence Weekly
Mattis supports nuclear 'triad', although new cruise missile still under review
<1711-092003>
米国防総省は年内の大統領への報告を目指して4月に核兵器の将来検討NPRを開始し検討を進めている最中
であるが、マティス国防長官は9月13日、核戦力整備の推進を強調した。
しかしながら長官は開発中のLRSO核弾頭CMの今後については言及しなかった。
2017.09.04
Aviation Week & ST
Winner and losers
<1711-090406>
2017.08.30
Jane's Defence Weekly
Lockheed Martin, Raytheon to compete to supply USAF's nuclear-capable cruise missile
<1710-083003>
米空軍がAGM-86Bの後継となるLRSO核弾頭CM開発の技術完熟/リスク低減の契約をLockheed Martinと
Raytheonの各社に、それぞれ$900Mで発注した。 契約期間は2022年までになっている。
LRSOはB-21 Raiderに搭載され、Minutemanの後継となるGBSD及びOhio級SSBNの後継となる
Columbia級12隻と共に、米核戦力の3本の柱を構成することになる。
2017.08.23
Defense News
Lockheed, Raytheon nab contracts for nuclear cruise missile
<1709-082304>
米空軍が23日に声明で、AMG-86B ALCMの後継となるLRSO開発の54ヶ月間に
わたる技術完熟段階の契約を、Lockheed Marin社及びRaytheon社とそれぞれ$900Mで
行ったと発表した。 この段階でALCMを製造したBoeing社は脱落した。
空軍はFY22にその内の一社を選定して開発段階(EMD)に移行し、2020年代後半にB-52、B-2、B-21などへ
の装備を開始するが、LRSOはICBMの後継より秘匿度が高く詳細は明らかにされていない。
2016.08.10
Jane's Defence Weekly
USAF requests bids for nuclear-capable cruise missile
<1610-081005>
米空軍が7月29日、AIM-86B ALCMの後継として2030年まででの配備を目指すLRSOの、永く遅れていた
RfPを発簡したと発表した。 空軍は2社を選定して2017年4Qまでリスク低減活動と基本設計を行う計画という。
LRSOは開発中のB-21及び、既存のB-2やB-52に搭載するステルスCMで、射程はJASSM-ERの900kmより長く、ALCMの1,200~2,500kmに近いもの
と見られる。
2016.07.29
Military Times
Air Force kicks off competitions for two critical nuclear programs
<1608-072908>
米空軍が29日、Minuteman Ⅲ ICBM の後継であるGBSDと、AGM-86B ALCMの後継となる核弾頭CM
LRSOのRfPを発簡し、計画を本格的に開始した。
2016.06.15
Jane's Defence Weekly
New US nuclear-capable cruise missile expected proceed
<1608-061502>
米空軍は、150kTのW80-1核弾頭を搭載して1,500nmを飛行するAGM-86 ALCM
の後継となるLRSOの開発を進めている。
このLRSOについて空軍の参謀副長が、計画に議論はあるが、現在の議論はコスト抑制のための調達方法であり、計画は推進すると言明した。
2015.02.16
Aviation Week & ST
Course change
<1504-021603>
米海軍が、FY16予算要求と共に出されたFY16~FY20の中期計画 FYDP で F-35C の調達数を1/3程度減
らし、新たなスタンドオフ兵器に$800Mを投資することが明らかになった。
ミサイル関係で縮小されるのは唯一、射程延伸型 AIM-9X である AIM-9X Block Ⅲ の計画中止だけである。
2015.02.04
Jane's Defence Weekly
Next-gen bomber to get LRSO missile
<1503-020408>
米空軍は次世代爆撃機 LRS-B の開発を進めるのと併せて、LRS-B に搭載する巡航ミサイル
LRSO の開発も行っている。 LRSO はまず核弾頭型を開発し、次いで通常弾頭型
を開発するという。
空軍は12月に、Raytheon、Lockheed Martin、Northrop Grumman の各社に対し RfI を発簡している。 LRSO は亜音速なのか超音速、更
には超高速なのかは明らかにされていない。
2015.02.02
Aviation Week & ST
A secret analysis of alternatives for the Long-Range Standoff (LRSO) weapon
<1504-020201>
米空軍は核戦力の改善を目指し、AGM-86 ALCM の後継となる LRSO の開発を進めると共に、2027~2034年を目指し、
Minuteman Ⅲ 後継の開発も行う。
2013.12
International Defence Review
USAF to move ahead with Long Range Standoff cruise missile
<1401-120005>
米空軍が AGM-86 ALCM の後継となる核弾頭 CM である長距離スタンドオフ兵器
(LRSO) の検討を行っていて、10月15日には計画参加企業の募集を行った 2012年12月に米空軍は、LRSO-TD への参加
企業は Boeing、Raytheon、Lockheed Martin、Northrop Grumman の4社になるであろうししていた。
LRSO の射程は500nmの JASSM-ER より長く、核弾頭の AGM-86B で2,500km、通常弾頭の AGM-86C で1,200kmある現在の ALCM 程度になるとみている。
米空軍はステルス ALCM として開発した AGM-129A を、当初2,500発装備する計画であったが、実際には461発に留まり、しかも最終弾が納入さ
れた1993年8月から3年後には、2012年に退役させる決定をしている。
2013.02
Jane's Missiles & Rockets
USAF commences development of new long-range cruise missile
<1303-020005>
米政府が、Boeing、Raytheon、Lockheed Martin、Northrop Grumman の4社に対し、AGM-86 に代わる ALCM である LRSO
ミサイル計画の提案を発注した。 提案は2012年12月20日に締め切られる。
米空軍は射程1,500nm以上の AGM-86 後継として AGM-129 ACM を開発したが、国防費削減から調達が途中で打ち切られた。
LRSO は AGM-129 と混合運用されることになる。
2012.12.19
Jane's Defence Weekly
USAF starts development of LRSO
<1302-121906>
米政府が12月5日に、空軍が1970年代から装備している AGM-86 ALCM の後継となる LRSO ミサイルを開発するため、
Boeing、Raytheon、Lockheed Martin、Northrop Grumman の4社に提案要求契約を行ったことを明らかにした。 各社は12月20日までに計画参入の可否を回答する。
AGM-86 の後継は1990年代に AGM-129 ACM ステルス超音速 CM を開発したが、予算削減から調達数が削減されていた。 LRSO は
AGM-129 AGM と混合運用されると見られる。
【註】
2009年に AGM-129 は破棄されると報じられていた。