疑似衛星 UAV に関する報道

年 月 日
出   典
標       題
要             旨
2024.12.19 Janes BAE Systems scores PHASA-35 successes <2501-121920>
 BAE Systems社が、同社の
PHASA-35 HAPS飛行試験成功を発表した。
 同社は12月19日、米ニューメキシコ州のSpaceport Americaからの最近の試験で、太陽光発電のUAVが66,000ftの成層圏24時間飛行したと述べた。 その後、同機は再使用可能な状態で着陸し、2日後にさらなる飛行のため再離陸した。
 「これは、PHASA-35の開発における主要な一歩で、打ち上げ、飛行、着陸、場合によっては再構成、そして再び非常に迅速に再発射する能力を実証しています」と同社は述べている。
2023.11.14
 01:48
Defense News Airbus, maker of long-flying Zephyr, launches US drone business <2312-111402>
 Airbus社の米国企業である米Airbus社が11月9日、Zephyr UAVがAirbus社のかつての記録を上回る64日間の飛行を60,000ftで達成したと発表した。
2020.09 International Defence Review Staying power: Solor-powered UAVs aim to go the distance <2010-090013>
= HAPS UAV に関する5頁の記事 =
 ・Affordable persistemce
 ・Industry approaches
 ・Conversion programmes
 ・Asia-Pacific development
2020.08.02 日刊工業新聞

(Yahoo)

ソフトバンク傘下の無人航空機、成層圏空域でのテストフライトへ <2009-080202>
 ソフトバンク傘下のHAPSモバイル社(東京都港区)が、ニューメキシコ州で、太陽電池を搭載した成層圏通信用のSunglider UAV4度目の飛行試験に成功した。 今回の飛行試験は従来よりも高度を上げ、長時間、飛行高度を維持する実験を実施したほか、飛行速度の変更や制御装置との通信遮断を想定した自動制御による飛行など全ての試験に成功した。
 この試験で基本性能の確認を完了し、今後は成層圏での飛行に向けた準備を進める。
2020.02.24 Aviation Week & ST First step to year-round endurance <2004-022402>
 
PHASAシリーズの太陽光利用高高度疑似衛星 (HAPS) UAVを開発しているBAE Systems社とPrismatic社は、PHASA-35の初飛行成功を受け、今年後半に成層圏での飛行試験を計画している。
 Airbus社のZephtrに対抗するPHASAは地上での操作員操作もできるが、着陸まで全自動で飛行できる。
2019.03.11 Aviation Week & ST Aero Vironment touts HAPS order but little more <1905-031105>
 UAVメーカとして先行しているAeroVironment社疑似衛星UAV (
HAPS) 市場への参入を準備している。
 同社はこの市場で$75+Mの売り上げを見込んでおり、このため1年以上前にSoftBank社と合弁会社を立ち上げている。
2019.03.11 Aviation Week & ST HAPS market is burgeining as bew payer emerges <1905-031104>
 英Astigan社疑似衛星UAV (
HAPS) 市場に参入した。
┏━━━━┳━━━━━┳━━━━━━━┳━━━━━━┳━━━━━━┓
┃    ┃Astigan B ┃Prismatic   ┃Airbus   ┃Airbus   ┃
┃    ┃     ┃    Phasa35┃  Zephyr S┃   ZephyrT┃
┣━━━━╋━━━━━╋━━━━━━━╋━━━━━━╋━━━━━━┫
┃形  状┃ 双 胴 ┃  単 胴  ┃ 単 胴  ┃ 双 胴  ┃
┃翼 端 長┃  38m  ┃   35m   ┃  25m   ┃  33m   ┃
┃搭載能力┃  25kg ┃   15kg   ┃ 5~10kg  ┃   TBC  ┃
┃離陸重量┃  149kg ┃  150kg   ┃  75kg  ┃  140kg  ┃
┃滞空能力┃  90日 ┃  365日   ┃  26日達成┃   TBC  ┃
┃上昇限度┃ 72,000ft┃ 70,000ft  ┃74,000ft達成┃   TBC  ┃
┗━━━━┻━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━┻━━━━━━┛
【 Phasa-35 関連記事:1809-071603 (AW&ST 2018.07.16)】
【 Zephyr-S 関連記事:1903-011407 (AW&ST 2019.01.14)】
【 Zephyr-T 関連記事:1610-090007 (IDR 2016.09)】
2019.01.14 Aviation Week & ST Record-breaking Zephyr's battery holds eVTOL protential <1903-011407>
 Airbus社のZephyr S UAVが2018年7~8月に26日間の滞空記録を樹立したが、これにはカリフォルニア州のAmprius社が製造したリチウムイオン電池が貢献している。
 黒鉛を陽極に使用した従来のリチウムイオン電池の容量は300~320Wh/kgであったが、Amprius社は陽極にシリコンナノワイヤを使用することで435Wh/kgを実現した。
 同社はこの電池を電動式VTOL (eVTOL) を開発している企業にも提供しようとしている。
2018.12 International Defence Review China's AVIC trials Venus solar-electric UAV <1902-120016>
 AVIC社が10月26日、翼端長20mの太陽電池動力長期滞空型UAV Venusを発表した。 Venusの巡航高度は20,000m (65,616ft) 以上という。 翼幅は1.1mで翼の重量は18.9kgである。
 2016年の航空展で公表された同社の最終目標は、翼端長50m、全長21mで100~125km/hで巡航し30日間滞空する。
2018.12 International Defence Review UAVOS advances ApusDuo HAPS development <1902-120015>
 UAVOS社が翼端長10m太陽電池を動力源としたApusDuo高高度疑似衛星 (
HAPS) の初飛行に成功した。
 ApusDuo HAPSのMTOW23kgで2kgの搭載能力がある。 機体は3本の胴体で繋がれ前後二枚翼を持ち、翼の両端には方向舵となる翼がついている。
 同社が目指している実大型は翼端長278m搭載能力5kgになる。
2018.11.26 Aviation Week & ST Stratospheric ambition <1902-112606>
= Odysseus HALL UAV に関する4頁の記事 =
 翼端長74mのAurora社製高高度長期滞空 (
HALL) 型UAVの1号機は、プエルトリコに運ばれて2019年2月下旬に行われる初飛行を目指して目下地上試験中である。 2号機は現在組み立て作業中で、3号機の制作も始められようとしている。
 太陽電池を動力源とする三胴型のOdysseusは電池を含む搭載能力が55-lb以上で、緯度20゚以下を高度65,000ft以上で年中飛行できる。
2018.10.29 Jane's 360 China's AVIC trials Venus solar-electric UAV <1811-102906>
 中国AVIC社が26日、翼端長20mの太陽光発電式技術検証UAVのQi Mingxing (Venus) が初飛行したと発表した。 初飛行の場所と時期は明らかにされていないが高度20,000mを巡航し、引き続き開発する実用機に向けたデータを収集したという。
 AVIC社は2016年に10mのVenusを試作し2年間の試験を行い、2018年9月には5時間の飛行を達成している。
2018.08.20 Aviation Week & ST Record flight showcases Zephyr pseudosatellite capabilities <1810-082003>
 7月11日にアリゾナ砂漠のYumaを離陸したAirbus社のZephyr Sが8月5日、25時間23分57秒の滞空新記録を打ち立てて着陸した。 この記録は2010年にZephyr 7が同じ場所で記録した14日間を大きく上回る。 また高度記録74,000ftも達成した。 Zephyr 7の飛行高度は40,000ft程度であった。
 英国防省は高高度疑似衛星 (
HAPS) と呼んでいる計画を進めている。
2018.08.08 Jane's 360 Zephyr claims new endurance record <1809-080802>
 Airbus社の太陽光動力UAVであるZephyr疑似衛星量産型であるZephyr Sが、 初飛行で滞空期間26日の記録を達成した。 今までの記録はやはりZephyrが2010年に出した14日間であった。
 7月11日に離陸したZephyr Sは、このクラスUAVでは新記録となる高度70,740ftも達成した。
2018.08.01 Jane's Defence Weekly AVIC reveals Venus solar-electric UAV <1809-080107>
 中国の航空関係ポータルサイトCAN Newsが7月下旬、AVIC社が太陽光を動力源とする長期滞空型UAV Qi Mingxing (Venus) の開発を進めていると報じた。
 翼端長20m、翼幅1.1m、主翼重量18.9kgの試作機は2017年末に組み立てを開始し7月15日に完成し、初飛行に向け地上での電気、機械系統の試験を行っているという。
 Venusの最終的な姿は公表されていないが、2016年の中国航空展では翼端長50m、全長21mのモデルが公表されていた。
2018.07.27 Jane's 360 China's AVIC reveals solar-electric UAV development <1808-072703>
 中国の航空関係ポータルサイトCAN Newsが7月下旬、AVIC社太陽光を動力源とする長期滞空型UAV Qi Mingxing (Venus) の開発を進めていると報じた。
 翼端長20m、翼幅1.1m、主翼重量18.9kgの試作機は2017年末に組み立てを開始し7月15日に完成 し、初飛行に向け地上での電気、機械系統の試験を行っているという。
 Venus UAVの開発についてはまだ公表されていないが、2016年の航空展で全長21mも翼端長50m4基の電動モータで推進 しするモデルが公開されている。 このモデルは翼と胴体の上面が太陽電池で覆われ、巡航速度100~120km/h、滞空能力30日以上 の性能を持つという。
2018.07.16 Aviation Week & ST Yearlong endurance envisaged for new British solar pseudo-satellites <1809-071603>
= BAE Systems社の PHSA-35 HAPS に関する記事 =
 BAE Systems社の
HAPSである、翼端長115ft、重量330-lb、搭載能力15kgのPHASA-35は3Q/2019 の初飛行が計画されている。
2018.06 International Defence Review BAE Systems reveals PHASA-35 solar-powered HALE-UAV <1807-060012>
 BAE Systems社がAirbus社のZephyrに対抗し、太陽電池を動力源に1年間滞空できるUAV PHASA-35 を公開した。 1/4モデルであるPHASA-8は2017年に初飛行しており 、翼端長35m、重量150kgの実大機による初飛行は2019年に計画している。
2018.05.07 Aviation Week & ST BAE Systems has partnered with Farnborough <1807-050702>
 BAE Systems社がAirbus社のZephyrに対抗して、太陽電池を動力源とする PHASA-35 UAVをFarnborough社及びPrismatic社と共同で開発する。
 PHASA-35は翼端長115-ft、重量330-lbで、12ヶ月間の滞空能力を有する。
2018.05.03 Jane's 360 BAE Systems reveals PHASA-35 solar-powered HALE UAV <1806-050304>
 BAE Systemsが2019年の試験飛行に向け準備中の、1年間の滞空能力を持つPHASA-35 HALE UAV 構想を公表した。 1/4モデルであるPHASA-8は2017年に飛行している。
 Persistent High Altitude Solar Aircraft (PHASA) と呼ぶこのUAVは翼端長が35mもあるのに、重量は150kgでしかない。
2017.08 International Defence Review High-flying bird: Zeohyr remains in the vanguard of solar-powered flight <1709-080010>
= Zephyr HAPS に関する4頁の記事 =
Zephyr S configuration
HAPS concept
Twin-tail platform
Customer evaluation
2016.09 International Defence Review Airbus details Zephyr T capability <1610-090007>
 Airbus社が今までZephyr 8と呼ばれていたZephyr Sの発展型であるZephyr Tを公表した。 "T"はtwin-tail型の意 味で、翼端長はZephyr Sの25mより長い33mになる。
 これにより重量は"S"の62kgに対し140kgと重くなり、搭載能力も5kgが20kgに増える。 その結果、従来EO/IRセン サと通信装置しか搭載できなかったのが、洋上監視レーダや高性能通信装置も搭載できるようになる。
 Zephyr Tは初飛行を2018年運用開始を2019年に予定されている。
2016.08.24 Jane's Defence Weekly UK to purchase additional Zephyr 'pseudo satellite' <1610-082407>
 英国防省が8月17日、高高度疑似衛星(
HAPS)計画3機目Zephyr-S をAirbus社に発注したと発表した。 既に2月に2機が発注されており、HAPSの試験は2017年に開始される。
 Zephyr-S (Single-tail)はかつてZephyr-8と呼ばれていたもので、太陽電池を動力源に高度70,000ftに45日間滞空することができる。
2016.02.10 Jane's Defence Weekly UK confirms planned Zephyr UAV buy <1603-021015>
 英政府が2月2日、模擬衛星として働くZephyr 8 UAV 2機をGBP10.6M ($15.2M)で 購入する契約を、Airbus社と間もなく行うことを認めた。
2016.01 International Defense Review UK prime minister confirms plans to field 'near space' UAV, probably Zephyr <1602-010008>
 英首相が11月中旬に、Zephy高高度UAVを用いた疑似衛星(
HAPS)計画の推進を明らかにした。 対象となる Zephy 8は重量55kg、翼端長23mの太陽電池を動力源としたUAVで、70,000ft3ヶ月滞空できる。
 Zephy 8の初飛行は2016年に計画されている。
2015.09.09 Defense News UK MoD to acquire high-flying Zephyr 8 UAVs <1510-090905>
 Airbus社が9日、英国防省Zephyr 8 UAV 3機を購入する模様であることを明らかにした。  Zephyr 8 は太陽電池を動力源に2基の電動プロペラで推進し、高度70,000ft以上に3ヶ月滞空する翼端長 28m疑似衛星 (
HAPS) と呼ばれる UAV で、5kgを搭載して継続的な偵察や通信中継な どを行う。
 Zephyr 8 の初飛行は来夏に予定されているが、同社は2年半後を目指して更に大型で高性能な Zephyr 9 も開発している。
2015.08.12 東亞日報 韓国型高高度無人機、成層圏飛行に成功 <1509-081201>
 韓国国航空宇宙研究院が11日、同院が開発した HALE UAV EAV-3 が高度14,120mでの 飛行に成功したと明らかにした。 韓国で開発された UAV が成層圏に到達したのは今回が初めてである。
 HALE UAV は、太陽光電池で短くて数日、長い場合は数年間飛行しして地上を観測できるため、人工衛星の代替の役割を果たすことが可能で、地球の 大気圏と宇宙の中間領域の成層圏を飛ぶので、悪天候に関係なく常に飛行でき、人工衛星は1日数回しか上空を通過ないのに対し24時間の観測が可能 である。
【註】
 EAV-3 とほぼ同じ構想で作られた HALE UAV には Airbus社の Zephyr がある。 Zephyr 計画は2003年に QintiQ社が開始したが、2013年に Airbus社が買収していた。
 Zephy の最新型である Zephyr 7 は、2014年8月に太陽光が弱く昼間の時間が短い南半球の冬期に11日間の無着陸飛行に成功している。 Airbus社は、高高度疑似衛星 (HAPS) 計画として Zephyr 8 UAV 計画を開始している。
2014.09.03 Jane's Defence Weekly Zephyr 7 flies with new payload in winter conditions <1410-090309>
 Airbus社が8月28日、Zephyr 7 が南半球で11日間の無着陸飛行に成功したと発表した。
 太陽電池を動力源とする Zephyr にとって、太陽光が弱く昼間の時間が短い冬期に連続飛行を達成した意義は大きい。
2014.06 Inrternational Defence Review Airbus looks to take Zephyr to new heights <1408-060013>
 Airbus社が、4月下旬に、高高度疑似衛星 (
HAPS) 計画として Zephyr 8 UAV 計画を開始する。  太陽光発電で飛行する炭素繊維を用いた超軽量 UACV である Zephyr は Zephyr 7 が高度70,000ft以上に 14日間滞空する記録を有しているが、実用機となる Zephyr 8 は2015年に初飛行する。 尚、Zephyr 7 も開発用として引き続き使用される。
【 Zephyr 7 関連記事:1009-072601 (AW&ST 2010.07.26)】
 Zephyr 計画は2003年に QintiQ社が開始したが、2013年に Airbus社が買収していた。
2010.09.01 Jane's Defence Weekly Zephyr UAV set to claim three world records <1010-090109>
 英 QinetiQ社が8月24日に、Zephyr HALE UAV が7月9日から23日までの2週間連続飛行した際に樹立した三件の記録が 世界記録に認定されたと発表した。
 認定されたのは336時間22分の滞空記録と、70,740ftの高度記録などである。
2010.07.26 Aviation Week & ST Two-week flight demonstration Zephyr endurance <1009-072601>
 Qinetiq社製の太陽電池動力 UAV Zephy が、2週間の飛行を終え7月23日に着陸した。 7月9日に発進した160-lbの Zephy は、Yuma 上空の高度65,000ftを遊弋した。
 Qinetiq社は、2012年に量産型 Zephy の出荷を開始する計画である。
2010.07.05 Aviation Week & ST Staying power <1008-070512>
 ローカルジェット機並の翼端長を持ちながら手投げ発射できる太陽電池動力長時間飛行 UAV である Qinteq社の Zephye は、2週間の飛行が可能な新型の飛行試験が準備されている。 以前の型は2008年8月に83.5時間を記録してい るが、Zephyr は最終的に3ヶ月の滞空を目指している。
 最新型の Zephyr は新型畜電池を搭載し、翼面積を50%増加して翼端長を72ftまで伸ばし、更に下向きのウイングレットを取り付けている。  110-lbの機体は6-lbを搭載して60,000ftを飛行する。
2010.06 International Defence Review Out of sight, out of mind: unsung HALE UAVs come to the fore <1008-060006>
= 長期間滞空 HALE UAV に関する4頁にわたる特集記事 =
Zephyr
 全備重量45kg、翼端長22mの低速飛行、低抵抗、軽量機で、太陽電池を動力源数百Wの動力でに50,000~60,000ftを数ヶ月間遊弋する。
Global Observer
 2005年5月に初飛行した翼端長50ftの縮小型である GO-0液体水素を使用した燃料電池で 8機のモータを駆動したが、既に完成している翼端長175ftの GO-1 は、液体水素を燃料とする内燃機関を動力にして 400-lbの搭載能力を持つ。 更に翼端長259ftの大型機は1,000-lbの搭載能力を持つ。
Phantom Eye
 Boeing社が自社開発している翼端長45mの水素燃料内燃機関の HALE で、450-lbを搭載して 65,000ft4日間滞空する。 初飛行は2011年に予定されている。 同社は2,000-lbを搭載して 10日間滞空する大型 HALE の開発も進めている。
Odysseus
 DARPA が2008年に開始した Vulture 計画に Aurora社が提案しているZ型 UAV である。
 Vulture 計画は1,000-lbを搭載して高度60,000~90,000ft5年間以上滞空することを求めて いる。
2009.12.02 Jane's Defence Weekly Zephyr resumes flight-tests <1001-120206>
 米英で開発している QinteQ社の Zephyr HALE UAV が Yuma 演習場での試験を再開した。 この試験では搭載品と、5日間飛行のための手順の評 価が行われる。
 Zephyr は重量100-lb以下、翼端長75ftで、昼間は太陽電池、夜間はリチウム硫黄電池を動力源にして60,000ftを飛行 する。
2009.11.30 Aviation Week & ST Summer breeze for Zephyr <1001-113001>
 英 Qinteq社が来夏、Zephyr UAV の最新型である Zephye-7 を用いた14日間の長期滞空試験を計画しており、搭載電池 の試験は完了している。 Zephye-7 は尾翼がT字翼になるほか翼端がオジャイブ形状になるなど改良される。
 Zephyr-6 は米国防総省の支援の元、米陸軍 Yuma 試験場で飛行試験を行った。
2009.11.23 Aviation Week & ST US team flies British UAV <1001-112302>
 米海軍が、Qintetiq社製 Zephyr HALE UAV の米国による飛行試験を始めて行った。
【 Zephyr 関連記事:0809-082505 (朝鮮日報 2008.08.25)】
2009.06.08 Aviation Week & ST Autonomous futures <0908-060801>
= 米国における UAV の今後に関する記事 =
 米国では将来の UAV について、ナノサイズから超高速、超長期滞空、低発見性など各種について検討する UAS Flight Plan を作成している。
超長期滞空 UAV
 Qinetiq社製 Zephyrをアフガンで試験する計画である。 Zephyr は手投げ発進の太陽電池動力 UAV で 40,000ftに2週間以上滞空する。 また2,500-lbを搭載して20,000ftに3週間滞空するハイブリッド飛行 船も検討している。
MQ-X
 Predator や Reaper の後継となる戦闘機大の UAV で、EADEAD、戦術空中給油、 防空/ミサイル防衛の任務も担う。
MQ-L
 輸送機サイズの UAV で、情報作戦、空中給油、輸送、戦略攻撃などの任に当たる。
2008.09.01 Aviation Week & ST Imorivement program <0810-090102>
 Qinetiq社が英国防省の予算で開発している Zephyr UAV が7月に米国で2度の飛行試験を行い、そのうちの1回はで高度 60,000ftで82時間37分の滞空記録を達成した。
 一方、翼を再設計し3ヶ月間の滞空を目指す改良型は2009年に初飛行し、1~2年で最大性能での飛行を行う計画であ る。
2008.08.25 朝鮮日報

インターネット

太陽光無人偵察機、2年以内・・・ <0809-082505>
 英国 QinetiQ社が開発した Zephyr 6 太陽電池発電電動モータ推進 UAV が、米国の実験場で先月28日から31日まで82時間37分 飛び続け、無人飛行機の連続飛行最長記録を達成した。 Zephyr 6 は、旅客機の運航高度の二倍になる18,000m以上の高 々度を飛行する。
 Zephyr 6 は翼端長が18m、重量は30kgである。 同社は、3ヵ月間連続飛行できるようシステムを改善し、 2年以内に実用化する計画である。
2007.09.24 Defense News Zephyr sets UAV record <0721-092413>
 英国 QinetoQ が開発中の Zephyr 太陽電池 UAV が、WSMR で54時間の最長滞空時間 を記録した。 これまでの記録は2001年の Global Hawk による30時間24分であった。
 手投げ式の Zephyr は2度の飛行を行い、1回目は高度58,355ftで54時間、2回目は高度52,224ftで33時間43分飛行した。 試験には記 録を公認する FAI (Fedelation Aeronoutique Internationale) が参加していないため、公式記録とはならない。
2007.09.10 Aviation Week & ST British defense technology company ・・・ <0719-091002>
 英国防省と QinetiQ が開発している Zephyr HALE UAV の2回目の飛行試験が WSMR で最近行われ、高度 58,355ftで54時間滞空の記録を達成した。 Zephyr の初飛行は2005年に行われ、2008年に3回目の飛行試験が 予定されている。 計画では2010年に数週間の滞空飛行を行い、2008年からは米国も計画に参加する。
 Zehpyr は翼端長55ftの炭素繊維製機体で、太陽電池を動力源としているが、昼間 にリチウム電池を充電しするため夜間飛行も可能である。
2006.08.02 Jane's Defence Weekly UK MoD supports solar UAV <0617-080216>
 英国防相は、QinetiQ が開発を進めている Zephyr 太陽電池動力 UAV を、将来の ISTAR として今後も支援し て行く。 Zephyr は翼端長16m、重量27kgで、搭載する2.5kgの EO センサは、50,000~60,000呎からで 25cmの解像度を持つ。
 QinetiQ は2008年に3ヶ月滞空能力の試験を予定している。
2006.03.20 Aviation Week & ST Carried by the wind <0607-032008>
 英 Qinetiq社が開発中の Zephyr 長期滞空型 UAV の飛行試験が WSMR で行われ、良好な成果を得た。 次回 の試験は2007年に計画されている。
 Zephyr は手投げ式の多目的 UAV で、リチウム太陽電池を用いており、翼端長12m、重量は27kg、量産型は高 度50,000~100,000呎で3ヶ月以上の滞空能力を目標とする。
 Zephyr は軍事用として通信中継や EO/IR センサ搭載による偵察監視、民間での大気観測等に使用される。