2006.02.06 | 東京新聞 | 「軍民協力は当たり前、中国・・・」 | <0604-020601> ヤマハ発動機による無人ヘリコプターの対中国不正輸出事件では、輸出先の中国企業が人民解放軍と密接な関係をもつことが明らかに なってきた。 ヤマハ発動機は軍事転用はしないという誓約書を取っていると弁明するが、中国では軍民間で技術を融 通し合うのは当然のことだ。 日本的な甘い認識が通用しない中国の軍事産業について中国軍事研究者の平松茂雄氏は、中国の場合 表向きは民需品を生産する企業であっても、軍事産業の系列に連なっていることが多い。 こうした中国軍事産 業の実態について日本人は無関心すぎると話す。 |
2006.01.24 | Yahoo | 毎日新聞記事 「不正輸出のヘリ基に、中国・・・」 |
<0603-012402> 中国国営新華社通信が2002年5月付の記事で、中国がヤマハ発動機の RMAX を基礎に国産の 無人ヘリを開発したと報じていた。 同通信は、科学研究や映像、軍事上で高い価値があると強調していた。 |
2005.11.09 | Jane's Defence Weekly | Japan unveils three unmanned vehicle designs | <0523-110906> ヤマハ発動機が10月19~21日に東京で開かれた危機管理産業展 2005 で、RMAX G-1 UAV、OT-90 UGV、OT-91 USV の三機種を展示した。 ・RMAX G-1 UAV 1997年に軍用型である RMAX ⅡG が陸自に採用された RMAX の改良型で、IIR センサと CCD ビデオカメラを 搭載する。 246cc二サイクルエンジンを動力として、5km以内を90分飛行できる。 全長3.63m、全備重量84kg、カメラ重量3.4kgである。 ・OT-90 UGV 4x4 の偵察警戒用自動操縦車両で、障害物検知用のレーザスキャナと360゚監視用ビデオカメラを搭載する。 またスピーカも搭載する。 全長2.2m、重量537kg、ペイロード110kgで、660ccガソリンエンジンを動力として 20km/hで走行する。 ・OT-91 USV 水中監視用のビデオカメラと水上監視用の CCD ビデオカメラを装備する。 全長 4.4m、全備重量535kg、ペイロード225kgで、1,131ccエンジンで駆動し、40ktで航行する。 |
2005.10.31 | Aviation Week & ST | USAF developing unmanned insect-spraying helo | <0522-103101> 米空軍 AFRL は害虫駆除用無人ヘリの試験を行っている。 空軍は現在、第757ASF (Aerial Spray Flight) が地上部隊が展開する前に C-130 を用いて作戦地域の防疫、害虫駆除を行っているが、低空飛行間の対空火力 は大きな脅威であり、無人機の使用に着目した。 |
【註:】 この UAV は掲載された写真から、広島県に所在する無人ヘリメーカ Hirobo が製造している農薬散布用無人ヘリ Hirobo RmaxⅡG と 思われる。 |