2018.12 | International Defence Review | FLIR readies Black Hornet 3 for vehicle-mounted operation | <1902-120013> FLIR社がナノUAV Black Hornet 3を開発した。 全長168mm、重量33g以下のBlack Hornet 3は速力21km/hで短波長又は二波長のUHF通信で2kmの通達が可能である。 Black Hornet 3は風速15ktまでで使用でき、20ktの逆風にも耐えられる。 |
2017.10.25 | Jane's Defence Weekly | Australian Army to get Black Hornet 2 micro-UAVs | <1712-102509> FLIR Systems社が10月10日、オーストラリア陸軍からPD-100 Blaxk Hornet 2個人携帯偵察システム (PRS)を$6.8Mで受注したことを明かにした。 納入は2018年に開始され、1年以内に完納するという。 豪陸軍はかつて試験用としてBlack Hornet 2を購入したことがある。 |
2017.05 | International Defence Review | Black Hornet 3 nano UAV under development | <1707-050009> FLIR社のProx Dynamics部隊が、PD-100 Black Hornet近接偵察用nano UAVの新型Black Hornet 3を開発している。 Black Hornet 3はBlack Hornet 2の18gより重い35gになる。 Black Hornet 3は昼夜両用TVカメラを搭載し、GPSを元にした自動飛行をするが、GPS が使用できない状況でも機能するという。 |
2014.10.20 | Aviation Week & ST | Norwegian Night Nano | <1501-102004> Prox Dynamics社が、夜間使用可能な PD-100 Black Hornet Nano-UAV を発表した。 夜間型 PD-100 は 18gで、IR カメラと可視光 TV を搭載し、1哩の範囲でディジタルデータリンクにより 高画質映像を伝送する。 同社は既に3,000機以上の PD-100を納入しており、英陸軍が2013年以来アフガンで使用している。 システムは UAV 2機と制御装置を搬送ケースに収納して、重量は1.3kgである。 |
2014.06 | Inrternational Defence Review | Fledgling capabilities: micro and nano UAVs | <1408-060018> |
2013.11.12 | Defense News | Robo Raven takes off | <1312-111203> 米陸軍研究所 (ARL) と Maryland大学が、羽ばたき式 UAV Robo Raven を開発した。 Robo Raven は電動式で、羽ばたき、滑空、ダイブが可能で、20ftは飛行する。。 飛行試験中は鳥が興味を示し、鳩やカモメが一緒に群れをなすため、Robo Raven が隠蔽されて良いが、ハヤブサにも襲撃された。 |
2013.02.13 | Jane's Defence Weekly | UK MoD orders additional PD-100 nano UAVs | <1303-021306> 英国国防省が2月4日、PD-100 Black Hornet nano UAV 160機を追加調達することを明らかにした。 英軍は2011 年11月の機種選定に基づき、2012年からアフガンで Black Hornet を使用していて、そのうち18機を失っている。 Black Harnet の重量は、搭載したカメラを含めても16gで、取得した画像は1kg以下の表示装置に表示される。 飛行速度は最大 10m/sで、LOS であれば1,000m以内を25分間飛行できる。 |
2013.02.04 | Defense News | Britain unveils photos of nano UAVs in use in Afghanistan | <1303-020402> 英国防省が、英軍が昨年からアフガンで nano UAV を使用していることを明らかにした。 この UAV はノルウェー Prox社製の Black Hornet で、全長10cm、幅2.5cm、重さ16gの回転翼型で ある。 電池を動力源に指向可能なフルモーションビデオカメラを搭載し、滞空能力30分、行動半径1/2哩の性能を持つ。 撮影した映像は電話機 より小型の受信機で見ることができる。 英国はこの UAV 160機を£20Mで発注している。 |
2011.02.21 | Aviation Week & ST | AeroVironment flies Nano Hummingfird | <1104-022102> 米 DARPA の Nano UAV (NAV) 計画で AeroVironment社が開発していた Nano Hummingbird が、11分間のホバリングと11mphでの飛行に成功した。 初期型では20秒間しか飛行できなかった。 Nano Hummingbird は翼端長19cmの羽ばたき飛行型 UAV で、重量はバッテリ、モータ、ビデオカメラ、通信装置などを 含んで19gである。 |
2010.09.14 | AFRL | Tiny MAVs may someday explore and detect environmental hazards | <1010-091401> 米空軍の支出でハーバード大学が、昆虫をもしたマイクロ UAV を開発している。 図はハーバード大学が開発した翼端長3cmの Microrobotic Fly で、毎秒100回以上の羽 ばたきを行う。 |
2010.05 | International Defence Review | Good things come in small packages: the new UAV family | <1008-050009> 国際 UAV 協会 (AUVSI) は小型 UAV を以下のように分類している。 ・small UAV: 5~10-lb ・mini UAV: 2~5-lb ・micro UAV: 2-lb以下 |
【註】 小型 UAV の分類を、「防空関連情報資料」では以下のように定義している。 ・mini UAV: 人力可搬、手投げ発射可能 ・micro UAV: 重量1kg以下 ・nano UAV: 重量10g程度又はそれ以下 |
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2009.10.26 | Aviation Week & ST | Creative culture | <0912-102615> 図は DARPA の予算で開発している羽ばたき型の Nano UAV で、屋内飛行用である。 |
2009.06.08 | Aviation Week & ST | Making it happen | <0908-060802> 米国では UAV が重視されているが、その技術の多くは既存の航空機メーカではなく、軍の研究所と連携した中小のメーカ によっている。 Northrop Grumman社の UAV は Ryan社の技術によるもので、Boeing社の ScanEagle は Insitu社 の設計で、A-160T(現在は YMQ-18A と呼称)は Forester社の技術によっている。 また UAV 用に、軽量、低価格、高信頼性の飛行制御装置を 提供している Rockwell Collins社も、2004年に買収した Athena社の技術に頼っている。 そのほかに Global Observer の Aurora社、Raven の AeroVironment社、BWB UAV の Swift社などが注目される。 図は実用型 nano UAV の想像図である。 |
2008.06.02 | Aviation Week & ST | Nano-thopter | <0807-060204> AeroViroment社が DARPA の NAV 計画で、10g以下の羽ばたき型 UAV を試作する。 この UAV は翼端長が3吋で、2gのペイロードを搭載できる。 |
2008.03 | International Defence Review | US DARPA/university consortium works on technology for use in micro aerial vehicles | <0805-030004> DARPA とオクラホマ州立大学が、NAV (Nano Air Vehicle) に使用する技術の開発を行っている。 開発している技術にはプラ ズマアクチュエータや膨張式の翼などが含まれている。 DARPA が考えている NAV は、大きさが7.5cm以下、重量が10g以下で、市街戦などで GPS が使用できない屋内外での使用 を考えている。 |
2007.08.20 | Aviation Week & ST | Quads | <0718-082008> ・Mavdem STOVL 型 mini UAV 実験機で、4枚羽の機体は全長50cm。 リチウム電池を動力とし、40分の滞空、15分の ホバリングが可能で、航続距離は約5km、15g程度のカメラと10gのデータリンクを搭載をする。 来春、飛行試験 を行う。 ・Ressa 海軍と共同で研究中の長時間滞空、全天候型回転翼の艦載偵察 UAV で、ヤマハ製無人ヘリ をベースとする。 2012~2014年就役の FREMM フリゲート艦に装備する。 羽ばたき型の micro UAV で、全長15cm以下、重量は数g、技術課題は飛翔機構とナノセンサの開発にある。 |
2006.11.18 | Yahoo | 毎日新聞記事 「超精密『ハチ兵器』開発中・・・」 |
<0623-111801> 17日付のイスラエル紙が、イスラエルが武装勢力対策としてナノテクノロジを駆使した極小兵器の研究開発 を進めていると伝えた。 同紙によると開発中の新型兵器は『人造スズメバチ』と呼ばれる ハチほどの大きさの UAV で、部隊が入り込めない狭い路地を通信を妨害しながら飛行して敵に近づき、写真を撮影して前線本部 に送り、建物の陰に潜む武装勢力を殺害する。 |
2005.12.07 | Jane's Defence Weekly | US eyes tiny UAVs to form ad hoc networks | <0524-120711> 米海軍が、有人機から散布され通信やセンサネットワークを構成する micro UAV CICADAs (Close-in Covert Automous Disposable Aircraft) の研究を進めている。 CACADAs は降下率3.5:1で降下し3.5哩飛行するが 、地上に落ちた後も、通信リンクや小型センサとして働き続ける。 CICADAs は手の平サイズで、6吋立方の箱に18機が収納できる。 |
2005.10.31 | Inside the Army | DARPA solicits proposals for insect-size nano Air Vehicle program | <0524-103107> DARPA は NAV (Nano Air Vehicle) 計画として、羽ばたき型超小型 UAV の提案を 企業に求めている。 開発期間は3年間で翼端長3吋以下、重量10g以下で、速度は3~7m/sが要求され、来年1月 に企業選定を行う。 NAV に最も近いのは米海軍の Waso で、翼端長13吋、全長8吋、重量0.4-lb、高度 5,000ft以下で行動半径は5nmである。 Waso は AeroVironment社製で価格は$5,000、カメラとビデオリンクを 装備する。 現在 Spiral-1 の試験評価中で、2004年に巡洋艦での試作機の飛行試験を行なう。 海兵隊は2005年末~2006年初頭に配備を計画している。 |
2005.10.03 | Aviation Week & ST | 'Black' snooper UAVs | <0520-100305> 米情報機関はナノ技術と超小型回路を用いた Black Snooper 超小型 UAV の実験を行っており、実用 化に踏み出すものとみられる。 この全体が黒い UAV は全長3.5吋、直径0.25吋で、3枚の羽状翼により人の歩く速度で無音飛行をする。 先 端はナノスケールのセンサを内蔵する球状で、全体の重量は2~3g程度、動力には広帯域 RF ビームを用い外部から照射する。 DoD と企業は詳細を明らかにしていないが、最近 DARPA は15種類の小型 UAV を DoD に展示し、このうち5機は実際に飛行し、うち1機 の速度は約2mphであったとされる。 |
2005.09.14 | Jane's Defence Weekly | US eyes tiny unmanned drones | <0519-091406> DARPA は現在イラクで使用中でサイズが33cmある MAV (Micro Air Vehicle) より更に小型の NAV (Nano Air Vehicle) を計画している。 NAV はサイズが5cm以下、 重量10g以下で、2gのペイロードを搭載しホバリングできることと、前進速度は7~10 m/sec、1kmの飛行能力が求められている。 NAV は小型であるため発見されにくく、密林の中や市街地での運用に適している。 |
【註:】 DARPA の条件に近い VTOL UAV には、2004年8月にセイコーエプソン社が発表したμFR-2 がある。 μFR-2 はロータ径13cm、高さ8cmと手のひらに載るサイズで、電池を含めた重さは12.3g、電池を除けば8.6gである。 機体にはカメラ を搭載し、デモ飛行では撮影とリアルタイム伝送も実施した。 まだ電池の能力に制約があり、この日の飛行時間は3分間程度で終了した。 |
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2004.08.19 | MYCOM PC WEB | セイコーエプソン、空飛ぶマイクロ・ロボット「μFR-II」の公開飛行テスト | <0415-081903> μFR初代機では飛行範囲が電源ケーブル長によって制限されるという課題があったため、バッテリ搭載によるケーブルレス化に取り組 んだ。 そのためには、バッテリの分だけ増加する重量が問題となってくるが、同社は各部品の軽量化と揚力の向上によりこれを解決し た。 バッテリには市販のポリマーリチウム電池を使用した。 軽量化については、今回新たに世界最小・最軽量(同社調べ)というジャイロセンサを開発。 また、同社の 32ビット RISC マイコンである S1C33ファミリを搭載する回路部の高密度実装により、更なる軽量化も図られて いる。 揚力の向上については、ローターの動力となる超薄型超音波モーターのパワーアップとローター設計の最適化 が行われた。 |
2004.08.18 | Yahoo | 毎日新聞記事 「セイコーエプソン、自動飛・・・」 |
<0415-081801> セイコー・エプソンはプログラムに沿って人の操作なしに自動飛行する飛行ロボット μFR-2 の開発に成功し、18日に飛行テストを 公開した。 同種のロボットの中では世界最小、最軽量で、上空から撮影した映像を伝送 したりすることが可能となるという。 μFR-2 は、直径13cm、高さ8cmと手のひらに載るサイズで、電池を含めた重さは12.3g、電池を除けば8.6gだ。 機体には CPU とモー ター、電池が搭載されている。 18日は室内で実際に飛ばし、ヘリコプターと同様に垂直離陸やホバリングを披露し、機体に搭載したカメラで撮影も 実施した。 まだ電池の能力に制約があり、飛行時間は3分間程度で終了した。 |
【註:】 同社は2003年11月に μFR-2 の原型である μFR を発表しているが、その際は4.2V、3.5Wの電力は有線で送る方式であったが、μFR-2 は電源も搭載した完全自立型になっている。。 |
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2004.08.02 | Aviation Week & ST | Bird bait | <0415-080206> Aero Vironment社は、Royal Aircraft Factory SE5 複葉機の72分の1実働モデルを作成した。 同社は遠隔操縦機の小型化の限界に挑戦しており、この超小型複葉機は重量2.5gで、0.7gの リチュームポリマー電池と形状記憶合金製のワイアーを用いた作動装置により、10~15分間の充電により12mphで 約4分間飛行することができる。 翼は厚さ0.015inのバルサ材を用い、プロペラは4×8mm、方向舵、垂直尾翼及びスロットル制御機構を持つ。 |
2003.11.18 | Yahoo! News | 毎日新聞記事 「世界一小さくて軽い空飛 ・・・・」
PC web 記事 |
セイコーエプソンが、重さ8.9g、直径13cm、高さ7cmの二重反転ロータを持つ無人ヘリ "
μFR (Micro Flying Robot)" を開発し、19日から始まる「国際ロボット展」に出展する。 電源は3.5V、消費電力は3Wで、電力は有線で送るが、制御はブルートゥースを使い無線で行う。 同社によるとμFRは世界最小の空飛ぶロボットである。 |