Silent Eye mini UAV に関する報道

年 月 日
出   典
標       題
要             旨
2014.05.12 Aviation Week & ST Silent Eyes <1407-051205>
= SilentEye mini UAV の紹介記事 =
 ・翼 端 長 : 13.25ft
 ・最大離陸上量: 61.7-lb
 ・最大搭載能力: 12-lb
 ・滞 空 能 力 : 7時間
 ・上 昇 限 度 : 18,000ft
2004.06.30 Jane's Defence Weekly SilentEyes integration begins on Predator <0413-063008>
Predator B/SilentEyes
 GA社が MQ-9 Predator B の両翼下に合わせて2発の SilentEyes miniUAVを搭載し 発射する試験を開始した。 SilentEyes は雲上を飛行する Predator B が SAR などにより発見した目標を目 視が確認するために使われ、確認後に Predator B が GBU-12 500-lb PaveWay GB や 500-lb JDAM などの搭載武器で攻撃する。
SilentEyes
 SilentEyes は Raytheon社が開発した、全長50cm、翼端長70cm、重量8-lbの非推進 miniUAV で、GPS で目標地域に接近し、目標上空を 周回飛行しカラー映像を伝送する。
Predator B-003
 Predator B/SilentEyes 試験に使用されるのは003型の Predator B で、重量はプロト タイプ Predator B の3,402kgに対して4,536kgと重く、滞空時間は6時間長い36時間、搭載量は2倍の3,000-lbとなっている。
 米空軍は60機の Predator B を要求しており、調達数は75~100機になる可能性もある。
Predator B-004
 GA社は既に004型の Predator B を空軍に納めている。
Predator B-009
 第5世代の Predator B となる009型の10~15機の契約が8月頃に予定されている。
Predator C
 GA社は、空母搭載用に脚を短く頑丈にした Predator C を自社開発中である。
2004.03.15 Aviation Week & ST Small and wired <0406-031506>
 Raytheon社は今後の軍事技術展望として、国防予算は今年をピークとして逐次下降するとし、開発中の高価な ステルス長時間滞空 UAV の計画は挫折するとの予測を示した。
 同社は安価かつ小型で長時間滞空が可能な UAV がこれからの主流となるとみており、 SilentEyes を一案として提案を行うとともに同時に、簡単な IP アドレスを用いた広域情報ネットワークシステムを開発 することで、情報収集及び監視システムと連携させると共に各種兵器との連接を図ることができるとしている。
2002.10 International Defense Review Small, but well equipped
= mini UAV 現況に関する特集記事 =
 写真入りで紹介されている主なシステムは、
Dragon-EyeMITEFINDERSilentEyePointerSentryEyeXQ-138 HeliSpyKestrelRavenSparrowSWARMAvatar P1Brumby Mk3
などである。
 また、手のひらサイズの 'Ultra-Lightweight Air Vehicle' として、
Black WidowMicroBat、メリーランド大学のthrust-augmented entomopterSamara、GTRI社のentomopterHoverFly
などが写真入りで紹介されている。
2002.07.22 Aviation Week & ST Small UAVs built for use from large UAVs, missiles  次世代航空戦力として UAV や巡航ミサイルから打ち出される小型 UAV が注目されている。
 Raytheon社の試作機 SilentEyes がその 1つで、全長 18in、直径は 2.75in、 ALE-50 チャフディスペンサからの発射可能な大きさで、搭載する IR/CCD カメラ画像を 1wattの UHF 送信機により見通し内で 100nmの範囲で伝達できる。
 滞空時間は動力源により 30分~数時間の範囲で、RCS は ー24dB とステルス性に近い非識別性を持っている。
 1機あたりの価格は$5,000~$10,000 と推定。
 この種小型 UAV は今後、Predator UAV や JSOW、Tomahawk 等に搭載し運用されるが、母機の性能や情報伝達に大きく左右されるため 、Parasite UAV と呼ばれる。
 実用 SilentEye には2種類のモデルが検討されており、、モデル70 は全長約 2ft、離陸重量約 10-lb、モデル105 は全長約 2.5ft、離 陸重量約 25-lb で JSOW に 12機を搭載できる。