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出 典
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標 題
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要 旨
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2025.03.25 19:21 |
Focus 台湾 (Yahoo) |
台湾国際造船、軍用無人艇を初公開 台湾海峡の荒波に耐える構造 |
<2504-032515>
高雄市の台湾国際造船が25日、自社で開発製造した軍用USVのEndeavor Manta(奮進魔鬼魚)の発表会を高雄市内で行った同社の黄会長は、三胴船構造を採用し、台湾海峡の厳しい海洋条件にも耐えられると語った。
全長8.6m、幅3.7mの同USVは1t以上の積載が可能で、速力は35kt以上で、船首には高性能爆薬を、船体の両側には軽魚雷を搭載でき、4Gや高周波無線、衛星通信といった複数の方式を切り替えて遠隔操作できる他、AIによる目標識別や複数隻の一斉制御、ハイジャック対策などの機能を備える。
黄氏は、軍用USVの設計では機動性と海洋環境への耐久性の2点を重視する必要があるとし、このうちの機動性は迅速な配置に関わるため、船体は大きすぎてはいけないと説明し、ウクライナ軍のUSVが波が穏やかな黒海でロシアの軍艦を撃沈させたことに触れた上で、台湾海峡では強い風が吹くため、海洋環境への耐久性が重要になると解説した。
またUSVの部品調達について、中国が絡む供給網「レッドサプライチェーン」を避け、中国製の製品を一切使用していないと強調し、衛星通信システムや船外機を除き、基本的には全ての部品が台湾製だと述べた。
発表会の後には、高速での航行や素早い方向転換による攻撃回避能力、通信が外部から妨害されて途絶えた場合に自動で帰航する機能などが実演された。 |
2024.12.11 17:00 |
Forbese |
ウクライナの無人艇「シーベビー」がロ軍ヘリに機銃で反撃、損害与える |
<2501-121118>
ウクライナのUSV、全長6mのSeaBabyや同5.5mのMagura V5は2024年に、すでに傷んだロシア海軍黒海艦隊に追い打ちをかけるように大きな損害を与えた。 爆発物を搭載したUSVは2月から6月にかけてロシア占領下クリミア半島の艦艇停泊地をたびたび襲撃し、コルベットや揚陸艦、哨戒艇、タグボートを撃沈した。 これらの撃沈などによって、黒海艦隊の戦力は2022年2月の全面戦争開始前の2/3足らずに縮小した。
残存している艦艇を守るべく、ロシア海軍はクリミアやロシア南部の海軍基地周辺の防御を強化した。 これらの基地への進入ルートは現在、武装したMi-8やRaptor哨戒艇などによって哨戒されている。
そこで、SeaBabyを運用しているウクライナ保安庁(SBU)やMagura V5を運用するウクライナ国防省情報総局(HUR)は、これらのUSVが銃やミサイルで武装したMilやRaptorに応戦できるように改良し始めた。 |
2024.11.11 06:00 |
朝日新聞 (Yahoo) |
中国が大型無人水上艦を公開 航空ショー、新型ステルス機も登場予定 |
<2412-111103>
12~17日に広東省珠海で開かれる中国最大の航空展「第15回中国国際航空宇宙博覧会」の開幕に先立ち、最新鋭の大型USVなど展示の一部が、10日に報道陣に公開された。 新たに公開されたステルス性能を備えたUSV Killer Whale(虎鯨)は全長58m、航続距離は4,000nmを超え、無人でありながら、ミサイル防衛や対潜戦闘など自律的に作戦を行う能力を持つとしている。
今年は新型ステルス戦闘機も公開される予定で、空と海での新戦力を誇示する場になりそうだ。
この博覧会は、原則2年ごとに開催され、今年は米露を含め47ヵ国・地域の1,022社が出展する。 中国の最新の軍事装備品を国内外に示し、アジアやアフリカなどの国々と輸出の商談をすることが主な目的とみられている。
ロシアの侵攻を受けるウクライナでは戦闘で多くのUAVが使われており、中国も米国や台湾への牽制として、UAVを積極的に公開しているとされ、この日もステルスUAVのCH-7(彩虹-7)の実機を公開した。 香港メディアによると、実機の展示は初めてで、空母の甲板を背景にしており、空母への搭載を暗示していると報じている。
この日は新型ステルス戦闘機J-35の模型も公開され、国営中央テレビ (CCTV) は公開に向け準備をする実機の様子を報じている。 中国空軍は12日にJ-35を公開する予定で、2016年の同博覧会で初飛行したJ-20以来、8年ぶりになる。 同局は軍事専門家の話として、ステルス戦闘機が2機種となり、米空軍の態勢に並ぶと報じている。 |
2024.06.17 16:13 |
Kyiv Independent |
Ukrainian newest naval drone Stalker presented in Odesa |
<2407-061708>
ウクライナはMagura V5やSea Babyなどの国産USVを使用して、ロシアの艦船やクリミア半島のケルチ橋を攻撃することに成功してきたが、ウクライナのメディアDumskaが6月16日に報じたところでは、ウクライナの最新USV Stalker 5.0が、南部の都市オデッサで開催された黒海安全保障フォーラム2024で発表された。
Dumskaによると、Stalker 5.0は長さ5m、幅約1.2mで、Starlinkを元にしたビデオ通信および制御システムを搭載し、最大75km/hの加速が可能で、巡航速度は55km/hとされている。
単価は€60,000 ($64,000) と推定される。 |
2024.06.11 16:39 |
Kyiv Post |
Ukrainian Sea Drones Penetrate Russian Navy’s Remaining Sea of Azov Safe Haven |
<2407-061113>
かつて強大だったロシアの黒海艦隊のほとんどが、最近になって外洋作戦を放棄し、活動を内海のアゾフ海に限定し、今やロシア艦を発見し、撃沈しようとするウクライナ作戦は、かつては安全だった閉鎖された海域に限定されている。
ロシア海軍は先週、黒海海域で活動する事実上すべての主要艦艇に、ウクライナの港湾都市マリウポリとベルジャーンスクの南の海域にあるアゾフ海に集結し演習を行うよう命じた。 この海域は、近くの海岸が狭く、水深が浅く、海底が移動しているため、通常、大型船の運航が困難である。
しかし、アゾフ海北東部の海域は、ウクライナ軍がロシア海軍艦艇を攻撃するために使用している主要兵器である攻撃型USVや精密誘導対艦ミサイル、特に英国とフランスから送られたStorm Shadow/SCALP EGから、黒海艦隊艦が距離を置くことができるのとほぼ同じである。 |
2024.01.20 05:26 |
Defense News |
Estonia kicks off work on semi-autonomous vessel for European navies |
<2402-012007>
エストニア政府と地元の造船企業Baltic Workboats社が、4年間かけて欧州海軍向けの半自律型船舶を開発する。
エストニアの計画管理責任者は声明で、開発の目的を任務に応じてモジュール式に適応できるユニバーサル船を開発することと述べている。 開発担当者によると、2027年末までに試作船を建造し試験する。
この計画は、EU加盟国10ヵ国の23企業と研究機関がEDFにより国境を越えて開発を行う大型計画の一つで、EUROGUARDと呼ばれている。
EUROGUARDは自律型海軍標準船体で、開発費は€95M ($103M) と見積もられ、そのうち€65M ($71M) をEUが負担する。 |
2023.11:02 11:33 |
Taiwan News |
Inspired by Ukraine, Taiwan reportedly developing sea drones |
<2312-110206>
ウクライナに触発され台湾の国立中山科学技術院 (NCSIST) がサイズの異なる2種類のUSVを開発していると台湾高官が11月2日に述べたと報じられた。
2026年に試作を開始するという。 |
2023.10.01 09:00 |
Forbes (Yahoo) |
ウクライナの新兵器「潜水ドローン」 水中からロシア艦艇の弱点狙う |
<2311-100104>
ウクライナ海軍は2014年に、保有していた唯一の潜水艦で1970年代に建造されたZaporizhzhiaを退役させたため、海中からの脅威がなくなった黒海艦隊は、主に対空・対地戦を想定した組織に再編され、本格的な対潜戦に備えた体制ではなくなったという。
しかし、ウクライナの兵器開発グループAmmo Ukraineが8月下旬、UUVの試作艇Marichkaを公開した。
Marichkaは全長5.5mの魚雷のようなUUVで、おそらくINSによって航行する。 数百kgの爆薬を積んで1,000km近く航続し、ロシアの軍艦の最も脆弱な部分を攻撃できる。 |
2023.07.30 14:26 |
CNN (Yahoo) |
ウクライナ軍、最新型無人艇を初公開 ロシア軍艦船狙う |
<2308-073011>
ウクライナ軍がCNNに、同国が開発した最新型とする遠隔操作式のUSVを初公開した。 黒海内に展開するロシア軍艦船への攻撃に使われる。
このUSVは300kgの爆発物の搭載が可能で、800km離れた海域にいる目標艦への攻撃が可能という。 ウクライナ海軍のUSVは今月中旬、クリミア半島とロシア本土を結ぶ橋の攻撃にも使われた。 |
2023.07.20 |
Janes |
China deploys remotely operated vehicles for mine countermeasures |
<2308-072012>
中国PLA海軍 (PLAN) が掃海 (MCM) 任務を支援する遠隔操作艇 (ROV) の試験を行っている。
環球時報は7月中旬に。PLANの北部戦区が黄海で2隻のROVを用いて無人統合掃海新手順の試験を実施していると報じた。 |
2023.04.26 |
Jane's Defence Weekly |
Singapore homeports maritime security USVs at Changi |
<2306-042607>
シンガポール海軍が4月13日、同国東端のチャンギ海軍基地をMARSEC UAV戦隊の母港にしていると発表した。
台湾蘇澳鎮の龍德造船で建造されたMARSEC USVは全長16.9m、幅5.2m、排水量30tで、速力25kt、航続能力36時間以上の性能を持つ。
Rafael社製Toplite EOジンバル、ステレオカメラ、レーザ測距器、航法レーダ、衝突防止装置などを装備している。 |
2023.02.22 |
Jane's Defence Weekly |
UK RN autonomous minehunter arrives in the Gulf evalustion |
<2304-022210>
英海軍の11m掃海USVHarrierが掃海能力の評価試験のためバーレーンに到着した。 |
2022.11.04 04:35 |
Defense News |
Turkey unveils MIR naval surface drone for fighting submarines |
<2212-110402>
トルコ政府の軍事産業当局がトルコ軍事工業会SSBに対しMIR戦闘USV構想を公開した。
SSB会長によるとMIRには3種類があり、電子戦装置、ソナーのほか、Roketsan社が開発した各種ミサイルが搭載され、遠隔操作または乗組員が搭乗して自動で運用される。 |
2022.06.29 |
Jane's Defence Weekly |
Chinese stealth USV completes sea trial |
中国国営環球時報が6月9日、全長40m以上で排水量200tのUSVが試験を完了したと報じた。
船体はタンブルフォーム型で、速力は20kt以上という。 |
2022.01.05 |
Jane's Defence Weekly |
LIG Nex1 annaounces completion of Sea Sword 2 trials |
<2204-010514>
韓国LIG Nex1社が2021年12月15日、Haegum-2 (Sea Sward 2) USVの試験を完了したと発表した。
Sea Sward 2は全長12m、幅3.5m、排水量11tで、12.7mm機銃を搭載した遠隔操縦砲塔と、Poniard 70mm誘導ロケット弾の2軸旋回式8セル発射機を装備している。 |
2021.07 |
International Defence Review |
Turkey's ULAQ USV completes first live-firing |
<2108-070009>
2月にアンタルヤのAres造船所で進水したトルコのULAQ USVが5月26~27日の試験で初めて70mm誘導ロケット弾の実射試験を行った。 発射したのは射程8kmのCiritレーザ誘導70mmロケット弾2発で、試験は4km遠方の島に設置された固定標的に対し行われた。 ULAQはトルコ海軍と沿岸警備隊のほか、カタール軍も採用する。
ULAQには ISR型、EW型、ASuW型、ASW型が考えられている。
・ISR/EW ULAQ
全長11m、速力70kt、航続距離800km
・ASW-LT ULAQ
全長13m、速力35kt、Orka 324mm魚雷2発、TASSを装備
・ASW-HT ULAQ
全長13m、速力35kt、Akya 533mm魚雷1発、6連装対潜ロケット発射機2基装備
・ASuW ULAQ
全長24m、Rokersan社製で射程220km、弾頭重量250kgのAtmaca長距離対艦ミサイル4発、12.7mm重機関銃を装備 |
2021.06 |
International Defence Review |
Invisible crew: Autonomy technology promises step change for USVs |
<2107-060014>
= USV の自動化に関する6頁の記事 =
・L3Harris ASView
・Artificial Chief Engineer
・BAE Systems P24 USV
・Detect and avoid |
2021.06 |
International Defence Review |
Sea Guardian: Singapore aim to boost maritime security with MARSEC USVs |
<2107-060010>
= シンガポールの MARSEC USV に関する3頁の記事 =
・Platform design
・MRCV mothership concept
・Further development |
2021.03.01 |
Defense News |
Singapore's navy tests a new layer of surveillance: unmanned vessels |
<2104-030106>
シンガポールがAIを利用したUSVの試験中で、完了すれば哨戒任務用として4隻を導入する。
このUSVは台湾の龍德造船が建造したもので、全長16.9m、排水量30tで、12.7mm機銃1丁とレーザ幻惑装置、長距離音響装置を装備して、速力25kt、航続26時間の性能を持つ。 |
2021.03 |
International Defence Review |
Guiding lights: Deployagle sesors extend USV maritime domain awareness |
<2105-030015>
= USV 搭載センサに関する5頁の記事 =
・Towfish and underwater sensors
・Extending the ISR net |
2021.02.16 |
Jane's 360 |
Turkey's ULAQ armed USV prototype enters sea trials |
<2103-021603>
トルコのAres造船とMateksan社が2月上旬にULAQ武装USVを進水させた。
ULAQは全長11m、搭載能力2,000kg、速力35ktで、4連装のCirit発射機と、2連装のL-UMTAS発射機を搭載する。
Ciritは射程8kmのIR誘導70mm誘導ロケット弾で、L-UMTASはレーザ誘導の長射程ミサイルである。 いずれもRocketsan社製である。 |
2021.01.22 |
Jane's 360 |
Australian navy's unmanned MCM development picks up pace |
<2102-012206>
オーストラリア国防省が1月20日、海軍が掃海 (MCM) 任務のため急速展開が可能な無人システム計画Project SEA 1778を進めていることを明らかにした。
この計画でオーストラリアのグラスファィバーボートメーカのSteber Internal社が速力25kt、全長12mのボート5隻をAUD6M (&4.63M) で受注している。 |
2021.01 |
International Defence Review |
LIG Nex1 unveils Sea Sword 3 USV |
<2103-010010>
韓国LIG Nex1社が11月中旬にソウルで開かれたDX Korea 2020展にHae Gum 3 (Sea Sword 3) USVを出品した。
Sea Sword 3の排水量や寸法諸元はSea Sword 2と同じと見られる。 Sea Sword 2は全長12m、幅3.5m、排水量11tで、2名しか乗れなかったのに対し、Sea Sword 3は8名乗ることができる。
Sea Sword 3は12.7mm機銃1丁と2.75吋誘導ロケット弾1発を装備できる。 |
2020.12 |
International Defence Review |
Turkish armed USV development unveiled |
<2101-120012>
トルコのAre造船所とMeteksan社が共同で、2018年から自社経費よるULAQ USVの開発を行っていて、基本設計を2018年に終え2019年には構想を決定して6月に建造を開始した。 12月には進水し2021年初めには実射試験に入る計画である。
全長11mで2,000kgを積載できるULAQは速力35ktで215nmの航続距離を持ち、射程8kmのIR誘導Cirit 70mmミサイル4発の発射機と、レーザ誘導の長距離L-UMTASミサイル2発を搭載する。 何れのミサイルもRoketsan社製である。 |
2020.12 |
International Defence Review |
Taiwan buit USV for Singapore unmanned systems development breaks cover |
<2101-120010>
台湾の龍德造船(Lung Teh) が全長16mのUSVをシンガポール海軍へ納入した。 シンガポール海軍はこのUAVにFearless級哨戒艇及びInedependence級沿岸警備艦の任務の一部を担わせるという。 龍德造船は既に別の16m級UAVを納入しており、無人掃海任務に当たらせているという。
台湾筋の話では、USVの洋上試験は2019年8月上旬から蘇澳鎮 (Su'ao Township) 近海で行われていたという。
【関連記事:2011-100603 (Jane's 2020.10.06)】 |
2020.10.30 |
Jane's 360 |
Turkish armed USV development breaks cover |
<2011-103006>
トルコのAres造船とMeteksan社が10月28日に国産初のULAQ USV計画を公表した。 ULAQ USVは12月に進水し2021年初期に実射試験を実施する計画である。
全長11m、重量2tのULAQ USVはIR誘導で射程8kmの70mmロケット弾Ciritの4連装発射機とL-UMTASの2連装発射機を装備し、速力35kt、航続距離215nmの性能を持つ。
またMCMに特化した小型や、長距離対艦ミサイルを装備する大型USVの計画も進めている。 |
2020.10.12 |
TBS News (Yahoo) |
中国軍が台湾対岸で上陸作戦念頭に陸海空合同演習 |
<2011-101203>
中国人民解放軍が、上陸作戦を想定した訓練の映像を公開した。 戦車砲やロケット弾などで海で隔てた敵地を攻撃し、上陸目標の浅瀬では遠隔操作のUSVが障害物を排除している。
中国で台湾周辺などを管轄する東部戦区が福建省と広東省で上陸作戦を想定して実施した訓練の映像で、水陸両用戦闘車や上陸部隊がUGVと進撃する様子も公開された。 |
2020.10.06 |
Jane's 360 |
Singapore begins sea acceptance test of coastal defence unmanned surface vessels |
<2011-100603>
シンガポールのST Electronics社製USVが洋上試験を終え、同国海軍のFearless級哨戒艦とIndependence級沿岸警備艦に搭載されて任務に就いている。
このUSV(註:Venus 16)は全長16m、幅5m、排水量30tで、速力25kt以上、航続時間36時間以上の性能を持つ。
【関連記事:1908-070010 (IDR 2019.07)】 |
2020.08 |
International Defence Review |
Hanwha Systems launches USV teaming development |
<2009-080012>
韓国Hanwha社が6月22日、ADDからUSVのチーム制御技術開発をKRW19B ($15.6M) で受注したと発表した。
同社は通信ネットワークとAIを活用した制御ソフトの開発にあたる。 |
2020.05.11 |
Jane's 360 |
BMT details autonomous pentamaran seaframe concept |
<2006-051101>
英MBT社が新型自動USVを公表した。 用途はASW、ISR、哨戒、音響測定など多岐にわたる。
船体の外形は三胴型に似ているが三胴型と違って両側に張り出たスポンソンは常に水中にあるのではないため抵抗を減らすことができる。 |
【註】
スポンソンの垂直部が前後2枚になっていることから、この船形を「五胴型 (pentamaran)」と呼んでいる記事もある。 |
2019.08 |
International Defence Review |
LIG Nex1 advances Sea Sword USV development |
<1909-080011>
韓国LIG Nex1社が6月に昌原市で開かれた海洋防衛展でHae Gum USVを展示した。
Hae Gum (Sea Sword) は全長8mで排水量3tで12.7mm機銃1丁を装備する。
速力は40kt、12km以内を15kt巡航で8時間航行できる。 搭載したEO/IR装置は昼間6km、夜間3kmを監視でき、搭載レーダは5kmを監視できる。 |
2019.03.14 |
Defense News |
A classified Pentagon maritime drone program is about to get its moment in the sun |
<1904-031409>
米国防総省SCOが発案したProject Overload大型戦闘USV (LUSV) 計画が米海軍に本格採用されそうである。 国防総省が3月12日に公表したFY20予算要求では、2隻の建造に$400Mが計上され、今後5年間に10隻が建造される計画が公表された。
Overload LUSVは全長200~300ft、排水量2,000t級になると見られ、航続距離4,500nmでSea State 5での航行能力や、有人艦同様の国際法に準拠した自律航行や他艦との通信能力を持ち、電子戦、対水上戦、対陸上戦機能を有し、ハードウェア/ソフトウェアの両面で冗長性を持つものになると言う。 |