年 月 日
 |
出 典
 |
標 題
 |
要 旨
 |
2025.01.02 22:30 |
朝日新聞 (Yahoo) |
中国製水中ドローンを回収か フィリピン沖で発見、比海軍が調査開始 |
<2502-010206>
フィリピン軍が2日、中国製とみられるUUVが、12月末にフィリピン中部マスバテ沖で回収されたと明らかにした。 南シナ海の領有権をめぐり中国と対立しているフィリピンは、海軍が発射地点や目的を特定するための調査を始めた。
軍や警察によると、12月30日朝、マスバテ州サンパスクアルの沖合9km付近で、地元の漁師が海面に浮かんでいる全長約2mで黄色い塗装が施され、HY-119と記されたUUVを発見し、警察が地元の役場から通報を受け、回収した。 調査はまだ完了していないが、警察はHY-119について、「中国の水中航行・通信システム」で、「監視や偵察の用途がある」との見立てを示している。
2024年6月には、西部沖の南シナ海にあるサビナ礁付近で中国の調査船が確認された。 潜水艦が通過可能な場所を中国側が把握できるようになるとして、フィリピン側は警戒を強めていた。 |
2024.10.04 02:12 |
Defense News |
French Navy orders underwater drones for deep-sea surveillance |
<2411-100401>
仏海軍は、6,000mの深度で重要インフラを監視する自律型潜水艇Exailを発注したと発表した。
新しいUUVのアーキテクチャは、国立海洋科学技術研究所であるIfremerと共同開発した同社のUlyxをベースにしており、このプラットフォームは主に海底を横切る偵察活動に使用され、その多くは水深6,000mにある海底ケーブルなどの機密性の高いインフラをカバーしている。 |
2024.08.05 |
Janes |
Australia expedites development of Ghost Shark XL-AUV |
<2409-080510>
オーストラリア政府が、超大型自律型海底探査機Ghost Shark(XL-AUV) の開発を急いでいる。
8月5日の報道資料で、豪国防省はGhost Shark XL-AUVの量産型の開発を加速するために、Anduril Australia社と「早期作業契約」を締結したと述べた。
国防省は、Anduril Australia社は2025年末までにGhost Sharkの最初の量産型が利用可能になる製造施設を建設すると述べ、生産拠点をオーストラリアに建設するという。
国防省は、この施設は、国防省とオーストラリアの同盟国向けのGhost Shark XL-AUVの軍用型と、商用型を製造するために装備されると付け加えた。
国防省によると、オーストラリア政府とAnduril Australia社は、サプライチェーンを拡大し、Ghost Sharkの生産に必要なインフラを構築するために、それぞれAUD20.1M ($13M) を投資している。
Anduril Australia社は、オーストラリア海軍および防衛科学技術グループと共同でGhost Sharkを設計した。 Anduril Australia社とオーストラリア政府は、これまでにそれぞれAUD70Mを開発に投資している。 |
2024.04.18 |
Janes |
Australia completes first prototype of Ghost Shark autonomous undersea vehicle |
<2405-041816>
コンロイ豪軍需相が4月18日、オーストラリアの超大型UUV XL-AUV計画で建造される3隻の試作艇のうちの1隻が完成したと発表した。
XL-AUVの開発計画は、豪国防省と米国の防衛技術企業アンドゥリル社の子会社であるアンドゥリル豪社と共同開発されている。
また、このパートナーシップに協力しているのは、オーストラリア海軍のチームである。
Ghost Shark計画は、豪海軍の持続的な情報収集、監視、遠隔攻撃を行う長距離AUV能力を開発することを目的としている。 |
2024.01.19 12:41 |
共同通信 (Yahoo) |
北朝鮮、「核魚雷実験」と主張 日本海で実施、日米韓訓練に対抗 |
<2402-011911>
北朝鮮の朝鮮中央通信が談話として、国防省報道官が19日に日米韓3カ国の艦船による合同訓練に対抗し、核魚雷と位置付ける核UUV「津波」の重要実験を日本海で実施したと主張したと報じた。
実験の詳細については明らかにしていないが、核UUVの実験は2023年3月にも北朝鮮メディアで報じられたことがある。
日米韓は済州島南方の公海上で15~17日に合同演習を実施しており、談話は演習が北朝鮮の安全を脅かす行為だと批判して敵対行為は「絶対に黙認しない」と強調しており、実験はこれに対する対抗措置だとした。米国とその同盟国の軍事行動を抑止するために「海上と海底」で対応を続けるとも警告した。 |
2023.05.17 |
Jane's Defence Weekly |
IAI's unmmaned BlueWhale mini sub wilkl comlement traditional vessels |
<2307-051706>
IAI社が子会社のElta社が開発した初の小型UUV Blue Whaleを公表した。
Blue Whaleは全長10.9m、胴径1.12m、重量5.5tで、40ftの標準コンテナに収納して陸送できる。
任務により10~30日の潜航が可能で、深度10~300mを7ktで潜航できる。
IAI社によるとBlue Whaleは既にSea State 5の状態で数千時間に及ぶ自動潜航試験を行っている。 |
2023.05.05 22:58 |
Defense News |
Israeli firm reveals unmanned submarine BlueWhale |
<2306-050516>
IAI社が5月4日、情報収集用UUVのBlue Whaleの開発を完了したと発表した。 レーダやEO装置で音響情報の取得を行う。
Blue Whaleは全長11m、重量5.5tで、40呎標準コンテナに収納して陸送、空輸、船舶輸送が可能という。
平均速力は7ktで10日間の航行が可能で、1,600nm以上航行できる。 |
2023.04.08 07:18 |
共同通信 (Yahoo) |
北朝鮮の核攻撃艇、千キロ潜航 「信頼性と致命的攻撃力を検証」 |
<2305-040805>
北朝鮮国営の朝鮮中央通信が8日、国防研究機関が核UUV津波-2の訓練を4~7日、東部咸鏡南道の沖合で実施したと報じた。 模擬した1,000kmを71時間6分にわたり潜航し、日本海の北朝鮮沿岸に設定した水中の目標地点で起爆して兵器の信頼性と致命的な攻撃能力が完璧に検証されたと強調した。 3月下旬にも同様の名称の兵器訓練を実施していた。
津波-2は4月4日に潜航を開始し、楕円や8の字の航路で進んだ後、7日午後に咸鏡南道端川市の沖合で試験弾頭が正確に起爆したとしている。
北朝鮮メディアによると北朝鮮は3月21~23日、海中で核弾頭を爆発させ津波を起こし敵の艦艇や港を破壊する核UUV津波の訓練を実施し、同25~27日にも津波-1の試験を行って600km
キロの潜航と起爆能力を確認したとしていた。 |
2023.03.27 14:56 |
ロイタ通信 (Yahoo) |
ロシア、24年に「ポセイドン」搭載原潜のインフラ完成へ=報道 |
<2304-032709>
TASS通信が国防関係者の話として27日、Poseidon核魚雷を発射できる原子力潜水艦の基地として、太平洋沿岸のインフラ施設建設を2024年初めに完了する計画である報じた。
Poseidonは原子力潜水艦から発射されるが、TASS通信によるとBelgordoとKhabarovskに装備するために開発されているという。
国防関係者はTASS通信に対し「カムチャッカでの特殊潜水艦2隻を配備するための沿岸インフラ施設の建設作業は来年初めに完了する予定だ」と語った。 ロシア太平洋艦隊のSSBN基地はカムチャツカ半島南東部の沿岸にある。
Poseidonは、プーチン大統領が4年前に原子力電源を持つ全く新しい戦略的核兵器だと説明していたもので、今年1月にPoseidonの量産を開始したと発表していた。 |
2023.03.24 07:04 |
ロイタ通信 (Yahoo) |
北朝鮮が新型水中攻撃ドローン実験、核搭載可能 |
<2304-032403>
北朝鮮国営の朝鮮中央通信 (KCNA) が24日が、核兵器を搭載可能なUUVの試験を実施したと報じた。 「津波」と名付けられた新型UUVは59時間以上にわたり水深80~150mを巡航し、23日に東岸沖で爆発したという。
KCNAによると、UUVは敵の海域で奇襲攻撃を仕掛け、水中爆発で大規模な放射性の衝撃波を起こして艦船や主要な作戦港を破壊することを目的とする。 |
2023.02.22 10:31 |
Ukrinform (Yahoo) |
ベルギー、ウクライナ軍人への無人潜水艇の操縦訓練実施 |
<2303-022206>
ウクライナ軍がベルギー国防相の発表をもとにTelegramで、ベルギー国防省がEUによるウクライナ軍の訓練計画の一環として、間もなく供与されるUUVの操作訓練をウクライナ軍人に対し行っていることを明らかにした。
訓練を受けるウクライナ軍人の一行は、2月上旬にベルギーに到着したという。 |
2022.12.21 |
Jane's Defence Weekly |
Australia's future extra-large UUV named 'Ghost Shark' |
<2302-122108>
オーストラリアが開発している超大型UUVのXLUUVの制式名称をGhost Sharkとする式典が12月12日に開かれた。
AUD140M ($95M) かけて開発されたXLUUVは全長5.8m、排水量2.8tで、10日間の航続と深度6,000mまでの潜航が可能という。 |
2022.12.14 |
Jane's Defence Weekly |
Making it big |
<2303-121413>
= アジア太平洋地域に於ける巨大 UUV 計画に関する6頁の記事 =
・Australia
・China
・Japan
・India
・South Korea
・Janes Market Forecast
・Challenges |
2022.12.12 11:24 |
Breaking Defense |
First Anduril prototype 'Ghost Shark' drone sub delivered to Aussies 3 months early |
<2301-121202>
シドニーの新興防衛企業Anduril社が12月12日に豪海軍に、予定より3ヶ月早くGhost Shark UUVを納入した。
同社によると試作機は深度6,000mの海底で10日間にわたり活動しており、それより大型のGhost Sharkは、更に能力が高い。 |
2022.11.03 07:15 |
ポストセブン (Yahoo) |
中国海軍が AI 搭載の超大型ドローン無人潜水艦を開発 米「航行の自由作戦」に対抗か |
<2212-110304>
英国海軍発行の月刊誌Naval Newsが、中国海軍がAI搭載の超大型UUVを開発し、すでに海南省三亜市の海軍基地に2隻配備していると報じた。
同誌は海南島の中国海軍基地を撮影した衛星画像からのUAV 2隻の写真を掲載した。 UUVは全長16mと18mの2隻で、ともに幅が2m、船首は流線型で、尾翼には2つのスクリューが横並びに配置されている。
AI搭載の潜水艦の開発は米海軍に次いで世界で2番目で、中国のUUV開発は米軍が南シナ海で展開する「航行の自由作戦」に対抗する狙いがあるとみられる。 |
2022.08.19 09:14 |
Breaking Defense |
Upstart Anduril Australia hopes to make 100s of large drone subs, 'ITAR free,' CEO says |
<2209-081906>
Anduril豪社が8月18日、オーストラリア海軍から大型自動UUV XL-AUV 3隻を3年間で建造する契約をAUD100Mで受注したと発表した。
Anduril豪社の社員は現在7名であるが、2023年には140名になるという。 国内企業が受注したことで武器の国際取引の制限 (ITAR) を受けないという。 |
2022.06.01 |
Jane's Defence Weekly |
UK shows towed array sonar deployment from an XLUUV |
<2208-060108>
英国防省が5月18日、2Q/2022年にプリモス沖でMSubs社製の9m S201超大型UUV (XLUUV) によるSEA社製 Krait-Array細線牽引アレイソナーの牽引試験を実施したと発表した。
【 S201 XLUUV 関連記事:2004-030608 (Janes 2020.03.06)】 |
2021.08.06 |
C4ISR net |
Autonomous systems to help NATO examine climate change effects in Arctic waters |
<2109-080604>
NATOが融解の進む北極圏のデータを収集するため自動UUVであるAUVを活用しようとしている。 |
2021.01.20 |
Jane's Defence Weekly |
Remote possibilities |
<2103-012020>
= 無人掃海に関する5頁の記事 =
・Transition path
・Sweep trials
・Operational evaluation
・SLAM-F advances
・The Beigo-Dutch approach |
2020.08 |
International Defence Review |
Hanwha Systems launches USV teaming development |
<2009-080012>
韓国Hanwha社が6月22日、ADDからUSVのチーム制御技術開発をKRW19B ($15.6M) で受注したと発表した。
同社は通信ネットワークとAIを活用した制御ソフトの開発にあたる。 |
2019.10.23 |
Inside Defense |
Navy to issue draft RFP for 'common' MUUV by end of calendar year |
<1911-102309>
米海軍が10月23日に中型UUVであるMUUVのRfPを年内に発簡することを明らかにした。
MUUVはMk 18 Mod 2 Kingfish UUVと一緒に運用されることになるという。 |
2019.06 |
International Defence Review |
DARPA sets out goals for Manta UUV development |
<1908-060011>
米DARPAが、長時間潜航可能で大きな搭載能力を持つUUV計画であるManta Rayを開始した。 |
【註】
【Manta Ray UUV を紹介した website】 |
2019.05.26 |
Defense News |
Shipbuilder lends a hand with rise of robot submarines |
<1906-052602>
米国で最大の艦船メーカであるHII社がBoeing社と提携して大型UUV Orcaの開発を行っている。
米海軍は2年前にBoeing-HIIチ-ムとLockheed Martin社にそれぞれ$40MでOrca開発の初期段階を発注したが、3月にそのうちBoeing-HIIチ-ムを選定し5隻の製造を発注した。 海軍はFY20要求でUUVなど水中無人武器に$359Mを要求しているが、そのうち$182MがOrca分である。
Boeing社は全長51吋、排水量50tの大型UUV Echo Voyagerを試作し2,500時間以上の洋上試験を行っているが、Boeing社によるとOrcaはEcho Voyagerで得た経験が反映されるものの、これとは別物になるという。 |
2019.04.18 |
Defense News |
Britain wants a large submarine drone, and it already has jobs lined up for the vessel |
<1905-041806>
米海軍が巨大UUV XLUUV OrcaをBoeing社が自社開発したEcho Voyagerを元にした案に決め、4隻を$43Mで発注した数週間後に英国国防省が4月16日、£2.5M ($3.3M) でXLUUVの開発を開始すると発表した。
英国はXLUUVを3年計画で進める方針で、6月11日に入札を行い、8月に契約先を決めるという。
Orcaの仕様は明らかにされていないが、Echo Voyagerは全長51ft、浮上時排水量50t、搭載能力2t、潜行深度11,000ft、速力8kt、航続距離3,000nm/3ヶ月の性能を持つ。 |
2019.03.19 |
Inside Defense |
Navy planning FY-20 LDUUV RFP, accelerating effort by five years |
<1904-031906>
米海軍が計画より5年早くFY20にSnakeheadと呼ぶ巨大UUV LDUUVのRfPを発簡する。
【関連記事:1811-101706 (ID 2018.10.17)】 |
2018.10.17 |
Inside Defense |
XLUUV prototype contracts to be awarded in early 2019 |
<1811-101706>
米海軍がOrca超大型無人潜水艇XLUUVの建造を2019年初期に発注する計画でLockheed Martin社とBoeing-Huntington Ingallsチームが受注を競っているが、来週にそれぞれ提案の最終設計審査 (CDR) が行われる。 |
【註】
XLUUV計画で米海軍は、2017年10月にBoeing社とLockheed Martin社にそれぞれ$40MでXLUUVを発注し、2018年12月に2社の中から数隻の試作品を製造する1社を選定し2020年に試験を実施する計画である。 Lockheed Martin社は提案を明らかにしていないが、Boeing社のEcho Voyager(右図)は全長15m、胴径2.7M、重量50tで8tの搭載能力を持つ。 |
2018.08.01 |
Jane's Defence Weekly |
China developing large unmanned subs and advancing integrated electric marine propuosion |
<1809-080108>
香港のSouth China Morming Post紙が20日、中国が2021年を目標に大型の自動航行UUVを開発
中であると報じた。 同紙によるとこの計画は米海軍のXLUUV計画に対抗するものであるという。
米海軍は2017年10月にBoeing社とLockheed Martin社にそれぞれ$40MでXLUUVを発注し、2018年12月に2社の中から数隻の試作品を製造する1社を選定し2020年に試験を実施す
る計画である。 Lockheed Martin社は提案を明らかにしていないが、Boeing社のEcho Voyagerは全長15m、胴径2.7M、重量50tで8tの搭載
能力を持つ。
一方Global Timesが7月20日、海軍工科大学の教授が戦闘艦用の全電気推進装置 (FEP) の開発で習主席から表彰さ
れたと報じた。
Global Timesによると、建造中を含め15隻保有するType 052D駆逐艦は今後FEP推進のType 052Eになるという。 また7月3日に3,4番艦が進水し
たType 055駆逐艦も改良型ではFEP推進になるという。 |