micro UAV に関する報道

年 月 日
出   典
標       題
要             旨
2019.11 International Defence Review Miniature UAS delivers tactical snapshot <1912-110009>
 英国のFlareBright社がロンドンで開かれたDSEI 2019展でSnapShotn戦場撮影用ミニアチュアUAVを展示した。 SnapShotnは55m/sで飛行し、300mの範囲を16Mピクセルの市販カメラで撮影して2m以内に戻る。 大きさは95g翼端長10cmであるが、同社は9cm大に改良を進めている。
 元々は海洋企業が人命救助用に使うものであった。
2018.11.28 Jane's Defence Weekly InsrantEye Robotics delivers new package of small unmanned aerial systems to USMC <1901-112807>
 米海兵隊InstsntEye社からInstsntEye Mk-3 GEN5-D1 32個システム、UAV 64機を購入した。 同社は11月21日に納入を完了したと発表した。
 Mk-3 GEN5-D1は重量9oz (255g) 以下、搭載能力1oz (28.35g) で、映像伝送距離1.5km、滞空能力15分の性能を持つ。
 海兵隊はInstsntEye社から6月2日にMk-2 GEN3-AOを800個システム購入している。
2017.07.26 Jane's Defence Weekly ARL develops micro UAV with eye on intelligent perception <1709-072605>
 米陸軍研究所(
ARL)が7月19日、重量300gチルトロータ式micro UAVを開発したことを明らかにした。 このUAVの滞空能力は現在たったの10分であるが、これは最終目標ではないという。
 このUAVは市街地や屋内での使用が期待されている。
2014.11 International Defence Review US Army outline performance requirements for potential future SUAS <1412-110009>
 米陸軍が小型 UAV である
SUASRfI を発簡した。 暫定的な要求性能は以下の通りである。
┏━━━━━━━━┳━━━━━━┳━━━━━━┓
┃        ┃ 必須性能 ┃望まして性能┃
┣━━━━━━━━╋━━━━━━╋━━━━━━┫
┃滞空能力    ┃    2時間┃    8時間┃
┃航続距離    ┃   10km ┃   30km ┃
┃任務遂行高度  ┃   500ft ┃   500ft ┃
┃上昇限度    ┃ 10,500ft ┃ 16,000ft ┃
┗━━━━━━━━┻━━━━━━┻━━━━━━┛

【関連記事:1308-070024 (IDR 2013.07)】
 この条件に適合するのは、Lockheed Martin社の Desert Hawk EER、Stark社の Arrowlite、Elbit社の Skylark Ⅰ LE (Skylark Block 2) などになる。
2014.06 Inrternational Defence Review Fledgling capabilities: micro and nano UAVs <1408-060018>
= micro, nano UAV に関する5頁の記事 =

 
2014.01.27 Aviation Week & ST Small but mighty <1403-012704>
= 最新の micro UAV を紹介する記事 =
RQ-11B Raven
Maveric
 Prioria社製で重量2-lb、翼端長28吋で折りたたみ可能。 米陸軍が12個システム36機を購入。
【 Maveric 関連記事:1308-072204 (Defense News 2013.02.04)】
Skate
 Aurora社製で重量3-lb以下、翼端長24吋。 米空軍がアフガンで使用。
Personal Reconnaissance System
 ノルウェー Prox Dynamics社製の回転翼 UAV。 重量は2-lb以下でロータ径は5吋。 カメラ3基を搭載して25分間飛行可能。
P-100 Black Hornet
 英軍がアフガンで使用しているポケットサイズの UAV。データリンクの到達可能距離は1,000m。
【 Black Hornet 関連記事:1303-020402 (Defense News 2013.02.04)】
2013.11.12 Defense News Robo Raven takes off <1312-111203>
 米陸軍研究所 (
ARL) と Maryland大学が、羽ばたき式 UAV Robo Raven を開発した。 Robo Raven は電動式で、羽ばたき、滑空、ダイブが可能で、20ftは飛行する。。
 飛行試験中は鳥が興味を示し、鳩やカモメが一緒に群れをなすため、Robo Raven が隠蔽されて良いが、ハヤブサにも襲撃された。
2013.08.05 Aviation Week & ST Small star <1309-080504>
= 米陸軍の小型 UAV に関する記事 =
 2012年11月現在で米陸軍は、RQ-11 Raven などの小型 UAV を5,394機保有している。
2013.07.31 Jane's Defence Weekly Staying the course: US UAVs advance on a shoestring <1309-073106>
= 米国の UAV の現状に関する6頁の記事 =
 財政状況から米国の UAV 開発が停滞すると予測される。
 陸軍は海兵隊と共同で手投げ式小型 UAV (SUAV) の開発を進めていて、SUAV を短距離の SRM、中距離の MRM、長距離偵察監視用の LRRS に区分している。 現有の RQ-11 Raven や Puma AE は MRM や LRRS に 属し、現在 SRM は保有していない
2013.07 International Defence Review Army plans upgrades for SUAS family <1308-070024>
 米陸軍が手投げ式小型 UAV SUAS 体系の再構築を進めている。 これにより SUAS は
 ・SRM: Short-Range Micro
 ・MRM: Medium-Range Mobile
 ・LRRS: Long-Range Reconnaissance and Surveillance
に分けられる。
 現有の RQ-11 Raven 及び PumaMRM か LRRS に位置づけられるため、欠落している SRM をFY18に調達開始する。 SRM は回転翼 UAV になる。
2011.12 International Defence Review SQ-4 nano UASs operating over Afghanistan <1201-120026>
 英海兵隊が8月中旬から SQ-4 nano UAV 100機をアフガンで使用している。 UAV の重量は 55g で、2機にスペアや制御装置を加えたシステムは1.7kgである。
 SQ-4 はリチウムポリマ電池を動力源に、 1kmの行動半径と 1時間の滞空能力を持つ。 また発進地点へ 自動的に戻る機能も有する。
2011.10.19 Jane's Defence Weekly UK Royal Marines deploy nano UAS <1112-101902>
 英海兵隊が、BCB International社製の SQ-4 nano UAV をアフガンで使用している模様である。
 SQ-4 は重量55gの四ロータ式 UAV で、18kt1時間飛行でき、行動半径は 1kmである。 前方に小型の TV カメラを搭載して映像を送信できる。
2010.09 International Defence Review France explores gun-launched micro air vehicle for urban operations <1010-090005>
 独仏の研究機関 ISL が仏政府の要請で3年かけて、低初速砲発射式マイクロ UAV (GLMAV) を開発してきたが、 2011年に試験段階に入る。
 胴径250mm、重量0.6kgの GLMAV は耐加速度2,500gで、6kgの発射機から100~500m離れた目標付近に 初速135.5~137.5m/sで発射される。 最高点100mに達すると電動の同軸反転ロータにより20分間滞空できる。
2010.05 International Defence Review Good things come in small packages: the new UAV family <1008-050009>
= mini/micro UAV に関する4頁にわたる特集記事 =
 小型/ミニ/マイクロ UAV はまだ揺籃期にあるが、今後数年間に戦場における使用が拡大すると見られる。
 国際 UAV 協会 (AUVSI) は小型 UAV を以下のように分類している。
small UAV: 5~10-lb
mini UAV: 2~5-lb
micro UAV: 2-lb以下
【註】
 小型 UAV の分類を、「防空関連情報資料」では以下のように定義している。
mini UAV: 人力可搬、手投げ発射可能
micro UAV: 重量1kg以下
nano UAV: 重量10g程度又はそれ以下
2010.05 International Defence Review Air2Air unveils quad-rotor UAV <1008-050005>
 Air2Air社が3月にロンドンで、4ロータ式 UAV DragonFlyer X4 を公開した。
 DragonFlyer は全長全幅共に64.5cm、最大離陸重量980g、搭載能力250gで、リチウムポリマ電池を動力源に25分間滞空 できる。 行動半径は観目線内で、最大速度32km/h、風の中でも16km/hの速度が出せる。
 単価は$19,720で、既にタイ軍が関心を示している。
2010.06.07 Aviation Week & ST Micro-UAV "aviary" opens <1007-060701>
 米空軍研究所 (AFRL) が、市街戦でマイクロ UAV (MAV) を活用する試験を屋内施設 で実施している。
 使用している MAV は翼端長が2ft以下で、クラタの多い建物の間となる屋根より低い高度を 模擬した試験が行われている。
2007.06.11 Aviation Week & ST New horizons <0713-061108>
= フランスの防衛研究局 Onera の紹介記事 =
 Onera は現在、ASAT 実験で発生した宇宙の浮遊物を探知可能な地上レーダ Graves 、先進型 電離層レーダ及びマイクロ UAV Remanta を開発中している。 電離層レーダは Nostradamas レーダ (右図) を基礎とする2008年の開発移行をめざす長距離監視レーダで、オーストラリアの Jindalee と同様の性能を持つが、線状ではなく星形に配置するのが特長である。
 Remanta は室内探索用超小型 UAV で、開発期間は4年を予定している。 このほか、Neuron 及び HALE UAV の開発を援助している。 
2006.12.04 Aviation Week & ST A large-scale test of unmanned aerial vehicle <0701-120402>
 米空軍 AFRL は陸軍及び企業の要員とチームを編成し、市街地における UAV 3機による連 携地上偵察実験を行った。
 10月23~26日に Muscatatuck Urban Training Center で行われた試験では、BAT-Ⅲ 小型 UAV と2機 の Nighthawks マイクロ UAV を使用し、高度500呎で飛行する BAT-Ⅲ で地上の車両やロケット発射機等を発見 した後、Nighthawks により低高度、至近距離で細部を確認し、画像を BAT-Ⅲ から地上局に送信した。
 試験は来年春まで続けられ、最終的には1人の操作員が5機の UAV を同時に制御し、戦場の目標識別を行うこ とを目標としている。 
2006.11.29 Jane's Defence Weekly Relay system extends range of UAVs in Iraq <0624-112911>
 イラクで活動している米軍が、航続距離5~6km、滞空能力1時間の WASP UAV を、地上の PDA (Personal Digital Assistant) 装置で中継して行動範囲を広げている。
【註:】
 WASP は翼端長38cm、重量170gの micro UAV で、平均出力10Wの燃料電池を動力として飛行する。
( WASP 関連記事 JDW 2005.02.23)
2006.07 International Defence Review Diehl BGT targets German UAV requirements <0614-070012>
 ドイツの Diehl BGT社が micro UAV の分野で Microdrones社と提携して、Microdrones社製 MD 4-200 を SensoCopterとして発表した。
 SensoCopter は900g以下の重量で、1,500呎の上昇限度と20分の滞空能力を持つ。  しかしながら5月にベルリンで開かれた ILA 2006 展でこの分野には、EMT社の Fancopter、AirRobot社の AirRobot、Reinmetall社の Kolibri 60 なども展示され、激しい競争になっている。
( Kolibri 60 関連記事 IDR 2005.11)
2006.04 International Defense Review Delft University to expand DelFly MAV capability for security work <0609-040011>
 2005年9月の米欧 MAV (Micro Aerial Vehicle) コンペにおいて、重さ17gの羽ばたき型 MAV である DelFlyで最斬新賞を受賞したオランダ Delft 技術大学の学生チームが、DelFly の開発を更に続けて おり、2006年には軍用にも応用可能な複数の MAV を群れとして連携飛行させる試みに挑んでいる。
 DelFly は羽ばたき飛行するため1.8m/sと低速で飛行するので、小型カメラを搭載したビデ オ撮影に適している。
2006.03.07 朝日新聞

インターネット

「めざせ無限飛行、レーザー・・・」 <0606-030702>
 無人飛行機に地上からレーザーを当ててプロペラを回す屋内での飛行実験が7日に公開された。 近畿大が研 究しているもので、この日の実験で使った飛行機は長さ78cm、重さ800gで、たこのような翼をもち、腹に張った 円盤状の太陽電池でレーザーを受け発電する。
 飛行機はまず、搭載した電池でプロペラを回し、約50mまで上昇しここからレーザー照射による飛行に切り替えた。 照射の誤差は1cm 以内で、飛行機はまるで「光の糸」に操られるたこのように約20分間飛行した。
2005.11 International Defense Review Rheinmetall evolves remote-controlled hummingbird mini-UAV for urban missions <0523-110004>
 ドイツの Rheinmetall社が市街地戦闘用に、Kolibri 60 (hummingbird 60) mini UAV を自社開発した。  Kolibri 60 は重量1.6kg、直径60cmの四ロータ型 VTOL UAV で、350gのペイロード を搭載できる。 風速5m/sまでで運用でき、建物内15mまで行動できる。 航続距離 は10kmで滞空能力は20分である。
 1個システムは2機で構成され、操作装置のほか、高度0ft、2,500ft、5,000ft用三種類のロータセットを装備 する。
 最も苦労しているのはペイロードの搭載要領で、機体前縁に2個のカメラを付けているが、最終的には機体中央下面にカメラが 取り付けられる。
 これとは別に Rheinmetall社は EADS社と共同で KZO TUAV を開発し11月28日に1個システム を独陸軍に納入した。 残りの5個システムは2006年9月から2007年11月に納入される。
( KZO に関する記事 IDR 1月)
2005.02.23 Jane's Defence Weekly Micro wave <0506-022307>
= Micro UAV の現状に関する記事 =
 Mini UAV は人力可搬~1kgの大きさの UAV で、Micro UAV はそれ以下のものをいう。 Micro UAV の開発は 1990年代中頃から始まった。
Black Window
 DAEPA の計画で Aero Viroment社が開発した。 最初の Black Window はペイロードなしで1997年に初飛行し、16分間飛翔した。
 1999年に再設計が開始され、60gの機体に7gのペイロードを搭載し、2km以内を22分間飛行した。
Wasp
 重量170gで、2002年8月に100分間の初飛行。
( WASP に関する記事 IDR 2002.12)
Honet
 重量170gで翼端長38cm
( Honet に関する記事 IDR 2003.07)
Micro-STAR
 Lockheed Martin社製で20分間飛行。
Mosquito
 IAI社製で、Mosquito、Mosquito 1、Mosquito 1.5 と発展。 Mosquito 1.5 は GPS で自動飛行する。
( Mosquito に関する記事 AW&ST 2004.06.21)
Micro Flying Robot
 セイコーエプソン社製。 9gで全高2.8cm。
( Micro Flying Robot に関する記事 I-Net 2004.08.18)
FanCoper
 ドイツ EMT社製で重量750g、500m以上を15分間飛行する。
Mikado
 ドイツ EMT社製で重量500g。
2004.08 International Defense Review Rheinmetall teams to develop Carolo mini-UAV family <0415-080016>
 Rheinmetall社が、全長0.4~1.4m、重量0.45~1.85kgの miniUAV である Carolo シリーズを開発しており、 そのうち P50 型は Luna や Aladin UAV を開発した EMT社が提案した翼端長50cm、重量0.5kgの miniUAV に勝ってドイツ軍に採用された 。
 Carolo P50 はバッテリ電源で駆動し、GPS を用いて離陸から着陸まで全自動で行 える。
2004.06.21 Aviation Week & ST Eurostatory, briefly <0412-062103>
 イスラエルの IAI社は、先週パリで開催された防衛展示会に、 Mosquito マイクロ UAV を展示した。
 Mosquito は市街地戦用に開発した重量500g滞空能力60分、制御範囲1kmの偵察用 UAV で、小型ビデオカメラを搭載する。
 IAI社はこの他に、オランダ向けの Bird Eye 小型 UAV の展示を準備している。 Bird Eyeは偵察監視用とし て開発した低価格 UAV で、監視範囲は5~10km、リアルタイムで情報を伝送する。
2003.07 International Defense Review Micro air vehicle flies under fuel cell power  DARPA の計画により AeroVironment社が開発したマイクロ UAV である Hornetが、3月21日に3回計15分間の 飛行に成功した。
 Hornet は翼端長38cm、重量170gで、平均出力10Wの燃料電池を動力として飛行する。 水素燃料は水と反応す るとガスを放出するペレットに蓄えられている。
2002.12 International Defense Review Micro air vehicle demonstrates record endurance  AeroVironment社が DARPA との契約で開発していた WASP MAV (Micro Air Vehicle) が、 1時間47分の飛行を立証した。
 WASP は翼と電池を一体化しモータで推進する、このシリーズ最初の機体で、翼端長33cm、重量170gで、このうち翼/電池が120gを占め ている。 翼/電池には特注の可塑リチウムイオン電池が使用されている。
2002.08 Internqtional Defense Review EADS-developed MAV demonstrates potential of micra- and nano-technologies  EADSの研究所は、4ロータ方式の MAV (Micro Aerial Vehicle) を試作した。
 試作機は44×44cmの大きさで520gあり、行動半径1kmで6分間の滞空が可能であるが、最終的には15×15ck、重量100g で、行動半径3kmで30分の滞空能力と、$950以下の価格を目指している。
 MAV は将来対テロ戦闘における市街戦や建造物内の敵の捜索に有効と見られ、カラ ーTVカメラの他、レーダ、マイクロホン、IR カメラ、ガスセンサその他の搭載が考えられている。
 開発においては、超小型の加速度計とジャイロの開発が、重要課題となっている。